JP7607965B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents
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Description
即ち、同図の商品登録画面においては、登録商品領域330が配置されている。登録商品領域330は、1客(1取引)に対応して登録された商品が示される領域である。同図の登録商品領域330においては、1番目に「ロコモコ丼」が第1品目として登録され、2番目に「牛丼」が第2品目として登録され、3番目に「ポタージュスープ」が第3品目として登録されたことが示されている。
第1客の選択領域300には、当該第1客の表示をしている旨の情報304(値「1」)と、現在迄の預かり金額(現在迄に当該客が釣銭機60に入金(投入)した釣機入金額)301と、現在迄の合計金額(現在迄に当該客の買上商品として登録した全商品の合計金額)302と、当該客を他の客と識別するためのキャラクタ303(図5では、猫)とが表示されている。
具体的には、例えば、預かり金額301が合計金額302に達していない場合には、差分金額として、合計金額302から預かり金額301を除した不足金額を表示してもよい。
また、預かり金額301が合計金額302を超えている場合には、差分金額として、預かり金額301から合計金額302を除した過剰金額を表示してもよい。
また、選択領域300には、上記に代えてまたは加えて、会計(決済)が完了したか否かなどを示すステータス情報などを表示してもよい。第2客の選択領域320(後述)についても同様である。
例えば、商品登録を受けていた客が、客が商品の追加のために商品販売データ処理装置1から離れて売り場に行ったような場合、レシート用紙が残りわずかであるときや無くなってしまった場合、釣銭が残り僅か(ニアエンド)になった場合や無くなってしまった場合に、処理の保留が行われる。
また、仮締めの解除は、所定の操作により行われる。例えば、再度、仮締めキー308を操作することにより、仮締めを解除してもよい。つまり、仮締めキー308が操作されることで登録商品領域330において登録された商品が全て消去されたうえで、登録商品領域330から消去された商品のデータが一時的に記憶される。これにより、取引の一時的な保留(即ち、仮締め)が行われる。そして、次の客の商品登録を待っている状態において、商品販売データ処理装置1から一旦離れた客が戻ってきた場合には、再度、仮締めキー308を押すことで、戻ってきた客に対応して記憶されていた商品データにより示される商品が登録商品領域330に再び表示される。これにより、取引の保留(仮締め)が解除され、戻ってきた客に応じた取引を再開させることができる。
なお、同時に複数の処理が仮締めになることを禁止しない態様において、複数の処理が仮締めとなっている場合には、仮締めを解除する処理を特定した後に、仮締めキー308を操作することにより、特定の処理の仮締めを解除してもよい。
次客登録キー309を操作することによって、商品販売データ処理装置1は、次客に対応する商品登録画面を最上面に表示し、次客の取引に関する店員の操作を受付可能な状態となる。
ここで、本実施形態における取引関連処理は、商品の登録処理、小計キー操作に応じた商品登録の完了に応じた処理、精算処理などを含む。
本実施形態における次客登録キー309は、本実施形態における宣言手段に含まれる。また、本実施形態における宣言手段は、次客登録キー309を表示し、次客登録キー309に対する操作を受け付けたことに応じて第2客に対応する取引の開始を宣言する制御部の機能を含む。
合計欄501には、小計キー操作時の合計金額が表示される。図7の場合、合計欄501の「1490円」は、小計キー操作時の合計金額が1490である旨を表示している。
釣機入金額欄502には、小計キー操作時の預かり金額が表示される。図7の場合、釣機入金額欄502の「500円」は、小計キー操作時の預かり金額が500円である旨を表示している。
本実施形態における次客登録キー509は、本実施形態における宣言手段に含まれる。また、本実施形態における宣言手段は、次客登録キー509を表示し、次客登録キー509に対する操作を受け付けたことに応じて第2客に対応する取引の開始を宣言する制御部の機能を含む。
つまり、小計キーの操作後においては、ウィンドウ500上で、次客に対応して登録を行えるようにするための操作と、前客に対応して取引を行うための操作との両方が有効になる。これにより、小計キーの操作後においても、店員は現客が精算に時間が掛かっている場合には次客に応じた商品登録に関する操作を行うことが可能であり、一旦、商品登録が完了した前客が商品の追加を行うような場合にも対応して、前客に応じた取引を再開することができる。
同図の例の場合には、次客登録キー509、入金取消キー505および仮締めキー508が、ウィンドウ500内に配置されており、店員は、ウィンドウ500が表示された状態で次客登録キー509、入金取消キー505および仮締めキー508の操作を行えるようになっている。
なお、小計キー操作後において操作が可能な次客登録キー509、入金取消キー505および仮締めキー508の各々については、ウィンドウ500とは個別のウィンドウなどの領域に配置されてもよい。あるいは、商品登録画面における下側において、仮締めキー308および次客登録キー309とともに、入金取消キーを配置し、仮締めキー308および次客登録キー309については小計キーが操作されても継続して操作が有効なようにし、入金取消キーについては小計キーが操作されてウィンドウ500が表示されると操作が有効になるようにしてもよい。
なお、図11に示される会計画面においてお釣りとレシートの受け取りを客に案内する情報については、レシート受取案内情報と呼ぶ。
即ち、客が商品販売データ処理装置1に赴いて買上対象の商品を店員に渡すと、店員が商品の登録を開始する。商品の登録が行われることに応じて、客用表示部50においては、図6(A)に示すように会計画面が表示される。このように会計画面が表示された状態となることに応じて、商品販売データ処理装置1における釣銭機60は、客からの入金を受付可能な状態となる。つまり、客は、小計キー操作が行われる前の段階であって上商品の合計金額が確定していない状態であっても、会計画面の合計欄401に表示される現時点までの合計金額を確認しながら、代金の入金を行っていくことができる。なお、同図では、1つ目の商品が登録された後において客が釣銭機60への入金が可能となる例を示している。しかし、客に対応する商品が未だ登録されていない状態からでも釣銭機60への入金が行えるようにされてもよい。
そして、入金が行われることに応じて、会計画面においては、図6(B)に示すように、お預り欄402において現在迄の預かり金額が、入金金額に応じて変化していく。従って、お預り欄402にて示される金額により、客は、自分が入金した金額を確認できる。
そして、客により合計金額以上の金額の入金が釣銭機60に対して行われると、客用表示部50における会計画面が、図9(A)または図9(B)に示す内容に変化し、釣銭の有る場合には、釣銭の金額と、しばらくして釣銭の排出されることが客に報知される。
そして、本実施形態の場合には、客用表示部50において図9(A)または図9(B)の表示が行われているときに、図10のようにウィンドウ500が表示される。そこで、店員は、ウィンドウ500に対応する精算処理を終了させるために、ウィンドウ500において配置されている会計キー507を操作する。
上記のように、釣銭の排出とレシートの排出とが終了すると、精算処理が終了する。つまり、1客に応じた取引関連処理が終了する。
客は、排出された釣銭を紙幣排出口63、硬貨排出口65から取り出し、レシート発行部70からレシートを引き取る。
しかし、本実施形態の商品販売データ処理装置1では、店員は、1の客(前客または第1客)の取引関連処理の途中において、次の客(次客または第2客)の取引関連処理を開始させることができる。
即ち、第1客に対応する商品登録を行っているときに第2客が現れたことに応じて、第2客の取引関連処理を開始させようとする場合、店員は、図5のように表示されている第1客に対応の商品登録画面において配置されている次客登録キー309に対する操作を行う。
上記の次客登録キー309に対する操作に応じて、店員用表示部10においては、図12に示すように、第2客に対応する商品登録画面の表示に切り替わる。これにより、第2客に対応する商品の登録が可能な状態となる。同図では、第2客に対応する1つ目の商品である「ふっくらロコモコ丼」が登録されたときの商品登録画面の例を示している。
つまり、同図においては、まず、第2客の商品登録画面に対応するタブである選択領域320が配置されている。選択領域320には、第2客の表示をしている旨の情報324(値「1」)と、現在迄の預かり金額321と、現在迄の合計金額322と、第2客を第1客と識別するためのキャラクタ323(図12では、牛)とが表示されている。
なお、表示の優先順位として、第2客に対応する選択領域320の情報324に「1」を表示し、第1客に対応する選択領域300の情報304に「2」を表示してもよい。
例えば店員が選択領域300に対する操作を行えば、店員用表示部10においては、図12に示す状態から、第1客に対応の商品登録画面が前面に移動してくる態様で表示され、第2客に対応の商品登録画面は、第1客に対応の商品登録画面の下側に配置された状態となる。
即ち、本実施形態の店員用表示部10においては、第1客と第2客との取引関連処理が開始されている状態では、第2客の取引関連情報の表示と、第1客の取引関連情報の表示とが行われる。
あるいは、例えば、第2客に対応の商品登録が行われているときには、当該商品登録を優先させるために、選択領域300に対する操作は受け付けられない(第1客の商品登録画面への切り替えはできない)ようにしてもよい。そして、第2客に対応する小計キーの操作が行われて商品登録が完了することに応じて、選択領域300に対する操作が受け付けられるようにしてもよい。
このような場合において、例えば第2客に対応の精算が可能となったことに応じて、客用表示部50に、これまで表示されていた第1客に対応の会計画面に加えて、第2客に対応の会計画面も表示させることは可能である。しかし、このように第1客に対応の会計画面と第2客に対応の会計画面とを同じ客用表示部50に表示させると、例えば精算を行おうとしていた第1客が、誤って第2客に対応の会計画面で精算処理を行ってしまい、客を混乱させる可能性がある。
そして、商品販売データ処理装置1は、第1客の精算処理が完了して第1客に対応の会計画面を消去した後において、所定の状態にあることが判定されると、第2客に対応の会計画面を表示させる。
図13においては、時刻t1~時刻t2において第1客に対応の取引関連処理が行われたことが示されている。
ここで、時刻t2として示される第1客に対応の取引関連処理の終了のタイミングは、図11のようにレシート受取案内情報を含む会計画面(第1客に対応する精算処理の完了を報知する表示の一例)が表示されたときに対応する。時刻t2に対応して表示されたレシート受取案内情報を含む会計画面は、例えば一定時間が経過すると消去され、例えば所定の態様の待機画面に切り替わるようにされればよい。
まず、第2客に対応の取引関連処理のパターン1から説明する。パターン1においては、取引関連処理の開始された時刻t10から或る時間を経過した時刻t11において1つ目の商品が登録され、さらに時刻t11から或る時間を経過した時刻t12において2つ目の商品が登録されている。1つ目と2つ目の商品の登録は、第1客に対応の取引関連処理が完了する時刻t2より以前のタイミングで行われている。
そして、時刻t12における商品の登録に続き、時刻t2からさらに或る時間を経過した時刻t13において3つ目の商品の登録が行われている。
まず、本実施形態の商品販売データ処理装置1は、上記の時刻t13のように、第1客の精算処理が終了する時刻t2を経過してから商品登録が行われたのであれば、商品登録が行われたタイミングで、第2客の会計画面の表示を開始させる。
パターン2においては、時刻t2より以前であって、時刻t10から或る時間を経過した時刻t21、t22、t23において、順次1つ目から3つ目の商品が登録されている。
その後、時刻t2からさらに或る時間を経過した時刻t24において小計キーの操作が行われている。このように第1客に対応の取引関連処理が完了してから小計キーの操作が行われたのであれば、商品販売データ処理装置1は、第2客に対応の会計画面の表示を開始させる。
パターン3においては、時刻t2より以前において、時刻t10から或る時間を経過した時刻t31、t32において、順次1つ目、2つ目の商品が登録されている。そして、時刻t2以前であって、時刻t22から或る時間を経過した時刻t33において小計キーが操作されている。
このように、第1客に対応の取引関連処理が完了しないうちに、第2客についての小計キーが操作された場合、商品販売データ処理装置1は、以下のタイミングで第2客に対応の会計画面の表示を開始させる。
つまり、商品販売データ処理装置1は、時刻t2に対応して客用表示部50において表示が開始された、レシート受取案内情報を含む会計画面(図11)の表示時間T1を経過した時刻t34から、第2客に対応の会計画面の表示を開始させる。
なお、パターン3の場合のように、第1客に対応の取引関連処理が完了する以前において第2客に対応の小計キーが操作された場合、店員用表示部10においては、図14に例示するように、店員に、第2客に対応の精算に対応する会計キー操作を待ってもらうことを通知するメッセージウィンドウMSG(精算処理が待機されていることを示す情報が表示された状態の一例)が表示される。
つまり、第1客の取引関連処理が完了(即ち、精算処理が完了)した後において、第2客に対応する商品登録が行われた状態であることに応じて、第2客に対応の会計画面の表示が開始される(パターン1)。
また、第1客の取引関連処理が完了した後において、第2客に対応の小計キーの操作が行われた状態であることに応じて、第2客に対応の会計画面の表示が開始される(パターン2)。
また、第1客の取引関連処理が完了(即ち、精算処理が完了)しないうちに既に第2客に対応の小計キーの操作が行われている場合には、第1客の取引関連処理が完了すると、第2客に対応の会計画面の表示が開始される(パターン3)。
これにより、例えば第1客が精算でとまどっているうちに、第2客についての商品登録が完了して第2客も精算可能な状態となったとしても、第2客に対応して精算を行わせる会計画面が客用表示部50に表示されることはない。これにより、例えば客が誤って自分には対応していない会計画面で精算を行うようなことがなくなり、精算での混乱を避けることが可能となり、客捌きの効率も向上する。
なお、同図に示す処理は、第1客に対応の取引関連処理のみが行われている状態のもとで開始される。従って、同図の処理が開始されているとき、店員用表示部10においては、取引関連処理の進行状況に応じて、例えば図5、図7、図10のいずれかに対応するような、第1客のみに対応する商品登録画面が表示された状態にある。
そして、例えば、図5の次客登録キー309、図7または図10の次客登録キー509に対する操作が店員によって行われると、第2客に対応する取引関連処理の開始指示が得られることになる(ステップS101-YES)。
この場合、制御部は、店員用表示部10において、図12にて説明したように、第1客の商品登録画面の上に重ねるようにして第2客に対応する商品登録画面を表示させる(ステップS102)。ステップS102の処理によって第2客に対応する商品登録画面が表示されて以降、制御部は、店員による商品登録操作に応じて、第2客に対応の商品の登録処理を行うことができる。
つまり、制御部は、客用表示部50において、第1客に対応してレシート受取案内情報を含む会計画面を表示させるとともに、釣銭とレシートとを排出する(ステップS104)。なお、商品の合計金額と入金金額とが同じである場合には釣銭は排出されない。
また、ステップS104の処理は、釣銭とレシートの受け取りに客が要する時間を考慮して設定された、レシート受取案内情報を含む会計画面についての一定の表示時間が経過し、レシート受取案内情報を含む会計画面が消去されることを以て終了する。そして、ステップS104の処理の終了を以て、第1客に対応する取引関連処理が完了したことになる。
即ち、ステップS102からS104の処理は、表示制御として、第1客の取引関連処理が完了するまで、第2客に対応の会計画面の表示を禁止するという制御を行っていることに相当する。
そこで、まず、制御部は、第1客に対応する取引関連処理が完了するまでの間(即ち、ステップS104の処理が完了するまでの間)において、既に第2客に対応する小計キー操作が行われているか否かについて判定する(ステップS106)。ステップS106の判定は、図13にて説明したパターン3に該当する状態が得られているか否かについての判定である。
一方、まだ第2客に対応する小計キー操作が行われていないことが判定された場合(ステップS106-NO)、制御部は、第1客に対応する取引関連処理の完了後において、第2客に対応する小計キー操作が行われたか否かについて判定する(ステップS107)。ステップS107の判定は、図13にて説明したパターン2に該当する状態が得られているか否かについての判定である。
一方、第1客に対応する取引関連処理の完了後において、第2客に対応する小計キー操作が行われていないことが判定された場合(ステップS107-NO)、制御部は、第2客に対応する商品登録が行われたか否かについて判定する(ステップS108)。ステップS108の判定は、図13にて説明したパターン1に該当する状態が得られているか否かについての判定である。
第2客に対応する商品登録が行われていないことが判定された場合(ステップS108-NO)、制御部は、ステップS107に処理を戻す。これにより、制御部は、第1客に対応する取引関連処理の完了後における第2客に対応の小計キー操作または第2客に対応の商品登録が行われることを待機する。
つまり、制御部は、客用表示部50に、第2客に対応の会計画面を表示させる(ステップS109)。
ここで、ステップS108において商品登録が行われたとしてステップS109に至った場合、第2客に対応の取引関連処理としては、商品登録が行われている状態である。そこで、この場合には、現在までの商品登録結果を図6(A)、図6(B)に示した態様の会計画面が、例えば図13の時刻t34において表示される。
また、ステップS107において第1客に対応の取引関連処理完了後に小計キー操作が行われたことに応じてステップS109に至った場合には、図8(A)、図8(B)に示した態様の会計画面が例えば図13の時刻t24において表示される。
また、ステップS106において第1客に対応の取引関連処理が完了する以前に第2客に対応する小計キー操作が行われていたことでステップS109に至った場合には、そのときの入金状況に応じて、図8(商品の合計金額以上の入金が完了していない場合)または図9(商品の合計金額以上の入金が完了している場合)に示した態様の会計画面が例えば図13の時刻t13において表示される。
同図に示すようにして表示に関する処理が実行されることで、第1客に対応する取引関連処理が完了するまでは第2客に対応する会計画面(取引関連処理に関する画面)の表示が禁止される。そして、図13にて説明したパターン1~3のうちのいずれかのパターンが得られることに応じて、客用表示部50において第2客に対応の会計画面が表示される。
この場合においても、第1客が精算にとまどっているうちに第2客の商品登録が完了してしまい、第1客と第2客とのいずれについても精算処理が可能な状況となる可能性がある。このような場合にも、本実施形態によれば、第1客の取引関連処理が完了するまで、客用表示部50における第2客に対応する会計画面の表示を禁止することで、客が自分に対応しない会計画面で会計を行ってしまうような誤りを防ぐことができる。
上記構成によれば、第1客の精算処理が完了するまで、次の第2客の精算処理を行うことができないようにされる。即ち、第1客の精算処理と並行するようにして第2客の精算処理が先に行われてしまうようなことがない。これにより、客が、第1客と第2客のどちらの精算処理が自分に対応する精算処理であるのか迷ってしまったり、自分に対応しない精算処理に応じて精算を行ってしまうようなことが防がれ、客捌きの効率の向上が図られる。
上記構成によれば、客用表示部50において、第1客に対応して登録された商品についての精算処理が完了するまで、第2客の取引に関連する情報の表示が禁止されることで、第1客が精算処理を行おうとする際に、自分に対応する画面のみを見て精算することになる。即ち、上記構成によっては、自分に対応しない精算処理に応じて精算を行ってしまうような誤りをより確実に防ぐことができる。
上記構成によれば、第1客に対応して登録された商品の精算処理が完了した後において適切な状況のもとで客用表示部50に第2客の取引に関連する情報(会計画面)の表示を行うことができる。
上記構成によれば、まだ第1客に対応する商品登録が完了していないときに第2客の取引に関連する情報の表示の禁止が解除された場合において、商品登録が行われたときに応じて第2客の取引に関連する情報(会計画面)が表示される。これにより、例えば精算を行おうとする第2客にとっては、自分の商品が登録されたタイミングで自分の取引に関連する会計画面が表示されるので、自分に対応する会計画面が表示されたことが分かりやすい。
上記構成によれば、まだ第1客に対応する商品登録が完了していないときに、第2客の取引に関連する情報の表示の禁止が解除された場合において、商品登録が完了した(小計キーが操作された)ことに応じて第2客の取引に関連する情報(会計画面)が表示される。これにより、例えば精算を行おうとする第2客にとっては、自分の商品の登録の完了に応じて小計キーが操作されたタイミングで自分の取引に関連する会計画面が表示されるので、自分に対応する会計画面が表示されたことが分かりやすい。
上記構成によれば、第1客に対応する精算処理の完了前において第2客に対応する小計キー操作が行われて第2客の精算処理が待機されている状態のもとで、第1客に対応する精算処理が完了すると、ただちに第2客の取引に関連する情報(会計画面)が表示される。
上記構成によれば、第1客に対応する精算処理が完了するまでは、店員用表示部10においては、第2客に対応する商品登録画面だけではなく、第1客に対応する商品登録画面も表示される。これにより、店員は、第1客と第2客とに対応した取引関連処理に関する操作を行うことができる。
Claims (2)
- 表示面が客に対面するように設けられる客側表示部と、商品登録に応じた操作を行う店員に表示面が対面するように設けられる店員側表示部とが、互いの背面が対向する位置関係で配置され、
貨幣の入金を受け付ける入金受付部と貨幣が排出される排出口とを有する釣銭機は、前記客側表示部および前記店員側表示部より下側に位置し、
前記客側表示部の下端と前記釣銭機の上端とが高さ方向において同じ位置にあるようにされ、
前記入金受付部において備えられる紙幣投入口と硬貨投入口とは、左右方向において異なる位置に配置され、
レシートを排出するレシート排出口は、前記硬貨投入口の上側に位置するようにされ、
商品登録の完了を宣言する操作が行われたことに応じて、合計金額と、次の客についての取引を開始させる操作が行われる操作子とを表示させ、精算処理を終了させる操作に応じて釣銭の受け取りを客に案内する表示を前記客側表示部にて表示させるよう制御する表示制御手段を備える
商品データ処理装置。 - 表示面が客に対面するように設けられる客側表示部と、商品登録に応じた操作を行う店員に表示面が対面するように設けられる店員側表示部とが、互いの背面が対向する位置関係で配置され、
貨幣の入金を受け付ける入金受付部と貨幣が排出される排出口とを有する釣銭機は、前記客側表示部および前記店員側表示部より下側に位置し、
前記客側表示部の下端と前記釣銭機の上端とが高さ方向において同じ位置にあるようにされ、
前記入金受付部において備えられる紙幣投入口と硬貨投入口とは、左右方向において異なる位置に配置され、
レシートを排出するレシート排出口は、前記硬貨投入口の上側に位置するようにされる商品データ処理装置としてのコンピュータを、
商品登録の完了を宣言する操作が行われたことに応じて、合計金額と、次の客についての取引を開始させる操作が行われる操作子とを表示させ、精算処理を終了させる操作に応じて釣銭の受け取りを客に案内する表示を前記客側表示部にて表示させるよう制御する表示制御手段
として機能させるためのプログラム。
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Citations (3)
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