JP7464259B2 - Ipゲートウェイ装置、管理ノード装置、ip放送システム及び登録方法 - Google Patents
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Description
1.概要
1.1.システム構成例
1.2.HTTPベースの制御メッセージの例
1.3.課題の説明
2.第1の実施形態
2.1.システムの構成
2.2.IPゲートウェイの構成
2.3.技術的特徴
3.第1の実施形態の第1の変形例
4.第1の実施形態の第2の変形例
5.第2の実施形態
5.1.システムの構成
5.2.IPコントローラの構成
5.3.技術的特徴
6.第3の実施形態
6.1.システムの構成
6.2.技術的特徴
<1.1.システム構成例>
まず、図1を用いて、本開示の実施形態が適用され得るIP放送システムの概要について説明する。図1は、本開示の実施形態に係るIP放送システム1の構成の一例を示す概略図である。図1を参照すると、IP放送システム1は、1つ以上のネットワーク装置12、カメラ14、モニタ16、設定端末18、カメラ22、マイクロフォン24、データサーバ26、統合プレイアウト(Integrated Playout)32、モニタ34、少なくとも1つのIPゲートウェイ100a、少なくとも1つのIPゲートウェイ100b、管理ノード200及びAPS300を含む。ネットワーク装置12、カメラ14、モニタ16、設定端末18、IPゲートウェイ100a、IPゲートウェイ100b、管理ノード200及びAPS300は、IPドメイン10に属する。
ネットワーク装置12は、IPネットワークにおけるストリームの転送を担当する装置である。ネットワーク装置12の各々は、例えば、ルータ、スイッチ、ブリッジ又はリピータなど、いかなる種類のネットワーク装置であってもよい。ネットワーク装置12の各々は、低コストで導入可能な汎用品(例えば、COTS)であってもよい。また、ネットワーク装置12は、後述するIPルータ12a,12bであってもよい。図1には4つのネットワーク装置12が示されているが、かかる例に限定されず、IP放送システム1はいくつのネットワーク装置12を含んでもよい。IPドメイン10は、単一のネットワークで構成されてもよく、又は複数のサブネットワークを含んでもよい。
IP放送システム1のIPドメイン10内の制御メッセージの交換はユニキャストで行われ得るのに対し、放送素材を搬送するストリームの伝送は、典型的には、マルチキャストで行われる。マルチキャストされるパケットの送信元IPアドレスは送信ノードのIPアドレスであり、宛先IPアドレスは特定のアドレス範囲に属するマルチキャストアドレスである。個々のマルチキャストアドレスを宛先とするマルチキャストパケットを受信するノードの集合をマルチキャストグループといい、マルチキャストアドレスをグループアドレスともいう。あるストリームを受信することを意図する受信ノードは、そのストリームに対応するマルチキャストグループへの加入(join)を通知するメッセージ(例えば、IGMP(Internet Group Management Protocol) JOIN)を近傍のルータへ送信する。すると、ルータ間でマルチキャストツリーを更新するためのメッセージ交換が行われ、特定の送信ノードから送信されるストリームがIPネットワークを介して受信ノードへ配信されるようになる。受信ノードは、マルチキャストストリームの受信を終了する際には、マルチキャストグループからの離脱(leave)を通知するメッセージを近傍のルータへ送信する。なお、上述した例に限定されず、本開示に係る技術は、ストリームがユニキャストで伝送されるケースにも適用可能である。
テレビジョン番組を正確なスケジュールに従って放送するためには、IP放送システム1内の装置が正確な時刻を認識していることを要する。また、異なる複数のノードから受信されるストリームを多重化し、複数の映像を合成し、又は映像と音声とを同時に再生する場合にも、ノード間で時刻の精細な同期が確立されていることを要する。こうした時刻同期の目的のために、IP放送システム1は、さらに1つ以上の時刻サーバ(図示せず)を含んでもよい。例えば、時刻サーバのうちの1つは、外部の時刻源(例えば、GPS衛星又はGNSS衛星)に同期するグランドマスタであり、残りの時刻サーバは、スレーブサーバであってもよい。時刻サーバ間及び時刻サーバと他のノードとの間の同期は、例えばPTP(Precision Time Protocol)に従って行われ得る。
上述したように、テレビジョン番組のコンテンツは、概して、映像データ、音声データ及び補助データという3種類の放送素材のデータから構成される。本明細書では、放送素材の種類を区別してこれらコンテンツの構成要素へ言及するために、「エッセンス」との語を用いる。言い換えると、エッセンスは、データとして表現された放送素材である。エッセンスをIPネットワーク上で伝送しようとする場合、エッセンスは、あるIPベースのプロトコルに従って、デジタル信号へ変換されパケット化される。エッセンスを搬送する一連のIPパケットには、ストリーム単位で共通するポート番号が付与される。即ち、ストリームは、IPアドレス及びポート番号が共通するIPパケットのシーケンスであり得る。
ストリーム伝送のためのプロトコルとしてSMPTE ST2022-6が利用される場合、このプロトコルはSDI信号をそのままIPパケットへマッピングすることから、単一のストリームに異なる種類のエッセンスが混在する。SMPTE ST2110シリーズが利用される場合、異なる種類のエッセンスは異なるストリームにより搬送され、したがって単一のストリームは単一の種類のエッセンスのみを含む。ARIB STD-B73が利用される場合、単一のストリームに異なる種類のエッセンスが混在するが、SDIイメージとは異なりブランキング期間は含まれない。いずれのプロトコルにおいても、パケットは、アプリケーションレイヤではRTP(Real-time Transport Protocol)、トランスポートレイヤではUDP(User Datagram Protocol)に従って伝送される。
図2は、図1に示したIP放送システム1のIPドメイン10の論理的な構成の一例を示す図である。図2を参照すると、カメラ14に相当する第1ノード(ノード#1)は、センダ(sender)60aを含む。「センダ」とは、ストリームを送信する能力を有する機能エンティティである。IPゲートウェイ100aに相当する第2ノード(ノード#2)は、センダ60b及び60cを含み、また、IPゲートウェイ100aに相当する第3ノード(ノード#3)は、センダ60dを含む。センダ60b、60c及び60dは、IPゲートウェイ100aにより収容される個々のストリームの送信元の装置に相当し得る。モニタ16に相当する第4ノード(ノード#4)は、レシーバ70aを含む。「レシーバ」とは、ストリームを受信する能力を有する機能エンティティである。IPゲートウェイ100bに相当する第5ノード(ノード#5)は、レシーバ70b及び70cを含み、また、IPゲートウェイ100bに相当する第6ノード(ノード#6)は、レシーバ70dを含む。レシーバ70b、70c及び70dは、IPゲートウェイ100bにより収容される個々のストリームの受信先の装置に相当し得る。
次に、図3、図4及び図5を用いて、IPドメインでのストリームの伝送を管理し及び制御するための、HTTPベースのアプリケーションプロトコルインタフェース(API)の制御メッセージの例について説明する。
IP放送システムでは、IPルータに汎用ネットワークスイッチ(例えば、COTS(Commercial Off-The-Shelf))を使用するため、NMOS規格に対応した放送機器であれば汎用的にネットワークへの接続が可能である。例えば、アウトバウンド制御が可能な装置、インバウンド制御が可能な装置、制御パスが二重化された装置等、多種多様なNMOS規格に対応した放送機器がネットワークに参加する可能性がある。
(正常時)
図6は、正常時(二重化された制御パスに障害がない状態)の映像切替制御の一例を示す概略図である。図6では、例えば、図1に示す管理ノード200として動作するNMOS規格の機器の1つであるIPコントローラ200a、及びAPS300が、特定のIPゲートウェイ100cに対して、NMOS IS-05に準拠した制御メッセージ51(IS-05 切替制御)を送信して映像の切替制御を行う場合を想定する。なお、IPゲートウェイ100cは、本願の開示するIPゲートウェイ100b(後述する第1の実施形態のIPゲートウェイ100b)に対応する一般的な装置(従来の装置)である。
次に、1系で障害が発生した場合の課題について説明する。図9は、1系に障害が発生した場合に映像の切替制御が不可となる様子の一例(第1の例)を示す図である。
(正常時)
図10は、正常時(二重化された制御パスに障害がない状態)の映像切替制御の一例を示す概略図である。図10では、上述した第1の例と同様に、IPコントローラ200a及びAPS300が、特定のIPゲートウェイ100cに対して、NMOS IS-05に準拠した制御メッセージ51(IS-05 切替制御)を送信して映像の切替制御を行う場合を想定する。また、第2の例では、例えば、映像切替制御の対象となるIPゲートウェイ100cが生成する制御メッセージ51のメッセージボディ54に、IPゲートウェイ100cのドメイン名を含むURLが記述されているものとする。
なお、DNSサーバ201では、IPゲートウェイ100cに対応する2つのIPアドレスを、DNSレコードとして、例えば、先頭にIPゲートウェイ100cの1系のIPアドレスを記憶し、次にIPゲートウェイ100cの2系のIPアドレスを記憶していることとする。
次に、1系で障害が発生した場合の課題について説明する。図11は、1系に障害が発生した場合に映像の切替制御が不可となる様子の一例(第2の例)を示す図である。
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図12は、第1の実施形態にかかる映像切替制御を実現するためのIP放送システム1の概略構成の一例を示す図である。図12を参照すると、本実施形態のIP放送システム1には、IPゲートウェイ100bと、IPルータ12a,12bと、IPコントローラ200aと、APS300が含まれる。第1の実施形態において、IPコントローラ200a及びAPS300は、前記制御パスが二重化された装置として動作する。
図13は、第1の実施形態に係るIPゲートウェイ100bの構成の一例を示すブロック図である。図13を参照すると、IPゲートウェイ100bは、処理部110、記憶部120、通信インタフェース130及び通信インタフェース140を備える。
処理部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)又はマイクロコントローラといった1つ以上のプロセッサを含む。処理部110は、記憶部120により記憶されるコンピュータプログラムを実行することにより、IPゲートウェイ100bの機能性を実現する。本実施形態において、処理部110は、例えば、障害検知部111、メッセージ生成部112、メッセージ生成部113及び映像切替部114として機能する。言い換えると、例えば、障害検知部111、メッセージ生成部112、メッセージ生成部113及び映像切替部114により実現される機能モジュールである。
記憶部120は、一時的な及び非一時的なコンピュータ読取可能なメモリを含む。一時的なメモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)を含み得る。非一時的なメモリは、例えば、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)のうちの1つ以上を含み得る。記憶部120は、IPゲートウェイ100bの機能性を実現するためのコンピュータプログラムを記憶する。記憶部120は、さらに、IPゲートウェイ100bの動作において使用されるデータベースとして機能する。データベースは、レジストリ、リポジトリ又は単にテーブルなどと呼ばれてもよい。本実施形態において、記憶部120に記憶されるデータは、例えば、IPゲートウェイ100bのIPアドレスを含むURL等である。
通信インタフェース130,140は、他の装置との通信を仲介するインタフェースである。通信インタフェース130,140は、有線通信のための接続端子及び接続回路を含んでもよく、又は無線通信のためのアンテナ、RF(Radio Frequency)回路及びベースバンド回路を含んでもよい。本実施形態において、通信インタフェース130は、例えば、1系の通信インタフェースとして動作し、送信部131と受信部132を含む。また、通信インタフェース140は、例えば、2系の通信インタフェースとして動作し、送信部141と受信部142を含む。
障害検知部111は、二重化された制御パス(1系,2系)の障害を検知する機能を有する。障害検知部111は、例えば、タイムアウトやリンクダウンを検出する方法で、1系又は2系の伝送路の障害を検出する。なお、その他の既知の方法で伝送路の障害を検出することとしてもよい。
メッセージ生成部112,113は、記憶部120から、IPゲートウェイ100bの1系に対応するIPアドレス(図示の192.168.0.1に相当)を含むURL(以下、1系のURLと表記する)と、IPゲートウェイ100bの2系のIPアドレス(図示の192.168.1.1に相当)を含むURL(以下、2系のURLと表記する)とを読み出し、各URLが記述された制御メッセージ51(IS-04 Registration)を生成する。本実施形態では、制御メッセージ51のメッセージボディ54に、1系のURLと2系のURLが記述される。
映像切替部114は、通信インタフェース130又は通信インタフェース140を介して制御メッセージ(IS-05 切替制御)を通知された場合に、映像の切り替えを行う機能を有する。
送信部131は、メッセージ生成部112が生成する制御メッセージ51(IS-04 Registration)を送信する(1系に送信)。送信部141は、メッセージ生成部113が生成する制御メッセージ51(IS-04 Registration)を送信する(2系に送信)。
受信部132は、1系で送られてくる制御メッセージ(IS-05 切替制御)を受信する。受信部142は、2系で送られてくる制御メッセージ(IS-05 切替制御)を受信する。
(1)正常時
図15は、正常時におけるIP放送システム1の動作の一例を示すシーケンス図である。以下、図12、図13及び図15を用いて、伝送路に障害が発生していない場合(正常時)の映像切替制御にかかるIP放送システム1の処理について説明する。
図16は、第1の実施形態にかかる映像切替制御(障害発生時)を実現するためのIP放送システム1の概略構成の一例を示す図である。また、図17は、障害発生時におけるIP放送システム1の動作の一例を示すシーケンス図である。以下、図16、図13及び図17を用いて、1系で障害が発生した場合の映像切替制御にかかるIP放送システム1の処理について説明する。
第1の実施形態では、IPコントローラ200aは、APS300宛の制御メッセージ(IS-05 URL通知)を生成及び送信する際、制御メッセージ(IS-04 Registration)受信時の順番で1系のURL及び2系のURLを記述した制御メッセージ(IS-05 URL通知)を生成し、送信していた。これにより、APS300は、1系に障害が発生した場合に、2系に映像切替用の制御メッセージ(IS-05 切替制御)を送信することができる。
第1の実施形態では、一例として、IPゲートウェイ100bが制御メッセージ51(IS-04 Registration)に記述するURLの順番を入れ替え可能な構成としたが、この処理をIPコントローラ200aで行う変形例が考えられる。
第2の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図19は、第2の実施形態にかかる映像切替制御を実現するためのIP放送システム1aの概略構成の一例を示す図である。図19を参照すると、本実施形態のIP放送システム1aには、IPゲートウェイ100cと、IPルータ12a,12bと、IPコントローラ200bと、APS300が含まれる。第2の実施形態において、IPコントローラ200b及びAPS300は、前記制御パスが二重化された装置として動作する。なお、図1に示すIP放送システム1との構成上の違いは、第1の実施形態のIPゲートウェイ100bが従来のIPゲートウェイ100c(図6及び図9~図11参照)となっている点と、IPコントローラ200aが拡張されたIPコントローラ200bとなっている点である。
図20は、第2の実施形態に係るIPコントローラ200bの構成の一例を示すブロック図である。図20を参照すると、IPコントローラ200bは、処理部210、記憶部220、通信インタフェース230、通信インタフェース240、送信部250及びDNSサーバ201を備える。
処理部210は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)又はマイクロコントローラといった1つ以上のプロセッサを含む。処理部210は、記憶部220により記憶されるコンピュータプログラムを実行することにより、IPコントローラ200bの機能性を実現する。本実施形態において、処理部210は、例えば、登録部211及びメッセージ生成部212として機能する。言い換えると、例えば、登録部211及びメッセージ生成部212により実現される機能モジュールである。
記憶部220は、一時的な及び非一時的なコンピュータ読取可能なメモリを含む。一時的なメモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)を含み得る。非一時的なメモリは、例えば、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)のうちの1つ以上を含み得る。記憶部220は、IPコントローラ200bの機能性を実現するためのコンピュータプログラムを記憶する。記憶部220は、さらに、IPコントローラ200bの動作において使用されるデータベースとして機能する。本実施形態において、記憶部220に記憶されるデータは、例えば、IPゲートウェイ100cのドメイン名を含むURLや、IPゲートウェイ100cのIPアドレス等である。
通信インタフェース230,240は、他の装置との通信を仲介するインタフェースである。通信インタフェース230,240は、有線通信のための接続端子及び接続回路を含んでもよく、又は無線通信のためのアンテナ、RF(Radio Frequency)回路及びベースバンド回路を含んでもよい。本実施形態において、通信インタフェース230は、例えば、1系の通信インタフェースとして動作し、受信部231と送信部232を含む。また、通信インタフェース240は、例えば、2系の通信インタフェースとして動作し、受信部241と送信部242を含む。
送信部250は、APS300への送信を仲介するインタフェースである。送信部250は、通信インタフェース230,240と同様、有線通信のための接続端子及び接続回路を含んでもよく、又は無線通信のためのアンテナ、RF(Radio Frequency)回路及びベースバンド回路を含んでもよい。なお、本実施形態では、説明の便宜上、受信部を含まない構成となっているが、APS300からの受信を仲介するインタフェースとして受信部を含んでいてもよい。
IPネットワークにおいてDNS解決(名前解決)機能が実装されたサーバ装置であり、ドメイン名とIPアドレスとを紐づけて管理する機能を有する。本実施形態では、IPゲートウェイ100cのドメイン名でアクセスすると、IPゲートウェイ100cの2つのIPアドレス(IPゲートウェイ100cの1系のIPアドレス,IPゲートウェイ100cの2系のIPアドレス)を回答する。具体的には、二重化された制御パスに対応するIPアドレスとして、「192.168.0.1」で特定されるIPアドレス(1系)と、「192.168.1.1」で特定されるIPアドレス(2系)とを回答する。なお、本実施形態において、DNSサーバ201は、DNSレコードの初期値として、例えば、先頭にIPゲートウェイ100cの1系のIPアドレスを記憶し、次にIPゲートウェイ100cの2系のIPアドレスを記憶していることとする。
登録部211は、IPゲートウェイ100cから、ドメイン名を含むURLが記述された制御メッセージ51(IS-04 Registration)を通知された場合に、DNSサーバ201にアクセスし、DNS解決により得られるIPアドレスを記憶部220に記憶する。その際、登録部211は、1系で制御メッセージ51(IS-04 Registration)を通知された場合には、DNSレコードとして管理されているIPゲートウェイ100cのIPアドレスの順番について、先頭がIPゲートウェイ100cの1系のIPアドレスとなり、次にIPゲートウェイ100cの2系のIPアドレスとなるように、DNSレコードを更新する制御を行う。したがって、DNS解決により、記憶部220には、先頭にIPゲートウェイ100cの1系のIPアドレスが記憶され、次にIPゲートウェイ100cの2系のIPアドレスが記憶される。
メッセージ生成部212は、IPゲートウェイ100cのドメイン名を含むURLが記述された、APS300宛の制御メッセージ(IS-05 URL通知)を生成する。また、メッセージ生成部212は、解決により先頭で取得したIPアドレスを宛先とする映像切替用の制御メッセージ(IS-05 切替制御)を生成する。
受信部231は、IPゲートウェイ100cから1系で送られてくる制御メッセージ51(IS-04 Registration)を受信する。受信部241は、IPゲートウェイ100cから2系で送られてくる制御メッセージ(IS-04 Registration)を受信する。
送信部232は、IPゲートウェイ100cの1系のIPアドレス宛ての制御メッセージ(IS-05 切替制御)を1系で送信する。送信部242は、IPゲートウェイ100cの2系のIPアドレス宛ての制御メッセージ(IS-05 切替制御)を2系で送信する。送信部250は、メッセージ生成部212で生成するAPS300宛の制御メッセージ(IS-05 URL通知)を送信する。
(1)正常時
以下、図19、図20及び図15を用いて、伝送路に障害が発生していない場合(正常時)の映像切替制御にかかるIP放送システム1aの処理について説明する。
図21は、第2の実施形態にかかる映像切替制御(障害発生時)を実現するためのIP放送システム1aの概略構成の一例を示す図である。以下、図21、図20及び図17を用いて、1系で障害が発生した場合の映像切替制御にかかるIP放送システム1aの処理について説明する。
つづいて、図22を参照して、第3の実施形態を説明する。上述した第1及び第2の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第3の実施形態は、より一般化された実施形態である。
図22は、第3の実施形態にかかるIPゲートウェイの概略構成の一例を示す図である。図22を参照すると、本実施形態のIPゲートウェイ500は、第1の送信部511を含む第1の通信部510と、第2の送信部521を含む第2の通信部520と、第1のメッセージ生成部530と、第2のメッセージ生成部540と、を含む。
つぎに、第3の実施形態の技術的特徴を説明する。
二重化された制御パスの第1の伝送路へ第1の登録メッセージを送信する第1の送信部を含む第1の通信部と、
前記制御パスの第2の伝送路へ第2の登録メッセージを送信する第2の送信部を含む第2の通信部と、
先頭に前記第1の登録メッセージの送信元となる第1のIPアドレスを含む第1のURLが記述され、次に前記第2の登録メッセージの送信元となる第2のIPアドレスを含む第2のURLが記述された、前記第1の登録メッセージを生成する第1のメッセージ生成部と、
先頭に前記第2のURLが記述され、次に前記第1のURLが記述された、前記第2の登録メッセージを生成する第2のメッセージ生成部と、
を含むIPゲートウェイ装置。
前記第1の伝送路及び前記第2の伝送路の障害を検知する障害検知部、
をさらに含み、
前記第1のメッセージ生成部は、伝送路障害が一度も発生していない状態及び前記第2の伝送路において障害が検知された場合に、前記第1の登録メッセージを生成し、
前記第2のメッセージ生成部は、前記第1の伝送路において障害が検知された場合に、前記第2の登録メッセージを生成する、
付記1に記載のIPゲートウェイ装置。
前記第1の通信部が、
前記第1の伝送路で送られてくる映像切替制御メッセージを受信する第1の受信部、
をさらに含み、
前記第2の通信部が、
前記第2の伝送路で送られてくる映像切替制御メッセージを受信する第2の受信部、
をさらに含む、
付記1又は2に記載のIPゲートウェイ装置。
IPゲートウェイ装置のドメイン名を含むURLが記述された登録メッセージを受信する管理ノードにおいて、
二重化された制御パスの第1の伝送路で前記IPゲートウェイ装置から送られてくる前記登録メッセージを受信する第1の受信部を含む第1の通信部と、
前記制御パスの第2の伝送路で前記IPゲートウェイ装置から送られてくる前記登録メッセージを受信する第2の受信部を含む第2の通信部と、
前記登録メッセージに含まれるドメイン名に基づくDNS解決により、前記登録メッセージの送信元である前記IPゲートウェイ装置の2つのIPアドレスを取得する登録部と、
を含み、
前記登録部は、
前記第1の受信部で前記登録メッセージを受信した場合に、前記2つのIPアドレスの取得順が、先頭が前記第1の伝送路で送られてくる前記登録メッセージの送信元IPアドレスである第1のIPアドレスとなり、次に前記第2の伝送路で送られてくる前記登録メッセージの送信元IPアドレスである第2のIPアドレスとなるように、DNSレコードを更新し、
前記第2の受信部で前記登録メッセージを受信した場合に、前記2つのIPアドレスの取得順が、先頭が前記第2のIPアドレスとなり、次に前記第1のIPアドレスとなるように、DNSレコードを更新する、
管理ノード装置。
DNS解決により先頭で取得したIPアドレスを宛先とする映像切替制御メッセージを生成するメッセージ生成部、
をさらに含み、
前記第1の通信部が、
前記第1のIPアドレスを宛先とする前記映像切替制御メッセージを前記第1の伝送路で送信する第1の送信部、
をさらに含み、
前記第2の通信部が、
前記第2のIPアドレスを宛先とする前記映像切替制御メッセージを前記第2の伝送路で送信する第2の送信部、
をさらに含む、
付記4に記載の管理ノード装置。
前記登録メッセージに含まれるドメイン名が記述されたURL通知メッセージを映像切替制御が可能な他の放送機器に送信する第3の送信部、
をさらに含み、
前記メッセージ生成部は、
さらに、前記URL通知メッセージを生成する、
付記4又は5に記載の管理ノード装置。
二重化された制御パスの第1の伝送路へ第1の登録メッセージを送信する第1の送信部を含む第1の通信部と、
前記制御パスの第2の伝送路へ第2の登録メッセージを送信する第2の送信部を含む第2の通信部と、
先頭に前記第1の登録メッセージの送信元となる第1のIPアドレスを含む第1のURLが記述され、次に前記第2の登録メッセージの送信元となる第2のIPアドレスを含む第2のURLが記述された、前記第1の登録メッセージを生成する第1のメッセージ生成部と、
先頭に前記第2のURLが記述され、次に前記第1のURLが記述された、前記第2の登録メッセージを生成する第2のメッセージ生成部と、
を備えるIPゲートウェイ装置、
を含むIP放送システム。
前記IPゲートウェイ装置が、
前記第1の伝送路及び前記第2の伝送路の障害を検知する障害検知部、
をさらに備え、
前記第1のメッセージ生成部は、伝送路障害が一度も発生していない状態及び前記第2の伝送路において障害が検知された場合に、前記第1の登録メッセージを生成し、
前記第2のメッセージ生成部は、前記第1の伝送路において障害が検知された場合に、前記第2の登録メッセージを生成する、
付記7に記載のIP放送システム。
前記第1の通信部が、
前記第1の伝送路で送られてくる映像切替制御メッセージを受信する第1の受信部、
をさらに含み、
前記第2の通信部が、
前記第2の伝送路で送られてくる映像切替制御メッセージを受信する第2の受信部、
をさらに含む、
付記7又は8に記載のIP放送システム。
受信した前記第1又は第2の登録メッセージに記述された2つのURLと同じ順番で前記2つのURLが記述されたURL通知メッセージを、映像切替制御が可能なノード装置に送信する機能と、
前記登録メッセージの先頭に記述されたURLから抽出したIPアドレス宛に前記映像切替制御メッセージを送信する機能と、
を備える管理ノード装置、
をさらに含む、
付記9に記載のIP放送システム。
前記映像切替制御が可能なノード装置として動作し、受信した前記URL通知メッセージの先頭に記述されたURLから抽出したIPアドレス宛に前記映像切替制御メッセージを送信するAPS(Automatic Program control System)、
をさらに含む、
付記10に記載のIP放送システム。
自装置のドメイン名を含むURLを記述した登録メッセージを送信するIPゲートウェイ装置と、
前記登録メッセージを受信する管理ノードと、
を含み、
前記管理ノードが、
二重化された制御パスの第1の伝送路で前記IPゲートウェイ装置から送られてくる前記登録メッセージを受信する第1の受信部を含む第1の通信部と、
前記制御パスの第2の伝送路で前記IPゲートウェイ装置から送られてくる前記登録メッセージを受信する第2の受信部を含む第2の通信部と、
前記登録メッセージに含まれるドメイン名に基づくDNS解決により、前記登録メッセージの送信元である前記IPゲートウェイ装置の2つのIPアドレスを取得する登録部と、
を含み、
前記登録部が、
前記第1の受信部で前記登録メッセージを受信した場合に、前記2つのIPアドレスの取得順が、先頭が前記第1の伝送路で送られてくる前記登録メッセージの送信元IPアドレスである第1のIPアドレスとなり、次に前記第2の伝送路で送られてくる前記登録メッセージの送信元IPアドレスである第2のIPアドレスとなるように、DNSレコードを更新し、
前記第2の受信部で前記登録メッセージを受信した場合に、前記2つのIPアドレスの取得順が、先頭が前記第2のIPアドレスとなり、次に前記第1のIPアドレスとなるように、DNSレコードを更新する、
IP放送システム。
前記管理ノードが、
DNS解決により先頭で取得したIPアドレスを宛先とする映像切替制御メッセージを生成するメッセージ生成部、
をさらに含み、
前記第1の通信部が、
前記第1のIPアドレスを宛先とする前記映像切替制御メッセージを前記第1の伝送路で送信する第1の送信部、
をさらに含み、
前記第2の通信部が、
前記第2のIPアドレスを宛先とする前記映像切替制御メッセージを前記第2の伝送路で送信する第2の送信部、
をさらに含む、
付記12に記載のIP放送システム。
前記管理ノードが、
前記登録メッセージに含まれるドメイン名が記述されたURL通知メッセージを、映像切替制御が可能なノード装置に送信する第3の送信部、
をさらに含み、
前記メッセージ生成部は、
さらに、前記URL通知メッセージを生成する、
付記12又は13に記載のIP放送システム。
前記映像切替制御が可能なノード装置として動作し、受信した前記URL通知メッセージに含まれるドメイン名に基づくDNS解決によって、先頭で取得したIPアドレスを宛先とする映像切替制御メッセージを送信するAPS(Automatic Program control System)、
をさらに含む、
付記14に記載のIP放送システム。
二重化された制御パスの第1の伝送路へ第1の登録メッセージを送信する第1の送信ステップと、
前記制御パスの第2の伝送路へ第2の登録メッセージを送信する第2の送信ステップと、
先頭に前記第1の登録メッセージの送信元となる第1のIPアドレスを含む第1のURLが記述され、次に前記第2の登録メッセージの送信元となる第2のIPアドレスを含む第2のURLが記述された、前記第1の登録メッセージを生成する第1のメッセージ生成ステップと、
先頭に前記第2のURLが記述され、次に前記第1のURLが記述された、前記第2の登録メッセージを生成する第2のメッセージ生成ステップと、
前記第1の伝送路及び前記第2の伝送路の障害を検知する障害検知ステップと、
を含み、
前記第1のメッセージ生成ステップでは、伝送路障害が一度も発生していない状態及び前記第2の伝送路において障害が検知された場合に、前記第1の登録メッセージを生成し、
前記第2のメッセージ生成ステップでは、前記第1の伝送路において障害が検知された場合に、前記第2の登録メッセージを生成する、
登録方法。
IPゲートウェイ装置のドメイン名を含むURLが記述された登録メッセージを送信する送信ステップと、
二重化された制御パスの第1の伝送路で前記IPゲートウェイ装置から送られてくる前記登録メッセージを受信する第1の受信ステップと、
前記制御パスの第2の伝送路で前記IPゲートウェイ装置から送られてくる前記登録メッセージを受信する第2の受信ステップと、
前記登録メッセージに含まれるドメイン名に基づくDNS解決により、前記登録メッセージの送信元である前記IPゲートウェイ装置の2つのIPアドレスを取得する登録ステップと、
を含み、
前記登録ステップでは、
前記第1の受信ステップで前記登録メッセージを受信した場合に、前記2つのIPアドレスの取得順が、先頭が前記第1の伝送路で送られてくる前記登録メッセージの送信元IPアドレスである第1のIPアドレスとなり、次に前記第2の伝送路で送られてくる前記登録メッセージの送信元IPアドレスである第2のIPアドレスとなるように、DNSレコードを更新し、
前記第2の受信ステップで前記登録メッセージを受信した場合に、前記2つのIPアドレスの取得順が、先頭が前記第2のIPアドレスとなり、次に前記第1のIPアドレスとなるように、DNSレコードを更新する、
登録方法。
二重化された制御パスの第1の伝送路へ第1の登録メッセージを送信することと、
前記制御パスの第2の伝送路へ第2の登録メッセージを送信することと、
伝送路障害が一度も発生していない状態及び前記第2の伝送路において障害が検知された場合に、先頭に前記第1の登録メッセージの送信元となる第1のIPアドレスを含む第1のURLが記述され、次に前記第2の登録メッセージの送信元となる第2のIPアドレスを含む第2のURLが記述された、前記第1の登録メッセージを生成することと、
前記第1の伝送路において障害が検知された場合に、先頭に前記第2のURLが記述され、次に前記第1のURLが記述された、前記第2の登録メッセージを生成すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
二重化された制御パスの第1の伝送路で送られてくる、IPゲートウェイ装置のドメイン名を含むURLが記述された登録メッセージを受信することと、
前記制御パスの第2の伝送路で送られてくる前記登録メッセージを受信することと、
前記登録メッセージに含まれるドメイン名に基づくDNS解決により、前記登録メッセージの送信元である前記IPゲートウェイ装置の2つのIPアドレスを取得することと、
前記第1の伝送路を介して前記登録メッセージを受信した場合に、前記2つのIPアドレスの取得順が、先頭が前記第1の伝送路で送られてくる前記登録メッセージの送信元IPアドレスである第1のIPアドレスとなり、次に前記第2の伝送路で送られてくる前記登録メッセージの送信元IPアドレスである第2のIPアドレスとなるように、DNSレコードを更新することと、
前記第2の伝送路を介して前記登録メッセージを受信した場合に、前記2つのIPアドレスの取得順が、先頭が前記第2のIPアドレスとなり、次に前記第1のIPアドレスとなるように、DNSレコードを更新すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
10 IPドメイン
12 ネットワーク装置
12a,12b IPルータ
14,22 カメラ
16,34 モニタ
18 設定端末
24 マイクロフォン
26 データサーバ
32 統合プレイアウト
51 制御メッセージ
52 リクエストライン
53 ヘッダ
54 メッセージボディ
56 ホスト部分
57 パス部分
60,60a,60b,60c,60d センダ
70,70a,70b,70c,70d レシーバ
100a,100b,100c,500 IPゲートウェイ
110,210 処理部
111 障害検知部
112,113 メッセージ生成部
114 映像切替部
120,220 記憶部
130,140,230,240 通信インタフェース
131,141,232,242,250 送信部
132,142,231,241 受信部
200 管理ノード(制御装置)
200a,200b IPコントローラ
201 DNSサーバ
211 登録部
212 メッセージ生成部
300 APS
510 第1の通信部
511 第1の送信部
520 第2の通信部
521 第2の送信部
530 第1のメッセージ生成部
540 第2のメッセージ生成部
Claims (3)
- 二重化された制御パスの第1の伝送路へ第1の登録メッセージを送信する第1の送信部を含む第1の通信部と、
前記制御パスの第2の伝送路へ第2の登録メッセージを送信する第2の送信部を含む第2の通信部と、
前記第1の伝送路及び前記第2の伝送路の障害を検知する障害検知部と、
伝送路障害が一度も発生していない状態及び前記第2の伝送路において障害が検知された場合に、先頭に前記第1の登録メッセージの送信元となる第1のIPアドレスを含む第1のURLが記述され、次に前記第2の登録メッセージの送信元となる第2のIPアドレスを含む第2のURLが記述された、前記第1の登録メッセージを生成する第1のメッセージ生成部であって、前記先頭に記述された第1のURLが映像切替用の制御メッセージの送信のために使用される、第1のメッセージ生成部と、
前記第1の伝送路において障害が検知された場合に、先頭に前記第2のURLが記述され、次に前記第1のURLが記述された、前記第2の登録メッセージを生成する第2のメッセージ生成部であって、前記先頭に記述された第2のURLが前記制御メッセージの送信のために使用される、第2のメッセージ生成部と、
を含むIPゲートウェイ装置。 - 二重化された制御パスの第1の伝送路へ第1の登録メッセージを送信する第1の送信部を含む第1の通信部と、
前記制御パスの第2の伝送路へ第2の登録メッセージを送信する第2の送信部を含む第2の通信部と、
前記第1の伝送路及び前記第2の伝送路の障害を検知する障害検知部と、
伝送路障害が一度も発生していない状態及び前記第2の伝送路において障害が検知された場合に、先頭に前記第1の登録メッセージの送信元となる第1のIPアドレスを含む第1のURLが記述され、次に前記第2の登録メッセージの送信元となる第2のIPアドレスを含む第2のURLが記述された、前記第1の登録メッセージを生成する第1のメッセージ生成部であって、前記先頭に記述された第1のURLが映像切替用の制御メッセージの送信のために使用される、第1のメッセージ生成部と、
前記第1の伝送路において障害が検知された場合に、先頭に前記第2のURLが記述され、次に前記第1のURLが記述された、前記第2の登録メッセージを生成する第2のメッセージ生成部であって、前記先頭に記述された第2のURLが前記制御メッセージの送信のために使用される、第2のメッセージ生成部と、
を備えるIPゲートウェイ装置、
を含むIP放送システム。 - IPゲートウェイ装置によって実行される登録方法であって、
前記IPゲートウェイ装置が、二重化された制御パスの第1の伝送路へ第1の登録メッセージを送信する第1の送信ステップと、
前記IPゲートウェイ装置が、前記制御パスの第2の伝送路へ第2の登録メッセージを送信する第2の送信ステップと、
前記IPゲートウェイ装置が、先頭に前記第1の登録メッセージの送信元となる第1のIPアドレスを含む第1のURLが記述され、次に前記第2の登録メッセージの送信元となる第2のIPアドレスを含む第2のURLが記述された、前記第1の登録メッセージを生成する第1のメッセージ生成ステップと、
前記IPゲートウェイ装置が、先頭に前記第2のURLが記述され、次に前記第1のURLが記述された、前記第2の登録メッセージを生成する第2のメッセージ生成ステップと、
前記IPゲートウェイ装置が、前記第1の伝送路及び前記第2の伝送路の障害を検知する障害検知ステップと、
を含み、
前記第1のメッセージ生成ステップでは、伝送路障害が一度も発生していない状態及び前記第2の伝送路において障害が検知された場合に、前記第1の登録メッセージを生成し、
当該第1の登録メッセージにおいて前記先頭に記述された第1のURLが映像切替用の制御メッセージの送信のために使用され、
前記第2のメッセージ生成ステップでは、前記第1の伝送路において障害が検知された場合に、前記第2の登録メッセージを生成し、
当該第2の登録メッセージにおいて前記先頭に記述された第2のURLが前記制御メッセージの送信のために使用される、
登録方法。
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菅原 正幸、阿部 豊子、井浦 俊之、北田 安正、福原 健志,放送技術者のためのIPネットワーク講座〈応用編〉~放送設備のIP化動向~,放送技術,第72巻 第2号,兼六館出版株式会社 西村 瓊江,2019年02月01日,pp.129-137 |
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