JP7321022B2 - レーザー加工装置およびレーザー加工方法 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態に係るレーザー加工装置1およびレーザー加工方法を図面に基づいて説明する。まず、実施形態に係るレーザー加工装置1の構成について説明する。図1は、実施形態に係るレーザー加工装置1の構成例を示す斜視図である。図2は、図1のレーザー加工装置1の保持手段4の構成例を示す分解図である。以下の説明において、X軸方向は、水平面における一方向である。Y軸方向は、水平面において、X軸方向に直交する方向である。Z軸方向は、X軸方向およびY軸方向に直交する方向である。
第一変形例に係るレーザービーム照射手段801の構成について説明する。図5は、第一変形例に係るレーザービーム照射手段801によるレーザー加工の一状態を示す断面模式図である。
第二変形例に係るレーザービーム照射手段802の構成について説明する。図6は、第二変形例に係るレーザービーム照射手段802によるレーザー加工の一状態を示す断面模式図である。図7は、図6の後の一状態を示す断面模式図である。第二変形例に係るレーザー加工方法は、被加工物100に貫通孔を形成する孔あけ加工方法である。図6は、保持手段4に保持された被加工物100の集光点に貫通孔が形成される前の状態を示す。図7は、被加工物100の集光点に貫通孔が形成された後の状態を示す。
2 静止基台
3 加工送りユニット
4 保持手段
46 外周保持部
5 割り出し送りユニット
6 集光点位置調整ユニット
7 レーザービーム照射ユニット
8、801、802 レーザービーム照射手段
81 レーザービーム
811 第一のレーザービーム
812 第二のレーザービーム
813 第三のレーザービーム
82 レーザー発振器
83 1/2波長板
84 ビーム分岐手段
841 第一のビーム分岐手段
842 第二のビーム分岐手段
85 ミラー
851 第一のミラー
852 第二のミラー
853 第三のミラー
86 集光レンズ
861 第一の集光レンズ
862 第二の集光レンズ
87 波長変換結晶
88 レーザービーム検出ユニット
9 撮像ユニット
100、101 被加工物
Claims (4)
- 被加工物にレーザービームを照射してレーザー加工を施すレーザー加工装置であって、
被加工物の表面と裏面とを露出して保持する保持手段と、
レーザービーム照射手段と、
を備え、
該レーザービーム照射手段は、
レーザービームを発振するレーザー発振器と、
該レーザー発振器から発振されたレーザービームを二つに分岐する第一の偏光ビームスプリッターと、
該第一の偏光ビームスプリッターにより分岐されたレーザービームの一方を表面に集光する第一の集光レンズと、
該第一の偏光ビームスプリッターにより分岐されたレーザービームの他方を裏面に集光する第二の集光レンズと、
該第一の偏光ビームスプリッターによって分岐された第一の偏光成分を有する第一のレーザービームの光路に配設され、該第一のレーザービームの偏光成分を透過する第二の偏光ビームスプリッターと、
該第一の偏光成分とは異なる第二の偏光成分を有する第二のレーザービームが該第二の偏光ビームスプリッターに入射したときに、該第二のレーザービームが反射される方向に位置付けられたレーザービーム検出ユニットと、
を有し、
該被加工物の表面側に照射されるレーザービームと裏面側に照射されるレーザービームとは、偏光成分が異なり、
該第一の偏光ビームスプリッターにより分岐された各々のレーザービームを該被加工物の表面と裏面との同じ位置に位置付けて略同時に集光照射し、該被加工物の表面側および裏面側からレーザー加工を施すとともに、
該レーザービーム検出ユニットの検出結果に基づいて該被加工物のレーザー加工が完了したと判断して該レーザービームの照射を停止することを特徴とする、レーザー加工装置。 - 該レーザー発振器と該第一の偏光ビームスプリッターとの間に1/2波長板が配設され、
該第一の偏光ビームスプリッターで分岐される各々のレーザービームの光量を制御可能とすることを特徴とする、
請求項1に記載のレーザー加工装置。 - 板状の被加工物にレーザービームを照射してレーザー加工を施す被加工物のレーザー加工方法であって、
被加工物を保持する保持ステップと、
レーザー発振器から発振されたレーザービームを分岐するレーザービーム分岐ステップと、
該保持ステップおよび該レーザービーム分岐ステップの後、該分岐された各々のレーザービームが該被加工物の表面と裏面との同じ位置に集光するように位置付け、被加工物に対して各々のレーザービームを略同時に集光照射することで被加工物にレーザー加工を施すレーザービーム照射ステップと、
被加工物を通過したレーザービームを検出する検出ステップと、
該検出ステップの後、検出結果に基づいて該レーザービームの照射を停止する照射停止ステップと、
を含み、
被加工物の表面側に照射されるレーザービームと裏面側に照射されるレーザービームとは異なる偏光成分を有することを特徴とする、レーザー加工方法。 - 板状の被加工物にレーザービームを照射してレーザー加工を施す被加工物のレーザー加工方法であって、
被加工物を保持する保持ステップと、
レーザー発振器から発振されたレーザービームを分岐するレーザービーム分岐ステップと、
該保持ステップおよび該レーザービーム分岐ステップの後、該分岐された各々のレーザービームが該被加工物の表面と裏面との同じ位置に集光するように位置付け、被加工物に対して各々のレーザービームを略同時に集光照射することで被加工物にレーザー加工を施すレーザービーム照射ステップと、
被加工物に貫通孔が形成されたときに、該貫通孔を介してレーザービームを照射した面とは反対側の面から抜けてくるレーザービームを検出する検出ステップと、
該検出ステップの後、該レーザービームの照射を停止する照射停止ステップと、
を含み、
被加工物の表面側に照射されるレーザービームと裏面側に照射されるレーザービームとは異なる偏光成分を有することを特徴とする、レーザー加工方法。
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JP2019139002A JP7321022B2 (ja) | 2019-07-29 | 2019-07-29 | レーザー加工装置およびレーザー加工方法 |
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