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JP6113477B2 - ウエーハのレーザー加工方法およびレーザー加工装置 - Google Patents

ウエーハのレーザー加工方法およびレーザー加工装置 Download PDF

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JP6113477B2 JP2012267423A JP2012267423A JP6113477B2 JP 6113477 B2 JP6113477 B2 JP 6113477B2 JP 2012267423 A JP2012267423 A JP 2012267423A JP 2012267423 A JP2012267423 A JP 2012267423A JP 6113477 B2 JP6113477 B2 JP 6113477B2
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Description

本発明は、半導体ウエーハ等のウエーハに対して透過性を有するレーザー光線を照射し、ウエーハの内部に改質層を形成するウエーハのレーザー加工方法およびレーザー加工装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハをストリートに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々の半導体チップを製造している。また、サファイア基板の表面にLED等の光デバイスが形成された光デバイスウエーハもストリートに沿って切断することにより個々の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。
半導体ウエーハ等の板状の被加工物を分割する方法として、その被加工物に対して透過性を有するパルスレーザー光線を用い、分割すべき領域の内部に集光点を合わせてパルスレーザー光線を照射するレーザー加工方法も試みられている。このレーザー加工方法を用いた分割方法は、被加工物の一方の面側から内部に集光点を合わせて被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を照射し、被加工物の内部にストリートに沿って改質層を連続的に形成し、この改質層が形成されることによって強度が低下したストリートに沿って外力を加えることにより、被加工物を分割する技術である。(例えば、特許文献1参照。)
被加工物の内部にストリートに沿って改質層を形成する際に、表面にデバイスが形成されたウエーハの表面側からレーザー光線を照射すると、デバイスが損傷されたり、デバイスにレーザー光線が遮られてウエーハの内部にストリートに沿って確実に改質層を形成することができないため、レーザー光線はウエーハの裏面側から照射される。(例えば、特許文献2参照。)
特許第3408805号公報 特開2005−222986号公報
近年、表面にIC、LSI等のデバイスが形成されたウエーハにおいては、ゲッタリング効果を期待して裏面にSiO等の酸化膜を自然または積極的に形成する場合がある。このようなウエーハにおいては、ウエーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線を裏面側から照射すると、酸化膜によって一部が反射され、ウエーハの内部に適正な変質層を形成することができないという問題がある。
また、サファイア基板の表面にLED等の光デバイスが形成された光デバイスウエーハにおいても、輝度の向上を図るためにサファイア基板の裏面にSiO2、TiOから構成されたDBRと呼ばれる酸化膜が形成される場合があり、このような光デバイスウエーハにウエーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線を裏面側から照射する際にも同様の問題が発生する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、裏面に酸化膜が形成されたウエーハにおいても、ウエーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線を裏面側から照射してウエーハの内部に適正な変質層を形成することができるウエーハのレーザー加工方法およびレーザー加工装置を提供することである。
上記主たる技術的課題を解決するために、本発明によれば、表面に格子状に形成されたストリートによって区画された複数の領域にデバイスが形成された基板の裏面に酸化膜が形成されたウエーハに、基板に対して透過性を有する波長のレーザー光線を基板の裏面側からストリートに沿って照射し、基板の内部にストリートに沿って改質層を形成するウエーハのレーザー加工方法であって、
基板の裏面側から基板に対して透過性を有する波長のレーザー光線を照射し、基板の裏面に形成された酸化膜で反射した反射光のエネルギーを検出して該酸化膜で反射せず基板の内部に透過するレーザー光線の透過率を算出する透過率算出工程と、
基板の内部に照射すべきレーザー光線のエネルギーを該透過率で除算して照射すべきレーザー光線の出力を算出する出力算出工程と、
該出力算出工程で算出された出力のレーザー光線を基板の裏面側から酸化膜を通して基板の内部に集光点を位置付けて照射し、基板の内部にストリートに沿って改質層を形成する改質層形成工程と、を含む、
ことを特徴とするウエーハのレーザー加工方法が提供される。
上記改質層形成工程を実施した後に、基板の内部にストリートに沿って改質層が形成されたウエーハに外力を付与し、ウエーハを改質層が形成されたストリートに沿って個々のデバイスに分割する分割工程を実施する。
また、本発明によれば、基板の表面にデバイスが形成され裏面に酸化膜が形成されたウエーハを保持する被加工物保持手段と、該基板に対して透過性を有するレーザー光線を発振するレーザー光線発振手段と該レーザー光線発振手段が発振するレーザー光線の出力を調整する出力調整手段とを備え該出力調整手段によって出力が調整されたレーザー光線を該被加工物保持手段に保持されたウエーハに照射することによって該基板の内部に改質層を形成するレーザー光線照射手段と、該被加工物保持手段と該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする加工送り手段と、を具備するレーザー加工装置において、
該被加工物保持手段に保持されたウエーハの裏面側に照射され該ウエーハの裏面に形成されている酸化膜で反射したレーザー光線の反射光を受光する反射光受光手段と、
該反射光受光手段によって受光された反射光のエネルギーを検出して該ウエーハの酸化膜で反射せず該基板の内部に透過するレーザー光線の透過率を求め、該基板の内部に集光すべきレーザー光線のエネルギーを該透過率で除算して照射すべきレーザー光線の出力を算出し、該算出された出力のレーザー光線を照射するように該出力調整手段を制御する制御手段と、を具備している、
ことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
本発明によるウエーハのレーザー加工方法においては、基板の裏面側から基板に対して透過性を有する波長のレーザー光線を照射し、基板の裏面に形成された酸化膜で反射した反射光のエネルギーを検出して酸化膜で反射せず基板の内部に透過するレーザー光線の透過率を算出する透過率算出工程と、基板の内部に照射すべきレーザー光線のエネルギーを透過率で除算して照射すべきレーザー光線の出力を算出する出力算出工程と、出力算出工程で算出された出力のレーザー光線を基板の裏面側から酸化膜を通して基板の内部に集光点を位置付けて照射し、基板の内部にストリートに沿って改質層を形成する改質層形成工程とを含んでいるので、酸化膜によってレーザー光線の一部が反射しても基板の内部に適正なエネルギーのレーザー光線を照射することができ、基板の内部にストリートに沿って適正な改質層を形成することができる。
また、本発明によるレーザー加工装置は、該被加工物保持手段に保持されたウエーハの裏面側に照射されウエーハの裏面に形成されている酸化膜で反射したレーザー光線の反射光を受光する反射光受光手段と、反射光受光手段によって受光された反射光のエネルギーを検出してウエーハの酸化膜で反射せず該基板の内部に透過するレーザー光線の透過率を求め、基板の内部に集光すべきレーザー光線のエネルギーを透過率で除算して照射すべきレーザー光線の出力を算出し、算出された出力のレーザー光線を照射するように出力調整手段を制御する制御手段と、を具備しているので、被加工物としてのウエーハを構成する基板の裏面に酸化膜が形成されていても、酸化膜によるレーザー光線の反射を考慮して基板の内部に適正な改質層を形成することができる。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されるレーザー光線照射手段および反射光受光手段のブロック構成図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される制御手段のブロック構成図。 本発明によるウエーハのレーザー加工方法によって加工される被加工物としての光デバイスウエーハの斜視図および要部拡大断面図。 図4に示す光デバイスウエーハを環状のフレームに装着されたダイシングテープに貼着した状態を示す斜視図。 本発明によるウエーハのレーザー加工方法における透過率算出工程の説明図。 反射光受光手段の光電変換器が出力する受光した反射光のエネルギーに対応した電圧信号(V)と平均出力(W)との関係を示す制御マップ。 本発明によるウエーハのレーザー加工方法における改質層形成工程の説明図。
以下、本発明によるウエーハのレーザー加工方法およびレーザー加工装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置1は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に上記矢印Xで示す方向と直角な矢印Yで示す割り出し方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線照射ユニット支持機構4に矢印Zで示す焦点位置調整方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上に矢印Xで示す方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上に矢印Xで示す方向に移動可能に配設された第1の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持された支持テーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成され被加工物保持面361を備えており、チャックテーブル36上に被加工物としてのウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。また、チャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面に矢印Yで示す方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す方向に移動させるための加工送り手段37を具備している。加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第1の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、矢印Yで示す方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿って矢印Yで示す方向に移動させるための第1の割り出し送り手段38を具備している。第1の割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上に矢印Yで示す方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面に矢印Zで示す方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿って矢印Yで示す方向に移動させるための第2の割り出し送り手段43を具備している。第2の割り出し送り手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ねじロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられたレーザー光線照射手段6を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、矢印Zで示す方向に移動可能に支持される。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51を一対の案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動させるための集光点位置調整手段53を具備している。集光点位置調整手段53は、一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ532等の駆動源を含んでおり、パルスモータ532によって図示しない雄ネジロッドを正転または逆転駆動することにより、ユニットホルダ51およびレーザー光線照射手段6を一対の案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動せしめる。なお、図示の実施形態においては、パルスモータ532を正転駆動することによりレーザー光線照射手段6を上方に移動し、パルスモータ532を逆転駆動することによりレーザー光線照射手段6を下方に移動するようになっている。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射手段6は、上記ユニットホルダ51に固定され実質上水平に延出する円筒形状のケーシング61を含んでいる。このレーザー光線照射手段6について、図2を参照して説明する。
図2に示すレーザー光線照射手段6は、ケーシング61内に配設されたパルスレーザー光線発振手段62と、このパルスレーザー光線発振手段62が発振するパルスレーザー光線の出力を調整する出力調整手段63と、該出力調整手段63によって出力が調整されたパルスレーザー光線を集光してチャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射せしめる集光器64とを含んでいる。パルスレーザー光線発振手段62は、YAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器621と、該パルスレーザー光線発振器621が発振するパルスレーザー光線の繰り返し周波数を設定する繰り返し周波数設定手段622とから構成されている。これらパルスレーザー光線発振手段62のパルスレーザー光線発振器621と繰り返し周波数設定手段622および出力調整手段63は、後述する制御手段によって制御される。
レーザー光線照射手段6を構成する集光器64は、上記パルスレーザー光線発振手段62から発振され出力調整手段63によって出力が調整され後述する反射光受光手段7を構成する1/2波長板71、ビームスプリッター72および1/4波長板73を介して導かれたパルスレーザー光線を集光してチャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射する集光レンズ641を備えている。
上記反射光受光手段7は、パルスレーザー光線発振手段62から発振され出力調整手段63によって出力が調整された直線偏光のパルスレーザー光線の偏光面をS偏光に調整する1/2波長板71と、S偏光の光は反射してP偏光の光は通過せしめるビームスプリッター72と、該ビームスプリッター72と集光レンズ641との間に配設され直線偏光を円偏光に変換する1/4波長板73と、チャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射された反射光を受光する受光素子74および該受光素子74によって受光された光エネルギーに対応した電圧信号を出力する光電変換器75とを具備している。このように構成された反射光受光手段7の作用について説明すると、パルスレーザー光線発振手段62から発振され出力調整手段63によって出力が調整された直線偏光のパルスレーザー光線を1/2波長板71によって偏光面をS偏光に調整してビームスプリッター72に導く。ビームスプリッター72に導かれた偏光面がS偏光に調整されたパルスレーザー光線は、ビームスプリッター72で反射して1/4波長板73に導かれ、1/4波長板73によって直線偏光が円偏光に変換された後、集光レンズ641によって集光されてチャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射される。このようにして、チャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射されたパルスレーザー光線は、被加工物Wに対して透過性を有する波長のレーザー光線であっても被加工物Wの上面で一部が反射する、この反射光は、集光レンズ641を介して1/4波長板73に導かれ、該1/4波長板73によって回転方向が逆転したS偏光がP偏光に変換されてビームスプリッター72に達する。ビームスプリッター72に導かれたP偏光の反射光は、ビームスプリッター72を通過して受光素子74によって受光され、光電変換器75によって光エネルギーに対応した電圧信号に変換される。そして、光電変換器75は、受光素子74によって受光された反射光の光エネルギーに対応した電圧信号を後述する制御手段に送る。
図1に戻って説明を続けると、上記レーザー光線照射手段6を構成するケーシング61の前端部には、上記レーザー光線照射手段6によってレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段8が配設されている。この撮像手段8は、図示の実施形態においては可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置1は、図3に示す制御手段9を具備している。制御手段9はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)91と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)92と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)93と、入力インターフェース94および出力インターフェース95とを備えている。制御手段9の入力インターフェース94には、上記反射光受光手段7の光電変換器75、撮像手段8、入力手段90等からの検出信号が入力される。そして、制御手段9の出力インターフェース95からは、上記パルスモータ372、パルスモータ382、パルスモータ432、パルスモータ532、パルスレーザー光線発振手段62のパルスレーザー光線発振器621、繰り返し周波数設定手段622、出力調整手段63等に制御信号を出力する。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置1は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図4の(a)および(b)には、被加工物であるウエーハとしての光デバイスウエーハの斜視図および要部を拡大して示す断面図が示されている。図4の(a)および(b)に示す光デバイスウエーハ10は、例えば厚みが100μmのサファイア基板11の表面11aに窒化物半導体からなる発光層(エピ層)12が5μmの厚みで積層されている。そして、発光層(エピ層)12が格子状に形成された複数のストリート121によって区画された複数の領域に発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイス122が形成されている。このように形成された光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板11の裏面11bには、光デバイスの輝度の向上を図るためにSiO2やTiOから構成されたDBRと呼ばれる酸化膜13が形成されている。以下、この光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板11の内部にストリート121に沿って改質層を形成する加工方法について説明する。
先ず、光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板11の表面11aに積層された発光層(エピ層)12の表面12aを環状のフレームに装着されたダイシングテープの表面に貼着するウエーハ支持工程を実施する。即ち、図5に示すように、環状のフレームFの内側開口部を覆うように外周部が装着されたダイシングテープTの表面に光デバイスウエーハ10を構成する発光層(エピ層)12の表面12aを貼着する。従って、ダイシングテープTの表面に貼着された光デバイスウエーハ10は、サファイア基板11の裏面11bに形成された酸化膜13が上側となる。
上述したウエーハ支持工程を実施したならば、図1に示すレーザー加工装置1のチャックテーブル36上に光デバイスウエーハ10のダイシングテープT側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、ダイシングテープTを介して光デバイスウエーハ10をチャックテーブル36上に吸引保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル36に保持された光デバイスウエーハ10は、サファイア基板11の裏面11bに形成された酸化膜13が上側となる。なお、ダイシングテープTが装着されている環状のフレームFは、チャックテーブル36に配設されたクランプ362によって固定される。
上述したように光デバイスウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37によって撮像手段8の直下に位置付けられる。チャックテーブル36が撮像手段8の直下に位置付けられると、撮像手段8および図示しない制御手段によって光デバイスウエーハ10のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段8および制御手段9は、光デバイスウエーハ10の所定方向に形成されているストリート121と、ストリート121に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段6の集光器64との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する。また、光デバイスウエーハ10に形成されている上記所定方向に対して直交する方向に延びるストリート121に対しても、同様にレーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。このとき、光デバイスウエーハ10のストリート121が形成されている発光層(エピ層)12の表面12aは下側に位置しているが、撮像手段8が上述したように赤外線照明手段と赤外線を捕らえる光学系および赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成された撮像手段を備えているので、サファイア基板11の裏面11bに形成された酸化膜13側から透かしてストリート121を撮像することができる。
以上のようにしてチャックテーブル36上に保持されている光デバイスウエーハ10に形成されているストリート121を検出し、レーザー光線照射位置のアライメントが行われたならば、光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板11の裏面側からサファイア基板11に対して透過性を有する波長(例えば、1064nm)のレーザー光線を照射し、サファイア基板11の裏面11bに形成された酸化膜13で反射した反射光のエネルギーを検出してサファイア基板11の内部に透過するレーザー光線の透過率を算出する透過率算出工程を実施する。この透過率算出工程を実施するには、加工送り手段37を作動して図6に示すようにチャックテーブル36に保持された光デバイスウエーハ10の光デバイス122が形成されたデバイス領域を囲繞する外周余剰領域(光デバイスが形成されていない領域)をレーザー光線照射手段6の集光器64の直下に位置付ける。そして、集光器64から照射されるパルスレーザー光線の集光点Pを光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板11の裏面11bに形成された酸化膜13の上面から例えば25μm下方の位置に合わせることでサファイア基板11の内部に集光点を位置付ける。次に、レーザー光線照射手段6を作動してサファイア基板11の内部に改質層を形成するためにサファイア基板11の内部に照射すべきレーザー光線のエネルギー(例えば、平均出力:0.3W)を有するパルスレーザー光線LBを照射する。このようにして、サファイア基板11の裏面11bに形成された酸化膜13側から照射されたパルスレーザー光線LBは、集光点Pに照射されるが、一部が酸化膜13の上面で反射する。酸化膜13の上面で反射した反射光LB0は、上述したように集光レンズ641、1/4波長板73、ビームスプリッター72を介して受光素子74によって受光され、光電変換器75によって光エネルギーに対応した電圧信号に変換される。そして、光電変換器75は、受光素子74によって受光された反射光の光エネルギーに対応した電圧信号を制御手段9に送る。
ここで、光電変換器75が出力する受光した反射光LB0のエネルギーに対応した電圧信号(V)と平均出力(W)との関係について、図7に示す制御マップを参照して説明する。図7において、横軸は光電変換器75が出力する受光素子74が受光した反射光LB0のエネルギーに対応した電圧信号(V)であり、縦軸は電圧信号(V)に対応するパルスレーザー光線の平均出力(W)を示している。このように設定された制御マップは、ランダムアクセスメモリ(RAM)に格納されている。従って、制御手段9は、光電変換器75が出力する受光素子74が受光した反射光LB0のエネルギーに対応した電圧信号(V)が例えば1.0Vの場合には、図7に示す制御マップから受光素子74が受光した反射光LB0の平均出力(W)は0.03Wであると判定し、パルスレーザー光線の透過率を求める。即ち、光デバイスウエーハ10に照射されたパルスレーザー光線の平均出力は0.3Wであるから、光デバイスウエーハ10に透過したパルスレーザー光線の平均出力は0.3W−0.03W=0.27Wとなり、透過率は0.27W÷0.3W=0.9となる。
上述した透過率算出工程を実施することにより光デバイスウエーハ10に照射されたパルスレーザー光線の透過率を算出したならば、制御手段9はサファイア基板11の内部に照射すべきレーザー光線のエネルギーを透過率で除算して照射すべきレーザー光線の出力を算出する出力算出工程を実施する。即ち、サファイア基板11の内部に照射すべきレーザー光線のエネルギーの平均出力が0.3Wであるならば、照射すべきレーザー光線の出力は0.3W÷0.9=0.334Wとなる。このようにして算出された照射すべきレーザー光線の出力(本実施形態においては0.334W)は、制御手段9のランダムアクセスメモリ(RAM)93に一時格納される。
上述したように出力算出工程を実施したならば、出力算出工程で算出された出力のレーザー光線を基板の裏面側から酸化膜を通して基板の内部に集光点を位置付けて照射し、基板の内部にストリートに沿って改質層を形成する改質層形成工程を実施する。
改質層形成工程を実施するには図8の(a)で示すようにチャックテーブル36をレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段6の集光器64が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定のストリート121の一端(図8の(a)において左端)をレーザー光線照射手段6の集光器64の直下に位置付ける。次に、集光器64から照射されるパルスレーザー光線の集光点Pを光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板11の裏面11bに形成された酸化膜13の上面から例えば25μm下方の位置に合わせることでサファイア基板11の内部に集光点を位置付ける。そして、集光器64から光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板11に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル36を図8の(a)において矢印X1で示す方向に所定の送り速度で移動せしめる。そして、図8の(b)で示すようにレーザー光線照射手段6の集光器64の照射位置がストリート121の他端の位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル36の移動を停止する。このように集光器64から光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板11に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線の集光点Pをサファイア基板11の内部に位置付けて照射する際に、制御手段9はパルスレーザー光線発振手段62から発振されるパルスレーザーの出力を上記出力算出工程によって算出された0.334Wとなるように出力調整手段63を制御する。このようにして出力が0.334Wに調整されたパルスレーザー光線は集光器64から集光点Pをサファイア基板11の内部に位置付けて照射されるが、一部がサファイア基板11の裏面11bに形成された酸化膜13の上面で反射し透過率が0.9であるため、集光点Pに照射されるパルスレーザー光線の出力はサファイア基板11の内部に照射すべきレーザー光線のエネルギーの平均出力として設定された0.3Wとなる。この結果、光デバイスウエーハ10の内部には、ストリート121に沿って適正な改質層110が形成される(改質層形成工程)。
上記改質層形成工程における加工条件は、例えば次のように設定されている。
波長 :1064nmのパルスレーザー
繰り返し周波数 :100kHz
平均出力 :0.3W(サファイア基板11の内部に照射すべ
きレーザー光線のエネルギーの平均出力)
集光スポット径 :φ1μm
加工送り速度 :400mm/秒
上述したように所定のストリート121に沿って上記改質層形成工程を実施したら、チャックテーブル36を矢印Yで示す方向に光デバイスウエーハ10に形成されたストリート121の間隔だけ割り出し移動し(割り出し工程)、上記改質層形成工程を遂行する。このようにして所定方向に形成された全てのストリート121に沿って上記改質層形成工程を実施したならば、チャックテーブル36を90度回動せしめて、上記所定方向に形成されたストリート121に対して直交する方向に延びるストリート121に沿って上記改質層形成工程を実行する。改質層形成工程が全てのストリート121に沿って実施された半導体ウエーハ10は、改質層110が形成されたストリート121に沿って破断するウエーハ分割工程に搬送される。
以上、本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で種々の変形は可能である。例えば、上述した実施形態においてはサファイア基板11の表面11aに窒化物半導体からなる発光層(エピ層)12が積層されるとともにサファイア基板11の裏面11bにSiOやTiOから構成されたDBRと呼ばれる酸化膜13が形成された光デバイスウエーハ10に本発明を適用した例を示したが、本発明は基板の表面にIC、LSI等のデバイスが形成され基板の裏面にSiO等の酸化膜が形成された半導体ウエーハに適用しても同様の作用効果が得られる。
また、上述した実施形態においては、透過率算出工程および出力算出工程と改質層形成工程を分けて実施した例を示したが、透過率算出工程および出力算出工程を実施しつつ改質層形成工程を同時に実施してもよい。
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
38:第1の割り出し送り手段
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
42:可動支持基台
43:第2の割り出し送り手段
5:レーザー光線照射ユニット
53:集光点位置調整手段
6:レーザー光線照射手段
62:パルスレーザー光線発振手段
63:出力調整手段
64:集光器
641:集光レンズ
7:反射光受光手段
71:1/2波長板
72:ビームスプリッター
73:1/4波長板
74:受光素子
75:光電変換器
8:撮像手段
9:制御手段
10:光デバイスウエーハ

Claims (3)

  1. 表面に格子状に形成されたストリートによって区画された複数の領域にデバイスが形成された基板の裏面に酸化膜が形成されたウエーハに、基板に対して透過性を有する波長のレーザー光線を基板の裏面側からストリートに沿って照射し、基板の内部にストリートに沿って改質層を形成するウエーハのレーザー加工方法であって、
    基板の裏面側から基板に対して透過性を有する波長のレーザー光線を照射し、基板の裏面に形成された酸化膜で反射した反射光のエネルギーを検出して該酸化膜で反射せず基板の内部に透過するレーザー光線の透過率を算出する透過率算出工程と、
    基板の内部に照射すべきレーザー光線のエネルギーを該透過率で除算して照射すべきレーザー光線の出力を算出する出力算出工程と、
    該出力算出工程で算出された出力のレーザー光線を基板の裏面側から酸化膜を通して基板の内部に集光点を位置付けて照射し、基板の内部にストリートに沿って改質層を形成する改質層形成工程と、を含む、
    ことを特徴とするウエーハのレーザー加工方法。
  2. 該改質層形成工程を実施した後に、基板の内部にストリートに沿って改質層が形成されたウエーハに外力を付与し、ウエーハを改質層が形成されたストリートに沿って個々のデバイスに分割する分割工程を実施する、請求項1記載のウエーハのレーザー加工方法。
  3. 基板の表面にデバイスが形成され裏面に酸化膜が形成されたウエーハを保持する被加工物保持手段と、該基板に対して透過性を有するレーザー光線を発振するレーザー光線発振手段と該レーザー光線発振手段が発振するレーザー光線の出力を調整する出力調整手段とを備え該出力調整手段によって出力が調整されたレーザー光線を該被加工物保持手段に保持されたウエーハに照射することによって該基板の内部に改質層を形成するレーザー光線照射手段と、該被加工物保持手段と該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする加工送り手段と、を具備するレーザー加工装置において、
    該被加工物保持手段に保持されたウエーハの裏面側に照射され該ウエーハの裏面に形成されている酸化膜で反射したレーザー光線の反射光を受光する反射光受光手段と、
    該反射光受光手段によって受光された反射光のエネルギーを検出して該ウエーハの酸化膜で反射せず該基板の内部に透過するレーザー光線の透過率を求め、該基板の内部に集光すべきレーザー光線のエネルギーを該透過率で除算して照射すべきレーザー光線の出力を算出し、該算出された出力のレーザー光線を照射するように該出力調整手段を制御する制御手段と、を具備している、
    ことを特徴とするレーザー加工装置。
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