JP7300363B2 - 収納什器 - Google Patents
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Description
本発明は、配線収容部内におけるメンテナンス等の作業を容易に行うことができる収納什器を提供することを目的とする。
この構成によれば、開閉部材を閉状態とすれば、配線収容空間が前方から見えてしまうのを抑えることができる。また、開閉部材を開状態とすれば、配線収容部内でメンテナンス等の作業を容易に行うことができる。
しかも、開閉部材を回動可能とすることで、メンテナンス時に開閉部材を収納什器から取り外す必要がない。そのため、メンテナンス等の作業性の更なる向上を図ることができる
この構成によれば、開閉部材を閉状態としたときに、配線挿通部に配線を挿通させることで、例えば機器載置部に載置した電子機器に接続される配線を、配線挿通部を通して配線収容部内に導くことができる。また、配線を配線挿通部に通すことで、配線を識別しやすくなり、また配線が絡まりにくくなる。
この構成によれば、開閉部材と扉との間の隙間を通して、機器載置部に載置した電子機器等から発せられる熱を放散させることができ、収納空間内で局所的な温度上昇が生じるのを抑えることができる。
この構成によれば、開閉部材を開状態としたときに、開閉部材と扉とが干渉するのを抑えることができる。そのため、開閉部材が開状態にあっても、扉の閉操作が阻害されるのを抑制できる。この際、例えば開閉部材と扉との間に配線が挟まれるのを抑制し、配線に負荷が掛かるのを抑制できる。
この構成によれば、開閉部材が閉状態であっても、配線収容部内に収容された配線機器等から発せられる熱を、開閉部材と上段側の機器載置部との隙間を通して配線収容部の外部に排出することができる。これにより、配線収容部内に熱が籠もるのを抑えることができる。
この構成によれば、底板部材の後端部と背板との間の隙間を通して、機器載置部に載置した電子機器等から発せられる熱や、配線収容部内に収容された配線機器等から発せられる熱を、収納空間に拡散させることができる。
この構成によれば、配線収容部内に収容された配線機器等のプラグを、配線収容空間を通じて給電部に容易に着脱することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る収納什器1の斜視図である。図2は、上記収納什器1を幅方向Dwから視た側断面図である。
図1、図2に示す収納什器1は、内部に複数の電子機器100が収納される電子機器収納庫として用いられる。収納什器1は、什器本体10と、扉20と、機器載置部30と、配線収容部40と、を主に備えている。
背板14は、基板部11、側板12及び天板13の後端部間に架設されている。基板部11、一対の側板12、天板13及び背板14は、前方に向けて開口する開口部10kを有する収納空間S1を画成する。
仕切部材32は、棚板31上に、幅方向Dwに間隔を空けて複数個設けられている。本実施形態では、幅方向Dwに間隔を空けた2個一対の仕切部材32が3組(合計6個)設けられている。
これにより、開閉部材42は、図2に示すように、前後方向Dfrに直交する鉛直面内に沿って配置された閉状態と、図3に示すように、軸支部43を中心として開閉部材42の上端42tが前方に倒れた開状態との間で、開閉可能となっている。
図4に示すように、開閉部材42は、上端42tに複数の配線挿通部45を有する。複数の配線挿通部45は、開閉部材42の上端42tに沿って、幅方向Dwに間隔を空けて設けられている。各配線挿通部45は、開閉部材42の上端42tから下方に窪むように形成された切欠き凹部(不図示)と、切欠き凹部の内周縁に装着されたカラー46と、を備えている。カラー46は、例えば柔軟な樹脂製又はゴム製で、上方に向かって開口するスリット46sを有している。配線101は、カラー46のスリット46s内を通じて配線収容部40の内外に引き回される。
このような構成によれば、配線収容部40が開閉部材42を備えることで、開閉部材42を開けば、底板部材41上の配線収容空間S2に容易にアクセスすることができる。したがって、配線収容部40内におけるメンテナンス等の作業を容易に行うことが可能となる。また、開閉部材42を備えることで、開閉部材42を閉状態とすれば、配線収容空間S2内が外部から見えにくくなりなり、見た目が向上する。さらに、配線収容空間S2内に収容された配線101等が不用意に配線収容空間S2から出てしまうことが抑えられる。
このような構成によれば、開閉部材42を閉状態とすれば、配線収容空間S2が前方から見えてしまうのを抑えることができる。また、開閉部材42を閉状態から開状態とすれば、配線収容部40内でメンテナンス等の作業を容易に行うことができる。
しかも、開閉部材42を回動可能とすることで、メンテナンス時に開閉部材42を収納什器1から取り外す必要がない。そのため、メンテナンス等の作業性の更なる向上を図ることができる。
このような構成によれば、開閉部材42を閉状態としたときに、配線挿通部45に配線101を挿通させることで、例えば機器載置部30に載置した電子機器100の配線101を、配線挿通部45を通して配線収容部40内に導くことができる。また、配線101を配線挿通部45に通すことで、機器ごとの配線を識別しやすくなり、また配線101が絡まりにくくなる。
このような構成によれば、開閉部材42と扉20との間の隙間G2を通して、機器載置部30に載置した電子機器100等から発せられる熱を放散させることができ、収納空間S1内で局所的な温度上昇が生じるのを抑えることができる。
このような構成によれば、開閉部材42を開状態としたときに、開閉部材42と扉20とが干渉するのを抑えることができる。そのため、開閉部材42が開状態にあっても、扉20の閉操作が阻害されるのを抑制できる。この際、例えば開閉部材42と扉20との間に配線101が挟まれるのを抑制し、配線101に負荷が掛かるのを抑制できる。また、開閉部材42が開状態のときには、閉状態のときに比べて配線挿通部45が前方に位置する。そのため、電子機器100における配線101の接続部が前方を向いているときであっても、配線101を電子機器100に容易に接続できる。
このような構成によれば、開閉部材42が閉状態であっても、配線収容部40内に収容された配線機器103等から発せられる熱を、開閉部材42と上段側の機器載置部30との隙間G3を通して配線収容部40の外部に排出することができる。これにより、配線収容部40内に熱が籠もるのを抑えることができる。また、この隙間G3に手を入れることで、開閉部材42を容易に開くことができる。
このような構成によれば、底板部材41の後端部41rと背板14との間の隙間G1を通して、機器載置部30に載置した電子機器100等から発せられる熱や、配線収容部40内に収容された配線機器103等から発せられる熱を、収納空間S1内に拡散させることができる。
このような構成によれば、配線101のプラグ102を、配線収容空間S2を通じて給電部50に容易に着脱することができる。
例えば、上述した実施形態では、開閉部材42が、その下端42bに設けられた軸支部43周りに回動可能に設けられているようにしたが、これに限らない。図5に示すように、開閉部材42Bを、その上端42tに設けられた軸支部(不図示)周りに回動可能に設けるようにしてもよい。開閉部材42Bは、前後方向Dfrで底板部材41の前端部41fに開閉可能に設けられている。このような構成は、上段側の機器載置部30や上段棚板18の下面等に、開閉部材42を取り付ける場合に有効である。
さらに、この場合、開閉部材42Bには、上下方向Dvにおいて軸支部(不図示)が設けられた側(上端42t)と反対側の下端42bに、複数の配線挿通部45Bを形成するようにしてもよい。
さらに、開閉部材42、42Bに配線挿通部45、45Bを備えるようにしたが、配線挿通部45、45Bを適宜他の構成としてもよいし、配線挿通部45、45Bを備えない構成とすることも可能である。また、配線挿通部は、開閉部材を貫通する孔であってもよい。
また、什器本体10には、扉20を備えない構成としてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 什器本体
10k 開口部
14 背板
20 扉
30 機器載置部
40 配線収容部
41 底板部材
41f 前端部
41r 後端部
42、42B 開閉部材
42b 下端
42t 上端
43 軸支部
45、45B 配線挿通部
50 給電部
100 電子機器
101 配線
Dfr 前後方向
Dv 上下方向
S1 収納空間
Claims (8)
- 前方に向けて開口する開口部を有するとともに、内部に給電部が設けられる什器本体と、
前記什器本体内に設けられ、電子機器が載置可能な機器載置部と、
前記什器本体内で前記機器載置部の上方に設けられ、一端が前記電子機器に接続され、他端が前記給電部に接続された配線の少なくとも一部が収容される配線収容空間を画成する配線収容部と、を備え、
前記配線収容部は、
前記機器載置部の上方に設けられ、前記配線収容空間の内外を上下に仕切る底板部材と、
前記底板部材の前方において、前記配線収容空間の内外を前後に仕切るとともに、前記配線収容空間を開閉可能とする開閉部材と、を備える
収納什器。 - 前記開閉部材は、前記開閉部材の上端又は下端に設けられた軸支部周りに回動可能に設けられている
請求項1に記載の収納什器。 - 前記開閉部材は、上下方向において前記軸支部が設けられた側と反対側の端部に、前記配線収容空間の内外で前記配線を通過させる配線挿通部を有する
請求項2に記載の収納什器。 - 前記什器本体の前記開口部を開閉可能とする扉をさらに備え、
前記開閉部材及び前記扉は、それぞれの閉状態において前後方向に間隔を空けて配置されている
請求項1から3のいずれか一項に記載の収納什器。 - 開状態における前記開閉部材は、閉状態における前記扉に対し、前後方向に間隔を空けて配置されている
請求項4に記載の収納什器。 - 前記機器載置部及び前記配線収容部は、上下方向に交互に複数設けられ、
前記機器載置部のうち、一の前記配線収容部の上方に位置する上段側の前記機器載置部と、前記一の配線収容部における閉状態の前記開閉部材と、は上下方向に間隔を空けて設けられている
請求項1から5のいずれか一項に記載の収納什器。 - 前記底板部材の後端部は、前記什器本体の背板との間に、前後方向に間隔を空けて配置されている
請求項1から6のいずれか一項に記載の収納什器。 - 前記給電部は、前記什器本体の背板のうち、前記配線収容部の後方に位置する部分に固定される
請求項1から7のいずれか一項に記載の収納什器。
Priority Applications (1)
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JP2019190357A JP7300363B2 (ja) | 2019-10-17 | 2019-10-17 | 収納什器 |
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JP2019190357A JP7300363B2 (ja) | 2019-10-17 | 2019-10-17 | 収納什器 |
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JP2021065254A JP2021065254A (ja) | 2021-04-30 |
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JP2004135904A (ja) | 2002-10-18 | 2004-05-13 | Itoki Crebio Corp | 棚装置 |
JP2012176047A (ja) | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Okamura Corp | 電子機器収容台およびそれを備えるキャビネット |
JP2016092145A (ja) | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社岡村製作所 | 収納什器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6230384U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-24 |
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2019
- 2019-10-17 JP JP2019190357A patent/JP7300363B2/ja active Active
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JP2004135904A (ja) | 2002-10-18 | 2004-05-13 | Itoki Crebio Corp | 棚装置 |
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