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JP7363258B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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JP7363258B2 JP2019170120A JP2019170120A JP7363258B2 JP 7363258 B2 JP7363258 B2 JP 7363258B2 JP 2019170120 A JP2019170120 A JP 2019170120A JP 2019170120 A JP2019170120 A JP 2019170120A JP 7363258 B2 JP7363258 B2 JP 7363258B2
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Description

開示の実施形態は、衛生洗浄装置に関する。
従来、人体局部に向けて温水を吐出する衛生洗浄装置には、たとえば、貯湯タンクに貯留された洗浄水を加熱するヒータのオンおよびオフを制御することで貯湯タンク内の洗浄水の温度を予め設定された目標温度に保持する保温制御を行う貯湯式のものがある。このような衛生洗浄装置は、洗浄水が高温になることを抑えるための安全装置として機能する温度センサを備える。
温度センサには、バイメタルスイッチのような機械式のものがある。貯湯式の衛生洗浄装置においては、貯湯タンクの小型化や高性能化に伴い、ヒータオン時における貯湯タンク内の洗浄水の温度上昇が早くなっているため、バイメタルスイッチの場合にはヒータに対する通電を遮断するまでに時間がかかり、貯湯タンク内の洗浄水が人体にとって安全でない温度まで上昇する可能性がある。
一方、洗浄開始時にセラミックヒータなどを用いて洗浄水を短い時間で加熱する瞬間式の衛生洗浄装置においては、ヒータに対する通電を洗浄水の温度に応じて瞬間的に遮断することが可能な電子制御式の温度センサであるリミットサーミスタを用いることが知られている。
また、衛生洗浄装置では、安全装置として機能する、安全確認用の温度センサ自体の故障診断を行う。瞬間式で使用されるリミットサーミスタの場合、たとえば、温度勾配を演算し、温度勾配が所定範囲を外れた場合に故障として判定することが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許第2769670号公報
ここで、貯湯式の衛生洗浄装置における安全確認用の温度センサとして、機械式の温度センサに代えて、瞬間式で使用される電子制御式のリミットサーミスタを用いることが考えられる。
しかしながら、リミットサーミスタを貯湯式の衛生洗浄装置に適用した場合、上記したような温度勾配による故障判定を行うと、目標温度に近い温度で保温するため温度変化が小さく異常判断のための温度判定がシビアとなる、貯湯タンク内において対流により局所的に温度が上がり過ぎるなど、貯湯式の特性を故障として判定(誤判定)するおそれがある。このように、貯湯式の衛生洗浄装置において安全確認用の温度センサとしてリミットサーミスタを用いることには困難があった。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、貯湯式において安全確認用の温度センサとしてリミットサーミスタを用いることができる衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る衛生洗浄装置は、洗浄水を貯留する貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の洗浄水を人体局部に向けて吐出するノズルと、前記貯湯タンク内の洗浄水を加熱するヒータと、前記ノズルから吐出される洗浄水の温度が所定以上の高温か否かを検知する温度センサと、前記ヒータのオンおよびオフを制御することで前記貯湯タンク内の洗浄水の温度を予め設定された目標温度に保持する保温制御を行う制御部とを備え、前記温度センサは、リミットサーミスタであり、前記制御部は、前記保温制御において、前記ヒータをオフからオンに制御してから前記貯湯タンク内の洗浄水の温度が予め設定された第1目標温度に到達するまでの上昇時間と、前記貯湯タンク内の洗浄水の温度が前記第1目標温度に到達した後、該第1目標温度よりも低温に設定された第2目標温度に到達するまでの下降時間とを測定し、前記下降時間が前記上昇時間と同等または該上昇時間よりも短い場合には前記温度センサの故障と判定する。
このような構成によれば、たとえば、リミットサーミスタの抵抗値が何らかの原因で変化しないような、安全装置として機能するリミットサーミスタの故障(抵抗値の固定)を検知することができ、たとえば、人体にとって安全ではない温度まで加熱された洗浄水がノズルから吐出されることを防止できるなど、安全性を高めることができる。このように、貯湯式の衛生洗浄装置において、安全装置として機能する安全確認用の温度センサとしてリミットサーミスタを用いることができる。
また、安全装置として機能するリミットサーミスタの故障を検知するための検知手段を別途設ける必要がないため、コスト低減が可能となる。
また、上記した衛生洗浄装置では、前記制御部は、前記貯湯タンク内の洗浄水の温度が安定していない場合には前記温度センサの故障判定を中止する。
このような構成によれば、貯湯タンク内の洗浄水の温度が安定していない場合にはリミットサーミスタの故障判定を行わないため、誤判定を抑制することができる。
また、上記した衛生洗浄装置では、前記貯湯タンク内の洗浄水の温度が安定していない場合とは、前記貯湯タンク内に水が補給された場合である。
このような構成によれば、貯湯タンク内に水が補給された場合、貯湯タンク内の洗浄水の温度が安定していない。このような場合にはリミットサーミスタの故障判定を行わないため、誤判定を抑制することができる。
また、上記した衛生洗浄装置では、前記貯湯タンク内の洗浄水の温度が安定していない場合とは、前記第1目標温度が変更された場合である。
このような構成によれば、第1目標温度が変更された場合、貯湯タンク内の洗浄水の温度が新たに設定された第1目標温度に到達するまで安定していない状態となる。このような場合にはリミットサーミスタの故障判定を行わないため、誤判定を抑制することができる。
また、上記した衛生洗浄装置では、前記貯湯タンク内の洗浄水の温度を測定する第2温度センサをさらに備え、前記貯湯タンク内の洗浄水の温度が安定していない場合とは、前記第2温度センサで測定された温度と前記目標温度との差が所定以上の場合である。
このような構成によれば、貯湯タンク内の洗浄水の保温中ではないことから、このような場合にはリミットサーミスタの故障判定を行わないため、誤判定を抑制することができる。
また、上記した衛生洗浄装置では、前記制御部は、前記ヒータのオンおよびオフの制御を行わないオフモードを有し、前記オフモードの場合には前記温度センサの故障判定を中止する。
このような構成によれば、ヒータのオンおよびオフの制御を行わないオフモードの場合、たとえば、保温中でない場合、節電モードの場合、貯湯タンク内が満水でない場合にはリミットサーミスタの故障判定を行わないため、誤判定を抑制することができる。
実施形態の一態様によれば、貯湯式において安全確認用の温度センサとしてリミットサーミスタを用いることができる。
図1は、実施形態に係る衛生洗浄装置を備えるトイレ装置の概略斜視図である。 図2は、実施形態に係る衛生洗浄装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、貯湯タンクの説明図である。 図4は、保温制御の説明図である。 図5は、故障判定の説明図である。 図6は、故障判定の処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する衛生洗浄装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<トイレ装置の概要>
まず、図1を参照して実施形態に係る衛生洗浄装置20を備えるトイレ装置10の概要について説明する。図1は、実施形態に係る衛生洗浄装置20を備えるトイレ装置10の概略斜視図である。
なお、図1には、説明の便宜上、鉛直上向き(上方)を正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を示し、X軸の正方向を右方、X軸の負方向を左方、Y軸の正方向を前方、Y軸の負方向を後方と規定する。このため、以下では、X軸方向を左右方向、Y軸方向を前後方向、Z軸方向を上下方向という場合がある。
また、以下における「洗浄水」という表現は、必ずしも冷水を意味するものではなく、温水を含む意味で用いる場合がある。図1に示すように、トイレ装置10は、トイレ室1内に設置される。トイレ装置10は、洋式大便器(以下、「便器」という)11と、洗浄水タンク12と、衛生洗浄装置20とを備える。
便器11は、たとえば、陶器製である。なお、便器11は、樹脂製でもよいし、陶器および樹脂を組み合わせて製造されたものでもよい。また、便器11は図示の例ではトイレ室1の床面に設置される、いわゆる床置き式であるが、トイレ室1の壁面に設置される、いわゆる壁掛け式などでもよい。
洗浄水タンク12は、便器11の上面後部に設置される。洗浄水タンク12は、便器11において汚物を受けるボウル部(図示せず)に供給するための洗浄水を貯留する。このように、トイレ装置10は、洗浄水タンク12に貯留された洗浄水(上記洗浄水と区別するために、こちらを「便器洗浄水」という)で便器11のボウル部を洗浄する、いわゆるタンク式である。
なお、トイレ装置10は、タンク式のものに限定されず、たとえば、水道水の給水圧を直接利用する水道直圧式のもの、フラッシュバルブ式のもの、ポンプの補圧を利用して洗浄水を供給するものなどでもよい。
衛生洗浄装置20は、便器11の上面後部に設置され、たとえば、洗浄水タンク12の前方に設置される。衛生洗浄装置20は、本体部21と、便蓋22と、便座(図示せず)とを備える。便蓋22および便座は共に、本体部21に開閉可能となるように取り付けられる。本体部21は、ケース21aを備える。ケース21aは、後述するノズル90(図2参照)などを収容する。
<衛生洗浄装置の構成>
次に、図2を参照して実施形態に係る衛生洗浄装置20の構成について説明する。図2は、実施形態に係る衛生洗浄装置20の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、衛生洗浄装置20は、給水路30と、バルブユニット40と、貯湯タンク50と、ヒータ51と、電解槽ユニット60と、バキュームブレーカ70と、切替弁80と、ノズル90とを備える。
衛生洗浄装置20は、温度センサ101,102を備える。また、衛生洗浄装置20は、制御部200と、記憶部250とを備える。給水路30、バルブユニット40、貯湯タンク50、電解槽ユニット60、バキュームブレーカ70、切替弁80、ノズル90、制御部200および記憶部250は、ケース21a(図1参照)内に配置される。ヒータ51および温度センサ101,102は、貯湯タンク50内に配置される。
給水路30は、給水源(たとえば、水道管)Aからノズル90までを接続する。給水路30には、給水源Aから供給される水(洗浄水)が流れる。また、給水路30には、上流側(給水源A側)から順に、バルブユニット40、貯湯タンク50、電解槽ユニット60、バキュームブレーカ70および切替弁80が配置される。
バルブユニット40は、制御部200から出力される制御信号に応じて駆動され、給水路30を開閉する。貯湯タンク50は、洗浄水を貯留する。貯湯タンク50に貯留された洗浄水は、ヒータ51によって加熱され、温度センサ101,102によって温度が測定される。なお、貯湯タンク50については、図3を用いて後述する。
電解槽ユニット60は、たとえば、電解槽内に陽極板および陰極板を備える。電解槽ユニット60は、制御部200から出力される制御信号に応じて駆動され、電解槽内を流れる洗浄水を電気分解することで、次亜塩素酸を含む洗浄水(「機能水」ともいう)を生成する。
バキュームブレーカ70は、給水路30に負圧が発生した場合に給水路30を逆流する洗浄水を大気開放経路(図示せず)に流すことで、ノズル90から貯湯タンク50などに洗浄水が逆流することを防止する。
切替弁80は、制御部200から出力される制御信号に応じて駆動され、給水路30を流れる洗浄水の流出先を切り替える。切替弁80は、給水路30を流れる洗浄水の流出先を、たとえば、ノズル90が有する複数の吐水口(図示せず)のいずれかに切り替える。また、切替弁80は、給水路30を流れる洗浄水の流出先を、たとえば、ノズル洗浄用流路85に切り替える。ノズル洗浄用流路85を流れる洗浄水(機能水)は、ノズル90の洗浄のために、ノズル90の表面に向けて吐出される。
ノズル90は、便座に着座した使用者の局部(人体局部)に向けて貯湯タンク50内の洗浄水を吐出する。ノズル90は、ケース21aに対して進退可能である。具体的には、ノズル90は、ノズルモータなどの駆動源(図示せず)に接続され、ケース21a内から便器11のボウル部内に進出した位置から、ケース21a内に格納されるよう後退した位置の間を進退する。ノズル90は、進出した位置で使用者の局部に向けて洗浄水W1を吐出し、人体局部を洗浄する。
温度センサ、すなわち、第1温度センサ101および第2温度センサ102は、貯湯タンク50内の洗浄水の温度を測定する。
第1温度センサ101は、電子制御が可能なリミットサーミスタである。第1温度センサ(以下、「リミットサーミスタ」という)101は、ノズル90から吐出される洗浄水の温度が人体にとって安全な温度であることを確認するために用いられる。具体的には、リミットサーミスタ101は、ノズル90から吐出される洗浄水の温度が所定以上の高温か否かを検知する。リミットサーミスタ101は、安全装置として機能する。
一方、第2温度センサ102は、温水サーミスタである。第2温度センサ(以下、「温水サーミスタ」という)102は、ヒータ51のオンオフ駆動の制御に用いられる。
リミットサーミスタ101および温水サーミスタ102による測定結果(サーミスタの抵抗値に基づいており、以下、「測定値」という)は、制御部200に向けて出力される。リミットサーミスタ101および温水サーミスタ102の測定値は、たとえば、0~255のデジタル値(以下、「AD値」という)で表現される。制御部200は、リミットサーミスタ101などから出力されたAD値を、記憶部250に予め記憶されている変換テーブルを用いて温度に変換する。
制御部200は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やMCU(Micro Controller Unit)などにより、記憶部250に記憶されているプログラムを、RAM(Random Access Memory)を作業領域として実行することで実現される。また、制御部200は、たとえば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路によっても実現可能である。
制御部200は、入力される各種の信号に基づいて、バルブユニット40、貯湯タンク50、電解槽ユニット60、切替弁80などの制御を行う。記憶部250は、たとえば、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子などにより実現される。
制御部200は、温水サーミスタ102の測定値に基づいて、ヒータ50のオンおよびオフを制御することで貯湯タンク50内の洗浄水の温度を予め設定された目標温度THc(図4参照)に近づける。このように、制御部200は、ヒータ50のオンおよびオフを制御することで、貯湯タンク50内の洗浄水の温度を目標温度THcに保持する。
制御部200は、リミットサーミスタ101の測定値が予め設定された所定の閾値以上である場合に貯湯タンク50から流出した洗浄水の温度が人体にとって安全な温度を超えていると判定する。この場合、制御部200は、ヒータ51による温度制御を中止し、洗浄水の加熱を行わない。なお、制御部200は、リミットサーミスタ101の測定値が閾値以上である場合にバルブユニット40を制御して洗浄水の吐出を強制的に止めてもよい。
判定部201は、故障診断の対象として設定されたリミットサーミスタ101に故障が発生しているか否かを判定する。なお、判定部201によるリミットサーミスタ101の故障判定については、図5を用いて後述する。
保温制御部202は、貯湯タンク50内の洗浄水の温度が予め設定された目標温度THcに維持されるように、所定の温度幅でヒータ51のオンおよびオフを制御する。なお、保温制御部202による保温制御ついては、図4を用いて後述する。
<貯湯タンク>
次に、図3を参照して貯湯タンク50について説明する。図3は、貯湯タンク50の説明図であり、貯湯タンク50の模式図である。上記したように、貯湯タンク50内には、ヒータ51および温度センサ(リミットサーミスタ101および温水サーミスタ102)が配置される。
図3に示すように、貯湯タンク50は、流入口52と、流出口53とを備える。流入口52は、貯湯タンク50の上流側から貯湯タンク50内に洗浄水を流入させる。流出口53は、貯湯タンク50内から貯湯タンク50の下流側に洗浄水を流出させる。ヒータ51は、流出口53よりも流入口52に近い位置に配置される。
リミットサーミスタ101および温水サーミスタ102は、上記したように、貯湯タンク50内の温水(洗浄水)の温度を測定する。リミットサーミスタ101は、温水サーミスタ102よりも貯湯タンク50内において流出口53に近い位置に配置される。温水サーミスタ102は、リミットサーミスタ101よりも貯湯タンク50内において流入口52に近い位置に配置される。
貯湯タンク50では、リミットサーミスタ101が貯湯タンク50内の洗浄水の温度が所定温度以上の高温であることを検知すると、制御部200により、ヒータ51をオフに制御するとともに、電磁弁を閉制御する。このようなソフト構成とする他、回路(たとえば、コンパレータ回路)などを介して電磁弁を閉じるようなハード構成としてもよい。
なお、貯湯タンク50内の洗浄水は、ヒータ51で加熱されると、ヒータ51に近い流入口52付近から温度が上がり始める。加熱された洗浄水W2は対流を開始し、貯湯タンク50内の洗浄水は、流出口53付近の温度も徐々に上がる。このため、ヒータ51がオンの間は流入口52付近の洗浄水の方が流出口53付近の洗浄水よりも温度が高くなりやすい。
<洗浄水の保温制御>
次に、図4を参照して貯湯タンク50内の洗浄水の保温制御について説明する。図4は、保温制御の説明図であり、保温制御時のヒータ51のオンオフ駆動および第2温度センサ(温水サーミスタ)102の測定値の関係を示すタイミングチャートである。
図4に示すように、保温制御部202(図2参照)は、貯湯タンク50(図3参照)内の洗浄水の温度が目標温度THcとなるように、たとえば、所定の温度幅TWでヒータ51のオンおよびオフを制御する。なお、所定の温度幅TWは、たとえば、上限値THc1を上限とし、下限値THc2を下限とする幅である。また、所定の温度幅TWを設定する場合、上限値THc1を目標温度THcと同じ温度(THc1=THc)としてもよい。
保温制御部202は、ヒータ51に対する通電を開始する(ヒータ51をオンにする)ことにより洗浄水を加熱した後、温水サーミスタ102の測定値が上限値THc1を超えたことを検知すると、ヒータ51に対する通電を停止する(ヒータ51をオフにする)。ヒータ51をオフにすることで、洗浄水は自然冷却される。
保温制御部202は、温水サーミスタ102の測定値が下限値THc2を下回ったことを検知すると、保温制御部202は、ヒータ51に対して通電を再度開始する(ヒータ51をオンにする)。このように、保温制御部202は、貯湯タンク50内の洗浄水の温度が目標温度THcに維持されるように洗浄水の加熱および冷却を繰り返す。
なお、本実施形態においては、ヒータ51のオンおよびオフは、ヒータ51に対する通電開始および通電停止で行われるが、たとえば、ヒータ51に対する通電量を大きくすること、ヒータ51に対する通電量を小さくすることで、ヒータ51のオンおよびオフを行うことも可能である。
制御部200による保温制御においては、リミットサーミスタ101の抵抗値がある値(温度)に固定された状態となる(これを「抵抗値の固定」という)ことがある。抵抗値の固定が発生している場合、実際の洗浄水の温度が上昇または下降しているのに抵抗値は変化しない。すなわち、リミットサーミスタ101が故障している可能性がある。
<リミットサーミスタの故障判定>
次に、図5および図6を参照してリミットサーミスタ101の故障判定について説明する。図5は、故障判定の説明図であり、ヒータ51のオンオフ駆動および第1温度センサ(リミットサーミスタ)101の測定値(抵抗値)の関係を示すタイミングチャートである。なお、図5(a)には、リミットサーミスタ101がOK(正常)の場合を示し、図5(b)には、リミットサーミスタ101がNG(異常)の場合を示している。図6は、故障判定の処理手順の一例を示すフローチャートである。
制御部200による保温制御において、リミットサーミスタ101に異常が発生していない場合、すなわち、リミットサーミスタ101が正常の場合、図5(a)に示すように、リミットサーミスタ101の抵抗値は、ヒータ51のオンおよびオフによる貯湯タンク50内の洗浄水の温度変化に伴い、上下に変動する。
これに対し、リミットサーミスタ101に異常(抵抗値の固定)が発生している場合、図5(b)に示すように、リミットサーミスタ101の抵抗値がある値に固定されるため、リミットサーミスタ101の抵抗値は、ヒータ51のオンおよびオフで貯湯タンク50内の洗浄水の温度が変化しているにも関わらず、変動しなくなっているか、または、変動が小さくなっている。
なお、図5(a)および(b)にはそれぞれ、ヒータ51のオンオフ制御の基準となる温水サーミスタ102の測定値を二点破線で示している。図5に示すように、リミットサーミスタ101は、正常の場合には温水サーミスタ102の測定値を追従するように温水サーミスタ102の測定値と近似する測定値を辿り、異常の場合には温水サーミスタ102の測定値とは異なる測定値を辿る。
ここで、図5に示すように、制御部200(図2参照)は、ヒータ51をオフからオンに制御してから、リミットサーミスタ101において、貯湯タンク50内の洗浄水の温度が、予め設定された第1目標温度となる第1目標値THv1(リミットサーミスタ101の抵抗値)に到達するまでの上昇時間T1を測定する。この場合、第1目標値THv1は、たとえば、所定の目標温度THc(図4参照)に設定される。なお、第1目標値THv1は、その値として上限値および下限値で規定されるような所定の幅を有してもよい。
また、制御部200は、リミットサーミスタ101において、貯湯タンク50内の洗浄水の温度が第1目標値THv1に到達してからヒータ51をオンからオフに制御して第1目標値THv1よりも低温に設定された第2目標温度となる第2目標値THv2に到達するまでの下降時間T2を測定する。なお、第2目標値THv2は、第1目標値THv1と同様、その値として上限値および下限値で規定されるような所定の幅を有してもよい。
本実施形態では、上昇時間T1および下降時間T2は、ヒータ51のオン点およびオフ点に基づいて測定する。上記したように、リミットサーミスタ101が正常の場合には、図5(a)に示すように、リミットサーミスタ101の測定値は、ヒータ51のオンオフ制御の基準となる温水サーミスタ102の測定値と近似する。
第1目標値THv1および第2目標値THv2は、保温制御における目標温度THcの温度幅TW(図4参照)の間で設定されてもよい。また、この場合、目標温度THcの上限値THc1(図4参照)が第1目標値THv1、下限値THc2(図4参照)が第2目標値THv2に設定されてもよい。
そして、制御部200は、判定部201(図2参照)において、上昇時間T1および下降時間T2に基づいて、リミットサーミスタ101の故障判定を行う。リミットサーミスタ101が正常であれば、上昇時間T1よりも下降時間T2の方が長い(T2>T1)という関係であるが、このような関係が崩れた場合には、リミットサーミスタ101に異常が発生していると考えられる。
判定部201は、図5(a)に示すように、下降時間T2が上昇時間T1よりも長い場合(T2>T1)には、リミットサーミスタ101が正常と判定する。この場合、判定部201は、下降時間T2を測定し、下降時間T2から連続する次の上昇時間T1を測定し、下降時間T2および次の上昇時間T1を比較することが好ましい。
また、判定部201は、図5(b)に示すように、下降時間T2が次の上昇時間T1よりも短い場合(T2<T1)には、リミットサーミスタ101が異常(故障)と判定する。この場合も、判定部201は、上記同様、下降時間T2および次の上昇時間T1を比較することが好ましい。
図5(b)においては、下降時間T2は、ヒータ51のオフ点P1からヒータ51の次のオン点P2までの時間であり、上昇時間T1は、ヒータ51のオン点P2からオフ点が検知されないことから次のオン点(測定リミットに予め設定された点)P3までの時間である。なお、ヒータ51のオンオフ駆動は、温水サーミスタ102に基づいて、制御部200により制御される。
また、判定部201は、下降時間T2および上昇時間T1が同等である場合(T2=T1)には、リミットサーミスタ101が故障と判定する。この場合、下降時間T2、すなわち、洗浄水の温度が下がる時間の方が、上昇時間T1、すなわち、ヒータ51の加熱により洗浄水の温度が上がる時間よりも緩やかであるため、下降時間T2および上昇時間T1が等しくてもリミットサーミスタ101の故障と判定することで、安全性を高めることができる。なお、この場合も、判定部201は、下降時間T2および次の上昇時間T1を比較することが好ましい。
リミットサーミスタ101の故障判定の処理は、たとえば、図6に示すような手順で行う。図示の例では、まず、制御部200の判定部201は、洗浄水の保温中である否かを判定する(ステップS101)。すなわち、制御部200の判定部201は、貯留タンク50内の洗浄水の保温制御を行っているか否かを判定する。
制御部200は、判定部201において洗浄水の保温中であると判定した場合(ステップS101:Yes)、たとえば、ヒータ51がオフの場合は、判定部201においてリミットサーミスタ101の抵抗値が第2目標値THv2であるか否かを判定する(ステップS102)。
制御部200は、ステップS101の処理において、判定部201が洗浄水の保温中でないと判定した場合には(ステップS101:No)、ステップS101の処理の前に戻る。また、制御部200は、ステップS102の処理において、判定部201がリミットサーミスタ101の抵抗値が第2目標値THv2でないと判定した場合(ステップS102:No)、第2目標値THv2が検知されるまで処理を繰り返す。
制御部200は、判定部201においてリミットサーミスタ101の抵抗値が第2目標値THv2であると判定した場合(ステップS102:Yes)、ヒータ51をオフからオン制御し(ステップS103)、下降時間T2を確定する(ステップS104)。
次いで、制御部200は、判定部201においてリミットサーミスタ101の抵抗値が第1目標値THv1であるか否かを判定する(ステップS105)。制御部200は、判定部201がリミットサーミスタ101の抵抗値が第1目標値THv1でないと判定した場合(ステップS105:No)、第1目標値THv1が検知されるまで処理を繰り返す。
制御部200は、ステップS105の処理において、判定部201においてリミットサーミスタ101の抵抗値が第1目標値THv1であると判定した場合(ステップS105:Yes)、ヒータ51をオンからオフ制御し(ステップS106)、上昇時間T1を確定する(ステップS107)。
制御部200は、ステップS105の処理におけるリミットサーミスタ101の故障時にはリミットサーミスタ101の抵抗値が第1目標値THv1に到達しないことから、予め設定された測定リミットとなる点(たとえば、図5(b)に示すヒータ51の次のオン点P3)までを上昇時間T1とする。
そして、制御部200は、判定部201において、下降時間T2が、上昇時間T1と同等または上昇時間T1よりも短いか否かを判定する(ステップS108)。制御部200は、判定部201が、下降時間T2が、上昇時間T1と同等または上昇時間T1よりも短いと判定した場合(ステップS108:Yes)、リミットサーミスタ101が故障していると判定し(ステップS109)、ヒータ51を停止し(ステップS110)、故障判定の処理を終了する。
なお、制御部200は、ステップS108の処理において、判定部201が、下降時間T2が上昇時間T1よりも長いと判定した場合には(ステップS108:No)、リミットサーミスタ101が正常であると判定し、たとえば、ステップS101の前の処理に戻り、リミットサーミスタ101の故障判定を引き続き行う。
ここで、制御部200は、貯湯タンク50内の洗浄水の温度が安定していない場合には、リミットサーミスタ101の故障判定を中止する。貯湯タンク50内の洗浄水の温度が安定していない場合とは、貯湯タンク50内に水が補給された場合である。この場合は、貯湯タンク50内の洗浄水の温度は所定の値以上に大きく変動するため、制御部200は、リミットサーミスタ101の故障判定を行わない。
また、貯湯タンク50内の洗浄水の温度が安定していない場合とは、第1目標値THv1が、たとえば、使用者により変更された場合である。この場合も、貯湯タンク50内の洗浄水の温度は変動するため、制御部200は、リミットサーミスタ101の故障判定を行わない。
また、貯湯タンク50内の洗浄水の温度が安定していない場合とは、温水サーミスタ102によって貯湯タンク50内の洗浄水の温度を測定している場合、リミットサーミスタ101の抵抗値(測定温度)が、温水サーミスタ102により測定された洗浄水の温度と目標温度THcとの差が所定温度(たとえば、5度)以上ある場合である。この場合、制御部200は、リミットサーミスタ101の故障判定を行わない。
このように、上記した実施形態に係る衛生洗浄装置20よれば、リミットサーミスタ101の抵抗値が何らかの原因で変化しないような故障(抵抗値の固定)を検知することができ、たとえば、人体にとって安全ではない温度まで加熱された洗浄水がノズル90から吐出されることを防止できるなど、安全性を高めることができる。そして、貯湯式の衛生洗浄装置20において安全確認用の温度センサとしてリミットサーミスタ101を用いることができる。
また、リミットサーミスタ101の故障を検知するための専用の故障検知手段を別途設ける必要がないため、コスト低減が可能となる。
このように、貯湯タンク50内の洗浄水の温度が安定していない場合にはリミットサーミスタ101の故障判定を行わないため、誤判定を抑制することができる。貯湯タンク50内の洗浄水の温度が安定していない場合とは、上記したように、貯湯タンク50内に水が補給された場合であり、貯湯タンク50内の洗浄水の温度が安定していない。このような場合にはリミットサーミスタ101の故障判定を行わないため、誤判定を抑制することができる。
また、貯湯タンク50内の洗浄水の温度が安定していない場合とは、上記したように、第1目標値THv1が変更された場合であり、貯湯タンク50内の洗浄水の温度が新たに設定された第1目標値THv1に到達するまで安定していない状態となる。このような場合にはリミットサーミスタ101の故障判定を行わないため、誤判定を抑制することができる。
また、貯湯タンク50内の洗浄水の温度が安定していない場合とは、上記したように、温水サーミスタ102で測定された温度と目標温度THcとの差が所定以上の場合であり、貯湯タンク50内の洗浄水の保温中ではない可能性があり、このような場合にはリミットサーミスタ101の故障判定を行わないため、誤判定を抑制することができる。
また、制御部200は、ヒータ51のオンオフ駆動制御を中止するオフモードを有する。オフモードとは、洗浄水の保温制御を行っていない場合、節電モードの場合、貯湯タンク50内が満水でない(貯湯タンク50内に洗浄水が少ない)場合などである。そして、制御部200は、オフモードの場合にはリミットサーミスタ101の故障判定を行わない。洗浄水の保温中でない場合や故障判定を行う必要がない場合にリミットサーミスタ101の故障判定を行わないため、誤判定を抑制することができる。
なお、上記した実施形態では、リミットサーミスタ101および温水サーミスタ102の2つの温度センサを要する構成としているが、これに限定されず、たとえば、リミットサーミスタ101のみで温度センサを構成し、温水サーミスタ102を省略した構成としてもよい。
また、上記した実施形態では、リミットサーミスタ101が貯湯タンク50内に配置された構成としているが、これに限定されず、たとえば、リミットサーミスタ101が貯湯タンク50外に配置された構成としてもよい。この場合、リミットサーミスタ101は、たとえば、貯湯タンク50外の給水路30に配置される。また、リミットサーミスタ101は、貯湯タンク50外に配置される場合においても、貯湯タンク50の流出口53から近い位置に配置されることが好ましい。
また、上記した実施形態では、判定部201により、下降時間T2を測定し、下降時間T2から連続する次の上昇時間T1を測定し、下降時間T2および次の上昇時間T1を比較してリミットサーミスタ101の故障を検知する構成としているが、たとえば、下降時間T2から複数回の上昇および下降を経た後の上昇時間T1を測定し、この上昇時間T1および下降時間T2を比較する構成としてもよい。
また、たとえば、上昇時間T1を先に測定し、上昇時間T1から連続する下降時間T2を測定し、これらの上昇時間T1および下降時間T2を比較してリミットサーミスタ102の故障を検知する構成としてもよい。このように、判定部201による上昇時間T1および下降時間T2の測定の順番を設定可能に構成してもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
20 衛生洗浄装置
50 貯湯タンク
51 ヒータ
90 ノズル
101 温度センサ(第1温度センサ、リミットサーミスタ)
102 第2温度センサ
200 制御部
THc 目標温度
THv1 第1目標温度(第1目標値)
THv2 第2目標温度(第2目標値)
T1 上昇時間
T2 下降時間

Claims (6)

  1. 洗浄水を貯留する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンク内の洗浄水を人体局部に向けて吐出するノズルと、
    前記貯湯タンク内の洗浄水を加熱するヒータと、
    前記ノズルから吐出される洗浄水の温度が所定以上の高温か否かを検知する第1温度センサと、
    前記貯湯タンク内の洗浄水の温度が予め設定された目標温度か否かを検知する第2温度センサと、
    前記第2温度センサの検知に基づき、前記ヒータのオンおよびオフを制御することで前記貯湯タンク内の洗浄水の温度を前記目標温度に保持する保温制御を行う制御部と
    を備え、
    前記第1温度センサは、リミットサーミスタであり、
    前記制御部は、前記保温制御において、前記ヒータをオフからオンに制御してから前記貯湯タンク内の洗浄水の温度が予め設定された第1目標温度に到達するまでの上昇時間と、前記貯湯タンク内の洗浄水の温度が前記第1目標温度に到達した後、該第1目標温度よりも低温に設定された第2目標温度に到達するまでの下降時間とを測定し、前記下降時間が前記上昇時間と同等または該上昇時間よりも短い場合には前記第1温度センサの故障と判定する、衛生洗浄装置。
  2. 前記制御部は、前記貯湯タンク内の洗浄水の温度が安定していない場合には前記第1温度センサの故障判定を中止する、請求項1に記載の衛生洗浄装置。
  3. 前記貯湯タンク内の洗浄水の温度が安定していない場合とは、前記貯湯タンク内に水が補給された場合である、請求項2に記載の衛生洗浄装置。
  4. 前記貯湯タンク内の洗浄水の温度が安定していない場合とは、前記第1目標温度が変更された場合である、請求項2に記載の衛生洗浄装置。
  5. 記貯湯タンク内の洗浄水の温度が安定していない場合とは、前記第2温度センサで測定された温度と前記目標温度との差が所定以上の場合である、請求項2に記載の衛生洗浄装置。
  6. 前記制御部は、前記ヒータのオンおよびオフの制御を行わないオフモードを有し、前記オフモードの場合には前記第1温度センサの故障判定を中止する、請求項1~5のいずれか一つに記載の衛生洗浄装置。
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