JP7343356B2 - 超音波流量計および流量計測方法 - Google Patents
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Description
はじめに、本発明の実施の形態1に係る超音波流量計について図1を参照して説明する。この超音波流量計は、一対の超音波送受信器101,超音波送受信器102の間で、配管103中を流れる計測対象となる流体104を介して超音波信号を両方向で送受信する計測工程をN(Nは2以上の整数)回実施し、これら計測工程により計測した超音波信号の伝搬時間の差に基づいて、流量演算装置100において、流体104の流量を計測する。
上述した異常値処理をした後、または、異常値が無いと判定した場合(ステップS111のno)は異常値処理をせずに、ステップS113で、シフト処理部108が、記憶部114に保存されているX個の時刻配列D#iを参照し、同一格納位置に格納されているゼロクロス時刻間の時刻差が最小となるよう、これら時刻配列D#iにおけるゼロクロス時刻の格納位置をシフトするシフト処理を実行する(シフト処理ステップ)。
次に、本発明の実施の形態2に係る超音波流量計について、図5を参照して説明する。以下、実施の形態2に係る超音波流量計の流量演算装置100aについて、説明する。他の構成は、前述した実施の形態1と同様である。
次に、本発明の実施の形態3に係る超音波流量計について、図7を参照して説明する。以下、実施の形態3に係る超音波流量計の流量演算装置100bについて、説明する。他の構成は、前述した実施の形態1と同様である。
Claims (10)
- 一対の超音波送受信器の間で、配管中を流れる計測対象となる流体を介して超音波信号を両方向で送受信する計測工程を複数回実施し、これら計測工程により計測した前記超音波信号の順・逆方向における伝搬時間の差に基づいて、前記流体の流量を計測する超音波流量計であって、
前記計測工程毎に、前記超音波信号の受信波を示す計測電圧と予め設定した閾値電圧とを比較し、前記計測電圧が前記閾値電圧を超えた後、前記計測電圧がゼロクロスするゼロクロス時刻を複数回計測し、計測した複数のゼロクロス時刻を当該計測工程と対応する時刻配列のうち、予め設定されている特定の格納位置から順に格納するように構成された計測部と、
隣り合う時刻配列の間において、同一格納位置に格納されているゼロクロス時刻が、それぞれの受信波の同一パルスと対応するゼロクロス時刻となるよう、時刻配列の各々におけるゼロクロス時刻の格納位置をそれぞれシフトするシフト処理を行うように構成されたシフト処理部と、
前記計測部が格納した時刻配列の中のゼロクロス時刻の欠損を検出するように構成された欠損検出部と、
前記欠損検出部が検出した欠損箇所の直前および直後の時刻配列の格納位置に格納されているゼロクロス時刻を用いて求めた補間データを、前記欠損箇所のゼロクロス時刻とするように構成された補間部と、
前記格納位置のうちから前記伝搬時間の計算に用いる目標格納位置を特定し、各時刻配列の前記目標格納位置に格納されている目標ゼロクロス時刻から求めた前記伝搬時間に基づいて、前記流体の流量を計測するように構成された流量計算部と
を備える超音波流量計。 - 請求項1記載の超音波流量計において、
前記欠損検出部が検出した欠損の箇所が、前記計測工程毎に、設定されている上限値を超えて連続している異常か否かを判定するように構成された判定部と、
前記判定部が異常と判定すると、異常処理をするように構成された異常処理部と
をさらに備えることを特徴とする超音波流量計。 - 請求項1記載の超音波流量計において、
前記計測部が格納した時刻配列の中のゼロクロス時刻の数に対する、前記補間部が補間した数の割合を求めるように構成された算出部と、
前記算出部が算出した割合が設定されている上限値を超えたか否かを判定するように構成された判定部と、
前記判定部が異常と判定すると、異常処理をするように構成された異常処理部と
をさらに備えることを特徴とする超音波流量計。 - 請求項2または3記載の超音波流量計において、
前記異常処理部は、前記流体の流量の計測の停止、または前記流体の流量の再計算のいずれかの処理を行うことを特徴とする超音波流量計。 - 請求項2または3記載の超音波流量計において、
前記異常処理部は、前記判定部が異常と判定したときの、前記計測部により格納されている複数のゼロクロス時刻を、計算対象外とすることを特徴とする超音波流量計。 - 一対の超音波送受信器の間で、配管中を流れる計測対象となる流体を介して超音波信号を両方向で送受信する計測工程を複数回実施し、これら計測工程毎に得られた前記超音波信号の順・逆方向における伝搬時間の差に基づいて、前記流体の流量を計測する流量計測方法であって、
前記計測工程毎に、前記超音波信号の受信波を示す計測電圧と予め設定した閾値電圧とを比較し、前記計測電圧が前記閾値電圧を超えた後、前記計測電圧がゼロクロスするゼロクロス時刻を複数回計測し、計測した複数のゼロクロス時刻を当該計測工程と対応する時刻配列のうち、予め設定されている特定の格納位置から順に格納する計測ステップと、
隣り合う時刻配列間において、同一格納位置に格納されているゼロクロス時刻が、それぞれの受信波の同一パルスと対応するゼロクロス時刻となるよう、個々の時刻配列におけるゼロクロス時刻の格納位置をそれぞれシフトするシフト処理を行うシフト処理ステップと、
前記計測ステップで格納された時刻配列の中のゼロクロス時刻の欠損を検出するように構成された欠損検出ステップと、
前記欠損検出ステップで検出された欠損箇所の直前および直後の時刻配列の格納位置に格納されているゼロクロス時刻を用いて求めた補間データを、前記欠損箇所のゼロクロス時刻とするように構成された補間ステップと、
前記格納位置のうちから前記伝搬時間の計算に用いる目標格納位置を特定し、各時刻配列の前記目標格納位置に格納されている目標ゼロクロス時刻から求めた前記伝搬時間に基づいて、前記流体の流量を計測する流量計測ステップと
を備える流量計測方法。 - 請求項6記載の流量計測方法において、
前記欠損検出ステップで検出された欠損の箇所が、設定されている上限値を超えて、前記計測工程毎に連続している異常か否かを判定するように構成された判定ステップと、
前記判定ステップで異常と判定されると、異常処理をする異常処理ステップと
をさらに備えることを特徴とする流量計測方法。 - 請求項7記載の流量計測方法において、
前記計測ステップで格納された時刻配列の中のゼロクロス時刻の数に対する、前記補間ステップで補間された数の割合を求めるように構成された算出ステップと、
前記算出ステップで算出された割合が設定されている上限値を超えたか否かを判定するように構成された判定ステップと、
前記判定ステップが異常と判定すると、異常処理をする異常処理ステップと
をさらに備えることを特徴とする流量計測方法。 - 請求項7または8記載の流量計測方法において、
前記異常処理ステップは、前記流体の流量の計測の停止、または前記流体の流量の再計算のいずれかの処理を行うことを特徴とする流量計測方法。 - 請求項7または8記載の流量計測方法において、
前記異常処理ステップは、前記判定ステップで異常と判定されたときの、前記計測ステップで格納された複数のゼロクロス時刻を、計算対象外とすることを特徴とする流量計測方法。
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JP2019193533A JP7343356B2 (ja) | 2019-10-24 | 2019-10-24 | 超音波流量計および流量計測方法 |
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JP2019193533A JP7343356B2 (ja) | 2019-10-24 | 2019-10-24 | 超音波流量計および流量計測方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2021067572A JP2021067572A (ja) | 2021-04-30 |
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JP2019193533A Active JP7343356B2 (ja) | 2019-10-24 | 2019-10-24 | 超音波流量計および流量計測方法 |
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JP2004069524A (ja) | 2002-08-07 | 2004-03-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流量計測装置 |
JP2014224685A (ja) | 2013-05-15 | 2014-12-04 | パナソニック株式会社 | 流量計測装置 |
JP2020063974A (ja) | 2018-10-17 | 2020-04-23 | アズビル株式会社 | 超音波流量計、流量計測方法、および流量演算装置 |
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- 2019-10-24 JP JP2019193533A patent/JP7343356B2/ja active Active
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