JP7223598B2 - 音響ダンパ、燃焼器およびガスタービン - Google Patents
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Description
図1は、第一実施形態に係るガスタービンの概略構成図である。ガスタービン100は、図1に示すように、圧縮機11と燃焼器12とタービン13と排気室14により構成され、圧縮機11に図示しない発電機が連結されている。圧縮機11は、空気を取り込む空気取入口15を有し、圧縮機車室16内に複数の静翼17と動翼18が交互に配設されている。燃焼器12は、圧縮機11で圧縮された圧縮空気に対して燃料を供給し、バーナで点火することで燃焼可能となっている。タービン13は、タービン車室20内に複数の静翼21と動翼22が交互に配設されている。排気室14は、タービン13に連続する排気ディフューザ23を有している。また、圧縮機11、燃焼器12、タービン13、排気室14の中心部を貫通するようにロータ24が位置しており、圧縮機11側の端部が軸受部25により回転自在に支持される一方、排気室14側の端部が軸受部26により回転自在に支持されている。そして、このロータ24に複数のディスクプレートが固定され、各動翼18,22が連結されると共に、圧縮機11側の端部に図示しない発電機の駆動軸が連結されている。
以下、本発明の第二実施形態について、図8から図10を参照して説明する。図8は、第二実施形態に係る振動部が取り付けられた音響ダンパを模式的に示す説明図である。図9は、第二実施形態に係る振動部の具体例を示す説明図である。図10は、第二実施形態に係る振動部の具体例を示す説明図である。なお、第一実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
以下、本発明の第三実施形態について、図11から図15を参照して説明する。図11は、第三実施形態に係る振動部が取り付けられた音響ダンパを模式的に示す説明図である。図12は、第三実施形態に係る振動部の具体例を示す説明図である。図13は、第三実施形態に係る振動部の第一の変形例を示す説明図である。図14は、第三実施形態に係る振動部の第二の変形例を示す説明図である。図15は、第三実施形態に係る振動部の具体例ごとの応力変位特性を示す説明図である。なお、上記の各実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態の第一の変形例として、図13に示すように線状ばね64Aの一端と他端が、端部板62と振動板58が向く方向に沿って延びるように形成しても良い。ここで、図15の実線は、第三実施形態の線状ばねの変形量と最大応力の関係を示しており、鎖線は、第三実施形態の第一の変形例の変形量と最大応力の関係を示している。図15に示すように、振動部53Aを第一の変形例のように構成することで、個々の線状ばね64Aに加わる応力集中を緩和することができる。
2 ハウジング
3 通路
5 空洞
11 圧縮機
12 燃焼器
13 タービン
14 排気室
15 空気取入口
16 圧縮機車室
17,21 静翼
18,22 動翼
20 タービン車室
23 排気ディフューザ
24 ロータ
25,26 軸受部
30 車室ハウジング
31 外筒
32 内筒
33 尾筒(燃焼筒)
35 パイロットノズル
36 メインノズル
37 ガセット
38 車室
50,51,53,53A,53B 振動部
52,62 端部板
55 下面
56 上面
58 振動板
60 弾性部材
64,64A,64B 線状ばね
68,68B 曲折部
100 ガスタービン
Claims (9)
- 振動発生源に固定され、前記振動発生源で発生する空気振動を取り込む通路を形成する音響ダンパ本体と、
所定のばね定数を有し、前記音響ダンパ本体の外面に取り付けられた振動部と、
前記振動部の端部に取り付けられ、前記通路を閉塞する端部板と、
を備え、
前記振動部は、蛇腹形状をなす、音響ダンパ。 - 前記所定のばね定数は、10N/mm以上100N/mm以下である、請求項1に記載の音響ダンパ。
- 振動発生源に固定され、前記振動発生源で発生する空気振動を取り込む通路を形成する音響ダンパ本体と、
前記音響ダンパ本体の外面に取り付けられ、前記通路を閉塞する端部板と、
所定のばね定数を有し、一端が前記端部板の内面に取り付けられる振動部と、
前記振動部の他端に接続されるとともに前記音響ダンパ本体の内面と間隔を空けて配置された振動板と、
を備え、
前記振動部は、複数の弾性部材から構成され、
前記弾性部材は、多角錐台形を連続して重ねた形状である、音響ダンパ。 - 振動発生源に固定され、前記振動発生源で発生する空気振動を取り込む通路を形成する音響ダンパ本体と、
前記音響ダンパ本体の外面に取り付けられ、前記通路を閉塞する端部板と、
所定のばね定数を有し、一端が前記端部板の内面に取り付けられる振動部と、
前記振動部の他端に接続されるとともに前記音響ダンパ本体の内面と間隔を空けて配置された振動板と、
を備え
前記振動部は、複数の弾性部材から構成され、
前記弾性部材は、多角錐台形を連続して重ねた形状である、音響ダンパ。 - 振動発生源に固定され、前記振動発生源で発生する空気振動を取り込む通路を形成する音響ダンパ本体と、
前記音響ダンパ本体の外面に取り付けられ、前記通路を閉塞する端部板と、
所定のばね定数を有し、一端が前記端部板の内面に取り付けられる振動部と、
前記振動部の他端に接続されるとともに前記音響ダンパ本体の内面と間隔を空けて配置された振動板と、
を備え
前記振動部は、複数の弾性部材から構成され、
前記弾性部材は、前記一端と前記他端の間で折れ曲がった曲折部を含むとともに線状に構成され、
前記弾性部材は、前記一端が、前記端部板の面が向く方向に沿って延びるとともに、前記他端が、前記振動板の面が向く方向に沿って延びている、音響ダンパ。 - 振動発生源に固定され、前記振動発生源で発生する空気振動を取り込む通路を形成する音響ダンパ本体と、
前記音響ダンパ本体の外面に取り付けられ、前記通路を閉塞する端部板と、
所定のばね定数を有し、一端が前記端部板の内面に取り付けられる振動部と、
前記振動部の他端に接続されるとともに前記音響ダンパ本体の内面と間隔を空けて配置された振動板と、
を備え
前記振動部は、複数の弾性部材から構成され、
前記弾性部材は、前記一端と前記他端の間で折れ曲がった曲折部を含むとともに線状に構成され、
前記弾性部材は、前記一端、前記他端及び前記曲折部のうち少なくとも一つがC字状に形成されていることを特徴とする、音響ダンパ。 - 前記振動部は、1種以上の材料からなる連続した堆積層を有する、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の音響ダンパ。
- 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の音響ダンパを燃焼筒の外面に取り付け、前記燃焼筒に流通する燃焼ガスの空気振動を前記音響ダンパに流入させる、燃焼器。
- 請求項8に記載の燃焼器を備える、ガスタービン。
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