JP7279824B2 - 電子時計、領域判定方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
所定の時間間隔おきに所定の角度だけ回動する指針と、
被書き込み対象が書き込まれる2つの記憶領域を有する記憶部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記指針が回動する前記所定の時間間隔おきに発生するタイミングと重ならない所定のタイミングである場合に、前記2つの記憶領域のうち前記被書き込み対象が正常に書き込まれなかった記憶領域を被フォーマット領域、又は、次回に前記被書き込み対象が書き込まれる領域である書き込み領域と判定し、前記2つの記憶領域に前記被書き込み対象がどちらも正常に書き込まれている場合は前記2つの記憶領域のうち前記被書き込み対象が書き込まれたタイミングが早い記憶領域を前記被フォーマット領域、又は、前記書き込み領域と判定する被フォーマット領域決定処理を行う、
ことを特徴とする電子時計である。
本実施形態の電子時計は、ファームウェアやデータを特定するバージョン情報を、ファームウェアやデータを書き込む記憶領域のフッタ部にコピーする。ファームウェアやデータのバージョン情報をフッタ部にコピーした場合、書き換えに失敗した場合を検知できる。
電子時計1は、特には限られないが、例えば腕に装着するためのバンドを備えた腕時計型の電子時計である。この電子時計1は、時計LSIであるマイクロコンピュータ2、操作部31、表示部32、電源部33、電池34を含んで構成される。電子時計1は更に、通信部4とアンテナ41、GPS(Global Positioning System)部5とアンテナ51、フラッシュメモリ6、振動子7を含んで構成される。なお、図ではアンテナ41,51を“ANT”と記載している。
マイクロコンピュータ2は、CPU21、RAM22を含んで構成される。マイクロコンピュータ2は更に、発振回路25、分周回路26、計時回路27を含んで構成され、外付けのROM(Read Only Memory)23に接続されている。
分周回路26は、発振回路25から入力された信号をCPU21や計時回路27が利用する各種周波数の信号に分周して出力する。
ユーザが電子時計1をオールクリア(AC)したならば、この電子時計1のCPU21は、GPSフラッシュ未使用領域決定処理(図5・図6参照)を実行する(ステップS10)。オールクリアは、電池34が切れた場合や、プログラムが暴走した場合に行われる。
図4は、第1の実施形態における記憶領域0,1の構成を示す図である。
記憶領域0には、参照データテーブルと地図データとが記憶されている。
つまり参照データテーブルと地図データとが記憶される特定アドレス空間は、アドレス空間0x100000~0x1FFFFBである。
参照データテーブルは、アドレス空間0x200000~0x20FFFFのうち上位のアドレス空間0x200000~(0x200002+X2)に記憶されている。参照データテーブルは、ヘッダ部分の2バイトのバージョン情報と、それ以降のX2 Bytesの本体とで構成される。ここで、バージョン情報は、0x02,0x00である。バージョン情報は、消去済みであるか否かを判定するため、0xFF,0xFF以外の値が付与されている。CPU21は、このバージョン情報の値により参照データテーブルのバージョンを特定する。
つまり参照データテーブルと地図データとが記憶される特定アドレス空間は、アドレス空間0x200000~0x2FFFFBである。
CPU21は、記憶領域0の参照データテーブルのバージョン情報を読み出し(ステップS30)、バージョン情報が0xFF,0xFFであるか否かを判定する(ステップS31)。CPU21は、バージョン情報が0xFF,0xFFでないならば(No)、ステップS32の処理に進み、バージョン情報が0xFF,0xFFならば(Yes)、ステップS36の処理に進む。
例えばRAM22上の使用先を示す変数に記憶領域1の識別子を代入し、RAM22上のバージョン変数に、使用すべき地図データのバージョンを代入するとよい。これによりCPU52は、使用先を示す変数の識別子に基づき、記憶領域0,1のいずれかに書き込まれた地図データを読み出す。
CPU21は、例えばRAM22上の使用先を示す変数に記憶領域0の識別子を代入し、RAM22上のバージョン変数に、使用すべき地図データのバージョンを代入するとよい。
GPSフラッシュの未使用領域消去処理は、図2のステップS19で呼び出される。
CPU21がGPSフラッシュの未使用領域消去処理を実行することで、記憶領域0,1のうちいずれかが消去され、新たなデータやファームウェアで書き換え可能な状態となる。
この書き換え処理は、例えばユーザによる書き換え指示の操作によって実行される。
CPU21は、記憶領域1が使用されており(ステップS60→Yes)、かつ記憶領域0の消去フラグがクリアされていたならば(ステップS61→Yes)、記憶領域0に参照データテーブルと地図データを書き込む(ステップS62)。ここでCPU21は、ステップS62を実行することにより、記憶領域0の特定アドレス空間にデータを書き込む第1書込手段として機能する。
CPU21は更に、記憶領域0のフッタにバージョン情報を書き込み(ステップS63)、ステップS64の処理に進む。ここでCPU21は、ステップS63を実行することにより、記憶領域0の特定アドレス空間とは異なるアドレス空間に、データを特定する特定情報と同一の特定情報を書き込む第2書込手段として機能する。
CPU21は、記憶領域0が使用されており(ステップS64→Yes)、かつ記憶領域1の消去フラグがクリアされていたならば(ステップS65→Yes)、記憶領域1に参照データテーブルと地図データを書き込む(ステップS66)。ここでCPU21は、ステップS66を実行することにより、記憶領域1の特定アドレス空間にデータを書き込む第1書込手段として機能する。
CPU21は更に、記憶領域1のフッタにバージョン情報を書き込み(ステップS67)、図8の処理を終了する。ここでCPU21は、ステップS67を実行することにより、記憶領域0の特定アドレス空間とは異なるアドレス空間に、データを特定する特定情報と同一の特定情報を書き込む第2書込手段として機能する。
本実施形態では図4に示したように、記憶領域0には、アドレス空間0x100000~0x100001とアドレス空間0x110000~0x110001に、それぞれバージョン情報を記憶している。更に両バージョン情報をアドレス空間0x1FFFFC~0x1FFFFDとアドレス空間0x1FFFFE~0x1FFFFFとにコピーしてある。
なお、記憶領域1も同様である。
記憶領域0のアドレス空間0x100000~0x100001に参照データテーブルのバージョン情報が記憶されているとき、参照データテーブルの領域のフッタに相当するアドレス空間0x10FFFE~0x10FFFFにこのバージョン情報をコピーしてもよい。
なお、記憶領域1も同様である。
記憶領域のフッタにバージョン情報のコピーを記憶し、ヘッダ部分とフッタ部分のバージョン情報を比較することにより、書き換えが成功したか否かを判断できる。
第1の実施形態の電子時計1は、各記憶領域のヘッダ部分にデータのバージョン情報と本体を書き込んだのち、各記憶領域のフッタ部分にバージョン情報をコピーしている。
記憶領域0には、参照データテーブルと地図データとが記憶されている。
つまり参照データテーブルと地図データとが記憶される特定アドレス空間は、アドレス空間0x100000~0x1FFFFBである。
記憶領域0のフッタであるアドレス空間0x1FFFFC~0x1FFFFFには、地図データの容量情報である(0x010002+Y1)が記憶される。アドレス空間0x1FFFFC~0x1FFFFFは、記憶領域0のフッタであり、参照データテーブルや地図データを記憶する特定アドレス空間とは異なるアドレス空間である。
参照データテーブルは、アドレス空間0x200000~0x20FFFFのうち上位のアドレス空間0x200000~(0x200002+X2)に記憶されている。参照データテーブルは、ヘッダ部分の2バイトのバージョン情報と、それ以降のX2 Bytesの本体とで構成される。ここで、バージョン情報は、0x02,0x00である。バージョン情報は、消去済みであるか否かを判定するため、0xFF,0xFF以外の値が付与されている。CPU21は、このバージョン情報の値により参照データテーブルのバージョンを特定する。
つまり参照データテーブルと地図データとが記憶される特定アドレス空間は、アドレス空間0x200000~0x2FFFFBである。
CPU21は、記憶領域0の参照データテーブルのバージョン情報を読み出し(ステップS70)、バージョン情報が0xFF,0xFFであるか否かを判定する(ステップS71)。CPU21は、バージョン情報が0xFF,0xFFでないならば(No)、ステップS72の処理に進み、バージョン情報が0xFF,0xFFならば(Yes)、ステップS76の処理に進む。
CPU21は、例えばRAM22上の使用先を示す変数に記憶領域1の識別子を代入し、RAM22上のバージョン変数に、使用すべき地図データのバージョンを代入するとよい。
CPU21は、例えばRAM22上の使用先を示す変数に記憶領域0の識別子を代入し、RAM22上のバージョン変数に、使用すべき地図データのバージョンを代入するとよい。
GPSフラッシュの未使用領域消去処理は、図2のステップS19で呼び出される。
CPU21がGPSフラッシュの未使用領域消去処理を実行することで、記憶領域0,1のうちいずれかが消去され、新たなデータやファームウェアで書き換え可能な状態となる。
この書き換え処理は、例えばユーザによる書き換え指示の操作によって実行される。
CPU21は、記憶領域1が使用されており(ステップS120→Yes)、かつ記憶領域0の消去フラグがクリアされていたならば(ステップS121→Yes)、記憶領域0に参照データテーブルと地図データを書き込む(ステップS122)。ここでCPU21は、ステップS122を実行することにより、記憶領域0の特定アドレス空間にデータを書き込む第1書込手段として機能する。
CPU21は更に、記憶領域0のフッタに地図容量情報を書き込み(ステップS123)、ステップS124の処理に進む。ここでCPU21は、ステップS123を実行することにより、記憶領域0の特定アドレス空間とは異なるアドレス空間にデータの容量を示す容量情報を書き込む第2書込手段として機能する。
CPU21は、記憶領域0が使用されており(ステップS124→Yes)、かつ記憶領域1の消去フラグがクリアされていたならば(ステップS125→Yes)、記憶領域1に参照データテーブルと地図データを書き込む(ステップS126)。ここでCPU21は、ステップS126を実行することにより、記憶領域1の特定アドレス空間にデータを書き込む第1書込手段として機能する。
CPU21は更に、記憶領域1のフッタに地図容量情報を書き込み(ステップS127)、図13の処理を終了する。ここでCPU21は、ステップS127を実行することにより、記憶領域1の特定アドレス空間とは異なるアドレス空間にデータの容量を示す容量情報を書き込む第2書込手段として機能する。
記憶領域のフッタに0xFF,0xFF,…以外のデータを記憶し、フッタ部分に0xFF,0xFF,…以外のデータが記憶されているか確認することにより、書き換えが成功したか否かを判断できる。
第3の実施形態の電子時計1は、各記憶領域のフッタ部分に電源電圧情報を保存している。
CPU21がフラッシュメモリの書き換えに失敗する主たる理由は、電池34の容量低下に伴い、電源電圧が降下して、CPU21が動作できなくなることである。よって、フラッシュメモリを書き換える際の電源電圧情報を記憶しておくことで、フラッシュメモリの書き換え失敗の要因を解析することができる。
記憶領域0には、参照データテーブルと地図データとが記憶されている。
つまり参照データテーブルと地図データとが記憶される特定アドレス空間は、アドレス空間0x100000~0x1FFFF9である。
記憶領域0のアドレス空間0x1FFFFA~0x1FFFFBには、書込前の電源電圧情報が記憶される。アドレス空間0x1FFFFC~0x1FFFFDには、参照データテーブルのバージョン情報が記憶される。記憶領域0のアドレス空間0x1FFFFE~0x1FFFFFには、地図データのバージョン情報が記憶される。これらアドレス空間0x1FFFFA~0x1FFFFFは、記憶領域0のフッタであり、参照データテーブルや地図データを記憶する特定アドレス空間とは異なるアドレス空間である。
参照データテーブルは、アドレス空間0x200000~0x20FFFFのうち上位のアドレス空間0x200000~(0x200002+X2)に記憶されている。参照データテーブルは、ヘッダ部分の2バイトのバージョン情報と、それ以降のX2 Bytesの本体とで構成される。ここで、バージョン情報は、0x02,0x00である。バージョン情報は、消去済みであるか否かを判定するため、0xFF,0xFF以外の値が付与されている。CPU21は、このバージョン情報の値により参照データテーブルのバージョンを特定する。
つまり参照データテーブルと地図データとが記憶される特定アドレス空間は、アドレス空間0x200000~0x2FFFF9である。
この書き換え処理は、例えばユーザによる書き換え指示の操作によって実行される。
CPU21は、記憶領域1が使用されており(ステップS130→Yes)、かつ記憶領域0の消去フラグがクリアされていたならば(ステップS131→Yes)、記憶領域0のフッタに電圧センサ211で検知した電源電圧情報を書き込む(ステップS132)。CPU21は更に、記憶領域0に参照データテーブルと地図データを書き込み(ステップS133)、フッタにバージョン情報を追記し(ステップS134)、ステップS135の処理に進む。
CPU21は、記憶領域0が使用されており(ステップS135→Yes)、かつ記憶領域1の消去フラグがクリアされていたならば(ステップS136→Yes)、記憶領域1のフッタに電圧センサ211で検知した電源電圧情報を書き込む(ステップS137)。CPU21は更に、記憶領域1に参照データテーブルと地図データを書き込み(ステップS138)、フッタにバージョン情報を追記し(ステップS139)、図15の処理を終了する。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)~(h)のようなものがある。
(c) バージョン情報は、必ずしも記憶領域の先頭に記憶されていなくてもよく、最初の書き込み動作で書き込まれるメモリ空間に記憶されていればよい。例えば、記憶領域のうち所定のオフセット(0x000080など)で示されるアドレス空間に記憶されていてもよい。
(e) 記憶領域のフッタのサイズは、フラッシュメモリの消去単位以下であればよく、限定されない。
(f) フラッシュメモリに書き込まれる情報は、CPU52が参照するデータやCPU52が実行するファームウェア(プログラム)に限定されない。CPU21が参照するデータやCPU21が実行するファームウェア(プログラム)であってもよい。
(g) 記憶領域の使用と未使用の決定処理を実行する主体は、CPU21に限られず、CPU52が実行してもよい。
(h) CPU21が読み込んで実行するためのプログラムまたはCPU21が読み込んで参照するためのデータを、CPU21自身がフラッシュメモリに書き込んでもよい。
〔付記〕
プログラムまたはデータを記憶する記憶領域を有するメモリと、
前記記憶領域の特定アドレス空間に前記プログラムまたは前記データと当該プログラムまたは当該データを特定する特定情報とを書き込み、当該記憶領域の前記特定アドレス空間とは異なるアドレス空間に当該特定情報を書き込むプロセッサと、
を備えることを特徴とするデータ管理装置。
《請求項2》
前記メモリは、前記プログラムまたは前記データを記憶する記憶領域を複数含んでおり、
前記プロセッサは、各前記記憶領域の特定アドレス空間の前記プログラムまたは前記データに含まれる特定情報と各前記記憶領域の前記異なるアドレス空間に含まれる特定情報とを照合して、前記データまたは前記プログラムが正しく書き込まれているか否かを判定すると共に、正しく書き込まれていない記憶領域を消去する、
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理装置。
《請求項3》
前記メモリは、前記プログラムまたは前記データを記憶する記憶領域を複数含んでおり、
前記プロセッサは、各前記記憶領域の前記特定アドレス空間の前記プログラムまたは前記データに含まれる特定情報と各前記記憶領域の前記異なるアドレス空間の特定情報とを照合して、前記データまたは前記プログラムが正しく書き込まれているか否かを判定すると共に、正しく書き込まれている記憶領域に記憶されたプログラムまたはデータを使用する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ管理装置。
《請求項4》
プログラムまたはデータを記憶する記憶領域を有するメモリと、
前記記憶領域の特定アドレス空間に新たなプログラムまたはデータを書き込み、当該プログラムまたは当該データの容量を示す容量情報を当該記憶領域の前記特定アドレス空間とは異なるアドレス空間に書き込むプロセッサと、
を備えることを特徴とするデータ管理装置。
《請求項5》
前記プロセッサは、前記記憶領域の前記異なるアドレス空間に記憶された前記容量情報に基づき、当該記憶領域を消去する、
ことを特徴とする請求項4に記載のデータ管理装置。
《請求項6》
第1のプロセッサと、
前記第1のプロセッサが読み込んで実行するためのプログラムまたは前記第1のプロセッサが読み込んで参照するためのデータを記憶する記憶領域を有するメモリと、
前記記憶領域の特定アドレス空間に前記プログラムまたは前記データを書き込み、当該プログラムまたは当該データを特定する特定情報を当該記憶領域の前記特定アドレス空間とは異なるアドレス空間に書き込む第2のプロセッサと、
を備えることを特徴とするデータ管理装置。
《請求項7》
前記メモリは、前記プログラムまたは前記データを記憶する記憶領域を複数含んでおり、
前記第2のプロセッサは、各前記記憶領域の前記特定アドレス空間の前記プログラムまたは前記データに含まれる特定情報と各前記記憶領域の前記異なるアドレス空間の特定情報とを照合して、前記データまたは前記プログラムが正しく書き込まれているか否かを判定すると共に、正しく書き込まれている記憶領域に記憶されたプログラムまたはデータを前記第1のプロセッサに使用させる、
ことを特徴とする請求項6に記載のデータ管理装置。
《請求項8》
前記メモリは、前記プログラムまたは前記データを記憶する記憶領域を複数含んでおり、
前記第1のプロセッサは、各前記記憶領域の前記特定アドレス空間の前記プログラムまたは前記データに含まれる特定情報と各前記記憶領域の前記異なるアドレス空間の特定情報とを照合して、前記データまたは前記プログラムが正しく書き込まれているか否かを判定すると共に、正しく書き込まれている記憶領域に記憶されたプログラムまたはデータを読み込む、
ことを特徴とする請求項6に記載のデータ管理装置。
《請求項9》
電源を供給する電池と、
前記電源の電圧を検知する電圧センサと、を備え、
前記第2のプロセッサは、前記プログラムまたは前記データを特定する特定情報と共に、前記電圧センサで検知した電源電圧情報を前記記憶領域の前記異なるアドレス空間に書き込む、
ことを特徴とする請求項6ないし8のうちいずれか1項に記載のデータ管理装置。
《請求項10》
第1のプロセッサと、
前記第1のプロセッサが読み込んで実行するためのプログラムまたは前記第1のプロセッサが読み込んで参照するためのデータを記憶する記憶領域を有するメモリと、
前記記憶領域の特定アドレス空間に新たなプログラムまたはデータを書き込み、当該プログラムまたは当該データの容量を示す容量情報を当該記憶領域の前記特定アドレス空間とは異なるアドレス空間に書き込む第2のプロセッサと、
を備えることを特徴とするデータ管理装置。
《請求項11》
前記第2のプロセッサは、前記記憶領域の前記異なるアドレス空間に記憶された前記容量情報に基づき、当該記憶領域を消去する、
ことを特徴とする請求項10に記載のデータ管理装置。
《請求項12》
請求項1ないし11のうちいずれか1項に記載のデータ管理装置と、
時刻を計数する計時部と、
前記計時部が計数する前記時刻を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする電子時計。
《請求項13》
記憶領域の特定アドレス空間にデータまたはプログラムを特定する特定情報が記憶されると共に、前記記憶領域の前記特定アドレス空間とは異なるアドレス空間に前記特定情報と同一の特定情報が記憶されており、
前記記憶領域の前記特定アドレス空間の特定情報と前記記憶領域の前記異なるアドレス空間の特定情報とを照合して、前記データまたは前記プログラムが正しく書き込まれているか否かを判定する、
ことを特徴とするデータ管理方法。
《請求項14》
記憶領域の特定アドレス空間にデータまたはプログラムが記憶されると共に、前記記憶領域の前記特定アドレス空間とは異なるアドレス空間に前記データまたは前記プログラムの容量を示す容量情報が記憶されており、
前記記憶領域の前記異なるアドレス空間に記憶された前記容量情報に基づき、当該記憶領域を消去する、
ことを特徴とするデータ管理方法。
《請求項15》
記憶領域の特定アドレス空間にデータまたはプログラムを書き込む第1書込手段、
前記記憶領域の前記特定アドレス空間とは異なるアドレス空間に、前記データまたは前記プログラムを特定する特定情報と同一の特定情報を書き込む第2書込手段、
前記記憶領域の前記特定アドレス空間の特定情報と前記記憶領域の前記異なるアドレス空間の特定情報とを照合して、前記データまたは前記プログラムが正しく書き込まれているか否かを判定する判定手段、
としてコンピュータを機能させるためのデータ管理プログラム。
《請求項16》
記憶領域の特定アドレス空間にデータまたはプログラムを書き込む第1書込手段、
前記記憶領域の前記特定アドレス空間とは異なるアドレス空間に前記データまたは前記プログラムの容量を示す容量情報を書き込む第2書込手段、
前記記憶領域の前記異なるアドレス空間に記憶された前記容量情報に基づき、当該記憶領域を消去する消去手段、
としてコンピュータを機能させるためのデータ管理プログラム。
2 マイクロコンピュータ
21 CPU (第2のプロセッサ)
22 RAM
23 ROM
25 発振回路
26 分周回路
27 計時回路
31 操作部
32 表示部
33 電源部
34 電池
4 通信部
41 アンテナ
5 GPS部
51 アンテナ
52 CPU (第1のプロセッサ)
53 RAM
6 フラッシュメモリ
61 領域0
62 領域1
7 振動子
Claims (7)
- 所定の時間間隔おきに所定の角度だけ回動する指針と、
被書き込み対象が書き込まれる2つの記憶領域を有する記憶部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記指針が回動する前記所定の時間間隔おきに発生するタイミングと重ならない所定のタイミングである場合に前記2つの記憶領域のうち前記被書き込み対象が正常に書き込まれなかった記憶領域を被フォーマット領域、又は、次回に前記被書き込み対象が書き込まれる領域である書き込み領域と判定し、前記2つの記憶領域に前記被書き込み対象がどちらも正常に書き込まれている場合は前記2つの記憶領域のうち前記被書き込み対象が書き込まれたタイミングが早い記憶領域を前記被フォーマット領域、又は、前記書き込み領域と判定する被フォーマット領域決定処理を行う、
ことを特徴とする電子時計。 - 現在時刻を計時する計時部をさらに備え、
前記制御部は、
前記計時部が計時する前記現在時刻が所定の時刻である場合に、前記被フォーマット領域決定処理で前記被フォーマット領域と判定された記憶領域のフォーマットを開始する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 経過時間を計時する計時部をさらに備え、
前記制御部は、
前記指針を回動させて前記計時部が計時する前記経過時間を表示するストップウォッチモードを実行している場合であって、前記指針が所定の時間以上回動していない場合に、前記被フォーマット領域決定処理において前記被フォーマット領域と判定された記憶領域のフォーマットを開始する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 前記被書き込み対象とは、地図データである、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 前記制御部は、
前記被フォーマット領域決定処理において前記被フォーマット領域と判定された記憶領域をフォーマットし次回に前記被書き込み対象が書き込まれる領域として設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 所定の時間間隔おきに所定の角度だけ回動する指針と、
被書き込み対象が書き込まれる2つの記憶領域を有する記憶部と、
を備える電子時計が実行する領域判定方法であって、
前記指針が回動する前記所定の時間間隔おきに発生するタイミングと重ならない所定のタイミングである場合に、前記2つの記憶領域のうち前記被書き込み対象が正常に書き込まれなかった記憶領域を被フォーマット領域、又は、次回に前記被書き込み対象が書き込まれる領域である書き込み領域と判定し、前記2つの記憶領域に前記被書き込み対象がどちらも正常に書き込まれている場合は前記2つの記憶領域のうち前記被書き込み対象が書き込まれたタイミングが早い記憶領域を前記被フォーマット領域、又は、前記書き込み領域と判定する被フォーマット領域決定処理を行う、制御処理
を有することを特徴とする領域判定方法。 - 所定の時間間隔おきに所定の角度だけ回動する指針と、
被書き込み対象が書き込まれる2つの記憶領域を有する記憶部と、
を備える電子時計のコンピュータを、
前記指針が回動する前記所定の時間間隔おきに発生するタイミングと重ならない所定のタイミングである場合に、前記2つの記憶領域のうち前記被書き込み対象が正常に書き込まれなかった記憶領域を被フォーマット領域、又は、次回に前記被書き込み対象が書き込まれる領域である書き込み領域と判定し、前記2つの記憶領域に前記被書き込み対象がどちらも正常に書き込まれている場合は前記2つの記憶領域のうち前記被書き込み対象が書き込まれたタイミングが早い記憶領域を前記被フォーマット領域、又は、前記書き込み領域と判定する被フォーマット領域決定処理を行う、制御手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
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