JP7267799B2 - Load sensor with tuning fork oscillator - Google Patents
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Description
本発明は、音叉振動子を備える荷重センサに関し、音叉振動子破損防止用のストッパの小型化を図るものである。 The present invention relates to a load sensor having a tuning fork vibrator, and is intended to reduce the size of a stopper for preventing damage to the tuning fork vibrator.
音叉振動子を備える荷重センサ(音叉振動子付き荷重センサ)は、例えば、下記特許文献1に記載されている。
この荷重センサは、図7に示すように、センサ基板1と、センサ基板1に支点5を介して接続する梃子部4と、梃子部4の一端とセンサ基板1との間に接続する音叉振動子2と、梃子部4の他端に接続して被検体の荷重を伝える荷重作用部3とを備えており、金属板をワイヤーカットで図示の形状に切り抜いて形成されている。
この荷重センサでは、荷重により荷重作用部3に下方向の力が作用すると、梃子部4を通じて音叉振動子2を上方に引っ張る力が音叉振動子2に加わる。そのため、音叉振動子2の発振周波数が変化し、その変化を検出することで荷重作用部3に作用した荷重が計測される。
A load sensor equipped with a tuning fork vibrator (a load sensor with a tuning fork vibrator) is described, for example, in Patent Document 1 below.
As shown in FIG. 7, this load sensor includes a sensor substrate 1, a lever portion 4 connected to the sensor substrate 1 via a
In this load sensor, when a downward force acts on the load applying portion 3 due to the load, a force that pulls the
しかし、荷重作用部3に何かが当たるなどして、荷重方向とは逆の力(突き上げ力)が荷重作用部3に作用すると、梃子部4を通じて音叉振動子2を圧縮する方向の力が音叉振動子2に加わり、その力が大きい場合には、音叉振動子2が破損(座屈)する。
従来の音叉振動子付き荷重センサでは、突き上げ力により荷重作用部3が約100μm以上突き上げられると、音叉振動子2が破損する恐れがある。
However, if the load acting portion 3 is hit by something and a force (push-up force) opposite to the load direction acts on the load acting portion 3, the force in the direction that compresses the
In the conventional load sensor with a tuning fork vibrator, the
こうした事態を防ぐため、音叉振動子付き荷重センサでは、荷重作用部3に対する突き上げ量を抑制するためのストッパ(突上げストッパ)が荷重作用部3の直上に設けられている。 In order to prevent such a situation, the load sensor with the tuning fork vibrator is provided with a stopper (thrust-up stopper) directly above the load-applying portion 3 for suppressing the amount of push-up to the load-applying portion 3 .
図8は、従来の音叉振動子付き荷重センサ10の突上げストッパ31を示している。この荷重センサでは、ワイヤーカットでセンサ基板11に切り込みを入れて点線で示す形状30を形成し、これを荷重作用部13の当接部131の真上の位置まで折り曲げて突上げストッパ31としている。
FIG. 8 shows the push-
突上げストッパは、計量中に荷重作用部13と触れないように、荷重作用部3との間に隙間を設ける必要があるが、この隙間が大き過ぎると、突き上げ時に音叉振動子2の破損が防止できない。そのため、この隙間は、数10μm~100μm程度でなければならない。
しかし、量産性を考慮すると、数10μmの隙間を細いワイヤで直接ワイヤーカット加工することは現実的でない。
It is necessary to provide a gap between the push-up stopper and the
However, in consideration of mass productivity, it is not realistic to directly wire-cut a gap of several tens of μm with a fine wire.
そこで、図8の荷重センサ10では、突上げストッパとなる点線形状30をワイヤーカットで形成し、その後、点線形状30を曲げ加工して、荷重作用部13の当接部131との間隔が数10μmの突上げストッパ31を形成している。
Therefore, in the
しかし、曲げ加工で形成した突上げストッパ31は、荷重センサの多くのスペースを占有してしまうため、より小型な音叉振動子付き荷重センサを設計する際の障害となっていた。
本発明は、こうした事情を考慮して創案したものであり、小型の突上げストッパを備える音叉振動子付き荷重センサを提供することを目的としている。
However, the push-
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been devised in consideration of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a tuning fork vibrator-equipped load sensor having a small push-up stopper.
本発明は、音叉振動子を備える荷重センサであって、荷重センサ基部と、荷重センサ基部に支点を介して接続する梃子部と、梃子部に接続された、被検体の荷重が作用する荷重作用部と、梃子部に、支点を間にして、荷重作用部とは反対の側に直接又は介在部材を介して接続された音叉振動子と、音叉振動子に対して圧縮力を加える方向の荷重作用部の動きを制限するストッパ部と、を備えている。そして、ストッパ部は、ピンと、ピンの周縁の一部を除く部分周縁に接触してピンを保持するピン受入部と、を有し、ピン受入部は、荷重センサ基部の縁部から切り込まれた切欠きを備え、この切欠きの凹部形状が、ピンの部分周縁の形状に対応しており、ピン受入部と接触しないピンの一部の周縁が、所定距離隔てて荷重作用部に対向するように構成されている。
このストッパ部は多くの占有面積を必要としないため、音叉振動子付き荷重センサを小型に構成できる。
The present invention is a load sensor equipped with a tuning fork vibrator, comprising a load sensor base, a lever connected to the load sensor base via a fulcrum, and a load acting on which the load of a subject is applied, connected to the lever. A tuning fork vibrator connected directly or via an intervening member to the lever part on the side opposite to the load acting part with the fulcrum in between, and a load in the direction of applying a compressive force to the tuning fork vibrator. and a stopper portion that restricts movement of the action portion. The stopper portion has a pin and a pin receiving portion that holds the pin by contacting a partial peripheral edge of the pin excluding a part of the peripheral edge of the pin, and the pin receiving portion is cut from the edge of the load sensor base. The recessed shape of the notch corresponds to the shape of the partial peripheral edge of the pin, and the partial peripheral edge of the pin that does not contact the pin receiving portion faces the load applying portion at a predetermined distance. is configured as
Since this stopper does not require a large area, the load sensor with the tuning fork vibrator can be made compact.
また、本発明の音叉振動子付き荷重センサでは、ピンを、ピン受入部に圧入して固定している。 Further, in the load sensor with tuning fork vibrator of the present invention, the pin is press-fitted into the pin receiving portion and fixed.
また、本発明の音叉振動子付き荷重センサでは、切欠きの一部を画成する荷重センサ基部の部分が弾性を備えることが望ましい。
そうすることで、ピンのピン受入部への圧入が容易になり、また、圧入されたピンが弾性力により確実に保持される。
Further, in the load sensor with tuning fork vibrator of the present invention, it is desirable that the portion of the load sensor base defining a part of the notch has elasticity.
By doing so, the pin can be easily press-fitted into the pin-receiving portion, and the press-fitted pin can be reliably held by the elastic force.
また、本発明の音叉振動子付き荷重センサでは、ピンを、円柱の平行ピンにすることが望ましい。
ピンが円柱であれば、ピンの軸回りの回転によってピンと荷重作用部との距離が変化する恐れがない。
In addition, in the load sensor with tuning fork vibrator of the present invention, it is desirable that the pin is a cylindrical parallel pin.
If the pin is cylindrical, there is no possibility that the distance between the pin and the load application portion will change due to rotation of the pin about its axis.
また、本発明の音叉振動子付き荷重センサでは、被検体の荷重が荷重作用部の下方に作用する場合は、ストッパ部を荷重作用部の直上に配置して荷重作用部の上方への動きを制限する。また、被検体の荷重が荷重作用部の上方に作用する場合は、ストッパ部を荷重作用部の直下に配置して荷重作用部の下方への動きを制限する。 In addition, in the load sensor with tuning fork vibrator of the present invention, when the load of the subject acts on the lower portion of the load acting portion, the stopper portion is arranged directly above the load acting portion to prevent the upward movement of the load acting portion. Restrict. Further, when the load of the subject acts on the load acting portion above, the stopper portion is arranged directly below the load acting portion to limit the downward movement of the load acting portion.
本発明の音叉振動子付き荷重センサは、ストッパ部が多くの占有面積を必要としないため、小型に構成できる。 The load sensor with a tuning fork vibrator according to the present invention can be made compact because the stopper portion does not require a large area to be occupied.
図1の斜視図は、本発明の実施形態に係る音叉振動子付き荷重センサ10を示している。図2は、その平面図である。
この荷重センサは、荷重センサ基部11に支点15を介して接続する梃子部14と、被検体の荷重が下向きに作用する荷重作用部13と、支点15を間にして荷重作用部13とは反対側で梃子部14に接続する音叉振動子12と、荷重作用部13の突き上げ量を制限するストッパ部20とを備えている。
A perspective view of FIG. 1 shows a
This load sensor has a
ストッパ部20は、図1及び図2に示す円柱状の平行ピン21を、図3に示すピン受入部22に圧入して構成されている。
ピン受入部22は、図4に拡大して示すように、荷重センサ基部11の縁部からワイヤーカットで切り込まれて形成された切欠きであり、その切欠きの奥部には、平行ピン21の円周の凡そ3/4の長さの周縁(特許請求の範囲で言う“部分周縁”)の形状に対応する弧状部分221が形成されている。
The
The
また、弧状部分221への導入部を形成する荷重センサ基部11の部分222は、弧状部分221への導入口を狭める方向の弾性を有している。
そのため、平行ピン21をピン受入部22に圧入するとき、平行ピン21によって荷重センサ基部11の部分222が押し広げられ、この部分222の弾性で平行ピン21が確実にピン受入部22で保持される。図5は、平行ピン21を圧入したときのピン受入部22の形状を、平行ピン21を除いた状態で示している。
Also, the
Therefore, when the
また、図6は、平行ピン21が圧入されたピン受入部22の状態を示している。このとき、平行ピン21の円周の一部は、ピン受入部22の弧状部分221から露出しており、この露出した部分が荷重作用部13の当接部131と50μmの間隔で対向している。
そのため、荷重作用部13に突き上げ力が作用しても、荷重作用部13が50μm上昇すると、平行ピン21により上昇が抑えられ、その結果、音叉振動子12の座屈が防止できる。
6 shows the state of the
Therefore, even if a thrusting force acts on the
このストッパ部20は、図8に示すストッパ31に比べて極めて小さくできる。
また、平行ピン21と荷重作用部13の当接部131との間隔のばらつきが小さい。ワイヤーカットの加工誤差が2~3μm以下であり、ピンの公差が3μm以下であるから、それらを加算しても、誤差は6μm以下である。
また、ピン受入部22の形状は単純であるため、短時間でのワイヤーカット加工で製作することができる。
This
In addition, variations in the distance between the
Further, since the shape of the
なお、ストッパ部20で用いるピンは、円柱形以外の形状であっても良い。しかし、円柱形の場合は、荷重作用部13の当接部131との間隔がピンの軸回りの回転角度に依存しないため、有利である。
また、これまで音叉振動子12が梃子部14に直接接続する場合について説明したが、音叉振動子12は、二段目の梃子等の介在部材を介して梃子部14に接続する構造であっても良い。
また、ここでは、荷重作用部13の上方への突き上げ力が音叉振動子12の座屈をもたらす場合の構造について説明したが、荷重により荷重作用部に上方への力が加わり、この力が音叉振動子に引っ張り力として作用するように構成された荷重センサでは、荷重作用部13の下方への力が音叉振動子12の座屈をもたらすから、この場合は、ストッパ部20を荷重作用部13の真下に配置する必要がある。
The pin used in the
Also, the case where the
Also, here, the structure in which the upward pushing force of the
本発明の音叉振動子付き荷重センサは、小型に構成できるため、種々の計量器に組み込むことが可能であり、広い分野で利用することができる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The load sensor with a tuning fork vibrator of the present invention can be constructed in a small size, so that it can be incorporated in various weighing instruments and can be used in a wide range of fields.
10 音叉振動子付き荷重センサ
11 センサ基板
12 音叉振動子
13 荷重作用部
14 梃子部
15 支点
20 ストッパ部
21 平行ピン
22 ピン受入部
30 突上げストッパの曲げ加工前の形状
31 突上げストッパ
131 当接部
221 弧状部分
222 弾性部
REFERENCE SIGNS
Claims (6)
荷重センサ基部と、
前記荷重センサ基部に支点を介して接続する梃子部と、
前記梃子部に接続された、被検体の荷重が作用する荷重作用部と、
前記梃子部に、前記支点を間にして、前記荷重作用部とは反対の側に直接又は介在部材を介して接続された前記音叉振動子と、
前記音叉振動子に対して圧縮力を加える方向の前記荷重作用部の動きを制限するストッパ部と、
を備え、
前記ストッパ部は、ピンと、前記ピンの周縁の一部を除く部分周縁に接触して前記ピンを保持するピン受入部と、を有し、
前記ピン受入部は、前記荷重センサ基部の縁部から切り込まれた切欠きを備え、前記切欠きの凹部形状が、前記ピンの前記部分周縁の形状に対応しており、
前記ピン受入部と接触しない前記ピンの一部の周縁が、所定距離隔てて前記荷重作用部に対向している、
荷重センサ。 A load sensor comprising a tuning fork vibrator,
a load sensor base;
a lever portion connected to the load sensor base via a fulcrum;
a load applying section on which the load of the subject acts, connected to the lever section;
the tuning fork vibrator connected directly or via an intervening member to the lever portion on the side opposite to the load acting portion with the fulcrum therebetween;
a stopper portion that restricts movement of the load applying portion in a direction of applying a compressive force to the tuning fork vibrator;
with
The stopper portion has a pin and a pin receiving portion that holds the pin in contact with a partial peripheral edge of the pin except for a part of the peripheral edge of the pin,
The pin receiving portion has a notch cut from the edge of the load sensor base, and the concave shape of the notch corresponds to the shape of the partial peripheral edge of the pin,
A peripheral edge of a portion of the pin that does not contact the pin receiving portion faces the load applying portion at a predetermined distance.
load sensor.
前記ピンが、前記ピン受入部に圧入されて固定される、荷重センサ。 A load sensor comprising the tuning fork vibrator according to claim 1,
A load sensor, wherein the pin is press-fitted and fixed in the pin receiving portion.
前記切欠きの一部を画成する前記荷重センサ基部の部分が弾性を備える、荷重センサ。 A load sensor comprising the tuning fork vibrator according to claim 1 or 2 ,
A load sensor, wherein a portion of the load sensor base defining a portion of the notch is resilient.
前記ピンが、円柱の平行ピンである、荷重センサ。 A load sensor comprising the tuning fork vibrator according to any one of claims 1 to 3 ,
The load sensor, wherein the pins are cylindrical parallel pins.
前記ストッパ部が、前記荷重作用部の直上にあって、前記荷重作用部の上方への動きを制限する、荷重センサ。 A load sensor comprising the tuning fork vibrator according to any one of claims 1 to 4 ,
The load sensor, wherein the stopper portion is located directly above the load applying portion and restricts upward movement of the load applying portion.
前記ストッパ部が、前記荷重作用部の直下にあって、前記荷重作用部の下方への動きを制限する、荷重センサ。 A load sensor comprising the tuning fork vibrator according to any one of claims 1 to 4 ,
The load sensor, wherein the stopper portion is located directly below the load applying portion and restricts downward movement of the load applying portion.
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US20050284670A1 (en) | 2004-06-24 | 2005-12-29 | Shinko Denshi Co., Ltd. | Weighing apparatus with roberval mechanism |
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JP2018128438A (en) | 2017-02-11 | 2018-08-16 | 新光電子株式会社 | Load detection sensor including tuning-fork vibrator |
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