JP7123649B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents
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Description
前者の場合は荷受台が垂直に直線往復運動するだけであるが、後者の場合はアームの回動動作により荷受台が円弧軌道で昇降し、荷受台は上昇時に水平方向の速度成分を伴って荷台に接近する。この場合、道板を展開した状態では荷受台の上昇時に荷受面上で滑り止めを構成する突部が道板の端部に引っ掛かり、突部で拘束された状態の道板に対して荷受台と荷台の水平距離が縮まることで圧縮力が加わり得る。通常、道板は軽く扱い易いように薄い金属板で構成されているため、不測に力が加わると変形し荷受面に接触できず荷受面から浮いた状態になってしまう可能性がある。
-荷受台昇降装置-
図1及び図2は本発明の第1実施形態に係る荷受台昇降装置を車両に取り付けた様子(図1は荷受台展開状態、図2は荷受台格納状態)を表す斜視図、図3は荷受台昇降装置の側面図である。本願明細書では図1に矢印で示した方向を荷受台昇降装置の前後とする。図1-図3に示した荷受台昇降装置は平行リンクにより荷受台を昇降させて荷役作業を支援する装置であり、図2のように荷受台を起立させて格納する種のものである。この荷受台昇降装置は、支持フレーム1、左右のリフトアーム2、荷受台3、左右のリフトシリンダ4、左右のチルトシリンダ5(図3)等を備えている。
荷受台3における荷物等が載置される荷受面3sには滑り止め10(図4)が設けられている。滑り止め10があることで、荷受面3s上で荷物や作業者の足元が滑り難くなっている。
荷受台3が下降した際にリフトアーム2に干渉しないように、荷受台3の基端側の縁部(本例では前縁)には左右のリフトアーム2の位置に対応して左右の切り欠き3n(図1)が形成されている。これにより荷受面3sが一部切り欠かれた状態となっている。これら切り欠き3nはそれぞれフラップ9でカバーされている。左右のフラップ9は切り欠き3nの形状に応じて平面視で矩形状に形成されている(図1)。フラップ9は荷受台3に回動可能に設けられ、荷受台3の下降時にリフトアーム2に干渉し、図4に示したように上下に回動して切り欠き3nを開閉する。図示していないがリフトアーム2の先端部付近には上面に当て板が取り付けられている。この当て板がリフトアーム2の下方への回動に伴ってフラップ9の裏面に当たりフラップ9を押し上げることで、フラップ9がリフトアーム2に従動して起立する(図3)。なお、当て板をローラ部材に変更しても良いし、当て板を省略してフラップ9にリフトアーム2を直接当てる構成としても良い。図3に符号3bを付して示したように荷受台3が下降して接地しているときには、フラップ9は荷受面3sに対して所定角度で起立し、荷受台3に積載された荷物等のストッパとしても機能し得る。一方、同図に符号3aを付して示したように荷受台3が荷台Aの床面の高さにあるときには、フラップ9は荷受面3sに沿って水平に倒伏し荷受台3と荷台Aの間で荷物を運ぶ際に障害となることはない。
に対し、荷受台3の上昇時に倒伏姿勢のフラップ9が突部8に先行して当たるようになっている。荷受台3の上昇時に突部8に先行してフラップ9が道板Sを押し上げ、道板Sは突部8には接触しない。道板Sが突部8に拘束されない構成である。
(1)図10は比較例を表す図である。同図の比較例ではフラップFの上面Fsが荷受台Pの荷受面Psと面一になっており、滑り止めを構成する突部PpはフラップFの上面Fsよりも上方に突出している。このような構成では荷受台Pをリフトアーム(不図示)の回動動作により上昇させる際、道板Sが存在するとフラップFを超えて突出した突部Ppが同図のように道板Sの先端部に干渉し得る。この状態で更に荷受台Pが上昇すると、荷受台Pが荷台に接近することで突部Ppに拘束された道板Sに圧縮力が加わり得る。
図6は本発明の第2実施形態に係る荷受台昇降装置の荷受台の基端側の部分の側面図で図4に対応する図、図7はその平面図である。本実施形態はフラップ9を突部8よりも高く配置する代わりに新たにガード91を設けた例である。ガード91は複数の突部8に跨って前後に延びる棒状部材(この形状は例示である)であり、荷受台3の基端側の部分であって道板Sの先端が接触する領域において左右方向の少なくとも一箇所に設けられている。ガード91は例えば荷受台3とは別に製作し、溶接やボルト等で荷受面3sに後付けすることができる。荷受面3sと直交する方向が高さ方向であるとして、ガード91は滑り止め10を構成する各突部8と荷受面3sからの高さが等しい(H1=H2)。このようなガード91であっても、またガード91が突部8と同じ高さでも、荷受台3の上昇時に突部8に先行してガード91が道板Sに当たり、突部8に道板Sが干渉して拘束されないようにすることができる。また、単純形状のガード91を後付けするだけであるため、荷受台3の設計変更が不要であり、既存の荷受台昇降装置にも容易に適用できる。
第1実施形態ではフラップ9の上面9sが突部8の上面よりも高い構成を例示したが、第2実施形態でガード91の上面91sの高さを突部8の上面の高さに揃えたようにフラップ9の上面9sと突部8の上面を同じ高さにしても良い。反対に第2実施形態ではガード91の上面91sの高さを突部8の上面の高さに揃えた構成を例示したが、図8に例示したようにガード91の上面91sが突部8の上面よりも高い構成としても良い。また、荷受台3の昇降軌道は決まっているので荷受台3に道板Sが接触する部位も概ね一定である。従ってガード91の前後の長さは図9に例示したように最小限で足りる。同図の例は突部8の前後の間隔寸法にガード91の前後寸法を設定し、前後に隣接する2つの突部8にのみ跨るようにガード91を設置している。これらの例でも同様の効果を得ることができる。
Claims (3)
- 車両に対して上下に回動するリフトアームと、
前記リフトアームの先端に連結され、荷受面に対して突出した複数の突部を並べて形成した滑り止めを有する荷受台とを備え、
前記荷受面と直交する方向が高さ方向であるとして、前記滑り止めを構成する各突部よりも前記荷受面からの高さが高いか等しい少なくとも1つのガードが前記荷受台に設けられており、
前記荷受台の上昇時に前記荷受台との間に跨って前記荷受面に重なる道板が前記車両の荷台に設けられている場合に、前記荷受台の上昇時に前記突部に前記道板が干渉して拘束されないように、前記突部に先行して前記ガードが前記道板に当たるように構成されている荷受台昇降装置。 - 前記荷受台が下降時に前記リフトアームに干渉しないように前記荷受台の基端側の縁部に形成された切り欠きと、
前記切り欠きをカバーするように前記荷受台に回動可能に設けられ、前記荷受台の下降時に前記リフトアームに干渉して開閉するフラップとを備え、
前記フラップが前記切り欠きを閉じた状態で前記フラップの上面の高さが前記突部の上面の高さ以上になるように前記荷受面と前記フラップの上面との間に段差を設けることで、前記フラップで前記ガードを構成してある請求項1の荷受台昇降装置。 - 前記突部の高さ寸法の半分以下の深さ寸法の複数の凹部を並べて形成した滑り止めが前記フラップの上面に設けられており、前記突部の上面よりも前記凹部の最下部が高いか等しくなるように構成してある請求項2の荷受台昇降装置。
Priority Applications (1)
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JP2018114860A JP7123649B2 (ja) | 2018-06-15 | 2018-06-15 | 荷受台昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018114860A JP7123649B2 (ja) | 2018-06-15 | 2018-06-15 | 荷受台昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019217823A JP2019217823A (ja) | 2019-12-26 |
JP7123649B2 true JP7123649B2 (ja) | 2022-08-23 |
Family
ID=69095223
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP7123649B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015085789A (ja) | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 極東開発工業株式会社 | 荷受台昇降装置 |
US20150217670A1 (en) | 2011-10-11 | 2015-08-06 | MAXON INDUSTRIES, INC. dba MAXON LIFT CORP. | Lift gate system with extension plate and a lift gate platform |
Family Cites Families (2)
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JPS63184533A (ja) * | 1986-01-24 | 1988-07-30 | Shinmeiwa Auto Eng Kk | 荷受台昇降装置を備えた荷役車輌 |
JP2604877Y2 (ja) * | 1993-12-27 | 2000-06-05 | 日本フルハーフ株式会社 | 平行四辺形リンク機構を備えたバン型車両後部の昇降装置 |
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2018
- 2018-06-15 JP JP2018114860A patent/JP7123649B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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US20150217670A1 (en) | 2011-10-11 | 2015-08-06 | MAXON INDUSTRIES, INC. dba MAXON LIFT CORP. | Lift gate system with extension plate and a lift gate platform |
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