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JP7177738B2 - リナロール含有飲料 - Google Patents

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Description

本発明は、リナロールを含有する飲料に関する。より詳しくは、本発明に係る飲料は、特定量のキトサンとリナロールを含有し、好ましくない劣化臭(オフフレーバー)の発生が抑えられた飲料に関する。
柑橘系果実の香味を有する飲料は、適度な甘酸味と柑橘系果実特有の爽やかな香気とがあいまって、特有の爽快感を奏するため、多くの人に好まれている。
しかし、一方で、柑橘系果実に独特の香味について、それを苦手とする人もいる。例えば、特許文献1には、柑橘系果実の香味を有する飲食品について、マメ科シカクマメ属の植物の抽出物を含有させることにより、柑橘類が有する独特な苦みや強い酸味を抑制することが記載されている。
また、柑橘系果実に特有の爽やかな香気は、加熱または経時により徐々に失われ、代わりに劣化臭などのオフフレーバーが生じて、飲食品の品質を低下させることが知られている。例えば、特許文献2には、エピガロカテキンにより、シトラールの劣化臭であるp-クレゾール及びp-メチルアセトフェノンの生成を抑制することが記載されている。また、特許文献3には、特定量のシネオールおよび/またはシス-3-ヘキセノールを飲料に含有させることによって、柑橘系果実の香気成分から生成するオフフレーバーをマスキングする技術が提案されている。
特開2010-057248号公報 特開2002-338990号公報 特開2016-036319号公報
従来、柑橘系果実の香気成分からの劣化臭(オフフレーバー)について、それを抑制することが検討されてきたが、従来報告されてきた劣化抑制剤の添加では、飲料の味わいのバランスを崩してしまい、本来の柑橘系果実の香気成分の自然な美味しさを損なってしまうといった問題があった。柑橘系果実が有する香気成分として数多くの香気成分が知られており、オフフレーバーの抑制について有効な対策を確立するには、より具体的な検討が必要になる。
ここで、柑橘系果実に特徴的な香気成分としてリナロールが知られており、柑橘系香料を始めとする多くの香料に含有されている。そこで、本発明者らは、リナロールを含有する飲料について、特にそのオフフレーバーを抑制する技術を検討した。したがって、本発明の課題は、リナロールを含有する飲料について、オフフレーバーを抑制することである。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、天然由来の素材であるキトサンを飲料に配合することによって、リナロールを含有する飲料のオフフレーバーが抑制されることを見出した。さらに検討を進めたところ、リナロールとキトサンとを特定量で併用することがオフフレーバーを抑制するために重要であることを見出し、本発明を完成させるに至った。
これに限定されるものではないが、本発明は、下記の態様を包含する。
(1) 5ppm以下のリナロールおよび0.25~30ppmのキトサンを含有する飲料。
(2) 果汁含有飲料である、(1)に記載の飲料。
(3) 飲料のpHが2.0~5.0である、(1)または(2)に記載の飲料。
(4) 前記キトサンの分子量が100~1000kDaである、(1)~(3)のいずれかに記載の飲料。
(5) 殺菌済の容器詰飲料である、(1)~(4)のいずれかに記載の飲料。
(6) リナロールを5ppm以下、キトサンを0.25~30ppmの濃度で配合することを含む、飲料の製造方法。
(7) リナロールを5ppm以下、キトサンを0.25~30ppmの濃度で配合することを含む、飲料における劣化臭を抑制する方法。
本発明によれば、リナロールを含有する飲料について、好ましくないオフフレーバーを効果的に抑制することができる。
本発明の飲料は、特定量のリナロールとキトサンを含有する。
リナロール
本発明に係る飲料は、リナロールを含有する。リナロールは、3,7-ジメチル-1,6-オクタジエン-3-オール(分子式:C1018O、CAS番号78-70-6)であり、ローズウッド、ラベンダー、ベルガモット、コリアンダーなどの様々な植物の精油中に見られる成分である。
本発明に係る飲料におけるリナロール濃度は、5ppm以下であるが、4ppm以下が好ましく、3ppm以下や2ppm以下であってもよい。また、好ましい態様においてリナロール濃度の下限値は0.01ppmであり、より好ましくは0.1ppm、さらに好ましくは0.5ppmである。飲料中のリナロール濃度は、例えば、後述の実施例に記載するガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)などを用いて、通常の方法で測定することができる。
本発明において飲料に含まれるリナロールは、果汁や香料などによって添加してもよいし、合成品を用いてもよい。好ましい態様において、本発明の飲料には、柑橘果実の風味を呈する香料や果汁を配合する。果実香料は、果汁及び香油のような天然源から得てもよいし、合成してもよい。
なお、柑橘果実に特徴的な香気成分として、リナロール以外の成分も知られているが、本発明の飲料には、リナロール以外の香気成分が含まれていてもよい。柑橘果実に特徴的な香気成分として、例えば、d-リモネン、シトラール、α-テルピネン、γ-テルピネン、α-ピネン、β-ピネン、ネロール、ゲラニオール、ミルセン、シトロネロール、p-サイメン、酢酸ゲラニル、α-フェランドレン、β-フェランドレン、メチルヘプテノン、カンフェン、テルピノレンジペンテンなどが挙げられる。柑橘果実の香味を有する飲料は、典型的には、これらの成分のうちの少なくとも1種を含有し、これらの香気成分は、例えば、ガスクロマトグラフィーを用いて、通常の方法で測定することができる。
キトサン
本発明に係る飲料は少量のキトサンを含有する。キトサン(chitosan)は、直鎖型の多糖類であり、グルコサミンの1,4-重合物である。キトサンの分子式は(C11NOであり、重合度によって分子量は数十万に及ぶこともある。本明細書においては、その分子量や重合度にかかわらず、グルコサミンの1,4-重合物であればキトサンという。
Figure 0007177738000001
本発明に係る飲料に配合するキトサンの分子量は特に制限されない。キトサンの分子量は、例えば、1000kDa以下であり、好ましくは800kDa以下、より好ましくは500kDa以下、さらに好ましくは200kDa以下である。一つの態様において、キトサンの分子量は0.3kDa以上であり、1kDa以上が好ましく、3kDa以上がより好ましく、5kDa以上がさらに好ましい。好ましい態様において、上記式におけるnは0~10000であり、より好ましくは1~4000、さらに好ましくは10~2000、よりさらに好ましくは50~1000である。また、キトサンは遊離アミンの形態で使用しても、適当な酸との塩として使用してもよい。塩の形態は、食用に供しうる塩である限り特に限定されないが、有機酸との塩として例えば酢酸塩、乳酸塩、クエン酸塩等を挙げることができ、無機酸との塩として例えば塩酸塩、硫酸塩等を挙げることができる。好ましい塩は塩酸塩である。
一般にキトサンは、その重合度にもよるが水に解けにくく、特に中性からアルカリ性の溶液には溶解しにくい。そのため、キトサンを容器詰飲料などに配合する場合、キトサンを溶液に均一に配合することはもちろん、経時的に濁りや沈殿などが生じないようにすることが技術的なハードルとなる。この点、本発明に係る飲料に含まれるキトサンは少量であるため、沈殿など安定性に関する問題はない。
キトサンは、主として、カニやエビなどの甲殻類の外骨格から得られるキチンを脱アセチル化して得ることができる。キチンのキトサンへの変換(脱アセチル反応)が完全に進まず、糖鎖上に一部N-アセチルグルコサミンを含むことがあり、市販されているキトサン製品には、脱アセチル化の割合(%DA)が示されることが多い。市販のキトサンの%DAは、60~100%であることが多い。
本発明において、飲料へのキトサンの配合量は30ppm以下である。キトサンは食品として実質的に無害であり、無味無臭に近いものであるが、キトサンの配合量が30ppmを超えると、キトサンなどに起因する濁りの発生が生じる場合がある。また、好ましい態様において、本発明に係る飲料におけるキトサン濃度は0.5ppm以上であり、1ppm以上や3ppm以上としてもよい。
本発明においてキトサンは、各種飲料を製造する適当な工程で添加することができる。その添加方法としては、例えばあらかじめ原料に添加しておく方法、原料成分を調合する過程で添加する方法、調合した成分を水に溶解した後に添加する方法などが挙げられる。滅菌処理を行う場合、キトサンの添加は飲料の滅菌処理前に行ってもよいし、滅菌処理後に行うこともできる。
飲料
本発明は飲料に関する。本発明の飲料は、劣化臭の生成が抑制されるため、容器詰飲料として好適に提供される。ここでいう容器詰飲料とは、PET容器などの樹脂製容器、缶、瓶、紙容器などの容器に収容した飲料をいう。本発明に係る飲料は、一つの態様において透明容器に充填した容器詰飲料とすることが好ましい。本発明に係る飲料のpHは、これに限定されないが、2~5程度とすることが好ましい。
本発明に係る飲料は、好ましい態様において柑橘果実の香味を有する飲料である。ここで、柑橘系果実の香味を有する飲料とは、柑橘果実のような香味を有する飲料のことであり、柑橘果実の果汁を含有する飲料はもちろん、果汁を含有しない飲料も含まれる。柑橘系果実としては、例えば、バレンシアオレンジ、ネーブルオレンジなどのオレンジ類、グレープフルーツなどのグレープフルーツ類、レモン、ライム、シークヮーサー、ダイダイ、ユズ、カボス、スダチ、シトロン、ブッシュカンなどの香酸柑橘類、ナツミカン、ハッサク、ヒュウガナツ、スウィーティー、デコポンなどの雑柑類、イヨカン、タンカンなどのタンゴール類、セミノールなどのタンゼロ類、ブンタンなどのブンタン類、マンダリンオレンジ、ウンシュウミカン、ポンカン、紀州ミカンなどのミカン類、キンカンなどのキンカン類が好適に挙げられる。好ましい態様において、本発明に係る飲料は、柑橘類として、ミカン科ミカン亜科ミカン連(カンキツ連)のミカン属(シトラス)、キンカン属、カラタチ属などに属する植物の果汁を含有する。例えば、ミカン、シークヮーサー、ユズ、スダチ、ライム、レモン、カボス、オレンジ、グレープフルーツなどが好ましく、レモン、オレンジ、グレープフルーツが特に好ましい。
また、柑橘果実の香味を有する飲料としては、例えば、ノンアルコールのソフトドリンクはもちろん、酒類も含まれる。具体的には、柑橘系カクテル、柑橘系RTD(レディー・トゥ・ドリンク)、柑橘系RTS(レディー・トゥ・サーブ)のような柑橘原料を一部使用した飲料、たとえばサングリアなども好適に挙げられる。上述したように、柑橘果実の香味が感じられるものであれば無果汁であってもよいが、例えば、柑橘果実から抽出した香気成分を含む天然香料はもちろん、柑橘果実に特徴的な香気成分を含む合成香料を含有する飲料などでもよい。例えば、本発明に係る飲料には、柑橘系果実ジュース、柑橘系果実風味の清涼飲料、柑橘系果実をアルコールに浸漬して得た浸漬酒なども含まれる。
本発明の好ましい態様において、本発明の飲料は、果汁を含有する飲料とすることができる。本発明において果汁とは、果実を搾汁することにより得られるものはもちろん、野菜を搾汁して得られる野菜汁をも含む概念である。果汁の原料となる果実は、当業界で通常用いられているものを用いることができ、特に限定されない。その具体例としては、例えば、柑橘類(オレンジ、みかん、温州ミカン、ネーブル、ポンカン、夏ミカン、レモン、グレープフルーツ、ライム、ハッサク、イヨカン、ユズ、カムカム、シイクワシャー、かぼす、マンダリン、タンジェリン、テンプルオレンジ、タンジェロ、カラマンシー等)、いちご、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、さくらんぼ、リンゴ、ブドウ、ザクロ、キウイ、マスカット、モモ、パイナップル、グアバ、バナナ、パッションフルーツ、マンゴー、アセロラ、プルーン、パパイヤ、パッションフルーツ、ウメ、ナシ、アンズ、ライチ、メロン、スイカ、西洋ナシ、柿、びわ、イチジク、スモモ類等が挙げられる。
果汁の原料となる果実は、好ましくは柑橘類である。なお、果汁は、上記果実のいずれか1種を単独で用いたもの、或いは、2種以上を併用したもののいずれであっても構わない。2種以上を併用する場合、各果実(果汁)の割合は、必要に応じて適宜調整することができ、特に限定されない。
果汁の原料となる野菜としては、当業界で通常用いられているものを用いることができ、特に限定されない。その具体例としては、例えば、ニンジン、タマネギ、ブロッコリー、カブ大根、キャベツ、芽キャベツ、芽キャベツの葉、セロリ、ホウレンソウ、ピーマン、アスパラガス、大麦若葉、春菊、白菜、カラシ菜、サラダ菜、小松菜、チンゲン菜、明日葉、甘藷、馬鈴薯、トマト、モロヘイヤ、パプリカ、クレソン、パセリ、セロリ、三つ葉、レタス、ラディッシュ、ケール、メキャベツの葉、紫蘇、茄子、大根、インゲン、カボチャ、牛蒡、ネギ、生姜、大蒜、ニラ、高菜、カリフラワー、トウモロコシ、さやえんどう、オクラ、かぶ、きゅうり、コールラビ、ウリ、ズッキーニ、へちま、もやし、各種スプラウト類等が挙げられる。なお、野菜としては、上記野菜のいずれか1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用しても構わない。2種以上を併用する場合、各野菜(野菜汁)の割合は、必要に応じて適宜調整することができ、特に限定されない。
果汁は、原料である果実や野菜を当業界で公知の手法により搾汁することにより、得ることができる。公知の手法としては、例えば、必要に応じて洗浄、殺菌、剥皮、皮や種子等の除去、プランチング、破砕、裏ごし等の前処理を行った原料となる果実や野菜を、油圧プレス機、ローラー圧搾機やインライン搾汁機を用いて圧搾し搾汁する方法、パルパー・フィニッシャー等を用いて破砕し搾汁する方法、並びにクラッシャー等を用いて破砕した後、エクストラクター等を用いて搾汁する方法等が挙げられる。さらに、これらの方法に従って圧搾(搾汁)されたものを、所望により、ペクチナーゼやセルラーゼといった酵素処理、ジューサーにかけたり、殺菌を行ったりしてもよい。また、必要に応じて果汁を濃縮してもよく、この場合の濃縮方法としては、例えば、通常の加熱による濃縮、減圧濃縮、低温濃縮、真空濃縮、凍結濃縮、及び逆浸透濃縮等が知られている。果汁の種類は、果実や野菜を搾汁して得られるストレート果汁であってもよいし、搾汁を濃縮した濃縮果汁であってもよい。また、果汁の配合量は特に制限されず、ストレート果汁換算で0.01~50%とすることが好ましく、0.1~40%がより好ましく、0.5~30%がさらに好ましいが、1%以上や3%以上としてもよい。
果汁の性状は、特に限定されず、例えば、液状、ゲル状、ペースト状(擬固体状)、半固体状、固体状のいずれであってもよい。なお、必要に応じて、さらに他の成分(例えば、少量の食塩や香辛料、食品添加物等)を含有していてもよい。また、本発明においては、混濁果汁を使用しても透明果汁を使用してもよい。
ここで、ストレートジュースとは、JAS規格にて指定されているもの、すなわち果実を搾汁して得られるそのもの、又は、JAS規格により許容されている成分のみが添加されたものである。また、ストレート果汁及び濃縮還元果汁とは、果汁を所定割合で果実を搾汁して得られるものに必要に応じてJAS規格により許容されている成分が添加されたもの及びこれを所定割合で濃縮したものである。JAS規格により許容されている成分としては、例えば、ビタミンC(L-アスコルビン酸、L-アスコルビン酸ナトリウムを含む。)等の抗酸化剤、砂糖、はちみつ、天然香料等が挙げられる。その他、JAS規格外の添加物ではあるが、クエン酸やクエン酸Naなどの酸味料やpH調整剤、酵素、ペクチン等の安定剤、砂糖以外の糖類、合成香料等を使用した果汁等が挙げられる。
(その他)
本発明に係る飲料は、各種規格におけるカテゴリーも特に制限されず、例えば、機能を得るための食品として例えば、特定保健用食品、栄養機能食品、老人用食品、特別用途食品、機能性食品とすることもできる。
本発明に係る飲料は、その形態に応じた適当な方法で経口摂取することができる。なお、本明細書において、摂取とは、摂取、服用、又は飲用の全態様を含むものとして用いられる。本発明の飲料の摂取量は、その形態、摂取方法、使用目的、摂取する者の年齢、体重、症状によって適宜設定すればよい。
本発明の飲料には、本発明の効果を妨げない範囲で、上記のリナロールとキトサンに加えて、甘味料、酸味料、果汁や各種添加剤等を配合してもよい。各種添加剤としては、例えば、香料、ビタミン類、色素類、酸化防止剤、乳化剤、保存料、調味料、エキス類、pH調整剤、品質安定剤等を挙げることができる。
本発明の飲料は、炭酸ガスを含有する炭酸飲料としてもよいが、非炭酸飲料とすることが好ましい。また、本発明の飲料はアルコール飲料とすることもできるが、非アルコール飲料とすることが好ましい。ここで、非アルコール飲料とは、飲料中のアルコール濃度(エタノール濃度)が1%未満の飲料をいう。
本発明の飲料の可溶性固形分濃度は、糖度計や屈折計などを用いて得られるブリックス(Brix)値によって評価することができ、ブリックス値は、20℃で測定された屈折率を、ICUMSA(国際砂糖分析法統一委員会)の換算表に基づいてショ糖溶液の質量/質量パーセントに換算した値で、溶液中の可溶性固形分濃度を表す。単位は「°Bx」、「%」または「度」で表示される。本発明の飲料は、好ましい態様においてブリックス値が0~20%であるが、ブリックス値を10%以下とすることがより好ましく、3%以下や2%以下としてもよい。
好ましい態様において本発明の飲料は、常温で長期保存しても、沈殿が生じにくい飲料である。すなわち、本発明に係る飲料は経時的な沈殿が抑制されており、飲料の外観を長期にわたって均一に維持することができるため、容器詰飲料として好適に提供される。ここでいう容器詰飲料とは、PET容器などの樹脂製容器、缶、瓶、紙容器などの容器に収容した飲料をいう。本発明に係る飲料は、飲料の経時的な沈殿を抑制できるため、一つの態様において透明容器に充填した容器詰飲料とすることが好ましい。
本発明に係る容器詰飲料は、常温で長期保存するために、例えば、調合工程で得られた調合液を加熱殺菌処理した後、容器に充填して製造される。加熱殺菌処理は食品衛生法に定められた処理を行えばよく、例えば、PETボトルなどの樹脂製容器などにおいて、UHT殺菌(例えば、調合液を100~150℃で1秒~数十秒保持する)を行うことができる。
一つの態様において、本発明は飲料の製造方法と理解することもできる。本発明の飲料は、上記のとおり、リナロールとキトサンを含有するが、それぞれの含有量が特定の範囲に調整される。例えば、本発明に係る飲料の製造方法は、所定の成分を配合して飲料を調製する工程、飲料のpHを調整する工程、容器に充填する工程などを備えていてよい。好ましい態様において、キトサンとリナロールを含有する溶液を調製してから、その溶液を配合することによって容器詰飲料を製造することが好ましい。
本発明の容器詰飲料は、従来公知の方法を用いて製造することができる。当業者であれば、配合方法、必要に応じ殺菌方法、容器充填方法の条件を、適宜設計することができる。
また別の態様において、本発明は飲料における劣化臭(オフフレーバー)の抑制方法として、劣化臭の原因物質の低減や生成の抑制、劣化臭のマスキング等によるものであると理解することもできる。本発明の飲料は、上記のとおり、リナロールとキトサンを含有するが、キトサンの含有量が特定の範囲に調整される。具体的には、特定量のキトサンとリナロールを飲料に配合することを含む、飲料における劣化臭(オフフレーバー)を抑制する方法である。
以下、具体的な実験例を示しつつ、本発明をより詳細に説明するが、本発明は下記の具体例に限定されるものではない。また、本明細書において特に記載しない限り、濃度などは重量基準であり、数値範囲はその端点を含むものとして記載される。
実験1:飲料の製造と評価(オレンジ香料、熱加速試験)
柑橘系果実の香味を有する容器詰飲料を製造した。具体的には、果糖ぶどう糖液糖、オレンジ香料およびキトサンを純水と混合し、下表の濃度でリナロールとキトサンを含有する飲料を調製し、クエン酸およびクエン酸三ナトリウムを添加して飲料のpHを約3.2に調整した(飲料のブリックス:約5.0)。オレンジ香料のリナロール含有量は1200ppmであり、キトサンとしては、平均分子量が24kDa(平均重合度150)のものを使用した。
調製した飲料180mlをガラス容器に充填し、85℃で10分間殺菌処理した後、容器詰飲料を45℃で14日間静置した(熱による加速試験)。その後、飲料の香味を、3人の訓練されたパネラーにより官能評価した。官能評価は、下記の基準に基づいて5段階で行い、各パネラーのスコアの平均値を算出した。なお、対照として使用した冷蔵保管品は5℃にて保管した。
(評価基準)
・5点:最もよい(冷蔵保管品と同等)
・4点:よい(オフフレーバーが感じられない)
・3点:問題ない(オフフレーバーがほとんど感じられない)
・2点:悪い(オフフレーバーが感じられる)
・1点:かなり悪い(対照と比べてかなり劣化しており、異臭が顕著に感じられる)
(リナロールの定量)
本実験において、飲料中のリナロールは、GC/MS測定装置を用いて、以下の方法により測定した。
バイアル瓶にサンプルを2.5~5g入れ、水で20mlに定容し、ヘプタン5mlと塩化ナトリウム8gを加え、振とうし、ヘプタン層をGC/MS測定に供した。得られた値より、サンプルの容量当たりの各成分の質量を算出し、各成分の濃度とした。GC/MS測定条件は以下の通りである。
<GC/MS測定条件>
・機種:7890B/5977B [Agilent Technologies社製]
・カラム:DB-WAX [Agilent Technologies社製]
30m×0.25mmi.d. df=0.25μm
・導入系:スプリットレス
・温度:試料注入口 220℃
カラム 60℃(1min保持)→10℃/min昇温→220℃(5min保持)
・ガス流量:ヘリウム(キャリヤーガス) 1ml/min
・イオン源温度:230℃
・イオン化法:EI
・設定質量数:m/z=93,71
Figure 0007177738000002
実験2:飲料の製造と評価(オレンジ果汁、熱加速試験)
オレンジ香料に加えてオレンジ果汁を配合した以外は、実験1と同様にして、下表の濃度でリナロールとキトサンを含有する容器詰飲料を製造した。オレンジ果汁としては、6倍濃縮透明オレンジ果汁(リナロール含有量:1.0ppm)を使用し、果汁配合量は約5%(ストレート果汁換算)とした。
実験1と同様にして評価した結果を下表に示す。
Figure 0007177738000003
実験3:飲料の製造と評価(グレープフルーツ香料、熱加速試験)
オレンジ香料に代えてグレープフルーツ香料(リナロール含有量:200ppm)を配合した以外は、実験1と同様にして、下表の濃度でリナロールとキトサンを含有する容器詰飲料を製造した。
実験1と同様にして評価した結果を下表に示す。
Figure 0007177738000004
実験4:飲料の製造と評価(レモン香料、光加速試験)
オレンジ香料に代えてレモン香料(リナロール含有量:300ppm)を配合した以外は、実験1と同様にして、下表の濃度でリナロールとキトサンを含有する容器詰飲料を製造した。
次いで、製造した容器詰飲料について、光の影響を評価すべく、常温にて20000ルクスの光を2日間照射して保管した後、飲料の香味を3人のパネラーにより官能評価した。官能評価は、実験1と同様にして実施した。
Figure 0007177738000005

Claims (6)

  1. 5ppm以下のリナロールおよび0.25~30ppmのキトサンを含有する飲料。
  2. 果汁含有飲料である、請求項1に記載の飲料。
  3. 飲料のpHが2.0~5.0である、請求項1または2に記載の飲料。
  4. 前記キトサンの分子量が100~1000kDaである、請求項1~3のいずれかに記載の飲料。
  5. 殺菌済の容器詰飲料である、請求項1~4のいずれかに記載の飲料。
  6. リナロールを5ppm以下、キトサンを0.25~30ppmの濃度で配合することを含む、飲料の製造方法。
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