JP7174594B2 - シート化粧料 - Google Patents
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〔1〕シート基材と、前記シート基材に含浸された化粧料組成物とを含むシート化粧料であって、前記化粧料組成物が、ポリオキシアルキレングリセリルエーテル、エタノール、および水を含有し、前記化粧料組成物100質量%中の、ポリオキシアルキレングリセリルエーテルの含有量が0.6~2.0質量%、エタノールの含有量が10.0~40.0質量%であり、かつ、ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルの含有量が3.0質量%以下、非イオン性界面活性剤の含有量が2.0質量%以下であることを特徴とするシート化粧料、
〔2〕化粧料組成物100質量%中の、ポリオキシアルキレングリセリルエーテルとジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルの合計含有量が0.8~4.0質量%である、〔1〕記載のシート化粧料、
〔3〕化粧料組成物100質量%中の、多価アルコールの含有量が0.5~20.0質量%である、〔1〕または〔2〕記載のシート化粧料、に関する。
本実施形態に係る化粧料組成物は、ポリオキシアルキレングリセリルエーテル、エタノール、および水を必須の成分として含有する。また、ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルおよび/または非イオン性界面活性剤を任意成分として含むことが好ましく、さらに多価アルコールを含むことがより好ましい。
本実施形態に係る化粧料組成物は、両親媒性の油剤としてポリオキシアルキレングリセリルエーテルを含有する。成分(A)は、シート化粧料の皮脂除去効果を向上させる役割を担う。
本実施形態に係る化粧料組成物は、シート化粧料の皮脂除去効果をさらに向上させる観点から、両親媒性の油剤として、ポリオキシアルキレングリセリルエーテルとともにジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルを含有することができる。ただし、メイク落ちがなくベタつきのない肌仕上がりを得るため、成分(B)の含有量は3.0質量%以下とする必要がある。
本実施形態に係る化粧料組成物は、シート化粧料の使用時の速乾性や清涼感を向上する目的で、エタノールを含有する。
本実施形態に係る化粧料組成物は、刺激性の低い可溶化剤として、非イオン性界面活性剤を含有することができる。ただし、メイク落ちがなくベタつきのない肌仕上がりを得るため、成分(D)の含有量は2.0質量%以下とする必要がある。
本実施形態に係る化粧料組成物は、シート化粧料の使用感および肌の保湿感向上の観点から、多価アルコールを含有することが好ましい。
本実施形態に係る化粧料組成物は、水を含有する。本実施形態において使用する水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、超純水等が挙げられる。
本実施形態に係る化粧料組成物は、上記成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)および(F)以外の成分(その他の成分)を含有していてもよい。その他の成分としては、特に限定されないが、例えば、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、油脂、炭化水素油、ロウ、エステル油、高級脂肪酸、シリコーン油、高級アルコール、紫外線吸収剤、粉体、酸化防止剤、防腐剤、香料、着色剤、キレート剤、清涼剤、増粘剤、植物抽出液、ビタミン類、中和剤、アミノ酸、pH調整剤、収斂剤、美白剤、抗炎症剤、殺菌剤、制汗剤、消臭剤、動植物抽出物、金属イオン封鎖剤等の添加剤等が挙げられる。
本実施形態に係るシート基材の材料は、上記化粧料組成物を含浸可能であれば特に限定されない。通常化粧品として用いられるシート基材を適宜使用可能である。
本実施形態に係るシート化粧料における、シート基材に対して含浸された本実施形態に係る化粧料組成物の質量割合は、特に限定されないが、皮脂除去効果の観点から、シート基材100質量部に対して、100質量部以上が好ましく、250質量部以上がより好ましい。また、使用感の観点から、600質量部以下が好ましく、500質量部以下がより好ましい。
ポリオキシアルキレングリセリルエーテル:油化産業(株)製の「ウィルブライド S-753」(ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.))
ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステル:日本精化(株)製の「Neosolue-Aqulio」(シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール)
非イオン性界面活性剤:青木油脂工業(株)製の「ブラウノン DC-620」(ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル)
表1および表2に示した組成(配合量)に従い各成分を混合し、化粧料組成物調製した。得られた化粧料組成物を、不織布100質量部に対して300質量部となるように含浸させ、試験用シート化粧料を得た。得られた試験用シート化粧料について、下記評価を行った。
(1)メイク落ち
人工皮革(黒色)にファンデーション(ベージュ色)を均一に塗布し、塗布部に十字四つ折りしたシート化粧料を覆い被せ、シートの上を1kgの円柱を5往復転がした。転がした後のシート化粧料へのファンデーションの色移りおよび人工皮革のメイク残りを、目視にて下記の基準に従って評価した。
A(優れる):シート化粧料への色移りが全くあるいはほとんど生じていない。
B(良好):シート化粧料への色移りが若干生じているが、人工皮革のファンデーションはほぼ残っている。
C(不良):シート化粧料への色移りが明確に感じられ、人工皮革にファンデーションが殆ど残っていない。
前腕内側部に擬似皮脂を塗布し10分順化後、皮脂量測定装置(Courage & Khazaka Electronic GmbH社製のSebumeter SM815)にて皮脂量を測定した(初期値)。十字四つ折りしたシート化粧料を5秒間押し当て、10分後の皮脂量を測定し、下記式により初期値からの減少率を皮脂除去率として算出し、下記の基準に従って評価した。
皮脂除去率(%):{(初期値-使用後の皮脂量)/初期値}×100
A(優れる):皮脂除去率が30%以上である。
B(良好):皮脂除去率が10%以上30%未満である。
C(不良):皮脂除去率が10%未満である。
2名の専門パネルにより評価を行った。十字四つ折りしたシート化粧料をファンデーションおよびチーク(以下、総じてメイクとも称する)を塗布した頬に5秒間押し当てて使用し、下記の項目について評価した。メイク落ちは、使用後のシート化粧料へのメイクの色移りおよび頬のメイク残りを目視にて評価した。また、皮脂落ち、べたつきのなさ、およびつっぱりのなさは、使用後2分経過後の頬の状態を官能的に評価した。
A(優れる):使用後のシート化粧料にメイクの色移りが全くあるいはほとんど生じていない。
B(良好):使用後のシート化粧料にメイクの色移りが若干見られるが、頬のメイクは崩れていなかった。
C(不良):使用後のシート化粧料に明らかなメイクの色移りが生じており、頬のメイクが崩れていた。
A(優れる):皮脂の残り感がなく、使用前の不快感が全く感じられない。
B(良好):皮脂が若干残っている感じがするが、使用前の不快感がほとんど感じられない。
C(不良):皮脂除去が感じられず、使用前の不快感が残っている。
A(優れる):べたつきが全く感じられない。
B(良好):べたつきがほとんど感じられない。
C(不良):明らかにべたつきが感じられる。
A(優れる):つっぱり感が全く感じられない。
B(良好):つっぱり感がほとんど感じられない。
C(不良):明らかにつっぱり感が感じられる。
不織布100質量部に下記組成からなる化粧料組成物400質量部を含浸させて、シート化粧料とした。
ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.) 1.00質量%
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 1.00質量%
エタノール 19.00質量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル
0.70質量%
ジプロピレングリコール 4.00質量%
精製水 73.92質量%
l-メントール 0.10質量%
香料 0.20質量%
クエン酸 0.02質量%
クエン酸ナトリウム 0.06質量%
不織布100質量部に下記組成からなる化粧料組成物400質量部を含浸させて、シート化粧料とした。
ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.) 0.80質量%
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 1.50質量%
エタノール 27.00質量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル
0.30質量%
グリセリン 1.00質量%
トレハロース 0.50質量%
精製水 65.38質量%
香料 0.40質量%
クエン酸 0.02質量%
クエン酸ナトリウム 0.10質量%
シリカ 3.00質量%
Claims (3)
- シート基材と、前記シート基材に含浸された化粧料組成物とを含む皮脂除去用シート化粧料であって、
前記化粧料組成物が、ポリオキシアルキレングリセリルエーテル、エタノール、ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステル、および水を含有し、
前記化粧料組成物100質量%中の、ポリオキシアルキレングリセリルエーテルの含有量が0.6~2.0質量%、エタノールの含有量が10.0~40.0質量%であり、
ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルの含有量が0.001質量%以上3.0質量%以下であり、かつ、
非イオン性界面活性剤の含有量が2.0質量%以下であることを特徴とする皮脂除去用シート化粧料。 - 化粧料組成物100質量%中の、ポリオキシアルキレングリセリルエーテルとジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルの合計含有量が0.8~4.0質量%である、請求項1記載の皮脂除去用シート化粧料。
- 化粧料組成物100質量%中の、多価アルコールの含有量が0.5~20.0質量%である、請求項1または2記載の皮脂除去用シート化粧料。
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