JP7172240B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents
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Description
このような画像形成装置においては、感光体に現像した静電像を転写部において用紙に転写するが、エンボス紙のような表面に凹凸のある用紙の場合、用紙への転写時において、凹部において転写電界が小さくなることで白抜けが発生しやすくなるため、表面が滑らかな普通紙などに比べて転写ムラが生じやすい。
そこで、劣化したトナーを現像装置から排出させ、新たなトナーを供給するリフレッシュモードが実施されている。
用紙に転写するトナー画像を担持する像担持体と、
前記像担持体の表面にトナー画像を現像する現像部と、
前記現像部にトナーを供給する供給部と、
前記現像部の内部のトナーを排出させるとともに、前記供給部によって前記現像部にトナーを供給させるリフレッシュモードを、トナー画像の画像面積率における印字枚数ごとに設定されるトナー年齢の分布を表すトナー年齢分布を用いて実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、用紙表面の粗さ情報と、所定の枚数の印字後の前記現像部内における前記トナー年齢分布の各年齢のトナーの平均値であるトナー年齢を含むトナーの劣化状態を表す劣化情報と、に基づいて、前記リフレッシュモードにおける前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする。
前記リフレッシュモードにおいて、
前記現像部は、用紙に形成するパッチを現像し、
前記制御部は、前記供給量に相当する排出量となるように前記パッチの画像面積を決定する
ことを特徴とする。
前記リフレッシュモードにおいて、
前記制御部は、前記現像部による前記パッチの現像条件が、画像形成時における現像条件に比べ、単位時間当たりのトナー現像量が多くなるように制御する
ことを特徴とする。
前記現像部には、交流電圧が印加され、
前記リフレッシュモードにおいて、
前記制御部は、前記現像部による前記パッチの現像条件が、画像形成時における現像条件に比べ、逆帯電したトナーが現像されやすいデューティ比となるように制御する
ことを特徴とする。
前記リフレッシュモードにおいて、
前記制御部は、前記現像部の内部のトナー量が画像形成時に必要な最小量を下回るまで排出させた後に、前記供給部によるトナーの供給を行うように制御する
ことを特徴とする。
前記制御部は、さらに、前記リフレッシュモードの実施後に形成する画像の画像面積率に基づいて、前記リフレッシュモードの実施後における前記供給部から前記現像部に供給するトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする。
前記制御部は、さらに、前記リフレッシュモードの実施後に形成する画像の各色のトナーの画像面積率に基づいて、前記供給部による各色のトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする。
前記制御部は、さらに、前記リフレッシュモードの実施後に形成する画像濃度に基づいて、前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする。
前記制御部は、さらに、前回の画像形成からの経過時間に基づいて、前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする。
前記制御部は、さらに、画像形成装置の内部の温湿度に基づいて、前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする。
前記制御部は、ユーザーにより表面に凹凸形状を有する用紙に対する画像形成を指定された場合に、当該画像形成前に前記リフレッシュモードを実行する
ことを特徴とする。
画像形成装置の内部のトナーの噴煙を除去するトナー噴煙除去部を備え、
前記制御部は、前記リフレッシュモードにおいて、前記トナー噴煙除去部による除去力が高くなるように制御する
ことを特徴とする。
前記制御部は、前記パッチの用紙搬送方向における幅が所定の値以上となる場合に、前記パッチを用紙搬送方向に分割して印字する
ことを特徴とする。
前記制御部は、直前までに形成した画像のカバレッジの履歴に基づいて、前記現像部におけるトナーの劣化情報を特定する
ことを特徴とする。
前記制御部は、さらに、用紙の坪量情報に基づいて、前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする。
前記制御部は、さらに、用紙の抵抗情報に基づいて、前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする。
前記粗さ情報は、用紙が表面に凹凸形状を有する用紙であるか否かを表す情報である
ことを特徴とする。
用紙に転写するトナー画像を担持する像担持体と、前記像担持体の表面にトナー画像を現像する現像部と、前記現像部にトナーを供給する供給部と、を備えた画像形成装置のコンピューターを、
前記現像部の内部のトナーを排出させるとともに、前記供給部によって前記現像部にトナーを供給させるリフレッシュモードを、トナー画像の画像面積率における印字枚数ごとに設定されるトナー年齢の分布を表すトナー年齢分布を用いて実行する制御部として機能させるためのプログラムであって、
前記制御部は、用紙表面の粗さ情報と、所定の枚数の印字後の前記現像部内における前記トナー年齢分布の各年齢のトナーの平均値であるトナー年齢を含むトナーの劣化状態を表す劣化情報と、に基づいて、前記リフレッシュモードにおける前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることができる。
なお、感光体ドラム413は、像担持体として機能する。
なお、現像装置412は、現像部として機能する。
なお、トナー供給部416は、供給部として機能する。
例えば、記憶部70には、トナー年齢算出のためのトナー年齢分布テーブル71が記憶されている。
また、記憶部70には、リフレッシュモード時のパッチ画像面積テーブル72が記憶されている。
また、記憶部70には、印字履歴(形成した画像の画像面積率、印字枚数など)が逐次記憶される。
また、記憶部70には、紙種情報として、エンボス紙や普通紙などの用紙の種類に基づく用紙表面の粗さ情報、用紙の坪量情報、用紙の抵抗情報、用紙の水分量情報などが記憶されている。
また、記憶部70には、劣化情報として、後述する現像装置412内のトナー年齢が記憶される。
図3に示すように、現像装置412は、トナーとキャリアーとを含む現像剤を用いて、感光体ドラム413上に形成された静電潜像を現像することにより、感光体ドラム413上にトナー画像を形成する。現像装置412は、現像ローラー110、供給ローラー120、搬送ガイド部130、攪拌ローラー140及び搬送ローラー150を備える。
現像マグネットロール110B内には、磁界を発生させる複数の磁極が配置されている。搬送ガイド部130における現像ローラー110側の端部と現像スリーブ110Aとの間には、所定の間隙が形成されている。
なお、第1の現像剤供給室145には、トナー供給部416(図2参照)からトナーが供給される。
吸引部210は、現像ケーシング190の上蓋の外面に沿って配されるダクト210aと、図示しないファンとを有する。ダクト210aの先端部である吸引口210bは、感光体ドラム413表面の現像ローラー110が近接する位置に設置されている。ダクト210a内の空気はファンにより吸引され、感光体ドラム413と現像ローラー110の間に発生した飛散トナーは、吸引口210bからダクト210a内に取り込まれ、ダクト210aを搬送された後、図示しない回収槽に回収される。
なお、吸引部210のファンは、その回転の開始、停止、及び回転速度の変更などが制御部100によって制御される。
また、吸引部210は、トナー噴煙除去部として機能する。
続いて、本実施形態に係るリフレッシュモードについて説明する。
リフレッシュモードは、現像装置412内のトナーを強制的に排出させ、新しいトナーを現像装置412に補充することで、現像装置412内の劣化したトナーを新しいトナーに入れ替える動作を行うモードである。
図4は、図中に示す各画像面積率の同一画像を連続印字した場合における、転写性の推移を示す図である。横軸に連続印字枚数を示し、縦軸にエンボス紙に対する転写の精度を0~6の7段階で評価した転写性ランクを示す。なお、転写性ランクは数値が大きい程、転写の精度が高く、数値が小さい程、転写の精度が低く、白抜け等の画像不良が発生していることを示す。
図4から明らかなように、画像面積率が低いと(画像面積率0.5%)、連続印字に伴って転写性が低下するのに対し、画像面積率が高いと(画像面積率10%)、転写性の低下はほとんどみられない。転写性の低下は、現像装置412内でトナーが長期間撹拌され、トナーに添加されている外添剤がトナーに埋没・遊離し、トナーの帯電量が低下したことによるが、画像面積率が高い場合には現像装置412内のトナーの入れ替わりが多いため転写性の低下が抑えられる。
図5に示すように、転写性の低下が比較的小さい画像面積率5%の画像の印字後のリフレッシュモードに比べて、画像面積率0.5%の画像の印字後のリフレッシュモードにおいては、転写性の回復に必要なパッチの用紙の搬送方向長さが長い。
したがって、転写性の低下が大きい場合には、パッチの画像面積を大きくする必要がある。
また、前回の画像形成時からの経過時間が長いほどトナーの劣化が進むため、転写性が低下する。したがって、前回の画像形成時からの経過時間が長いほど、パッチの画像面積を大きくすることが望ましい。
図6は、紙種毎の同一画像の連続印字時における転写性の推移を示す図である。具体的には、用紙表面に凹凸のない普通紙と、凹凸の溝高さが比較的低い浅溝のエンボス紙と、凹凸の溝高さが比較的高い深溝のエンボス紙のそれぞれに、画像面積率1%の画像を印字したときの転写性ランクを示している。
図6から明らかなように、凹凸の溝高さが高い程、転写性が大きく低下する。これは、二次転写時において二次転写ローラー424に二次転写バイアスが印加されるが、電界は距離に比例するため、溝の高さが高く二次転写ローラー424と用紙の表面との距離のバラつきが大きい深溝の用紙程、用紙に付与される電荷のバラつきが大きくなることにより、転写不良が発生するためである。
図7に示すように、深溝のエンボス紙に対する印字後のリフレッシュモードにおいては、転写性に必要なパッチの用紙の搬送方向長さが長い。したがって、パッチの用紙幅方向の画像面積率を高くして回復効率を向上させる必要がある。
なお、この場合、トナー各色の画像面積率に基づいて別々に制御することが好ましい。
リフレッシュモードにおいては、現像装置412内のトナー年齢に基づいて、パッチの画像面積率を決定する。ここで、トナー年齢は、ここでは現像装置412内のトナーがどの程度撹拌されているかを指す。
図8は、画像面積率1%のチャートを連続印字した場合の、現像装置412内のトナー年齢分布を示す。1000枚(1Kp)印字する間、現像装置412内で撹拌されたトナーを1Kp才と表記すると、図8(A)に示すように、印字前に現像装置412内に存在するトナーは全て0Kp才である。図8(B)に示すように、4000枚印字時の現像装置412内のトナーは、印字前から現像装置412内に存在し、4000枚印字する間撹拌され続けた4Kp才に加え、順次トナーが供給されることによって、3Kp才、2Kp才、1Kp才及び0Kp才が混在している。図8(C)に示すように、32000枚(32Kp)印字時の現像装置412内には、32Kp才~0Kp才が混在している。
ここでのトナー年齢は、トナー年齢分布における各年齢のトナーの平均値である。例えば、現像装置412内のトナーの総量が100gであり、うち4Kp才のトナーが75g、3Kp才、2Kp才及び1Kp才のトナーがそれぞれ5g、0Kp才のトナーが10gとすると、4Kp印字時のトナー年齢は、以下の式(1)のように算出される。
(4[Kp才]*75[g]+3[Kp才]*5[g]+2[Kp才]*5[g]+1[Kp才]*5[g]+0[Kp才]*10[g])/100=3.3Kp才 ・・・(1)
なお、各画像面積率における、所定の枚数の印字後の現像装置412内のトナー年齢分布は、予め設定されたトナー年齢分布テーブル71として記憶部70に記憶されている。したがって、トナー年齢分布テーブル71を参照して、上記式(1)のようにトナー年齢を算出することができる。
なお、印字履歴とは、上述したように直前までの画像の画像面積率及び印字枚数などを指し、紙種情報とは、エンボス紙あるいは普通紙などの用紙の種類、用紙の坪量、用紙の電気抵抗及び用紙の水分量などを指す。
パッチの画像面積は、パッチ画像面積テーブル72に基づいて決定する。即ち、ステップS102で取得した印字履歴及び用紙情報に基づいて、用紙に形成するパッチの用紙幅方向における画像面積率と、パッチの用紙搬送方向の長さを決定する。
現像装置412内には、撹拌され転写性が低下した古いトナーと、新しく供給されたトナーとが混在している。リフレッシュモードの効率を上げるには、古いトナーを効率よく排出することが望ましい。しかしながら、新しいトナーに比べて古いトナーは現像性が低下しているため、新しいトナーの方が排出されやすい。
したがって、現像効率が通常の画像形成時よりも高くなるように、現像条件を変更して現像させる。具体的には、現像スリーブ110Aに印加される現像バイアスを、直流電圧を高くする、若しくは交流電圧をOFFにして直流電圧による現像とする、などが有効である。
あるいは、長時間撹拌されることで外添剤がトナーに埋没するなどして逆帯電したトナーを効率的に現像するため、現像バイアスのうち交流電圧の、逆帯電トナーを現像する側の電圧印加時間が長くなるようにデューティ比を変更することで、効率的に劣化した古いトナーを排出することができる。
なお、ステップS106~108の処理は順不同であり、順序は特に限定されない。
なお、パッチの用紙搬送方向の長さが所定の値以上となる場合には、分割してパッチ形成を行うものとしてもよい。パッチを連続して形成し続けると、ベルトクリーニング装置426による中間転写ベルト421のクリーニングをすることができず、中間転写ベルト421上に残留トナーが蓄積することとなる。したがって、パッチの用紙搬送方向長さがクリーニングに影響を与えない程度となるように、分割してパッチを形成し、合間にクリーニングを実施するための時間を設けることが有効である。
なお、ステップS111~113の処理は順不同であり、順序は特に限定されない。
以上により、リフレッシュモードが終了する。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、画像処理システムを構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 制御部
10 画像読取部
20 操作表示部
30 画像処理部
40 画像形成部
412 現像装置(現像部)
110 現像ローラー
210 吸引部(トナー噴煙除去部)
413 感光体ドラム(像担持体)
416 トナー供給部(供給部)
50 用紙搬送部
60 定着部
70 記憶部
71 トナー年齢分布テーブル
72 パッチ画像面積テーブル
80 通信部
Claims (18)
- 用紙に転写するトナー画像を担持する像担持体と、
前記像担持体の表面にトナー画像を現像する現像部と、
前記現像部にトナーを供給する供給部と、
前記現像部の内部のトナーを排出させるとともに、前記供給部によって前記現像部にトナーを供給させるリフレッシュモードを、トナー画像の画像面積率における印字枚数ごとに設定されるトナー年齢の分布を表すトナー年齢分布を用いて実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、用紙表面の粗さ情報と、所定の枚数の印字後の前記現像部内における前記トナー年齢分布の各年齢のトナーの平均値であるトナー年齢を含むトナーの劣化状態を表す劣化情報と、に基づいて、前記リフレッシュモードにおける前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記リフレッシュモードにおいて、
前記現像部は、用紙に形成するパッチを現像し、
前記制御部は、前記供給量に相当する排出量となるように前記パッチの画像面積を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記リフレッシュモードにおいて、
前記制御部は、前記現像部による前記パッチの現像条件が、画像形成時における現像条件に比べ、単位時間当たりのトナー現像量が多くなるように制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記現像部には、交流電圧が印加され、
前記リフレッシュモードにおいて、
前記制御部は、前記現像部による前記パッチの現像条件が、画像形成時における現像条件に比べ、逆帯電したトナーが現像されやすいデューティ比となるように制御する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。 - 前記リフレッシュモードにおいて、
前記制御部は、前記現像部の内部のトナー量が画像形成時に必要な最小量を下回るまで排出させた後に、前記供給部によるトナーの供給を行うように制御する
ことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、さらに、前記リフレッシュモードの実施後に形成する画像の画像面積率に基づいて、前記リフレッシュモードの実施後における前記供給部から前記現像部に供給するトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、さらに、前記リフレッシュモードの実施後に形成する画像の各色のトナーの画像面積率に基づいて、前記供給部による各色のトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、さらに、前記リフレッシュモードの実施後に形成する画像濃度に基づいて、前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、さらに、前回の画像形成からの経過時間に基づいて、前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする請求項2から8のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、さらに、画像形成装置の内部の温湿度に基づいて、前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする請求項2から9のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、ユーザーにより表面に凹凸形状を有する用紙に対する画像形成を指定された場合に、当該画像形成前に前記リフレッシュモードを実行する
ことを特徴とする請求項2から10のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 画像形成装置の内部のトナーの噴煙を除去するトナー噴煙除去部を備え、
前記制御部は、前記リフレッシュモードにおいて、前記トナー噴煙除去部による除去力が高くなるように制御する
ことを特徴とする請求項2から11のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記パッチの用紙搬送方向における幅が所定の値以上となる場合に、前記パッチを用紙搬送方向に分割して印字する
ことを特徴とする請求項2から12のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、直前までに形成した画像のカバレッジの履歴に基づいて、前記現像部におけるトナーの劣化情報を特定する
ことを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、さらに、用紙の坪量情報に基づいて、前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、さらに、用紙の抵抗情報に基づいて、前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記粗さ情報は、用紙が表面に凹凸形状を有する用紙であるか否かを表す情報である
ことを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 用紙に転写するトナー画像を担持する像担持体と、前記像担持体の表面にトナー画像を現像する現像部と、前記現像部にトナーを供給する供給部と、を備えた画像形成装置のコンピューターを、
前記現像部の内部のトナーを排出させるとともに、前記供給部によって前記現像部にトナーを供給させるリフレッシュモードを、トナー画像の画像面積率における印字枚数ごとに設定されるトナー年齢の分布を表すトナー年齢分布を用いて実行する制御部として機能させるためのプログラムであって、
前記制御部は、用紙表面の粗さ情報と、所定の枚数の印字後の前記現像部内における前記トナー年齢分布の各年齢のトナーの平均値であるトナー年齢を含むトナーの劣化状態を表す劣化情報と、に基づいて、前記リフレッシュモードにおける前記供給部によるトナーの供給量を決定する
ことを特徴とするプログラム。
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