JP7154931B2 - ハニカム構造体 - Google Patents
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Description
上記複数のセルは、排ガスが導入される複数の排ガス導入セルと排ガスが排出される複数の排ガス排出セルを含み、
上記排ガス導入セルは、排ガス入口側の端面に排ガス導入セル開口部を有し、且つ、排ガス出口側の端面に排ガス導入セル封止部を有し、
上記排ガス排出セルは、排ガス入口側の端面に排ガス排出セル封止部を有し、且つ、排ガス出口側の端面に排ガス排出セル開口部を有し、
上記ハニカム構造体は、上記ハニカム構造体の長手方向に垂直な断面において、上記排ガス導入セルの形状及び上記排ガス排出セルの形状が一定である内部領域と、排ガス出口側の端面に近づくに従って排ガス導入セルが縮小され且つ排ガス排出セルが拡大される端部領域とを有し、
上記排ガス導入セル封止部は、上記排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁であり、
排ガス出口側の端面において、1つの上記排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の中心部の厚さを厚さαとすると、上記複数の排ガス排出セル開口部における複数の厚さαの標準偏差は、0.01以上であることを特徴とする。
そのため、端部領域における各排ガス導入セルには容量の差がある。従って、各排ガス導入セルに捕集されるPMの量にはバラつきが生じる。
捕集されたPMの量に差があると、PMを燃焼する際に、燃焼時期に差が生じる。
PMの燃焼時期に差が生じると、排ガス出口側の端面が急激に加熱されることを防ぐことができ、応力が集中することを抑制することができる。
従って、本発明のハニカム構造体では破損が生じにくい。
複数の厚さαの標準偏差が0.035以下であると、上記のハニカム構造体では破損を好適に防ぐことができる。
一方、複数の厚さαの標準偏差が0.035を超えると、各排ガス導入セルの容量の差が大きくなり、圧力損失が増加しやすくなる。
本発明のハニカム構造体において、上記端部領域の排ガス導入セル及び排ガス排出セルの長手方向の長さが、1~10mmであると、排ガス出口側において、排ガスがセル内部より排出される抵抗をより小さくできるため、圧力損失をさらに低減させることができる。
本発明のハニカム構造体において、上記厚さαの平均値が、0.1~0.5mmであると、圧縮強度を低下させることなく、排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の厚さを充分に薄くすることができるので、圧力損失を充分に低減させることができる。
本発明のハニカム構造体において、上記内部領域における排ガス導入セル及び排ガス排出セルの長手方向に垂直な断面形状が四角形であると、ハニカム構造体を製造する際、上記端部領域において、セルの長手方向に垂直な断面形状を、端面に近づくに従って拡大又は縮小させ易く、圧力損失が充分に低いハニカム構造体の実現が可能となる。
本発明のハニカム構造体においては、接着剤を用いて多数のハニカムセグメントを組み合わせたハニカム構造体に比べて、接着層がない分、端面における開口率を高くできるため、圧力損失の低減効果がより発揮できる。
本発明のハニカム構造体において、上記ハニカム焼成体が、コージェライト、又は、チタン酸アルミニウムからなると、上記セラミックは、熱膨張率の低い材料であるので、再生時等において大きな熱応力が発生した場合であっても、クラック等の発生しにくいハニカム構造体となる。
本発明のハニカム構造体において、上記セル隔壁の気孔率が、35~65%であると、セル隔壁は、排ガス中のPMを良好に捕集することができ、かつ、セル隔壁に起因する圧力損失の上昇を抑制することができる。従って、圧力損失をさらに低減させることができる。
[ハニカム構造体]
まず、本発明のハニカム構造体について説明する。
上記排ガス導入セルは、排ガス入口側の端面に排ガス導入セル開口部を有し、且つ、排ガス出口側の端面に排ガス導入セル封止部を有し、上記排ガス排出セルは、排ガス入口側の端面に排ガス排出セル封止部を有し、且つ、排ガス出口側の端面に排ガス排出セル開口部を有し、上記ハニカム構造体は、上記ハニカム構造体の長手方向に垂直な断面において、上記排ガス導入セルの形状及び上記排ガス排出セルの形状が一定である内部領域と、排ガス出口側の端面に近づくに従って排ガス導入セルが縮小され且つ排ガス排出セルが拡大される端部領域とを有し、上記排ガス導入セル封止部は、上記排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁であり、排ガス出口側の端面において、1つの上記排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の中心部の厚さを厚さαとすると、上記複数の排ガス排出セル開口部における複数の厚さαの標準偏差は、0.01以上であることを特徴とする。
図1(a)及び図1(b)に示すハニカム構造体10は、排ガスの流路となる複数のセル12、13を区画形成する多孔質のセル隔壁11と、排ガス入口側の端面10aが開口され且つ排ガス出口側の端面10bが封じられている排ガス導入セル12と、排ガス出口側の端面10bが開口され且つ排ガス入口側の端面10aが封じられている排ガス排出セル13とを備え、排ガス導入セル12及び排ガス排出セル13は、排ガス導入セル12及び排ガス排出セル13の長手方向に垂直な断面形状が一定である内部領域10Bと、排ガス導入セル12及び排ガス排出セル13の長手方向に垂直な断面形状が端面に近づくに従って拡大され、又は、縮小され、封じられている端部領域10A、10Cとからなる。
図1(a)及び図1(b)に示すように、ハニカム構造体10が単一のハニカム焼成体からなる場合、ハニカム焼成体はハニカム構造体でもある。
このことについて、図2及び図1(c)を参照して説明する。
図2には、ハニカム構造体10の端面10bにおけるセル隔壁の中心部の厚さα1、α2、α3を示しているが、これらのα1、α2、α3が異なっていることは、排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の中心部の厚さにバラつきがあることを意味している。
図2から、排ガス出口側の端部領域10Cにおける各排ガス導入セルには容量の差があることがわかる。
また、図2には、ハニカム構造体10の内部領域におけるセル隔壁11の厚さd2も示している。
図1(c)に示す排ガス出口側の端面において、1つの排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁は四角形の1辺であり、セル隔壁の中心部とは、この1辺の中心にあたり、この部分の厚さがセル隔壁の中心部の厚さαとなる。
図1(c)には、セル隔壁の中心部の厚さαが薄い場合の厚さα1、厚い場合の厚さα3、中程度の場合の厚さα2を示している。
セル隔壁の中心部の厚さαは、排ガス排出セル開口部の輪郭を形成する四角形の一辺の長さの中心で測定すればよい。
これらの厚さα1、α2、α3は、図2に示す厚さα1、α2、α3と対応している。
このことは、排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の中心部の厚さにバラつきがあることを意味している。
このようであると、各排ガス導入セルに捕集されるPMの量にはバラツキが生じる。
捕集されたPMの量に差があると、PMを燃焼する際に、燃焼時期に差が生じる。
PMの燃焼時期に差が生じると、排ガス出口側の端面が急激に加熱されることを防ぐことができ、応力が集中することを抑制することができる。
従って、本発明のハニカム構造体では破損が生じにくい。
複数の厚さαの標準偏差が0.035以下であると、ハニカム構造体の破損を好適に防ぐことができる。
一方、複数の厚さαの標準偏差が0.035を超えると、各排ガス導入セルの容量の差が大きくなり、圧力損失が増加しやすくなる。
厚さαの平均値の算出には、厚さαの標準偏差を求めたときに得た数値を使用すればよい。
本発明のハニカム構造体において、厚さαの平均値が0.1~0.5mmであると、圧縮強度を低下させることなく、セル隔壁の厚さを充分に薄くすることができるので、圧力損失を充分に低減させることができる。
また、内部領域におけるセル隔壁の厚さは、0.12~0.4mmであることが望ましい。
本発明のハニカム構造体において、上記端部領域のセルの長手方向の長さが、1~10mmであると、排ガス入口側において、排ガスがセル内部に導入される抵抗、及び、排ガス出口側において、排ガスがセル内部より排出される抵抗をより小さくできるため、圧力損失をさらに低減させることができる。
本発明のハニカム構造体において、上記セル隔壁の気孔率が、35~65%であると、セル隔壁は、排ガス中のPMを良好に捕集することができ、かつ、セル隔壁に起因する圧力損失の上昇を抑制することができる。従って、圧力損失をさらに低減させることができる。
本発明のハニカム構造体において、気孔径および平均気孔径は、水銀圧入法にて接触角を130°、表面張力を485mN/mの条件で測定する。
以下においては、チタン酸アルミニウムからなるハニカム構造体の製造方法を例にとって説明するが、本発明の製造対象は、チタン酸アルミニウムに限定されるものではない。
(混合工程)
まず、アルミナ粉末及びチタニア粉末にマグネシア粉末、シリカ粉末等の添加剤を添加し、混合することにより混合粉末を得る。
成形工程は、混合工程により得られた原料組成物を成形して未封止ハニカム成形体を作製する工程である。未封止ハニカム成形体は、たとえば、原料組成物を押出金型を用いて押出成形することにより作製することができる。すなわち、未封止ハニカム成形体は、ハニカム構造体の筒状の外周壁と隔壁となる部分を構成する壁部を一度に押出成形することにより作製する。また、押出成形では、ハニカム構造体の一部の形状に対応する成形体を成形してもよい。すなわち、ハニカム構造体の一部の形状に対応する成形体を成形し、それら成形体を組み合わせることによってハニカム構造体と同一形状を有するハニカム成形体を作製してもよい。
この後、テーパー冶具を用い、未封止ハニカム成形体20′に対し、ハニカム構造体の端部領域に相当する部分を形成するための再成形を行い、排ガス導入セル及び排ガス排出セルとなるセル22、23の長手方向に垂直な断面形状が端面に近づくに従って拡大され、又は、縮小され、封じられた形状の封止ハニカム成形体とする。
図4及び図5に示すように、支持部33と支持部33上に固定された基台部31と基台部31上に形成された多数の四角錐形状の先端部32とを備えたテーパー冶具30を用い、先端部32の四角錐を構成する4つの平面32bの境界部である角部32cが未封止ハニカム成形体20′の端面20b′におけるセル隔壁21の四角を構成する一の辺21bの真ん中に当接するように配置し、未封止ハニカム成形体20′の中央部分に向かってテーパー冶具30を押し込む。
テーパー治具の先端部32の角度及び隣り合う先端部32同士の幅を調整することにより、端面におけるセル隔壁の厚さ及び排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の厚さを調整することができる。
図5には、隣り合う先端部32同士の幅が異なるようにした例を示している。隣り合う先端部32同士の幅β1、β2、β3はそれぞれ異なっており、それぞれの幅が得られるハニカム構造体のセル隔壁の中心部の厚さα1、α2、α3と対応することとなる。
このようにすることで、排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の厚さをばらつかせることができる。
テーパー冶具を押し込んだ際のセル隔壁の変形の具合が変化する。
そこで、未封止ハニカム成形体の端部に水や溶媒をつける量をばらつかせることで、排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の厚さをばらつかせることができる。
この乾燥工程における乾燥の具合に差をつけることで、セル隔壁の乾燥収縮にムラを生じさせて、排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の厚さをばらつかせることができる。
焼成工程は、再成形工程により得られた封止ハニカム成形体を1400~1600℃で焼成する工程である。この焼成工程では、アルミナの表面からチタニアとの反応が進行して、チタン酸アルミニウムの相が形成される。焼成は、公知の単独炉、いわゆるバッチ炉や、連続炉を用いて行うことができる。焼成温度は、1450~1550℃の範囲であることが望ましい。焼成時間は特に限定されないが、上記の焼成温度において1~20時間保持することが望ましく、1~10時間保持することがより望ましい。また、焼成工程は大気雰囲気下で行うことが望ましい。大気雰囲気に窒素ガスやアルゴンガス等の不活性ガスを混合することにより、酸素濃度を調整してもよい。
(実施例1)
まず、下記組成の原料組成物を調製した。
D50が0.6μmのチタニア微粉末:11.1重量%、D50が13.0μmのチタニア粗粉末:11.1重量%、D50が15.9μmのアルミナ粉末:30.4重量%、D50が1.1μmのシリカ粉末:2.8重量%、D50が3.8μmのマグネシア粉末:1.4重量%、D50が31.9μmのアクリル樹脂(造孔材):18.5重量%、メチルセルロース(有機バインダ):7.1重量%、成形助剤(エステル型ノニオン):4.7重量%、及び、イオン交換水(分散媒):12.9重量%からなる組成のものを混合機で混合し、原料組成物を調製した。
なお、未封止ハニカム成形体20´の排ガス入口側となる端面については、隣り合う先端部32同士の幅が均一となっているアルミ製のテーパー冶具を用いて、再成形を行い、封止ハニカム成形体を作製した。
また、厚さαの平均値は0.35mmであった。
実施例1において、再成形工程の際に、未封止ハニカム成形体20′の排ガス出口側となる端面につき、隣り合う先端部32同士の幅と角度をそれぞれ変えたアルミ製のテーパー冶具を用いて、再成形を行い、封止ハニカム成形体を作製した。その他は実施例1と同様にしてハニカム構造体を製造した。
そして、排ガス出口側の端面において、1つの排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の中心部の厚さαの標準偏差を求めたところ、標準偏差は0.0114(実施例2)と0.0342(実施例3)であった。
また、厚さαの平均値はどちらも0.35mmであった。
また、ハニカム構造体における気孔率、平均気孔径、大きさ、外周壁の厚さ、内部領域におけるセル隔壁の厚さ、セルの数(セル密度)はいずれも実施例1と同様であった。
実施例1において、再成形工程の際に、未封止ハニカム成形体20′の排ガス出口側となる端面についても隣り合う先端部32同士の幅が均一となっているアルミ製のテーパー冶具を用いて、再成形を行い、封止ハニカム成形体を作製した。その他は実施例1と同様にしてハニカム構造体を製造した。
そして、排ガス出口側の端面において、1つの排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の中心部の厚さαの標準偏差を求めたところ、標準偏差は0.0079であった。
また、厚さαの平均値は0.34mmであった。
また、ハニカム構造体における気孔率、平均気孔径、大きさ、外周壁の厚さ、内部領域におけるセル隔壁の厚さ、セルの数(セル密度)は実施例1と同様であった。
各実施例及び比較例のハニカム構造体の気孔率、平均気孔径、及び、再生限界値を測定した。
[気孔率及び平均気孔径]
各実施例及び比較例で得られたハニカム構造体を10mm×10mm×10mmに切り出して、気孔測定用サンプルを準備した。気孔測定用サンプルを用いて、水銀圧入法によるポロシメーター(島津製作所社製、オートポアIII 9420)により気孔率及び平均気孔径を測定した。水銀圧入法にて接触角を130°、表面張力を485mN/mの条件とした。
図6は、PM燃焼試験におけるPMの捕集方法を模式的に示す断面図である。
PM捕集装置210は、排気量1.6リットルのディーゼルエンジン211の排ガス管214から分岐された配管212に、実施例1~3及び比較例1で得られたハニカム構造体10を金属ケーシング213内に固定して配置した。
ハニカム構造体10は、排ガス入口側の端面がディーゼルエンジン211の配管212に近い側に配置される。
ディーゼルエンジン211を回転数3100rpm、トルク50Nmで運転して、ディーゼルエンジン211からの排ガスの一部をハニカム構造体10に流通させてPMをハニカムフィルタに捕集させた。
そして、この再生処理を行う実験を、PMの捕集量を変化させながら行い、ハニカム構造体にクラックが発生するか否かを調査した。そして、クラックが発生しない最大PM量のハニカム構造体の見掛け容積1Lあたりの量を再生限界値とした。
実施例1:12g/L
実施例2:12g/L
実施例3:12g/L
比較例1:11g/L
すなわち、排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の中心部の厚さにバラつきがあることで、再生限界値が向上した。これは、再生時にPMの燃焼時期に差を生じさせることができ、排ガス出口側の端面が急激に加熱することを防ぐことができて、ハニカム構造体に破損が生じることが防止されたことを示す。
10a、10b 端面
10A、10C 端部領域
10B 内部領域
11 セル隔壁
12 排ガス導入セル
13 排ガス排出セル
20′ 未封止ハニカム成形体
20a′、20b′ 端面
21 セル隔壁
21b 一の辺
22、23 セル
30 テーパー冶具
31 基台部
32 先端部
32b 平面
32c 角部
33 支持部
Claims (9)
- 排ガスの流路となる複数のセルと、前記複数のセルを区画形成する多孔質のセル隔壁とを備えたハニカム構造体であって、
前記複数のセルは、排ガスが導入される複数の排ガス導入セルと排ガスが排出される複数の排ガス排出セルを含み、
前記排ガス導入セルは、排ガス入口側の端面に排ガス導入セル開口部を有し、且つ、排ガス出口側の端面に排ガス導入セル封止部を有し、
前記排ガス排出セルは、排ガス入口側の端面に排ガス排出セル封止部を有し、且つ、排ガス出口側の端面に排ガス排出セル開口部を有し、
前記ハニカム構造体は、前記ハニカム構造体の長手方向に垂直な断面において、前記排ガス導入セルの形状及び前記排ガス排出セルの形状が一定である内部領域と、排ガス出口側の端面に近づくに従って排ガス導入セルが縮小され且つ排ガス排出セルが拡大される端部領域とを有し、
前記排ガス導入セル封止部は、前記排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁であり、
排ガス出口側の端面において、1つの前記排ガス排出セル開口部の輪郭を形成するセル隔壁の中心部の厚さを厚さαmmとすると、前記複数の排ガス排出セル開口部における複数の厚さαの標準偏差は、0.01mm以上であることを特徴とするハニカム構造体。 - 前記複数の厚さαの標準偏差は、0.035mm以下である請求項1に記載のハニカム構造体。
- 前記端部領域の排ガス導入セル及び排ガス排出セルの長手方向の長さは、1~10mmである請求項1又は2に記載のハニカム構造体。
- 前記厚さαの平均値は、0.1~0.5mmである請求項1~3のいずれか1項に記載のハニカム構造体。
- 前記内部領域における排ガス導入セル及び排ガス排出セルの長手方向に垂直な断面形状は、四角形である請求項1~4のいずれか1項に記載のハニカム構造体。
- 前記ハニカム構造体は、外周に外周壁を有する一のハニカム焼成体により構成されている請求項1~5のいずれか1項に記載のハニカム構造体。
- 前記ハニカム焼成体は、コージェライト、又は、チタン酸アルミニウムからなる請求項6に記載のハニカム構造体。
- 前記セル隔壁の気孔率は、35~65%である請求項1~7のいずれか1項に記載のハニカム構造体。
- 前記セル隔壁に含まれる気孔の平均気孔径は、5~30μmである請求項1~8のいずれか1項に記載のハニカム構造体。
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