JP7020970B2 - 管継手 - Google Patents
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Description
上流側の排水設備に接続された配管を接続するための管継手であって、
横方向に配置される主管部と前記主管部の側方に設けられた側管部とを含む管継手本体と、
前記管継手本体と一体に設けられ、前記側管部から流入する汚水を前記主管部の下流側へ案内する排水案内部と、を具備して構成され、
前記排水案内部が、
前記主管部と前記側管部とが合流する合流口から前記主管部の上流側及び前記側管部の直進方向への汚水の流入を阻止する排水遮断部と、
前記主管部の内部で、前記合流口から流入する汚水を下方から支持し、前記主管部の下流側へ導水する排水支持部と、を具備し、
前記排水支持部の上方は開放しており、
前記排水案内部が、前記主管部の管底と離間して設けられていること、
を特徴とする管継手を提供する。
前記排水支持部が、前記主管部の下流側に向かって下方向に傾斜する傾斜面を具備し、
前記排水支持部の下流側の端縁が、前記側管部の下端より下方に位置することが望ましい。
前記主管部が、上部に点検口を具備し、
平面視で、前記点検口と、少なくとも前記排水案内部の一部と、が重なっていることが望ましい。
前記排水案内部を前記側管部の管軸方向の上流側から見たときに、前記排水案内部の端部が、前記主管部の下流側に向かって斜めに形成されていることが望ましい。
は同一符号を付し、重複する説明は省略することもある。
図1を用いて、本実施形態の管継手1により構成される排水ヘッダー1001の概要について説明する。図1は、本実施形態の管継手1で構成した排水ヘッダー1001の概要を説明する斜視図である。
続いて、図2~図6を用いて、本実施形態における管継手1の構造について詳細に説明する。なお、本実施形態では、図2に示すように、主管部3の上流側X1から下流側X2(主管部3の管軸方向)を方向X、主管部3に対する側管部5側を方向Y、また上下(主管部3の管軸に対して鉛直方向)を方向Zとする。
主管部3は、管継手1を主に構成する略円筒状の部位であって、上述したとおり建物の各排水起点からの汚水を内部で合流させ、下流側X2に接続した排水主管に導水するものである。この主管部3を方向Xに対して略直交に切断して断面視した場合、内部は方向Zの下方を頂部とした略卵形状を形成しており(特に図3参照)、内部を流れる汚水を集め、汚水と共に固形物の誘導も好適に行うことができる。
側管部5は、主管部3に接続される略円筒状の枝管であって、建物の各排水起点から伸びた排水管より誘導される汚水を主管部3に導水する部位である。この側管部5の一方の端部(方向Yにおいて主管部3側)は上述した主管部3の側面に接続されて双方の内部が連通し、上記一方の端部とは反対側に位置する他方の端部は、建物の各排水起点から伸びた排水管を接続可能な第三接続部21が形成されている(特に図2及び図5参照)。尚、本実施形態において、側管部5は直管形状であるが湾曲管形状であってもよく、側管部5の管軸は主管部3の管軸に対して直角であるが、主管部3の下流側に向けて斜めに形成されていてもよい。
点検口15は、上述の主管部3の上方に配設された略円形の孔であって、主管部3の上方から下方に向かって主管部3の内外を方向Zに連通するものである。具体的な形成位置は、本実施形態の管継手1を上方から方向Zの下方に平面視した状態において、主管部3の管軸(方向X)と、側管部5の管軸(方向Y)と、が交差する位置を中心とし、所定の直径で形成することが望ましい。なお、点検口15は、別個に用意した蓋(図示せず)を嵌合させるため、例えば端縁に螺子山形成等を行えばよい。
排水案内部7は、上述した主管部3と側管部5(他方の端部側)とが接続された内部(合流口)に配設され、上述のとおり側管部5からの汚水を主管部3の下流側X2に誘導するものである。この排水案内部7は、本実施形態の管継手1が具備する特徴的な部位であり、この排水案内部7を具備することにより、従来と比較して、側管部5から主管部3に侵入した汚水(固形物を含む。)の流水方向を、より確実に主管部3の下流側X2に向けることができ、上記汚水を主管部3に誘導するものである。
排水案内部は図7(a)及び(b)に示す変形例のような態様としてもよい。図7(a)及び(b)は、その他の態様を有する排水案内部107の構造を示す図であって、図7(a)は、その他の排水案内部107を主管部3内部から下方に見た平面図であり、図7(b)は、その他の排水案内部107を主管部3内部の下流側X2から上流側X1に見た正面図である。
3 主管部
5 側管部
7 排水案内部
9 排水遮断部
11 排水支持部
13 傾斜面
15 点検口
17 第一接続部
19 第二接続部
21 第三接続部
23 断面中心線
107 排水案内部
109a 第一排水遮断部
109b 第二排水遮断部
111 排水支持部
1001 排水ヘッダー
1003a 排水主管接続部
1003b 排水主管接続部
W1 突出量
H1 離間距離
H2 離間距離
Claims (4)
- 上流側の排水設備に接続された配管を接続するための管継手であって、
横方向に配置される主管部と前記主管部の側方に設けられた側管部とを含む管継手本体と、
前記管継手本体と一体に設けられ、前記側管部から流入する汚水を前記主管部の下流側へ案内する排水案内部と、を具備して構成され、
前記排水案内部が、
前記主管部と前記側管部とが合流する合流口から前記主管部の上流側及び前記側管部の直進方向への汚水の流入を阻止する排水遮断部と、
前記主管部の内部で、前記合流口から流入する汚水を下方から支持し、前記主管部の下流側へ導水する排水支持部と、を具備し、
前記排水支持部の上方は開放しており、
前記排水案内部が、前記主管部の管底と離間して設けられていること、
を特徴とする管継手。 - 前記排水支持部が、前記主管部の下流側に向かって下方向に傾斜する傾斜面を具備し、
前記排水支持部の下流側の端縁が、前記側管部の下端より下方に位置すること、
を特徴とする請求項1に記載に管継手。 - 前記主管部が、上部に点検口を具備し、
平面視で、前記点検口と、少なくとも前記排水案内部の一部と、が重なっていること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の管継手。 - 前記排水案内部を前記側管部の管軸方向の上流側から見たときに、前記排水案内部の端部が、前記主管部の下流側に向かって斜めに形成されていること、
を特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の管継手。
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JP2018051661A JP7020970B2 (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | 管継手 |
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Family Applications (1)
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JP2018051661A Active JP7020970B2 (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | 管継手 |
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JP (1) | JP7020970B2 (ja) |
Citations (4)
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---|---|---|---|---|
JP2003119871A (ja) | 2001-10-09 | 2003-04-23 | Aron Kasei Co Ltd | 合成樹脂製集合ます |
JP2005054468A (ja) | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 排水用ヘッダー |
JP2013011088A (ja) | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Toei Kanki Kk | 合流管継手 |
JP5669974B1 (ja) | 2014-06-16 | 2015-02-18 | アロン化成株式会社 | 排水ます |
Family Cites Families (2)
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JPH054634Y2 (ja) * | 1986-07-16 | 1993-02-04 | ||
JP2000336718A (ja) * | 1999-06-02 | 2000-12-05 | Taisei Corp | 横引き排水管の継手構造 |
-
2018
- 2018-03-19 JP JP2018051661A patent/JP7020970B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003119871A (ja) | 2001-10-09 | 2003-04-23 | Aron Kasei Co Ltd | 合成樹脂製集合ます |
JP2005054468A (ja) | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 排水用ヘッダー |
JP2013011088A (ja) | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Toei Kanki Kk | 合流管継手 |
JP5669974B1 (ja) | 2014-06-16 | 2015-02-18 | アロン化成株式会社 | 排水ます |
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JP2019163620A (ja) | 2019-09-26 |
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