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JP7000873B2 - 自動二輪車用バイアスタイヤ - Google Patents

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JP7000873B2 JP2018007620A JP2018007620A JP7000873B2 JP 7000873 B2 JP7000873 B2 JP 7000873B2 JP 2018007620 A JP2018007620 A JP 2018007620A JP 2018007620 A JP2018007620 A JP 2018007620A JP 7000873 B2 JP7000873 B2 JP 7000873B2
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Description

本発明は、自動二輪車用バイアスタイヤに関する。
十分な剛性を確保しつつ、転がり抵抗が低減された二輪自動車用タイヤとして特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1においては、フルバンクの旋回走行において、トレッドのショルダー領域が路面に接地するため、ショルダー領域の半径方向内側に補強ゴム層を設けている。この補強ゴム層は、旋回時のサイドウォールの剛性を高めている。
特開2016-37126号公報
ところで、自動二輪車は、タイヤに内圧を充填していない状態でも手押しによる移動が可能であるという四輪自動車とは異なる特徴がある。特に、悪路などを走行中にタイヤがパンクして走行できなくなった場合に、手押しによって車両を移動することがある。車両の手押しが可能であるとはいえ、内圧を充填していない状態では、車両を押し難いという課題がある。また、手押しによって車両を移動する場合においても、タイヤの耐久性能が問題となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は車両の手押し性能を改善した上で、耐久性能を維持する自動二輪車用バイアスタイヤを提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のある態様による自動二輪車用バイアスタイヤは、一対のビードコアと、タイヤ子午断面において、前記一対のビードコアそれぞれの廻りにタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側に折り返された後、タイヤ径方向内側からタイヤ径方向外側にサイドウォール部まで巻き上げられたカーカス層と、タイヤ子午断面において、前記カーカス層の折り返し前の位置よりタイヤ幅方向外側に、前記カーカス層に沿って前記サイドウォール部に設けられたゴム補強層とを備え、前記ゴム補強層は、タイヤ子午断面において、タイヤ最大幅位置よりタイヤ径方向内側で前記カーカス層の最大幅位置を通り、タイヤ子午断面において、前記ゴム補強層のタイヤ径方向の上端が、トレッド端部を通りトレッド面に対して引いた垂線より、タイヤ径方向の内側に位置し、タイヤ子午断面において、前記ゴム補強層のタイヤ径方向の下端が、リムフランジ高さよりタイヤ径方向外側に位置しており、タイヤ子午断面において、前記カーカス層の最大幅位置における前記ゴム補強層の厚さは、前記カーカス層の最大幅位置における前記サイドウォール部のゴムの厚さの10%以上80%以下である。
前記ゴム補強層の100%伸張時のモジュラスが2.0MPa以上3.0MPa以下であることが好ましい。
前記ゴム補強層は、前記カーカス層の折り返し前の位置と折り返し後の位置との間に配置されることが好ましい。
前記ゴム補強層は、前記カーカス層の折り返し後の位置のタイヤ幅方向外側に配置されていてもよい。
タイヤ断面高さは、リム径に対して22%以上であることが好ましい。
本発明にかかる自動二輪車用バイアスタイヤは、車両の手押し性能を改善し、かつ、耐久性能を維持できる。
図1は、本発明の実施形態による自動二輪車用バイアスタイヤを示す図である。 図2は、本発明の他の実施形態による自動二輪車用バイアスタイヤを示す図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、この実施形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
図1は、本実施形態に係る自動二輪車用バイアスタイヤ100(以下、適宜、タイヤ100と呼ぶ)の子午断面図である。以下の説明において、タイヤ径方向とは、タイヤ100の回転軸(図示せず)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、上記回転軸を中心軸とする周り方向をいう。また、タイヤ幅方向とは、上記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)CLに向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから離れる側をいう。タイヤ赤道面CLとは、タイヤ100の上記回転軸に直交するとともに、タイヤ100のタイヤ幅の中心を通る平面である。タイヤ幅は、タイヤ幅方向の外側に位置する部分同士のタイヤ幅方向における幅、つまり、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから最も離れている部分間の距離である。タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面CL上にあってタイヤ100のタイヤ周方向に沿う線をいう。本実施形態では、タイヤ赤道線にタイヤ赤道面と同じ符号「CL」を付す。
図1において、本実施形態に係るタイヤ100は、ビード部1と、カーカス層2と、インナーライナ4と、トレッド部5と、サイドウォール部6とを備える。ビード部1は、ビードコア3を含む。カーカス層2は、2枚のカーカス21、22を含む。カーカス21、22は、複数並設されたカーカスコード(図示せず)が、コートゴムで被覆されたものである。カーカスコードは、スチールまたは有機繊維(ポリエステルやレーヨンやナイロンなど)からなる。インナーライナ4は、カーカス層2の内腔側に設けられる。サイドウォール部6は、ビード部1とトレッド部5との間の領域である。
図1においては、左右一対のビード部1、1に2枚のカーカス21、22が装架されている。タイヤ100は、ビード部1、1におけるビードコア3 ,3の廻りにカーカス21、22のそれぞれの端部がタイヤ内側から外側に折り返して巻き上げたターンアップ構造を有する。カーカス21および22は、それぞれのカーカスコードがタイヤ周方向に対して90度未満の角度で傾斜しているバイアス構造をなしている。このためサイドウォール部6,6では巻き上げられる前のカーカス21、22と巻き上げられた後のカーカス21、22との4枚が重なってそれぞれのカーカス21、22のカーカスコードが互いに交差するクロスプライ構造をなしている。また、トレッド部5では、2枚のカーカス21、22が重なってそれぞれのカーカスコードが互いに交差する。
図1において、タイヤ100は、リム10にリム組みされている。タイヤ100は、チェーファー8を有する。チェーファー8は、リム10との摩擦からカーカス層2を保護する補強層である。リム10は、リムフランジ10Fを有する。
トレッド部5は、ゴム材(トレッドゴム)からなり、タイヤ100のタイヤ径方向の最も外側で露出し、その表面がタイヤ100の輪郭となる。トレッド部5の外周表面、つまり、走行時に路面と接触する踏面には、図示しない溝を備えている。
(ゴム補強層)
図1に示すように、タイヤ100は、タイヤ子午断面において、左右のサイドウォール部6にそれぞれゴム補強層7を備える。ゴム補強層7は、カーカス層2(21、22)の折り返し前の位置よりタイヤ幅方向外側に、カーカス層2(21、22)に沿って設けられる。また、図1に示すように、ゴム補強層7は、カーカス層2(21、22)の折り返し前の位置と折り返し後の位置との間に配置される。カーカス層2(21、22)の折り返し前の位置と折り返し後の位置との間にゴム補強層7を配置することで、カーカス21とカーカス22との間に発生する歪みを緩和し、タイヤ100の耐久性能を維持できる。
図1に示すように、ゴム補強層7は、タイヤ最大幅位置(高さTWh)よりタイヤ径方向内側でカーカス層2の最大幅位置(高さPWh)を通る位置に設けられる。タイヤ最大幅位置の高さTWhは、リム径相当の位置ROからタイヤ最大幅位置までの、タイヤ径方向に沿った高さである。カーカス層2の最大幅位置の高さPWhは、リム径相当の位置ROからカーカス層2の最大幅位置までの、タイヤ径方向に沿った高さである。
ゴム補強層7は、タイヤ径方向の最も外側である上端71が、カーカス21の端部21Tよりもタイヤ径方向外側、かつ、カーカス22の端部22Tよりもタイヤ径方向外側に位置する。ゴム補強層7は、その上端71が、トレッド端部5Tを通りトレッド面に対して引いた垂線5Sより、タイヤ径方向の内側に位置する。したがって、ゴム補強層7の全体が、タイヤ最大幅位置の高さTWhよりタイヤ径方向内側に位置する。
また、ゴム補強層7は、タイヤ径方向の最も内側である下端72が、カーカス21の端部21Tよりもタイヤ幅方向内側、かつ、カーカス22の端部22Tよりもタイヤ幅方向内側に位置する。ゴム補強層7は、その下端72が、リムフランジ高さRFhよりタイヤ径方向外側に位置する。したがって、ゴム補強層7の全体が、リムフランジ高さRFhよりタイヤ径方向外側に位置する。リムフランジ高さRFhは、リム径相当の位置ROからリムフランジ10Fのタイヤ径方向の最も外側までの高さである。
なお、ゴム補強層7は、その下端72が、カーカス21の端部21Tよりもタイヤ幅方向内側、かつ、カーカス22の端部22Tよりもタイヤ幅方向外側に位置していてもよい。すなわち、ゴム補強層7は、カーカス21、カーカス22の1つ以上の巻き上げ部分とタイヤ幅方向において重なっていればよい。
ここで、カーカス層2の最大幅位置PWhにおけるサイドウォール部6のゴムの厚さをG1とし、カーカス層2の最大幅位置PWhにおけるゴム補強層7の厚さをG2とする。このとき、厚さG2は、厚さG1の10%以上80%以下であることが好ましい。このような厚さのゴム補強層7をサイドウォール部6に設けることにより、内圧無充填時のタイヤの潰れ両を減少させることができる。このため、タイヤ100のパンク時などにおいて、車両の手押し性能を向上させることができる。厚さG2は、厚さG1の20%以上50%以下がより好ましい。厚さG2を厚さG1の10%より薄くすると、内圧無充填時のタイヤの潰れ量を低減する効果が十分に得られない。また、厚さG2を厚さG1の80%より厚くすると周りの部材との剛性差が大きくなり、歪みが増大し、耐久性能が低下する。
ゴム補強層7の100%伸張時のモジュラスは2.0MPa以上3.0MPa以下であることが好ましく、2.5MPa以上2.8MPa以下であることがより好ましい。ゴム補強層7の100%伸張時のモジュラスが2.0MPaより低い値であると、内圧無充填時のタイヤの潰れ量を低減する効果が十分に得られないため、好ましくない。また、ゴム補強層7の100%伸張時のモジュラスが3.0MPaより高い値であると、ゴム補強層7と周りの部材との剛性差により、歪みが増大し、耐久性能が下がるため、好ましくない。なお、ゴム補強層7は上記の位置に少なくとも1つ設ければよく、2つ以上設けてもよい。ゴム補強層7の100%伸張時のモジュラスは、JISK6251:2017に準拠して求められる。
(リム径との関係)
ここで、タイヤ100は、主に、自動二輪車用タイヤのうち、12インチ程度の小排気量車種向けである。このため、タイヤ断面高さSHは、リム径に対して22%以上であることが好ましい。タイヤ断面高さSHは、リム径相当の位置ROからトレッド部5の頂部までの高さである。タイヤ断面高さSHは、タイヤの外径とリム径との差の1/2に等しい。
(ビード部のゴム)
図1において、ビード部1のビードコア3のタイヤ径方向外側には、ゴム9が充填されている。ゴム9は、ビードコア3に接している。ゴム9は、カーカス層2のタイヤ幅方向端部がビードコア3の位置でタイヤ幅方向外側に折り返されることにより形成された空間に配置されている。ゴム9の高さは、リムフランジ10Fの高さよりも低い。すなわち、ゴム9のタイヤ径方向の最外側の位置は、リムフランジ10Fのタイヤ径方向の最外側の位置よりも、タイヤ径方向内側である。なお、ゴム9の断面積は、ビードコア3の断面積よりも小さい。
ここで、ゴム9は、タイヤ100の他の部分のゴム材と同じ物性を有している。例えば、カーカス21、22のコートゴムやビード部1のゴム材と同じ物性のゴム材がゴム9として配置される。JIS-A硬度が40以上60以下の範囲である。JIS-A硬度は、JISK6253-3:2012に準拠して求められる。
(他の実施形態)
図2は、他の実施形態に係るタイヤ100の子午断面図である。図2において、ゴム補強層7は、カーカス層2(21、22)の折り返し後の位置のタイヤ幅方向外側に配置される。
図2において、ゴム補強層7は、タイヤ最大幅位置(高さTWh)よりタイヤ径方向内側でカーカス層2の最大幅位置(高さPWh)を通る位置に設けられる。ゴム補強層7は、その上端71が、カーカス21の端部21Tよりもタイヤ径方向外側、かつ、カーカス22の端部22Tよりもタイヤ径方向外側に位置する。ゴム補強層7は、その上端71が、トレッド端部5Tを通りトレッド面に対して引いた垂線5Sより、タイヤ径方向の内側に位置する。
また、ゴム補強層7は、その下端72が、カーカス21の端部21Tよりもタイヤ幅方向内側、かつ、カーカス22の端部22Tよりもタイヤ幅方向内側に位置する。ゴム補強層7は、その下端72が、リムフランジ高さRFhよりタイヤ径方向外側に位置する。
ゴム補強層7は、その下端72が、カーカス21の端部21Tよりもタイヤ幅方向内側、かつ、カーカス22の端部22Tよりもタイヤ幅方向外側に位置していてもよい。すなわち、ゴム補強層7は、カーカス21、カーカス22の1つ以上の巻き上げ部分とタイヤ幅方向において重なっていればよい。なお、ゴム補強層7の厚みおよび100%伸張時のモジュラスについては、図1を参照して説明した実施形態と同じである。
図2に示すように、ゴム補強層7を、カーカス層2(21、22)の折り返し後の位置のタイヤ幅方向外側に配置した場合においても、タイヤの空気圧が充填されない状態でのタイヤの潰れ量を低減し、車両の手押し性能を改善することができる。
(まとめ)
自動二輪車は、タイヤに内圧を充填していない状態でも手押しによる移動が可能という四輪自動車とは異なる特徴がある。しかし、車両の手押しによる移動が可能であるとはいえ、内圧を充填していない状態では、車両を押し難いという課題があった。また、ゴム補強層7を配置することで車両の押し易さ向上に繋がるが、ゴム補強層7の配置によっては、その端部等で部分的に大きな剛性差が生まれ、耐久性能が悪化する懸念もある。
そこで、上記のように適切な位置にゴム補強層7を設けることにより、タイヤの空気圧が充填されない状態でのタイヤの潰れ量を低減し、車両の手押し性能を改善した上で、耐久性能を維持する自動二輪車用タイヤを実現できる。
本実施例では、条件が異なる複数種類の空気入りタイヤについて、手押し性能および耐久性能について評価した。タイヤサイズ90/90-12の自動二輪車タイヤを、正規リムにリム組みし、試験車両に装着した。なお、用意したタイヤは、すべて、カーカスの枚数を2枚とした。
手押し性能の評価については、タイヤを車両に装着し、内圧が無充填状態で、車両を手押ししたときのモニターによる押し心地の官能評価を行った。手押し性能を10段階で評価し、数値で表す。数値が大きいほど押し易く、押し心地がよい。なお、タイヤに正規内圧を充填した状態の押し心地性能を10とする。
耐久性能の評価については、米国連邦自動車安全基準であるFMVSS119で規定された荷重耐久試験条件を走行後、4時間ごとに荷重率を増加させ、タイヤが故障するまで走行させた。タイヤが故障するまでの走行距離を測定して耐久性能を評価した。従来例を基準(100)に指数として表す。数値が大きいほど好ましい。
表1において、従来例のタイヤは、ゴム補強層を有しておらず、断面高さのリム径に対する比率が27%のタイヤである。また、表1において、比較例1のタイヤは、ゴム補強層を有し、ゴム補強層の上端の位置がトレッド端部の垂線より下で、ゴム補強層がカーカス最大幅位置を通らず、ゴム補強層の下端の位置がリムフランジ高さRFhより上で、サイドウォール部のゴム厚さに対するゴム補強層の厚さが10%で、ゴム補強層のゴム100%伸張時のモジュラスが2.0MPaで、タイヤ断面高さのリム径に対する比率が27%のタイヤである。
表1の実施例1から実施例9を参照すると、ゴム補強層7を有し、ゴム補強層7の上端71の位置がトレッド端部の垂線より下で、ゴム補強層7がカーカス最大幅位置を通り、ゴム補強層7の下端72の位置がリムフランジ高さRFhより上で、サイドウォール部6のゴム厚さG1に対するゴム補強層7の厚さG2が10%以上80%以下である場合に良好な結果が得られることがわかる。
また、表1の実施例1から実施例9を参照すると、ゴム補強層のゴム100%伸張時のモジュラスが2.0MPa以上3.0MPa以下である場合、タイヤ断面高さのリム径に対する比率が22%以上である場合、に良好な結果が得られることがわかる。
Figure 0007000873000001
1 ビード部
2 カーカス層
3 ビードコア
4 インナーライナ
5 トレッド部
6 サイドウォール部
7 ゴム補強層
8 チェーファー
9 ゴム
10 リム
10F リムフランジ
21,22 カーカス
100 自動二輪車用バイアスタイヤ
CL タイヤ赤道面

Claims (5)

  1. 一対のビードコアと、タイヤ子午断面において、前記一対のビードコアそれぞれの廻りにタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側に折り返された後、タイヤ径方向内側からタイヤ径方向外側にサイドウォール部まで巻き上げられたカーカス層と、タイヤ子午断面において、前記カーカス層の折り返し前の位置よりタイヤ幅方向外側に、前記カーカス層に沿って前記サイドウォール部に設けられたゴム補強層とを備え、
    前記ゴム補強層は、タイヤ子午断面において、タイヤ最大幅位置よりタイヤ径方向内側で前記カーカス層の最大幅位置を通り、
    タイヤ子午断面において、前記ゴム補強層のタイヤ径方向の上端が、トレッド端部を通りトレッド面に対して引いた垂線より、タイヤ径方向の内側に位置し、
    タイヤ子午断面において、前記ゴム補強層のタイヤ径方向の下端が、リムフランジ高さよりタイヤ径方向外側に位置しており、
    タイヤ子午断面において、前記カーカス層の最大幅位置における前記ゴム補強層の厚さは、前記カーカス層の最大幅位置における前記サイドウォール部のゴムの厚さの10%以上80%以下である自動二輪車用バイアスタイヤ。
  2. 前記ゴム補強層の100%伸張時のモジュラスが2.0MPa以上3.0MPa以下である請求項1に記載の自動二輪車用バイアスタイヤ。
  3. 前記ゴム補強層は、前記カーカス層の折り返し前の位置と折り返し後の位置との間に配置される請求項1または請求項2に記載の自動二輪車用バイアスタイヤ。
  4. 前記ゴム補強層は、前記カーカス層の折り返し後の位置のタイヤ幅方向外側に配置される請求項1または請求項2に記載の自動二輪車用バイアスタイヤ。
  5. タイヤ断面高さは、リム径に対して22%以上である請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の自動二輪車用バイアスタイヤ。
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