JP7087740B2 - 炭素繊維束の製造方法 - Google Patents
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Description
[1] 撚りのない状態で測定したフックドロップ値が15cm以上であるアクリル繊維束を焼成工程に供給して炭素繊維束を製造する炭素繊維束の製造方法であって、前記アクリル繊維束に1ターン/m以上10ターン/m以下の撚りを加えてから焼成工程に供給する炭素繊維束の製造方法。
[2]前記アクリル繊維束に1ターン/m以上10ターン/m以下の撚りを加える方法が、撚りのない状態で前記炭素繊維前駆体アクリル繊維束を梱包パッケージに収納し、その梱包パッケージから引き出しながら前記梱包パッケージを回転させて前記炭素繊維前駆体アクリル繊維束に1ターン/m以上10ターン/m以下の撚りを加える、[1]に記載の炭素繊維束の製造方法。
[3]前記アクリル繊維束の梱包パッケージがボビン巻であり、撚りのない状態でアクリル繊維束をボビンに巻き付けられた前記アクリル繊維束を前記ボビン巻から解舒しながら前記ボビン巻を回転させて前記アクリル繊維束に1ターン/m以上10ターン/m以下の撚りを加える、[1]に記載の炭素繊維の製造方法。
(前駆体繊維束)
本発明の一態様において用いる前駆体繊維束としては、公知技術により紡糸されたアクリル繊維束を用いることができる。具体的には、アクリロニトリル系重合体を紡糸して得られるアクリル繊維束が挙げられる。
分散している油剤組成物の平均粒子径が上記範囲内であれば、前駆体繊維束の表面に油剤をより均一に付与できる。
乾燥緻密化は、乾燥緻密化する繊維束のガラス転移温度を超えた温度で行う必要があるが、乾燥緻密化する繊維束が含水状態の場合と乾燥状態の場合とではガラス転移温度が異なる。例えば温度が100℃以上200℃以下の加熱ローラーによる方法にて緻密乾燥化するのが好ましい。このとき加熱ローラーの個数は、1個でもよく、複数個でもよい。
ここで、加圧水蒸気延伸処理とは、加圧水蒸気雰囲気中で行う繊維束の延伸である。加圧水蒸気延伸処理は、高倍率の延伸が可能であることから、より高速で安定な紡糸が行えると同時に、得られる繊維の緻密性や配向度向上にも寄与する。
本発明においてアクリル繊維束に撚りを加える方法としては、アクリル繊維束を梱包パッケージから引き出す際に、梱包パッケージを回転させながらアクリル繊維束を引き出すことで行うのが、生産上好ましい。また前記梱包パッケージがボビン巻である場合は、ボビン巻から前駆体繊維束を縦取りして引き出すのが好ましい。
耐炎化工程の条件としては、酸化性雰囲気中の緊張下において、密度が好ましくは1.28g/cm3以上1.42g/cm3以下、より好ましくは1.29g/cm3以上1.40g/cm3以下になるまで200℃以上300℃以下に加熱するのがよい。密度が1.28g/cm3以上であると、次の工程である炭素化工程の際に単繊維間が接着するのを防ぐことができ、炭素化工程でトラブルなく生産することができる。また、密度が1.42g/cm3以下であると、耐炎化工程が長くなりすぎず、経済的である。酸化性雰囲気は、空気、酸素、二酸化窒素など公知の酸化性雰囲気を採用できるが、経済性の面から空気が好ましい。
上記の焼成工程後の炭素繊維束には、最終用途に適合するように表面処理を施すのが好ましい。
電解酸化の条件として、電解液の温度は室温以下、電解質濃度は1質量%以上15質量%以下、電気量は100クーロン/g以下が好ましい。
このようにして得られた炭素繊維束は、炭素繊維用サイジング剤を適宜付与してもよい。炭素繊維用サイジング剤が付着した炭素繊維束におけるサイジング剤の付着量は、炭素繊維束とサイジング剤の合計質量に対して0.6質量%以上2質量%以下であることが好ましく、1質量%以上1.6質量%以下であることがより好ましい。サイズ剤の付着量が0.6質量%以上であれば、SMCを成形して炭素繊維強化複合材料としたときに、靭性等の機能発現性を存分に発揮させることができる。一方、サイズ剤の付着量が2質量%以下であれば、炭素繊維束が硬くなることを抑制できる。
また、サイズ剤の付着量が上記範囲内であれば、炭素繊維束の集束性や耐擦過性が優れたものになる。
本発明によって得られる炭素繊維束に好適に使用可能なSMCの製造装置の一例を図1により説明する。SMCの製造装置は、ボビン巻にした複数の炭素繊維束を回転自在に保持するクリール(図示していない)、引き出されたそれぞれの炭素繊維束1を所望の繊維長に切断するロービングカッター31、上下フィルムを巻きだす巻き出し機21、樹脂組成物11を所望の厚みでフィルム上に塗布するドターブレイド12、樹脂組成物を炭素繊維束に含浸するために押圧を加えるローラー群24、含浸途中のSMCを移送するメッシュベルト22、および、含浸が完了した)SMCを巻き取る巻取り機25からなる。
<アクリル繊維束のフックドロップ評価>
1kgの錘を掛けて垂直に垂らした炭素繊維前駆体アクリル繊維束に50gの錘の付いたフックを前記繊維束に引っ掛けて手を放して降下させる。フックを引っ掛けた箇所からフックが停止した箇所までの長さ(降下距離)を測定する。この操作をアクリル束の長さ方向1m毎に100回繰り返し、降下距離の平均値を求めてアクリル繊維束のフックドロップ値(HD値)とする。フックドロップ値の測定は、前駆体繊維束の交絡のレベルを確認するものであり、その値が高ければ高いほど、即ちアクリル繊維束に引っ掛けたフックの降下距離が長ければ長いほどアクリル繊維束に交絡が掛かっていないことを示すものである。
アクリル繊維束は、次の方法で調製したものを用いる。アクリロニトリル系共重合体(組成比:アクリロニトリル/アクリルアミド/メタクリル酸=96.5/2.7/0.8(質量比))を21質量%の割合でジメチルアセトアミドに分散し、加熱溶解して紡糸原液を調製し、濃度67質量%のジメチルアセトアミド水溶液を満たす38℃の凝固浴中に孔径(直径)45μm、孔数24000の紡糸ノズルより吐出し凝固糸とする。凝固糸は、水洗槽中で脱溶媒するとともに3倍に延伸して水膨潤状態の前駆体繊維束とする。
その後、油剤が付与された前駆体繊維束を表面温度150℃のローラーにて乾燥緻密化する後に、圧力0.3MPaの水蒸気中で5倍延伸を施し、炭素繊維前駆体アクリル繊維束を得る。得られるアクリル繊維束のフィラメント数は24000本、単繊維繊度は1.0dTexである。
その後、アクリル繊維束は交絡処理を施すことなく、撚りのない状態でボビンに巻き付けた形態で採取する。
アクリル繊維束を、1ターン/mの撚りが入るようにボビン巻のまま回転させ、焼成工程に供給する。撚りの入ったアクリル繊維束を220℃から260℃の範囲で温度勾配を有する耐炎化炉に70分かけて通して耐炎化し、耐炎化繊維束とする。引き続き、前記耐炎化繊維束を窒素雰囲気中で400℃から1400℃の範囲で温度勾配を有する炭素化炉を3分間かけて通過させて焼成し、炭素繊維束とする。
アクリル繊維束を焼成工程に供給して炭素繊維束が得られる場合「可」とし、炭素繊維が得られない場合「否」とする。
前述の通り得られる炭素繊維束を図1に示すSMC製造工程に供給し、図2に示すロービングカッターを用いて切断した後、一万本以下のフィラメントからなる細かい繊維束に分割される場合「可」とし、分割されない場合「否」とする。
総繊度、交絡処理、HD値、梱包パッケージ、撚り付与方法、撚り数、焼成工程の通過性、および炭素繊維の分割性を表1にまとめて示す。
アクリル繊維束の総繊度、交絡処理、梱包パッケージ、撚り付与方法、撚り数を表1に示すように変更する以外は、実施例1と同様にしてアクリル繊維束、及び炭素繊維束を得て、更にはSMC製造工程に通して各測定及び評価を実施する。
総繊度、交絡処理、HD値、梱包パッケージ、撚り付与方法、撚り数、焼成工程の通過性、および炭素繊維の分割性を表1にまとめて示す。
アクリル繊維束の総繊度、交絡処理、梱包パッケージ、撚り付与方法、撚り数を表1に示すように変更する以外は、実施例1と同様にしてアクリル繊維束、及び炭素繊維束を得て、更にはSMC製造工程に通して各測定及び評価を実施する。
総繊度、交絡処理、HD値、梱包パッケージ、撚り付与方法、撚り数、焼成工程の通過性、および炭素繊維の分割性を表1にまとめて示す。
4 短く切断された炭素繊維束
11 樹脂組成物
12 ドクターブレイド
21 巻き出し機
22 メッシュベルト
24 ローラー群
25 巻き取り機
31 ロービングカッター
32 ゴムローラー
33 カッターローラー
34 刃
Claims (3)
- 撚りのない状態で測定したフックドロップ値が15cm以上であるアクリル繊維束を焼成工程に供給して炭素繊維束を製造する炭素繊維束の製造方法であって、前記アクリル繊維束に1ターン/m以上10ターン/m以下の撚りを加えてから焼成工程に供給する炭素繊維束の製造方法。
- 前記アクリル繊維束に1ターン/m以上10ターン/m以下の撚りを加える方法が、撚りのない状態で前記アクリル繊維束を梱包パッケージに収納し、その梱包パッケージから引き出しながら前記梱包パッケージを回転させて前記アクリル繊維束に1ターン/m以上10ターン/m以下の撚りを加える、請求項1に記載の炭素繊維束の製造方法。
- 前記アクリル繊維束の梱包パッケージがボビン巻であり、撚りのない状態で前記アクリル繊維束をボビンに巻き付けられた前記アクリル繊維束を前記ボビン巻から解舒しながら前記ボビン巻を回転させて前記アクリル繊維束に1ターン/m以上10ターン/m以下の撚りを加える、請求項1に記載の炭素繊維束の製造方法。
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