JP6963203B2 - 洗面台 - Google Patents
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Description
また、このように構成された本発明によれば、第1の吐水部からの吐水が終了した後、第2の吐水部からの吐水が開始されるので、水道水が吐水されながら機能水も吐出されることがない。ここで、水道水と機能水が同時に吐出された場合には、ボウル部の表面や、排水口において、機能水が水道水によって薄められてしまうため、機能水による殺菌又は除菌効果が減殺されてしまう。上記のように構成された本発明によれば、機能水が薄められるのを防止することができ、少量の機能水でボウル部を効果的に除菌又は殺菌することができる。
まず、図1乃至図4を参照して、本発明の実施形態による洗面台の全体構成を説明する。図1は、本発明の実施形態による洗面台全体の外観を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態の洗面台に備えられた水栓装置ユニットを拡大して示す斜視図である。図3は、水栓装置ユニットを斜め下方から見た斜視図である。図4は、本発明の実施形態による洗面台における吐水系統を示すブロック図である。
上部キャビネット8は、水栓装置ユニット4よりも上方の壁面に設けられた薄型のキャビネットであり、その前面には、鏡が取り付けられている。
図2に示すように、水栓装置ユニット4には、第1の吐水部4aと、第2の吐水部4bと、流調・温調バルブ10と、操作スイッチ12と、タッチスイッチ14と、照明用LED16と、が備えられている。
タッチスイッチ14は、水栓装置ユニット4の前面右側に設けられたスイッチである。タッチスイッチ14を操作することにより、第1の吐水部4aからの吐水、停止を自動水栓として自動的に行うか否かを切り換えることができる。
照明用LED16は、水栓装置ユニット4の下面、奥側の2箇所に設けられたLEDであり、洗面台1を使用する使用者の手元を照明するように構成されている。
図4に示すように、給水系統には、上流側から順に、水道水を供給する給水管20aと、水道水を遮断するための止水栓22aと、水道水中に混入した異物等を取り除くためのフィルタ24aと、水道水の、第1の吐水部4aからの吐出、停止を切り換える水用電磁弁28aと、が設けられている。同様に、給湯系統には、上流側から順に、湯沸かし器(図示せず)等からの湯を供給する給湯管20bと、湯を遮断するための止水栓22bと、混入した異物等を取り除くためのフィルタ24bと、湯の、第1の吐水部4aからの吐出、停止を切り換える湯用電磁弁28bと、が設けられている。
図4に示すように、給水管20aから供給された水道水は、フィルタ24aの下流側で2つの管路に分岐され、一方は水用電磁弁28aに接続され、他方は電磁弁である機能水用電磁弁30に接続されている。以下に説明するように、この機能水用電磁弁30を通過した水道水から除菌作用を有する機能水が生成され、第2の吐水部4bから吐出される。コントローラ40は、制御信号により機能水用電磁弁30の開弁、閉弁を制御し、所定のタイミングで機能水用電磁弁30を開弁させて第2の吐水部4bから機能水を吐出させる。
調圧弁32は、機能水用電磁弁30から流入した水道水を圧力調整して流出させるように構成されている。機能水用電磁弁30から流入した水道水は、調圧弁32により、第2の吐水部4bから霧状にして噴霧するのに適した圧力に調整される。
逆止弁36は、安全弁34と電解槽38の間の管路に設けられ、電解槽38内の電解水が安全弁34側に逆流するのを防止するように構成されている。
その他の電解水としては、電極として銀を利用することで得られる銀イオン水を挙げることができる。銀イオンは、細菌の細胞膜にある酵素に吸着し、酵素の作用を阻害するため、細菌が生命維持できなくなると言われている。接触する基材表面をコートする作用もあり、細菌が基材表面で繁殖しにくくなる。銀イオンは基材表面をコートして、細菌の付着を防ぐことができ、かつ殺菌力を有しているため、基材表面での細菌の増殖を効果的に抑制できる。その際、排水トラップの置換率を高める洗浄方法と組み合わせることで、長期間、排水口のぬめりや匂いを抑制することが可能となる。
なお、本実施形態においては、本発明における機能水として電解水を用いる例を挙げて説明するが、電解水の代わりに、電解水以外の上記したような除菌水を用いてもよいことは言うまでもない。
図5は、コントローラ40による機能水用電磁弁30の制御フローチャートである。図6は、コントローラ40による制御の一例を示すタイムチャートであり、上段から順に、接近センサ18による検知の有無、流量センサ29による検出流量、検出流量の積算値、機能水用電磁弁30の状態を夫々示している。図7及び図8は、コントローラ40による制御の他の例を示すタイムチャートである。
図5に示す制御フローチャートは、第2の吐水部4bによる電解水(機能水)の吐出が終了した状態(積算流量=0)で、接近センサ18が被検知物を検知したとき起動されるフローチャートである。
次に、図5のステップS2においては、計算されている積算値が所定の積算吐水量V1以上であるか否かが判断され、積算吐水量V1未満である場合にはステップS2の処理が繰り返される。なお、本実施形態においては、所定の積算吐水量V1は10リットルである。
次に、図6の時刻t5において、接近センサ18が被検知物を検知しなくなると、コントローラ40は水用電磁弁28a及び湯用電磁弁28bを閉弁させるので、流量センサ29による測定流量がゼロになる(吐水が停止される)。流量センサ29による測定流量がゼロになると、図5のフローチャートにおける処理は、ステップS3からステップS4に移行する。
まず、図7の時刻t8において接近センサ18が被検知物を検知すると、図5に示すフローチャートの処理が開始され、流量センサ29によって測定された流量の積算が開始される(図5のステップS1)。次いで、図7の時刻t9において積算流量が所定の積算吐水量V1を超えると、図5に示すフローチャートにおける処理がステップS2からS3に移行する。さらに、図7の時刻t10において、接近センサ18が被検知物を検知しなくなると、第1の吐水部4aからの吐水が停止され、流量センサ29の測定値がゼロとなる。これにより、図5のフローチャートにおける処理がステップS3からS4に進み、時刻t10から待機時間の積算が開始される。時刻t10から積算が開始された待機時間は、ステップS4→S3→S4の処理が繰り返されている間、積算される。
まず、図8の時刻t15において接近センサ18が被検知物を検知すると、図5に示すフローチャートの処理が開始され、流量センサ29によって測定された流量の積算が開始される(図5のステップS1)。次いで、図8の時刻t16において積算流量が所定の積算吐水量V1を超えると、フローチャートにおける処理がステップS2からS3に移行し、時刻t17において、第1の吐水部4aからの吐水が停止されると、流量センサ29の測定値がゼロとなる。これにより、フローチャートにおける処理がステップS3からS4に進み、時刻t17から待機時間の積算が開始され、時刻t18において、所定の待機時間T1が経過する。
2 ボウル部
2a 排水口
4 水栓装置ユニット
4a 第1の吐水部
4b 第2の吐水部
6 下部キャビネット
8 上部キャビネット
10 流調・温調バルブ
10a 操作レバー
12 操作スイッチ
14 タッチスイッチ
16 照明用LED
18 接近センサ
20a 給水管
20b 給湯管
22a 止水栓
22b 止水栓
24a フィルタ
24b フィルタ
28a 水用電磁弁
28b 湯用電磁弁
29 流量センサ(吐水センサ)
30 機能水用電磁弁(電磁弁)
32 調圧弁
34 安全弁
36 逆止弁
38 電解槽
40 コントローラ(制御部)
42 AC電源
Claims (6)
- 水道水及び除菌作用を有する機能水を吐出可能な洗面台であって、
排水口を有するボウル部と、
このボウル部に水道水を吐出させるための第1の吐水部と、
上記ボウル部に除菌作用を有する機能水を吐出させるための第2の吐水部と、
この第2の吐水部からの吐水、止水を切り換えるための電磁弁と、
上記第1の吐水部からの吐水量に関する情報を取得するための吐水センサと、
この吐水センサにより取得された吐水量に関する情報に基づいて、上記電磁弁を制御する制御部と、を有し、
上記制御部は、上記第1の吐水部からの吐水が終了した後、上記第2の吐水部からの吐水を開始させることを特徴とする洗面台。 - 上記吐水センサは、上記第1の吐水部から吐出される水道水の量を検出可能に構成され、上記制御部は、上記吐水センサによって検出された水道水の量が所定量以上になると、上記電磁弁を制御して、上記第2の吐水部からの吐水を実行する請求項1記載の洗面台。
- 上記制御部は、上記第2の吐水部からの前回の吐水が終了した後、上記第1の吐水部から吐出された水の総量が所定の積算吐水量以上になると、上記第2の吐水部からの吐水を実行する請求項2記載の洗面台。
- 上記制御部は、上記第1の吐水部からの吐水の終了後、所定の待機時間の経過を待って上記第2の吐水部からの吐水を開始させるように構成され、上記待機時間の経過前に、上記第1の吐水部による吐水が行われた場合には、上記制御部は、この吐水が終了した後、上記待機時間が経過するのを待って、上記第2の吐水部からの吐水を開始させる請求項1記載の洗面台。
- 上記制御部は、上記第1の吐水部からの吐水の終了後、所定の待機時間の経過を待って上記第2の吐水部からの吐水を開始させるように構成され、さらに、上記制御部は、上記待機時間中に上記第1の吐水部による吐水が行われた場合には、この吐水における吐水量が上記所定の積算吐水量未満であっても、吐水終了後、上記第2の吐水部からの吐水を開始させる請求項3記載の洗面台。
- 上記制御部は、上記第2の吐水部からの機能水の吐水中に、上記第1の吐水部からの吐水が行われた場合には、上記第2の吐水部からの吐水を停止させる請求項1乃至5の何れか1項に記載の洗面台。
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