JP6955359B2 - 記録材の水分検知装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態による水分検知装置を含む画像形成装置1の概略的な構成図である。画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー(現像材)それぞれで形成したトナー像を重ね合わせることでカラー画像を形成する。図1において、参照符号の末尾のY、M、C及びKは、対応する部材が形成に係るトナーの色がそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックであることを示している。なお、以下の説明においてトナーの色を区別する必要がない場合には、参照符号の末尾のアルファベットの除いた参照符号を使用する。
検出値=紙有受光量×係数/紙無受光量 (1)
つまり、記録材Pの透過特性を示す検出値は、紙有受光量と紙無受光量の比に係数を乗じたものである。ここで、係数は、発光素子37a及び37bの発光光量差や、受光素子38a及び38bの受光波長に対する受光感度の違い(分光感度特性)を補正し、正規化した紙有受光量を求めるためのものであり、予め求めて水分検知制御部39に格納しておく。よって、係数及び紙無受光量で正規化した紙有受光量は、発光素子37a及び37bを所定の発光強度で発光させたときに、記録材Pを透過する透過光量を示すものということもできる。このため、以下では、検出値を透過光量と呼ぶものとする。なお、例えば、発光素子37a及び37bの発光強度と、受光素子38a及び38bの感度を予め調整すれば、紙有受光量を透過光量とすることもできる。
光量差=近赤外光の透過光量−可視光の透過光量 (2)
上述した様に、記録材Pの含水量が変化したときの、乱反射特性に基づく透過光量の変化には波長依存性が殆どないため、光量差の計算において乱反射特性に基づく透過光量の変化は相殺される。一方、記録材Pの含水量が変化したときの吸光特性に基づく透過光量の変化には波長依存性があり、よって、光量差は、記録材Pの含水量が変化すると変化する。
光量比=近赤外光の透過光量/可視光の透過光量 (4)
続いて、第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態では、記録材判別装置30が検知する記録材Pの坪量も水分量に関する値の判定に使用する。
続いて、本実施形態について、第一実施形態及び第二実施形態との相違点を中心に説明する。第二実施形態では、記録材判別装置30の坪量検知部31により記録材Pの坪量を検知していた。本実施形態では、水分検知センサ部36の発光素子37bが射出する近赤外光により、記録材Pの坪量の範囲を検知する。したがって、本実施形態においては、坪量検知部31を省略することができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (15)
- 400nmから800nmの範囲に含まれるピーク波長をもつ第1の光を射出する第1光源と、
前記第1の光のピーク波長よりも長く、800nmから1000nmの範囲に含まれるピーク波長をもつ第2の光を射出する第2光源と、
400nmから1000nmの波長帯に受光感度を有し、前記第1光源が射出し、記録材を透過した前記第1の光を受光することで、前記第1の光が前記記録材を透過する度合いを示す第1検出値と、前記第2光源が射出し、前記記録材を透過した前記第2の光を受光することで、前記第2の光が前記記録材を透過する度合いを示す第2検出値と、を検出する検出手段と、
前記第1検出値と前記第2検出値とに基づき前記記録材の水分量に関する値を判定する判定手段と、
を備えていることを特徴とする水分検知装置。 - 前記判定手段は、前記第1検出値と前記第2検出値との差、或いは、比に基づき前記記録材の水分量に関する値を判定することを特徴とする請求項1に記載の水分検知装置。
- 前記第1検出値と前記第2検出値との差、或いは、比と、前記記録材の水分量に関する値と、の関係を示す判定情報を保持する保持手段をさらに備えており、
前記判定手段は、前記判定情報と、前記検出手段が検出した前記第1検出値と前記第2検出値との差、或いは、比とに基づき、前記記録材の水分量に関する値を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の水分検知装置。 - 前記記録材の坪量を検知する検知手段をさらに備えており、
前記判定手段は、さらに、前記記録材の坪量に基づき前記記録材の水分量に関する値を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の水分検知装置。 - 記録材の坪量と、前記第1検出値と前記第2検出値との差、或いは、比と、前記記録材の水分量に関する値と、の関係を示す判定情報を保持する保持手段をさらに備えており、
前記判定手段は、前記判定情報と、前記検知手段が検知した前記記録材の坪量と、前記検出手段が検出した前記第1検出値と前記第2検出値との差、或いは、比とに基づき、前記記録材の水分量に関する値を判定することを特徴とする請求項4に記載の水分検知装置。 - 前記検知手段は、前記第1検出値又は前記第2検出値に基づき前記記録材の坪量を検知することを特徴とする請求項4又は5に記載の水分検知装置。
- 前記検出手段は、前記第1光源が射出した前記第1の光を、前記記録材を透過させることなく受光したときの第1受光量と、前記第1光源が射出した前記第1の光を、前記記録材を透過させて受光したときの第2受光量と、に基づき前記第1検出値を検出し、前記第2光源が射出した前記第2の光を、前記記録材を透過させることなく受光したときの第3受光量と、前記第2光源が射出した前記第2の光を、前記記録材を透過させて受光したときの第4受光量と、に基づき前記第2検出値を検出することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の水分検知装置。
- 前記第2受光量は、前記第1光源が射出し、前記記録材を透過させた前記第1の光を、前記記録材を搬送させながら、複数回、測定した各受光量の平均値であり、
前記第4受光量は、前記第2光源が射出し、前記記録材を透過させた前記第2の光を、前記記録材を搬送させながら、複数回、測定した各受光量の平均値であることを特徴とする請求項7に記載の水分検知装置。 - 前記第1検出値は、前記第1受光量と前記第2受光量との比に基づく値であり、
前記第2検出値は、前記第3受光量と前記第4受光量との比に基づく値であることを特徴とする請求項7又は8に記載の水分検知装置。 - 前記第1受光量の測定と、前記第2受光量の測定は、所定の時間内に行われることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の水分検知装置。
- 前記第1受光量の測定と、前記第3受光量の測定は、並行して行われ、
前記第2受光量の測定と、前記第4受光量の測定は、並行して行われることを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の水分検知装置。 - 前記第1の光は可視光であり、
前記第2の光は近赤外光であることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の水分検知装置。 - 請求項1から12のいずれか1項に記載の水分検知装置と、
前記記録材に画像を形成する画像形成手段と、
前記水分検知装置の判定手段が判定した前記記録材の水分量に関する値に基づき前記記録材に画像を形成する際の画像形成条件を制御する制御手段と、
を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成手段は、前記記録材に画像を転写する転写手段を備え、
前記制御手段は、前記記録材の水分量に関する値に基づき、前記転写手段が前記記録材に画像を転写する際の転写電圧又は転写電流を制御することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成手段は、前記記録材に画像を定着させる定着手段を備え、
前記制御手段は、前記記録材の水分量に関する値に基づき、前記定着手段が前記記録材に画像を定着させる際の定着温度を制御することを特徴とする請求項13又は14に記載の画像形成装置。
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