JP6899711B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
収穫された作物を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置と横並び状態で設けられ、前記脱穀装置によって脱穀された穀粒を貯留する穀粒タンクと、が備えられ、
前記穀粒タンクの内部に、前記脱穀装置からの前記穀粒が吐出される吐出部が設けられ、
前記穀粒タンクの側壁のうち、左右方向において前記脱穀装置と反対側に位置する外側壁に、前記外側壁の前後方向における一部に開口された点検口と、前記点検口を開閉する扉と、が備えられ、
前記吐出部は、前記穀粒タンクの内部における前後方向一方側の領域に配置されており、
前記点検口は、前記外側壁における前後方向他方側の領域に位置する状態で形成され、
前記扉は、前記扉のうち前後方向で前記吐出部が設けられた側とは反対側部分の設定された縦向き軸芯周りで揺動開閉可能に支持されていることを特徴とする。
前記吐出部は、前記穀粒タンクの内部における前方領域に配置されており、
前記点検口は、前記外側壁における後方領域に配置されていると好適である。
前記扉は、前記点検口の縁部に当接する当接部を有し、
前記扉の閉鎖状態において、前記当接部と前記縁部とは、シール部材を介して当接していると好適である。
前記扉は、前記点検口よりも大きく形成されており、
前記当接部は、前記縁部に対して前記穀粒タンクの内側から当接していると好適である。
前記扉は、前記外側壁の外面に対して面一に配置されていると好適である。
前記扉に、前記穀粒タンクの内側に向けて窪む凹部が形成され、
前記凹部に、前記扉を開閉するためのハンドルが設けられていると好適である。
前記凹部は、内側に向かって窄まる内窄まり形状に形成されていると好適である。
前記点検口は、上下方向に沿う縦長形状に形成されていると好適である。
前記穀粒タンクに、下窄まり形状に形成され、貯留された穀粒を前記穀粒タンクから排出する底スクリューが配置された下側タンク部と、前記下側タンク部の上側に設けられた上側タンク部と、が備えられ、
前記点検口は、前記上側タンク部のうち前記外側壁を構成する部分における上部から下部に亘って形成されていると好適である。
図1及び図2に示すように、コンバイン100は、機体フレームFに支持された左右一対のクローラ式走行装置Cにより走行する。図示の例では、コンバイン100は普通型として構成されており、圃場に植立するイネ、大豆、そば等の作物を収穫可能である。
図1及び図2に示すように、刈取部1は、機体フレームFの前側に設けられている。刈取部1は、左右方向に沿う軸心周りで上下方向に昇降可能に構成されている。刈取部1は、コンバイン100の旋回時などの非収穫作業時には上昇状態となり、収穫作業時には圃場面に近接した下降状態となる。
図1に示すように、脱穀装置2は、刈取部1の後方であって機体フレームFの左部に設けられている。脱穀装置2は、収穫された作物を脱穀処理する。詳細には、脱穀装置2は、刈取部1によって刈り取られた刈取穀稈を脱穀して、一番物としての穀粒を得る。脱穀により得られた穀粒は、脱穀装置2が備える一番物回収部22によって回収されると共に、一番物搬送部3に搬送される(図3も参照)。
図3に示すように、一番物搬送部3は、脱穀装置2からの穀粒を穀粒タンク4に搬送する。一番物搬送部3には、穀粒を上方に搬送する揚穀装置31と、上方に搬送された穀粒を横送りして穀粒タンク4の内部に搬送する横送り部32と、が備えられている。これにより、穀粒タンク4の上方領域に穀粒を搬送することができる。
図3〜図5に示すように、測定装置Sは、穀粒タンク4の内部に配置されており、より詳細には、吐出部35の周辺に配置されている。測定装置Sは、穀粒タンク4に搬送される穀粒の状態を測定する。測定装置Sには、穀粒タンク4に搬送される穀粒の流量を測定する流量測定装置S1と、水分やタンパクなどの穀粒成分を測定する食味測定装置S2と、が含まれる。
図1及び図2に示すように、アンローダAは、穀粒タンク4に貯留された穀粒を排出口A3から排出する。アンローダAには、穀粒タンク4の底スクリュー4Sによって穀粒タンク4の外部に搬送された穀粒を上方に縦送りする縦送りスクリューコンベアA1と、縦送りスクリューコンベアA1に接続されて当該縦送りスクリューコンベアA1によって搬送された穀粒を排出口A3に横送りする横送りスクリューコンベアA2と、が備えられている。アンローダAは、縦送りスクリューコンベアA1を中心とする上下軸心周りに旋回可能に構成されている。
図1及び図2に示すように、穀粒タンク4は、当該穀粒タンク4よりも後方側に設けられた上下軸心周りに、左右方向に回動可能に構成されている。これにより、穀粒タンク4は、脱穀装置2に隣接して当該脱穀装置2からの穀粒を受け取ることが可能な作業位置と、脱穀装置2から離間すると共に機体フレームFからはみ出して当該脱穀装置2の右側方を開放するメンテナンス位置と、に位置変換可能に構成されている。穀粒タンク4がメンテナンス位置にある状態で、脱穀装置2やアンローダAなど、穀粒タンク4の周辺機器のメンテナンスを好適に行うことができる。なお、以下では、特に断らない限り、穀粒タンク4が作業位置にある状態を主として説明する。
以下、本発明に係るコンバインの別実施形態について説明する。
2 :脱穀装置
4 :穀粒タンク
4F :外側壁の外面
4L :下側タンク部
4S :底スクリュー
4U :上側タンク部
4W :側壁
4Wf :前側壁
4Wi :内側壁
4Wo :外側壁
4Wr :後側壁
5 :ロック機構
6 :支持機構
7 :戸当たり機構
8 :下側カバー
9 :連結機構
35 :吐出部
41 :点検口
42 :点検口の縁部
43 :扉
43A :面部
43B :屈曲部
43C :当接部
43D :凹部
44 :ハンドル
45 :監視窓
45A :小扉
46 :リブ部
46A :縦リブ部
46B :横リブ部
61 :支持バー
62 :支持ステー
62A :支持バー案内部
99 :シール部材
Claims (9)
- 収穫された作物を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置と横並び状態で設けられ、前記脱穀装置によって脱穀された穀粒を貯留する穀粒タンクと、が備えられ、
前記穀粒タンクの内部に、前記脱穀装置からの前記穀粒が吐出される吐出部が設けられ、
前記穀粒タンクの側壁のうち、左右方向において前記脱穀装置と反対側に位置する外側壁に、前記外側壁の前後方向における一部に開口された点検口と、前記点検口を開閉する扉と、が備えられ、
前記吐出部は、前記穀粒タンクの内部における前後方向一方側の領域に配置されており、
前記点検口は、前記外側壁における前後方向他方側の領域に位置する状態で形成され、
前記扉は、前記扉のうち前後方向で前記吐出部が設けられた側とは反対側部分の設定された縦向き軸芯周りで揺動開閉可能に支持されているコンバイン。 - 前記吐出部は、前記穀粒タンクの内部における前方領域に配置されており、
前記点検口は、前記外側壁における後方領域に配置されている請求項1に記載のコンバイン。 - 前記扉は、前記点検口の縁部に当接する当接部を有し、
前記扉の閉鎖状態において、前記当接部と前記縁部とは、シール部材を介して当接している請求項1又は2に記載のコンバイン。 - 前記扉は、前記点検口よりも大きく形成されており、
前記当接部は、前記縁部に対して前記穀粒タンクの内側から当接している請求項3に記載のコンバイン。 - 前記扉は、前記外側壁の外面に対して面一に配置されている請求項1から4のいずれか一項に記載のコンバイン。
- 前記扉に、前記穀粒タンクの内側に向けて窪む凹部が形成され、
前記凹部に、前記扉を開閉するためのハンドルが設けられている請求項1から5のいずれか一項に記載のコンバイン。 - 前記凹部は、内側に向かって窄まる内窄まり形状に形成されている請求項6に記載のコンバイン。
- 前記点検口は、上下方向に沿う縦長形状に形成されている請求項1から7のいずれか一項に記載のコンバイン。
- 前記穀粒タンクに、下窄まり形状に形成され、貯留された穀粒を前記穀粒タンクから排出する底スクリューが配置された下側タンク部と、前記下側タンク部の上側に設けられた上側タンク部と、が備えられ、
前記点検口は、前記上側タンク部のうち前記外側壁を構成する部分における上部から下部に亘って形成されている請求項1から8のいずれか一項に記載のコンバイン。
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