[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6877104B2 - 改修排水ドレン - Google Patents

改修排水ドレン Download PDF

Info

Publication number
JP6877104B2
JP6877104B2 JP2016149990A JP2016149990A JP6877104B2 JP 6877104 B2 JP6877104 B2 JP 6877104B2 JP 2016149990 A JP2016149990 A JP 2016149990A JP 2016149990 A JP2016149990 A JP 2016149990A JP 6877104 B2 JP6877104 B2 JP 6877104B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage drain
aluminum
plate
mass
repair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016149990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018017073A (ja
Inventor
星河 浩介
浩介 星河
章 永田
章 永田
雄輝 久保
雄輝 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2016149990A priority Critical patent/JP6877104B2/ja
Priority to CN201710584410.9A priority patent/CN107663930A/zh
Publication of JP2018017073A publication Critical patent/JP2018017073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6877104B2 publication Critical patent/JP6877104B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D13/00Special arrangements or devices in connection with roof coverings; Protection against birds; Roof drainage ; Sky-lights
    • E04D13/04Roof drainage; Drainage fittings in flat roofs, balconies or the like
    • E04D13/0404Drainage on the roof surface
    • E04D13/0445Drainage channels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C37/00Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
    • B21C37/02Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C21/00Alloys based on aluminium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22FCHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
    • C22F1/00Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
    • C22F1/04Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

本発明は、改修排水ドレン用アルミニウム材、それからなる改修排水ドレン用板状構造体およびその製造方法に関する。
屋上、陸屋根、廊下、バルコニー等(以下、「屋上等」と称することがある)の建物平坦部に降った雨水を集めて竪樋等に流すために、屋上等には通常、排水ドレンが設けられている。
排水ドレンには、屋上等の下に設けられた竪樋等に雨水を流す縦引き排水用の排水ドレンと、屋上等の横に設けられた竪樋等に雨水を引込む横引き排水用の排水ドレンとがある。
排水ドレンは通常、鋳鉄、ステンレスまたはアルミニウム等の材質でできており、焼き付け塗装等の塗装が施されているものもあり、屋上等に種々の方法で固定されている。
しかしながら、時間の経過とともに、排水ドレン自体が劣化したり、排水ドレンを屋上等に固定してある接触場所等が浸食を受けたりして、雨水が正常に竪桶等に流れなくなったり、排水ドレンの周辺が汚くなったり、また排水ドレンの腐食部等から漏水したりすることがある。
このような劣化した排水ドレンや排水ドレン周辺を補修するために、例えば、特許文献1に開示されているように、改修排水ドレンが広く用いられている。図4に、改修排水ドレンの一例を示す。図4に示すように、改修排水ドレン40は、板状構造体42の略中央部に穴が開けられており、その穴から板状構造体42の片面側に中空管44が伸びている。改修排水ドレン設置前の排水ドレン下地の概略断面図を図3に、改修排水ドレンを設置した排水ドレン下地の概略断面図を図5に示した。図5に示すように、当該中空管44を、補修しようとする排水ドレンの既設ドレン管50に差し込み、板状構造体42を既設の排水ドレン下地34の形状になじませ、密着させることで排水ドレンを補修できるようになっている。改修排水ドレン設置前の排水ドレン下地は、平坦部36と窪み部38があるため、排水ドレン下地34の形状に合うように容易に変形し、かつ密着する(すなわち、下地追従性が高い)板状構造体が必要である。
かかる改修排水ドレンの板状構造体の材質としては、排水ドレンおよびその周辺の形状に隙間なく密接するように、低強度かつ塑性変形しやすいものが好ましい。このような改修排水ドレンの材質として、鉛が用いられている。鉛はハンマー等で押叩くことで容易に排水ドレン下地に追従するので、施工性が高い。
しかし、鉛は毒性を有する金属であり、板状構造体の材料として鉛を用いた場合、鉛に接触した雨水に毒性の持つ鉛イオンが溶け込み、環境に影響を及ぼす恐れがあった。また、改修排水ドレンの施工時に、作業者が鉛に直接触れることもあり、人体に危険性を及ぼす恐れがあるといった問題があった。
このような事情から、改修排水ドレンの板状構造体に用いる素材として、鉛に代わる新たな素材が求められており、これまで種々の素材が提案されている。
特許文献2には、改修排水ドレンの板状構造体として、アルミニウム金属メッシュを含み、当該アルミニウム金属メッシュをゴムで被覆したものが開示されている。しかし、アルミニウム金属メッシュを含み、当該アルミニウム金属メッシュをゴムで被覆した改修ドレンは、金属板を用いた場合と比較すると塑性変形が生じにくく、また、金属メッシュは形状が複雑なため、製造工程が複雑になるという課題がある。
特許文献3には、改修排水ドレンの板状構造体として銅を用いたものが開示されている。しかし、銅は鉛よりも強度(例えば引張強度)が相当に大きいため、柔軟性が不足し、施工時に排水ドレンの補修部位に密着させることが困難という問題がある。
特許文献4には、改修排水ドレンの板状構造体として工業用純アルミニウムを用いるものが開示されている。しかし、工業用純アルミニウムは鉛よりも強度が相当に大きいため、柔軟性が不十分であり、施工時に排水ドレン周辺の形状に密着させることが困難という問題がある。
特開2014−101643号公報 特開2012−202048号公報 実用新案登録第3090951号公報 特開2015−59333号公報
このように、改修排水ドレンの板状構造体に用いられる素材として種々のものが提案されている。しかし、いずれの素材も、従来用いられている鉛と比較して柔軟性(靱性、延性など)が大幅に劣るので、下地追従性(すなわち、施工性)が大幅に劣り、改修排水ドレンの板状構造体として用いられる鉛の代替素材としては不十分であった。
そこで、本発明は、改修排水ドレンの板状構造体の素材として好適に用いることができる、十分に優れた柔軟性を有し、施工性に優れた、鉛の代替素材を提供することを目的とする。
本発明の態様1は、Fe、SiおよびCuの合計の含有量が0.01質量%以下であり、残部がAlおよび不可避不純物元素である、改修排水ドレン用アルミニウム材である。
本発明の態様2は、O材に調質された調質処理材である、態様1に記載のアルミニウム材である。
本発明の態様3は、態様1または2に記載のアルミニウム材からなる改修排水ドレン用板状構造体である。
本発明の態様4は、板厚が0.3〜2mmである、態様3に記載の板状構造体である。
本発明の態様5は、Fe、SiおよびCuの合計の含有量が0.01質量%以下であり、残部がAlおよび不可避不純物元素であるアルミニウム材からなる圧延素材を作製する工程と、前記圧延素材を圧延する圧延工程と、を含む、改修排水ドレン用板状構造体の製造方法である。
本発明の態様6は、前記圧延工程後、300〜600℃の温度で保持する焼鈍工程をさらに含む、態様5に記載の板状構造体の製造方法である。
本発明によれば、改修排水ドレンの板状構造体の素材として好適に用いることができる、十分に優れた柔軟性を有し、施工性に優れた、鉛の代替素材を提供することができる。
また、本発明によれば、十分に優れた柔軟性を有し、施工性に優れた、改修排水ドレン用板状構造体およびその製造方法を提供することができる。
図1は、実施例で用いた模擬治具および試験片を示す概略図である。 図2は、図1のAの箇所を示す図である。 図3は、排水ドレン下地の一例を示す概略断面図である。 図4は、改修排水ドレンの一例を示す概略斜視図である。 図5は、改修排水ドレンの中空管が、排水ドレン管の内部まで差し込まれた状態の一例を示す概略断面図である。
本発明は、高純度アルミニウムの柔軟性に着眼したものである。
従来にも、改修排水ドレンの板状構造体として工業用純アルミニウムを適用しているものが提案されている。しかし、このような工業用純アルミニウムは、ホール・エルー法等の電気分解法により製造されるため、通常は純度が99質量%程度であり、すなわち1質量%に近い不純物元素を含む。例えばJIS規格の合金番号A1100の純度は99質量%程度、A1050の純度は99.5質量%程度である。
なお、純度を示す質量パーセント表記における先頭から連続する9の数の後にナインの頭文字であるNを付して、例えば純度99.99質量%を「4N」と記載し、「フォーナイン」と呼ぶことがある。純度4Nのアルミニウムを「4N−Al」と標記する場合がある。
99質量%程度の純度の純アルミニウムでは、通常0.1質量%程度またはそれ以上のFeと0.05質量%程度またはそれ以上のSiを不純物として含んでいる。
上述したように、劣化した排水ドレンを補修する際には、改修排水ドレンが排水ドレンおよびその周辺の形状に隙間なく密接するように、改修排水ドレンを変形加工させて使用する。99質量%程度の純度の工業用純アルミニウムは、不純物元素を多く含有するため強度が高く、改修排水ドレンに必要とされる厚さ0.3mm以上の板材の場合にハンマー等での押叩きにて下地に追従させることが困難である。さらに工業用純アルミニウムの中では強度が低いO材(焼鈍材)を用いた場合でも、鉛に比較すると強度が高いために変形させにくく、また加工硬化により強度が上昇しやすいために、十分に塑性変形させてドレン下地に追従させることが困難であった。そこで、低強度であり、塑性変形性が高く、かつ加工硬化しにくい素材が必要となることに着眼した。
本発明者らは、鋭意検討した結果、99.99質量%以上の純度(4N以上)の高純度のアルミニウム材を改修排水ドレンの板状構造体の素材として用いることで上記課題を解決できることを見出した。
すなわち、アルミニウム材に含まれるFe、SiおよびCuの合計の含有量を0.01質量%以下に制御することにより、アルミニウム材の強度を抑制し、塑性変形を容易にし、かつ加工硬化による強度上昇を生じにくくすることができる。そのため、このような高純度のアルミニウム材を改修排水ドレンの板状構造体の素材として用いた場合、補修部位の形状に合わせて板状構造体を変形加工すると、十分に塑性変形させることができ、補修部位の形状に合わせて容易に密着させることができ施工性に優れた改修排水ドレンを提供できることを見出したのである。
以下、本発明の実施形態に係る改修排水ドレン用アルミニウム材、それからなる改修排水ドレン用板状構造体およびその製造方法について説明する。
1.改修排水ドレン用アルミニウム材
本発明の実施形態に係る改修排水ドレン用アルミニウム材は、Fe、SiおよびCuの合計の含有量が0.01質量%以下であり、残部がAlおよび不可避不純物元素である。Fe、SiおよびCuの合計の含有量を0.01質量%以下に制限することにより、アルミニウム材の強度を低く抑え、塑性変形を容易にし、また加工硬化による強度向上を抑制することができる。そのため、本発明の実施形態に係るアルミニウム材を改修排水ドレンの板状構造体の材料として用いた場合、板状構造体の加工硬化による柔軟性の低下を抑制することができるので、当該板状構造体を排水ドレンの補修部位の形状に合わせて密接するように容易に施工することができる。
本発明の実施形態に係る改修排水ドレン用アルミニウム材は、Fe、SiおよびCuの合計の含有量が0.001質量%以下であることが好ましい。より好ましくは、本発明の実施形態に係る改修排水ドレン用アルミニウム材では、Fe、SiおよびCuの合計の含有量が0.0001質量%以下である。
不純物元素であるFe、SiおよびCuの合計の含有量をより制限することにより、アルミニウム材の強度をより小さくし、塑性変形をより容易にし、加工硬化をより抑制することができるので、本発明に係るアルミニウム材を改修排水ドレンの板状構造体の材料として用いた場合、改修排水ドレンの施工性をより向上することができる。
アルミニウムの純度が高いほど、加工硬化による強度向上を抑制できるメカニズムは、明確ではないが、以下のように推測している。つまり、不純物濃度が高い一般的な金属の場合には、加工とともに転位と呼ばれる結晶欠陥が導入された際に、転位の移動が不純物元素で抑制され(すなわち、ピン止めされ)て蓄積し、転位が移動しにくくなる、つまり加工硬化していく。それに対し、アルミニウムの純度が99.99質量%以上になると、一般的な金属と比べて不純物元素が大幅に少ないため、転位の移動が不純物元素によって抑制される(ピン止めされる)効果が小さくなり、したがって加工硬化が生じにくいと考えられる。
また、本発明の実施形態に係る改修排水ドレン用アルミニウム材は、不純物元素であるFe、SiおよびCuの合計の含有量が0.01質量%以下まで制限されているため、加工硬化による柔軟性の低下を抑制できることに加えて、優れた耐食性を有することができる。そのため、本発明の実施形態に係る改修排水ドレン用アルミニウム材を改修排水ドレンの板状構造体の素材として用いた場合、長時間雨水に曝されても劣化しにくくなる。このような耐食性向上の効果は、不純物元素であるFe、SiおよびCuの合計の含有量をより制限することによって、より顕著に発揮できる。したがって、耐食性の効果を得るためには、Fe、SiおよびCuの合計の含有量は、0.001質量%以下がより好ましく、0.0001質量%以下がさらに好ましい。
好ましい1つの実施形態では、残部は、Alおよび不可避不純物元素である。不可避不純物元素としては、原料、資材、製造設備等の状況によって持ち込まれる微量元素(例えば、Mn、Mg、Ti、B、Cr、Ga、Ni、V、Zn、Zrなど)が挙げられる。本発明に係るアルミニウム材は、不可避不純物元素の合計含有量が、0.01質量%以下であることが好ましい。より好ましくは0.001質量%以下、さらに好ましくは0.0001質量%以下である。
なお、Fe、SiおよびCuを含むアルミニウム中の不純物元素の濃度の測定は、例えば固体発光分光分析により行うことができる。また、例えばグロー放電質量分析(GD−MS)のような質量分析により測定することもできる。
本発明の実施形態に係る改修排水ドレン用アルミニウム材は、O材に調質された調質処理材であることが好ましい。「O材に調質された」とは、JIS H 0001:1998で規定されるように、最も柔らかい状態を得るように焼き鈍しされた状態を意味する。このような形態であれば、製造時の圧延工程で導入された加工ひずみが緩和され柔軟性が向上するため、アルミニウム材を改修排水ドレンの板状構造体の素材として用いた場合、板状構造体が排水ドレンの補修部位の形状に合わせてより密着しやすくなり、改修排水ドレンの施工性をより向上することができる。
2.改修排水ドレン用板状構造体
本発明の別の好ましい実施形態は、上述した組成を有するアルミニウム材からなる改修排水ドレン用板状構造体である。このような改修排水ドレン用板状構造体であれば、補修部位の形状に合わせて板状構造体を変形加工すると、十分に塑性変形させることができ、補修部位の形状に合わせて容易に密着させることができ施工性に優れた改修排水ドレンを提供できる。
本発明の実施形態に係る改修排水ドレン用板状構造体は、板厚が小さすぎると、施工時に板状構造体が破損するおそれがあり、また雨水等による腐食による漏水が生じやすい。そのため、板厚は0.3mm以上であることが好ましく、より好ましくは0.5mm以上、さらに好ましくは0.7mm以上である。一方、板厚が大きすぎると柔軟性が低下し施工性が悪くなるおそれがある。そのため、板厚は2mm以下であることが好ましく、より好ましくは1.2mm以下、さらに好ましくは1.0mm以下である。
3.改修排水ドレン用板状構造体の製造方法
本発明に係る改修排水ドレン用板状構造体の製造方法は、例えば、圧延素材作製工程および圧延工程を含む。以下、これらの各工程について説明する。
(圧延素材作製工程)
圧延素材作製工程は、Fe、SiおよびCuの合計の含有量が0.01質量%以下であり、残部がAlおよび不可避不純物元素であるアルミニウム材からなる圧延素材を得る工程である。
上述した組成を有するアルミニウム材からなる圧延素材は、例えば以下のような方法で得ることができる。すなわち、後述する精製方法により得られる高純度アルミニウムに対して、不純物の侵入を抑制しつつ溶解した溶湯から所定形状の鋳塊を作製する。その後、鋳塊を所定形状に切削加工することで圧延素材を得ることができる。なお、圧延素材の作成方法は上述の方法に限定されるものではなく、従来公知の方法(例えばダイキャスティング、押出など)を用いてもよい。また、圧延素材に熱処理を施す工程(均質化熱処理工程)が含まれていてもよい。
高純度アルミニウムの精製方法として、例えば偏析法および三層電解法を例示できる。
偏析法は、アルミニウム溶湯の凝固の際の偏析現象を利用した純化法であり、複数の手法が実用化されている。偏析法の一つの形態としては、容器の中に溶湯アルミニウムを注ぎ、容器を回転させながら上部の溶融アルミニウムを加熱、撹拌しつつ底部より精製アルミニウムを凝固させる。偏析法により、純度99.99質量%以上の高純度アルミニウムを得ることができる。
三層電解法は、Al−Cu合金層に比較的純度の低い純アルミニウム等(例えば純度99.9質量%のJIS−H2102の特1種程度のグレード)を投入し、溶融状態で陽極とし、その上に例えばフッ化アルミニウムおよびフッ化バリウム等を含む電解浴を配置し、陰極に高純度のアルミニウムを析出させる方法である。
三層電解法では純度99.999質量%以上の高純度アルミニウムを得ることができる。またアルミニウム中のFeの濃度を比較的容易に10質量ppm(0.001質量%)以下に抑制することができる。
高純度アルミニウムの製造方法は、偏析法、三層電解法に限定されるものではなく、帯溶融精製法、超高真空溶解精製法など、既に知られている他の方法でもよい。
(圧延工程)
圧延工程は、得られた圧延素材を圧延する工程であり、例えば、圧延加工率90%以上の圧延を施す工程である。ここでいう圧延加工率は、圧延素材の厚さ(つまり、圧延前の厚さ)から圧延により得られた最終板材の厚さを差し引いた値(つまり、圧延により減少した厚さ)を、圧延素材の厚さで除した値の百分率であって、次式:
圧延加工率(%)=[(圧延前の厚さ−圧延後の厚さ)÷圧延前の厚さ]×100
により算出される。例えば、厚さ10mmの圧延素材を圧延して厚さ1mmの板材とすれば、圧延加工率は90%となる。
圧延素材に圧延加工を複数回行って最終板厚とすることが好ましい。圧延加工率が大きいほど生産効率を高められる場合が多いため、圧延加工率は90%以上が望ましい。なお、圧延加工率は高いほど好ましいため、上限は特に設けない。
圧延方法は、冷間圧延、熱間圧延のどちらでもよい。熱間圧延と冷間圧延を組み合わせることもでき、例えば、複数回行われる圧延加工のうち、初期は熱間圧延とし、後半を冷間圧延とするような形態をとることもできる。
(焼鈍工程)
好ましい実施形態において、前記圧延工程で得られた圧延材に対して、さらに焼鈍工程を行ってもよい。焼鈍工程は、前記圧延工程後に、300〜600℃の温度で1〜24時間保持する仕上げ焼鈍を施す工程である。最終焼鈍温度を300℃以上とすることで、より優れた柔軟性を有する改修排水ドレン用板状構造体を得ることができる。一方、その温度を600℃以下とすることで、焼鈍時の圧延材同士の貼り付きを抑制でき、外観品質の良好な改修排水ドレン用板状構造体が得られる。したがって焼鈍温度は300〜600℃が好ましい。また、焼鈍時間を1時間以上とすることで、より柔軟性に優れた改修排水ドレン用板状構造体が得られる。焼鈍時間は長くしても特性上の問題は生じないが、コスト上の観点から24時間程度までで充分である。したがって焼鈍時間は1〜24時間が望ましい。
以下、実施例を用いて本発明をより詳細に説明するが、本発明は実施例により何ら制限されるものではない。
1.下地追従性試験
(1)試験片作製
実施例の試験用に、高純度アルミニウム(4N−Al、5N−Al、6N−Al)からなる圧延素材を準備し、圧延により得られた圧延材から板材を切り出した。比較例の試験用に、純度が99.9質量%程度の純アルミニウムからなる圧延素材を準備し、圧延により得られた圧延材から板材を切り出した。それぞれ、430℃にて7時間の熱処理を施しO材とした板材と、圧延後に熱処理を施さないH材の板材、の2種類を作製した。比較例の試験用に、市販の純アルミニウム(広く入手可能なアルミニウム)として、A1100(純度99質量%程度)の質別H14の板材、およびA1050(純度99.5%程度)の質別H24の板材を準備した。上述の板材の一部を350℃にて3時間の熱処理を施し、O材の板材を作製した。比較材として、市販の高純度銅(銅純度99.96%程度)の板材を準備した。参考例の試験片として、市販の高純度鉛(鉛純度99.99質量%程度)の板材を準備した。表1に、準備した試験片の一覧を示した。純度6N以外の高純度アルミニウム材については、Fe、SiおよびCuの含有量を固体発光分光分析法で測定した。このようにして得られたFe、SiおよびCuの含有量、ならびにこれら3元素の合計値を、表1に示した。純度6Nのアルミニウムについては固体発光分光分析では定量下限以下となる元素があったため、グロー放電質量分析(GD−MS)で測定した結果を示した。なお、使用した高純度アルミニウム材が含有する不可避不純物(Mn、Mg、Ti、B、Cr、Ga、Ni、V、Zn、Zr)の量は、4N−Alは0.003質量%以下、5N−Alは0.0003質量%以下、6N−Alは0.00002質量%以下である。
実施例1〜18の試験片は、上述の高純度アルミニウム材を圧延し、得られた圧延材から板材を切り出し、大きさが、幅50mm×長さ300mm、厚さが0.5mm、0.8mmまたは1.0mmとなるようにした。
比較例1〜6および13〜15、ならびに参考例1〜2の試験片の大きさは、幅50mm×長さ300mm、厚さが0.5mm、0.8mmまたは1.0mmとした。
比較例7〜12の試験片は、上述の純度99.9質量%程度の純アルミニウムからなる圧延素材を圧延し、得られた圧延材から板材を切り出し、大きさが、幅50mm×長さ300mm、厚さが0.5mm、0.8mmまたは1.0mmとなるようにした。
(2)評価用模擬冶具の作製
図1に示すように、縦250mm×横250mm×高さ50mmの硬質金属ブロック(材料名A5052合金)を準備し、上面の略中心φ200mmの範囲に最大深さ10mmの窪み12を設け、排水ドレン下地を模した評価用模擬治具10を作製した。なお、評価用模擬治具10に設けた窪み12は、曲率半径が約505mmである球面の一部となるようにした。
(3)変形性および反発高さの評価
評価用模擬治具の上面の端部に試験片留め具14を設け、(1)で準備した試験片20が評価用模擬治具10の上面16に平行になるように、試験片20の一端を留め具14に固定して設置した。
続いて、設置した試験片20に対して、上方から見て窪み12の領域を、上方からハンマー(ヘッド径:32mm、ヘッド重さ:約700g、全長:370mm)で毎分120回×2分間(計240回)叩き、試験片20が評価用模擬治具10の窪み12の表面に追従させるようにした。なお、ハンマーのヘッドを振り上げる際には、ハンマーのヘッドの高さが、模擬治具10の上面16から10〜20cm以内の範囲となるようにし、ハンマーのヘッドの振り下ろしはヘッドの自重を利用して行い、また留め具14で固定されていない側の試験片の一端を、ハンマーを持たない手で軽く下方に押さえながらハンマーで叩いた。
変形性の評価としては、240回叩き終えた後に、留め具14で固定されていない側の試験片の一端を軽く下方に押さえた状態で、試験片が窪みに良好に追従していると目視で認められるものを良好(○)、試験片が窪みに完全には追従していないが部分的に追従していると目視で認められるものを課題有(△)、試験片が窪みに全く追従しないものを不良(×)として評価した。
反発高さの評価としては、240回叩き終えた後、試験片の他端(すなわち、留め具が設置されている側とは反対側)の評価用模擬治具10の上面16からの跳ね上がり距離(図2に示す高さh)を測定して、反発高さとして評価した。反発高さが小さいほど、試験片が塑性変形をしやすい、あるいは下地へ追従しやすいと考えられる。
変形性が○であり、かつ反発高さが小さい場合、下地追従性がよく施工性が良好であると評価することができる。
変形性が良好(○)であり、かつ反発高さが26mm以内である試験片について、総合良否を○(すなわち、下地追従性が良好)とした。それ以外の試験片については、総合良否を×(すなわち、下地追従性が不良)とした。結果を表1に示す。
変形性が不良(×)である試験片では、板材がほとんど変形しない場合には反発高さが小さな値になり、またある程度変形したときには反発高さが大きくなった。これより、変形性が不良(×)である試験片では反発高さの測定値は下地追従性(施工性)を反映せず、むしろ逆の傾向を示すことがわかった。したがって、変形性が不良(×)である試験片では反発高さは下地追従性(施工性)の評価として適切ではないと考えられ、表1に有効データ無(−)として記した。
変形性が課題有(△)である試験片では、変形性が不良(×)のときと同様の理由により、反発高さの測定値が下地追従性(施工性)を反映しない場合があると考えられたため、表1に括弧書きで参考値として記した。
Figure 0006877104
表1から分かるように、Fe、SiおよびCuの合計含有量が0.01質量%以下である高純度アルミニウムからなる試験片を用いた実施例1〜18は、いずれも、変形性が良好であり、かつ反発高さが26mm以内であり、総合良否が良好であった。
Fe、SiおよびCuの合計含有量が0.01質量%以下である、純度が4Nクラスの高純度アルミニウムからなる試験片を用いた実施例1と実施例2とを比べると、O材に調質(完全焼き鈍し処理)された調質処理材を用いた実施例2は、完全焼き鈍し処理をしていない実施例1よりも、反発高さが低く、下地追従性が向上していた。
Fe、SiおよびCuの合計含有量が0.001質量%以下である5Nクラス、および0.0001質量%以下である6Nクラスの高純度アルミニウムからなる試験片を用いた場合、4Nクラスの場合よりもさらに反発高さが小さくなり、下地追従性(施工性)がさらに向上していた。
一方、Fe、SiおよびCuの合計含有量が0.01質量%超である、純度が99質量%程度の純アルミニウム(質別H14またはH24)からなる試験片を用いた比較例1および3は、変形性が不良(×)であった。このような純アルミニウムをO材に調質した調質処理材である試験片を用いた比較例2および4は、変形性の改善が見られたものの課題有(△)であった。
Fe、SiおよびCuの合計含有量が0.01質量%超である、純度が99.9質量%程度の純アルミニウムからなる試験を用いた比較例7〜12は、H材の場合(比較例7、9および11)には変形性が不良(×)、O材の場合(比較例8、10および12)には変形性が課題有(△)であった。
2.耐食性試験
耐食性試験として、素材が高純度鉛(鉛純度99.99%程度)、高純度銅(JIS規格の番号C1020、銅純度99.96%程度)、アルミニウム合金(JIS規格の合金番号A5052(H材))および高純度アルミニウム(5N−Al、H材)からそれぞれ構成される4つのサンプルを準備して、それぞれのサンプルに対して浸漬溶解試験を行った。改修排水ドレンの実使用環境は施工地域、施工場所(周辺環境)、季節等の種々の要因の影響を受けると考えられ、耐食性評価条件も複数考えられるため、今回は下記条件で評価した。酢酸にてpH3に調整した30℃の3.5質量%NaCl水溶液に72時間浸漬する条件で実施した。試験後、腐食生成物を除去した後の腐食減量を測定し、その値から全面均一腐食を仮定して浸食速度を算出した。耐食性試験の結果を表2に示す。
Figure 0006877104
表2の結果から分かるように、従来、改修排水ドレンの板状構造体の材料として用いられている鉛に比べて、高純度アルミニウムは、浸食速度が約4分の1であり、高純度アルミニウムは、鉛よりも優れた耐食性を有すると考えられる。
10:評価用模擬治具
12:窪み
14:試験片留め具
16:上面
20:試験片
32:排水口
34:排水ドレン下地
36:排水ドレン下地平坦部
38:排水ドレン下地窪み部
40:改修排水ドレン
42:板状構造体
44:中空管
50:既設ドレン管

Claims (3)

  1. Fe、SiおよびCuの合計の含有量が0.01質量%以下であり、残部がAlおよび不可避不純物元素であるアルミニウム材からなる板状構造体を含む改修排水ドレン
  2. 前記アルミニウム材がO材に調質された調質処理材である、請求項1に記載の改修排水ドレン
  3. 前記板状構造体の板厚が0.3〜2mmである、請求項1または2に記載の改修排水ドレン
JP2016149990A 2016-07-29 2016-07-29 改修排水ドレン Active JP6877104B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016149990A JP6877104B2 (ja) 2016-07-29 2016-07-29 改修排水ドレン
CN201710584410.9A CN107663930A (zh) 2016-07-29 2017-07-17 排水沟修复件用铝材、排水沟修复件用板状结构体及其制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016149990A JP6877104B2 (ja) 2016-07-29 2016-07-29 改修排水ドレン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018017073A JP2018017073A (ja) 2018-02-01
JP6877104B2 true JP6877104B2 (ja) 2021-05-26

Family

ID=61081544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016149990A Active JP6877104B2 (ja) 2016-07-29 2016-07-29 改修排水ドレン

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6877104B2 (ja)
CN (1) CN107663930A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7369544B2 (ja) * 2019-05-22 2023-10-26 住友化学株式会社 アルミニウム板状構造体を含む建築部材及び改修排水ドレン並びにそれらの製造方法
JP7332335B2 (ja) * 2019-05-22 2023-08-23 住友化学株式会社 アルミニウム建築部材及び改修排水ドレン

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5469670A (en) * 1993-07-22 1995-11-28 Thaler; Kunibert Roof drain
JP3409471B2 (ja) * 1994-11-22 2003-05-26 松文 高谷 アルミニウム系金属材料の表面処理方法
DE19850227C1 (de) * 1998-10-26 2000-06-21 Siegfried Schwert Schlauch zur Auskleidung von Rohrleitungen
JP2003277989A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Kobe Steel Ltd 建材用アルミニウム合金板およびその製造方法
CN101196689B (zh) * 2007-04-20 2011-05-04 王致国 热轧高纯铝版基板及其生产方法
JP5098753B2 (ja) * 2008-03-31 2012-12-12 住友化学株式会社 超高純度アルミニウム高圧延材の製造方法
CN201241357Y (zh) * 2008-06-20 2009-05-20 戈建平 排水管道修复工程用水落口
CN101792875B (zh) * 2010-03-04 2012-02-22 北京中拓机械有限责任公司 铝箔及其生产方法
JP5632206B2 (ja) * 2010-06-15 2014-11-26 株式会社Uacj 熱交換器用アルミニウムクラッド材
JP5756662B2 (ja) * 2011-03-24 2015-07-29 株式会社秀カンパニー 改修用二重ドレン及びそれを用いたルーフドレンの改修方法
CN102563284A (zh) * 2012-01-18 2012-07-11 中国电子系统工程第四建设有限公司 一种pvc管接头渗水裂缝修补方法
JP2014101643A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Shu Company:Kk 改修用二重ドレン及びそれを用いた横引き排水用のルーフドレン管の改修方法
CN103011741B (zh) * 2012-11-29 2014-04-16 北京工业大学 一种钢筋混凝土结构的防锈修补方法
JP6179856B2 (ja) * 2013-09-18 2017-08-16 株式会社サンテック ドレンホース及び当該ホースを用いたドレン
CN104455788A (zh) * 2014-12-08 2015-03-25 上海三樱包装材料有限公司 多层复合无缝铝塑管及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN107663930A (zh) 2018-02-06
JP2018017073A (ja) 2018-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI555879B (zh) 熱壓用鋼板、其製造方法、以及使用其的熱壓構件的製造方法
TWI666329B (zh) 鋼板及其製造方法
US20220025498A1 (en) Aluminum-plated steel sheet, hot-stamped member, and method for manufacturing hot-stamped member
TWI606123B (zh) High-strength steel plate and its manufacturing method
KR20120054563A (ko) 내식성 금속 코팅을 구비한 강 부품 제조 방법 및 강 부품
JP2007284718A (ja) 耐食性および加工性に優れた溶融Zn−Al合金めっき鋼板及びその製造方法
AU2014240655B2 (en) Hot-dip Al-Zn alloy coated steel sheet and method for producing same
CN108474092B (zh) 高强度熔融镀敷热轧钢板及其制造方法
KR20200051723A (ko) 도장 후 내식성이 우수한 용융 Zn계 도금 강판
JP2021508771A (ja) 加工後耐食性に優れた亜鉛合金めっき鋼材及びその製造方法
JP6506678B2 (ja) 自動車構造部材用アルミニウム合金板およびその製造方法
JP6877104B2 (ja) 改修排水ドレン
EP3128022A1 (en) Aluminum alloy material and joined body having exceptional adhesive endurance, and automotive component
TWI521092B (zh) 熔融Al-Zn系鍍覆鋼板及其製造方法
US10174430B2 (en) Si-containing high strength cold rolled steel sheet, method of producing the same, and automotive members
KR101771337B1 (ko) 절단 단면의 내식성이 우수한 강판 및 그 제조 방법
CN105441748A (zh) 改进型3004铝合金及其制备方法、其制成的保温门板和工艺
KR101598677B1 (ko) 내식성과 가공성이 우수한 용융 Zn-Al계 합금 도금 강판 및 그 제조 방법
JP5532086B2 (ja) 溶融亜鉛めっき鋼管
CN110945160A (zh) 高强度冷轧钢板及其制造方法
CN104831094A (zh) 一种提高电解锌用阴极铝板耐腐蚀性的方法
WO2020213680A1 (ja) めっき鋼材
JP2003328099A (ja) 高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JP6848479B2 (ja) 耐食鋼の溶接金属及びサブマージアーク溶接用ソリッドワイヤ
JP5446499B2 (ja) 耐遅れ破壊特性に優れた鋼板およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6877104

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE

Ref document number: 6877104

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350