JP6862186B2 - 電動工具 - Google Patents
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Description
スイッチレバーにブレーキ機構を連動させる連動機構を、スイッチレバーとスライド部材との間に介在され、スイッチレバーの押し込み位置ではスライド部材を前進位置に移動させ、初期位置ではスライド部材を後退位置に移動させるリンク部材として、
リンク部材は、支点を中心に異なる方向へ突出する2つのアームを有して回転可能に支持され、一方のアームが押し込み位置へ移動するスイッチレバーに押圧されることで、他方のアームがスライド部材を前進位置へ押圧することを特徴とする。
ここで、「スイッチレバーとスライド部材との間に介在され」とは、スイッチレバーへの押圧力をスライド部材へ間接的に伝達するリンク部材の技術的意義を示すものであって、スイッチレバーとスライド部材との間にリンク部材が位置する配置を特定するものではない。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、支点はハウジング側で支持されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、スイッチレバーとリンク部材との間にスライド部材が配置され、スイッチレバーにおける一方のアームの押圧部は、スライド部材を跨いで左右一対設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、リンク部材は、2つのアームの長さが異なっていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、モータを収容したハウジング内でモータの前方に、モータの出力軸を制動する後側のブレーキ位置と、出力軸の制動を解除する前側のブレーキ解除位置とに前後移動可能なブレーキ部材を含むブレーキ機構が設けられる一方、ハウジングに、ハウジングから突出する初期位置と、ハウジング側に押し込まれてハウジング内に設けたモータ駆動用のスイッチをONさせる押し込み位置との間を移動可能なスイッチレバーが設けられ、ハウジング内に、ブレーキ部材をブレーキ解除位置に移動させる前進位置と、ブレーキ部材をブレーキ位置に移動させる後退位置との間をスライド可能なスライド部材が設けられた電動工具であって、
スイッチレバーにブレーキ機構を連動させる連動機構を、スイッチレバーとスライド部材との間に介在され、スイッチレバーの押し込み位置ではスライド部材を前進位置に移動させ、初期位置ではスライド部材を後退位置に移動させるリンク部材として、
リンク部材は、前端がスライド部材へ回転可能に連結され、後端がスイッチレバーに保持される直線状部材であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5の構成において、リンク部材の後端は、スイッチレバーへ軸によって連結されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れかの構成において、ブレーキ部材は金属製であることを特徴とする。
特に、リンク部材を2つのアームを有して回転可能に支持されるものとして、一方のアームが押し込み位置へ移動するスイッチレバーに押圧されることで、他方のアームがスライド部材を前進位置へ押圧する構造としているので、スイッチレバーの押圧力をスライド部材の前方への推進力へ無理なく変換することができる。また、リンク部材を省スペースでコンパクトに設けることもできる。
請求項2に記載の発明によれば、上記効果に加えて、リンク部材の支点がハウジング側で支持されるので、リンク部材の組み付けも容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、上記効果に加えて、スイッチレバーとリンク部材との間にスライド部材を配置して、スイッチレバーにおける一方のアームの押圧部を、スライド部材を跨いで左右一対設けたことで、スイッチレバーとリンク部材とスライド部材とをコンパクトに配置できると共に、スイッチレバーとリンク部材との間にスライド部材があってもリンク部材を押圧部によって確実に回転させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、上記効果に加えて、リンク部材の2つのアームの長さを異ならせることで、スイッチレバーに押圧される側のアームをスライド部材を押圧する側のアームより長くすれば、スイッチレバーによる押圧力を増幅させてスライド部材に伝達可能となり、スイッチレバーに必要な押圧力を小さくしてより操作性を向上させることができる。一方、スライド部材を押圧する側のアームをスイッチレバーに押圧される側のアームより長くすれば、リンク部材の回転量をスライド部材の押圧量に効率よく変換でき、スライド部材のスライド量を稼ぐことができる。
請求項5に記載の発明によれば、上記効果に加えて、リンク部材を、前端がスライド部材へ回転可能に連結され、後端がスイッチレバーに保持される直線状部材としているので、リンク部材の構成が簡略化してスイッチレバーへの組み付けも容易に行える。
請求項6に記載の発明によれば、上記効果に加えて、リンク部材の後端を、スイッチレバーへ軸によって連結したことで、スイッチレバーの押し込みに伴ってリンク部材を前傾させてスイッチレバーを効率よく前方へ押圧することができる。
請求項7に記載の発明によれば、上記効果に加えて、ブレーキ部材を金属製としたことで、ブレーキ部材の剛性が高まってブレーキ機構の耐久性や信頼性を向上させることができる。
[形態1]
図1は、電動工具の一例であるグラインダの中央縦断面図である。このグラインダ1において、ハウジング2は、モータ7を収容して前後方向に延びるモータハウジング3と、その前方に組み付けられてブレーキ機構9を収容するブレーキホルダ4と、その前方に組み付けられ、スピンドル10を下向きに突出させるギヤハウジング5と、モータハウジング3の後部に組み付けられ、プランジャ12を備えたスイッチ11を収容するリアカバー6とを含んでなる。
モータ7は、モータハウジング3に保持される固定子16と、固定子16を貫通して出力軸8を軸心に有する回転子17とを備えた整流子モータで、固定子16の前方で出力軸8には、モータ冷却用のファン18が設けられ、回転子17の後部には整流子19が設けられる。出力軸8の後端は、モータハウジング3の後部に設けたホルダ部20に保持される軸受21によって支持されている。22は、モータハウジング3の前端開口際でファン18に外装されてファン18の送風を前方へ送るバッフルプレートである。
このレバー保持部40に、スイッチ11をON/OFF動作させるためのスイッチレバー41が設けられている。スイッチレバー41は、レバー保持部40の開口に沿って前後方向に延びる平面視帯板状で、左右及び後端には、上側へ立ち上がる側板42,42及び後板43が、前端には左右方向の軸部44,44がそれぞれ形成されている。この軸部44,44が、モータハウジング3の前端下面から後方へ突出させた止め板45の上側に保持されている。後板43の上端には、後向きに係止片46が突設されている。
よって、スイッチレバー41は、軸部44を中心として上下方向へ揺動可能に支持されて、下方へは、後板43の係止片46がリアカバー6の当接部48に当接する位置で揺動が規制される。この位置が、レバー保持部40の開口から下方へ突出する初期位置となり、ここから後述する押し込み位置までレバー保持部40内へ押し込み操作可能となる。
よって、スイッチレバー41は、初期位置から、倒伏姿勢としたロックオフボタン51の突起部55,55がガイド壁56,56の切欠き57,57に嵌合する押し込み位置まで押し込み操作が可能となっている
ここでのスイッチレバー41の後端は、図1に示すようにスイッチ11のプランジャ12まで達しておらず、スイッチレバー41の後方には、レバー部材60が設けられている。このレバー部材60は、プランジャ12の下方に位置するリアカバー6の膨出部47内の最後部において、後端に設けた左右方向の軸状の支点部61が回転可能に保持され、前端の力点部62が、スイッチレバー41の後板43の上側まで延びる帯状の板体で、支点部61と力点部62との間の作用点部63が、突出位置のプランジャ12と当接している。この状態で、レバー部材60は、プランジャ12により、スイッチレバー41の係止片46を当接部48に係止させてスイッチレバー41を初期位置とする下側位置に付勢される。
そして、スイッチレバー41の上側には、スイッチレバー41の押し込み操作に連動してスライドし、ブレーキ機構9をON/OFFさせる連動機構65が設けられている。この連動機構65は、レバー保持部40内に設けられたスライドバー66と、スライドバー66の後方に設けられたリンク部材67とを含んでなる。
まず、スライドバー66は、図3,4に示すように、ガイド壁56,56の間で底板部38の下面に沿って前後移動可能に設けられ、スイッチレバー41の押圧片49,49の間隔よりも幅の小さい板状体で、前端をモータハウジング3の前方に突出させてブレーキ位置のブレーキ部材32の後面に近接させている。スライドバー66の後端には、下側に肉厚となる肉厚部68が形成されて、肉厚部68の後面は、後方下向きに傾斜する傾斜面69となっている。
また、後アーム71がスライドバー66を押圧する際、先端の折曲片75が傾斜面69の下縁の下側に回り込むため、傾斜面69に確実に係止して肉厚部68を押圧することができる。
以上の如く構成されたグラインダ1においては、図1,2のスイッチ11のOFF状態では、前述のようにレバー部材60はプランジャ12を押し込まない下側位置にあってスイッチレバー41も初期位置にある。よって、リンク部材67も第1の回転位置にあってスライドバー66は後退位置にあるため、ブレーキ部材32は、ブレーキシュー34をブレーキ板31に押圧するブレーキ位置に保持される。また、ロックオフボタン51は、ストッパ部53に当接する起立姿勢となってガイド壁56,56の下面に当接しているため、ロックオフボタン51によってスイッチレバー41の押し込みが規制された状態となる。
一方、スイッチレバー41の押し込みを解除すると、レバー部材60が下側位置へ復帰してプランジャ12の押し込みを解除してスイッチ11をOFFさせ、モータ7への通電を停止すると共に、スイッチレバー41を初期位置へ復帰させる。これと同時にブレーキ部材32がコイルバネ33の付勢によってブレーキ位置へ復帰してブレーキシュー34をブレーキ板31に押圧させて出力軸8の回転を制動すると共に、スライドバー66を後退位置へスライドさせて後アーム71を後方へ押し込み、リンク部材67を第1の回転位置に復帰させる。
このように、上記形態1のグラインダ1によれば、スイッチレバー41にブレーキ機構9を連動させる連動機構65を、スイッチレバー41とスライドバー66との間に介在され、スイッチレバー41の押し込み位置ではスライドバー66を前進位置に移動させ、初期位置ではスライドバー66を後退位置に移動させるリンク部材67としたことで、リンク部材67のみでスイッチレバー41の操作にスライドバー66を連動させることができる。よって、連動機構65を部品点数の少ない簡単な構造で形成することができ、組み付けの手間やコストを低減できる。また、粉塵等の侵入による動きの悪化のおそれが低いので、スイッチレバー41の押し込み操作が重くなったりブレーキ機構9の連動のタイミングが遅れたりすることがなく、良好な操作性や信頼性を維持することができる。
また、ピン73をハウジング2側で支持しているので、リンク部材67の組み付けも容易に行える。
加えて、リンク部材67は、後アーム71を前アーム70より長くしているので、前アーム70によるリンク部材67の回転量を、後アーム71によるスライドバー66の押圧量に効率よく変換でき、スライドバー66のスライド量を稼ぐことができる。
、スイッチレバー41による押圧力を増幅させてスライドバー66に伝達可能としているので、スイッチレバー41に必要な押圧力を小さくしてより操作性を向上させることができる。
そして、ブレーキ部材32を金属製としているので、ブレーキ部材32の剛性が高まってブレーキ機構9の耐久性や信頼性を向上させることができる。
そして、上記形態1のグラインダ1によれば、スイッチ11が、スイッチレバー41の後方に配置されると共に、スイッチレバー41の後方に、スイッチレバー41の操作に連動し、押し込み位置でスイッチ11をONさせ、初期位置でスイッチ11をOFFさせるレバー部材60が設けられていることで、スイッチレバー41の押し込み操作を、スイッチ11の動作荷重よりも小さい荷重で行うことができる。また、スイッチ11を後方に配置しても、スイッチレバー41をスイッチ11の下方へ配置する必要が無くなるため、スイッチレバー41を操作するハウジング2の把持位置を前側に維持でき、操作性が良好となる上、設計の自由度も高まる。さらに、ハウジング2を把持する手でモータ冷却用の吸気口37を塞ぐこともないため、冷却機能を低下させるおそれが生じない。
また、支点部61は、ハウジング2の最後部に設けられているので、初期位置でのレバー部材60の下側への傾斜角度が小さくなり、レバー部材60を設けてもハウジング2の下側への突出量を抑えることができる。
また、上記形態1では、リンク部材の前後アームをそれぞれ押圧片とスライドバーに当接させる構造となっているが、押圧片と前アームとをピン等で回転可能に連結したり、スライドバーの後端と後アームとをピン等で回転可能に連結したりしてもよい。
さらに、リンク部材は、上記形態1と逆に、スイッチレバーに押圧される前アームを、スライドバーを押圧する後アームより長くしてもよい。このようにアームの長さを異ならせれば、スイッチレバーによる押圧力を増幅させてスライドバーに伝達可能となり、スイッチレバーに必要な押圧力を小さくしてより操作性を向上させることができる。勿論2つのアームの長さを異ならせずに両者とも同じ長さとしてもよい。
[形態2]
図7に示すグラインダ1Aにおいて、連動機構65Aでは、リンク部材67Aがスイッチレバー41の後端内部に設けられている。このリンク部材67AはL字状ではなく、直線状の平板で、後端が、スイッチレバー41の後板43の前側下部で、左右方向の後側ピン80によって回転可能に軸着される一方、前端が、スライドバー66の肉厚部68に前側ピン81によって回転可能に軸着されている。リンク部材67Aの前端は、二股状に形成されて、その間に、肉厚部68の上下の厚みよりも大径のローラ82が、前側ピン81によって軸着されている。なお、モータハウジング3には押圧片は設けられていない。
ここからスイッチレバー41を押し込み位置へ押し込むと、図8に示すように、リンク部材67Aが、ローラ82を前方へ転動させながらスイッチレバー41内で前側へ倒伏してスライドバー66と直線状となる。よって、スライドバー66がリンク部材67Aに押圧されて前進位置へスライドするため、ブレーキ部材32を押し込んでブレーキを解除させることができる。スイッチレバー41の押し込みを解除すれば、コイルバネ33の付勢でブレーキ位置へ復帰するブレーキ部材32によってスライドバー66が後退位置へスライドすると共に、リンク部材67Aを図7の傾斜姿勢に復帰させる。レバー部材60の動作は形態1と同様である。
また、リンク部材67Aの後端を、スイッチレバー41へ後側ピン80によって連結しているので、スイッチレバー41の押し込みに伴ってリンク部材67Aを前傾させてスイッチレバー41を効率よく前方へ押圧することができる。
図9に示すグラインダ1Bにおいて、連動機構65Bでは、リンク部材やスライドバーが設けられておらず、ブレーキ部材32の下端に、後方へ直角に延びる連結板85が一体形成され、この連結板85の前部上側に固定した左右方向の支点ピン86が、ブレーキホルダ4へ回転可能に支持されている。支点ピン86の後側で連結板85の下側に、軸部やロックオフボタンを有しないスイッチレバー41Aの前端が固定されている。支点ピン86の前側でブレーキ部材32と連結板85との間には、両者間の角度を保持するリブ87が設けられている。
ここからスイッチレバー41Aを押し込み位置へ押し込むと、図10に示すように、スイッチレバー41Aの前端部の上方への揺動に伴い、支点ピン86を中心に連結板85及びブレーキ部材32が左回転する。よって、ブレーキシュー34がブレーキ板31から離間するブレーキ解除位置へブレーキ部材32を移動させることができる。スイッチレバー41Aの押し込みを解除すれば、コイルバネ33の付勢でブレーキ部材32がブレーキ位置へ復帰すると共に、これと一体のスイッチレバー41Aを初期位置に復帰させる。レバー部材60の動作は形態1と同様である。
また、上記形態3では、ブレーキ部材を支点ピンを中心に前後へ揺動可能に支持しているが、このような揺動支点を設けず、ブレーキ部材をフリー状態としても、スイッチレバーの押し込み操作に連動してブレーキ部材をブレーキ解除位置へ移動させることは可能である。
また、支点部はリアカバーに保持させる構造に限らず、図11に示すように、モータハウジング3のスイッチ受け部35に下向きの支持リブ90を突設して、この支持リブ90にレバー部材60の支点部61を軸着してもよい。図11では形態1を例示しているが、形態2,3においても採用可能である。
このように支点部61をモータハウジング3の後部に設ければ、モータハウジング3にスイッチ11と共にレバー部材60を予め組み付けでき、リアカバー6の組み付けが容易となる。
Claims (7)
- モータを収容したハウジング内で前記モータの前方に、前記モータの出力軸を制動する後側のブレーキ位置と、前記出力軸の制動を解除する前側のブレーキ解除位置とに前後移動可能なブレーキ部材を含むブレーキ機構が設けられる一方、
前記ハウジングに、前記ハウジングから突出する初期位置と、前記ハウジング側に押し込まれて前記ハウジング内に設けた前記モータ駆動用のスイッチをONさせる押し込み位置との間を移動可能なスイッチレバーが設けられ、
前記ハウジング内に、前記ブレーキ部材を前記ブレーキ解除位置に移動させる前進位置と、前記ブレーキ部材を前記ブレーキ位置に移動させる後退位置との間をスライド可能なスライド部材が設けられた電動工具であって、
前記スイッチレバーに前記ブレーキ機構を連動させる連動機構を、前記スイッチレバーと前記スライド部材との間に介在され、前記スイッチレバーの前記押し込み位置では前記スライド部材を前記前進位置に移動させ、前記初期位置では前記スライド部材を前記後退位置に移動させるリンク部材として、
前記リンク部材は、支点を中心に異なる方向へ突出する2つのアームを有して回転可能に支持され、一方の前記アームが前記押し込み位置へ移動する前記スイッチレバーに押圧されることで、他方の前記アームが前記スライド部材を前記前進位置へ押圧することを特徴とする電動工具。 - 前記支点は前記ハウジング側で支持されることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
- 前記スイッチレバーと前記リンク部材との間に前記スライド部材が配置され、前記スイッチレバーにおける前記一方のアームの押圧部は、前記スライド部材を跨いで左右一対設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
- 前記リンク部材は、前記2つのアームの長さが異なっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電動工具。
- モータを収容したハウジング内で前記モータの前方に、前記モータの出力軸を制動する後側のブレーキ位置と、前記出力軸の制動を解除する前側のブレーキ解除位置とに前後移動可能なブレーキ部材を含むブレーキ機構が設けられる一方、
前記ハウジングに、前記ハウジングから突出する初期位置と、前記ハウジング側に押し込まれて前記ハウジング内に設けた前記モータ駆動用のスイッチをONさせる押し込み位置との間を移動可能なスイッチレバーが設けられ、
前記ハウジング内に、前記ブレーキ部材を前記ブレーキ解除位置に移動させる前進位置と、前記ブレーキ部材を前記ブレーキ位置に移動させる後退位置との間をスライド可能なスライド部材が設けられた電動工具であって、
前記スイッチレバーに前記ブレーキ機構を連動させる連動機構を、前記スイッチレバーと前記スライド部材との間に介在され、前記スイッチレバーの前記押し込み位置では前記スライド部材を前記前進位置に移動させ、前記初期位置では前記スライド部材を前記後退位置に移動させるリンク部材として、
前記リンク部材は、前端が前記スライド部材へ回転可能に連結され、後端が前記スイッチレバーに保持される直線状部材であることを特徴とする電動工具。 - 前記リンク部材の後端は、前記スイッチレバーへ軸によって連結されることを特徴とする請求項5に記載の電動工具。
- 前記ブレーキ部材は金属製であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電動工具。
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