JP6858037B2 - 試薬保冷装置、自動分析装置及び保冷システム - Google Patents
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Description
これらの試薬は温度の高い環境で保管されると劣化してしまうため、温度の低い環境で保管される。このため、一般的な自動分析装置では試薬保冷庫が設けられることが多い。
その他の解決手段は適宜実施形態に記載する。
<自動分析装置10>
図1は、第1実施形態に係る自動分析装置10の構成を示す図である。
自動分析装置10は、試薬保冷装置1、試料保管装置2及び反応装置3を有している。
(試薬保冷装置1)
試薬保冷装置1は、検査(ここでは血液凝固反応)のための試薬が保管される装置である。
試薬保冷装置1は、試薬保冷庫(試薬保冷装置)100と、冷却機(冷却部)200とを有する。なお、図1の試薬保冷庫100は、図が煩雑になるのを避けるため、試薬カバー120(図2参照)を省略している。
試薬保冷庫100は、冷却機200によって、その内部が低温に保たれている。
試薬ボトル101は、試薬が周囲環境により変性(劣化)するのを防止するため、低温に温度制御された試薬保冷庫(保冷部)100の中に収納されている。
試薬ディスク102は、回転軸130に接続している。図示しないモータ等の駆動部によって回転軸130が正逆方向に回転することに伴い、試薬ディスク102も正逆方向に回転可能である。このような試薬ディスク102の回転により、試薬ボトル101は試薬の分注位置に移動される。そして、試薬分注プローブ5が、前もって試料が分注されている反応容器32に必要量の試薬をノズル51によって分注する。ここで、試料とは血液等の検体のことである。
なお、前記したように試薬保冷庫100には蓋として試薬カバー120が備えられるが、図2において試薬カバー120の説明をし、前記のように図1では試薬カバー120を図示省略している。
試薬保冷装置1の詳細は、図2を参照して後記する。
試料保管装置2は、検査に用いられる血液検体等の試料を保管する装置である。
試料保管装置2は、図示しないモータによって回転可能な試料ディスク22を有している。そして、試料ディスク22の周囲には試料の入った複数の試料容器21が配置されている。試料ディスク22が図示しないモータによって回転すると、試料容器21が分注位置に移動される。そして、試料分注プローブ4が試料容器21から必要量の試料を吸い上げ、反応容器32に分注する。
反応装置3は、試料と試薬とが混合し、反応(ここでは、血液凝固反応)させる装置である。
反応装置3は、図示しないモータによって回転可能な反応ディスク31を有している。反応ディスク31の周囲には反応容器32が配列されている。反応容器32の周囲には恒温水が収容されている恒温槽33が備えられている。恒温水は反応容器32の温度を一定(例えば37℃)に保つために温度制御されている水である。また、反応ディスク31には光度計34が備えられている。光度計34は、反応容器32、つまり混合液に光を照射する光源(不図示)と、混合液を通過した光を検出する検出器(不図示)からなる。
このようにして、光度計34は反応容器32に分注された試料と試薬との混合液の反応に基づく光を測定する。
図2は、第1実施形態に係る試薬保冷装置1の構成を示す図である。
図1に示す自動分析装置10における試薬保冷装置1について図2を用いて詳しく説明する。なお、図2において、図1に示してある構成については、同一の符号を付して適宜説明を省略する。
試薬保冷装置1に備えられる冷却機200は冷媒が循環する凝縮器、放熱器、圧縮器、循環ポンプ等のヒートポンプ機構を備えている。そして冷却機200は、5℃〜10℃に冷却した冷却水を試薬保冷庫100に供給する。これにより、試薬保冷庫100の内部が冷却される。
試薬ジャケット110は、試薬を収納した複数の試薬ボトル101を配列できる回転可能な試薬ディスク102の周囲及び下部(上部を除く)を囲うように配置されている。また、試薬ジャケット110は、発泡材等の断熱材で構成され、その内部に、冷却機200から供給される冷却水の循環経路(不図示)を備えている。試薬ジャケット110の内部に備えられている循環経路を冷却水が循環することにより、試薬保冷庫100の内部が冷却される。
なお、試薬カバー120は発泡材等の断熱材で構成されている。これにより、試薬カバー120と、試薬ジャケット110によって試薬保冷庫100は断熱を保つことが可能である。そして、前記したように冷却水が試薬ジャケット110の内部を循環することにより、試薬保冷庫100の内部は冷却されている。
次に、第1実施形態で用いられる試薬カバー120に設けられる多孔質枠部材201(図3等参照)と吸引機構について説明する。
図3は試薬カバー120を上面からみた際における吸引枠部材201の配置を説明する図であり、図4は、図3に示す符号A―Aの断面概略図である。なお、図3及び図4では、図5及び図6で後記する循環ファン404や、配管301〜303,311,312等が省略されている。
なお、図3において、図をわかりやすくするため、開閉扉122が省略されている。
多孔質枠部材(吸引部、多孔質部)201は第1多孔質枠部材(吸引部、多孔質部)201aと、第2多孔質枠部材(吸引部、多孔質部)201bとを有する。
第1多孔質枠部材201aは、図3及び図4に示すように試薬カバー120の開口部121の周辺を取り囲むように設置されている。
第2多孔質枠部材201bは、出入り孔124周辺を取り囲むように設置されている。
同様に、第2多孔質枠部材201bは、出入り孔124から高温多湿な外気を試薬保冷庫100内に流入させないことを目的に設置されるものである。
なお、配管301,311については後記する。
次に、第1実施形態に係る試薬保冷装置1の動作について図5及び図6を参照して説明する。なお、図5及び図6において、図1〜図4で説明済みの構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図5は、開閉扉122が開状態である場合における試薬保冷装置1における空気の流れを示す図である。
なお、図5及び図6において、白抜きの矢印は空気の流れを示している。
まず、第1多孔質枠部材201aについて説明する。
なお、図5に示すように、第1多孔質枠部材201a(201)には配管301が接続されている。そして、配管301は制御バルブ401に接続されている。制御バルブ401には、配管301の他に、プローブ洗浄水の残渣吸引等を行う、その他機構部402に接続されている配管302、真空ポンプ(排出部)403に接続している配管303が接続されている。ここで、真空ポンプ403はプローブ洗浄水の残渣を吸引する等の目的で一般的に設置されている真空ポンプ403を使用することができる。また、制御バルブ401は、三方弁であり、配管301と、配管302とで入口側を切り替えることができる。ちなみに、制御バルブ401(三方弁)の出口側は、配管303となるように固定されている。
このようにすることで、開閉扉121を開けた際に開口部121から試薬保冷庫100内に向かう外気を吸引し、この外気が試薬保冷庫100内に到達することを防止することができる。これにより、外気が試薬保冷庫100内に流入することを防止することができ、外気に由来する結露を防止することができる。
続いて、第2多孔質枠部材201bについて図5を参照して説明する。
第2多孔質枠部材201b(201)には、配管311が接続されており、その配管311は循環ファン404の入口側に接続されている。また、循環ファン404の出口側には配管312が接続されている。なお、この例での循環ファン404は冷却機200とは別に備えられているものである。
循環ファン404によって、試薬保冷庫100内の冷気及び出入り孔124から流入した外気は、循環ファン404によって生成される空気の流れによって第2多孔質枠部材201bから吸引される。そして、第2多孔質枠部材201bから吸引された冷気及び外気は、配管311、循環ファン404、配管312を介して試薬保冷庫100に戻る。
また、冷気循環経路(配管311、循環ファン404、配管312)を流れるのは試薬保冷庫100内の冷気のみであるため、試薬保冷庫100内の温度に与える影響を低減することができる。また、前記したように、冷気循環経路(配管311、循環ファン404、配管312)を流れる冷気は、試薬保冷庫100の底面から試薬保冷庫100に流入する。このため、例え、外気の影響で配管311、循環ファン404、配管312を流れる冷気が、多少温まっても、これによって生じる結露は試薬保冷庫100の下部に生じる。その結果、試薬カバー120の裏側に生じることはない。
図6は、開閉扉122が閉状態である場合における試薬保冷装置1における空気の流れを示す図である。
(第1多孔質枠部材201a)
図6に示すように開閉扉122が、閉状態となるのは自動分析装置10が待機中、又は分析中の状態となっている場合である。自動分析装置10が、このような状態である場合、開閉扉122は閉められているので、開口部121からの外気の流入はない。従って、第1多孔質枠部材201aによる外気の吸引を行う必要は特にない。
具体的には、開閉扉122が閉状態となっている場合、制御バルブ401(三方弁)は制御バルブ401の入口側が配管302となるように切り替えられている。すなわち、図7で後記する制御装置500の開閉検出部521が、開閉扉122に設けられている検出装置123によって開閉扉122の閉状態を検出する。すると、図7で後記する制御装置500のバルブ制御部522が制御バルブ401(三方弁)の入口側が配管302となるよう、制御バルブ401を切り替える。これにより、第1多孔質枠部材201aによる吸引は停止する。
また、その他機構部402の吸引源として使用される真空ポンプ403を、第1多孔質枠部材201aの吸引源として利用することで、新たな真空ポンプ403を設置する必要がなくなる。その結果、コストの削減、構造の単純化等を実現することができる。
図6に示すように、開閉扉122が閉状態でも、第2多孔質枠部材201bは、図5に示す開閉扉122が開状態と同じ動作をする。すなわち、第2多孔質枠部材201bでは、常時吸引が行われている。
また、第1多孔質枠部材201aの吸引機構は開閉扉122の開け閉めを検出する検出装置123(図2参照)と連携することで、開閉扉122が開いている時のみ動作させることは容易である。
図7は、第1実施形態に係る自動分析システムZの構成を示すブロック図である。
自動分析システム(保冷システム)Zは、自動分析装置10及び制御装置500を有する。
自動分析装置10は試薬保冷装置1を有している。そして、試薬保冷装置1は検出装置123、制御バルブ401を有している。なお、自動分析装置10及び試薬保冷装置1において、図7の説明に不要な構成は図示省略している。
制御装置500は、検出装置123から開閉扉122の開閉を検出すると、開閉扉122の開閉状態に応じて制御バルブ401を図5及び図6に示すように制御する。
図8は、第1実施形態で用いられる制御装置500の構成を示す図である。
制御装置500は、CPU510、メモリ520、記憶装置530及び通信装置540を有している。
通信装置540は、試薬保冷装置1に備えられている検出装置123(図7参照)から検出信号を受信する。
メモリ520には記憶装置530に格納されているプログラムがロードされている。そして、メモリ520にロードされたプログラムがCPU510によって実行されることで、開閉検出部521、バルブ制御部522が具現化する。
開閉検出部521は、通信装置540を介して受信した検出装置123の検出信号から開閉扉122の開閉状態を検出する。
バルブ制御部522は、開閉検出部521が検出した開閉扉122の開閉状態に応じて制御バルブ401(図5〜図7)を制御する。
さらに、多孔質枠部材201は、開口部(開口部121、出入り孔124)を取り囲むように設置されている。このようにすることで、簡略な構成で開口部(開口部121、出入り孔124)の全周方向から空気を吸引することができる。
図9は、第2実施形態に係る試薬保冷装置1aにおける空気の流れを示す図である。
図9に示す試薬保冷装置1aが、図5及び図6に示す試薬保冷装置1aと異なる点は、第2多孔質枠部材201bによる吸引の循環経路である。すなわち、第1多孔質枠部材201aによる吸引の経路は図5及び図6と同様である。
図10は、第3実施形態にに係る試薬保冷装置1bの構成を示す図である。
図10において、図5及び図6と同様の構成については、図5及び図6と同一の符号を付して説明を省略する。
図10に示す試薬保冷装置1bが、図5及び図6に示す試薬保冷装置1と異なる点は、試薬ジャケット110aにおいて開閉扉122aを備えた開口部121aが試薬保冷庫100bの側面に設けられていることである。
このように、開口部121aが試薬保冷庫100bの側面に設けられた場合でも、第1実施形態と同様に、第1多孔質枠部材201a(201)が開口部121aの周辺を取り囲むように設置される。そして、制御バルブ401が図5及び図6と同様に制御される。これにより、真空ポンプ403による吸引によって、開閉扉122aが開いている時に開口部121aから流入する高温多湿な外気が試薬保冷庫100b内に流入することを防ぐことができる。
なお、第1実施形態と同様の構造及び制御方法で試薬保冷庫100b内への出入り孔124における外気の流入を防止することができる。
図11は、第4実施形態に係る試薬保冷装置1cの構成を示す図である。
図11において、図9と同様の構成については、図9と同一の符号を付して説明を省略する。
図11に示す試薬保冷装置1cが、図9に示す試薬保冷装置1aと異なる点は、試薬ジャケット110aにおいて開閉扉122aを備えた開口部121aが試薬保冷庫100cの側面に設けられていることである。
ここでは、空冷式の冷却機200aを備える試薬保冷装置1cにおいて、図10と同様に試薬保冷庫100cの側面に開口部121aが設けられている。そして、第1多孔質枠部材201a(201)が開口部121aの周辺を取り囲むように設置される。そして、制御バルブ401が図5及び図6と同様に制御される。これにより、真空ポンプ403による吸引によって、開閉扉122aが開いている時に開口部121aから流入する高温多湿な外気が試薬保冷庫100c内に流入することを防ぐことができる。
なお、第2実施形態と同様の構造及び制御方法で試薬保冷庫100c内への出入り孔124における外気の流入を防止することができる。
また、本実施形態では、多孔質枠部材201で吸引機構を構成しているが、これに限らない。例えば、開口部121(121a)や、出入り孔124に細かい穴が開いており、そこに接続された配管301で吸引が行われてもよい。
また、各実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんどすべての構成が相互に接続されていると考えてよい。
2 試料保管装置
3 反応装置
4 試料分注プローブ
5 試薬分注プローブ
10 自動分析装置
21 試料容器
32 反応容器
33 恒温槽
34 光度計
51 ノズル
100,100b,100c 試薬保冷庫(保冷部、試薬保冷装置)
101 試薬ボトル
110 試薬ジャケット(保冷部)
120 試薬カバー(保冷部)
121 開口部
122 開閉扉(開閉部)
123 検出装置(開閉検出部)
124 出入り孔(開口部,孔)
200,200a 冷却機(冷却部)
201 多孔質枠部材(吸引部、多孔質部)
201a 第1多孔質枠部材(吸引部、多孔質部)
201b 第2多孔質枠部材(吸引部、多孔質部)
211 循環ファン
401 制御弁
402 その他機構部
403 真空ポンプ(排出部)
404 循環ファン
500 制御装置
521 開閉検出部
522 バルブ制御部
Z 自動分析システム(保冷システム)
Claims (15)
- 試薬を保冷して保管する試薬保冷装置であって、
断熱材で囲まれ、内部が冷気で満たされる空間を備える保冷部と、
前記保冷部に備わり前記空間と連通する開口部と、を有し、
前記開口部には、空気を吸引する吸引部が設置されている
ことを特徴とする試薬保冷装置。 - 前記吸引部は、
多孔質部材で構成されている多孔質部である
ことを特徴とする請求項1に記載の試薬保冷装置。 - 前記多孔質部は、
前記開口部を取り囲むように設置されている
ことを特徴とする請求項2に記載の試薬保冷装置。 - 前記開口部は、
容器を出し入れするための開口部であり、
開閉可能な開閉部を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の試薬保冷装置。 - 前記開口部には、開閉部が備えられているとともに、前記開閉部の開閉を検出する開閉検出部が備えられており、
前記開閉部が開状態となっている場合、前記吸引部による前記空気の吸引が行われ、
前記開閉部が閉状態となっている場合、前記吸引部による前記空気の吸引が停止される
ことを特徴とする請求項3に記載の試薬保冷装置。 - 前記空気の吸引は、前記吸引部からの吸引以外の目的で設置されている排出部によって前記試薬保冷装置の外部へ排出される
ことを特徴とする請求項3に記載の試薬保冷装置。 - 前記開口部は、前記試薬保冷装置内部に保管されている容器から液体を吸引するためのノズルが挿入される孔であり、
前記吸引部から吸引される前記空気は、外部から前記孔に流入した空気であるとともに、前記試薬保冷装置の内部の冷気である
ことを特徴とする請求項1に記載の試薬保冷装置。 - 前記吸引部から吸引された前記空気は、前記試薬保冷装置の内部に送られることで循環する
ことを特徴とする請求項6に記載の試薬保冷装置。 - 前記吸引部は、常時空気を吸引している
ことを特徴とする請求項6に記載の試薬保冷装置。 - 前記試薬保冷装置の内部を満たしている冷気を供給する空冷式のファンを備えている冷却部を備え、
前記冷却部におけるファンが、前記吸引部から前記空気を吸引する
ことを特徴とする請求項6に記載の試薬保冷装置。 - 前記開口部は、前記試薬保冷装置の天面に備えられる
ことを特徴とする請求項1に記載の試薬保冷装置。 - 前記開口部は、前記試薬保冷装置の天面以外に備えられる
ことを特徴とする請求項1に記載の試薬保冷装置。 - 試料を保管する試料保管装置と、
試薬を保冷して保管する試薬保冷装置と、
試料と試薬とが混合した混合液を保持する反応装置と、
を有し、
前記試薬保冷装置は、
断熱材で囲まれ、内部が冷気で満たされる空間を備える保冷部と、
前記保冷部に備わり前記空間と連通する開口部と、を有し、
前記開口部には、空気を吸引する吸引部が設置され
前記反応装置は、
前記混合液に光を照射し、前記混合液を通過した光を検出する光度計測部
を有することを特徴とする自動分析装置。 - 前記吸引部は、
多孔質部材で構成されている多孔質部である
ことを特徴とする請求項13に記載の自動分析装置。 - 試薬を保冷して保管する試薬保冷装置と、
制御装置と、
を備え、
前記試薬保冷装置は、
断熱材で囲まれ、内部が冷気で満たされる空間を備える保冷部と、
前記保冷部に備わり前記空間と連通する開口部と、を有し、
前記開口部には、空気を吸引する吸引部が設置され、
前記開口部には、開閉部が備えられるとともに、前記開閉部の開閉状態を検出する開閉検出部が備えられ、
前記制御装置は、
前記開閉部が開状態の場合、前記吸引部からの空気の吸引を行い、
前記開閉部が閉状態の場合、前記吸引部からの空気の吸引を停止する
ことを特徴とする保冷システム。
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JP6579243B2 (ja) | 分注装置およびそれを備えた自動分析装置 |
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