JP6708922B2 - 照明装置及びドアライニング - Google Patents
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Description
上記の構成では、2つの挟み込み部分が導光体の被保持部分を挟み込んだ際、一方の挟み込み部分に設けられた凸部が被保持部分と接して当該被保持部分を押さえ付ける。これにより、2つの挟み込み部分に挟み込まれた状態の被保持部分が抜け出てしまうのを抑制することが可能となる。
上記の構成では、被保持部分を押さえ付ける凸部が楔状の突起からなり、また、当該突起は、ホルダ本体から離れるほど低くなった斜面を有している。これにより、2つの挟み込み部分に挟み込まれた状態の被保持部分が抜け出てしまうのを、より効果的に抑制することが可能となる。
上記の構成では、凸部の頂部が円弧状に切り欠かれているため、導光体の被保持部分が凸部によって押さえ付けられることで損傷してしまうのを抑制することが可能となる。
上記の構成では、一方の挟み込み部分において係合部と隣接する隣接部が、他方の挟み込み部分に備えられた被係合部と係合不能となっている。これにより、導光体の被保持部分の伸長方向において2つの挟み込み部分の係合箇所がずれてしまうのを、より効果的に抑制することが可能となる。
上記の構成では、2つの挟み込み部分が係合した状態において、一方の挟み込み部分とホルダ本体との間に隙間が形成されている。そして、この隙間を通じて被保持部分の一部が露出している。これにより、上記の隙間を通じて被保持部分の位置等を確認することが可能となる。
上記の構成では、2つの挟み込み部分の間に被保持部分が挟み込まれると、当該被保持部分の端面が開口を通じて集光レンズと対向するようになる。かかる構成であれば、集光レンズから発された光を良好に捕捉し得るように導光体をホルダに保持させることが可能となる。
上記の構成では、開口のうち、被保持部分により近い方の端のサイズが、導光体をなす光ファイバの断面サイズよりも小さくなっている。このため、集光レンズから発せられた光がより適切に光ファイバ(厳密には、被保持部分の端面)に向かうようになる。この結果、光ファイバにおける光の伝達が効率よく行われるようになる。
上記の構成では、2つの挟み込み部分がヒンジによって連結されているので、挟み込み部分が分離している構成に比べて、挟み込み部分の取り扱い(特に、挟み込み部分同士を係合させること)が容易になる。また、導光体の被保持部分の延出方向において、抑制部の手前位置で2つの挟み込み部分が係合するため、抑制部による係合箇所の位置ずれ機能が適切に発揮されるようになる。
また、ドアライニングおいて、上記照明装置が設けられているとよい。
また、本発明によれば、簡単な構成にてホルダ本体に抑制部を設けることが可能となる。
また、本発明によれば、一方の挟み込み部分に設けられた凸部が被保持部分と接して当該被保持部分を押さえ付けることにより、2つの挟み込み部分に挟み込まれた状態の被保持部分が抜け出てしまうのを抑制することが可能となる。
また、本発明によれば、楔状の突起からなる凸部が、ホルダ本体から離れるほど低くなった斜面を有しているため、2つの挟み込み部分に挟み込まれた状態の被保持部分が抜け出てしまうのを、より効果的に抑制することが可能となる。
また、本発明によれば、凸部の頂部が円弧状に切り欠かれているため、導光体の被保持部分が凸部によって押さえ付けられることで損傷してしまうのを抑制することが可能となる。
また、本発明によれば、一方の挟み込み部分において係合部と隣接する隣接部、他方の挟み込み部分に備えられた被係合部と係合不能となっているため、2つの挟み込み部分の係合箇所の位置ずれを、より効果的に抑制することが可能となる。
また、本発明によれば、一方の挟み込み部分が他方の挟み込み部分と係合した状態において、他方の挟み込み部分とホルダ本体との間に隙間が形成されている。そして、この隙間を通じて被保持部分の位置等を確認することが可能となる。
また、本発明によれば、2つの挟み込み部分の間に挟み込まれた状態にある被保持部分が開口を通じて集光レンズと対向するようになる。このため、集光レンズから発された光を良好に捕捉し得るように導光体をホルダに保持させることが可能となる。
また、本発明によれば、開口のうち、被保持部分により近い方の端のサイズが、導光体をなす光ファイバの断面サイズよりも小さくなっている。このため、集光レンズから発せられた光がより適切に光ファイバに向かい、光ファイバ内で光が効率よく伝達される。
また、本発明によれば、2つの挟み込み部分がヒンジによって連結されているので、挟み込み部分の取り扱い(特に、挟み込み部分同士を係合させること)が容易になる。また、抑制部の手前位置で2つの挟み込み部分が係合するため、抑制部による係合箇所の位置ずれ機能が適切に発揮されるようになる。
先ず、本実施形態に係る照明装置の概要について説明する。なお、以下では、本実施形態に係る照明装置は、車両用の内装部品(加飾部品)として利用される照明装置を例に挙げて説明することとする。ただし、本発明の照明装置は、車両用の内装部品として利用されるものに限定されず、車両用の外装部品として利用されるものであってもよく、あるいは、車両以外の乗物に利用されるものであってもよい。
次に、照明装置の構成例として、第一実施形態に係る照明装置10Aの構成を説明する。ここで、照明装置10Aは、参考例に係る照明装置に相当するものである。
発光部20の構成について説明すると、発光部20は、図6に図示の外形形状を有している。具体的に説明すると、発光部20は、略直方体状の外形形状を有しており、図6に示すように基部21と発光部本体22とを有する。基部21は、樹脂製の部品であり、図6に示すように発光部本体22が取り付けられる。また、基部21は、図2乃至5に示すようにホルダ40(厳密にはホルダ本体41)に組み付けられる。
ホルダ40の構成について説明すると、ホルダ40は、樹脂成形品であり、光ファイバ30を固定していない解放状態では、図9に図示の外観をなしている。また、同図に示すように、ホルダ40は、ホルダ本体41と、固定部42と、壁としての隆起壁43と、2つの挟み込み部分44、45と、を有する。なお、上述したホルダ40各部(具体的には、ホルダ本体41、固定部42、隆起壁43及び2つの挟み込み部分44、45)は、いずれも一体化された状態にあり、換言すると、一部品として樹脂成形されている。ただし、これに限定されるものではなく、ホルダ40各部が別部品として形成され、これらの部品が組み合わされて一つのホルダ40を構成してもよい。
次に、照明装置の構成の変形例として、第二実施形態に係る照明装置10Bの構成を説明する。ここで、照明装置10Bは、本装置10(すなわち、本発明の照明装置)に相当するものである。
2 ベーストリム
3 パネルトリム
4 収容溝
10 本装置(照明装置)
10A 照明装置
10B 照明装置
20 発光部
21 基部
21F 低背部分
21R 高背部分
21a 結合突起
21b 凸型突起
22 発光部本体
23 LED基板(光源)
23a ターミナル
24 集光レンズ
24a ベース部分
30 光ファイバ(導光体)
31 被保持部分
32 収縮バンド
40 ホルダ
41 ホルダ本体
41a スリット
41b リブ
41c 結合穴
42 固定部
43 隆起壁(壁)
43h 開口
44 挟み込み部分
45 挟み込み部分
46 係合爪(係合部)
46x 係止部
47 位置決め部
48 突起部(被係合部)
49 連結部分
50 凸部
60 ホルダ
61 突出部(抑制部)
62 隣接部
63 凸部
63a 斜面
g 隙間
Claims (10)
- 発光部と、線状に伸長している導光体と、該導光体が前記発光部と対向している状態で前記導光体を保持するホルダと、を有し、
該ホルダは、
前記発光部が組み付けられているホルダ本体と、
前記導光体のうち、前記ホルダによって保持された被保持部分の伸長方向と交差する方向において前記被保持部分を挟んだ状態で係合する2つの挟み込み部分と、
前記伸長方向において前記2つの挟み込み部分と並ぶ位置に設けられ、前記2つの挟み込み部分の係合箇所が前記伸長方向において前記ホルダ本体が位置する向きにずれるのを抑制する抑制部と、を備え、
前記抑制部は、前記伸長方向において前記2つの挟み込み部分に向かって前記ホルダ本体から突出した突出部であることを特徴とする照明装置。 - 前記2つの挟み込み部分の一方は、前記被保持部分と対向する面に形成された凸部を有し、
前記2つの挟み込み部分が前記被保持部分を挟み込んだ状態において前記凸部が前記被保持部分と接していることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 前記凸部は、楔状の突起であり、前記伸長方向において前記ホルダ本体から離れるほど前記被保持部分と対向する面に近付いている斜面を有することを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
- 前記凸部の頂部は、円弧状に切り欠かれていることを特徴とする請求項2又は3に記載の照明装置。
- 前記2つの挟み込み部分の一方は、
他方の被係合部と係合する爪状の係合部と、
前記伸長方向において前記係合部のうち、前記ホルダ本体に近い方の端部と隣接する隣接部と、を有し、
前記隣接部は、前記被係合部と係合不能な形状となっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の照明装置。 - 前記2つの挟み込み部分が係合した状態において、前記2つの挟み込み部分の一方と前記ホルダ本体との間に隙間が形成されており、前記被保持部分の一部が前記隙間を通じて露出していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の照明装置。
- 前記発光部は、光源と、該光源から発せられた光を集光する集光レンズとを備え、
前記ホルダ本体は、開口が形成された壁を有し、
前記2つの挟み込み部分は、前記開口を通じて前記被保持部分の端面が前記集光レンズと対向するように前記被保持部分を挟んだ状態で係合することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の照明装置。 - 前記2つの挟み込み部分の一方は、ヒンジによって他方に連結されており、該他方に対して回動自在であり、
前記2つの挟み込み部分は、前記伸長方向において前記抑制部の手前位置で係合することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の照明装置。 - 発光部と、線状に伸長している導光体と、該導光体が前記発光部と対向している状態で前記導光体を保持するホルダと、を有し、
該ホルダは、
前記発光部が組み付けられ、開口が形成された壁を有するホルダ本体と、
前記導光体のうち、前記ホルダによって保持された被保持部分の伸長方向と交差する方向において前記被保持部分を挟んだ状態で係合する2つの挟み込み部分と、を備え、
前記導光体は、光ファイバであり、
前記開口のうち、前記被保持部分により近い方の端のサイズは、前記光ファイバの断面のサイズよりも小さいことを特徴とする照明装置。 - 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の照明装置が設けられたドアライニング。
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