JP6706088B2 - 表示装置、それに用いられる保護フィルム、表示装置の作製方法、および保護フィルムを使用する方法 - Google Patents
表示装置、それに用いられる保護フィルム、表示装置の作製方法、および保護フィルムを使用する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6706088B2 JP6706088B2 JP2016026085A JP2016026085A JP6706088B2 JP 6706088 B2 JP6706088 B2 JP 6706088B2 JP 2016026085 A JP2016026085 A JP 2016026085A JP 2016026085 A JP2016026085 A JP 2016026085A JP 6706088 B2 JP6706088 B2 JP 6706088B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- protective film
- display device
- equation
- emitting body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F9/00—Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
また、多くの表示装置は画像を見やすくするために、防眩フィルムのような、微細凹凸面を有した保護フィルムを備える。
高精細化した表示装置では、保護フィルムの微細凹凸と表示画面の画素からの光が干渉することにより、モアレ像干渉縞が生じ、画像が粗く見づらくなるギラツキ現象が発生する。
ステップA:発光体を点灯した状態で撮影手段により保護フィルムを介して発光体を撮影してカラー画像データを得るステップ、
ステップB:ステップAで取得した前記カラー画像データに対しフーリエ変換し、フーリエ変換後のデータから前記画素の配列に相当する周波数成分を除去した後、逆フーリエ変換を施すステップ、
ステップC:ステップBで得たデータのRGB値の標準偏差値及びその平均値を算出するステップ、
ステップD:前記発光体に前記保護フィルムを配置しないで前記ステップA〜Dを実行し、RGB値の標準偏差値の平均値を参照値として算出するステップ、
ステップE:ステップCで算出したRGB値の標準偏差値の平均値とステップDで算出した前記参照値とのずれ量をギラツキ指数として算出するステップ、および
ステップF:ステップCで算出したRGB値の標準偏差の差をバラツキ幅として算出するステップ。
ステップA:発光体を点灯した状態で撮影手段により保護フィルムを介して発光体を撮影してカラー画像データを得るステップ、
ステップB:ステップAで取得した前記カラー画像データに対しフーリエ変換し、フーリエ変換後のデータから前記画素の配列に相当する周波数成分を除去した後、逆フーリエ変換を施すステップ、
ステップC:ステップBで得たデータのRGB値の標準偏差値及びその平均値を算出するステップ、
ステップD:前記発光体に前記保護フィルムを配置しないで前記ステップA〜Cを実行し、RGB値の標準偏差値の平均値を参照値として算出するステップ、
ステップE:ステップCで算出したRGB値の標準偏差値の平均値とステップDで算出した前記参照値とのずれ量をギラツキ指数として算出するステップ、および
ステップF:ステップCで算出したRGB値の標準偏差の差をバラツキ幅として算出するステップ。
また、本発明の、面内が複数の画素で区分された発光体と保護フィルムとを備えた表示装置を作製する方法は、
前記発光体の光出射面上に前記保護フィルムを配置するステップと、
ギラツキ評価方法を行うステップと、を含み、
前記保護フィルムを配置するステップは、前記保護フィルムとして、前記ギラツキ評価方法のステップで評価したときのギラツキ指数が3.0以下かつバラツキ幅が1.1以下である保護フィルムを用いる。
また、本発明の保護フィルムを使用する方法は、ギラツキ評価方法で評価して、ギラツキ指数が3.0以下かつバラツキ幅が1.1以下である保護フィルムを、面内が複数の画素で区分された発光体を備えた表示装置に用いる。
高精細化が進むと、ギラツキ発生が顕著なため、PPIの低い発光体23より、高精細化により高いPPIを有する発光体23はギラツキ問題が深刻である。そのため、本発明は、高いPPIを有する発光体を使用した表示装置に好適に適用される。具体的には100PPI以上、200PPI以上、250PPI以上、300PPI以上、または325PPI以上の画素を有する発光体23を対象とする。
保護フィルム1は、ギラツキ防止機能を有するものであり、さらに、保護フィルム1の配置によっては、防眩機能またはニュートンリング防止機能を含むことができる。
また、支持体5上の一方の面に凹凸層2が積層される場合(図7(a))は、支持体5の凹凸層2とは反対の面に、バックコート層、帯電防止層、または粘着層(不図示)を設けてもよい。あるいは、凹凸層2単層(図7の(c))の凹凸面とは反対の面にバックコート層、帯電防止層、または粘着層(不図示)を設けてもよい。凹凸層2は、バインダー樹脂4とマット剤3から形成される。あるいはサンドブラスト方式、エンボス加工方式、型を用いた賦形方式、エッチング方式などの粗面化方式で形成される。詳細は後述する。
図9に示すように、撮影手段61の下部には、発光体23の発光面の垂直位置で撮影できるように表示装置24が静置される。下記に説明するRGBの標準偏差の平均値の参照値(Yref)を取得する以外は、表示装置24は、凹凸層2を表面(撮影手段61側)にして発光体23の光出射面上に保護フィルム1が配置されている。
次に、画像データ処理手段63は、撮影手段61が取得したカラー画像データから任意の測色領域を取り出す。測色領域として、例えば、500ピクセル×500ピクセルの測色領域を取り出すことができる。取り出した領域に対して、画像データ処理手段63により、2次元フーリエ変換処理を行う。この処理によって、2次元のフーリエスペクトルを得ることができる。続いて、画像データ処理手段63は、得られたそれぞれの2次元のフーリエスペクトルから発光体23に表示される画像の画素により生じる規則的な周期成分である高周波成分を除去する。
続いて、本実施形態では、逆フーリエ変換処理により得られた画像データに対し、画像データ処理手段63においてデータ処理を行う。このデータ処理は、ギラツキ評価値の算出を行うデータ処理である。
次に、算出されたRGB標準偏差の値からRGBの標準偏差値の平均値を算出する。各RGBの標準偏差値をXR、XG、XBとすると、RGBの標準偏差値の平均値(Y)は以下の式を用いて算出できる。
[数1]
Y=(XR+XG+XB)/3 (式1)
保護フィルム1が発光体23の光出射面上に配置されていない表示装置24において、上記ステップAからステップCを実行し、各画素(ピクセル)のR値、G値、B値、およびR値の標準偏差、G値の標準偏差、B値の標準偏差を算出する。算出されたRGB標準偏差の値からRGBの標準偏差値の平均値を参照値として算出する。各RGBの標準偏差値をXRref、XGref、XBrefとすると、RGBの標準偏差値の平均値である参照値(Yref)は次のとおりである。
[数2]
Yref=(XRref+XGref+XBref)/3 (式2)
ステップCで算出したRGBの標準偏差値の平均値(Y)とステップDで算出したRGBの標準偏差値の平均値の参照値(Yref)とのずれ量をギラツキ指数(S)として算出する。例えば、ギラツキ指数(S)は、次の式に示すようにYとYrefとの差を算出することにより得られる。
[数3]
S=Y―Yref (式3)
したがって、保護フィルム1を有する表示装置24のY値と保護フィルム1を除いた表示装置24のYref値との差分の値が大きいほどギラツキ度合いが大きく、小さいほどギラツキ度合いが小さいという評価値となる。
次に、ステップCから算出されたRGB値の標準偏差を用いてRGB値の標準偏差の差をバラツキ幅(D)として算出する。バラツキ幅は、同一面内においてRGB各画素の発光のばらつき具合を示す指標であるため、バラツキ幅を決定することにより、ギラツキ評価の精度をあげることができる。
具体的には、ステップCにおいて算出されたRGB値の各標準偏差XR、XG、XBのうち最大値をXmax、最小値をXminとする場合、最大値(Xmax)と最小値(Xmin)との差分をバラツキ幅(D)として算出する。例えば、バラツキ幅(D)は次の式を用いて算出することができる。
[数4]
D=Xmax−Xmin (式4)
また、マット剤3の粒子径が小さくなると、発光体23のPPIが大きくなった場合にギラツキが発生しにくい傾向にあるため、マット剤3の平均粒子径は小さいほうがよく、平均粒子径を4μm以下にすることが好ましい。
本実施形態では、凹凸層2は、上述した本実施形態の硬化性組成物を、支持体5上に塗布、乾燥、電離放射線照射することにより硬化させ、これにより形成することができる。
保護フィルム1のへーズ(JIS K7136:2000)は、ギラツキおよび映り込み防止を考慮するとヘーズは大きいほうが好ましいが、保護フィルム1の用途との関係により透明度が必要である場合には、30%以下、好ましくは20%以下である。ヘーズを30%以下にすることにより、画像の視認性低下を防ぐことができる。
つまり、保護フィルム1を使用して、面内が複数の画素で区分された発光体23と、保護フィルム1とを備えた表示装置24を作製できる。
上述した実施形態により、任意のPPIを有する発光体23と保護フィルム1との組み合わせにおいて、ギラツキを防止した表示装置を提供できる。
また、上述した実施形態のギラツキ評価方法を用いることにより定量的にギラツキを評価できるため、観察者の視力や感性に影響されない客観的な評価に基づくギラツキ防止効果を有する表示装置を提供できる。
<保護フィルム1および2>
厚み125μmの透明ポリエステルフィルム(コスモシャインA4350:東洋紡績社)の両方の面に、下記処方の保護フィルム1または2の凹凸層用塗布液を塗布、乾燥、紫外線照射し、厚み3μmの凹凸層を形成し、保護フィルム1および2を得た。
保護フィルムとしてKIMOTO社製KBフィルムG50(基材厚み125μm)を用いた。
保護フィルムとしてKIMOTO社製KBフィルムG90VC(基材厚み125μm)を用いた。
厚み125μmの透明ポリエステルフィルム(コスモシャインA4350:東洋紡績社)の一方の面に、下記処方の保護フィルム5または6の凹凸層用塗布液を塗布、乾燥、紫外線照射し、厚み3μmの凹凸層を形成し、保護フィルム5および6を得た。
透明ポリエステルフィルムの両方の面に保護フィルム6の凹凸層用塗布液を塗布した以外は保護フィルム6と同様の方法で作成した。
保護フィルム1、2、5、6の凹凸層用塗布液の処方を次の表に示す。
保護フィルム1から7を163PPIの発光体(光源LED)の表示画面の上面(発光体の光出射面上)に配置して表示装置とした(実験例1から7)。保護フィルムは凹凸層が表面になるように配置した。なお、後述する参照値(Yref)を取得するために、保護フィルム1〜7を取り除いた表示装置(発光体)を用意した。326PPIの発光体(光源LED)についても同様に表示装置を作製した(実験例10から16)。また、264PPIの発光体(光源LED)についても、保護フィルムとして保護フィルム4および7を用いた以外は同様に表示装置を作製した(実験例8および9)。
上記に説明した保護フィルムを有する表示装置を静置し、表示装置(発光体)内部に設けられている光源を、光量を最大として、表示色を16進数表示で“#FFFFFF”と設定し、白色表示させた。
表示装置の発光面と垂直な位置になるように、表示装置の上部からギラツキ評価装置(池上通信機(株)、カメラ:RTC−21、画素数:QXGA(2048*1536画素)、レンズ:FUJIFILM TF25−DA(25mm))を用いて、保護フィルムを介して表示された画像をカラー撮影した。撮影測定は暗室下で行った。
上述した式1を用いて、算出したR値、G値、B値の標準偏差(XR、XG、XB)からそれらの平均値(Y)を算出した。
・測定距離:測定面からカメラレンズまでの位置が30cm
・測定角度:発光面に対して垂直
上述したギラツキ指数およびバラツキ幅の測定に用いた表示装置の表示画面の全面をグリーン表示にした上で、目視で液晶表示画面の観察を行った。その結果スパークルが僅かに視認できるが支障がなかったものを「○」、スパークルをはっきりと視認でき支障があったものを「×」とした。
表3から5に示す結果からわかるように、ギラツキ指数3.23未満かつバラツキ幅1.15未満の表示装置は目視評価で「○」であった。
したがって、ギラツキ指数を3.0以下かつバラツキ幅を1.1以下となる保護フィルムを用いることにより、任意のPPIを有する表示装置であってもギラツキ防止性に優れた表示装置が提供されることがわかった。
また、実験例1から4と実験例10から13との結果を比較してわかるように、保護フィルム1から4は、163PPIの表示装置では目視評価が「○」であったが、326PPIの表示装置では「×」であった。この結果は、特定のPPIの表示装置でギラツキが防止できても、高精細化が進んだ、高いPPIの表示装置ではギラツキが抑えられないことを示した。したがって、ギラツキ評価は保護フィルムと発光体とを組み合わせて評価することが重要であることがわかった。
Claims (4)
- 面内が複数の画素で区分された発光体と、当該発光体の光出射面上に配置される保護フィルムとを備え、
前記発光体は、面内を区分する画素の密度が300ピクセル/インチ(PPI)以上であり、
前記保護フィルムは、粒子径が0.8μm以上4.0μm以下のマット剤とバインダー樹脂とを含み、表面に平均算術平均粗さRa(JIS B0601:2001)が0.03μm以上、0.30μm以下の凹凸を有する凹凸層を備え、
次のステップA〜Fを含む評価方法で評価したときのギラツキ指数が3.0以下かつバラツキ幅が1.1以下であるものを選出して用いることを特徴とする表示装置:
ステップA:発光体を点灯した状態で撮影手段により保護フィルムを介して発光体を撮影してカラー画像データを得るステップ、
ステップB:ステップAで取得した前記カラー画像データに対しフーリエ変換し、フーリエ変換後のデータから前記画素の配列に相当する周波数成分を除去した後、逆フーリエ変換を施すステップ、
ステップC:ステップBで得た逆フーリエ変換後の画像データの各画素のRBG値の標準偏差値を算出し、その平均値を式1により算出するステップ、
Y=(X R +X G +X B )/3 (式1)
式1中、Yは平均値、X R 、X G 、X B はそれぞれR値、G値及びB値の標準偏差値を表す。
ステップD:前記発光体に前記保護フィルムを配置しないで前記ステップA〜Cを実行し、式2により、RGB値の標準偏差値の平均値を参照値として算出するステップ、
Y ref =(X Rref +X Gref +X Bref )/3 (式2)
式2中、Y ref は参照値、X Rref 、X Gref 、X Bref はそれぞれR値、G値及びB値の標準偏差値を表す。
ステップE:ステップCで算出したRGB値の標準偏差値の平均値とステップDで算出した前記参照値とのずれ量を式3により算出し、このずれ量Sをギラツキ指数として算出するステップ、
S=(Y−Y ref ) (式3)
および、
ステップF:ステップCで算出したRGB値の標準偏差の差を、式4により、バラツキ幅Dとして算出するステップ。
D=X max −X min (式4)
式4中、X max はX R 、X G 、X B の最大値、X min はX R 、X G 、X B の最小値を表す。 - 請求項1に記載の表示装置であって、
前記保護フィルムの凹凸層は、前記マット剤をバインダー樹脂100重量部に対し0.5〜15重量部含有することを特徴とする表示装置。 - 面内が複数の画素で区分された発光体と、保護フィルムとを備えた表示装置を作製する方法であって、
前記発光体の光出射面上に前記保護フィルムを配置するステップと、
次のステップA〜Fを含む評価方法を行うステップと、を含み、
ステップA:発光体を点灯した状態で撮影手段により保護フィルムを介して発光体を撮影してカラー画像データを得るステップ、
ステップB:ステップAで取得した前記カラー画像データに対しフーリエ変換し、フーリエ変換後のデータから前記画素の配列に相当する周波数成分を除去した後、逆フーリエ変換を施すステップ、
ステップC:ステップBで得た逆フーリエ変換後の画像データの各画素のRBG値の標準偏差値を算出し、その平均値を式1により算出するステップ、
Y=(X R +X G +X B )/3 (式1)
式1中、Yは平均値、X R 、X G 、X B はそれぞれR値、G値及びB値の標準偏差値を表す。
ステップD:前記発光体に前記保護フィルムを配置しないで前記ステップA〜Cを実行し、式2により、RGB値の標準偏差値の平均値を参照値として算出するステップ、
Y ref =(X Rref +X Gref +X Bref )/3 (式2)
式2中、Y ref は参照値、X Rref 、X Gref 、X Bref はそれぞれR値、G値及びB値の標準偏差値を表す。
ステップE:ステップCで算出したRBG値の標準偏差値の平均値とステップDで算出した前記参照値とのずれ量を式3により算出し、このずれ量Sをギラツキ指数として算出するステップ、
S=(Y−Y ref ) (式3)、
および
ステップF:ステップCで算出したRGB値の標準偏差の差を、式4により、バラツキ幅Dとして算出するステップ、
D=X max −X min (式4)
式4中、X max はX R 、X G 、X B の最大値、X min はX R 、X G 、X B の最小値を表す。
前記保護フィルムを配置するステップは、前記保護フィルムとして、前記評価方法のステップで評価したときのギラツキ指数が3.0以下かつバラツキ幅が1.1以下である保護フィルムを用いることを特徴とする、表示装置の作製方法。 - 次のステップA〜Fを含む評価方法で評価して、ギラツキ指数が3.0以下かつバラツキ幅が1.1以下である保護フィルムを、面内が複数の画素で区分された発光体を備えた表示装置に用いることを特徴とする保護フィルムの使用方法:
ステップA:発光体を点灯した状態で撮影手段により保護フィルムを介して発光体を撮影してカラー画像データを得るステップ、
ステップB:ステップAで取得した前記カラー画像データに対しフーリエ変換し、フーリエ変換後のデータから前記画素の配列に相当する周波数成分を除去した後、逆フーリエ変換を施すステップ、
ステップC:ステップBで得た逆フーリエ変換後の画像データの各画素のRBG値の標準偏差値を算出し、その平均値を式1により算出するステップ、
Y=(X R +X G +X B )/3 (式1)
式1中、Yは平均値、X R 、X G 、X B はそれぞれR値、G値及びB値の標準偏差値を表す。
ステップD:前記発光体に前記保護フィルムを配置しないで前記ステップA〜Cを実行し、式2により、RGB値の標準偏差値の平均値を参照値として算出するステップ、
Y ref =(X Rref +X Gref +X Bref )/3 (式2)
式2中、Y ref は参照値、X Rref 、X Gref 、X Bref はそれぞれR値、G値及びB値の標準偏差値を表す。
ステップE:ステップCで算出したRBG値の標準偏差値の平均値とステップDで算出した前記参照値とのずれ量を式3により算出し、このずれ量Sをギラツキ指数として算出するステップ、
S=(Y−Y ref ) (式3)、
および
ステップF:ステップCで算出したRGB値の標準偏差の差を、式4により、バラツキ幅Dとして算出するステップ、
D=X max −X min (式4)
式4中、X max はX R 、X G 、X B の最大値、X min はX R 、X G 、X B の最小値を表す。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020160023905A KR102441726B1 (ko) | 2015-03-02 | 2016-02-29 | 표시장치, 그것에 사용되는 보호 필름, 표시장치의 제작방법 및 보호 필름을 사용하는 방법 |
CN201610112947.0A CN105938681B (zh) | 2015-03-02 | 2016-02-29 | 显示装置、用于其的保护膜、显示装置的制作方法、以及使用保护膜的方法 |
TW105106148A TWI676162B (zh) | 2015-03-02 | 2016-03-01 | 顯示裝置、使用彼之保護膜、顯示裝置之製作方法及使用保護膜之方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015039823 | 2015-03-02 | ||
JP2015039823 | 2015-03-02 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016167053A JP2016167053A (ja) | 2016-09-15 |
JP2016167053A5 JP2016167053A5 (ja) | 2019-03-28 |
JP6706088B2 true JP6706088B2 (ja) | 2020-06-03 |
Family
ID=56898526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016026085A Active JP6706088B2 (ja) | 2015-03-02 | 2016-02-15 | 表示装置、それに用いられる保護フィルム、表示装置の作製方法、および保護フィルムを使用する方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6706088B2 (ja) |
KR (1) | KR102441726B1 (ja) |
CN (1) | CN105938681B (ja) |
TW (1) | TWI676162B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6591176B2 (ja) * | 2015-03-02 | 2019-10-16 | 池上通信機株式会社 | 保護フィルムのギラツキ評価値算出方法及び保護フィルムのギラツキ評価値算出装置 |
WO2017110038A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | タッチパネルと、これを用いた表示装置 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4484177B2 (ja) * | 1999-02-19 | 2010-06-16 | 大日本印刷株式会社 | 面ぎらの定量的評価方法及び防眩性フィルムの製造方法 |
JP3766342B2 (ja) * | 2002-03-26 | 2006-04-12 | 富士写真フイルム株式会社 | 防眩フィルムのギラツキ評価装置 |
JP4448350B2 (ja) | 2004-02-18 | 2010-04-07 | 株式会社きもと | ニュートンリング防止シート、およびこれを用いたタッチパネル |
KR100689890B1 (ko) * | 2004-07-22 | 2007-03-08 | 주식회사 쓰리비 시스템 | 플랫패널용 광관련판요소의 결함검출방법 |
JP2007187952A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 防眩フィルム、その製造方法、そのための金型の製造方法、及び表示装置 |
JP2009020288A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Sony Corp | 防眩性フィルムおよびその製造方法、偏光子ならびに表示装置 |
JP2009175041A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Asahi Kasei Corp | 表示画像のギラツキ評価方法 |
JP5163943B2 (ja) * | 2008-02-26 | 2013-03-13 | 住友化学株式会社 | 防眩フィルム、防眩性偏光板および画像表示装置 |
JP2009229391A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Toppan Printing Co Ltd | 防眩フィルムのムラ測定方法、防眩フィルムのムラ測定方法 |
JP5014240B2 (ja) * | 2008-04-28 | 2012-08-29 | 日東電工株式会社 | フラットパネルディスプレイおよびフラットパネルディスプレイ用防眩フィルム |
JP2011017829A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 防眩フィルムおよびその製造方法 |
US9411180B2 (en) * | 2011-02-28 | 2016-08-09 | Corning Incorporated | Apparatus and method for determining sparkle |
JP6498857B2 (ja) * | 2012-03-23 | 2019-04-10 | 株式会社きもと | 表示素子前面用フィルムおよび表面部材付き表示素子 |
JP2014224735A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 旭硝子株式会社 | 透明基体のぎらつきを評価する方法 |
JP6591176B2 (ja) * | 2015-03-02 | 2019-10-16 | 池上通信機株式会社 | 保護フィルムのギラツキ評価値算出方法及び保護フィルムのギラツキ評価値算出装置 |
-
2016
- 2016-02-15 JP JP2016026085A patent/JP6706088B2/ja active Active
- 2016-02-29 CN CN201610112947.0A patent/CN105938681B/zh active Active
- 2016-02-29 KR KR1020160023905A patent/KR102441726B1/ko active IP Right Grant
- 2016-03-01 TW TW105106148A patent/TWI676162B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN105938681A (zh) | 2016-09-14 |
TW201643840A (zh) | 2016-12-16 |
KR20160106504A (ko) | 2016-09-12 |
CN105938681B (zh) | 2020-01-10 |
JP2016167053A (ja) | 2016-09-15 |
KR102441726B1 (ko) | 2022-09-07 |
TWI676162B (zh) | 2019-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5948763B2 (ja) | 防眩性フィルム、偏光板及び画像表示装置 | |
JP7192777B2 (ja) | 防眩フィルム及びそれを用いた表示装置 | |
TWI480570B (zh) | 防眩性硬塗薄膜、使用其之偏光板及影像顯示裝置、以及防眩性硬塗薄膜之製造方法 | |
TWI571651B (zh) | Anti - glare film and display device | |
JP6167480B2 (ja) | 光学フィルム、偏光板、液晶パネルおよび画像表示装置 | |
KR20150106345A (ko) | 터치 패널, 표시 장치 및 광학 시트, 광학 시트의 선별 방법 및 광학 시트의 제조 방법 | |
KR102030210B1 (ko) | 표시소자 전면용 필름 및 표면부재 부착 표시소자 | |
WO2016136871A1 (ja) | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 | |
TW201604574A (zh) | 光學膜及附觸控面板之顯示裝置 | |
TW202204136A (zh) | 防眩膜及影像顯示裝置 | |
JP6488829B2 (ja) | タッチパネル付表示装置及び光学フィルム | |
JP6706088B2 (ja) | 表示装置、それに用いられる保護フィルム、表示装置の作製方法、および保護フィルムを使用する方法 | |
JP6565094B2 (ja) | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 | |
JP6515377B2 (ja) | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 | |
TWI635358B (zh) | Hard coating film and display element with surface member | |
JP2016157387A (ja) | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 | |
JP6330545B2 (ja) | タッチパネル付表示装置及び光学フィルム | |
JP6497126B2 (ja) | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 | |
JP6565096B2 (ja) | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 | |
JP6484847B2 (ja) | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 | |
JP6484846B2 (ja) | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 | |
JP2012018343A (ja) | 防眩性光拡散部材 | |
JP2015172832A (ja) | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190207 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200512 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200515 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6706088 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |