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JP6740654B2 - 光源装置 - Google Patents

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JP6740654B2
JP6740654B2 JP2016055448A JP2016055448A JP6740654B2 JP 6740654 B2 JP6740654 B2 JP 6740654B2 JP 2016055448 A JP2016055448 A JP 2016055448A JP 2016055448 A JP2016055448 A JP 2016055448A JP 6740654 B2 JP6740654 B2 JP 6740654B2
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Description

本発明は、光源を冷却する機能を有する光源装置に関する。
近年、発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)を光源とする光源装置が普及している。このような光源装置では、稼働時に光源が発熱して、性能の低下や耐用年数の低下が生じる虞がある。更に、光源からの光が入射すると入射光と異なる波長の光を発光する蛍光体を用いた光源装置では、この波長変換の間に蛍光体の温度が上昇して、蛍光体の光変換効率が低下する問題も生じる。
このような問題に対処するため、蛍光体を含有した冷媒が、ポンプによって循環水路内を循環し、循環水路に設けられた冷却器によって蛍光体を含有した冷媒が冷却される光源装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2010−197500号
特許文献1に示された光源装置では、循環水路や、循環水路内で冷媒を循環させるためのポンプを要するので、光源装置を小型化することは困難であり、部材点数も増えるので、光源装置の製造コストが上昇する。特に、ポンプを駆動するため、光源装置稼働時のエネルギ消費も増えるという問題が生じる。
従って、本発明の目的は、上記の課題を解決するものであり、駆動源を有さずに光源を効率的に冷却可能で、光源装置稼働時におけるエネルギ消費が少ない光源装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の1つの実施態様に係る光源装置は、基部と、前記基部の上方に設けられた透光部と、を備えた密封筐体と、前記密封筐体の中において前記基部に配置された光源と、前記密封筐体の中に、前記透光部と離間して配置された複数の粒子と、
前記密封筐体の中に封入された冷媒と、を備え、前記複数の粒子の間において、前記冷媒が流動可能な第1微細流路が形成されている。
以上のように、本開示によれば、ポンプなどの駆動源を有さずに光源を効率的に冷却可能で、光源装置稼働時におけるエネルギ消費が少ない光源装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図であって、光源がフリップチップ実装された場合を示す。 本発明の第2の実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図である。 図4Aの断面A−Aから見た断面図である。 密封筐体の内面に設けられた複数の溝の配置を上方から見た模式図であって、矩形の基部を有する直方体形状の密封筐体の場合を示す。 密封筐体の内面に設けられた複数の溝の配置を上方から見た模式図であって、円形の基部を有する円筒形状の密封筐体の場合を示す。 本発明の第5の実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図である。
(本発明の第1の実施形態に係る光源装置)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図であって、光源がフリップチップ実装された場合を示す。
光源装置2は、基部4bと、基部4bの上方に設けられた透光性を有する透光部4aと、基部4b及び透光部4aを繋ぐ側部4cを備えた密封筐体4を有する。密封筐体4の中において、基部4bに光源40が配置されている。図1の断面図で示す密封筐体4は、矩形の形状の基部4bを有する直方体形状の場合(図5A参照)もあり得るし、円形の形状の基部4bを有する円筒形状の場合(図5B参照)もあり得る。本実施形態では、光源40が、密封筐体4のほぼ中央に配置されている。
光源40として、発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)を用いることができるが、これに限られるものではなく、その他の任意の光源を用いることができる。
光源40が、基板及び半導体多層膜を有する場合、図1では、光源40の半導体多層膜側が基部4bに載置されるように実装された所謂フリップチップ実装の例を示す。この場合、光源40は、バンプ44によって、基部4bに配置されたリード42に電気的に接続されている。また、光源40の基板側が基部4bに載置されるように実装されてもよく、この場合、光源40は、ワイヤによって、基部4bに配置されたリード42に電気的に接続されている。なお、以下に示す他の実施形態でも、いずれの実装も用いることができる。
光源40から出射された光は、上方の透光部4aを透過して、密封筐体4の外側へ出力され(上向きの格子柄の矢印参照)、これにより光源装置としての機能を果たす。本実施形態では、密封筐体4において、透光部4a以外の内面、つまり基部4bの内面及び側部4cの内面が光反射性を有している。これにより、光源40から出射された光を効率良く、透光部4a側へ出力することができる。特に、基部4bが反射面になっていると、より効果的に出射光を透光部4a側へ出力することができる。
密封筐体4の中には、更に、透光部4aと離間して配置された複数の粒子8と、密封筐体4の中に封入された冷媒とを備え、複数の粒子8の間において、冷媒が流動可能な第1微細流路6が形成されている。この冷媒が流動可能な第1微細流路6を用いて、発熱した光源40を効果的に冷却可能な冷却機構を実現できる。
第1微細流路6は、粒子8どうしが互いに結合されて形成され、粒子8と粒子8の間の空隙によって形成されている。なお、微細流路とは、毛細管現象が生じる大きさの流路断面を有する流路であり、粒子と粒子の間の空隙で形成される流路だけでなく、複数の溝から形成される流路や、メッシュ状の部材から形成される流路や、毛細管現象が生じるその他の任意の流路が含まれる。微細流路が粒子と粒子の間の空隙で形成される場合には、例えば、粒径が1μm〜1mmの粒子が互いに接触して配置されている場合の粒子及び粒子の間の隙間として規定することができる。また、流路断面を円形断面に換算した場合において、内径1μm〜1mmの流路として規定することもできる。
冷媒とは、密封筐体4内を流動する間において、光源40の発熱等により温度が上昇した領域を通過するときに気化し、密封筐体4の外部へ熱が放出される領域を通過するときに液化(凝縮)する流体である。具体的には、冷媒として、水、特に純水が好ましく、温度条件や密封筐体4内の圧力によっては、アルコールやアンモニアを用いることも考えられる。密封筐体4は、液化した冷媒及び気化した冷媒が外部へ漏れることのないシール構造の筐体である。
本実施形態では、複数の粒子8が透光部4aと離間して配置されているので、第1微細流路6の上方に、気体流動領域28となる空間が設けられている。図1に示すように、第1微細流路6は、密封筐体4の両側の側部4cの近傍から、中央に配置された光源40の近傍まで伸びている。そして、少なくとも第1微細流路6の一端が、光源40に近接または接触している。
本実施形態では、密封筐体4の中央に配置された光源40の温度が上昇したとき、光源40の周囲の冷媒が気化し、その気化熱により、光源40を冷却することができる。そして、気化した冷媒が、自然対流により、気体流動領域28内を中央から側部4cの方へ流動する。流動中に、透光部4aを介して、光源40から奪った熱を密封筐体4の外部へ放出する。これにより、気化した冷媒の温度が徐々に下がり、側部4cの近傍で液化(凝縮)する。自然対流による流動は、冷媒が気化した領域では気圧が上がり、冷媒が液化する領域では気圧が下がるので、この気圧差により、気化した冷媒は気化した領域から液化する領域へ流動する。
液化した冷媒は、複数の粒子8で形成された第1微細流路6によって、再び光源40の近傍へ流動し、これにより冷却サイクルが形成される。このような冷媒の流動サイクルを、図1の矢印で示す。実線の矢印が液化した冷媒の流れを示し、点線の矢印が気化した冷媒の流れを示す。内部に第1微細流路6及び気体流動領域28が形成された密封筐体4が、ヒートパイプとして機能する。
以上のように、本実施形態では、ポンプのような駆動源を用いることなく、冷媒による光源装置40の冷却サイクルを構成することができ、光源40を効率的に冷却可能で、稼働時におけるエネルギ消費が少ない光源装置2を提供することができる。
図1に示すように、第1微細流路6が、光源40の側面を覆っている。これにより、第1微細流路6内を流れた溶媒が光源40の側面から熱を受けて気化し、光源40を効果的に冷却することができる。
また、図1に示すように、第1微細流路6が、光源40の上面も覆っている。これにより、第1微細流路6内を流れた溶媒が光源40の上面からも熱を受けて気化し、光源40を効果的に冷却することができる。
光源40の側面や上面を覆う第1微細流路6を形成する粒子8として、蛍光体の粒子や光拡散材の粒子を用いることができ、また透光性を有する素子や反射性を有する粒子を用いることもできる。
粒子8が蛍光体の粒子の場合には、光源40から出射された光の波長変換を行うことができる。この場合、第1微細流路6が光源40の側面や側面と上面とを覆うことにより、効率的な冷却だけでなく、光源40から出射された光を効率的に波長変換することができる。
粒子8が蛍光体の粒子の場合、第1微細流路6を、粒径が1μm〜50μmの粒子が互いに接触して配置されている場合の粒子及び粒子の間の隙間、または円形断面換算で内径1μm〜50μmの流路として規定することが好ましい。
例えば、光源40が青色光を出射する場合において、青色光が入射すると赤色光を出射する赤色蛍光体の粒子を用いることもできるし、青色光が入射すると緑色光を出射する緑色蛍光体の粒子を用いることもできるし、青色光が入射すると黄色光を出射する黄色蛍光体の粒子を用いることもできる。黄色蛍光体の粒子を用いた場合や黄色蛍光体の粒子と赤色蛍光体の粒子とを用いた場合には、光源40からの光が波長変換されずに透過した青色光と混ざり合って、白色光を出射することもできる。
光源40からの光が蛍光体の粒子に入射したとき、波長変換光を出射するが、このとき、蛍光体の粒子の温度が上昇する可能性がある。蛍光体の粒子の温度が上昇すると、蛍光体の粒子の波長変換効率が低下する可能性がある。本実施形態では、光源40の温度上昇だけでなく、蛍光体の粒子の温度が上昇したとき、蛍光体の粒子の周囲の冷媒が気化し、その気化熱により、蛍光体の粒子を冷却することができる。
この場合も、図1の矢印に示すような冷却サイクルにより、蛍光体の粒子を効果的に冷却することができるので、蛍光体の粒子の波長変換効率の低下を抑制できる。
更に、本実施形態では、密封筐体4の外面の一部に、冷媒を冷却して気体から液体に変化させる冷却部30を備えている。図1に示すように、冷却部30は、側部4cの近傍の領域に配置されている。これにより、密封筐体4の中央で気化した冷媒が自然対流により気体流動領域28を流動して、両端の冷却部30が設けられた領域に達すると、冷却部30により効率的に冷却されて液化(凝縮)する。このとき、蛍光体の粒子8から奪った熱を密封筐体4の外部へ効果的に放出することができる。
以上のように、密封筐体4の外面の一部に冷却部30を備えることにより、光源40を更に効率的に冷却することができる。
特に、第1微細流路6は、冷却部30が配置された領域まで達しているので、冷却部30によって液化した冷媒が第1微細流路6に更に流入し易くなる。これにより、冷却部30が配置された領域から光源40が配置された領域へ、確実に冷媒を流動させることができる。
また、上面視において、冷却部30は、光源40を囲むように配置されている。冷却部30が光源40を囲む配置により、光源40の発熱で気化した冷媒が周囲の冷却部40に流れ、自然対流を促進させることができる。
光源40を囲む態様としては、図1に示すように、光源40を上面側及び側面側から囲むことができる。ただし、これに限られるものではなく、用途や光源装置2の設置条件等に応じて、光源40を上面側からだけ囲むように配置することもできるし、光源40を側面側からだけ囲むように配置することもできる。
なお、図1に示す符号のうち、粒子8は、複数の粒子のうち1つを指し、第1微細流路6は、粒子8どうしが互いに結合されて形成され、粒子8と粒子8の間の空隙によって形成される箇所の全体を指すように示している。
<第1微細流路の形成方法>
第1微細流路6を形成する方法の具体例として、粒子が蛍光体の粒子であるときの一例を説明する。まず、蛍光体の粒子及び酸化物粒子を有機溶剤(例えば、ブチルカルビトールアセテール)及び樹脂(例えば、エチルセルロース、アクリル系樹脂等)に混合してペーストを調製し、このペーストを筐体の内部の流動部が形成される位置に印刷法により塗布する。次に、有機溶剤及び樹脂を除去した後に、焼成を行い、樹脂をほぼ完全に除去する。これにより、蛍光体の粒子の表面に複数の酸化物粒子が付着した状態となり、更にこの蛍光体の粒子と酸化物粒子の表面にコーティング層を形成する。このコーティング層は、無機材料を用いることができる。
樹脂を除去する焼成温度としては、予め光源40を実装した場合には、250〜300℃以下の温度で行うのが好ましい。一方、光源40と第1微細流路6との間に僅かな隙間を有する場合には、第1微細流路6を形成後に、光源40を実装することもできる。この場合には、300℃以上の温度で焼成することができる。
コーティング層としては、Al、SiO等が好ましく、さらには酸化物粒子をこのコーティング層と同じ材料とすることが好ましい。またコーティング層は、原子層堆積法(ALD)、ゾルゲル法、MOCVD(有機金属化学的気相成長)法、PECVD(プラズマCVD)法、CVD法、大気圧プラズマ成膜法、スパッタ法、蒸着法等を利用することができる。
以上により、粒子8と粒子8の間に空隙16を形成することができる。この空隙を用いて微細流路を形成することができるので、確実に液化した冷媒を流動させることができる。
<光源装置を構成する各部材>
以下に、光源装置2を構成する各部材の更に詳細な説明を行う。
[光源40]
光源40として発光ダイオード(LED)を用いる場合には、370〜680nmの範囲内にピーク波長を有するものが好ましく。特に青色370〜500nmの波長域の光を発することが好ましく、420〜500nmの波長域の光を発することが更に好ましい。ただし、光源40として、その他の任意の波長域の発光ダイオードを用いることもできる。その他の種類の光源、例えば半導体レーザダイオード(LD)を用いることもできる。
[密封筐体4]
密封筐体4は、ヒートシンクの筐体として機能するので、熱伝導率が高い方が好ましく、それを考慮すれば、銅、アルミニウム、ステンレススチール等の金属材料を例示できる。ただし、樹脂材料、サファイア、窒化ガリウム、ガラス、セラミック材料等を用いることもできる。透光性を有する透光部4aには、樹脂材料、サファイア、窒化ガリウム、ガラス等を用いる必要がある。
[冷却部30]
冷却部30として、放熱フィン等の放熱部材を用いることも、冷却液等を循環させる冷却装置を用いることも、その他の既知の任意の冷却手段を用いることができる
[蛍光体の粒子]
粒子8に含まれる蛍光体の粒子として、上述のように光源から青色光が入射した場合に、赤色光を出力する赤色蛍光体の粒子、緑色光を出力する緑色蛍光体の粒子、黄色光を出力する黄色蛍光体の粒子を例示することができる。
赤色光を出力する赤色蛍光体の粒子では、約600〜800nmの波長帯域の赤色の蛍光を発生させることが好ましい。具体的な材料の一例としては、(Sr,Ca)AlSiN:Eu、CaAlSiN:Eu、SrAlSiN:Eu、KSiF:Mn等を挙げることができる。
緑色光を出力する蛍光体の粒子では、約500〜560nmの波長帯域の緑色の蛍光を発生させることが好ましい。具体的な材料の一例としては、β−Si6−ZAl8−Z:Eu、LuAl12:Ce、CaMgSi16l2:Eu、BaSi12:Eu、(Sr,Ba,Ca)Si:Eu等を挙げることができる。
黄色光を出力する蛍光体の粒子では、約540〜700nmの波長帯域の黄色〜赤色の蛍光を発生させることが好ましい。材料の一例としては、セリウムで付活されたイットリウム・アルミニウム酸化物系蛍光体をベースとした蛍光体を挙げることができ、更に具体的には、YAlO:Ce、YAl12:Ce(YAG:Ce)やYAl:Ce、更にはこれらの混合物等が挙げられる。イットリウム・アルミニウム酸化物系蛍光体にBa、Sr、Mg、Ca、Znの少なくとも一種が含有されていてもよい。また、Siを含有させることによって、結晶成長の反応を抑制し蛍光体の粒子を揃えることができる。
(本発明の第2の実施形態に係る光源装置)
図2は、本発明の第2の実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図である。図2に示す実施形態と、図1に示す実施形態とを比較すると、図1に示す実施形態では、第1微細流路6が任意の粒子8で形成されているのに対して、図2に示す実施形態では、第1微細流路6が、蛍光体の粒子10で形成された領域と、光拡散材の粒子12で形成された領域とを有する点で異なる。その他の構成については基本的に同一なので、ここでは異なる点についてのみ説明を行い、図1に示す実施形態とほぼ同一の構成についての説明は省略する。なお、図2以降に示す実施形態においても、光源40がフリップチップ実装された場合を例にとって説明する。
図2において、密封筐体4の中央に配置された光源40の近傍領域に蛍光体の粒子10が配置され、その周囲の領域に光拡散材の粒子12が配置されている。蛍光体の粒子10は、光源40を覆うように配置されている。これにより、光源40から出射された光の一部は、光源40の周囲を覆う蛍光体の粒子10により波長変換される。波長変換された光及び波長変換されなかった光源40の波長の光が、図面で上方及び側方に進み、光拡散材の粒子12が配置された領域に入る。そして、光拡散材の粒子12により、光源40から出射された光を拡散させることにより、光の強度を均等化し、光取り出し効率を向上させることができる。
光拡散材の粒子12としては、SiOやTiO、BaSO等の粒子を例示することができるが、これに限られるものではない。
蛍光体の粒子10と蛍光体の粒子10との間の空隙、光拡散材の粒子12と光拡散材の粒子12との間の空隙、及び蛍光体の粒子10と光拡散材の粒子12との間の空隙によって、第1微細流路6が形成されている。蛍光体の粒子10及び光拡散材の粒子12により形成された第1微細流路6によって、冷却部30が配置された領域から光源40が配置された領域へ冷媒を流動可能な第1微細流路が形成される。
図1に示す実施形態と同様に、高温になった光源40及び波長変換で高温になった蛍光体の粒子10の周囲の冷媒が気化し、気化した冷媒が冷却部30の近傍へ流れ、冷却部30による冷却で液化した冷媒は、第1微細流路6によって、再び光源40の近傍領域へ流動し、これにより冷却サイクルが形成される。このような冷媒の流動サイクルを、図2の矢印で示す。実線の矢印が液化した冷媒の流れを示し、点線の矢印が気化した冷媒の流れを示す。
本実施形態では、波長変換に効果的な光源40の近傍領域に蛍光体の粒子10を配置し、波長変換にあまり寄与しない光源40から離れた周囲領域に、光拡散材の粒子12を配置している。これにより、自然対流をより効果的に促進することができるので、より効果的な冷却サイクルを構築することができる。
なお、図2に示す符号のうち、それぞれの粒子(蛍光体の粒子10と光拡散材の粒子12)は、複数の粒子のうち1つを指し、第1微細流路6は、粒子どうしが互いに結合されて形成され、粒子と粒子の間の空隙によって形成される箇所の全体を指すように示している。
(本発明の第3の実施形態に係る光源装置)
図3は、本発明の第3の実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図である。図3に示す実施形態と、図2に示す実施形態とを比較すると、図2に示す実施形態では、蛍光体の粒子10及び光拡散材の粒子12により第1微細流路6が形成されているのに対して、図3に示す実施形態では、上面視において、第1微細流路6を囲むように第3微細流路24を有するメッシュ状の部材26が配置されている点で異なる。その他の構成については基本的に同一なので、ここでは異なる点についてのみ説明を行い、図2に示す実施形態(図1に示す実施形態も同様)とほぼ同一の構成についての説明は省略する。
図3において、密封筐体4の中央に配置された光源40の近傍領域に、蛍光体の粒子10により形成された第1微細流路6が配置され、その周囲に光拡散材の粒子12により形成された第1微細流路6が配置されている。本実施形態では、更に、上面視において、この第1微細流路6を囲むように、メッシュ状の部材26が配置されている。これにより、メッシュ状の部材26は、密閉筐体4の側部4c近傍の領域に配置されることになる。
メッシュ状の部材26は、ヒートシンクのウイックと称する毛細管構造体であり、銅、アルミニウム、ステンレス鋼といった金属材料や、合金材料、または多孔質の非金属材料で形成することができる。これにより、メッシュ状の部材26が第3微細流路24を有することができる。
図3に示すように、メッシュ状の部材26の上方には冷却部30が配置され、冷却部30により液化した冷媒は、メッシュ状の部材26の第3微細流路24に流入し、第3微細流路24内を、密閉筐体4の側部4c側から中央側へ流動し、更に、中央側に隣接した光拡散材の粒子12で形成された第1微細流路6及び蛍光体の粒子10で形成された第1微細流路6内を流れて、光源40の近傍領域に到達する、つまり、メッシュ状の部材26が有する第3微細流路24と、光拡散材の粒子12及び蛍光体の粒子10で形成された第1微細流路6とにより、冷媒を冷却部30の近傍領域から光源40の近傍領域に流動させることができる。
よって、高温になった光源40及び波長変換で高温になった蛍光体の粒子10の周囲の冷媒が気化し、気化した冷媒が冷却部30の近傍へ流れ、冷却部30による冷却で液化した冷媒は、第3微細流路24及び第1微細流路6によって、再び光源40の近傍領域へ流動し、これにより冷却サイクルが形成される。このような冷媒の流動サイクルを、図3の矢印で示す。実線の矢印が液化した冷媒の流れを示し、点線の矢印が気化した冷媒の流れを示す。
光源40から出射された光は、密閉筐体4の側部4cの近傍領域には多くは届かない。特に、図3に示すように、冷却部30が密封筐体4の上面側も覆っている場合には、上方へ光を出力できない。よって、この領域では、蛍光体の粒子や光拡散材の粒子は基本的に不要である。
よって、本実施形態では、蛍光体の粒子や光拡散材の粒子が不要な領域に、メッシュ状の部材26によって第3微細流路24を形成するので、効率的に冷却サイクルを構築することができる。
なお、図3に示す符号のうち、メッシュ状の部材26と第3微細流路24とは別の箇所を指しているが、第3微細流路24は、メッシュ状の部材26に存在する空隙によって形成される箇所の全体を指すように示している。
(本発明の第4の実施形態に係る光源装置)
図4Aは、本発明の第4の実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図であり、図4Bは、図4Aの断面A−Aから見た断面図である。図4A、4Bに示す実施形態と、図2に示す実施形態とを比較すると、図2に示す実施形態では、蛍光体の粒子10及び光拡散材の粒子12により第1微細流路6が形成されているのに対して、図4A、4Bに示す実施形態では、蛍光体の粒子10及び光拡散材の粒子12により形成された第1微細流路6に加えて、密封筐体4の基部4aの内面に、第2微細流路20を形成する複数の溝22が設けられている点で異なる。また、図4A、4Bで示す実施形態では、蛍光体の粒子が、黄色蛍光体の粒子10a及び赤色蛍光体の粒子10bで構成されている。その他の構成については基本的に同一なので、ここでは異なる点についてのみ説明を行い、図2に示す実施形態(図1に示す実施形態も同様)とほぼ同一の構成についての説明は省略する。
図4Aにおいて、第1微細流路6は、光源40の近傍領域に、黄色蛍光体の粒子10a、赤色蛍光体の粒子10b及び光拡散材の粒子12が配置され、その周囲の領域には、光拡散材の粒子12のみが配置されている。
光源40の近傍領域では、光源40に近い側から、光拡散材の粒子12、黄色蛍光体の粒子10a、赤色蛍光体の粒子10bの順に積層されている。これにより、光源40からの光を、光拡散材の粒子12で拡散させて、光強度を均等にして、黄色蛍光体の粒子10a及び赤色蛍光体の粒子10bで波長変換を行って、透光部4aから出力する(上向きの格子柄の矢印参照)。黄色蛍光体の粒子10a及び赤色蛍光体の粒子10bを用いることにより、演色性の高い赤色光を出射することができる。よって、光強度を均等な演色性の高い赤色光源装置2を提供することができる。
本実施形態によれば、光源40の近傍領域に、種類の異なる粒子で形成された複数の層が形成されているので、用途に応じた最適な波長変換光を出射することができる。なお、種類の異なる粒子で形成された単一の層が形成されている場合もありえる。
更に、本実施形態では、密封筐体4の基部4bの内面に、第2微細流路20を形成する複数の溝22が設けられている。図4Aの矢視A−Aの断面図である図4Bには、第2微細流路20を形成する溝22の断面形状を示す。液化した冷媒は、毛細管現象により微細な溝22内を、密閉筐体4の側部4c側から中央の光源40側に流れる。
図5A及び図5Bは、密封筐体4の内面に設けられた複数の溝22の配置を上方から見た模式図であって、図5Aは、矩形の基部4bを有する直方体形状の密封筐体4の場合を示し、図5Bは、円形の基部4bを有する円筒形状の密封筐体4の場合を示す。
図5Aに示す密封筐体4が矩形の基部4bを有する場合には、複数の溝22が、一方の端部から他方の端部へ直線的に延びている。そして、中央領域に光源40が配置されている。一方、図5Bに示す密封筐体4が円形の基部4bを有する場合には、複数の溝22が、円の中心領域から放射状に直線的に延びている。そして、円の中心領域に光源40が配置されている。図5Aは使いやすい点で好ましく、図5Bは放熱しやすい点で好ましい。
以上のように、本実施形態によれば、液化した冷媒が、粒子と粒子の間の空隙によって形成された第1微細流路6の中だけでなく、密封筐体4の基部4bの内面に設けられた複数の溝22によって形成された第2微細流路20の中を流れるので、より多くの冷媒を効果的に流動させることができる。
なお、図4B、図5A及び図5Bに示す符号のうち、溝22は、複数の溝のうち1つを指し、第2微細流路20は、複数の溝22によって形成される箇所の全体を指すように示している。
なお、第1微細流路6及び第2微細流路20だけでなく、図3に示す第3微細流路24も備えた光源装置2も実現可能である。
以上のように、高温になった光源40及び波長変換で高温になった蛍光体の粒子10a、10bの周囲の冷媒が気化し、気化した冷媒が冷却部30の近傍へ流れ、冷却部30による冷却で液化した冷媒は、蛍光体の粒子10a、10b及び光拡散材の粒子12の間の空隙によって形成された第1微細流路、並びに密封筐体4の基部4bの内面に設けられた溝22から形成された第2微細流路によって、再び光源40の近傍領域へ流動し、これにより冷却サイクルが形成される。このような冷媒の流動サイクルを、図4Aの矢印で示す。実線の矢印が液化した冷媒の流れを示し、点線の矢印が気化した冷媒の流れを示す。
(本発明の第5の実施形態に係る光源装置)
図6は、本発明の第5の実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図である。
図6に示す本実施形態と、図1に示す実施形態とを比較すると、図1に示す実施形態では、冷却部30が、密封筐体4の端部または外周部に配置されているのに対して、図6に示す実施形態では、冷却部30が、密封筐体4の中央(中心)部に配置されている点で異なる。その他の構成については基本的に同一なので、ここでは異なる点についてのみ説明を行い、図1に示す実施形態とほぼ同一の構成についての説明は省略する。
図6に示す実施形態では、密閉筐体4の中央(中心)部の外面に冷却部30が設けられ、その両側にそれぞれ光源40が配置されている。各々の光源40は、青色光を出射し、図面右側の光源40に対応して、赤色蛍光体の粒子10bによる第1微細流路6が形成され、図面左側の光源40に対応して、緑色蛍光体の粒子10cによる第1微細流路6が形成されている。
図面右側の領域における冷媒の流れを説明すれば、高温になった光源40及び波長変換で高温になった赤色蛍光体の粒子10bの周囲の冷媒が気化し、気化した冷媒が冷却部30の近傍へ流れ(右から左向き)、冷却部30による冷却で液化した冷媒は、赤色蛍光体の粒子10bの間の空隙によって形成された第1微細流路6によって、再び光源40の近傍領域へ流動し(左から右向き)、これにより冷却サイクルが形成される。
同様に、図面左側の領域における冷媒の流れを説明すれば、高温になった光源40及び波長変換で高温になった緑色蛍光体の粒子10の周囲の冷媒が気化し、気化した冷媒が冷却部30の近傍へ流れ(左から右向き)、冷却部30による冷却で液化した冷媒は、緑色蛍光体の粒子10cの間の空隙によって形成された第1微細流路6によって、再び光源40の近傍領域へ流動し(右から左向き)、これにより冷却サイクルが形成される。
以上のような冷媒の流動サイクルを、図6の矢印で示す。実線の矢印が液化した冷媒の流れを示し、点線の矢印が気化した冷媒の流れを示す。
本実施形態によれば、1つの冷却部30を用いて、複数の光源装置の役割を果たすことができる。また、1つの光源装置において、光源40と光源40の間に冷却部30を有するようにして、3つ以上の光源40を備えることも可能である。例えば、青色光源40及び赤色蛍光体の粒子10bで形成された第1微細流路6を有する領域と、青色光源40及び緑色蛍光体の粒子10cで形成された第1微細流路6を有する領域と、青色光源40及び光拡散材の粒子12で形成された第1微細流路6を有する領域とを備えた光源装置2を例示することができる。この光源装置2の各光源40の出力を調整することによって、任意の色の光を出力することができる。
なお、図6に示す符号のうち、それぞれの粒子(赤色蛍光体の粒子10bと緑色蛍光体の粒子10c)は、複数の粒子のうち1つを指し、第1微細流路6は、粒子どうしが互いに結合されて形成され、粒子と粒子の間の空隙によって形成される箇所の全体を指すように示している。
(本発明の第6の実施形態に係る光源装置)
図7は、本発明の第6の実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図である。図7に示す実施形態と、図1に示す実施形態とを比較すると、図1に示す実施形態では、光源40が密封筐体4の中央に配置され、冷却部30が光源40の両側に配置されているのに対して、図7に示す実施形態では、光源40が密封筐体4の端部に配置され、冷却部30が光源40の片側にだけ配置されている点で異なる。
更に、図1に示す実施形態では、冷却部30及び光源40が水平方向に配置されているのに対して、図7に示す実施形態では、重力方向で上側に冷却部30が配置され、下側に光源40が配置されている点で異なる。その他の構成については基本的に同一なので、ここでは異なる点についてのみ説明を行い、図1に示す実施形態とほぼ同一の構成についての説明は省略する。
図7に示すような配置により、液化した冷媒が上側から下側へ流れるため、第1微細流路6の毛細管力に加えて、重力による流動力が加わるので、より確実に液化した冷媒を流動させることができる。一方、気化した冷媒は、下側から上側へ流れるため、重力が流動を妨げる方向に加わるが、気圧差による自然対流の力の方が大きいので、流動に問題が生じることはない。
本発明の実施の形態、実施の態様を説明したが、開示内容は構成の細部において変化してもよく、実施の形態、実施の態様における要素の組合せや順序の変化等は請求された本発明の範囲および思想を逸脱することなく実現し得るものである。
2 光源装置
4 密封筐体
4a 透光部
4b 基部
4c 側部
6 第1微細流路
8 粒子
10 蛍光体の粒子
10a 黄色蛍光体の粒子
10b 赤色蛍光体の粒子
10c 緑色蛍光体の粒子
12 光拡散材の粒子
16 空隙
18 反射面
20 第2微細流路
22 溝
24 第3微細流路
26 メッシュ状の部材
28 気体流動領域
30 冷却部
40 光源
42 リード
44 バンプ

Claims (8)

  1. 基部と、前記基部の上方に設けられた透光部と、を備えた密封筐体と、
    前記密封筐体の中において前記基部に配置された光源と、
    前記密封筐体の中に、前記透光部と離間して配置された複数の粒子と、
    前記密封筐体の中に封入された冷媒と、
    を備え、
    前記複数の粒子の間において、前記冷媒が流動可能な第1微細流路が形成されており、
    前記複数の粒子は、蛍光体の粒子と光拡散材の粒子とを含み、
    前記蛍光体の粒子は、前記光源の近傍領域に配置されており、
    前記光拡散材の粒子は、前記蛍光体の粒子が配置された領域の周囲の領域に配置されていることを特徴とする光源装置。
  2. 前記第1微細流路は、前記光源の側面を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第1微細流路は、前記光源の上面を覆っていることを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記密封筐体の外面の一部に、前記冷媒を冷却して気体から液体に変化させる冷却部を備えることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の光源装置。
  5. 上面視において、前記冷却部は、前記光源を囲むように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の光源装置。
  6. 前記密封筐体の基部の内面に、第2微細流路を形成する複数の溝が設けられていることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の光源装置。
  7. 前記第1微細流路は、前記光源に近接して形成されており、
    上面視において、前記第1微細流路を囲むように、第3微細流路を有するメッシュ状の部材が配置されていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の光源装置。
  8. 前記密封筐体において、前記透光部以外の内面が光反射性を有することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の光源装置。
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