JP6617305B2 - 流量計測装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態によるガスメータ100の構成例を示す。ガスメータ100は、その内部に流路102を有し、ガスを供給するガス管10aに接続された状態で使用される。ガスメータ100は、ガス管10aと、1以上のガス器具(ガスコンロ、ガスファンヒータ、給湯器など)との間に配置される。図1は、ガスメータ100の流路102の一端が上流側のガス管10aに接続され、流路102の他端が下流側のガス管10bに接続された状態を示しており、ここでは、ガス管10bにガス器具13、14および15が接続されている。
ここで、本発明者らが見出した知見を説明する。上述したように、ガスを遮断するか否かの基準値が最上限値よりも低いレベルに下げられた状態において、ガス消費量の比較的大きなガス器具が稼働し始めることに伴いガス使用量が急激に増加すると、誤遮断が起きる可能性がある。種々のガス器具の中でも、特に、給湯器は、使用開始時に多量のガスを必要とすることが知られている。そのため、給湯器の使用開始に伴うガス流量の急激な増加と、ガス漏れによるガス流量の急激な増大とを判別できると有益である。
2つの条件のうちの1つ目(第1の条件)は、例えば、ガス流量が、判定期間のうちの初期(第1の期間)において急激な増加を示していることである。判定期間のうちの初期である第1の期間は、例えば、2.5〜3秒程度の期間であり得る。第1の期間の長さは、判別を行いたい特定器具の性質に応じて適宜変更され得る。
図2を参照して説明したように、給湯器を使用し始めたときのガス流量は、給湯器の使用開始の直後に急激な増加を示した後に減少するようなパターンを示す。したがって、例えば、判定期間において、計測されるガス流量が所定回数以上の減少を示し、かつ、流量の減少量の合計が所定値以上であることを、第2の条件が満たされていることの条件として採用することができる。
図2に示すように、特定器具の使用が開始されたとき、特定器具の使用開始のごく初期(例えば第1の期間)に、流量の変化のパターンにピークが現れることがある。例えば、給湯器、ガスコンロなどは、このようなピークを示す流量の変化のパターンを有し得る。以下に説明するように、判定期間内かつ流量がピークを示した時刻以降の期間(以下、「第3の期間」と呼ぶ。)における流量に基づいて、第2の判定を行ってもよい。例えば、第3の期間における最大流量を算出し、流量の計測値がその最大流量を下回る回数が所定回数以上であり、かつ、流量の減少量の合計が所定値以上である場合に、第2の条件が満たされていると判定してもよい。
上述の第3期間における平均流量を利用して、第2の判定を行ってもよい。例えば、第3の期間における平均流量と、第3期間における流量の計測値との差の合計が所定値以上である場合に、第2の条件が満たされていると判定してもよい。つまり、平均流量からの、各計測タイミングにおける流量の差の絶対値の合計が所定値以上である場合に、第2の条件が満たされていると判定してもよい。
判定期間において、所定の間隔ごとに得られる流量変化量が所定値以上となる回数を求め、その回数が所定回数以上である場合に、第2の条件が満たされていると判定してもよい。図2を参照して説明したように、給湯器における流量は、給湯器の使用開始直後に急激に増加し、その後、比較的大きな減少を示すような変化を示す。すなわち、給湯器では、複数回、流量が比較的大きな変動を示し得る。そこで、例えばサンプリング間隔における流量差が所定値以上となる回数が所定回数以上である場合に、第2の条件が満たされていると判定してもよい。流量差は、サンプリング間隔で算出されてもよいし、さらに長い間隔で算出されてもよい。なお、所定値以上の流量変化が非連続で現れたときにだけ、その回数をカウントしてもよい。
図6は、ガスメータ100のハードウェア構成の一例を示す。図6に例示する構成において、ガスメータ100は、中央演算回路(CPU)210と、メモリ220と、流量計204と、遮断装置222とを有している。流量計204は、図1に示す流量計測手段104の一例であり、公知の流量計、例えば、超音波流量計であり得る。遮断装置222は、図1に示す遮断手段122の一例であり、公知の遮断装置、例えば、遮断弁を用い得る。
100 ガスメータ
102 流路
104 流量計測手段
105 制御手段
106 計測流量情報記憶手段
108 演算手段
110 流量区分表保持手段
112 差分値変換手段
114 器具判別手段
116 器具特徴抽出手段
118 比較手段
119 器具固有特徴情報保持手段
120 遮断制御手段
122 遮断手段
Claims (10)
- 流路に流れるガスの流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段と、
前記流量計測手段によって計測される流量の変化を算出する演算手段と、
第1および第2の条件が満たされたときに、稼働し始めたガス器具が特定器具であると判定する器具判別手段と、
を備え、
前記器具判別手段は、第1期間および前記第1期間に続く第2期間を含む所定期間のうち、前記第1期間における前記流量の変化が所定のパターンを示している場合に、前記第1の条件が満たされていると判定し、
前記所定期間において前記一定時間間隔の流量が減少を示す回数が所定回数以上であり、かつ、前記一定時間間隔における流量の減少量の合計が所定値以上である場合に、前記第2の条件が満たされていると判定する、流量計測装置。 - 流路に流れるガスの流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段と、
前記流量計測手段によって計測される流量の変化を算出する演算手段と、
第1および第2の条件が満たされたときに、稼働し始めたガス器具が特定器具であると判定する器具判別手段と、
を備え、
前記器具判別手段は、第1期間および前記第1期間に続く第2期間を含む所定期間のうち、前記第1期間における前記流量の変化が所定のパターンを示している場合に、前記第1の条件が満たされていると判定し、
前記所定期間内の期間であって前記流量がピークを示した時刻以降の第3期間において、前記一定時間間隔の流量が前記第3期間における最大流量を下回る回数が所定回数以上であり、かつ、前記一定時間間隔における流量の減少量の合計が所定値以上である場合に、前記第2の条件が満たされていると判定する、流量計測装置。 - 流路に流れるガスの流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段と、
前記流量計測手段によって計測される流量の変化を算出する演算手段と、
第1および第2の条件が満たされたときに、稼働し始めたガス器具が特定器具であると判定する器具判別手段と、
を備え、
前記器具判別手段は、第1期間および前記第1期間に続く第2期間を含む所定期間のうち、前記第1期間における前記流量の変化が所定のパターンを示している場合に、前記第1の条件が満たされていると判定し、
前記所定期間内の期間であって前記流量がピークを示した時刻以降の第3期間における平均流量と前記第3期間における前記一定時間間隔の流量との差の合計が所定値以上である場合に、前記第2の条件が満たされていると判定する、流量計測装置。 - 流路に流れるガスの流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段と、
前記流量計測手段によって計測される流量の変化を算出する演算手段と、
第1および第2の条件が満たされたときに、稼働し始めたガス器具が特定器具であると判定する器具判別手段と、
を備え、
前記器具判別手段は、第1期間および前記第1期間に続く第2期間を含む所定期間のうち、前記第1期間における前記流量の変化が所定のパターンを示している場合に、前記第1の条件が満たされていると判定し、
前記所定期間において所定間隔における流量差に関する所定値以上の変化が非連続で所定回数以上現れた場合に、前記第2の条件が満たされていると判定する、流量計測装置。 - 前記ガス器具が前記特定器具であると判定された場合には、前記ガスを遮断するか否かの基準値を、予め定められた最上限値に書き換える、請求項1から4のいずれかに記載の流量計測装置。
- 前記流路の途中に配置され、前記ガスの供給および遮断を切り替える遮断手段と、
前記流量計測手段によって計測された流量値に基づいて求められる瞬時使用量または流量増加量が基準値を超えたときに前記ガスを遮断するように前記遮断手段を制御する遮断制御手段と、
をさらに備え、
前記ガス器具が前記特定器具であると判定された場合には、前記遮断制御手段および前記遮断手段を停止させる、請求項1から4のいずれかに記載の流量計測装置。 - 前記器具判別手段は、前記第1の条件および前記第2の条件の少なくとも一方が満たされていない場合、前記ガス器具が前記特定器具でないと判定する、請求項1から4のいずれかに記載の流量計測装置。
- 前記器具判別手段は、前記第1の条件が満たされていない場合には、前記第2の条件が満たされているか否かの判定を実行しない、請求項7に記載の流量計測装置。
- 前記ガス器具が前記特定器具でないと判定された場合には、前記ガスを遮断するか否かの基準値を、予め定められた最上限値に書き換えない、請求項7または8に記載の流量計測装置。
- 前記流路の途中に配置され、前記ガスの供給および遮断を切り替える遮断手段と、
前記流量計測手段によって計測された流量値に基づいて求められる瞬時使用量または流量増加量が基準値を超えたときに前記ガスを遮断するように前記遮断手段を制御する遮断制御手段と、
をさらに備える、請求項9に記載の流量計測装置。
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