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JP6611448B2 - 繰出容器 - Google Patents

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JP6611448B2
JP6611448B2 JP2015072803A JP2015072803A JP6611448B2 JP 6611448 B2 JP6611448 B2 JP 6611448B2 JP 2015072803 A JP2015072803 A JP 2015072803A JP 2015072803 A JP2015072803 A JP 2015072803A JP 6611448 B2 JP6611448 B2 JP 6611448B2
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Description

本発明は、繰出容器に関し、とくに、繰り下がりを防止した繰出容器に関するものである。
棒状化粧料などの棒状の内容物を収納する筒状の容器で、容器の一部を把持し、他の一部を回転させることにより、容器の口部より内容物を繰り出し(前進させ)て使用する繰出容器において、回転方向を規制し、内容物の使用中に常に繰り下がり(後進)を防止する繰出容器は知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−24081号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の繰出容器では、回転方向を規制するのにラチェット機構を採用しているが、該ラチェット機構が、内部筒状部2bの外周面には径方向外側に突出する一方の突部5aが設けられ、後端筒部4zの内周面には径方向内側に突出し且つ一方の突部5aに回転方向に係合する他方の突部5bが設けられ、他方の突部5bはその周囲の切欠きによって径方向に弾性変形するラチェット機構を配設している。
ラチェット機構を発揮するためには、突部5aに係合する後端筒部4zに区画された突部5b付近が、回転時に、内外方向に弾性変形しなくてはならず、この弾性変形をさせるためにある程度の内外方向に空間を確保しなくてはならないため、容器全体の径をある程度大きく取らなくてはならず、容器全体の径を細くすることができないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、回転方向を規制し、繰り下がりを防止するとともに、容器全体の径を細くすることができる繰出容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、繰出容器として、繰出容器本体と、繰出容器本体着脱自在に装着される蓋体とからなる繰出容器において、繰出容器本体は、有底筒状の外筒と、外筒内に装着される回転案内筒と、外筒内に挿入され、回転案内筒に回転自在に装着される回転操作筒と、棒状の内容物を保持し、回転操作筒内に回転不能かつ上下動可能に収納されるとともに、回転案内筒内周と螺合する中皿体と、回転案内筒の外周に装着され、回転操作筒の回転を規制する回転規制部材とを備え、外筒は、上端部外周に蓋体下部が装着される蓋装着部を備え、回転案内筒は、内周にねじ突条が螺設され、回転操作筒は、手指等で把持して操作する操作筒と、装着筒とを備え、装着筒の下端には、下向きラチェット歯が配設され、中皿体は、作動筒部を備え、作動筒部の外周には、回転案内筒のねじ突条と螺合するねじ突部が螺設され、回転規制部材は、内周が回転案内筒の外周に嵌合する嵌合筒と、嵌合筒の上端に上向きラチェット歯を有する高さ方向に変形可能なラチェット部が配設され、内容物の使用時に、蓋体を外筒の蓋装着部から外した後、外筒を把持し、回転操作筒を回転させるか、または、回転操作筒を把持し、外筒を回転させることにより、内容物を回転操作筒から繰り出し、内容物の繰り出し方向では、ラチェット部の変形により下向きラチェット歯と上向きラチェット歯の噛み合いが外され、回転を可能とし、繰り下がり方向では、下向きラチェット歯と上向きラチェット歯が噛み合い、回転を阻止することを特徴とする構成を採用する。
回転操作筒と中皿体の実施例として、回転操作筒の装着筒の内周上端には、円周の対角から内方に向かって形成され、内方に直線部を形成する規制板が配設され、規制板以外の装着筒内周面と直線部により上面から見てトラック状楕円形の開口が形成され、中皿体の作動筒部は、円周の対角に形成される円弧部と、円弧部の端部を結ぶ直線部とから断面形状がトラック状楕円形に形成され、それぞれの円弧部の外周に、ねじ突部が螺設され、回転操作筒の開口に挿入されることを特徴とする構成、さらに、回転案内筒の内周の上端から所定の高さ範囲にねじ突条が螺設され、中皿体の作動筒部外周のねじ突部が、下端から一周分程の高さの下端ねじ突部と、下端ねじ突部の上端から回転案内筒のねじ突条の高さ以上の高さ離れた位置から上端付近までのねじ突部とで螺設され、下端ねじ突部とねじ突部との間は、空転空間部が形成されていることを特徴とする構成を採用する。
回転規制部材のラチェット部の実施例として、回転規制部材のラチェット部は、外側から見て左右に離れて嵌合筒の上端面より立設される一対の縦壁と、縦壁の上端部を繋ぐ横壁と、横壁の上面に立設される上向きラチェット歯とからなっており、縦壁および横壁は変形可能な厚さで形成されていることを特徴とする構成、または、回転規制部材のラチェット部は、外側から見て中心より右側に嵌合筒の上端面より立設される縦壁と、縦壁の上端部から中心付近に延びる横壁と、横壁の左端部より湾曲しながら嵌合筒の上端面の外側から見て中心より左側に連設される湾曲壁と、横壁の左側上面に立設される上向きラチェット歯とからなっており、縦壁、横壁および湾曲壁は変形可能な厚さで形成されていることを特徴とする構成、または、回転規制部材のラチェット部は、外側から見て中心より左側に嵌合筒の上端面より立設される縦壁と、縦壁の上端部から右方向に延びる横壁と、横壁の上面に立設される上向きラチェット歯とからなっており、縦壁および横壁は変形可能な厚さで形成されていることを特徴とする構成を採用する。
本発明の繰出容器は、繰出容器本体と、繰出容器本体着脱自在に装着される蓋体とからなる繰出容器において、繰出容器本体は、有底筒状の外筒と、外筒内に装着される回転案内筒と、外筒内に挿入され、回転案内筒に回転自在に装着される回転操作筒と、棒状の内容物を保持し、回転操作筒内に回転不能かつ上下動可能に収納されるとともに、回転案内筒内周と螺合する中皿体と、回転案内筒の外周に装着され、回転操作筒の回転を規制する回転規制部材とを備えることにより、回転方向を規制し、繰り下がりを防止するラチェット機構が、回転操作筒の下端に設けた下向きラチェット歯と、回転案内筒の外周に装着する回転規制部材に設けた上向きのラチェット部との係合による、容器の高さ方向に弾性変形する機構であるため、容器全体の径を細くすることができ、よりスマートな容器にすることができるという効果を奏する。
本発明の繰出容器の断面側面図である。 繰出容器本体の断面側面図である。 (a)は図2のX−X線切断上面図、(b)はY−Y線切断上面図である。 外筒の半断面正面図である。 回転案内筒の半断面正面図である。 回転操作筒の説明図で、(a)は半断面正面図、(b)は下面図、(c)は半断面側面図である。 中皿体の説明図で、(a)は半断面正面図、(b)は下面図、(c)は半断面側面図である。 回転規制部材の説明図で(a)は上面図、(b)は半断面正面図、(c)は半断面側面図である。 回転操作筒と回転規制部材とのラチェット機構を説明する要部拡大図で、(a)は互いのラチェット歯の垂直面当接時、(b)は互いのラチェット歯の傾斜面当接時である。 繰出容器本体の繰り出し時の断面側面図である。 本願発明の回転規制部材の変形実施例1の説明図で、(a)は(b)の上面図、(b)は側面図である。 本願発明の回転規制部材の変形実施例1と回転操作筒とのラチェット機構を説明する要部拡大図で、(a)は互いのラチェット歯の垂直面当接時、(b)は互いのラチェット歯の傾斜面当接時である。 本願発明の回転規制部材の変形実施例2の説明図で、(a)は(b)の上面図、(b)は側面図である。 本願発明の回転規制部材の変形実施例2と回転操作筒とのラチェット機構を説明する要部拡大図で、(a)は互いのラチェット歯の垂直面当接時、(b)は互いのラチェット歯の傾斜面当接時である。
次に、本発明の繰出容器について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは繰出容器本体、Bは繰出容器本体Aに着脱自在に装着される蓋体である。
繰出容器本体Aは、図2、3に示すように、有底筒状の外筒A1と、外筒A1内下部に装着される回転案内筒A2と、外筒A1内上部に挿入され、回転案内筒A2に回転自在に装着される回転操作筒A3と、棒状化粧料を保持し、回転操作筒A3内に回転不能かつ上下動可能に収納されるとともに、回転案内筒A2内周と螺合する中皿体A4と、回転案内筒A2の外周に装着され、回転操作筒A3の回転を規制する回転規制部材A5とを備えている。
外筒A1は、図2、4に示すように、底壁1と底壁1外縁に立設される外周壁2とからなり、外周壁2の上端部外周は縮径され、外周に蓋体B下部が装着される蓋装着部3が形成されている。
外筒A1の内周には、下端部に、回転案内筒A2を回転不能に装着させる内向きローレット部4が周設され、中央部付近に、回転案内筒A2を装着する装着凹部5が配設されている。
回転案内筒A2は、図2、5に示すように、内周の上端部に、上端から高さaの範囲で中皿体A4と螺合する雌ねじ突条10が螺設されている。
回転案内筒A2の外周には、上部に回転操作筒A3を回転自在に装着させる係合突部11が突設され、中央部付近に回転規制部材A5を装着させる装着段部12が形成され、装着段部12の下部に外筒A1の装着凹部5に嵌合する装着突部13が突設され、下端部に外筒A1の内向きローレット部4に嵌合する下部ローレット部14が周設されている。
装着段部12の外周には、回転規制部材A5を回転不能に嵌合させる上部ローレット部15が周設されている。
回転操作筒A3は、図2、3、6に示すように、手指等で把持して操作する操作筒20と、操作筒20の下端に垂設され、回転案内筒A2の外周上部に回転自在に装着される装着筒21を備えており、装着筒21の下端には、回転規制部材A5と係合して回転を規制される下向きラチェット歯22が複数(図では、円周に36°間隔で10カ所)配設されている。
装着筒21の内周上端には、円周の対角から内方に向かって形成され、内方に直線部23aを形成する一対の規制板23が配設されており、規制板23以外の装着筒21内周面と直線部23aにより上面から見てトラック状楕円形の開口24が形成されている。
装着筒21の内周下部には、回転案内筒A2の係合突部11と回転自在に嵌合する係合凹部25が凹設されている。
それぞれの下向きラチェット歯22は、外側から見て左側に装着筒21下端から端部まで右下に傾斜する傾斜面22a、右側に垂直面22bが形成されている。
中皿体A4は、図2、3、7に示すように、回転操作筒A3の操作筒20内で上下する外周壁30と、外周壁30の下端に連設される底壁31と、底壁31の下面に垂設され、回転案内筒A2内方に挿入されるとともに雌ねじ突条10と螺合し、中皿体A4を回転案内筒A2に対して上下させる作動筒部32とからなっている。
外周壁30内周と底壁31上面により棒状化粧料の下部が装着され保持されるようになっている。
作動筒部32は、円周の対角に形成される一対の円弧部33と、それぞれの円弧部33の端部結ぶ直線部34とからなり、断面形状がトラック状楕円形に形成されており、それぞれの円弧部33の外周には、回転案内筒A2の雌ねじ突条10と螺合する、下端から一周分程の高さの下端雄ねじ突部35と、下端雄ねじ突部35の上端から雌ねじ突条10の高さa以上の高さb離れた位置から上端付近までの雄ねじ突部36とが螺設されている。
また、円弧部33の外周の下端雄ねじ突部35と雄ねじ突部36との間には、高さbの空転空間部37が形成されている。
作動筒部32または回転操作筒A3の装着筒21の開口24は、作動筒部32の雄ねじ突部36と下端雄ねじ突部35および直線部34の外周が、繰出容器本体A組み立て時に、回転操作筒A3の装着筒21の開口24内に、挿入され、中皿体A4と回転操作筒A3が互いに回転不能に上下動するように形成されている。
回転規制部材A5は、図2、3(b)、8に示すように、内周が回転案内筒A2の装着段部12に嵌合する嵌合筒40と、嵌合筒40の上端から円周の対角に立設される一対のラチェット部41とからなっている。
嵌合筒40は下端面が装着段部12の上面に当接し、内周には、装着段部12の上部ローレット部15に嵌合する内向きローレット部42が周設されている。
ラチェット部41は、外側から見て左右にある程度の距離を取って嵌合筒40の上端面から立設される一対の縦壁43と、縦壁43の上端部を繋ぐ横壁44と、横壁44の上面に立設される上向きラチェット歯45とからなっており、縦壁43および横壁44は変形可能な厚さで形成されている。
上向きラチェット歯45は、外側から見て左側に垂直面45a、右側に端部から横壁44上面まで右下に傾斜する傾斜面45bが形成されている。
蓋体Bは、図1に示すように、上壁50と上壁50の外縁に垂設される外周壁51とからなり、外周壁51の内周下端部は、外筒A1の蓋装着部3外周に装着される装着部52が形成されている。
次に、本実施形態の使用態様と作用効果について図面を参照しながら説明する。
繰出容器本体Aを組み立てるには、まず、回転案内筒A2の上方から回転規制部材A5を挿入し、互いに回転不能に装着した後、外筒A1内に組上がった回転案内筒A2を挿入し、外筒A1の内向きローレット部4と回転案内筒A2の下部ローレット部14を嵌合させるとともに装着凹部 5と装着突部13とを嵌合させることで、外筒A1内に回転規制部材A5を装着させた回転案内筒A2を回転不能に装着させる。
また、回転操作筒A3の上方から棒状化粧料を装着した中皿体A4を挿入する。
その際、中皿体A4の作動筒部32の断面形状と回転操作筒A3の開口24の形状が一致し、中皿体A4と回転操作筒A3が一緒に回転するようになる。
次に、回転操作筒A3に挿入された中皿体A4の作動筒部32の下端部を回転案内筒A2の上方から挿入し、回転操作筒A3に挿入された中皿体A4に対して回転案内筒A2を上から見て右回転させながら螺合させていく。
その際、まず、作動筒部32の対角の円弧部33に設けた下端雄ねじ突部35に回転案内筒A2の雌ねじ突条10が螺合し、回転案内筒A2が回転しながら中皿体A4に対して上昇していく。
回転案内筒A2が、回転しながら中皿体A4に対して高さa上昇すると、回転案内筒A2の雌ねじ突条10と作動筒部32の下端雄ねじ突部35との螺合が外れ、雌ねじ突条10は作動筒部32の円弧部33の空転空間部37に位置し、抵抗が無くなる。
さらに、中皿体A4に対して回転案内筒A2を回転させながら上昇させていくと、今度は、雌ねじ突条10が円弧部33に設けた雄ねじ突部36に螺合し、回転とともに回転案内筒A2が中皿体A4に対して螺合しながら上昇していく。
回転とともに回転案内筒A2が上昇していくと、回転案内筒A2の外周上部が、回転操作筒A3の装着筒21の内周に挿入されていく。
最後は、回転案内筒A2の外周上部の係合突部11が回転操作筒A3の装着筒21内周の係合凹部25と嵌合するとともに、図9(a)に示すように、回転案内筒A2に回転不能に装着した回転規制部材A5の一対設けたラチェット部41の上向きラチェット歯45の垂直面45aが、回転操作筒A3の装着筒21下端に設けたいずれかの下向きラチェット歯22の垂直面22bに当接し、回転案内筒A2の回転操作筒A3と中皿体A4に対する回転が止められ、螺合による上昇も止められ、繰出容器本体Aが組み上がる。
その際、図2に示すように、中皿体A4の外周壁30および底壁31が回転操作筒A3の操作筒20の内周下端部付近にあるとともに、回転案内筒A2の雌ねじ突条10が中皿体A4の作動筒部32の雄ねじ突部36の上端部付近にある位置で止められている。
組み上がった繰出容器本体Aの外筒A1に蓋体Bを装着することで、閉蓋される。
棒状化粧料を使用する際には、蓋体Bを繰出容器本体Aから外した後、回転操作筒A3を手指等で把持して固定し、外筒A1を回転操作筒A3に対して上から見て左回転させる(もちろん、外筒A1を固定し、回転操作筒A3を回転させてもよい)。
外筒A1を回転操作筒A3に対して上から見て左回転させると、外筒A1に回転不能に装着された回転案内筒A2および回転案内筒A2に回転不能に装着された回転規制部材A5も一緒に回転する。
回転規制部材A5が回転操作筒A3に対して上から見て左回転することにより、図9(b)に示すように、回転規制部材A5の一対設けたラチェット部41の上向きラチェット歯45の傾斜面45bが回転操作筒A3の装着筒21下端に設けたいずれかの下向きラチェット歯22の傾斜面22aに当接していき、下方に押し下げ、その力により、ラチェット部41の変形可能な縦壁43および横壁44が変形し、当接した下向きラチェット歯22に対して上向きラチェット歯45自体が下方に押し下げられる。
さらに回転させると、図9(a)に示すように、上向きラチェット歯45が下向きラチェット歯22を乗り越え、当接が外され、縦壁43および横壁44の変形が解かれ、上向きラチェット歯45自体が元の高さに戻る。
下向きラチェット歯22と当接してラチェット部41が変形して、上向きラチェット歯45が上下動するので、回転規制部材A5が回転操作筒A3に対して上から見て左回転するたびに使用者にクリック感を与えることができる。
また、回転案内筒A2を上から見て左回転させることで、回転案内筒A2の雌ねじ突条10と、回転操作筒A3とともに回転しない中皿体A4の作動筒部32の雄ねじ突部36との螺合により、中皿体A4が回転操作筒A3内で上昇していく。
外筒A1の上から見て左回転を操作することにより、中皿体A4が回転操作筒A3に対して上昇し、棒状化粧料を回転操作筒A3の操作筒20から任意の高さ外に繰り出し、外筒A1の上から見て左回転を止め、棒状化粧料を使用することができる。
使用後、蓋体Bを外筒A1に装着し、閉蓋することで繰出容器本体A内が密封されるので、棒状化粧料の乾燥などを防ぎ、繰り返し開閉蓋をして使用することができる。
また、棒状化粧料使用後、棒状化粧料を回転操作筒A3の操作筒20内に戻すために、外筒A1を回転操作筒A3に対して上から見て右回転しようとしても、図9(a)に示すように、回転規制部材A5のラチェット部41の上向きラチェット歯45の垂直面45aが回転操作筒A3の装着筒21下端のいずれかの下向きラチェット歯22の垂直面22bに当接し、回転が阻止されるので、螺合による中皿体A4の下降が止められ、棒状化粧料を回転操作筒A3の操作筒20内に戻すことを防止している。
棒状化粧料の繰り出し操作を繰り返して中皿体A4が回転操作筒A3および回転案内筒A2に対してさらに上昇すると、最終的に図10に示すように、回転案内筒A2の雌ねじ突条10と中皿体A4の作動筒部32の雄ねじ突部36との螺合が外れ、雌ねじ突条10が作動筒部32の空転空間部37に入り、さらに外筒A1が上から見て左回転しても、回転案内筒A2の雌ねじ突条10が作動筒部32に対して空転し、中皿体A4がそれ以上上昇しなくなる。
空転空間部37の高さbが、雌ねじ突条10の高さaに対して大きく取ってあるため、回転案内筒A2が上から見て左回転しても、雌ねじ突条10の下端部が作動筒部32の下端雄ねじ突部35に螺合することなく、回転案内筒A2の雌ねじ突条10が空転し続けるので、中皿体A4がそれ以上上昇せず、中皿体A4が回転案内筒A2および回転操作筒A3内から外れてしまうことを防止できる。
本発明の繰出容器本体Aは、外筒A1の回転方向を規制するとともに、回転に対してクリック感を発生することができるラチェット機構が、回転操作筒A3の下端に設けた下向きラチェット歯22と、回転案内筒A2の外周に装着する回転規制部材A5に設けた上向きのラチェット部41との係合による、容器の高さ方向に弾性変形する機構であるため、従来の容器の径方向に弾性変形するラチェット機構の容器に比べ、容器全体の径を細くすることができ、よりスマートな容器にすることができるという効果を奏する。
次に、上記実施形態の回転規制部材A5に設けたラチェット部の構成を変更した変形実施例1について説明する。
図11に示すように、回転規制部材A5aは、内周が回転案内筒A2の装着段部12に嵌合する嵌合筒40と、嵌合筒40の上端より円周の対角に立設される一対のラチェット部60とからなっている。
ラチェット部60は、外側から見て中心より右側に嵌合筒40の上端面より立設される縦壁61と、縦壁61の上端部から中心付近に延びる横壁62と、横壁62の左端部より湾曲しながら嵌合筒40の上端面の外側から見て中心より左側に連設される湾曲壁63と、横壁62の左側上面に立設される上向きラチェット歯45とからなっており、縦壁61、横壁62および湾曲壁63は変形可能な厚さで形成されている。
変形実施例1のラチェット部60は、回転規制部材A5aが回転操作筒A3に対して上から見て右回転した際には、図12(a)に示すように、装着筒21の下向きラチェット歯22の垂直面22bが、上向きラチェット歯45の垂直面45aに当接し、回転が止められ、上から見て左回転した際には、図12(b)に示すように、ラチェット部60の上向きラチェット歯45の傾斜面45bが回転操作筒A3の装着筒21下端に設けたいずれかの下向きラチェット歯22の傾斜面22aに当接し、下方に押し下げ、その力により、特に、湾曲壁63に力が掛かり、変形し、当接した下向きラチェット歯22に対して上向きラチェット歯45自体が下方に押し下げられる。
さらに上から見て左回転させると、図12(a)に示すように、上向きラチェット歯45が下向きラチェット歯22を乗り越え、当接が外され、特に湾曲壁63の変形が解かれ、上向きラチェット歯45自体が元の高さに戻され、使用者にクリック感を与えることができる。
変形実施例1のラチェット部60は、上記実施形態のラチェット部41に比べ、変形の際に湾曲壁63に集中して力が掛かるので、より軽い力で変形させることができる。
さらに、上記実施形態の回転規制部材A5に設けた上向きのラチェット部41の構成を変更した変形実施例2について説明する。
図13に示すように、回転規制部材A5bは、内周が回転案内筒A2の装着段部12に嵌合する嵌合筒40と、嵌合筒40の上端より円周の対角に立設される一対のラチェット部65とからなっている。
ラチェット部65は、外側から見て中心より左側に嵌合筒40の上端面より立設される縦壁66と、縦壁66の上端部から右方向に延びる横壁67と、横壁67の外側から見て中心付近の上面に立設される上向きラチェット歯45とからなっており、縦壁66、横壁67は変形可能な厚さで形成されている。
変形実施例2のラチェット部65は、回転規制部材A5bが回転操作筒A3に対して上から見て右回転した際には、図14(a)に示すように、装着筒21の下向きラチェット歯22の垂直面22bが、上向きラチェット歯45の垂直面45aに当接し、回転が止められ、上から見て左回転した際には、図14(b)に示すように、ラチェット部65の上向きラチェット歯45の傾斜面45bが回転操作筒A3の装着筒21下端に設けたいずれかの下向きラチェット歯22の傾斜面22aに当接し、下方に押し下げ、その力により、特に、縦壁66と横壁67の接合部付近に力が掛かり、接合部付近が変形し、横壁67を右下に傾け、当接した下向きラチェット歯22に対して上向きラチェット歯45自体が下方に押し下げられる。
さらに上から見て左回転させると、図14(a)に示すように、上向きラチェット歯45が下向きラチェット歯22を乗り越え、当接が外され、特に縦壁66と横壁67の接合部付近の変形が解かれ、上向きラチェット歯45自体が元の高さに戻され、使用者にクリック感を与えることができる。
変形実施例2のラチェット部65は、上記実施形態のラチェット部41に比べ、変形の際に縦壁66と横壁67の接合部付近に力が掛かり、横壁67を右下に傾けるように接合部付近を変形させるので、より軽い力で変形させることができる。
上記実施形態および各変形実施例では、回転規制部材の嵌合筒40の上端よりラチェット部を円周の対角に一対立設しているが、ラチェット部に設けた上向きラチェット歯45が回転操作筒A3の下端に設けた下向きラチェット歯22と当接して外筒A1の回転方向を規制するとともに、回転に対してクリック感を発生することができればいいので、回転規制部材の嵌合筒40の上端に立設するラチェット部の数は回転操作筒A3の下端に設けた下向きラチェット歯22の数、範囲に合わせて、一つ以上配設すればよい。
また、ラチェット部の形状も変形してラチェット部に設けた上向きラチェット歯45を上下動させることができればいいので、変形可能な縦壁および横壁の形状はどの様な形状でもよく、ラチェット部の形状および数は、上記実施形態および各変形実施例の形態および数に限定されない。
本実施形態の繰出容器は、棒状化粧料などを繰り出すことができるとともに、繰り出した棒状化粧料を再度繰出容器本体内に戻すこと防止することができる繰出容器として、また、容器全体の径をより細くすることができる繰出容器として好適に利用できる。
A 繰出容器本体
A1 外筒
A2 回転案内筒
A3 回転操作筒
A4 中皿体
A5、A5a、A5b 回転規制部材
B 蓋体
a、b 高さ
1、31 底壁
2、30、51 外周壁
3 蓋装着部
4 内向きローレット部
5 装着凹部
10 雌ねじ突条
11 係合突部
12 装着段部
13 装着突部
14 下部ローレット部
15 上部ローレット部
20 操作筒
21 装着筒
22 下向きラチェット歯
22a、45b 傾斜面
22b、45a 垂直面
23 規制板
23a、34 直線部
24 開口
25 係合凹部
32 作動筒部
33 円弧部
35 下端雄ねじ突部
36 雄ねじ突部
37 空転空間部
40 嵌合筒
41、60、65 ラチェット部
42 内向きローレット部
43、61、66 縦壁
44、62、67 横壁
45 上向きラチェット歯
50 上壁
52 装着部
63 湾曲壁

Claims (6)

  1. 繰出容器本体と、繰出容器本体着脱自在に装着される蓋体とからなる繰出容器において、
    繰出容器本体は、有底筒状の外筒と、外筒内に装着される回転案内筒と、外筒内に挿入され、回転案内筒に回転自在に装着される回転操作筒と、棒状の内容物を保持し、回転操作筒内に回転不能かつ上下動可能に収納されるとともに、回転案内筒内周と螺合する中皿体と、回転案内筒の外周に装着され、回転操作筒の回転を規制する回転規制部材とを備え、
    外筒は、上端部外周に蓋体下部が装着される蓋装着部を備え、
    回転案内筒は、内周にねじ突条が螺設され、
    回転操作筒は、手指等で把持して操作する操作筒と、装着筒とを備え、
    装着筒の下端には、下向きラチェット歯が配設され、
    中皿体は、作動筒部を備え、
    作動筒部の外周には、回転案内筒のねじ突条と螺合するねじ突部が螺設され、
    回転規制部材は、内周が回転案内筒の外周に嵌合する嵌合筒と、嵌合筒の上端に上向きラチェット歯を有する高さ方向に変形可能なラチェット部が配設され、
    内容物の使用時に、蓋体を外筒の蓋装着部から外した後、外筒を把持し、回転操作筒を回転させるか、または、回転操作筒を把持し、外筒を回転させることにより、内容物を回転操作筒から繰り出し、
    内容物の繰り出し方向では、ラチェット部の変形により下向きラチェット歯と上向きラチェット歯の噛み合いが外され、回転を可能とし、繰り下がり方向では、下向きラチェット歯と上向きラチェット歯が噛み合い、回転を阻止することを特徴とする繰出容器。
  2. 回転操作筒の装着筒の内周上端には、円周の対角から内方に向かって形成され、内方に直線部を形成する規制板が配設され、規制板以外の装着筒内周面と直線部により上面から見てトラック状楕円形の開口が形成され、
    中皿体の作動筒部は、円周の対角に形成される円弧部と、円弧部の端部を結ぶ直線部とから断面形状がトラック状楕円形に形成され、それぞれの円弧部の外周に、ねじ突部が螺設され、回転操作筒の開口に挿入されることを特徴とする請求項1記載の繰出容器。
  3. 回転案内筒の内周の上端から所定の高さ範囲にねじ突条が螺設され、
    中皿体の作動筒部外周のねじ突部が、下端から一周分程の高さの下端ねじ突部と、下端ねじ突部の上端から回転案内筒のねじ突条の高さ以上の高さ離れた位置から上端付近までのねじ突部とで螺設され、下端ねじ突部とねじ突部との間は、空転空間部が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の繰出容器。
  4. 回転規制部材のラチェット部は、外側から見て左右に離れて嵌合筒の上端面より立設される一対の縦壁と、縦壁の上端部を繋ぐ横壁と、横壁の上面に立設される上向きラチェット歯とからなっており、縦壁および横壁は変形可能な厚さで形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の繰出容器。
  5. 回転規制部材のラチェット部は、外側から見て中心より右側に嵌合筒の上端面より立設される縦壁と、縦壁の上端部から中心付近に延びる横壁と、横壁の左端部より湾曲しながら嵌合筒の上端面の外側から見て中心より左側に連設される湾曲壁と、横壁の左側上面に立設される上向きラチェット歯とからなっており、縦壁、横壁および湾曲壁は変形可能な厚さで形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の繰出容器。
  6. 回転規制部材のラチェット部は、外側から見て中心より左側に嵌合筒の上端面より立設される縦壁と、縦壁の上端部から右方向に延びる横壁と、横壁の上面に立設される上向きラチェット歯とからなっており、縦壁および横壁は変形可能な厚さで形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の繰出容器。
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