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JPH06191568A - 瞬時後退機構付き繰り出し容器 - Google Patents

瞬時後退機構付き繰り出し容器

Info

Publication number
JPH06191568A
JPH06191568A JP31769092A JP31769092A JPH06191568A JP H06191568 A JPH06191568 A JP H06191568A JP 31769092 A JP31769092 A JP 31769092A JP 31769092 A JP31769092 A JP 31769092A JP H06191568 A JPH06191568 A JP H06191568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
container
container body
tip
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31769092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kesao Masuyama
今朝男 益山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aishin Industrial Corp
Original Assignee
Aishin Industrial Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aishin Industrial Corp filed Critical Aishin Industrial Corp
Priority to JP31769092A priority Critical patent/JPH06191568A/ja
Publication of JPH06191568A publication Critical patent/JPH06191568A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常の回転操作をする操作部のみにより、瞬
時後退機構を作動させ、より操作性を改善する。 【構成】 収納物をネジ機構により押し出す棒体18を
回転させるにあたり、棒体側面20に回転止めバネ24
を当てる。この回転止めバネ24を、ラッチェット歯2
8,30により、逆転時のみに、引き離し部材26で棒
体18から引き離し、後退バネ31で棒体18を回転さ
せ後退させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として口紅、アイブ
ロウペンシル等の化粧品に用いられる繰り出し容器、特
に繰り出した後、簡単な操作で瞬時に繰り出した口紅等
を瞬時に後退させることのできる瞬時後退機構付き繰り
出し容器に関する。
【0002】
【従来の技術】繰り出し容器は、通常、容器本体に設け
られ、手動操作により相互間に回転させられる前操作部
及び後操作部と、容器本体内に設けられ、前記両操作部
の一とネジ結合し、他と回動不能、直動可能に結合し、
先端に口紅等の収納物を保持して、両操作部間の回転操
作により、容器本体の先端方向へ押し出され、収納物を
容器本体先端から繰り出す棒体とからなる。
【0003】この繰り出し容器では、口紅等を使用する
とき、両操作部を互いに回転させて口紅等を容器本体か
ら突出させ、口紅等を使用し終って収納するとき、再び
両操作部を互いに回転させなければならず、取り扱いが
面倒である。
【0004】そこで、バネを用いて瞬時に後退させるよ
うにする瞬時後退機構を設けた容器が案出されている
(実開昭59−148712号公報参照)。
【0005】しかし、この容器は、後退専用の操作部を
設けて、この操作により後退をさせるので、操作性が未
だ十分良好とはいえないものである。
【0006】また、この容器は、瞬時後退機構により後
退させると口紅等は最奥部にまで後退する。このため、
口紅等を多く消費したときには、次に使用する際、多量
に繰り出さなければならず、この瞬時後退機構を用いる
ことにより、逆に、回転操作を多く必要とすることにな
り、取り扱いがより面倒になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、通常の回転操作をする操作部のみにより、瞬時後退
機構を作動させ、より操作性の優れた瞬時後退機構付き
繰り出し容器を得ることである。
【0008】また、本願発明の他の目的は、収納に必要
な量だけ瞬時に後退させ、次回の使用時にはわずかの操
作で口紅等を突出させることのできる瞬時後退機構付き
繰り出し容器を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、容器本
体に設けられ、手動操作により相互間に回転させられる
前操作部及び後操作部と、容器本体内に設けられ、前記
両操作部の一とネジ結合し、他と回動不能、直動可能に
結合し、先端に口紅等の収納物を保持して、両操作部間
の回転操作により、容器本体の先端方向へ押し出され、
収納物を容器本体先端から繰り出す棒体とからなる繰り
出し容器において、容器本体と棒体との間に設けられ、
棒体を容器本体後部方向に付勢する後退バネと、棒体と
回動不能に結合する操作部に設けられ、棒体の側面に接
し、棒体との相互回転を防止する回転止めバネと、棒体
とネジ結合する操作部にラチェット結合し、操作部の棒
体を突出させる方向の正回転に対して空転し、逆回転に
より回転させられ、前記回転止めバネを変形させて棒体
から引き離し、棒体を後退バネにより後退させる引き離
し部材とを有することを特徴とする瞬時後退機構付き繰
り出し容器である。
【0010】本発明の第2は、容器本体に設けられ、手
動操作により相互間に回転させられる前操作部及び後操
作部と、容器本体内に設けられ、前記両操作部の一とネ
ジ結合し、他と回動不能、直動可能に結合し、先端に口
紅等の収納物を保持して、両操作部間の回転操作によ
り、容器本体の先端方向へ押し出され、収納物を容器本
体先端から繰り出す棒体とからなる繰り出し容器におい
て、容器本体と棒体との間に設けられ、棒体を容器本体
後部方向に付勢する後退バネと、棒体と回動不能に結合
する操作部に設けられ、棒体の側面に接し、棒体との相
互回転を防止する回転止めバネと、両操作部間に設けら
れ、これらの間隔を可変とする隙間と、両操作部間を離
隔又は近接させるよう付勢する間隔バネと、この間隔バ
ネに抗して両操作部を近接又は離隔させる操作により、
前記回転止めバネを変形させて棒体から引き離し、棒体
を後退バネにより後退させる引き離し部材とを有するこ
とを特徴とする瞬時後退機構付き繰り出し容器である。
【0011】本発明の第3は、容器本体に設けられ、手
動操作により相互間に回転させられる前操作部及び後操
作部と、容器本体内に設けられ、前記両操作部の一とネ
ジ結合し、他と回動不能、直動可能に結合し、先端に口
紅等の収納物を保持して、両操作部間の回転操作によ
り、容器本体の先端方向へ押し出され、収納物を容器本
体先端から繰り出す棒体と、この棒体を瞬時に後退させ
る瞬時後退機構とからなる瞬時後退機構付き繰り出し容
器において、棒体及び容器本体にそれぞれ係合部を設
け、これらの係合部のうち一が他を前後から囲む形状と
し、かつ容器本体の係合部を容器本体に摩擦力により保
持させ、棒体が瞬時後退機構により後退したとき、両係
合部の係合により、後退量が制限され、かつ棒体を押し
出して両係合部を係合させた後、さらに押し出すことに
より、容器本体の係合部が容器本体との間で滑って移動
し得るようにした瞬時後退機構付き繰り出し容器であ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明を、図示する実施例について、
具体的に説明する。
【0013】図1、2は、瞬時後退機構付き繰り出し容
器10を示し、これは本発明の第1及び第3を示す実施
例である。
【0014】この容器10は、容器本体11とキャップ
12とからなる。
【0015】前操作部13は、略カップ状であり、容器
本体11の前部外面を構成する。後操作部14は、略カ
ップ状であり、容器本体11の後部外面を構成する。前
操作部13は、後操作部14の口端内周に、止めリング
15により回転可能に取付けられている。
【0016】雌ネジ部材16は、略逆カップ状であり、
底部中央には雌ネジを有する孔17が形成され、後操作
部14の内部に圧入されて固着されている。
【0017】棒体18は、丸棒体外周に左ネジよりなる
雄ネジ19を形成し、さらに2側面20,20を平面状
に除去して断面小判型に形成してなり、容器本体11内
に長く延びている。この棒体18は、孔17を貫通し
て、雄ネジ19がこの孔17に螺合している。前操作部
13の底部中央には、孔21が形成され、棒体18はこ
の孔21に触れることなく貫通している。棒体18の前
端は、前操作部13内に位置し、ここに中皿22が取付
けられ、この中皿22に口紅等の収納物23が取付けら
れる。
【0018】回転止めバネ24は、前操作部13の底部
後面に設けられ、弾性を有する線材をU字状に曲げ、そ
の中央部及び両先端の外側を保持片25,…で保持して
なり、棒体18の側面20,20に接して、前操作部1
3と棒体18との相互回転を防止することができる。
【0019】引き離し部材26は、円環板の前面に2本
の突起27,27を設け、後面の周囲にラチェット歯2
8を設けてなる。突起27,27は、棒体18の両側部
に位置し、回転止めバネ24の平行に延びる線材間に嵌
入し、ラチエット歯28は、前操作部13の底部との間
に設けられたラチェットバネ29に押されて、雌ネジ部
材16前面に形成されたラチェット歯30と噛み合って
いる。このラチェット歯28,30は、前操作部13に
対して後操作部14を後方からみて右回転させたとき、
空転し、左回転させたとき、噛み合って突起27,27
を回転させ、回転止めバネ24の線材を拡げ、棒体18
との回転防止作用を止めさせる。
【0020】後退バネ31は、雌ネジ部材16の底部と
棒体18の後端に取付けられた鍔部32の間に設けら
れ、棒体18を後部方向へ付勢する。
【0021】棒体の係合部33は、鍔部32の先端部よ
りなる。容器本体の係合部34は、短管の両端に内方へ
突出する縁部を形成してなり、さらにこの短管には切り
込み(図示しない)が設けられて外方へ拡開する弾性を
もち、この弾性により雌ネジ部材16の内周面に接して
摩擦力で保持される。係合部33は、係合部34の縁部
間に前後を囲まれるよう配置され、この係合部33が係
合部34に挟まれて移動し得る長さは、収納物23を使
用時に前操作部13から突出させる長さに設定され、係
合部34が雌ネジ部材16に接する強さは、後退バネ3
1により棒体18が移動しようとすることを防止する
が、より強い力を加えたときには滑って移動させること
ができる程度に設定される。
【0022】この容器10は、以上の構成であり、次の
ように作動する。
【0023】前操作部13を片手で持って固定し、後操
作部14を他の手で持って、後方からみて右回転させる
と、棒体18は、回転止めバネ24により回転しないか
ら、雄ネジ19、孔17のネジ結合により、棒体18は
前進し、収納物23は繰り出され、前操作部13先端か
ら突出して、使用し得るようになる。このとき、引き離
し部材26は、ラチェット歯28、30が空転するた
め、回転しない。
【0024】次に、後操作部14を左回転させると、ラ
チェット歯28、30が噛み合って回転し、突起27,
27が回転して回転止めバネ24の線材間を拡げ、棒体
18が自由に回転し得るようになるので、後退バネ31
により棒体18は回転しつつ瞬時に後退し、収納物23
は前操作部13内に収納される。
【0025】このとき、棒体18は、係合部33が係合
部34に係合して停止するので、次回の使用の際には、
後退した量だけ突出させればよく、操作量はわずかでよ
い。
【0026】収納物23を消費して、突出量を増大させ
るときは、通常と同様に後操作部14を右回転させ、か
つその回転量を多くすればよい。こうすると、係合部3
3は係合部34を係合させて前方へ移動させ、収納物2
3、棒体18はより前進し、また、後退時の位置も同様
により前進した状態となる。
【0027】図3に、他の回転止めバネ、引き離し部材
の構成を示す。
【0028】この回転止めバネ24’は、前操作部1
3’の底部後面に設けられ、弾性を有する1本の線材の
根元部及び先端部側方を保持片25’,…で保持してな
り、棒体の側面に接して、前操作部13’と棒体との相
互回転を防止することができる。
【0029】引き離し部材26’は、回転止めバネ2
4’の線材の先端部よりなり、雌ネジ部材16’前面に
形成されたラチェット歯30’と係合する。このラチェ
ット歯30’は、前操作部13’に対して後操作部を後
方からみて右回転させたとき、空転し、左回転させたと
き、係合して回転止めバネ24’の線材を側方へ曲げ、
棒体との回転防止作用を止めさせる。なお、このラチェ
ット歯30’の係合側の面は、垂直に近い斜面に形成さ
れ、係合して回転止めバネ24’の線材を側方へ曲げた
後、さらに回転させたとき、線材先端部を前方へ曲げて
空転し、線材の破損を防止するようになっている。、
【0030】この回転止めバネ24’、引き離し部材2
6’を用いても、前記と同様の作用効果が得られること
はいうまでもない。
【0031】図4、5は、瞬時後退機構付き繰り出し容
器40を示し、これは本発明の第2及び第3を示す実施
例である。
【0032】この容器40は、容器本体41とキャップ
42とからなる。
【0033】前操作部43は、略カップ状であり、容器
本体41の前部外面を構成する。後操作部44は、略カ
ップ状であり、容器本体41の後部外面を構成する。前
操作部43は、後操作部44の口端内周に嵌合し、止め
リング45により外周を押さえられ、回転可能に取付け
られている。
【0034】雌ネジ部46は、左ネジよりなり、後操作
部44の内周面に形成されている。
【0035】棒体47は、角棒体よりなり、容器本体1
1内に長く延びている。この棒体47の後端に鍔部48
が取付けられ、この鍔部48周端に突起49が設けら
れ、この突起が雌ネジ部46に螺合している。前操作部
43の底部中央には、孔50が形成され、棒体47はこ
の孔50に蝕れることなく貫通している。棒体17の前
端は、前操作部43内に位置し、ここに中皿51が取付
けられ、この中皿51に口紅等の収納物52が取付けら
れる。
【0036】回転止めバネ53は、前操作部43の底部
に設けられ、弾性を有する板材をく字状に曲げて後方に
突出させてなり、その中央部で棒体47を挟むようにし
て、前操作部43と棒体47との相互回転を防止するこ
とができる。
【0037】引き離し部材54は、円環板の前面中央部
に円錐状の突出部55を設けてなり、後操作部44の雌
ネジ部46前端部に形成された縁部56上に載せられ
る。隙間57,58が両操作部43,44間に設けら
れ、また、間隔バネ59が引き離し部材54周囲部と前
操作部43底部との間に設けられて、両操作部43,4
4は離隔するよう付勢されている。このため、間隔バネ
59に抗して、両操作部43,44を近接させるよう動
かすことができ、このとき、突出部55は回転止めバネ
53の先端を拡げ、棒体47との回転防止作用を止めさ
せる。
【0038】後退バネ60は、縁部56と棒体47の後
端付近に取付けられた鍔部61の間に設けられ、棒体4
7を後部方向へ付勢する。
【0039】棒体の係合部62は、鍔部48,61の対
向する両面よりなる。容器本体の係合部63は、環体よ
りなり、さらにこの環体には切り込み(図示しない)が
設けられて外方へ拡開する弾性をもち、この弾性により
雌ネジ部46の内周面に接して摩擦力で保持される。係
合部63は、係合部62の両面に前後を囲まれるよう配
置され、この係合部62が係合部63を挟んで移動し得
る長さは、収納物52を使用時に前操作部43から突出
させる長さに設定され、係合部63が雌ネジ部46に接
する強さは、後退バネ60により棒体47が移動しよう
とすることを防止するが、より強い力を加えたときには
滑って移動させることができる程度に設定される。
【0040】この容器40は、以上の構成であり、次の
ように作動する。
【0041】前操作部43を片手で持って固定し、後操
作部44を他の手で持って、後方からみて右回転させる
と、棒体47は、回転止めバネ53により回転しないか
ら、雌ネジ部46、突起49のネジ結合により、棒体4
7は前進し、収納物52は突出して、使用し得るように
なる。
【0042】次に、前操作部43に後操作部14を押し
付けて近接させると、突出部55は回転止めバネ53を
拡げ、棒体47が自由に回転し得るようになるので、後
退バネ60により棒体47は回転しつつ瞬時に後退し、
収納物52は前操作部43内に収納される。
【0043】このとき、棒体47は、係合部62が係合
部63に係合して停止するので、次回の使用の際には、
後退した量だけ突出させればよく、操作量はわずかでよ
い。
【0044】収納物52を消費して、突出量を増大させ
るときは、通常と同様に後操作部14を右回転させ、か
つその回転量を多くすればよい。こうすると、係合部6
2は係合部63を係合させて前方へ移動させ、収納物5
2、棒体47はより前進し、また、後退時の位置も同様
により前進した状態となる。なお、この操作で、過剰に
突出させてしまったときは、後操作部44を左回転さ
せ、係合部63を係合部62に係合させて後退させれば
よい。
【0045】この例では、前操作部と後操作部を近接さ
せることにより、瞬時後退機構を作動させるようにして
いるが、反対に、前操作部と後操作部を離隔させて、瞬
時後退機構を作動させるようにすることもできる。ま
た、この例では、専用の離隔バネを設けているが、回転
止めバネ53と突出部55を適当な大きさに設定して、
回転止めバネが離隔バネを兼ねるようにすることも可能
である。
【0046】本発明の第3の容器の瞬時後退時の後退量
を制限する機構は、上述の第1、第2の瞬時後退機構付
き繰り出し容器に限らず、他の構成の容器についても応
用し得るものである。
【0047】なお、本発明のいずれにおいても、容器本
体とは、キャップに対する本体部分をいうものであり、
収納物部分をカートリッジ式としたときは、カートリッ
ジを含めた部分をいう。また、後退バネは、棒体に直接
取付けるものに限定されるものではなく、容器本体と棒
体との間に弾発力を作用させるものであれば任意であ
り、例えば、カトートリッジ内に設けて、中皿に作用さ
せるようにしたものでもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明の第1、第2は、操作部として、
通常の相互回転させる前操作部、後操作部のみを有し、
これを逆回転あるいは近接もしくは離隔させることによ
り、瞬時後退機構を作動させるものであり、操作性は良
好となる。
【0049】また、本発明の第3は、瞬時後退機構を作
動させても、収納物が最奥部まで後退することなく、通
常使用する部分を収納するだけの長さしか後退しないよ
うにするので、次に使用する際、繰り出す操作は最小と
なり、優れた操作性、使用感を実現させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正断面図である。
【図2】同例の要部を示す分解斜視図である。
【図3】前図と同様の部分を示す他の構成の分解斜視図
である。
【図4】本発明の他の実施例の正断面図である。
【図5】同例の要部を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10…瞬時後退機構付き繰り出し容器、11…容器本
体、13,13’…前操作部、14…後操作部、16,
16’…雌ネジ部材、18…棒体、19…雄ネジ、20
…側面、23…収納物、24,24’…回転止めバネ、
26,26’…引き離し部材、28,30,30’…ラ
チェット歯、31…後退バネ、33,34…係合部、4
0…瞬時後退機構付き繰り出し容器、41…容器本体、
43…前操作部、44…後操作部、46…雌ネジ部、4
7…棒体、49…突起、52…収納物、53…回転止め
バネ、54…引き離し部材、57,58…隙間、59…
間隔バネ、60…後退バネ、62,63…係合部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体に設けられ、手動操作により相
    互間に回転させられる前操作部及び後操作部と、容器本
    体内に設けられ、前記両操作部の一とネジ結合し、他と
    回動不能、直動可能に結合し、先端に口紅等の収納物を
    保持して、両操作部間の回転操作により、容器本体の先
    端方向へ押し出され、収納物を容器本体先端から繰り出
    す棒体とからなる繰り出し容器において、 容器本体と棒体との間に設けられ、棒体を容器本体後部
    方向に付勢する後退バネと、棒体と回動不能に結合する
    操作部に設けられ、棒体の側面に接し、棒体との相互回
    転を防止する回転止めバネと、棒体とネジ結合する操作
    部にラチェット結合し、操作部の棒体を突出させる方向
    の正回転に対して空転し、逆回転により回転させられ、
    前記回転止めバネを変形させて棒体から引き離し、棒体
    を後退バネにより後退させる引き離し部材とを有するこ
    とを特徴とする瞬時後退機構付き繰り出し容器。
  2. 【請求項2】 容器本体に設けられ、手動操作により相
    互間に回転させられる前操作部及び後操作部と、容器本
    体内に設けられ、前記両操作部の一とネジ結合し、他と
    回動不能、直動可能に結合し、先端に口紅等の収納物を
    保持して、両操作部間の回転操作により、容器本体の先
    端方向へ押し出され、収納物を容器本体先端から繰り出
    す棒体とからなる繰り出し容器において、 容器本体と棒体との間に設けられ、棒体を容器本体後部
    方向に付勢する後退バネと、棒体と回動不能に結合する
    操作部に設けられ、棒体の側面に接し、棒体との相互回
    転を防止する回転止めバネと、両操作部間に設けられ、
    これらの間隔を可変とする隙間と、両操作部間を離隔又
    は近接させるよう付勢する間隔バネと、この間隔バネに
    抗して両操作部を近接又は離隔させる操作により、前記
    回転止めバネを変形させて棒体から引き離し、棒体を後
    退バネにより後退させる引き離し部材とを有することを
    特徴とする瞬時後退機構付き繰り出し容器。
  3. 【請求項3】 容器本体に設けられ、手動操作により相
    互間に回転させられる前操作部及び後操作部と、容器本
    体内に設けられ、前記両操作部の一とネジ結合し、他と
    回動不能、直動可能に結合し、先端に口紅等の収納物を
    保持して、両操作部間の回転操作により、容器本体の先
    端方向へ押し出され、収納物を容器本体先端から繰り出
    す棒体と、この棒体を瞬時に後退させる瞬時後退機構と
    からなる瞬時後退機構付き繰り出し容器において、 棒体及び容器本体にそれぞれ係合部を設け、これらの係
    合部のうち一が他を前後から囲む形状とし、かつ容器本
    体の係合部を容器本体に摩擦力により保持させ、棒体が
    瞬時後退機構により後退したとき、両係合部の係合によ
    り、後退量が制限され、かつ棒体を押し出して両係合部
    を係合させた後、さらに押し出すことにより、容器本体
    の係合部が容器本体との間で滑って移動し得るようにし
    た瞬時後退機構付き繰り出し容器。
JP31769092A 1992-10-14 1992-10-14 瞬時後退機構付き繰り出し容器 Pending JPH06191568A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31769092A JPH06191568A (ja) 1992-10-14 1992-10-14 瞬時後退機構付き繰り出し容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31769092A JPH06191568A (ja) 1992-10-14 1992-10-14 瞬時後退機構付き繰り出し容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06191568A true JPH06191568A (ja) 1994-07-12

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ID=18090942

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31769092A Pending JPH06191568A (ja) 1992-10-14 1992-10-14 瞬時後退機構付き繰り出し容器

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Country Link
JP (1) JPH06191568A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011050521A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Yoshino Kogyosho Co Ltd 繰出し容器
JP2016189977A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 株式会社吉野工業所 繰出容器

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