JP6522995B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
図1に示された構成を備え、下記の表1に示された仕様を備えた実施例1の空気入りタイヤ(ランフラットタイヤ)を得た。このタイヤのサイズは、245/40RF19である。このタイヤでは、荷重支持層は第一層と第二層とからなる。比(Wo/Wb)は0.98である。厚さTは1.0mmである。このタイヤは4本の主溝を備えている。外端主溝の位置については、距離Wgは距離Wbの55%とされた。
荷重支持層が第一層のみで構成されていること、及び比(Wi/Wb)を表1の通りとしたことの他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。比較例1は、従来のランフラットタイヤである。
荷重支持層が第一層のみで構成されていること、及び比(Wi/Wb)を表1の通りとしたことの他は実施例1と同様にして、実施例2−6のタイヤを得た。
第二層の硬さH2を表2の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例7−10のタイヤを得た。
タイヤを正規リム(サイズ=19×8.5J)に組み込み、市販の乗用車の前輪に装着した。このタイヤの内圧を常圧としてパンク状態を再現した。後輪には、市販のタイヤを装着した。装着後、JATMAにて規定される最大負荷荷重の65%に相当する縦荷重をタイヤに負荷した。この車両を80km/hの速度でテストコースを走行させ、タイヤが破壊するまでの走行距離を測定した。この結果が、比較例1の走行距離を100とした指数値で下記の表1−2に示されている。数値が大きいほど、好ましい。数値が大きいほど、ランフラット耐久性に優れる。
タイヤの質量を計測した。この結果が、比較例1を100とした指数値で下記の表1−2に示されている。数値が小さいほど、質量が小さいことが示されている。数値が小さいほど、好ましい。
下記の条件にて、タイヤの縦バネ定数を測定した。
使用リム:19×8.5J
内圧:240kPa
荷重:5.0kN
この結果が、比較例1を100とした指数値で下記の表1−2に示されている。数値が小さいほど、縦バネ定数が小さいことを表している。数値が小さいほど、好ましい。
試作タイヤを標準リム(サイズ=19×8.5J)に組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を240kPaとした。このタイヤを排気量が2500ccである自動車に装着した。この自動車を、その路面がアスファルトであるテストコースで走行させて、乗り心地についてドライバーによる官能評価を行った。この結果が、比較例1の結果を6として下記表1及び2に示されている。値が大きいほど好ましい。
4、64・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ベルト
12a・・・内側層
12b・・・外側層
14・・・バンド
16・・・インナーライナー
18・・・チェーファー
20・・・荷重支持層
22、62・・・サイド部
24・・・トレッド面
26・・・主溝
26a・・・内側主溝
26b・・・外端主溝
28・・・キャップ層
30・・・ベース層
32・・・コア
34・・・エイペックス
36・・・カーカスプライ
38・・・主部
40・・・折返し部
42・・・荷重支持層の内端
44・・・荷重支持層の外端
46・・・第一層
48・・・第二層
49・・・第一層の内側端
50・・・エイペックスの先端
52・・・第一層の外側端
54・・・第二層の内側端
56・・・第二層の外側端
Claims (6)
- トレッド、カーカス、ベルト及び一対の荷重支持層を備えており、
上記カーカスが、このタイヤの一方のサイド部からもう一方のサイド部まで延びており、
上記ベルトが、上記トレッドの半径方向内側において上記カーカスと積層されており、 それぞれの荷重支持層が、上記カーカスの内側において、上記サイド部から上記ベルトの半径方向内側まで延びており、
赤道面CLから上記荷重支持層の半径方向における外端までの軸方向距離がWiとされ、赤道面CLから上記ベルトの端までの軸方向距離がWbとされたとき、距離Wiの距離Wbに対する比(Wi/Wb)が、0.75以下であり、
上記荷重支持層が、サイド部において上記ベルトの端近辺まで延びる第一層と、ベルトの半径方向内側において、この第一層の半径方向外側端から軸方向内側に向けて延びる第二層とを備えており、
赤道面CLから上記第二層の軸方向外側端までの軸方向距離Woの上記距離Wbに対する比(Wo/Wb)が、0.90以上1.0以下である空気入りタイヤ。 - 上記トレッドが複数の主溝を備えており、
赤道面CLから、最も軸方向外側に位置する上記主溝の底までの軸方向距離がWgとされたとき、
上記距離Wiの上記距離Wgに対する比(Wi/Wg)が1.0以下である請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 上記比(Wi/Wb)が0.40以上である請求項1又は2に記載のタイヤ。
- 上記第二層の硬さH2が、上記第一層の硬さH1よりも大きい請求項1から3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 上記硬さH2の上記硬さH1に対する比(H2/H1)が1.1以上2.0以下である請求項4に記載の空気入りタイヤ。
- 上記第二層の最大厚みTが1.0mm以上2.0mm以下である請求項1から5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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JP2015044156A JP6522995B2 (ja) | 2015-03-06 | 2015-03-06 | 空気入りタイヤ |
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- 2015-03-06 JP JP2015044156A patent/JP6522995B2/ja active Active
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