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JP6517192B2 - ディーゼル燃料中の水の存在検知器を備えたフィルタ群 - Google Patents

ディーゼル燃料中の水の存在検知器を備えたフィルタ群 Download PDF

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Description

本発明は、自動車分野におけるディーゼル燃料のろ過のための、フィルタ群および関連するフィルタカートリッジに関する。
より詳細には、本発明はディーゼル燃料中の水の存在の検知器を備えたフィルタ群および関連するフィルタカートリッジに関する。
公知のように、自動車分野におけるディーゼル燃料のろ過は、一般に、開放端がカバーで閉じられている実質的にビーカー形の本体を備えた外部筐体を有するフィルタ群を用いて行われる。
カバーおよびビーカー本体の少なくとも一方はろ過されるディーゼル油の入口およびろ過されたディーゼル油の出口を備える。少なくともフィルタカートリッジが筐体の内部に入れられる。そのフィルタカートリッジは筐体の内側容積部分を二つの別個のチャンバに細分するためのものであり、そのうちの第一のチャンバは入口と連通し、第二のチャンバは出口と連通している。これにより、フィルタ群の入口から出口に向かって流れるディーゼル油は強制的にフィルタカートリッジを横断し、フィルタカートリッジはそこに存在する不純物を保持する。
ディーゼル油中には一定量の水も存在しする。水の比重は処理される燃料の比重と比べて大きいため、水はビーカー本体の底に蓄積する傾向があり、従ってフィルタ群を機能させる際に除去しなければならない。
従来技術において、燃料からの水の分離を容易にするために、燃料からの凝集により、かつ/または水を燃料から分離されたままにしておく疎水性ネットにより、水を分離することができるフィルタ壁が一般に用いられ、水は重力によって筐体の底部に回収される。
さらに、水が回収される筐体下部に位置し、水の放出手段および/または吸引手段と連通して、蓄積された水が筐体から連続的に抜き出されるようにする、フィルタ群の筐体と連携する放出用導管を使用することも知られている。
水位が所定の最大レベルを超えるのを防ぐ目的で、かつそれにアクセス可能とし燃焼室に送ることができるよう、筐体中に蓄積された水の存在を検知するために、筐体と連携する(燃料中水分センサとして知られる)検知器が存在し、この検知器の感知部は筐体の底部の近位に位置するようになっている。
水の存在を検知する検知器は、車両の電子ボードに作動可能に接続され、水が最大レベルに到達した場合に警告信号を生成するように構成される。この最大レベルは、一般に、検知器の感知部が筐体の内部に配置されている水平面に対応している。
警告信号が発生したときに、放出導管を介して筐体の底部に存在する水を抜き取れば十分である。
実際の水存在検知器は、終端が一つ以上の被覆されていない電極となっている電気回路を有しており、この電極が検知器の感知部であり、筐体の内部に配置されかつろ過される流体に浸漬されるようになっている。
筐体中水が到達したレベルは、電極の周りの液体の導電率の測定値から計算される。測定値は、電極をディーゼル油に浸漬した場合と水に浸漬した場合とで異なる。
電極が筐体の底部に固定された、または筐体の上部カバーから分岐している縦長の心棒の下端に固定された、水存在検知器も存在する。
水存在検知器が筐体中に一体化されている公知のタイプのフィルタ群における欠点は、本来と異なるフィルタカートリッジや筐体の内部に誤って配置されたカートリッジにより、検知器の感度が落ちたり、検知器を非効率にしたりすることである。
さらに、公知のタイプの水存在検知器は、ろ過されるディーゼル油が入っている、フィルタ壁の上流に位置する筐体のチャンバ内、またはろ過されたディーゼル油が入っている、フィルタ壁の下流に位置する筐体のチャンバ内のいずれか一方にしかない。
最後に、公知のフィルタ群における欠点は、水位検知器がフィルタカートリッジとは独立した高さに位置するため、フィルタカートリッジの下側支持プレートの水平面より高いところ、すなわちフィルタ壁の分弧に対応する水平面に位置するかもしれない、ということと関連している。
公知のフィルタカートリッジの例は、米国特許出願公開2002/144938号明細書に示されている。
本発明の目的は、簡易で、合理的で、比較的安価な解決手段で、従来技術に存在する上述の欠点を回避することである。
上記の目的は、独立の請求項に記載された本発明の特徴によって達成される。この独立の請求項によって、本発明の好ましいかつ/または特に有利な態様の外縁が記述されている。
特に、本発明は、管状の形状を有するフィルタ壁と、このフィルタ壁の下端に固定され少なくとも電気絶縁材料で作製された少なくとも環状支持プレートとを備えた、流体をろ過するためのフィルタカートリッジを開示する。
本発明において、フィルタカートリッジは、支持プレート中に部分的に埋め込まれ、かつそこから少なくとも露出した部分が設けられた、導電性材料で作製された導電性ストリップを少なくとも備える。
例えば、露出部分は、ろ過されている液体に沈んだ、水位検知器の露出した電気的接触部と接触するようになっている。
この解決手段によれば、フィルタ群の内部にある水位検知器の位置は、筐体の底部に蓄積する水の許容される最大水位の制限を受けずに済む。
また、この解決手段により、導電性ストリップは、ろ過されている液体中に浸漬されている水位検知器が延長され、それによって、フィルタ壁に対して下側の水平面に確実に配置された導電ストリップの露出部分がフィルタ群の筐体における水位がフィルタ壁全体よりも確実に下側にある水平面に達した時を検知することができ、水とフィルタ壁との直接的な接触を防ぐように構成することができる。
さらに、本発明の有利な態様において、フィルタカートリッジが少なくとも一対の導電性ストリップを備え、例えばこれらは互いに分離されている。
本発明の一実施形態において、一対の導電性ストリップは互いに電気絶縁されており、有利である。この解決手段によれば、導電性ストリップは、筐体の内部で、水位検知器の露出された電気的接触部の簡易な延長となる。
代替的に、一対の導電性ストリップは、支持プレート中に少なくとも部分的に埋め込まれた抵抗器によって互いに電気的に接続していてもよい。
この解決手段によれば、水位検知器の構造を単純にでき、その診断的なチェックを、フィルタカートリッジに一体化された抵抗器によって与えられる電気抵抗によって行うことが可能となる。
さらに、水位検知器を用いた解決手段によって、フィルタ群において、正しいフィルタカートリッジ(すなわちフィルタ群を本来の用途とするフィルタカートリッジ)の存在を、その正しい位置決めと同様に、決定することができ、本来とは異なる置換品の利用をし難くする。
上記の両方の変形例において、本発明のさらに有利な態様では、各導電性ストリップが、少なくとも2つの露出部分、すなわち、(ろ過されている液体に浸漬された、水位検知器の露出した電気的接触部と接触するようになっている)少なくとも第一の露出部分および(第一の露出部分から遠位の)少なくとも第二の露出部分を備えてもよく、導電性ストリップが第一の露出部分と第二の露出部分とを備え、第一の露出部分が支持プレートの軸から距離をおいて位置し、この距離が支持プレートの軸からの第二の露出部分の距離より短く、第一および第二の露出部分の間の中間にある導電性ストリップの少なくとも一領域が支持プレート中に(全体的に)埋め込まれている。
これにより、二つの区域、例えば筐体の二つの分離したチャンバ、が画定され、一方または他方の区域において独立に、筐体の限界の水位への到達を決定することを目的として、そこに導電性ストリップが進入して(対応する露出部分によって)ろ過されている液体と接触する。
本発明の他の態様において、露出部分が二つ以上の場合、例えば露出部分どうしの間の中間領域等の、縦軸が実質的に半径方向に沿って配置され、支持プレート中に埋め込まれた、少なくとも一領域を有していてもよい。
フィルタカートリッジの第二の実施形態において、各導電性ストリップは、少なくとも2つの露出部分、すなわち第一の露出部分および第二の露出部分を備えてもよい。
第一の露出部分は、例えば、第二の露出部分よりも大きい軸方向高さに位置し、導電性ストリップの少なくとも一部分は、第一および第二の露出部分の中間にあり、支持プレート中に埋め込まれている。
この解決手段によれば、各導電性ストリップが電気的接触部の軸方向の延長を規定する。
第一の露出部分は、下側支持プレートより高い水平面に、すなわちフィルタ壁の(下側の)少なくとも一部分と半径方向に沿って一直線上に並んで、位置していても有利であり、第二の露出部分は、下側支持プレートの下側軸方向端部より下側の水平面および/またはこれと同じ水平面に位置する。
さらに、導電性ストリップの縦軸を有する少なくとも(中間の)部分は、実質的に軸方向に沿って配置され、かつ支持プレート中に埋め込まれてもよい。
本発明のさらに他の態様において、支持プレートは、フィルタ壁と同軸でかつ環状の支持プレートの中央穴によってフィルタ壁の内側容積部分と連通する、少なくとも中空シャンクを備え、導電性ストリップの第一の露出部分が中空シャンクの内部に位置し、導電性ストリップの第二の露出部分が中空シャンクの外部に位置する。
例えば、フィルタカートリッジは、中空シャンクと連携する環状シールを備える。
この解決手段により、フィルタカートリッジが配置された筐体の二つの分離した(そしてフィルタ壁のみを通して連通した)環境であって、一方がフィルタ壁の内部であり、他方がフィルタ壁の外部である環境、例えば、一方にろ過されたディーゼル油が入っており、他方にろ過されるディーゼル油が入っている環境において、水の存在を検知することができる。
本発明の他の態様は、外部筐体を備え、この外部筐体に、ろ過される流体の少なくとも入口と、ろ過された流体の少なくとも出口と、この筐体の内部に入れられる上記のようなフィルタカートリッジとが設けられ、それにより入口から出口に向かう流れがフィルタ壁を横断し、かつフィルタカートリッジの支持プレートが筐体の底部に近位の下側プレートをなし、ディーゼル油中の水の検知器の電気的接触部が筐体の底部の近位に配置され、これと連携するフィルタ群に関する。
本発明において、電気的接触部を筐体の内部に向かって(例えば軸方向および/または半径方向に沿って)延長するようにフィルタカートリッジが筐体の内部に入っている時に、導電性ストリップの少なくとも露出部分が少なくとも電気的接触部と接触可能となる。フィルタカートリッジおよびフィルタ群のこの構成によれば、上記効果が達成される。
本発明の他の特徴および効果は、添付中に図示された図を参照し、非限定的な実施例によって与えられる以下の説明を読むことにより明らかとなる。
本発明のフィルタ群の正面図である。 図1の切断線II−IIにおける断面図である。 本発明のフィルタカートリッジの下から見た図である。 図3の正面図である。 図6の切断線V−Vにおける断面図である。 図4の切断線VI−VIにおける断面図である。 図3のフィルタカートリッジの下側支持プレートの下から見た図である。 図7の上から見た図である。 図10の切断線IX−IXにおける断面図である。 図11の切断線X−Xにおける断面図である。 図7の正面図である。 閉じた構成における水放出導管を有する、図2の詳細XIIである。 閉じた構成における水放出導管を有する、図13の詳細である。 本発明によるフィルタ群の第二の実施形態の縦断面図である。
図において、参照番号10は、自動車のディーゼルエンジンにおけるディーゼル油のろ過のためのフィルタ組立体10を全体として示している。フィルタ組立体10は、例えばビーカー形本体21とこのビーカー形本体を閉じるのに適したカバー22とを有する、概括的に参照符号20を付した外部筐体を備えている。
カバー22は、ろ過されるディーゼル油用の入口導管23と、ろ過されたディーゼル油用の出口導管24とを備えている。
ビーカー形本体21は、以下で詳述する接続キャップ26を備えた、ビーカー形本体21の底部に蓄積する水用の放出導管25を備え、これは例えばビーカー形本体の底部に位置する。
図示されている実施例(図2ならびに図12および13参照)では、放出導管25は、ビーカー形本体21にと同軸で、ビーカー形本体21の底部から軸方向に沿う一定の部分の範囲で立ち上がっている、実質的に円筒状の内部250を有する。
内部部分250は、内部が中空で、実質的にビーカー形をしており、その凹部がビーカー形本体21に対して反対側を向いている。
内部部分250は、例えば、接続キャップ26をねじ入れるための雌ねじを有している。
内部部分250は、その頂部の壁(ビーカー形本体の底部)に、接続キャップ26から解放された時に、以下において明らかとなるように筐体20に入っている水の放出を可能にする(通常は接続キャップ26によって塞がれる)第一の貫通穴251を備える。
代替的に、放出導管をカバー22に設け、ビーカー形本体21の底部から抜き取るカニューレに接続することもできる。
フィルタ組立体10は、例えばプレート形ヘッド31(例えばディスク形)を備えた、水位検知器30を有し、プレート形ヘッド31からは心棒32が下方に向かって延び、心棒32は内部で電子回路を支持し、その下端で、少なくとも露出した電気的接触部33を支えている。
この例では、例えば直径方向に対向して配置された、二つの電気的接触部33が示されている。
電子回路の作動に応じて、単一の電気的接触部33を設けてもよく、二つ以上の電気的接触部33を設けてもよい。
電気的接触部33は、心棒32中に作製された平面加工部に収容され得る導電性金属プレートから作製される。
水位検知器30は、ディーゼル燃料のろ過の際にビーカー形本体21の底部に蓄積される水の水位を検知ように構成され、当業者に公知のように、車両の電子制御ユニット(図示略)と連携する。
図示されている実施例では、水位検知器30は、例えばプレート形ヘッド31が筐体20の外部に配置され、ロッド32が、例えばカバー22に形成された特別な穴を通って、筐体自体の内側に突出するように、カバー22に固定されている。
実際には、心棒32は、筐体20と実質的に同軸にしてもよい。
さらに、各電気的接触部33は、ビーカー形本体21の底部近傍でかつそこから距離をおいたハウジング20内に配置されていてもよい。
例えばプレート形ヘッド31の内側に、例えばエンジン作動の最初の瞬間に筐体20内に入っているディーゼル油を加熱するのに適している(電気ヒータ等の)発熱素子34が収容されていてもよい。
しかし、水位検知器は、ビーカー形本体21の底部から代替的に分岐していてもよい。
参照番号40を全体として付したフィルタカートリッジは、筐体20の内部に収容されている。フィルタカートリッジ40は、例えば上側支持プレート41および下側支持プレート42を有し、これらは実質的に円筒状の内側容積部分を画定し境界を定める管状フィルタ壁43(図示されている実施例ではプリーツ状の壁)の対向する端部に固定されている。
フィルタ壁43は、代替的に、デプス(depth)型の壁でもよい。
上側支持プレート41は実質的にディスク形であり、フィルタ壁43の縦軸Aを中心とする中央穴410を有する。
下側支持プレート42も実質的にディスク形であり、フィルタ壁43の縦軸Aを中心とする中央穴420を有する。
下側支持プレート42は、プラスチック材料等の、少なくとも電気絶縁材料から特に作製されている。
上側支持プレート41および下側支持プレート42の中央穴410および420は、ビーカー形本体21の内部に向かって突出する心棒32の部分にねじ山が切られている。
特に、上側支持プレート41の中央穴410は、出口導管24の末端内部部分に取り付けられる。この出口導管24の末端内部部分は、半径方向に遊びがある状態で心棒32の上部を収容することができる。
シールリング411は、出口導管24の内部の端部と上側支持プレート31の中央穴410の内縁部との間に介在する。このシールリング411は、フィルタカートリッジ40の内側容積部分が出口導管24と排他的に連通するように、中央穴410の内縁部に固定される。
さらに,心棒32の自由端は、上側支持プレート41の下に突出し、その終端はフィルタ壁43の内側容積部分の内部にある。ロッド32の下端は、下側支持プレート420の中央穴420内に、半径方向に遊びをもって挿入され、その終端は下側支持プレート実質的に同じ(僅かに低い)水平面にある。
さらに、フィルタカートリッジ40は、フィルタ壁43と同軸にかつその内部に配置された中空の支持コア45を有し、このコア45は放射状の開口を有し、その対向する端部でそれぞれ上側支持プレート41および下側支持プレート42に固定されている。
上記構成により、フィルタカートリッジ40は、筐体20の内側容積部分を、外部がフィルタ壁43で画定され、内部が筐体20で画定され、ろ過されるディーゼル油の入口導管20と連通する、第一のチャンバ211と、フィルタ壁43の内側容積部分に一致し、ろ過されたディーゼル油の出口導管24と連通する、第二のチャンバ212とに細分する。
フィルタカートリッジ40は、例えば同様に管状の形状で、フィルタ壁43自体を通過する燃料の流れを遮断するためにフィルタ壁43に同軸に挿入される、疎水性ネット46をさらに備える。
代替的または追加的には、フィルタ壁43は、ディーゼル燃料からの水の分離を改善するために、凝集型のものである。
フィルタ組立体10は、ハウジング20内のフィルタカートリッジ40の方向決めをするのに適した、フィルタカートリッジ40の方向決め手段を備える。
方向決め手段は、上側支持プレート41および下側支持プレート42の少なくとも一方(本実施例では上側支持プレート41)の外縁に設けられ、所定の相互角度位置(本実施例では直径方向の対向位置)にある、少なくとも一対の位置決め溝412を備える。
方向決め手段は、カバー22およびビーカー形本体21の少なくとも一方(本実施例ではカバー22)の内部に形成された一対のリブ220をさらに備える。この一対のリブ220は、一対の位置決め溝412と同じ相互角度位置にあるので、フィルタカートリッジ40が筐体20に正しく配置される際に一対の位置決め溝412に係合するように構成されている。
実際には、フィルタカートリッジ40は、ハウジング20の内側で二、三の可能な向き(本実施例では二つ)のみに配置できる。
下側支持プレート42は、フィルタ壁43と同軸でかつその対向する側に配置された中空シャンク421を備える。
中空シャンク421は、一定の軸方向長さ分だけ、フィルタ壁43の内側容積部分を軸方向に延長することができる。
中空シャンク421は、例えば、上端422(広端部)が下側支持プレート42から下方に分岐し、下端423(テーパ端部)が自由端の、実質的に円錐台状である。
中空シャンク42は異なる形状、例えば実質的に円筒状であってもよい。。
中空シャンク421の下端423は、第二の端部の縁を(前面、内部および/または外部で)取り囲むことができる環状シール424を備える。
中空シャンク421は、(環状シール424によって)実質的にぴったりと封止された状態で、放出導管25の内部部分250に挿入され得る。
さらに、ビーカー形本体21の底部および中空シャンク421は、弾性の歯部とそれに対応する座部等の、例えばスナップ型、バイオネット型またはこれらの組み合わせからなる相互結合部を形成することが可能な連結手段を備える。
実際には、(内部部分250の頂部の壁を有する)中空シャンク421は、下側支持プレート42の中央穴420を介してフィルタ壁43の内側容積部分と連通する、水の回収容積部分425を画定する。
(ろ過されたディーゼル油の)第二のチャンバ212は、フィルタ壁43の内側容積部分および下側支持プレート42の中空シャンク421の内側の回収容積部分によって画定される。
中空シャンク421は、全体の軸に沿って展開する一つ以上の放射状の内部リブ426を備える。
図示されている実施例では、等間隔に配置された三角形/台形の四つの内部リブ426があるが、これらは異なる数、例えば二つ、であってもよい。
本発明の目的においては、フィルタカートリッジ40は、導電性材料で作製された導電性ストリップ50を少なくとも備え、これは下側支持プレート42に部分的に組み込まれている。
導電性ストリップ50は、下側支持プレート42の露出部分51,52を少なくとも備える。例えば、導電性ストリップ50は、下側支持プレート42から現出あるいは突出した表面を少なくとも有し、そこにおいて、露出した電気的接触部を画定するように、金属の露出部分51が下側支持プレート42の内側および/または外側からアクセス可能となっている。
フィルタカートリッジ40を正しく筐体20に挿入すると、導電性ストリップ50の少なくとも露出部分51,52は、水位検知器30の少なくとも電気的接触部33と接触するようになっており、水位検知器30の電子回路が電気的に延長される。導電性ストリップ50は、下側支持プレート42の中央のくぼみの内部、例えば円筒状シャンク421(または中央穴420)の内部、に延びる第一の露出部分51を有する。
従って、第一の露出部分51は、下側支持プレート42の中央のくぼみの内部に突出して分岐する導電性ストリップ50の端部を備える。導電性ストリップ50の部分53は、プラスチック製の下側支持プレート42の本体内に位置し、例えば金属の導電性ストリップ50を、プラスチック製の下側支持プレート42と一緒に成型することによって、あるいは代替的にプラスチック製の下側支持プレート42に形成された座部に強制的に挿入することによって、その中に埋め込まれている。
第一の露出部分51は、実質的に半径方向に沿って配置され、水位検知器の電気回路の電気的接触を軸方向に延長するように(例えば下向きの)湾曲部分を形成している。
いずれにしても、(筐体20内の最も低い部分である)第一の露出部分51の位置は、水位検知器30がフィルタ組立体からの必要な抜き取りの信号を送るように構成された筐体20内の水が到達し得る最大水位を規定し得る。
実施例において、第一の露出部分51は回収容積部分425の内部、すなわち中空シャンク421の内部で、例えばその上端422の近位に配置される。
しかし、第一の露出部分51が下側支持プレート42の中央穴420の水平面に実質的に位置していてもよい。本発明の第一の変形例において、水位検知器30が単一の電気接触部33を有する場合は、上述の導電性ストリップを単一で用いてもよい。
図面に図示されている例には、本発明の第二の変形例が示されている。この第二の変形例においては、フィルタカートリッジ40が互いに分離した二つの導電性ストリップ50を備えるが、これらは必要に応じて二つ以上であってもよい。
例えば、二つの導電性ストリップ50は、軸方向に沿う垂直面に対して対称である。
例えば、第一の露出部分51は直径方向に対向して配置され、使用時にそれぞれが水位検知器の対応する電気的接触部33に接触するようになっている(ただし、電気的接触部33が二つで、これらも直径方向に対向している場合)。
各導電性ストリップ50に第二の露出部分52を設けることは可能で、有利である。この第二の露出部分52は、筐体20の(従って、下側支持プレート42の)軸からの第一の露出部分51の距離よりも大きい下側支持プレートの軸からの距離のところに位置する。
この場合、下側支持プレート42に組み込まれた導電性ストリップ50の部分53は、第一および第二の露出部分51,52の間の中間部分であり、二つの露出部分を電気的に接続する。
第二の露出部分52は、例えば、導電性ストリップ50の端部である。
第二の露出部分52は中空シャンク421の実質的に外部に配置され、そこから一定の半径方向量だけ半径方向に沿って突出する。
図示されている実施例では、第二の露出部分52は、下側支持プレート42の下側表面に実質的に載っている上側表面を有し、下側支持プレート42および中空シャンク421の間の結合区域に位置している。
代替的に、第二の露出部分52は、例えば中空シャンク421の外側に載っている、下方に湾曲し軸方向に突出した部分を有していてもよい。
第二の露出部分52は、要件に応じて、下側支持プレート42のより周辺の領域に配置されていてもよい。
いずれにしても、第二の露出部分52(その最も低い部分は筐体20の内部側になる)の位置は、筐体20に入っている水が到達する最大水位を規定し、その筐体20の中に、フィルタ組立体10からの抜き取りが必要なことを知らせる信号を送る水位検知器30が構成されている。
第二の露出部分52は、例えば、第一のチャンバ211(ろ過されるディーゼル油)の内部に配置されるか、または中空シャンク421およびフィルタ壁43の外部、例えば中空シャンク421の上端422の近位に配置される。
導電性ストリップ50の部分53は、例えば中空シャンク421中に埋め込まれ、例えば半径方向に沿って縦長に展開している。
図示されている実施例では、部分53は内部リブ426の一つに位置する。
部分53に影響されない他の内部リブ426は、水位検知器30の心棒32の下端を適所に維持することができる。。
この場合でもまた、本発明の第一の変形例が上述の(すなわち二つの露出部分51,52を有する)単一の導電性ストリップ50の使用を含んでもよく、その場合、水位検知器は単一の電気的接触部33を有する。
図示されている実施例には、上述のように、直径方向にそれぞれ対向して配置され、各々が第一の露出部分51、第二の露出部分52および中間部分53を有する、二つの導電性ストリップ50が示されている。
さらに、(単一の露出部分51または二つの露出部分51,52を有しているかにかかわらず)二つの導電性ストリップ50がある場合、これらは互いに電気絶縁されていてもよく、各々が電気的接触部33の延長として機能しても、第一のチャンバ21の回収容積部分425内で機能しても、あるいは両方において機能してもよい。
図面に図示されている有利な実施形態において、(一つのみの露出部分51または二つの露出部分51,52を有しているかにかかわらず)二つの導電性ストリップ50は抵抗器55によって相互に電気的に接続され、接続器55は例えば下側支持プレート42(例えば中空シャンク421またはプレート)中に(全体的にまたは少なくとも部分的に)埋め込まれている。
実施例において、抵抗器55は、水の電気抵抗およびディーゼル燃料の電気抵抗の両方と実際に異なる電気的差異を与えるように構成されている。
例えば抵抗器55は、例えば金属製かつ半環状で、下側支持プレート42と同軸上に配置され、下側支持プレート42の内径と外径の間の直径を有するプレートを備えている。
抵抗器55は、下側支持プレート42の本体中に、例えばそれと一緒に成型することによって、例えば少なくとも部分的に埋め込まれている。
抵抗器55において、その対向する端部はそれぞれ導電性ストリップ50の一部、例えば同様に下側支持プレート42中に埋め込まれた導電性ストリップ50の部分53(または第二の露出部分52)と接触する。
接続キャップ26は、上述のものとは独立して保護されていてもよいが、出口導管25の内部部分250の第一の貫通穴251と、ビーカー形本体21の底部に形成された第二の貫通穴との両方を、例えば内部部分250とビーカー形本体の底部との間の結合領域において、塞ぐように構成されている。
特に(図12および13のより大きい縮尺の詳細に示したように)、ビーカー形本体21の底部は、その底部の対応する下がった領域に形成され、内部部分250の周りでかつその近位に配置された、一つ以上の第二の貫通穴252を有する。
実際には、第一の貫通穴251は、(中空シャンク421の内部でかつ内部部分250の頂部の壁の上方で画定される)回収容積部分245を筐体20の外側と連通可能にし、第二の貫通穴252は、第一のチャンバ211を外部筐体20と連通可能にする。
接続キャップ26は、ねじ山付き心棒262がそこから立ち上がる拡幅ヘッド261を備える。
ねじ山付き心棒262は、内部部分250の雌ねじにねじ止めすることができ、その一方で、拡幅ヘッド261は、平面図において第二の貫通穴252と一直線上に並ぶビーカー形本体21の底部の外部壁の凹状の座部に実質的にぴったりと受け入れられ得る。ねじ山付き心棒262は、(筐体20の外側から)第一の貫通穴251を(実質的に密閉して)塞ぐ、ねじ山付きロッドの自由端に配置されかつ内部部分250の頂部の壁とねじ山付き心棒との間で圧縮可能な、(環状またはディスク形の)第一の末端シール263を支持する。
ねじ山付き心棒262は、第一の貫通穴251の内部に実質的にぴったりと挿入可能なテーパ状端部をさらに備えていてもよい。
拡幅ヘッド261は、ねじ山付きロッド262の基部に配置された(環状の)第二の前部座部264を備え、これはビーカー形本体21の底部の壁と拡幅ヘッド261の(環状の)上部表面との間で圧縮可能であり、(筐体20の外側から)各第二の貫通穴252を(実質的に密閉して)塞ぐようになっている。
第二の前部ガスケット264は、拡幅ヘッド261とビーカー形本体21の底部に形成された凹状の座部の側壁との間の半径方向の密閉を確保することができる突出したラジアルリップをさらに備える。拡幅ヘッド261は、通常の器具類にねじ止めしたりねじを外したりできるように適合されている。
接続キャップ26も、拡幅ヘッド261およびねじ山付き心棒262の少なくとも一方の内部を画定する少なくとも1つの排水路265を備える。
実際には、排水部265は、拡幅ヘッド261の底部の外部を下方に流れる少なくとも軸方向に沿う部分を有し、これは通常の排水パイプに接続可能である。
排水路265の軸方向に沿う部分は、ねじ山付き心棒262に沿って延び、末端がねじ山付きロッド262の外側スカートで開放する一つ以上の半径方向に沿う部分となっており、例えば第二の前部シール264の水平面より高い水平面に配置されている貫通した放射状開口または軸方向に沿う溝である。
実際には、接続キャップ(図13参照)のねじを部分的に外した後に、排水路265は、順に次の手段で回収容積部分425を筐体21の外部と連通させることができる。すなわち、第一の貫通穴251ならびに排水路の半径方向に沿うセクションおよび軸方向に沿う部分である。また、排水路265は、順に次の手段で第一のチャンバ211を筐体21の外側と連通させるためにも適している。すなわち、各第二の貫通穴252ならびに排水路の半径方向に沿うセクションおよび軸方向に沿う部分である。
各貫通穴252は、ビーカー形本体21の底部の対応する凹状領域に配置されているので、フィルタカートリッジ40によって塞がれていない。
図14は、全体として、自動車のディーゼルエンジンにおいてディーゼル油をろ過するためのフィルタ群10の第二の実施形態を図示している。
フィルタ群10は、外部筐体20を備え、これはさらに、例えば、ビーカー本体21と、ビーカー本体21を閉じることができるカバー22とを備える。
カバー22(および/またはビーカー本体21)は、ろ過されるディーゼル油用の入口導管(第一の実施形態で図示された導管と全体的に同一のため、図示略)と、ろ過されたディーゼル油が出される出口導管(上記と同様の理由で、図示略)とを備える。
ビーカー本体21は、例えば上述の接続キャップを備えた、ビーカー本体21の底部に蓄積する水用の放出導管(第一の実施形態で図示された導管と同一のため、図示略)を備え、これは例えばビーカー形本体の底部に位置する。代替的に、ビーカーの底部にねじ止めされた簡易な排水キャップを有していてもよい。
代替的に、放出導管をカバー22に設け、ビーカー本体21の底部を出所とするカニューレに接続することもできる。フィルタ群10は水位検知器30を備え、これは、例えば、そこから心棒32が下方に向かって突出するプレート形ヘッド31(例えばディスク形)を備え、心棒32は内部で電子回路を支持し、その下端で、露出した電気的接触部33を支えている。
この実施例において、二つの電気的接触部33が示されているが、これらは例えば互いに直径方向に対向して配置されている。
電子回路の機能に従って、一つの電気的接触部33または二つ以上の電気的接触部33を有していてもよい。
各電気的接触部33は、心棒32において実現される平坦化された部分に収納できる導電性金属プレートによって実現される。
水位検知器30は、ディーゼル油のろ過の際にビーカー本体21の底部に蓄積される水の水位を検知ように構成され、当業者に公知のように、車両の電子制御ボード(図示略)と連携する。
水位検知器30は、例えばプレート形ヘッド31が筐体20の外部に配置され、例えばカバー22に形成された特別な貫通穴220を介して、例えばシールリング221を介在させて、心棒32が筐体の内部に向かって突出するように、本実施例においてはカバー22に固定される。
実際には、心棒32は筐体20と実質的に同軸上に配置することができる。
さらに、各電気的接触部33は、筐体20内において、ビーカー本体21の底部の近位におよび距離をおいて配置してもよい。例えばエンジンを最初に作動させる際に、筐体20に入っているディーゼル油を加熱するために、例えば(図示略の電気ヒータ等の)加熱素子をプレート形ヘッド31の内部に収納しておいてもよい。
参照番号40を全体として付したフィルタカートリッジは、筐体20の内部に収容されている。フィルタカートリッジ40は、例えば上側支持プレート41および下側支持プレート42を有し、これらは実質的に円筒状の内側容積部分を画定し境界を定める管状フィルタ壁43(図示されている実施例ではプリーツ状の壁)の対向する端部に固定されている。フィルタ壁43は、代替的に、デプス(depth)型の壁でもよい。
上側支持プレート41は実質的にプレート形かつ環状(すなわち軸方向に沿って貫通孔を有するディスク形)であり、フィルタ壁43の縦軸Aを中心とする中央穴410を有する。
上側支持プレート41の中央穴410は、上側支持プレート41から立ち上がる中央シャンクによって、上方に軸方向にそって延長することができる。
上側支持プレート41の中央穴410は、上側支持プレート41(およびフィルタカートリッジ40)が(例えば公知の型のフックによって)軸方向に沿って維持されるように、カバー22の外部筐体20の内部に突出するシャンク上に挿入される。
特に、上側支持プレート41の中央穴410は、中央シャンクの外部縁部に固定されるシールリング411を介在させることによって、突出するシャンクに取り付けられる。それにより、フィルタカートリッジ40の内側容積部分は、突出するシャンクの内部にある容積部分内部に向かって、例えば入口導管開口と連通することができる。
下側支持プレート42も実質的に閉じたディク形状であり、例えば軸方向に沿った通過穴がない。、
下側支持プレート42は、例えばプラスチック材料などの、少なくとも電気絶縁材料で特に作製されている。
さらに、心棒32の自由下端は、上側支持プレート41の下方に突出し、末端がフィルタ壁43の内側容積部分の内部、例えば下側支持プレート42より高い水平面にある。
フィルタカートリッジ40は、フィルタ壁43と同軸上に内部に向かって配置された中空の支持コア45(図示略)を有する。この支持コアは、放射状の開口を有し、その対向する両端部のそれぞれで上側支持プレート41および下側支持プレート42に固定されている。図1から3に図示された第一の実施形態にあるように、フィルタカートリッジ40は、(フィルタ壁43の内側にあり、上側および下側支持プレート41,42によって軸方向において境界が定められている)内容積部分および対向する外容積部分を画定する。
上記構成により、フィルタカートリッジ40は、筐体20の内側容積部分を、外部がフィルタ壁43で画定され、内部が筐体20で画定され、ろ過されるディーゼル油の出口導管と連通する、第一のチャンバ211と、フィルタ壁43の内側容積部分に一致し、ろ過されるディーゼル油の入口導管と連通する、第二のチャンバ212とに細分する。代替的に、構造上の必要に応じて、第一のチャンバ211がろ過されるディーゼル油の入口導管と連通し、第二のチャンバ212がろ過されたディーゼル油の出口導管と連通するようにすることもできる。
フィルタカートリッジ40は、例えば同様に管状で、フィルタ壁を横切る燃料の流れを遮断するように、フィルタ壁43に同軸に挿入される、疎水性ネット(図示略)をさらに備えてもよい。
下側支持プレート42は、例えばフィルタ壁43および疎水性ネットの間(の内部)にある空間のトロイダル形領域と一直線上に軸に沿って配置された、排水穴を有していてもよい。(疎水性ネットは、例えば管状で、フィルタ壁43と同軸に内部に挿入され、上側支持プレート41および下側支持プレート42によってその対向する端部で支持されている。)フィルタカートリッジ40のこの構成において、疎水性ネットは、フィルタ壁43の内側容積部分を二つの環境に細分してもよく、二つの環境のうちの一つは排水穴を経由してビーカー本体21の底部と連通し、ディーゼル油から(疎水性ネットによって)分離した水がそこに蓄積する。
代替的にまたは追加的には,フィルタ壁43は、ディーゼル油からの水の分離を改善するように、凝集型のものである。
フィルタ群10は、筐体20の内部のフィルタカートリッジ40の方向決めが可能な、フィルタカートリッジ40の方向決め手段を備えてもよい。
方向決め手段は、上記の第一の実施形態に示したものと全体的に同様のものでよく、簡潔を図るためにここで説明の繰り返しは行わない。
実際には、方向決め手段により、筐体20の内部では、フィルタカートリッジ40の方向付けは一定数(例えば二つ)しか許容されない。
本発明の目的のために、フィルタカートリッジ40は、下側支持プレート42中に部分的に埋め込まれた、導電性材料で作製された導電性ストリップ50を少なくとも備える。
導電性ストリップ50は、下側支持プレート42から露出した部分51,52を少なくとも備える。例えば、導電性ストリップ50は、下側支持プレート42から現出あるいは突出した表面を少なくとも有し、そこにおいて、露出した電気的接触部を画定するような、露出した金属部分51が下側支持プレート42の内側および/または外側からアクセス可能となっている。
フィルタカートリッジ40を正しく筐体20に挿入すると、導電性ストリップ50の少なくとも露出部分51,52は、水位検知器30の少なくとも電気的接触部33と接触でき、水位検知器30の電子回路が電気的に延長される。
導電性ストリップ50は、フィルタカートリッジ40の内側容積部分の内部に向かって軸方向にそって突出する第一の露出部分51を有する。
実際には、第一の露出部分51は、下側支持プレート42より高い水平面に位置している。
第一の露出部分51は、下側支持プレート42の上方でフィルタカートリッジ40の内側容積部分の内部に向かって(すなわち、筐体20の内側容積部分がフィルタカートリッジ40によって細分された第二のチャンバ212の内部に向かって)突出して分岐する導電性ストリップ50の端部をさらに備える。
導電性ストリップ50の他の部分53は、プラスチック製の下側支持プレート42の本体内に位置し、例えば金属の導電性ストリップ50を、プラスチック製の下側支持プレート42と一緒に成型することによって、あるいは代替的にプラスチック製の下側支持プレート42に形成された座部に強制的に挿入することによって、その中に埋め込まれている。
第一の露出部分51は、下側支持プレート42に対して偏った位置に、(水位検知器の電気的接触部を軸方向に延長するように)縦軸が実質的に軸方向にそって配置されるように配置され、(例えば下側支持プレート42の中心軸に向かって)湾曲した部分を備え得る。フィルタカートリッジ40を正しく筐体20に挿入すると、第一の露出部分51(特に、自由端またはそこに近位の区域)は、導電性ストリップ50が水位検知器30の電子回路を(軸方向に)電気的に延長するように、水位検知器30の少なくとも電気的接触部33と接触できる。
水位検知器30が電気的接触33を有する場合、本発明の第一の変形実施形態には、前記のような単一の導電性ストリップ50の使用が含まれる。
図に図示された実施形態において、本発明の第二の変形例が示されるが、ここでフィルタカートリッジ40は互いに分離した二つの導電性ストリップ50を備える。これら導電性ストリップ50は、必要に応じて二つより多い数でもよい。
二つの導電性ストリップ50は、例えば軸方向に沿う垂直面に対して対称である。
第一の露出部分は、(水位検知器の数も二つで、直径上に対向している場合、)使用時にそれぞれが水位検知器の対応する電気的接触部33と接触するように、例えば直径上に対向して配置される。
各導電性ストリップ50が第二の露出部分を有することは可能で、有利である。この第二の露出部分は、第一の露出部分に対し下側の水平面に位置し、特に下側支持プレート42の下側の軸方向沿いの端部より下側(または同じ)水平面に位置する。
この場合、下側支持プレート42中に埋め込まれた導電性ストリップ50の部分53は、二つの露出部分に電気的接続を生じさせる第一および第二の露出部分51,52の間の(実質的に軸方向に沿って展開する)中間部分である。
第二の露出部分52は、例えば、導電性ストリップ50の端部を備える、または端部自体である。
第二の露出部分52は、下側支持プレート42の下方で、一定の軸方向の領域の範囲で、軸方向に突出し、フィルタカートリッジ40の外部の容積部分、すなわち外部筐体20の内側容積部分がフィルタカートリッジ40によって細分された第一のチャンバ211、に含まれるようになっている。
図示されている実施例では、第二の露出部分52は、実質的に軸方向に沿って(そして偏って)配置された縦軸を有し、下側支持プレート42の下方に突出している。
いずれにしても、第二の露出部分52(筐体20内部におけるその下側部分)の位置は、フィルタ群10からの必要な抜き取りの信号を送るように水位検知器30が構成された筐体20内において水が到達し得る最大水位を規定することができる。
実施例において、第二の露出部分52は、(ろ過されたディーゼル油の)第一のチャンバ211の内部に配置されている。
実際には、図1から13に図示された第一の実施形態のように、第一の露出部分51はフィルタカートリッジ40によって境界が定められている内側容積部分の内部に位置し、第二の露出部分52はその内側容積部分の外部(すなわち、フィルタカートリッジ40の外側体積部分)に位置する。
さらに、(単一の露出部分51または二つの露出部分51,52を有しているかにかかわらず)二つの導電性ストリップ50が存在する場合、これらストリップは互いに電気絶縁されていてもよく、各々が第一のチャンバ211(または以下のいずれかの場合には、下側支持プレート42)における電気的接触部33の延長として機能してもよい。
図面に示した有利な実施形態の変形例において、(単一の露出部分51または二つの露出部分51,52を有しているかにかかわらず)二つの導電性ストリップ50は抵抗器55によって互いに電気的に接続し、抵抗器55は、例えば、下側支持プレート42中に(全体的にまたは少なくとも部分的に)埋め込まれている。
実施例において、抵抗器55は、水の電気抵抗およびディーゼル油の電気抵抗の両方と異なる電気的差異を与えるように構成されている。
例えば抵抗器55は、例えば金属製で、かつ例えば半環状または直線状または二つの導電性ストリップ50を電気的に接続する異なる形状である、プレート形素子またはフィラメントを備える。抵抗器55は、例えば少なくとも部分的に(あるいは全体的に)下側支持プレート42の本体中に、例えばそれと一緒に成型することによって、埋め込まれている。
抵抗器55において、その対向する端部はそれぞれ導電性ストリップ50の一部、例えば同様に下側支持プレート42中に埋め込まれたさらなる部分53(または要件に応じて、第一または第二の露出位置51,52)と接触する。
上記に関して、(図1から13に図示された第一の実施形態による)フィルタ群10の作動は以下のとおりである。
フィルタ群10を作動可能にするために、接続キャップ26を用いて第一および第二の貫通穴251,252が最初に塞がれる。
次いで、中空シャンク421が放出導管25の内部部分250上に取り付けられるように、フィルタカートリッジ40がビーカー形本体21に軸方向に沿って挿入される。
次に、ビーカー形本体21がカバー22で閉じられる。
カバー22は、リブ220が位置決め溝412に嵌まるまで、フィルタカートリッジ40の縦軸Aに対して回転される。
一旦位置決め溝412がリブ220に嵌められると、フィルタカートリッジ40とカバー22の間の正しい相互の位置決めが確保され、一方または両方の導電性ストリップ50の露出部分(第一の露出部分51)と水位検知器30の対応する電気的接触部33との間の直接的接触が確保される。
水位検知器30の機能は、用いられる水位検知器および/またはその構成に応じて異なる。
以下では、フィルタ群10におけるフィルタカートリッジ40との組み合わせにおける水位検知器30のいくつかの作動方法を説明する。
水位検知器30が単一の電気的接触部33を有し、フィルタカートリッジ40が単一の導電性ストリップ50を有する場合、水位検知器30の作動は以下のとおりである。
水位検知器30は一対の電気的接触部を常に備えており、そのうちの一方の電気的接触部33はろ過を行っている最中の液体に浸漬され、他方は接地されている。
水はディーゼル油より高い導電率を有しているので、導電性ストリップ50がディーゼル油に完全に浸漬されていると、電子回路の電源が入った際に、ストリップ50が、電気的接触部のヘッドにおいて、ディーゼル燃料の電気抵抗に依存する電流強さの第一の値を測定する。
ハウジング20の底部に蓄積した水が導電性ストリップ50の露出部分51,52を単に部分的にでも遮断するような水位に達すると、電子回路が、電気的接触部のヘッドにおいて、水の電気抵抗に依存し従って電流強さの第一の値より大きい、電流強さの第二の値を測定し、放出導管25を通して水を抜き出す必要性を信号として対応する制御ユニットに送信する。
これは、導電性ストリップ50が単一の露出部分51を備える場合でも、筐体20の底部が細分された各環境に存在する水の水位に個別にアクセス可能な第一の露出部分51および第二の露出部分52を備える場合でも起こる。
図示された場合のように水位検知器30が二つの電気的接触部33を備え、かつフィルタカートリッジ40が二つの対応する導電性ストリップ50を備える場合、水位検知器30の作動は以下のとおりでも良い。
両方の電気的接触部33が、導電性ストリップ50と同様に、ろ過を行っている最中の液体に浸漬されている。
水はディーゼル油より高い導電率を有しているので、両方の導電性ストリップ50がディーゼル油に浸漬されていると、電子回路は、電源が入った際に、電気的接触部33のヘッドにおいて、ディーゼル油の電気抵抗に依存する電流強さの第一の値を測定する。
ハウジング20の底部に蓄積した水が導電性ストリップ50の露出部分51,52を単に部分的にでも接触するような水位に達すると、電子回路が、電気的接触部33のヘッドにおいて、水の電気抵抗に依存し従って電流強さの第一の値より大きい、電流強さの第二の値を測定し、放出導管25を通して水を抜き出す必要性を信号として対応する制御ユニットに送信する。この場合も、これは、導電性ストリップ50が単一の露出部分51を備える場合でも、ハウジング20の底部が細分された各環境に存在する水の水位に個別にアクセス可能な第一の露出部分51および第二の露出部分52を備える場合でも起こる。
最後に、フィルタカートリッジ40が抵抗器55も備える場合、それにより、二つの導電性ストリップ50が、水の電気抵抗および(例えば水の電気抵抗より大きい)ディーゼル油の電気抵抗の両方と異なる電気抵抗を介して接続される。
従って、筐体が空の場合(またはディーゼル油で満たされている場合)、一旦電源の入った電子回路が、電気的接触部33のヘッドにおいて、抵抗器55の(または同様にディーゼル油の)電気抵抗に依存する電流強さの参照値を測定する。
電子回路および制御ユニットは、検知された電流強さの値が参照値と異なる場合に、これは例えば挿入されているフィルタカートリッジ40が、所定のフィルタ群を本来の用途としていたものではない、あるいは筐体の誤った位置に入っていることを示しているかもしれないので、警告信号を発生するように構成されている。
いずれの場合でも、両方の導電性ストリップ50がディーゼル油に浸漬されると、電子回路は、電源が入った際に、電気的接触部33のヘッドにおいて、ディーゼル油または抵抗器55の電気抵抗に依存する電流強さの第一の値を測定する。
ハウジング20の底部に蓄積した水が導電性ストリップ50の露出部分51,52に単に部分的にでも関わるような水位に達すると、電子回路が、電気的接触部33のヘッドにおいて、水の電気抵抗に依存し従って電流強さの第一の値より大きい、電流強さの第二の値を測定し、放出導管25を通して水を抜き出す必要性を信号として対応する制御ユニットに送信する。
上記に関し、(図14に示した第二の実施形態による)フィルタ群10の機能は次のとおりである。一方または両方の導電性ストリップ50の露出位置(第一の露出部分51)と水位検知器30の対応する電気的接触部33との間の直接的な接触を保証するように、フィルタカートリッジ40とカバー22との間の正しい相互の位置が一旦確保されると、フィルタ群10が正しく設置される。
水位検知器30の機能は、用いられる水位検知器および/またはその構成に応じて異なる。
水位検知器30が単一の電気的接触部33を有し、フィルタカートリッジ40が単一の導電性ストリップ50を有する場合、水位検知器30の機能は以下のとおりでもよい。
ここでも水位検知器30は一対の電気的接触部を備えており、そのうちの一方の電気的接触部33はろ過されている液体に浸漬され、他方は接地されている。
水はディーゼル油より高い導電率を有しているので、導電性ストリップ50がディーゼル油に完全に浸漬されていると、電子回路が起動された際に、回路が、電気的接触部のヘッドにおいて、ディーゼル油の電気抵抗に依存する電流強さの第一の値を測定する。
筐体20の底部に蓄積した水が導電性ストリップの露出部分51,52(特に外部の筐体20の内部の下側の水平面に位置する第二の露出部分52)を単に部分的にでも遮断するような水位に達すると、電子回路が、電気的接触部のヘッドにおいて、水の電気抵抗に依存し従って電流強さの第一の値より大きい、電流強さの第二の値を測定し、放出導管を介して水を抜き出す必要性を信号として対応する電子制御ボードに送信する。
水位検知器30が図示されている場合のように二つの電気的接触部33を有し、フィルタカートリッジ40が対応する二つの導電性ストリップ50を有する場合、水位検知器30の機能は以下のとおりでもよい。
両方の電気的接触部33が、導電性ストリップ50と同様に、ろ過されている液体に浸漬される。
水はディーゼル油より高い導電率を有しているので、両方の導電性ストリップ50がディーゼル油に浸漬されていると、電子回路に電源が入れられた際に、電子回路が、電気的接触部33のヘッドにおいて、ディーゼル油の電気抵抗に依存する電流強さの第一の値を測定する。
筐体20の底部に蓄積した水が導電性ストリップ50の露出部分51,52(特に筐体20の内部の下側の水平面に位置する第二の露出位置52)に部分的にでも関わるようにある水位に達すると、電子回路が、電気的接触部33のヘッドにおいて、水の電気抵抗に依存し従って電流強さの第一の値より大きい、電流強さの第二の値を測定し、放出導管を通して水を抜き出す必要性を信号として電子制御ボードに送信する。
最後に、フィルタカートリッジ40が抵抗器55も備える場合、それにより、二つの導電性ストリップが、水の電気抵抗および(例えば水の電気抵抗より大きい)ディーゼル油の電気抵抗の両方と異なる電気抵抗を介して連通する。
従って、筐体が空の場合(またはいずれにしてもディーゼル油で満たされている場合)、一旦電子回路に電源が入れられると、電子回路が、電気的接触部33のヘッドにおいて、抵抗器55の(または同様にディーゼル油の)電気抵抗に依存する電流強さの参照値を測定する。
電子回路および制御ボードは、検知された電流強さの値が参照値と異なる場合に、警告信号を発生するように構成されており、これは例えば取り付けられているフィルタカートリッジ40が、所定のフィルタ群を用途とする本来のフィルタカートリッジではない、あるいは筐体の誤った位置に入っていることを示すものである。
いずれの場合でも、両方の導電性ストリップ50がディーゼル油に浸漬されると、電子回路に電源が入った際に、電子回路が、電気的接触部33のヘッドにおいて、ディーゼル油または抵抗器55の電気抵抗に依存する電流強さの第一の値を測定する。
筐体20の底部に蓄積した水が導電性ストリップ50の露出部分51,52(特に外部筐体20の内側より下側の水平面に位置する第二の露出位置52)に単に部分的にでも関わるような水位に達すると、電子回路が、電気的接触部33のヘッドにおいて、水の電気抵抗に依存し従って電流強さの第一の値より大きい、電流強さの第二の値を測定し、放出導管を介して水を抜き出す必要性を信号として制御ボードに送信する。
このように着想された本発明に対して、発明の概念の範囲内にある全ての多くの変更および変形を行うことが可能である。
さらに、全ての詳細は、他の技術的に均等な要素によって置換可能である。
実際には、採用される材料は、偶発的な形状および寸法と共に、要件に応じたいかなるものであってもよく、それらによって以下の特許請求の範囲の保護範囲は放棄されない。

Claims (12)

  1. 管状フィルタ壁(43)と、該フィルタ壁(43)の下端に固定され少なくとも電気絶縁材料で作製された少なくとも環状支持プレート(42)とを備えた、流体をろ過するためのフィルタカートリッジ(40)であって、
    前記支持プレート(42)中に部分的に埋め込まれ、かつそこから少なくとも露出した部分(51,52)が設けられた、導電性材料で作製された導電性ストリップ(50)を備えるフィルタカートリッジ(40)。
  2. 少なくとも一対の前記導電性ストリップ(50)を備える請求項1に記載のカートリッジ(40)。
  3. 一対の前記導電性ストリップが互いに電気絶縁されている請求項2に記載のカートリッジ(40)。
  4. 一対の前記導電性ストリップが、前記支持プレート(42)中に少なとも部分的にめ込まれた抵抗器(55)によって互いに電気的に接続している請求項2に記載のカートリッジ(40)。
  5. 前記導電性ストリップ(50)が第一の露出部分(51)と第二の露出部分(52)とを備え、
    前記第一の露出部分(51)が前記支持プレート(42)の軸から距離をおいて位置し、該距離が前記支持プレート(42)の軸からの前記第二の露出部分(52)の距離より短く、前記第一および第二の露出部分(51,52)の間の中間にある導電性ストリップの少なくとも一領域(53)が前記支持プレート(42)中に埋め込まれた請求項1から請求項4のいずれかに記載のカートリッジ(40)。
  6. 縦軸を有する前記導電性ストリップ(50)の少なくとも部分(53)は、実質的に半径方向に沿って配置され前記支持プレート(42)中に埋め込まれた請求項1から請求項5のいずれかに記載のカートリッジ(40)。
  7. 前記導電性ストリップ(50)が第一の露出部分(51)と第二の露出部分(52)とを備え、
    前記第一の露出部分(51)が前記第二の露出部分(52)より高い軸方向高さに位置し、前記第一および第二の露出部分(51,52)の間の中間にある導電性ストリップの少なくとも部分(53)が前記支持プレート(42)中に埋め込まれた請求項1から請求項4のいずれかに記載のカートリッジ(40)。
  8. 前記第一の露出部分(51)が、下側の前記持プレート(42)より高い水平面に位置し、前記フィルタ壁(43)の下部の少なくとも一部分において半径方向に沿って一直線上に並
    前記第二の露出部分(52)が、前記フィルタ壁(43)の下端に固定された下側の前記支持プレート(42)の下側軸方向端部より下側の水平面および/またはこれと同じ水平面に位置する請求項7に記載のカートリッジ(40)。
  9. 縦軸を有する前記導電性ストリップ(50)の少なくとも部分(53)は、実質的に軸方向に沿って配置され前記支持プレート(42)中に埋め込まれた請求項7または請求項8に記載のカートリッジ(40)。
  10. 前記支持プレート(42)が、前記フィルタ壁(43)と同軸でかつ前記支持プレート(42)の中央穴(420)によって前記フィルタ壁(43)の内側容積部分と連通する、少なくとも中空シャンク(421)を備え、
    前記導電性ストリップ(50)の第一の露出部分が前記中空シャンク(421)の内部に位置し、
    前記導電性ストリップ(50)の第二の露出部分が前記中空シャンク(421)の外部に位置する請求項1から請求項9のいずれかに記載のカートリッジ(40)。
  11. 前記中空シャンク(421)と連携する環状シールを備える請求項10に記載のカートリッジ(40)。
  12. 外部筐体(20)を備え、該外部筐体(20)に、ろ過される流体の少なくとも入口(23)と、ろ過された流体の少なくとも出口(24)と、前記筐体(20)の内部に入れられる請求項1から請求項11のいずれかに記載の前記フィルタカートリッジ(40)とが設けられ、それにより前記入口(23)から前記出口(24)に向かう流れが前記フィルタ壁(43)を横断し、かつ前記フィルタカートリッジ(40)の前記支持プレート(42)が前記筐体(20)の底部に近位の下側プレートをなし、ディーゼル油(30)中の水の検知器の電気的接触部(33)が前記筐体(20)の底部の近位に配置され、これと連携するフィルタ群(10)であって、
    前記電気的接触部(33)を延長するように前記フィルタカートリッジ(40)が前記筐体(20)の内部に入っている場合に、前記導電性ストリップ(50)の少なくとも露出部分(51)が少なくとも前記電気的接触部(33)と接触可能となるフィルタ群(10)。
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