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JP7444617B2 - ドレインボルト及び燃料フィルタ - Google Patents

ドレインボルト及び燃料フィルタ Download PDF

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JP7444617B2
JP7444617B2 JP2020006903A JP2020006903A JP7444617B2 JP 7444617 B2 JP7444617 B2 JP 7444617B2 JP 2020006903 A JP2020006903 A JP 2020006903A JP 2020006903 A JP2020006903 A JP 2020006903A JP 7444617 B2 JP7444617 B2 JP 7444617B2
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Description

本発明は、燃料フィルタに取り付けられるドレインボルト及び前記ドレインボルトを有する燃料フィルタに関するものである。
コモンレール式燃料噴射システムは、フィードポンプによって燃料供給を行う場合、燃料フィルタの内部が負圧に保持される。すなわち、図16に示すように、コモンレール式燃料噴射システムは、燃料タンクTと、燃料フィルタ1と、サプライポンプSと、コモンレールCと、インジェクタIを備える。燃料フィルタ1は、燃料タンクTとサプライポンプSとの間で燃料配管Dを介して接続される。サプライポンプSが有するフィードポンプFを駆動することにより、燃料タンクTから燃料フィルタ1を介してフィードポンプFまで、燃料が吸い上げられる。このとき、燃料フィルタ1において、燃料中から水が分離され、燃料中の異物が捕捉される。前記分離された水(分離水)は、燃料フィルタ1の内部の下方に設けられたセジメンタに貯留される。吸い上げられた燃料は、サプライポンプSで加圧され、コモンレールCで蓄圧状態に保持され、インジェクタIから噴射される。コモンレールCで余剰となった燃料は、還流配管Bを介して燃料タンクTに還流される。
サプライポンプSからコモンレールCへの燃料の供給により、燃料配管Dは、正圧状態の回路Pとなり、還流配管Bでリターン回路Rを構成する。一方、燃料タンクTからフィードポンプFまでの燃料配管Dは、フィードポンプFの前記駆動によって、負圧状態の回路Nとなる。したがって、燃料フィルタ1の内部も負圧に保持される。
燃料フィルタ1は、前記セジメンタ側に、前記貯留された分離水を排出するドレイン孔が設けられている。ドレイン孔は、ドレインボルト11によって、閉塞されているが、ドレインボルト11による前記閉塞状態を解除することにより、前記貯留された分離水を外部に排出することができる。
ところで、前記説明の通り、燃料フィルタの内部が負圧に保持されていると、ドレインボルト11を前記閉塞状態から解除しても、セジメンタの分離水の自重では、外部の大気圧と水の液面張力(表面張力)によって前記貯留された分離水が外部に排出されない。
そこで、従来、分離水の排出路の他に、空気を燃料フィルタ内に流入させる流入路を設け、前記表面張力の影響を回避するドレインボルトが提案されていた。すなわち、ドレインボルトの軸方向通路が、仕切りによって、排出路と流入路とに分割され、スピンドルネジを緩めることにより、排出路から分離水を排水するとともに、流入路から空気を流入させるドレインボルトが提案されていた(例えば、特許文献1参照。)。
また、細径のシャフトと太径のシリンダーピンとが、周方向溝を介して一体的に形成されたバルブアセンブリ(ドレインボルト)であって、前記シャフトの先端に排水口を閉じるシールエレメントと、前記周方向溝に組み付けられ、前記シリンダーピンの軸方向内部に形成された通気孔を閉塞するラジアルシールを有し、前記バブルアセンブリの前記シールエレメント及び前記ラジアルシールによる閉塞状態を解除すると、前記排水口から燃料フィルタのハウジング内の水が排水されるとともに、前記通気孔から空気が前記ハウジング内流入する燃料フィルタが提案されていた(例えば、特許文献2参照。)。同様に、径の異なる胴部を一体的に有する排出弁(ドレインボルト)の各胴部に、第1のシーリングと第2のシーリングを組付け、排出弁は、閉位置と開位置との間で調整可能であり、排出チャネルと換気チャネルを別々に設け、排出弁本体の閉塞状態を解除する動作中に、まず、排出チャネルが開放され、次いで換気チャネルが開放される燃料フィルタが提案されていた(例えば、特許文献3参照。)
独国特許出願公開第112016005275号明細書 欧州特許第1544453号明細書 欧州特許第3033517号明細書
前記特許文献1乃至3記載のドレインボルトの構成では、セジメンタに貯留された分離水の排出系統と燃料フィルタ内部への空気の流入系統の2系統を設けるとともに、ドレイン孔を閉塞するためには、シーリング部を2カ所設ける必要があるため、ドレインボルトの構造が複雑になるという問題があった。
本明細書における開示は、上記課題を解消させるためのものであり、簡易な構造で、分離水を排出する作業の負荷を軽減することが可能なドレインボルト及びかかるドレインボルトを有する燃料フィルタを提供することを目的とする。
本明細書における開示の一局面において、上記目的を達成させるために、
燃料フィルタのドレイン孔を水密に保持可能なヘッド部と、
軸方向内部に貫通した第1流路を有する胴部と、
前記ヘッド部と前記第1流路の開口部を有する前記胴部の一端面との間に介在して前記ヘッド部を支持するとともに、
前記第1流路に連通し、前記ヘッド部と前記一端面との間に形成された第2流路から前記ドレイン孔に水密に保持されている前記ヘッド部をドレイン孔から解除する方向に抜くことによって、前記ヘッド部とドレイン孔との間に形成される空間である外部に繋がる間隙を有する支持部と、
を有し、
前記開口部に対向する前記ヘッド部の面の形状が、前記開口部方向に向かってテーパ状の斜面によって形成されるドレインボルトを提供する。
この構成によれば、前記ドレイン孔が水密に保持された閉塞状態を前記ドレインボルトによって解除することにより、前記流路からセジメンタに貯留された分離水を排出するとともに、前記第1流路及び第2流路から燃料フィルタの内部に空気を流入させることができる。これは、空気が、前記第2流路で前記ヘッド部近傍に到達すると、滞留せずに前記テーパ状(空気の流れ方向から見ると逆テーパ状)の斜面に沿って前記燃料フィルタの内部にスムーズに案内されるためである。そして、空気が前記燃料フィルタの内部に案内されることにより、前記負圧状態になっている燃料フィルタの内部が、大気開放された状態になり、前記セジメンタに貯留されている分離水が排出される。
前記ドレイン孔が、前記燃料フィルタのセジメンタ側の小径部と、段部を介して前記小径部に連通する大径部との異なる径の孔から構成されている場合、前記ヘッド部は、前記小径部で水密に保持可能であり、前記胴部は、前記大径部に嵌挿可能であればよい。
この構成によれば、前記ヘッド部を前記大径部側に抜いて、前記水密な状態を解除すると、前記間隙から、大径部に空気が移動し、燃料フィルタ内に空気を流入させることができる。
前記支持部は、前記ヘッド部の周部と前記胴部の周部との間で、前記第2流路を包囲するように、少なくとも2本の支柱を介在させて前記ヘッド部を支持し、前記各支柱は、三角柱状に形成され、長手方向の稜線を前記第2流路内の前記ドレインボルトの中心軸方向に向けて配されるようにしてもよい。
この構成によれば、前記三角柱状の支柱の斜面によって、前記第2流路で前記ヘッド部近傍に到達した空気は、前記テーパ状の斜面と相俟って、滞留が許容されず、スムーズに前記燃料フィルタの内部に案内される。
前記第1流路の孔径は、前記第2流路の孔径よりも、拡径するようにしてもよい。
この構成によれば、流路の開口部が拡大され、空気の流入量と分離水の排出量が増大し、空気の流入、分離水の排出をスムーズに行うことができる。
本明細書における開示の他の局面において、上記目的を達成させるために、内部にエレメントを保持するハウジングと、
前記エレメントの下方に形成されるセジメンタと、
前記セジメンタ側に穿孔され、前記セジメンタ側の小径部と、段部を介して前記小径部に連通する大径部との異なる径の孔から構成されるドレイン孔と、
このドレイン孔を水密に閉塞するドレインボルトと、
を有し、
前記ドレインボルトは、
前記小径部で水密に保持可能なヘッド部と、
前記大径部に嵌挿可能であって、軸方向内部に貫通した第1流路を有する胴部と、
前記ヘッド部と前記第1流路の開口部を有する前記胴部の一端面との間に介在して前記ヘッド部を支持するとともに、前記第1流路に連通し、前記ヘッド部と前記一端面との間に形成された第2流路から、前記ドレイン孔に水密に保持されている前記ヘッド部をドレイン孔から解除する方向に抜くことによって、前記ヘッド部とドレイン孔との間に形成される空間である外部に繋がる間隙を有する支持部と、を有し、
前記開口部に対向する前記ヘッド部の面の形状が、前記開口部方向に向かってテーパ状の斜面によって形成される、燃料フィルタを提供する。
この構成によれば、連通した前記第1流路及び前記第2流路が、分離水の排出と空気の流入を可能とする燃料フィルタを提供することができる。
本発明によれば、ドレインボルトを簡易な構造とすることができ、セジメンタに貯留された分離水を排出する作業の負荷を軽減することができるという効果を奏する。
図1は、本明細書で開示する燃料フィルタの側断面図であり、(A)は、ドレインボルトでドレイン孔を閉塞している状態の側断面図、(B)は、ドレインボルトによる前記閉塞を解除している状態の側断面図である。 図2は、燃料フィルタに横付でドレインボルトを装着している状態を示す側断面図である。 図3は、ドレインボルトを解除して空気の流入及び分離水の排出をしている状態を示す部分拡大側断面図である。 図4は、本明細書で開示するドレインボルトを示す図であり、(A)は、側面図、(B)は、上面図、(C)は、底面図である。 図5は、本明細書で開示するドレインボルトの側断面図であり、(A)は、図4(A)のA-A線に沿って切断した側断面図、(B)は、図4(B)のB-B線に沿って切断した側断面図である。 図6は、ドレインボルトのヘッド部底面の第1変形を示した図であり、(A)は、上面図、(B)は、(A)のC-C線に沿って切断した側断面図である。 図7は、ドレインボルトのヘッド部底面の第2変形を示した図であり、(A)は、上面図、(B)は、(A)のD-D線に沿って切断した側断面図である。 図8は、ドレインボルトのヘッド部底面の第3変形を示した図であり、(A)は、上面図、(B)は、(A)のE-E線に沿って切断した側断面図である。 図9は、ドレインボルトの支持部の第1変形例を示した図であり、(A)は、側面図、(B)は、底面図、(C)は、(B)のF-F線に沿って切断した側断面図である。 図10は、ドレインボルトの支持部の第2変形例を示した図であり、(A)は、側面図、(B)は、上面図、(C)は、底面図、(D)は、(A)のG-G線に沿って切断した側断面図である。 図11は、ドレインボルトの支持部の第3変形例を示した部分拡大側面図である。 図12は、ドレインボルトの支持部の第4変形例を示した部分拡大側面図である。 図13は、ドレインボルトの支持部の第5変形例を示した底面図である。 図14は、ドレインボルトの支持部の第6変形例を示した底面図である。 図15は、ドレインボルトの支持部の第7変形例を示した底面図である。 図16は、燃料フィルタを含むコモンレール式燃料噴射システムの模式的構成図である。
以下、図面を参照しながら本明細書による開示を実施するための形態を説明する。先に説明した実施形態に対応する構成要素を後続の実施形態が有する場合には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。また、各実施形態において構成の一部のみを説明している場合、当該構成の他の部分については先行して説明した実施形態の参照符号を使用する場合がある。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示していない場合でも、特に当該組み合わせに支障が生じなければ、実施形態同士を部分的に組み合わせることも可能である。また、図中の各部材の大きさは、説明を容易とするため適宜強調されており、実際の寸法、部材間の比率を示すものではない。
以下の実施形態、変形例で開示する燃料フィルタ、ドレインボルトは、燃料フィルタから分離水を排出する例を説明するが、これに限定する趣旨ではなく、燃料を排出する場合でも、以下の燃料フィルタ、ドレインボルトは適用される。
図1は、本明細書で開示するドレインボルト11を有する燃料フィルタ1の側断面図である。燃料フィルタ1のハウジング12は、上部に、燃料に含まれる異物を除去して濾過するエレメント13を保持し、下部に、燃料から分離された分離水が貯留されるセジメンタ14を形成する。また、セジメンタ14には、前記分離水の水位が一定以上に達したときに、分離水の排出が必要になることを知らせるための水レベルスイッチ15が設置されている。
ハウジング12の底面、すなわち、セジメンタ14の底面には、前記分離水を排出するためのドレイン孔16が穿孔されている。ドレイン孔16は、セジメンタ14側の小径部16Aと、段部を介して小径部16Aに連通する大径部16Bとから構成される。
図1(A)で示すように、ドレインボルト11は、ドレイン孔16の形状にフィットした外形を有する。小径部16Aに、ドレインボルト11のヘッド部111を挿入することによって、ドレイン孔16は閉塞される。一方、大径部16Bには、ドレインボルト11の胴部113を嵌挿する。ドレイン孔16を水密に保持するために、ヘッド部111の外周には、Oリング17が組付けられている。大径部16Bに胴部113を嵌挿する手段としては、例えば、大径部16Bと胴部113とが螺合可能なように、各々螺刻すればよい(図示せず)。なお、ヘッド部111と胴部113との間には、支持部112が介在し、ヘッド部111を支持している。また、胴部113には、軸方向内部に貫通した胴部側流路113A(第1流路に該当)が形成されている。また、支持部112には、胴部側流路113Aに連通する支持部側流路113C(第2流路に該当)が形成されている。
ドレイン孔16から、前記分離水を排出するには、図1(B)で示すように、ドレインボルト11を図中の矢印方向に抜いて、前記閉塞状態を解除すればよい。すなわち、ヘッド部111を大径部16B側まで抜き出し、Oリング17によるシールを解除すればよい。かかる状態にすることで、胴部側流路113A及び支持部側流路113Cを介して、セジメンタ14内部から外部に前記分離水を排出することができる。
図1では、セジメンタ14の底面に穿孔されたドレイン孔16にドレインボルト11を挿入した形態を示したが、図2に示すように、横向小径部18A及び横向大径部18Bからなる横向ドレイン孔18をハウジング12の底部横に設け、ドレインボルト11を横方向に挿入する形態であってもよい。
図3は、図1(B)のように、ドレイン孔16で前記閉塞状態を解除した状態のドレインボルト11の部分拡大側断面図である。燃料フィルタ1の内部は、燃料供給を行う場合、燃料フィルタの内部が負圧に保持されている。したがって、この負圧に保持された状態で前記分離水を排出しようとしても、外部の大気圧と水の液面張力によって前記貯留された分離水が外部に排出されない。
本明細書で開示するドレインボルト11は、胴部側流路113Aのヘッド部111側の開口部に対向するヘッド部底面111Bの面の形状が、前記開口部方向に向かってテーパ状に形成されている。胴部側流路113Aから支持部側流路113Cに到達した空気は、ドレインボルト11内で滞留することなく、ヘッド部底面111Bの前記テーパ状の斜面に沿って燃料フィルタ1のハウジング12内部に案内される。図3では、セジメンタ14から支持部側流路113Cから胴部側流路113Aを経て排出される分離水Wの流れを実線の矢印で示し、胴部側流路113Aから支持部側流路113Cを経てセジメンタ14に流入する空気Aの流れを破線の矢印で示している。
本明細書で開示する燃料フィルタ1は、ドレインボルト11のヘッド部底面111Bを前記テーパ状に形成することにより、燃料フィルタ1の内部が負圧に保持されていても、連通された単一の支持部側流路113C及び胴部側流路113Aで、空気Aを燃料フィルタ1の内部に案内し、大気開放するとともに、分離水Wを燃料フィルタ1から排出することができる。すなわち、ドレインボルト11を前記水密に保持された状態から解除する作業だけで、分離水Wをスムーズに排出することができる。また、ドレインボルトに分離水Wの排出系統と空気Aの流入系統の2系統を設ける必要もなく、ドレイン孔を閉塞するために、シーリング部を2カ所設ける必要もないため、ドレインボルトの構造を簡易化することができる。
以下、図4及び図5でドレインボルト11の構成を説明する。図4(A)は、側面図、図4(B)は、上面図、図4(C)は、底面図である。また、図5(A)は、図4(A)のA-A線に沿って切断した側断面図であり、図5(B)は、図4(B)のB-B線に沿って切断した側断面図である。
本明細書で開示するドレインボルト11は、図1乃至図3でも示したように、ヘッド部111と支持部112と胴部113とから構成されている。
図1で説明した通り、ヘッド部111は、燃料フィルタ1のドレイン孔16を小径部16Aで水密に保持可能な形態であればよいが、本実施の形態では、図5(B)で示すように、ヘッド部111は、Oリング17を組み付けるOリング溝111Aを有する円柱で、上面(ドレイン孔16側)と底面(支持部側流路113C側)の形状は、円錐である。なお、Oリング溝111AにOリング17を組み付けることによって、前記水密に保持可能なシール部が形成される。また、ヘッド部底面111Bは、本実施の形態では、円錐形を成している。
支持部112は、ヘッド部111と胴部113の胴部側流路113Aの開口部を有する一端面との間に介在して、ヘッド部111を支持する。支持部112は、本実施の形態では、ヘッド部111の周部と胴部113の周部との間で、周方向に等間隔に配された4本の支柱から構成される。したがって、前記4本の支柱は、円筒状の胴部113の開口部及び支持部側流路113Cを包囲するように、ヘッド部111を支持する。前記4本の支柱の間が、離間しているため、胴部側流路113Aの前記開口部から、支持部側流路113Cを介して外部に繋がる間隙112Bが形成される。ここで、外部とは、図1で説明した通り、ドレインボルト11を前記閉塞状態から解除する方向に抜くことによって、ヘッド部111とドレイン孔16の大径部16Bとの間に形成される空間を意味する。
また、支持部112を構成する前記支柱は、いずれも、図4(C)で示すように、本実施の形態では、長手方向の支柱側面(斜面)112Cがドレインボルトの中心軸方向に伸びる三角柱状に形成されている。そして、長手方向の支柱側面112C、112Cの2面によって稜線112Dが、ヘッド部111の方向に形成されている。
円筒状の胴部113は、図1でも説明した通り、軸方向内部に貫通した胴部側流路113Aを有する。胴部側流路113Aの開口部を有する他端面、すなわち、支持部112側と反対側の胴部113の底面の下部には、翼部113Bが設けられている。図1で説明したように、大径部16Bと胴部113とで螺合している場合、ドレインボルト11を前記解除するために、翼部113Bを緩める方向に回せばよい。
図4(B)で示すように、胴部側流路113Aの孔径は、支持部側流路113Cの孔径よりも拡径されている。また、前記支柱は、いずれも、ヘッド部111の周部と前記拡径されている胴部側流路113Aの外周を形成する胴部113の周部とを接続するため、前記開口部を包囲する内部空間、すなわち、支持部側流路113Cから外方向に向かって(山折りに)屈曲させている。なお、屈曲させる角度は、前記支柱をヘッド部111の周部から径方向に向けて、水平に胴部113の周部の大きさまで伸ばし、胴部113の周部に向けて直角に屈曲させてもよいが、支持部側流路113Cに直角に曲がる経路が形成されると、流路係数が変わり、空気のスムーズな案内を阻害するおそれがある。したがって、図4で示すように、前記支柱は、ヘッド部111の周部から、所定の角度で胴部113の周部の方向に傾斜させ、胴部113の周部と同径となる位置から垂下に伸びるように、屈曲させることが好ましい。
なお、図1で説明したドレイン孔16の形状も、小径部16Aと大径部16Bとの間をつなぐ段部を前記支柱の屈曲させた傾斜に合わせた形状とすればよい。
支持部側流路113Cを形成する内部空間は、ヘッド部底面111Bと、前記支柱の支柱側面112C、112C及び稜線112Dと、胴部側流路113Aの前記開口部の一端面とで形成されている。前記内部空間は、胴部側流路113Aの前記開口部から流入する空気が滞留するような平面が存在しない。すなわち、前記開口部から支持部側流路113Cに流入する空気は、ヘッド部底面111Bが、前記テーパ状に形成されているため、斜面に沿って間隙112Bから、図1で示した大径部16Bに案内される。また、支持部112を構成する前記支柱は、支柱側面112C、112C及び稜線112Dで構成されているため、前記空気は、稜線112Dから支柱側面112C、112Cに沿って間隙112Bから、図1で示した大径部16Bに案内される。図5(A)のように、図4(A)のA-A線に沿って切断した側断面図及び図5(B)のように、図4(B)のB-B線に沿って切断した側断面図から、前記内部空間には、前記空気が滞留するような平面が存在しないことがわかる。
<変形例>
以下、図4及び図5で説明したドレインボルト11の実施形態について、ヘッド部の変形例と支持部の変形例を説明する。なお、図4及び図5で説明した実施形態に対応する構成要素を以下の各変形例が有する場合には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
(ヘッド部に関する変形例1)
図6は、ヘッド部に関する変形例1を示し、図6(A)は、変形例1にかかるドレインボルト11の上面図、図6(B)は、図6(A)のC-C線に沿って切断した側断面図である。本変形例1のヘッド部111は、ヘッド部底面111Cの前記テーパ状の斜面を凹状のR面としたものである。
(ヘッド部に関する変形例2)
図7は、ヘッド部に関する変形例2を示し、図7(A)は、変形例2にかかるドレインボルト11の上面図、図7(B)は、図7(A)のD-D線に沿って切断した側断面図である。本変形例2のヘッド部111は、ヘッド部底面111Dの前記テーパ状の斜面を凸状のR面としたものである。
(ヘッド部に関する変形例3)
図8は、ヘッド部に関する変形例3を示し、図8(A)は、変形例3にかかるドレインボルト11の上面図、図8(B)は、図8(B)のE-E線に沿って切断した側断面図である。本変形例3のヘッド部111は、ヘッド部底面111Eの前記テーパ状の斜面を断面半円状としたものである。すなわち、図7の凸状のR面の頂部を曲線状に面取りし、ヘッド部底面111E全体の断面を半円状としたものである。
以上の通り、ヘッド部111に関する変形例1乃至3は、いずれも、前記テーパ状の平面状の斜面を曲面状にしたものである。いずれの変形例であっても、前記内部空間で空気が滞留するような平面が存在しないため、平面状の斜面の場合同様、空気をスムーズに案内することが可能である。
(支持部に関する変形例1)
図9は、支持部に関する変形例1を示し、図9(A)は、本変形例1にかかるドレインボルト11の側面図、図9(B)は、底面図、図9(C)は、図9(B)のF-F線に沿って切断した側断面図である。図1で説明したように、前記実施の形態では、支持部112を構成する支柱の本数を4本としたが、本変形例1では、前記支柱の本数を1本とする単支柱部114から構成される。
単支柱部114は、一端をヘッド部底面111Fに接合する。単支柱部114の他端は、ヘッド部底面111Fに対向する胴部側流路113Aの開口部上で、胴部113の径方向に放射状に分岐した少なくとも2本の枝部114Aによって構成される。各枝部114Aは、胴部113の周部に接合する。本変形例1では、単支柱部114の一端は、ヘッド部底面111Fのテーパ状の頂部に接続し、他端を前記一端から、前記開口部上まで垂下し、3本の枝部114Aによって前記周部に接続している。3本の枝部114Aは、いずれも、前記垂下した前記開口部上で、直角に屈曲して前記周部に接続される。3本の枝部114Aは、前記周部の周方向に等間隔に離間して接続されている。
なお、ヘッド部底面111Fと前記開口部との間には、単支柱部114を介して、間隙114Bが形成されている。
枝部114Aは、図9(B)、(C)で示すように、四角柱状に形成され、長手方向の枝部側面114C、114Cの2面によって形成される稜線114Dが、前記開口部側に向けて配され、2つの枝部側面114Eによって形成される稜線114Fは、間隙114Bに向けて配される。
本変形例1のように構成することにより、前記開口部から出てきた空気は、前記稜線114Dを形成する枝部側面114C、114Cの斜面に沿って間隙114B側に案内される。間隙114Bは、下方に、2つの枝部側面114Eによって形成される稜線114Fが配され、上方に、前記テーパ状のヘッド部底面111Fが配されている。したがって、間隙114Bに案内された空気は、滞留せず、スムーズに外部に案内される。
(支持部に関する変形例2)
図10は、支持部に関する変形例2を示し、図10(A)は、本変形例2にかかるドレインボルト11の側面図、図10(B)は、上面図、図10(C)は、底面図、図10(D)は、図10(A)のG-G線に沿って切断した側断面図である。図1で説明したように、前記実施の形態では、支持部112を構成する支柱の本数を4本としたが、本変形例1では、前記支柱の本数を2本とする構成である。
本変形例2では、支持部115を構成する2本の支柱が周方向に等間隔に離間して配されている。各支柱の構成は、支柱の本数を4本とする前記実施の形態と同様であり、屈曲部115Aを有する三角柱状に形成されている。支柱側面115C、115Cに形成される稜線115Dは、いずれも、胴部側流路113Aの前記開口部及び支持部側流路113Cに向けて配されている。
なお、支柱の本数を2本にすることにより、間隙115Bの前記外部に抜ける領域の面積は、支柱の本数が4本の場合に比べて拡張する。
(支持部に関する変形例3)
図11は、ドレインボルト11の支持部112の部分拡大側面図によって、支持部に関する変形例3を示したものである。前記実施の形態では、支持部112を構成する支柱は、いずれも、前記内部空間から外方向に向かって屈曲させているが、本変形例では、屈曲に代えて、湾曲させたものである。すなわち、支持部112は、前記内部空間から外方向に向かって湾曲した湾曲部112Eを有する。したがって、支持部112を構成する各支柱は、湾曲面を有する三角柱状に形成され、2つの支柱側面112Fによって形成される稜線112Gも曲線状になる。
(支持部に関する変形例4)
図12は、ドレインボルト11の支持部112の部分拡大側面図によって、支持部に関する変形例4を示したものである。本変形例では、前記屈曲、湾曲に代えて、ヘッド部111の周部と胴部113の周部とを直線状に接続させたものである。すなわち、支持部112は、ヘッド部111から胴部113に向かって、テーパ状に傾斜した傾斜部112Hを有する。したがって、支持部112を構成する各支柱は、三角柱状に形成され、2つの支柱側面112Iによって形成される稜線112Jも直線状になる。
(支持部に関する変形例5)
図13は、ドレインボルト11の底面図によって、支持部に関する変形例5を示したものである。前記実施の形態では、支持部112を構成する各支柱は、三角柱状に形成されているが、本変形例5では、稜線112Lを形成する2つの支柱側面112K、112Kを凹状のR面としたものである。
(支持部に関する変形例6)
図14は、ドレインボルト11の底面図によって、支持部に関する変形例6を示したものである。変形例5では、稜線112Lを形成する2つの支柱側面112K、112Kを凹状のR面としたが、本変形例6では、稜線112Nを形成する2つの支柱側面112M、112Mを凸状のR面としたものである。
(支持部に関する変形例7)
図15は、ドレインボルト11の底面図によって、支持部に関する変形例7を示したものである。変形例7では、変形例6同様、稜線を形成する2つの面を凸状のR面とするとともに、前記稜線を曲線状に面取りし、短手方向断面を半円状の曲面112Oとしたものである。
支持部に関する変形例5乃至7は、いずれも、ヘッド部111に関する前記変形例1乃至3同様、稜線を形成する2つの支柱側面を曲面状にしたものである。いずれの変形例であっても、前記内部空間で空気が滞留するような平面が存在しないため、平面の斜面の場合同様、スムーズな空気の案内が可能である。
以上の通り、本明細書で開示するドレインボルト11は、負圧で保持されている:燃料フィルタ1のハウジング12の内部に空気を導入し、大気開放することにより、燃料、分離水の排出を容易にすることができる。また、連通された胴部側流路113A及び支持部側流路113Cから形成される単一の流路で、燃料、分離水の排出とともに、空気の導入が可能であるため、ドレインボルト11の構造を簡易化することができる。
この明細書で開示された技術は、前記実施形態に制限されない。すなわち、例示的に示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。また、一つの実施形態と他の実施形態との間における部品、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。さらに、開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示される技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものである。
1 燃料フィルタ
11 ドレインボルト
12 ハウジング
13 エレメント
14 セジメンタ
15 水レベルスイッチ
16 ドレイン孔
16A 小径部
16B 大径部
17 Oリング
111 ヘッド部
111A Oリング溝
111B ヘッド部底面
112 支持部
112A 屈曲部
112B 間隙
112C 支柱側面
112D 稜線
113 胴部
113A 第1流路
113C 第2流路

Claims (18)

  1. 燃料フィルタ(1)のドレイン孔(16)を水密に保持可能なヘッド部(111)と、
    軸方向内部に貫通した第1流路(113A)を有する胴部(113)と、
    前記ヘッド部と前記第1流路の開口部を有する前記胴部の一端面との間に介在して前記ヘッド部を支持するとともに、前記第1流路に連通し、前記ヘッド部と前記一端面との間に形成された第2流路(113C)から、前記ドレイン孔に水密に保持されている前記ヘッド部をドレイン孔から解除する方向に抜くことによって、前記ヘッド部とドレイン孔との間に形成される空間である外部に繋がる間隙(112B)を有する支持部(112)と、を有し、
    前記開口部に対向する前記ヘッド部の面の形状が、前記開口部方向に向かってテーパ状の斜面によって形成される、ドレインボルト(11)。
  2. 前記ドレイン孔が、前記燃料フィルタのセジメンタ(14)側の小径部(16A)と、段部を介して前記小径部に連通する大径部(16B)との異なる径の孔から構成され、前記ヘッド部は、前記小径部で水密に保持可能であり、前記胴部は、前記大径部に嵌挿可能である、請求項1記載のドレインボルト。
  3. 前記テーパ状の面の形状を円錐形とする、請求項1又は請求項2記載のドレインボルト。
  4. 前記ヘッド部は、円柱で上面(前記ドレイン孔側)と底面(前記第2流路側)は円錐形状を成し、一方の錐体を前記開口部に対向する前記テーパ状の面とし、前記底面が結合する外周部に、前記水密に保持可能なシール部(111A)を設ける、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のドレインボルト。
  5. 前記テーパ状の斜面を凹状のR面とする、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のドレインボルト。
  6. 前記テーパ状の斜面を凸状のR面とする、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のドレインボルト。
  7. 前記テーパ状の断面を半円状とする、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のドレインボルト。
  8. 前記支持部は、前記ヘッド部の周部と前記胴部の周部との間で、前記第2流路を包囲するように、少なくとも2本の支柱を介在させて前記ヘッド部を支持し、前記各支柱は、長手方向の稜線(112D)を前記第2流路内の前記ドレインボルトの中心軸方向に向けて配される、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のドレインボルト。
  9. 前記支持部は、前記各支柱が、前記ヘッド部の周部から前記胴部の周部に向かって、前記第2流路が拡径するように傾斜又は湾曲して形成される、請求項8記載のドレインボルト。
  10. 前記各支柱は、前記第2流路から外部方向にむかって屈曲させて傾斜する、請求項9記載のドレインボルト。
  11. 前記支持部は、前記間隙で、一端を前記開口部に対向する前記ヘッド部の面に接合し、他端を前記開口部上で、前記胴部の径方向に、放射状に分岐した少なくとも2本の枝部により、前記胴部の周部に接合する1本の支柱で構成され、前記枝部は、長手方向の対向する2つの稜線の一方を前記開口部側に向けて配し、他方を前記間隙に向けて配する、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のドレインボルト。
  12. 前記一端を前記ヘッド部のテーパ状の頂部に接続し、前記他端を前記一端から、前記開口部上まで垂下し、前記枝部を形成する、請求項11記載のドレインボルト。
  13. 前記稜線を形成する2つの面を凹状のR面とする請求項8から請求項12までのいずれか1項に記載のドレインボルト。
  14. 前記稜線を形成する2つの面を凸状のR面とする請求項8から請求項12までのいずれか1項に記載のドレインボルト。
  15. 前記稜線を形成する2つの面を凸状のR面とするとともに、前記稜線を曲線状に面取りし、短手方向断面を半円状の曲面とする請求項8から請求項12までのいずれか1項に記載のドレインボルト。
  16. 前記第1流路の孔径は、前記第2流路の孔径よりも拡径して形成される、請求項1から請求項15までのいずれか1項に記載のドレインボルト。
  17. 内部にエレメント(13)を保持するハウジング(12)と、
    前記エレメントの下方に形成されるセジメンタと、
    前記セジメンタ側に穿孔され、前記セジメンタ側の小径部と、段部を介して前記小径部に連通する大径部との異なる径の孔から構成されるドレイン孔と、
    このドレイン孔を水密に閉塞するドレインボルトと、
    を有し、
    前記ドレインボルトは、
    前記小径部で水密に保持可能なヘッド部と、
    前記大径部に嵌挿可能であって、軸方向内部に貫通した第1流路を有する胴部と、
    前記ヘッド部と前記第1流路の開口部を有する前記胴部の一端面との間に介在して前記ヘッド部を支持するとともに、前記第1流路に連通し、前記ヘッド部と前記一端面との間に形成された第2流路から、前記ドレイン孔に水密に保持されている前記ヘッド部をドレイン孔から解除する方向に抜くことによって、前記ヘッド部とドレイン孔との間に形成される空間である外部に繋がる間隙を有する支持部と、を有し、
    前記開口部に対向する前記ヘッド部の面の形状が、前記開口部方向に向かってテーパ状の斜面によって形成される、燃料フィルタ。
  18. 前記支持部は、前記ヘッド部の周部と前記胴部の周部との間で、前記第2流路を包囲するように、少なくとも2本の支柱を介在させて前記ヘッド部を支持し、前記各支柱は、長手方向の稜線を前記第2流路内の前記ドレインボルトの中心軸方向に向けて配されるドレインボルトを有する、請求項17記載の燃料フィルタ。
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