JP6509620B2 - 鉄道車両の台車枠荷重負荷装置 - Google Patents
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(1)軸箱と台車枠との間に軸バネを備えた鉄道車両の台車を載置する台車載置部と、台車の車軸方向に沿う左右方向に対し、台車載置部の両側に立設した一対の支柱の各上端部に、押圧力を発生させる荷重負荷部と、を備え、荷重負荷部により、台車載置部に置かれた台車の台車枠に、荷重を掛けて軸バネを圧縮させる鉄道車両の台車枠荷重負荷装置において、前記荷重負荷部が、前記支柱に沿う軸線を中心に旋回可能な回転機構を有していること、を特徴とする。
(2)(1)に記載する鉄道車両の台車枠荷重負荷装置において、前記一対の支柱は、前記左右方向にスライド可能な構造で立設され、互いに離間する向き、または近接する向きに移動すること、を特徴とする。
(3)(1)または(2)に記載する鉄道車両の台車枠荷重負荷装置において、前記回転機構は、前記支柱に設けられ、前記軸線の方向に対し、前記台車載置部より前記荷重負荷部に近い前記支柱の上端部側寄りに配置されていること、を特徴とする。
(4)(1)乃至(3)のいずれか1つに記載する鉄道車両の台車枠荷重負荷装置において、前記一対の支柱はそれぞれ、前記荷重負荷部を保持する回転支持部と、その下方で前記回転支持部を支える被回転支持部と、からなり、前記回転機構では、前記回転支持部が、電動モータの回転力に基づいて、前記被回転支持部と相対的に回動すること、を特徴とする。
(1)軸箱と台車枠との間に軸バネを備えた鉄道車両の台車を載置する台車載置部と、台車の車軸方向に沿う左右方向に対し、台車載置部の両側に立設した一対の支柱の各上端部に、押圧力を発生させる荷重負荷部と、を備え、荷重負荷部により、台車載置部に置かれた台車の台車枠に、荷重を掛けて軸バネを圧縮させる鉄道車両の台車枠荷重負荷装置において、荷重負荷部が、支柱に沿う軸線を中心に旋回可能な回転機構を有していること、を特徴とする。この特徴により、荷重負荷部の向きを、回転機構により、台車枠に荷重を掛ける作動姿勢から、例えば、作動姿勢との間で、角度90度等に回転させた退避姿勢に変えることができ、台車の分解工程において、荷重載荷後の作業を行うのにあたり、台車載置部に載置した台車の位置からそのまま、台車枠を、台車載置部の真上にあるクレーンで吊り上げることができる。また、荷重負荷部の向きを、回転機構により退避姿勢から作動姿勢に変えることもでき、台車の組立工程において、台車枠を軸バネで輪軸の軸箱に支持させる作業を行うのにあたり、台車枠を、台車載置部に載置した輪軸に向けて、上記クレーンを用いて吊り下げることができる。そのため、従来の台車枠荷重負荷装置を用いて、台車のメンテナンスを行う場合に比して、本発明の台車枠荷重負荷装置を用いて、台車のメンテナンスを行えば、メンテナンス作業を効率良く行うことができ、作業時間の短縮化を図ることができるほか、作業性も向上する。そのため、メンテナンスに掛かるコストが抑制できる。
以下、本発明に係る鉄道車両の台車枠荷重負荷装置について、実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、実施形態に係る鉄道車両の台車枠荷重負荷装置のほか、台車昇降装置等を一体化して構成された台車整備装置を、台車の走行方向から見た正面視で示す説明図である。図1に示す台車整備装置について、車軸方向から見た側面視の説明図を図2に、上方からの平面視の説明図を図3に、それぞれ示す。
(1)例えば、実施形態では、所定の軌道幅の軌道11で移動する台車70を対象に台車枠荷重負荷装置2を使用したが、軌道幅の異なる複数種の台車に対し、本発明に係る鉄道車両の台車枠荷重負荷装置を汎用的に用いても良く、この場合には、台車毎に、支柱同士の間隔を調整することにより、台車枠への押圧位置を変えれば良い。
(2)また、実施形態では、台車の分解工程の全体的な流れを、図11のフローチャート図に例示し、台車の組立工程の全体的な流れを、図12のフローチャート図に例示したが、台車の分解工程、及びその組立工程は、本実施形態に限定されるものではなく、作業工程の順序や内容は適宜変更可能である。
10 台車載置部
12 台車ストッパ(位置決め機構)
20 支柱
20A 回転支持部
20B 被回転支持部
21 上端部
30 荷重負荷部
40 回転機構
46 電動モータ
70 台車
73 軸箱
75 台車枠
76 軸バネ
RL 左右方向
F 押圧力
M 軸線
Claims (4)
- 軸箱と台車枠との間に軸バネを備えた鉄道車両の台車を載置する台車載置部と、台車の車軸方向に沿う左右方向に対し、台車載置部の両側に立設した一対の支柱の各上端部に、押圧力を発生させる荷重負荷部と、を備え、荷重負荷部により、台車載置部に置かれた台車の台車枠に、荷重を掛けて軸バネを圧縮させる鉄道車両の台車枠荷重負荷装置において、
前記荷重負荷部が、前記支柱に沿う軸線を中心に旋回可能な回転機構を有していること、
を特徴とする鉄道車両の台車枠荷重負荷装置。 - 請求項1に記載する鉄道車両の台車枠荷重負荷装置において、
前記一対の支柱は、前記左右方向にスライド可能な構造で立設され、互いに離間する向き、または近接する向きに移動すること、
を特徴とする鉄道車両の台車枠荷重負荷装置。 - 請求項1または請求項2に記載する鉄道車両の台車枠荷重負荷装置において、
前記回転機構は、前記支柱に設けられ、前記軸線の方向に対し、前記台車載置部より前記荷重負荷部に近い前記支柱の上端部側寄りに配置されていること、
を特徴とする鉄道車両の台車枠荷重負荷装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載する鉄道車両の台車枠荷重負荷装置において、
前記一対の支柱はそれぞれ、前記荷重負荷部を保持する回転支持部と、その下方で前記回転支持部を支える被回転支持部と、からなり、
前記回転機構では、前記回転支持部が、電動モータの回転力に基づいて、前記被回転支持部と相対的に回動すること、
を特徴とする鉄道車両の台車枠荷重負荷装置。
Priority Applications (1)
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JP2015086126A JP6509620B2 (ja) | 2015-04-20 | 2015-04-20 | 鉄道車両の台車枠荷重負荷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015086126A JP6509620B2 (ja) | 2015-04-20 | 2015-04-20 | 鉄道車両の台車枠荷重負荷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016203749A JP2016203749A (ja) | 2016-12-08 |
JP6509620B2 true JP6509620B2 (ja) | 2019-05-08 |
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ID=57486664
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JP2015086126A Active JP6509620B2 (ja) | 2015-04-20 | 2015-04-20 | 鉄道車両の台車枠荷重負荷装置 |
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- 2015-04-20 JP JP2015086126A patent/JP6509620B2/ja active Active
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