JP6575462B2 - 電圧変換装置 - Google Patents
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Description
Vin:入力電圧(直流電源1の電圧)
Vo:出力電圧
Vs1:補助スイッチング素子S1の両端電圧
Vs2:主スイッチング素子S2の両端電圧
Vc1:コンデンサC1の両端電圧
Vc2:コンデンサC2の両端電圧
Vc3:コンデンサC3の両端電圧
Vc4:コンデンサC4の両端電圧
Vm:監視電圧(P点の電圧)
Vp:トランスTrの一次巻線W1の両端電圧
Vs:トランスTrの二次巻線W2の両端電圧
VLin:入力インダクタLinの両端電圧
VLK:漏れインダクタンスLkの両端電圧
iin:入力電流
io:出力電流
iSW1:補助スイッチング素子S1に流れる電流
iSW2:主スイッチング素子S2に流れる電流
iLK:漏れインダクタンスLkに流れる電流
Vc1=[D/(1−D)]・Vin
Vc2=Vin
Vm=Vc1+Vc2=[1/(1−D)]・Vin
Vc3=Vc1・N=[D/(1−D)]・Vin・N
Vc4=Vc2・N=Vin・N
Vo=Vc3+Vc4=[1/(1−D)]・Vin・N
図6は、初期状態において、スイッチング素子S1、S2のいずれにも故障が発生していない状態(正常状態)を示している。この場合、図6(a)のように、スイッチング素子S1、S2は、いずれもOFFしており、リレー10もOFFとなっている。この状態から初期診断を行うには、リレー10をONする。すると、直流電源1からリレー10を介してコンデンサC2が充電される。コンデンサC2の充電完了までには一定時間を要する。このため、図6(b)のように、コンデンサC2の電圧Vc2が、この一定時間後に直流電源1の電圧Vinまで上昇する。また、Vc2がVinに至るまでの間は、スイッチング素子S1、S2の接続点と、コンデンサC1、C2の接続点との間に電位差があることから、直流電源1からスイッチング素子S1の寄生ダイオードを介して、コンデンサC1が充電される。このため、コンデンサC1の電圧Vc1がVαまで上昇する(0<Vα<Vin)。その結果、P点の電圧、すなわち監視電圧Vm(=Vc1+Vc2)は、リレー10がONしてから一定時間後に、Vm=Vin+Vαまで上昇する。
図7は、初期状態において、主スイッチング素子S2にON故障が発生している状態を示している。この場合、図7(a)のように、主スイッチング素子S2は短絡状態となっており、補助スイッチング素子S1はOFF状態にある。この状態から、リレー10がONすると、主スイッチング素子S2がON故障しているため、直流電源1からコンデンサC2へ充電が行われない。したがって、コンデンサC2の電圧Vc2は、図7(b)のように、直流電源1の電圧Vinまで上昇せず、ゼロのままとなる。また、コンデンサC1の電圧Vc1も、Vαまで上昇せずゼロのままである。その結果、監視電圧Vm(=Vc1+Vc2)は、リレー10がONしてから一定時間が経過しても、すなわち、スイッチング素子S1およびS2が正常な場合の、コンデンサC1およびC2の充電に要する時間が経過しても、Vin+Vαまで上昇せずゼロを維持する。
図8は、初期状態において、補助スイッチング素子S1にON故障が発生している状態を示している。この場合、図8(a)のように、補助スイッチング素子S1は短絡状態となっており、主スイッチング素子S2はOFF状態にある。この状態から、リレー10がONすると、直流電源1からリレー10を介してコンデンサC2が充電され、図8(b)のように、コンデンサC2の電圧Vc2が、一定時間後に直流電源1の電圧Vinまで上昇する。一方、補助スイッチング素子S1がON故障しているため、コンデンサC1の電圧Vc1は、Vαまで上昇せずゼロのままである。その結果、監視電圧Vm(=Vc1+Vc2)は、Vc2とともにVinまで上昇するが、Vin+Vαまでは上昇しない(0<Vm<Vin+Vα)。
図9は、初期状態において、双方のスイッチング素子S1、S2にON故障が発生している状態を示している。この場合、図9(a)のように、スイッチング素子S1、S2は共に短絡状態となっている。この状態から、リレー10がONすると、主スイッチング素子S2がON故障しているため、直流電源1からコンデンサC2へ充電が行われない。したがって、コンデンサC2の電圧Vc2は、図9(b)のように、直流電源1の電圧Vinまで上昇せず、ゼロのままとなる。また、コンデンサC1の電圧Vc1も、Vαまで上昇せずゼロのままである。その結果、監視電圧Vm(=Vc1+Vc2)は、リレー10がONしてから一定時間が経過しても、Vin+Vαまで上昇せずゼロを維持する。
10 リレー(開閉器)
11 第1変換回路
12、22 第2変換回路
20 電圧検出回路
23 第3変換回路
30 CPU(故障検出部)
40 ゲートドライバ
100、200 電圧変換装置
C1 コンデンサ(第1コンデンサ)
C2 コンデンサ(第2コンデンサ)
Lin 入力インダクタ
P 接続点
S1 補助スイッチング素子
S2 主スイッチング素子
Tr トランス
W1 一次巻線
W2 二次巻線
Claims (3)
- 直流電源の直流電圧をスイッチングして交流電圧に変換する第1変換回路と、
前記第1変換回路で変換された交流電圧を整流して直流電圧に変換する第2変換回路と、
前記直流電源と前記第1変換回路との間に設けられた開閉器と、を備え、
前記第1変換回路と前記第2変換回路とは、トランスによって絶縁されており、
前記第1変換回路は、主スイッチング素子と、補助スイッチング素子と、入力インダクタと、前記トランスの一次巻線と、第1コンデンサと、第2コンデンサとを有し、
前記直流電源に対して、前記開閉器と前記入力インダクタと前記主スイッチング素子とは直列に接続されており、
前記一次巻線と前記第2コンデンサとの直列回路が、前記主スイッチング素子に対して並列に接続されており、
前記第1コンデンサと前記補助スイッチング素子との直列回路が、前記一次巻線に対して並列に接続されており、
前記第2変換回路は、前記トランスの二次巻線と、前記二次巻線に発生した交流電圧を整流する整流素子と、を有している電圧変換装置において、
前記補助スイッチング素子と前記第1コンデンサとの接続点の電圧を検出する電圧検出回路と、
前記電圧検出回路で検出された前記接続点の電圧に基づいて、前記補助スイッチング素子に、当該素子が短絡状態となるON故障が発生していることを検出する故障検出部と、をさらに備え、
前記故障検出部は、
前記各スイッチング素子が動作する前の初期状態において、前記開閉器が閉じてから一定時間が経過した後の前記接続点の電圧Vmが、前記直流電源の電圧Vinである場合(Vm=Vin)に、前記補助スイッチング素子がON故障していると判定する、ことを特徴とする電圧変換装置。 - 請求項1に記載の電圧変換装置において、
前記故障検出部は、さらに、
前記一定時間が経過した後の前記接続点の電圧Vmが、前記直流電源の電圧Vinに所定値Vαを加算した値である場合(Vm=Vin+Vα)に、前記主スイッチング素子と前記補助スイッチング素子のいずれもがON故障していないと判定する、ことを特徴とする電圧変換装置。 - 請求項2に記載の電圧変換装置において、
前記所定値Vαは、前記一定時間が経過した後の、前記第1コンデンサの両端電圧である、ことを特徴とする電圧変換装置。
Priority Applications (1)
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JP2016163313A JP6575462B2 (ja) | 2016-08-24 | 2016-08-24 | 電圧変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016163313A JP6575462B2 (ja) | 2016-08-24 | 2016-08-24 | 電圧変換装置 |
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JP2018033218A JP2018033218A (ja) | 2018-03-01 |
JP2018033218A5 JP2018033218A5 (ja) | 2018-10-25 |
JP6575462B2 true JP6575462B2 (ja) | 2019-09-18 |
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ID=61305030
Family Applications (1)
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JP2008072840A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Toyota Industries Corp | 電源回路 |
JP5699969B2 (ja) * | 2012-03-12 | 2015-04-15 | トヨタ自動車株式会社 | コンバータ故障検出装置及びコンバータ故障検出方法 |
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2016
- 2016-08-24 JP JP2016163313A patent/JP6575462B2/ja not_active Expired - Fee Related
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