JP6544636B2 - 車両用シートの離脱防止構造 - Google Patents
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Description
クッション本体(21)およびクッションフレーム(22)からなるシートクッション(2)と、
前記クッションフレームの前部から下方に延設されたヒンジアーム(23)と、
前記シートクッションが前方に引き起こし可能となるように、前記ヒンジアームの下端(23a)が枢支され、かつ、前記シートクッションの着座位置にて前記クッションフレーム(22)が支承される支持フレーム(4)と、
前記支持フレームの後部に立設された一対のブラケット(47,47)と、前記シートクッションの着座位置で前記一対のブラケットに係合すべく前記クッションフレームの後部下面に穿設された一対の係合孔(60,60)とからなる水平位置規制手段と、
前記一対のブラケット間に渡設されたストライカ(46)と、前記シートクッションの着座位置で前記ストライカに係脱可能に係合すべく前記クッションフレームの後部下面に進退可能に設けられたラッチ(64)とからなるロック機構(6)と、
を備えた車両用シートにおいて、
前記一対のブラケットの車両前後方向後側の縁部を切欠して下向きの係止面(48a)を有するフック(48)が形成され、前記係止面は、前記シートクッションの着座位置で前記一対の係合孔(60)が前記一対のブラケット(47)に係合した状態で、前記一対の係合孔の周縁部(67)より高位置にあり、かつ、前記係止面(48a)の下側に前記周縁部(67)の厚みより大きい間隙(48c)が画成されていることを特徴とする。
(i)クッションフレーム後部の水平位置を規制するブラケットを切欠してフックが形成され、その係止面の下側にクッションフレーム後部の係合孔の周縁部が進入可能な間隙が画成されているので、車両の前面衝突等に伴い前方から過大な衝撃荷重がシートクッションに入力され、慣性力によって前方に移動した場合に、係合孔の周縁部がフックの係止面に係止され、シートクッションのロック解除とそれに伴うシートクッション後部の跳ね上がりを防止できる。
(ii)フックは、クッションフレーム後部の水平位置を規制するブラケットの設計断面内に形成されているので、ラッチ機構などの部品の大型化や追加は不要であり、部品の大型化や追加に伴う重量増加やコスト増加、シートクッション引き起こし時の操作性の悪化や、シートクッション下側の利用可能空間の減少を招くこともない。
図1〜図4において、車両用シート1は、シートクッション2とシートバック3を備えている。シートバック3は、ウレタンフォームなどの発泡成形品の表面を表皮材で被覆してなるシートバック本体31と、金属製のシートバックフレーム32とを備え、シートバックフレーム32にはスプリングが張設されている。シートバック3は、シートバックフレーム32の下端部において、リクライニング機構を備えたヒンジ部33を介して、支持フレーム4の後部に取付けられ、前方に倒伏可能かつ後方に傾倒可能である。
2 シートクッション
3 シートバック
4 支持フレーム
5 スライドレール
6 ラッチ機構(ロック機構)
7 収納容器
21 クッション本体
22 クッションフレーム
23 ヒンジアーム
24 取付け面
25 ストッパゴム
27 開口
41 サイドフレーム
42 前部クロスフレーム
43,44 後部クロスフレーム
46 ストライカ(ロック機構)
47 ブラケット(水平位置規制手段)
47a プレート状本体
47b フランジ
47c 接合縁部
48 フック
48a 係止面
48b 傾斜縁部
48c 間隙
48d U字状切欠部
60 係合孔(水平位置規制手段)
61 ラッチケース
62 ベースプレート
63 リテーナ
64 ラッチ
65 スプリング
66 解除操作部材
Claims (4)
- クッション本体およびクッションフレームからなるシートクッションと、
前記クッションフレームの前部から下方に延設されたヒンジアームと、
前記シートクッションが前方に引き起こし可能となるように、前記ヒンジアームの下端が枢支され、かつ、前記シートクッションの着座位置にて前記クッションフレームが支承される支持フレームと、
前記支持フレームの後部に立設された一対のブラケットと、前記シートクッションの着座位置で前記一対のブラケットに係合すべく前記クッションフレームの後部下面に穿設された一対の係合孔とからなる水平位置規制手段と、
前記一対のブラケット間に渡設されたストライカと、前記シートクッションの着座位置で前記ストライカに係脱可能に係合すべく前記クッションフレームの後部下面に進退可能に設けられたラッチとからなるロック機構と、
を備えた車両用シートにおいて、
前記一対のブラケットの車両前後方向後側の縁部を切欠して下向きの係止面を有するフックが形成され、前記係止面は、前記シートクッションの着座位置で前記一対の係合孔が前記一対のブラケットに係合した状態で、前記一対の係合孔の周縁部より高位置にあり、かつ、前記係止面の下側に前記周縁部の厚みより大きい間隙が画成されていることを特徴とする車両用シートの離脱防止構造。 - 前記係止面の下側に、前記一対のブラケットの立設方向に対して車両前方側に傾斜した傾斜縁部を有することを特徴とする請求項1記載の車両用シートの離脱防止構造。
- 前記一対のブラケットは、車両前後方向に配向されたプレート状本体の周縁部に車幅方向に突設されたフランジを有し、前記フックの前記係止面は、前記フランジを切欠して車両前方側に湾入するU字状切欠部の上縁として形成されていることを特徴とする請求項2記載の車両用シートの離脱防止構造。
- 前記支持フレームは、両側部に配設される一対のサイドフレームと、それらを相互に剛結合する前部および後部クロスフレームとから四角形の枠状に形成され、前記一対のブラケットは、前記プレート状本体を円弧状に切欠した接合縁部にて、丸パイプ製の後部クロスフレームの後側に溶接固定されており、前記一対のブラケットの下端部は、前記後部クロスフレームの下端部まで延びていることを特徴とする請求項3記載の車両用シートの離脱防止構造。
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JP2015164853A JP6544636B2 (ja) | 2015-08-24 | 2015-08-24 | 車両用シートの離脱防止構造 |
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JP2015164853A JP6544636B2 (ja) | 2015-08-24 | 2015-08-24 | 車両用シートの離脱防止構造 |
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- 2015-08-24 JP JP2015164853A patent/JP6544636B2/ja active Active
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