JP6413214B2 - 投影装置、投影方法及びプログラム - Google Patents
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Description
そこで本発明の課題は、蛍光板の蛍光体層にムラがあったとしても、投影画像に対するムラの影響を抑制し、投影画像の安定化を図ることである。
励起光を出射する励起光源と、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、
前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、
前記励起光源及び前記駆動部を制御する制御部と、
前記蛍光板から発せられる蛍光光が照射され、画像を表示する表示素子と、
前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、
を備え、
前記制御部は、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
回転周波数=j/k×表示周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たすように前記駆動部を制御し、
前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j/kの値が異なる2値以上を決定し、
現在の前記表示周波数が所定値未満である場合には前記j/kの値の大きい値を選択し、現在の前記表示周波数が所定値以上である場合には前記j/kの値の小さい値を選択する
ことを特徴とする投影装置が提供される。
また、本発明の他の態様によれば、
励起光を出射する励起光源と、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、
前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、
前記励起光源及び前記駆動部を制御する制御部と、
前記蛍光板から発せられる蛍光光が照射され、画像を表示する表示素子と、
前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、
を備え、
前記制御部は、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
回転周波数=j/k×表示周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たすように前記駆動部を制御し、
前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j/kの値が異なる2値以上を決定し、
現在の前記表示周波数が所定の範囲の下限値未満である場合には前記j/kの値の大きい値を選択し、現在の前記表示周波数が所定の範囲の上限値以上である場合には前記j/kの値の小さい値を選択し、現在の前記表示周波数が所定の範囲に収まる場合には直前の目標回転周波数を引き継ぐ
ことを特徴とする投影装置が提供される。
また、本発明の他の態様によれば、
励起光を出射する励起光源と、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、
前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、
前記励起光源及び前記駆動部を制御する制御部と、
前記蛍光板から発せられる蛍光光が照射され、画像を表示する表示素子と、
前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、
を備え、
前記制御部は、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
回転周波数=j/k×表示周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たすように前記駆動部を制御し、
前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j/kの値が異なる2値以上を決定し、
現在の前記表示周波数を第一の閾値と当該第一の閾値よりも大きい第二の閾値と比較し、
現在の前記表示周波数が前記第一の閾値よりも小さくなる方向に変化した場合に、前記j/kの値の大きい値を選択し、現在の前記表示周波数が前記第二の閾値よりも大きくなる方向に変化した場合に、前記j/kの値の小さい値を選択する
ことを特徴とする投影装置が提供される。
図1は、投影装置10の外観斜視図である。なお、本実施例において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
制御部41は、ホイールモータ110も駆動(制御)回路であるモータドライバ110Aから出力された例えばTACH信号などの回転数パルスに基づいて、ホイールモータ110の回転周波数、つまり蛍光ホイール101の回転周波数を取得するようになっている。また、制御部41は、現在の蛍光ホイール101の回転周波数に基づいて、それ以降の蛍光ホイール101の目標回転周波数を設定するようにもなっている。
制御部41は、ホイールモータ110の速度制御処理時においては所定のプログラムを実行する。
図7は、速度制御処理時における流れを示すフローチャートである。ここで、ホイールモータ110の速度制御処理時においては、制御部41は、ホイールモータ110の電流を変化させるためのパラメータ値を変動させることによって、ホイールモータ110の回転周波数を変化させるようになっている。パラメータ値としては、例えばパルス信号の周期に対するパルス幅の割合であるデューティに基づいたデューティ値が挙げられる。デューティ値が小さい場合にはホイールモータ110の回転周波数は小さくなり、デューティ値が大きい場合にはホイールモータ110の回転周波数は大きくなる。
なお、デューティ値(デューティ制御値)は、上記派する幅の割合であるデューティ(%の値)そのものではなく、デューティと正の相関を有する性質のものである。
ステップS2では、制御部41は、モータドライバ110AからのTACH信号に基づいて、ホイールモータ110が回転しているか否かを判断し、回転していないと判断した場合には、処理はステップS1に戻り、回転していると判断した場合には、処理はステップS3に移行する。
ステップS4では、制御部41は、ホイールモータ110の目標回転周波数を初期値(例えば120Hz)に設定する。
ステップS5では、制御部41は、画像変換部23から表示周波数を取得する。
ステップS7では、制御部41は、表示周波数の2倍の値を目標回転周波数に決定する。
ステップS9では、制御部41は、表示周波数の1.5倍の値を目標回転周波数に決定する。
ステップS12では、表示された内容に基づいてユーザがエラー処理を施す。具体的には、安定回転周波数範囲内に収まるように表示周波数が調整されることになる。このエラー処理時においては、速度制御処理は一時的に終了されている。
ステップS15では、表示された内容に基づいてユーザがエラー処理を施す。このエラー処理時においても、速度制御処理は一時的に終了されている。
ステップS17では、制御部41は、モータドライバ110AからのTACH信号に基づいて、現在のホイールモータ110の回転周波数を取得する。
ステップS20では、制御部41は、現在のデューティ値を所定値だけ加算した値を算出する。
ステップS21では、制御部41は、ステップS19又はステップS20で算出した値がデューティ値の許容範囲内か否かを判断し、判断結果が、許容範囲内である場合には、処理はステップS23に移行し、許容範囲外である場合には、処理はステップS22に移行する。
ステップS23では、制御部41は、算出した値をデューティ値に設定する。これにより、ホイールモータ110がデューティ値に基づく回転周波数で回転するように制御される。
ステップS24では、制御部41は、所定の調整間隔値だけ時間が経過したか否かを判断し、経過していない場合は、処理は経過するまでステップS24を繰り返し、経過した場合は、処理はステップS5に移行する。なお、調整間隔値とは、上述のホイールモータ110の速度制御を適切に行うための値であり、本実施形態では例えば1秒が調整間隔値に適用されている。
図8は、蛍光ホイール101における緑色蛍光体層103のムラを示すイメージ図である。この図8では緑色蛍光体層103を周方向に8分割し、第一領域H1と第二領域H2の緑色蛍光体層103が最も濃く、次いで第三領域H3、第四領域H4、第五領域H5の緑色蛍光体層103が濃く、最後に第六領域H6、第七領域H7、第八領域H8の緑色蛍光体層103が最も薄くなっている場合を例示している。
ここで、励起光は、表示周波数に基づく緑色の画像信号(パルス信号)に基づいて励起光照射装置70から出射されている。図9(a)に示すように、表示周波数の2倍の回転周波数で蛍光ホイール101が回転していると、画像信号の1パルス間に蛍光ホイール101が2周することになる。このため、励起光の発光時には、いずれも第一領域H1、第二領域H2、第三領域H3に対して励起光が照射されることになる。つまり、励起光の発光時には蛍光ホイール101の同じ領域部分に対して励起光が照射されるために、緑色蛍光体層103にムラがあったとしても緑色光の強度が時間的に変化せずに、投影画像を視認するユーザにとってはムラがあることが認識されにくい。
ここで、表示周波数と回転周波数とは以下の式(1)の関係を満たしていればよい。
また、j/kの値が1.5であれば、図9(b)に示したように、奇数周回と偶数周回とでは異なるものの、奇数周回では同じ領域部分に励起光が照射され、偶数周回でも同じ領域部分に励起光が照射される。励起光の照射される領域としての箇所が2箇所(励起光の照射のされ方が2通り)となるので極力緑色光の強度の時間的変化を抑制することができる。
そして、例えばj/kの値が1.33…、1.25であれば、図示しないが励起光の照射される箇所がそれぞれ3箇所、4箇所となる。
このように、j,kは、励起光の照射される箇所がなるべく少なくなるように選ばれることが好ましい。
言い換えると、j/kの値は、1.5又は2に適切に切り替えられるので、表示周波数の範囲がある程度広くても、表示周波数にj/kの値を積算して得られる回転周波数の範囲を表示周波数の範囲より上限と下限との割合として狭くすることができ、回転周波数を安定周波数範囲内に収めることができる。
具体的には、現在の表示周波数が所定値未満である場合にはj/kの値が大きい方(j/k=2)が選択され、現在の表示周波数が所定値以上である場合にはj/kの値が小さい方(j/k=1.5)が選択されるので、これらの値を表示周波数に積算して得られる回転周波数を安定周波数範囲内に収めることができ、j/kの値が1.5又は2とすることで、上述のように緑色光の強度の時間的変化を抑制することができる。
この所定値の所定の範囲は、入力周波数の規格として、最も使われることの少ない例えば67Hz〜68Hzが選ばれている。
また、入力周波数の変化方向も監視し、適切なヒステリシス特性を持たせて切り替えるようにしてもよい。
具体的には、現在の表示周波数を第一の閾値と第一の閾値よりも大きい第二の閾値と比較し、現在の表示周波数が第一の閾値よりも小さくなる方向に変化した場合に、j/kの値の大きい組のj及び前記kを選択し、現在の表示周波数が第二の閾値よりも大きくなる方向に変化した場合に、j/kの値の小さい組の前記j及び前記kを選択するようにすればよい。
このようなヒステリシス特性を持たせることにより、目標回転周波数が頻繁に変わって回転周波数の変動が起こってしまうことを抑制することができる。
また、表示周波数が67Hz以上68Hz未満のときには、直前の目標回転周波数が引き継がれる。
表示周波数が60Hz(低周波数範囲)のときにはj/kの値に、より大きい2が選択されて目標回転周波数は120Hzとなる。表示周波数が50Hz(低周波数範囲)のときにはj/kの値に同様に2が選択されて目標回転周波数は100Hzとなる。これにより、回転周波数は、安定周波数範囲の下限を下回らないことになる。
上記実施形態では、励起光源71を時分割に点灯させる単板式の投影装置の例で説明したが、例えば、表示素子を3枚備えるような3板式(多板式)の投影装置に対しても励起光の照射のされ方が限定されるので、本発明に係る構成を好適に用いることができる。
また、制御部41は、投影装置10に設けずに、光源ユニット60に個別に設けることとしてもよい。また、各光学系のレイアウトは上記したものに限定されることなく、様々な構成とすることができる。
また、j/kの値が例えば1.5か2に限定され、表示周波数が表示可能周波数範囲内に収まるようにj/kを決定できないとされる場合に、制御部41は投影制御部38を制御して、表示周波数が表示可能周波数範囲内に収まらない旨を通知するようにしてもよい。ユーザはその通知に応じた対処を行うことができる。
また、j/kの値として2種類用いるだけでなく3種類以上用いることも可能である。この場合も、3種類以上のj/kの値に対応するように制御部41がj及びkをそれぞれ個別に決定してもよい。
さらに、そのような構成にあっては、回転周波数(速度)の他に、回転位置(位相)も取得することができるので、上記実施形態で説明した、全周にわたって蛍光体層が配置される蛍光ホイールに限らず、蛍光体層が特定の角度範囲内に配置されるような構成の蛍光ホイールにも適用が可能となる。
第一の実施の形態では、j/kの値が1.5のとき、図9(b)に示したように、奇数周回では同じ領域部分に励起光が照射され、偶数周回でも同じ領域部分に励起光が照射されている。励起光の照射される領域としての箇所が2箇所となっているので極力緑色光の強度の時間的変化を抑制することができてはいるものの、より好ましくはいずれの周回でも同一領域部分に励起光が照射されることである。このため、第二の実施の形態では、j/kの値が整数値でない場合であっても、蛍光ホイール101の同じ領域に励起光が照射される方式について説明する。
なお、第二の実施の形態では、上記第一の実施の形態と同一の部分に対し同一の符号を付してその説明を省略する。
図11は、蛍光ホイール101の回転タイミングと、各色光を発光させるための出力タイミングとを示すタイミングチャートである。なお、図11中、最下段には各色光の発光によって投影される色が示されており、「G」は緑、「Y」は黄、「R」は赤、「C」はシアン、「B」は青を示している。
そして、各色の画像信号の出力タイミングは、調整前であると基準波形をフレーム毎に繰り返すことによって形成されている。例えば図11において1フレーム目の波形が基準波形である。2フレーム目では基準波形を点線で示している。この基準波形を各フレーム毎に繰り返して形成されたものを出力タイミングチャートと称す。調整前であると、緑色光の出力タイミング(発光タイミング)は、図9(b)と同様に励起光の照射される領域(蛍光発光領域)としての箇所が2箇所となるようなタイミングとなる。
そして、3フレーム目以降においては、この1フレーム目の各色の発光タイミングと、2フレーム目の各色の発光タイミングとを繰り返すことによって全体の発光タイミングの調整が行われる。
また、制御部41は、調整後の発光タイミングに同期するように、各色に対応する画像信号の出力タイミングも調整する。なお、上述したように、各色の画像信号の出力タイミングと、各色光の発光タイミングとが同じであるため、発光タイミングと同じように出力タイミングも調整される。
また、画像信号の出力タイミングは、調整前の各色の出力タイミングチャートを、位相をずらして流用することで調整されているので、調整時に各色の出力タイミングを一から再作成する必要もなくなり、調整の手間を省略することができる。
そして、各色の画像信号の出力タイミングは、調整前であると基準波形をフレーム毎に繰り返すことによって形成されている。例えば図12において1フレーム目の波形が基準波形である。2,3フレーム目では基準波形を点線で示している。この基準波形を各フレーム毎に繰り返して形成されたものを出力タイミングチャートと称す。調整前であると、緑色光の出力タイミング(発光タイミング)は、蛍光発光領域が3箇所となるようなタイミングとなる。
そして、赤色光及び青色光においても発光タイミングを調整する。この際、緑色光(基準色)の発光タイミングの調整結果を基準として、制御部41は、赤色光及び青色光においても発光タイミングを調整する。
そして、4フレーム目以降においては、1〜3フレーム目の各色の発光タイミングを繰り返すことで、全体の発光タイミングの調整が行われる。
また、制御部41は、調整後の発光タイミングに同期するように、各色に対応する画像信号の出力タイミングも調整する。なお、上述したように、各色の画像信号の出力タイミングと、各色光の発光タイミングとが同じであるため、発光タイミングと同じように出力タイミングも調整される。
なお、その場合、点灯開始時間に合わせて、画像信号の出力タイミングも調整されることはもちろんである。
このように点灯開始時間を異ならせれば、特定の被照射領域を照射範囲Q内に収めることができ、点灯開始時の被照射領域を変更することができる。これにより、蛍光ホイール101Aにおける被照射領域を所定のタイミングで分散させることができ、蛍光ホイール101Aが部分的に集中して劣化してしまうことを防止できる。したがって、長期にわたって鮮明で安定した画像を投影することが可能となる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
蛍光光を用いて画像を表示する表示素子に対して、蛍光光を照射する光源ユニットであって、
励起光を出射する励起光源と、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、
前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、
前記励起光源及び前記駆動部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
j×表示周波数=k×回転周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たすように前記駆動部を制御することを特徴とする光源ユニット。
<請求項2>
請求項1記載の光源ユニットにおいて、
前記制御部は、前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j及び前記kを決定することを特徴とする光源ユニット。
<請求項3>
請求項1又は2記載の光源ユニットにおいて、
前記制御部は、前記回転周波数の範囲を前記表示素子の表示周波数の範囲よりも上限と下限との割合として狭くするように、前記j及び前記kを決定することを特徴とする光源ユニット。
<請求項4>
請求項2記載の光源ユニットにおいて、
前記制御部は、前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j及び前記kを決定する際、j/kの値が異なる2組以上の前記j及び前記kを決定し、所定の条件で前記j及び前記kの組を切り替えることを特徴とする光源ユニット。
<請求項5>
請求項4記載の光源ユニットにおいて、
前記所定の条件は、現在の前記表示周波数が所定値以上である否かであり、
前記制御部は、現在の前記表示周波数が所定値未満である場合にはj/kの値の大きい組の前記j及び前記kを選択し、現在の前記表示周波数が所定値以上である場合にはj/kの値の小さい組の前記j及び前記kを選択することを特徴とする光源ユニット。
<請求項6>
請求項5記載の光源ユニットにおいて、
前記所定値は所定の範囲を有しており、
前記制御部は、現在の前記表示周波数が所定の範囲の下限値未満である場合にはj/kの値の大きい組の前記j及び前記kを選択し、現在の前記表示周波数が所定の範囲の上限値以上である場合にはj/kの値の小さい組の前記j及び前記kを選択し、現在の前記表示周波数が所定の範囲に収まる場合には直前の目標回転周波数を引き継ぐことを特徴とする光源ユニット。
<請求項7>
請求項4記載の光源ユニットにおいて、
前記制御部は、現在の前記表示周波数を第一の閾値と当該第一の閾値よりも大きい第二の閾値と比較し、
前記所定の条件として、現在の前記表示周波数が前記第一の閾値よりも小さくなる方向に変化した場合に、j/kの値の大きい組の前記j及び前記kを選択し、現在の前記表示周波数が前記第二の閾値よりも大きくなる方向に変化した場合に、j/kの値の小さい組の前記j及び前記kを選択することを特徴とする光源ユニット。
<請求項8>
請求項1〜7のいずれか一項に記載の光源ユニットにおいて、
通知手段を備え、
前記制御部は、前記回転周波数が前記駆動部の安定回転周波数範囲内に収まるように前記j及び前記kを決定できないとされる場合に、前記通知手段を制御して、前記回転周波数が前記安定回転周波数範囲内に収まらない旨を通知することを特徴とする光源ユニット。
<請求項9>
請求項1〜8のいずれか一項に記載の光源ユニットにおいて、
前記j及び前記kは、j/kの値が整数となるように決定されていることを特徴とする光源ユニット。
<請求項10>
請求項1〜8のいずれか一項に記載の光源ユニットにおいて、
j/kの値が整数でないように前記駆動部が制御されていると、前記蛍光板に対して励起光が照射されることで発生する前記蛍光板の蛍光発光領域の数が、調整前の場合と比して少なくなるように、前記励起光源からの励起光の発光タイミングを調整する第一調整部をさらに備えることを特徴とする光源ユニット。
<請求項11>
請求項10記載の光源ユニットにおいて、
前記第一調整部により調整された前記励起光源の前記発光タイミングに同期させるように、前記表示素子に表示させるための画像信号の出力タイミングを調整する第二調整部をさらに備えることを特徴とする光源ユニット。
<請求項12>
請求項11記載の光源ユニットにおいて、
前記第二調整部は、前記画像信号の出力タイミングを調整する際に、前記励起光源に対応する基準色の画像信号の出力タイミングを調整し、当該調整結果を基準として前記基準色以外の色の画像信号の出力タイミングを調整し、
前記画像信号の出力タイミングは、調整前の各色の出力タイミングチャートの位相をずらすことで調整されることを特徴とする光源ユニット。
<請求項13>
請求項1〜8及び10〜12のいずれか一項に記載の光源ユニットにおいて、
前記j及び前記kは、j/kの値が1.5となるように決定されていることを特徴とする光源ユニット。
<請求項14>
請求項13記載の光源ユニットにおいて、
前記第一調整部は、前記発光タイミングをフレーム毎に交互に入れ替えることで、当該発光タイミングの調整を行うことを特徴とする光源ユニット。
<請求項15>
請求項1〜14のいずれか一項に記載の光源ユニットにおいて、
前記蛍光板の回転基準部を検出する基準検出部をさらに備え、
前記制御部は、前記基準検出部が前記基準検出部を検出してから、前記励起光源を点灯させるまでの点灯開始時間を所定タイミング毎に異なるように前記駆動部を制御することを特徴とする光源ユニット。
<請求項16>
請求項15記載の光源ユニットにおいて、
前記励起光源による前記蛍光板への励起光の照射時間を、前記蛍光板の複数の所定領域毎に分割して積算する照射時間積算部をさらに備え、
前記制御部は、前記照射時間積算部により積算された前記所定領域の前記照射時間が所定の時間を越えたタイミングを前記所定のタイミングとして認識し、前記点灯開始時間を異ならせることを特徴とする光源ユニット。
<請求項17>
請求項1〜16のいずれか一項に記載の光源ユニットにおいて、
前記制御部は、前記励起光源を時分割に点灯させることを特徴とする光源ユニット。
<請求項18>
請求項1〜17のいずれか一項に記載の光源ユニットにおいて、
前記制御部は、前記表示素子の表示可能周波数範囲内に前記表示周波数が収まるように、前記j及び前記kを決定することを特徴とする光源ユニット。
<請求項19>
請求項18に記載の光源ユニットにおいて、
通知手段を備え、
前記制御部は、前記表示周波数が前記表示可能周波数範囲内に収まるように前記j及び前記kを決定できないとされる場合に、前記通知手段を制御して、前記表示周波数が前記表示可能周波数範囲内に収まらない旨を通知することを特徴とする光源ユニット。
<請求項20>
請求項1〜19のいずれか一項に記載の光源ユニットと、
前記表示素子と、
前記光源ユニットからの光を前記表示素子に導光する導光光学系と、
前記表示素子から出射された画像をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記光源ユニット及び前記表示素子を制御する投影制御部とを備えることを特徴とする投影装置。
<請求項21>
蛍光光を用いて画像を表示する表示素子に対して、蛍光光を照射する投影方法であって、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有する蛍光板を周方向に回転させ、前記蛍光発光領域に励起光を照射して蛍光光を発生させる際に、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
j×表示周波数=k×回転周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たしていることを特徴とする投影方法。
<請求項22>
励起光を出射する励起光源と、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発し、画像を表示する表示素子に対して前記蛍光光を照射する蛍光板と、
前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、を備える光源ユニットで実行されるプログラムであって、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
j×表示周波数=k×回転周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たすように前記駆動部を機能させることを特徴とするプログラム。
38 投影制御部(通知手段)
41 制御部(照射時間積算部、第一調整部、第二調整部)
51 表示素子
60 光源ユニット
70 励起光照射装置
71 励起光源
101 蛍光ホイール(蛍光板)
103 緑色蛍光体層(蛍光発光領域)
110 ホイールモータ(駆動部)
170 導光光学系
220 投影側光学系
Claims (15)
- 励起光を出射する励起光源と、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、
前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、
前記励起光源及び前記駆動部を制御する制御部と、
前記蛍光板から発せられる蛍光光が照射され、画像を表示する表示素子と、
前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、
を備え、
前記制御部は、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
回転周波数=j/k×表示周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たすように前記駆動部を制御し、
前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j/kの値が異なる2値以上を決定し、
現在の前記表示周波数が所定値未満である場合には前記j/kの値の大きい値を選択し、現在の前記表示周波数が所定値以上である場合には前記j/kの値の小さい値を選択する
ことを特徴とする投影装置。 - 励起光を出射する励起光源と、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、
前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、
前記励起光源及び前記駆動部を制御する制御部と、
前記蛍光板から発せられる蛍光光が照射され、画像を表示する表示素子と、
前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、
を備え、
前記制御部は、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
回転周波数=j/k×表示周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たすように前記駆動部を制御し、
前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j/kの値が異なる2値以上を決定し、
現在の前記表示周波数が所定の範囲の下限値未満である場合には前記j/kの値の大きい値を選択し、現在の前記表示周波数が所定の範囲の上限値以上である場合には前記j/kの値の小さい値を選択し、現在の前記表示周波数が所定の範囲に収まる場合には直前の目標回転周波数を引き継ぐ
ことを特徴とする投影装置。 - 励起光を出射する励起光源と、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、
前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、
前記励起光源及び前記駆動部を制御する制御部と、
前記蛍光板から発せられる蛍光光が照射され、画像を表示する表示素子と、
前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、
を備え、
前記制御部は、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
回転周波数=j/k×表示周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たすように前記駆動部を制御し、
前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j/kの値が異なる2値以上を決定し、
現在の前記表示周波数を第一の閾値と当該第一の閾値よりも大きい第二の閾値と比較し、
現在の前記表示周波数が前記第一の閾値よりも小さくなる方向に変化した場合に、前記j/kの値の大きい値を選択し、現在の前記表示周波数が前記第二の閾値よりも大きくなる方向に変化した場合に、前記j/kの値の小さい値を選択する
ことを特徴とする投影装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の投影装置において、
前記j/kの値が整数となるように決定されていることを特徴とする投影装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の投影装置において、
前記蛍光板の回転基準部を検出する基準検出部と、
前記j/kの値が整数でないように前記駆動部が制御されていると、前記蛍光板に対して励起光が照射されることで発生する前記蛍光板の蛍光発光領域の数が、調整前の場合と比して少なくなるように、前記基準検出部が前記回転基準部を検出してから、前記励起光源を点灯させるまでの点灯開始時間を所定タイミング毎に異なるように調整する第一調整部と、
前記第一調整部により調整された前記励起光源の発光タイミングに同期させるように、前記表示素子に表示させるための画像信号の出力タイミングを調整する第二調整部と、
前記蛍光光と異なる色光を発光する光源と、
前記蛍光光の発光タイミングの調整結果に合うように、前記光源の発光タイミングを調整する第三調整部と、
をさらに備えることを特徴とする投影装置。 - 請求項5記載の投影装置において、
前記j/kの値の少なくとも1つが1.5となるように決定されていることを特徴とする投影装置。 - 請求項6記載の投影装置において、
前記第一調整部は、前記発光タイミングをフレーム毎に交互に異なるように位相をずらすことで、当該発光タイミングの調整を行うことを特徴とする投影装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の投影装置において、
前記蛍光板の回転基準部を検出する基準検出部と、
前記励起光源による前記蛍光板への励起光の照射時間を、前記蛍光板の複数の所定領域毎に分割して積算する照射時間積算部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記照射時間積算部により積算された前記所定領域の前記照射時間が所定の時間を越えたタイミング毎に、前記基準検出部が前記回転基準部を検出してから、前記励起光源を点灯させるまでの点灯開始時間を異ならせることを特徴とする投影装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の投影装置において、
前記制御部は、前記励起光源を時分割に点灯させることを特徴とする投影装置。 - 励起光を出射する励起光源と、円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、前記励起光源及び前記駆動部を制御する制御部と、前記蛍光板から発せられる蛍光光が照射され、画像を表示する表示素子と、前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、を備える投影装置の投影方法であって、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有する蛍光板を周方向に回転させ、前記蛍光発光領域に励起光を照射して蛍光光を発生させる際に、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
回転周波数=j/k×表示周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たし、
前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j/kの値が異なる2値以上を決定し、
現在の前記表示周波数が所定値未満である場合には前記j/kの値の大きい値を選択し、現在の前記表示周波数が所定値以上である場合には前記j/kの値の小さい値を選択する
ことを特徴とする投影方法。 - 励起光を出射する励起光源と、円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、前記励起光源及び前記駆動部を制御する制御部と、前記蛍光板から発せられる蛍光光が照射され、画像を表示する表示素子と、前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、を備える投影装置の投影方法であって、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有する蛍光板を周方向に回転させ、前記蛍光発光領域に励起光を照射して蛍光光を発生させる際に、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
回転周波数=j/k×表示周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たし、
前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j/kの値が異なる2値以上を決定し、
現在の前記表示周波数が所定の範囲の下限値未満である場合には前記j/kの値の大きい値を選択し、現在の前記表示周波数が所定の範囲の上限値以上である場合には前記j/kの値の小さい値を選択し、現在の前記表示周波数が所定の範囲に収まる場合には直前の目標回転周波数を引き継ぐ
ことを特徴とする投影方法。 - 励起光を出射する励起光源と、円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、前記励起光源及び前記駆動部を制御する制御部と、前記蛍光板から発せられる蛍光光が照射され、画像を表示する表示素子と、前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、を備える投影装置の投影方法であって、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有する蛍光板を周方向に回転させ、前記蛍光発光領域に励起光を照射して蛍光光を発生させる際に、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
回転周波数=j/k×表示周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たし、
前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j/kの値が異なる2値以上を決定し、
現在の前記表示周波数を第一の閾値と当該第一の閾値よりも大きい第二の閾値と比較し、
現在の前記表示周波数が前記第一の閾値よりも小さくなる方向に変化した場合に、前記j/kの値の大きい値を選択し、現在の前記表示周波数が前記第二の閾値よりも大きくなる方向に変化した場合に、前記j/kの値の小さい値を選択する
ことを特徴とする投影方法。 - 励起光を出射する励起光源と、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、
前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、
前記蛍光板から発せられる蛍光光が照射され、画像を表示する表示素子と、
前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、を備える投影装置で実行されるプログラムであって、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
回転周波数=j/k×表示周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たし、
前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j/kの値が異なる2値以上を決定し、
現在の前記表示周波数が所定値未満である場合には前記j/kの値の大きい値を選択し、現在の前記表示周波数が所定値以上である場合には前記j/kの値の小さい値を選択する
ように前記駆動部を機能させることを特徴とするプログラム。 - 励起光を出射する励起光源と、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、
前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、
前記蛍光板から発せられる蛍光光が照射され、画像を表示する表示素子と、
前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、を備える投影装置で実行されるプログラムであって、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
回転周波数=j/k×表示周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たし、
前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j/kの値が異なる2値以上を決定し、
現在の前記表示周波数が所定の範囲の下限値未満である場合には前記j/kの値の大きい値を選択し、現在の前記表示周波数が所定の範囲の上限値以上である場合には前記j/kの値の小さい値を選択し、現在の前記表示周波数が所定の範囲に収まる場合には直前の目標回転周波数を引き継ぐ
ように前記駆動部を機能させることを特徴とするプログラム。 - 励起光を出射する励起光源と、
円板状の基材の一面に蛍光発光領域を有し、前記励起光源からの励起光が前記蛍光発光領域に照射されることにより蛍光光を発する蛍光板と、
前記蛍光板を周方向に回転させる駆動部と、
前記蛍光板から発せられる蛍光光が照射され、画像を表示する表示素子と、
前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、を備える投影装置で実行されるプログラムであって、
前記表示素子の表示周波数と、前記蛍光板の回転周波数とが式(1)
回転周波数=j/k×表示周波数(j,kは整数でj>k)・・・(1)
の関係を満たし、
前記駆動部の安定回転周波数範囲内に前記回転周波数が収まるように、前記j/kの値が異なる2値以上を決定し、
現在の前記表示周波数を第一の閾値と当該第一の閾値よりも大きい第二の閾値と比較し、
現在の前記表示周波数が前記第一の閾値よりも小さくなる方向に変化した場合に、前記j/kの値の大きい値を選択し、現在の前記表示周波数が前記第二の閾値よりも大きくなる方向に変化した場合に、前記j/kの値の小さい値を選択する
ように前記駆動部を機能させることを特徴とするプログラム。
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