JP6402461B2 - マルチフェーズ電源装置 - Google Patents
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Description
前記負荷に流れる出力電流を検出する電流検出手段と、
この電流検出手段が検出した検出電流に基づいて、駆動させるDC/DCコンバータ数を判断するとともにこの判断に応じて休止中のDC/DCコンバータを起動させる第1起動信号を出力する第1起動信号出力系統と、
前記出力電圧が設定電圧以下になった際に、休止中のDC/DCコンバータを起動させる第2起動信号を出力する第2起動信号出力系統と、
前記複数のDC/DCコンバータ内において各DC/DCコンバータの間に入力される基準クロックとは非同期で動作する論理回路を有し、
前記論理回路は、前記第2起動信号出力系統が、前記出力電圧が設定電圧以下となった場合、前記検出電流が閾値より大きくなってから第1起動信号が出力されるまでの時間よりも短い時間で第2起動信号を出力することを特徴とする。
図1に並列接続された複数のDC/DCコンバータ1〜4を備えたマルチフェーズ電源装置10を示す。
[比較器11]
比較器(第2比較手段)11は、誤差検出回路21から出力される第1の誤差電圧Verror1と後述する閾値電圧(設定電圧)Vaim2とを比較して第1の誤差電圧Verror1が閾値電圧Vaim2を越えると、比較信号(第2比較信号)g3を出力する。すなわち、比較器11は、出力電圧Voutが設定電圧以下になった際にHレベルの比較信号g3を出力する。
[比較器12]
比較器12は、電圧信号Vsense(Vsense1)と閾値Vthdとを比較して電圧信号Vsenseが閾値Vthd以下になるとHレベルの比較信号g1を出力するようになっている。
[比較器13]
比較器(第1比較手段)13は、電圧信号Vsenseと閾値Vthu(>Vthd)とを比較して電圧信号Vsenseが閾値Vthu以上になるとHレベルの比較信号(第1比較信号)g2を出力するようになっている。
[目標誤差電圧発生回路]
目標誤差電圧発生回路26は、誤差検出回路21の第1の誤差電圧Verror1の目標値(DC/DCコンバータ1〜4が動作状態にあるときの理想値)である目標誤差電圧Vaimと、この目標誤差電圧Vaimより高い閾値電圧Vaim2を発生する。この閾値電圧Vaim2は、後述する設定電圧に対応する。
[比較器28]
DC/DCコンバータ2の比較器28は、DC/DCコンバータ1の出力電流Iout1を示す電圧信号Vsense1と、DC/DCコンバータ2の出力電流Iout2を示す電圧信号Vsense2との誤差を示す第3の誤差電圧Verror3を発生する。他のDC/DCコンバータ3,4の比較器28も同様である。
[制御回路]
制御回路32は、図4に示すように、同期回路(第1起動信号出力手段:判断処理回路)50と、非同期回路(第2起動信号出力手段)60と、オア回路70とを有している。
[同期回路]
同期回路50は、デジタル処理を行うデジタル回路で構成され、電圧信号Vsense1を閾値Vthd,Vthuと比較した結果の比較信号g1,g2とに基づいてDC/DCコンバータ2〜4を動作状態または休止状態に切り換える。なお、コンバータ1の比較器11〜13は動作させないように設定される。
[同期回路の処理動作]
制御回路32の同期回路50は、図5に示すフロー図にしたがって処理動作をしていく。図5に示すフロー図を簡単に説明する。
[非同期回路]
非同期回路60は、デジタル論理回路から構成されている。この非同期回路60は、同期回路50から出力されるホールド信号g4を反転させるインバータ61と、このインバータ61の出力信号g5と比較器11の比較信号g3との論理積をとるアンド回路62とから構成されている。
次に、上記のように構成されるマルチフェーズ電源装置10の動作を図6〜図8に示すタイムチャートを参照しながら説明する。
[負荷が重負荷に急変動した場合]
次に、負荷6が急に重くなった場合について、図7のタイムチャートを参照しながら説明する。
[変化後の負荷が軽負荷の場合]
ここで、負荷6の変化自体は急であったが、変化後の負荷6の消費電力はそれほど多くなく、全てのDC/DCコンバータ1〜4を動作させたのでは多すぎる場合について以下に説明する。
[負荷の変動が緩やかな場合]
次に、負荷6が除々に重くなっていく場合について、図8のタイムチャートを参照しながら説明する。
[第2実施例]
図9は第2実施例のマルチフェーズ電源装置100の構成を示したブロック図である。
[第3実施例]
図10は第3実施例のマルチフェーズ電源装置200の構成を示したブロック図である。
2〜4 DC/DCコンバータ(スレーブDC/DCコンバータ)
6 負荷
10 マルチフェーズ電源装置
11 比較器(第2比較手段)
12 比較器
13 比較器(第1比較手段)
15A〜15D 電流センサ(電流検出手段)
21 誤差検出回路(変動電圧検出手段)
32 制御回路
50 同期回路(第1起動信号出力手段:判断処理回路)
60 非同期回路(第2起動信号出力手段)
C0 キャパシタ
Claims (6)
- 並列接続された複数のDC/DCコンバータを備え、負荷の大きさに応じて動作するDC/DCコンバータの数を変えて前記負荷に一定の出力電圧を印加するマルチフェーズ電源装置であって、
前記負荷に流れる出力電流を検出する電流検出手段と、
この電流検出手段が検出した検出電流に基づいて、駆動させるDC/DCコンバータ数を判断するとともにこの判断に応じて休止中のDC/DCコンバータを起動させる第1起動信号を出力する第1起動信号出力系統と、
前記出力電圧が設定電圧以下になった際に、休止中のDC/DCコンバータを起動させる第2起動信号を出力する第2起動信号出力系統と、
前記複数のDC/DCコンバータ内において各DC/DCコンバータの間に入力される基準クロックとは非同期で動作する論理回路を有し、
前記論理回路は、前記第2起動信号出力系統が、前記出力電圧が設定電圧以下となった場合、前記検出電流が閾値より大きくなってから第1起動信号が出力されるまでの時間よりも短い時間で第2起動信号を出力することを特徴とするマルチフェーズ電源装置。 - 第1起動信号出力系統は、前記電流検出手段が検出した検出電流と予め設定された閾値とを比較して検出電流が閾値より大きいとき第1比較信号を出力する第1比較手段と、この第1比較手段から第1比較信号が出力されたとき、動作しているDC/DCコンバータ数に基づいて起動するか否かを判断するとともに起動すると判断したとき前記第1起動信号を出力する第1起動信号出力手段とを有し、
第2起動信号出力系統は、前記出力電圧と設定電圧とを比較して該出力電圧が設定電圧以下となったとき第2起動信号を出力する第2起動信号出力手段を有することを特徴とする請求項1に記載のマルチフェーズ電源装置。 - 常時動作するマスタDC/DCコンバータと、このマスタDC/DCコンバータに並列接続されるとともに負荷の大きさに応じて動作したり休止したりする複数のスレーブDC/DCコンバータと、前記マスタDC/DCコンバータの出力電流を検出する電流検出手段とを備え、負荷の大きさに応じて動作するDC/DCコンバータの数を変えて前記負荷に一定の出力電圧を印加するマルチフェーズ電源装置であって、
前記各スレーブDC/DCコンバータは、前記電流検出手段が検出した検出電流が予め設定された閾値より大きくなったとき、動作しているスレーブDC/DCコンバータ数に基づいて起動するか否かを判断して、起動すると判断したとき休止中のスレーブDC/DCコンバータを起動させる第1起動信号を出力する第1起動信号出力系統と、前記出力電圧が設定電圧以下になった際に、休止中のスレーブDC/DCコンバータを起動させる第2起動信号を出力する第2起動信号出力系統と、
前記マスタDC/DCコンバータから前記各スレーブDC/DCコンバータに入力される基準クロックとは非同期で動作する論理回路を有し、 前記論理回路は、第2起動信号出力系統が、前記出力電圧が設定電圧以下になった場合、前記検出電流が閾値より大きくなってから第1起動信号が出力されるまでの時間よりも短い時間で第2起動信号を出力することを特徴とするマルチフェーズ電源装置。 - 第1起動信号出力系統は、前記電流検出手段が検出した検出電流と予め設定された閾値とを比較して検出電流が閾値より大きいとき第1比較信号を出力する第1比較手段と、この第1比較手段から第1比較信号が出力されたとき、動作しているスレーブDC/DCコンバータ数に基づいて起動するか否かを判断するとともに起動すると判断したとき前記第1起動信号を出力する第1起動信号出力手段とを有し、
第2起動信号出力系統は、前記出力電圧の変動を検出する変動電圧検出手段と、この変動電圧検出手段が検出した変動電圧と予め設定した設定電圧とを比較して変動電圧が設定電圧より大きいとき第2比較信号を出力する第2比較手段と、この第2比較手段が第2比較信号を出力したとき休止中のスレーブDC/DCコンバータを起動させる第2起動信号を出力する第2起動信号出力手段とを有することを特徴とする請求項3に記載のマルチフェーズ電源装置。 - 第1起動信号出力手段は、他のスレーブDC/DCコンバータの動作数に基づいて第1起動信号を出力するか否かを判断する判断処理回路で構成され、
第2起動信号出力手段は、非同期論理回路で構成されていることを特徴とする請求項4に記載のマルチフェーズ電源装置。 - 前記マスタDC/DCコンバータは、前記スレーブDC/DCコンバータと同一に構成したことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のマルチフェーズ電源装置。
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