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JP6391316B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、偏光フィルターを利用して撮影画像における鏡面反射成分を検出し、その検出結果に応じて画像処理を行う技術に関するものである。
従来より、偏光フィルターを利用して、鏡面反射成分を除去して撮影することが行われている。例えば、図16(a)のような風景の撮影で、太陽1602の光が、湖1604の表面で反射領域1605で示すように反射している場面を、カメラ1601で撮影する場合、図16(b)の様に偏光フィルター(PLフィルター)1606を用いて、湖面上の反射を調整して撮影する。
一方、特許文献1では、互いに異なる偏光特性を持つ偏光フィルターをレンズの瞳位置に置き、その偏光した光を、偏光ビームスプリッタ等を用いて偏光に応じて分離して撮影することで偏光状態を検出する方法が開示されている。同様に、特許文献2では、撮像素子上に互いに偏光方向が異なる複数の偏光フィルターを用いることで、異なる偏光画像を撮影している。また、特許文献3では、撮像素子上の一つのマイクロレンズに対して、複数の受光素子を設け、瞳上の光束を分割して、AF等を行う方法が開示されている。
特開2010−266730号公報 特開2009−162847号公報 特開2012−199614号公報
しかしながら、従来の偏光フィルターを利用した撮影では、偏光成分を確認するためには複数回の撮影が必要であり、動体等の撮影には向いていなかった。また、上述の特許文献1に開示された従来技術では、偏光した光束を分離するために、偏光ビームスプリッタや、複数の撮像素子を用いる必要があり、構造が複雑になる問題があった。また、特許文献2では、撮像素子面上に複雑な偏光フィルターを形成する必要があった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成で異なる偏光画像を同時に撮影することを可能にした撮像装置を提供することである。
本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズにより被写体像が結像される撮像面上の一つのオンチップレンズに対して複数の受光素子が配列された撮像素子であって、前記オンチップレンズが、前記撮影レンズの射出瞳と前記受光素子とが共役な関係となるように配置されている撮像素子と、前記射出瞳の複数の異なる領域に対応するそれぞれ偏光方向が異なる複数の領域を有する偏光フィルターと、前記複数の受光素子の出力から、前記偏光フィルターの複数の領域に対応する複数の画像を生成する画像処理手段と、前記複数の画像を複数のブロック領域に分割し、前記複数の画像のそれぞれ対応するブロックの画像を比較することにより、それぞれのブロックの偏光情報を求め、求められた偏光情報に基づいて前記複数の画像を合成する合成手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズにより被写体像が結像される撮像面上の一つのオンチップレンズに対して複数の受光素子が配列された撮像素子であって、前記オンチップレンズが、前記撮影レンズの射出瞳と前記受光素子とが共役な関係となるように配置されている撮像素子と、前記射出瞳の複数の異なる領域に対応するそれぞれ旋光方向が異なる複数の領域を有する旋光板と、前記旋光板よりも前記撮像素子に近い側に配置された偏光フィルターと、前記複数の受光素子の出力から、前記旋光板の複数の領域に対応する複数の画像を生成する画像処理手段と、前記複数の画像を複数のブロック領域に分割し、前記複数の画像のそれぞれ対応するブロックの画像を比較することにより、それぞれのブロックの偏光情報を求め、求められた偏光情報に基づいて前記複数の画像を合成する合成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で異なる偏光画像を同時に撮影することを可能にした撮像装置を提供することができる。
第1の実施形態の撮像装置の構成を示す図。 第1の実施形態の撮像部の部品の配置関係を示す図。 第1の実施形態の偏光フィルターの構造を示す図。 第1の実施形態の撮像素子における一つの画素の構造を示す図。 第1の実施形態の偏光フィルターと撮像素子の光路関係を示す図。 第1の実施形態における画像のブロック処理を示す図。 第1の実施形態における画像処理の例を示す図。 第2の実施形態の撮像装置の構成を示す図。 第2の実施形態の偏光フィルターの構造を示す図。 第2の実施形態の撮像素子における一つの画素の構造を示す図。 第3の実施形態の撮像装置の構成を示す図。 第3の実施形態の撮像部の部品の配置関係を示す図。 第3の実施形態の旋光板の構造を示す図。 第3の実施形態の偏光フィルターと撮像素子の光路関係を示す図。 第3の実施形態の偏光方向を説明するための図。 従来の偏光フィルターによる撮影方法を示す図。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
以下、図1から図7を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。図1に本実施形態の撮像装置であるデジタルカメラの全体の構成を示し、図2から図5を用いて撮像部の位置関係を説明し、図6から図7を用いて、本実施形態での画像処理内容について説明する。
図1は、本実施形態のデジタルカメラの全体図である。図1において、101はデジタルカメラであり、102は撮像部、103は画像処理部である。デジタルカメラ101は、撮像部102で撮像した画像を、画像処理部103で処理して、画像出力104を得るものである。撮像部102は、被写体像を撮像面上に結像させる撮影レンズ105、偏光方向が一致する光を透過させる偏光フィルター106、被写体像を撮像する撮像素子107を備えている。
ここで、図2に、撮像部102の部品の配置関係を示す。図2は、光軸の横方向から見た偏光フィルターと撮像素子の位置関係を示している。201は光軸であり、202は物体面、203は結像面を示す。204及び205は、撮影レンズ105を構成する個々のレンズである。物体面202の画像がこれらのレンズにより結像面203上に結像される。図2では、撮影レンズ105は2枚のレンズ204,205により構成されているが、この枚数に限られるものではなく、これ以外の枚数で構成されていてもよい。206は絞りであり、この撮影レンズの射出瞳位置を表す。106は偏光フィルターであり、図の上側106aと、下側106bでは、異なる偏光特性を持つ。偏光フィルター106は、絞り206の近辺に置かれており、撮影レンズの概略射出瞳の位置にあることとなる。
図3に、この偏光フィルター106の構造を示す。図3(a)は、偏光フィルター106を光軸方向から見た図である。偏光フィルター106は、光軸に対称となるように、2つの異なる偏光特性の部分に分割されている。すなわち、図3(a)の偏光フィルター106は、光軸を中心として左右で異なる偏光特性(偏光方向)を持つ。すなわち、図の左側106aでは、図の縦方向(以下、必要に応じて0度方向とする)の偏光を通過する特性であり、図の右側106bでは、図の横方向(以下、必要に応じて90度方向とする)の偏光を通過する特性となっている。偏光フィルター106は、偏光方向は、縦と横の組に限らず、左右の偏光方向が90度異なっていれば良い。すなわち、図3(b)に示す様に、図の左側106aが左下から右上方向(以下、必要に応じて45度方向とする)の偏光を通過する特性である場合、図の右側106bでは、左上から右下方向(以下、必要に応じて135度方向とする)の偏光を通過する特性であれば良い。なお、図2では説明を分かりやすくするため、図3の左右方向を、上下方向と対応する様に図示している。すなわち、偏光フィルター106の上側部分106aが、図3(a)の右側106aに、偏光フィルター106の下側部分106bが、図3(b)の左側106bに対応する。
図2に戻り、107は撮像素子である。図2は、3画素の画像を生成する場合の撮像素子を図示した例であり、縦に並んだ画素に対応した3つのオンチップレンズと、それぞれに対応する3組(6個)の受光素子が示されている。図2で、上側にあるオンチップレンズに対して、受光素子209a及び209bが、中央にあるオンチップレンズに対して、受光素子210a及び210bが、下側にあるオンチップレンズに対して、受光素子211a及び211bが、それぞれ対応している。即ち、一つのオンチップレンズに対して複数の(ここでは2つの)受光素子が配置されている。撮像素子107は、レンズ204,205の概略焦点位置に配置されているので、各受光素子は、同一被写体の像を同時に受光することになる。すなわち、後述するように、各受光素子から生成される画像は、同時に撮影された画像である。
ここで、図4に、本実施形態の撮像素子における一つの画素の構造について示す。図4(a)は、一つの画素を光軸方向から見た図であり、図4(b)は、一つの画素を横から見て示した断面図である。一つの画素401は、一つのオンチップレンズ402及び、二つの受光素子403a,403bから構成されている。図4(a)で、受光素子403a,403bは横方向に配列されており、図で中心に対して右側に受光素子403aが、左側に受光素子403bが配列されている。この配列は、図3の偏光フィルターの分割方向に対応する。すなわち、図3の偏光フィルターの偏光特性が図3(a)または図3(b)の様に、左右に分割されている場合、受光素子403a及び403bは、左右に分割された光路に対応して左右に配列される。逆に、受光素子403a及び403bの配列に応じて、偏光フィルター106の分割方向が定まるともいえる。
ここで、図5に、偏光フィルター106と撮像素子107の光路関係を示す。図5において、201は光軸であり、偏光フィルター106とオンチップレンズ402及び画素401の中心を結ぶ線である。106は偏光フィルターであり、図の上部106aと下部106bで、偏光特性が異なるものである。402は一つの画素のオンチップレンズであり、403a,403bは、一つの画素に対応する二つの受光素子であり、光路関係の説明のためオンチップレンズと分けて図示している。203はオンチップレンズ402の瞳位置を示しており、図2の結像面203である。406は受光素子403a,403bの受光面を示している。
図5では、偏光フィルターの偏光特性が図面の上下方向に分割されている様子を示す。従って、受光素子403a,403bは、偏光フィルターの偏光特性の分割に対応して、図面の上下方向に配列されている。なおこれは、この偏光フィルターの分割方向と、受光素子の配列が、鉛直方向に限定されることを示すものでは無く、作図上、上下方向に分割、配列したものにすぎない。偏光フィルターの偏光特性の分割方向が左右であれば、受光素子の配列方向も左右になるものである。
ここで、受光面406と、偏光フィルター106は、破線で示した様に、オンチップレンズ203によって、共役関係に配置されている。すなわち、偏光フィルター106と受光面406は、結像関係を持つことになり、偏光フィルター106を通過した光線は、その通過した位置の光路の対応する受光面406に投影されることになる。例えば、図5(a)に示す様に、偏光フィルター106の上部106aの光路を通過した光線は、オンチップレンズ203を通過した後、下側の受光素子403aの受光面に投影される。同様に、図5(b)に示す様に、偏光フィルター106の下部106bの光路を通過した光線は、オンチップレンズ203を通過した後、上側の受光素子403bの受光面に投影される。ここで、偏光フィルター106の上部106aと下部106bは、異なる偏光特性を持つものであるから、受光素子403aと、受光素子403bが受光する光線は異なる偏光特性となる。
図2に戻ると、偏光フィルター106の上部106aを通過した光線は、撮像素子107の受光素子のうち、図の下側にある受光素子である209a,210a,211aで受光される。同様に、偏光フィルター106の下部106bを通過した光線は、撮像素子107の受光素子のうち、図の上側にある受光素子である209b,210b,211bで受光される。従って、図の上側にある受光素子の組から出力される画像と、図の下側にある受光素子の組から出力される画像では、異なる偏光特性を持つ画像が出力されることとなる。前述した通り、撮像素子208の各受光素子は、同一被写体の像を同時に受光するものであるから、各組から出力される画像は、同時に撮影された異なる偏光特性を持つ画像となる。以下では、受光素子209a,210a,211aの組から出力される画像をA像、受光素子209b,210b,211bの組から出力される画像をB像として説明する。
ここで図1に戻って、デジタルカメラ101について、図6及び図7を用いて、画像処理部103の処理内容について説明する。画像処理部103では、撮影部102の出力から、後述の処理を行って、画像出力104を得るものである。図6は、画像ブロック単位の処理を説明するための図であり、図7は、処理結果の画像の様子を示す図である。
図1において、108は、A像B像分離部であり、撮像部102の出力から、A像の部分とB像の部分を分離して、A像とB像をそれぞれ独立した出力とする。なお、A像B像の分離は、撮像素子107からの出力時点で分離した状態とした構成をとることも可能である。
109は、カメラ信号処理部であり、分離したA像とB像の出力に対して、AE(自動露出調節)、AWB(オートホワイトバランス調節)、デモザイク、アパーチャー等の必要なカメラ信号処理を行い、A像とB像のそれぞれの画像を生成する。
110は、ブロック分割部であり、A像とB像のそれぞれの画像を、所定の大きさのブロック領域に分割する。画像をブロックに分割した様子を図6に示す。図6では、画像を横4ブロック、縦3ブロックに分割した様子を示す。図6で601は、A像の画像をブロック分割した場合であり、右下斜線で示されており、602は、B像をブロック分割した場合であり、右上斜線で示されている。ブロックのサイズは、撮像素子の画素数、レンズの焦点距離、被写体距離などに応じて決定される。A像B像は、被写体距離とレンズ位置との関係で、視差を生じた画像が生成されるため、この視差よりも大きいブロックサイズとなることが望ましい。逆に、視差が生じない場合、例えば被写体が無限遠だけにあって、パンフォーカス状態の場合、ブロックサイズは、1画素単位に構成することも可能である。
111は偏光検出部であって、各ブロック単位に偏光情報を検出する。これは、例えば、A像とB像の各ブロックの平均輝度を求め、その差を求める。ブロック平均輝度の差の絶対値が大きい場合は、偏光情報として、偏光度が大きいと判断し、ブロック平均輝度の差の絶対値が小さい場合は、偏光度が小さいと判断する。この結果を、各ブロック単位の偏光情報とする。図6で示せば、ブロック分割したA像601とB像602の、対応する各ブロックごとに、603でブロック輝度差を求め、その絶対値を偏光情報604として、ブロック単位に記録する。図6の偏光情報604は、偏光度が小さい所を白抜きのブロックで、偏光度が大きい所を格子線のブロックで示している。すなわち、図でブロックの座標を右上を0行0列として、(行,列)と表した場合、偏光情報604では、(0,2)、(1,1)、(2,1)のブロックの偏光度が高いことを示している。
112は、画像合成部であって、偏光度に応じて、A像とB像の画像を合成する。113は合成量決定部であって、偏光情報と、目的とする画像に応じて、ブロック単位で合成量を決定する。ここで目的とする画像とは、例えば、鏡面反射成分が最も少ない画像、すなわち鏡面反射を除去した画像である。この場合、偏光情報から、偏光度が高いブロックでは、対応するA像とB像を比較して、その各ブロックの中から、輝度値の低い方のブロックを選択して合成すれば良い。逆に、目的とする画像が、鏡面反射成分を強調した画像である場合は、偏光情報から、偏光度が高いブロックでは、対応するA像とB像の各ブロックの中から、輝度値の高い方のブロックを選択して合成すれば良い。さらには、目的とする画像が、鏡面反射を除去した画像と、強調した画像の中間の場合は、偏光情報に応じて合成比率を求め、対応するA像とB像の各ブロックを合成することも可能である。
この様子を図6の画像ブロックで説明する。113は合成量決定部である。鏡面反射成分を除去する場合、合成量決定部113は、偏光情報604から、ブロック単位で偏光度の高低を判別し、ブロック単位で合成の方法を決定する。図6で、606は鏡面反射除去を行う場合の合成部であり、合成量決定部113の指示に従って画像を合成する。すなわち、偏光度の低いブロックでは、A像もしくはB像のブロックをそのまま、あるいは平均して出力する。また、偏光度の高いブロックでは、輝度値の低い方のブロックを選択して合成する。図6で、607は、鏡面反射成分除去を行って合成した画像を示している。画像607のブロックでは、偏光情報604で偏光度が低かったブロック、すなわち、白抜きで示したブロックは、A像とB像のブロックを平均した画像が出力されており、斜格子で示されている。偏光情報604で偏光度が高かったブロック、すなわち、格子線で示したブロックは、A像とB像のブロックのいずれかの画像が出力されている。図では、(2,1)のブロックでは、A像の対応するブロック(右下斜線)が、(0,2)及び(1,1)のブロックでは、B像の対応するブロック(右上斜線)のブロックが、そのまま出力されている様子を示す。この様に画像を合成した結果、鏡面反射成分除去を行った合成画像607が得られる。
逆に、図6で、608は鏡面反射強調を行う場合の合成部であり、合成量決定部113の指示に従って画像を合成する。すなわち、偏光度の低いブロックでは、合成部606と同様に、A像もしくはB像のブロックをそのまま、あるいは平均して出力する。一方、偏光度の高いブロックでは、輝度値の高い方のブロックを選択して合成する。図6で、609は、鏡面反射成分強調を行って合成した画像を示している。画像609のブロックでは、偏光情報604で偏光度が低かったブロック、すなわち、白抜きで示したブロックは、合成画像607と同様に、A像とB像のブロックを平均した画像が出力されており、斜格子で示されている。偏光情報604で偏光度が高かったブロック、すなわち、格子線で示したブロックは、A像とB像のブロックのいずれかの画像が出力されている。図では、(2,1)のブロックでは、B像の対応するブロック(右上斜線)が、(0,2)及び(1,1)のブロックでは、A像の対応するブロック(右下斜線)のブロックが、そのまま出力されている様子を示す。この様に画像を合成した結果、鏡面反射成分強調を行った合成画像609が得られる。
以上の処理を行った場合の画像の模式図を、図7に示す。図7で、破線で示した矩形701は、画像上の一つのブロックの位置を示す。以下、A像やB像等で、701の位置にあるブロックを、A像(またはB像)のブロック701と記述する。
図7(a)は、本実施形態で得られるA像を示しており、図7(b)は、B像を示す。図7で、702はA像に含まれる鏡面反射部分を示しており、703はB像に含まれる鏡面反射部分を示す。A像とB像では、被写体距離やレンズ位置に応じて、視差を生じた画像となるが、702と703とも、ブロック701に含まれているものとする。本実施形態では、A像とB像では、前述した通り、異なる偏光特性を示しているので、鏡面反射部分が偏光特性を持つ場合、702と703では、異なる輝度値を示す。図では、鏡面反射成分が、A像側の光路の偏光特性(偏光方向)に強い強度を持った場合である。この場合、A像(A像側の偏光特性を持つ画像)で、鏡面反射領域702が高輝度となり、B像(B像側の偏光特性を持つ画像)で、鏡面反射成分703が低輝度となる。図7(c)は、このようなA像とB像から、偏光情報を求めた例である。図で、偏光情報のブロック701には、鏡面反射領域705が含まれている。A像の鏡面反射領域702と、B像の鏡面反射領域703の輝度差が大きい場合、鏡面反射領域705で大きな差を生じるため、ブロック間の輝度平均値の差は大きくなる。すなわち、偏光情報604のブロック701は、他のブロックよりも高い偏光度を示す。
この偏光情報を用いて合成した結果の合成画像を図7(d)及び図7(e)に示す。図7(d)は、鏡面反射成分を除去した場合の合成画像である。図7(d)で、合成画像のブロック701には、A像とB像のブロックのうち、輝度の低いブロックが出力される。すなわち、B像のブロック701の画像が、そのまま出力されている。図7(e)は、鏡面反射成分を強調した場合の合成画像である。図7(e)で、合成画像のブロック701には、A像とB像のブロックのうち、輝度の高いブロックが出力される。すなわち、A像のブロック701の画像が、そのまま出力されている。
本実施形態では、図1の撮像部102で示した構成、すなわち、図2から図5で説明した構成で、異なる偏光情報を持つ画像(A像及びB像)を同時に撮影し、それから偏光情報を得て、偏光に応じた画像出力を合成している。偏光情報を、同時に撮影した画像から得ているため、被写体に動体が含まれた場合であっても、適切な偏光情報を得ることができる。また、図2から図5で説明した様に、本実施形態では、一つのオンチップレンズに対して2つの受光素子を配列した撮像素子と、撮影レンズの概略瞳上に、受光素子の配列に対応した光路の部分で偏光方向が異なる偏光フィルターを配置して、異なる偏光特性を持った画像を取得している。すなわち、偏光ビームスプリッタ等の複雑な構成を必要としない、簡易な方法で偏光画像を得ることが可能となる。
なお、本実施形態では、2枚の偏光画像を取得して偏光情報を求め、それから画像合成を行うことまでを説明したが、2枚の偏光画像を生成し、それを出力して、その後の処理で偏光情報を求める構成とすることは容易に可能である。
(第2の実施形態)
以下、図8から図10を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態が光路を2分割し、異なる2方向の偏光画像から偏光情報を求めたのに対して、光路を4分割し、異なる4方向の偏光画像から偏光情報を求めるものである。
図8は、本実施形態のデジタルカメラの全体構成を示す図である。図8で、801はデジタルカメラであり、802は撮像部、803は画像処理部である。デジタルカメラ801は、撮像部802で撮像した画像を、画像処理部803で処理して、画像出力804を得るものである。
第2の実施形態のデジタルカメラ801の各部分と、第1の実施形態のデジタルカメラ101の各部分の機能は、ほぼ同様な内容となっている。異なる部分は、第2の実施形態では、光路を4分割し、異なる4方向の偏光画像から偏光情報を求めるため、処理する画像枚数等が多くなっているだけである。すなわち、撮像部802が撮像部102に、画像処理部803が画像処理部103に、画像出力804が画像出力104に、それぞれ対応する。同様に、撮像部802で、撮影レンズ805が撮影レンズ105に、偏光フィルター806が偏光フィルター106に、撮像素子807が撮像素子107に、それぞれ対応している。撮影レンズ805は、撮影レンズ105と同一の構成であってもかまわない。さらに、画像処理部803では、各像分離部808がA像B像分離部108に、カメラ信号処理部809がカメラ信号処理部109に、ブロック分割部810がブロック分割部110にそれぞれ対応する。また、偏光検出部811が偏光検出部111に、画像合成部812が画像合成部112に、合成量決定部813が合成量決定部113に、それぞれ対応している。図8の撮像部802で、806は、第2の実施形態における偏光フィルターであり、807は、第2の実施形態における撮像素子である。
ここで、図9を用いて、第2の実施形態における偏光フィルターの構造について説明する。また、図10を用いて、第2の実施形態における撮像素子の1画素の構造について説明する。その後、第2の実施形態の偏光情報の取得について説明する。
図9は、本実施形態の偏光フィルターを光軸方向から見た図である。図9(a)では、偏光フィルターの、一つの構成例を示している。図9(a)の偏光フィルターは、光軸を中心として上下左右の4つの領域に分割され、それぞれが異なる偏光特性(偏光方向)を持つ。すなわち、図の左上側901では、0度方向の偏光を、図の右上側902では、45度方向の偏光を、図の左下側903では、135度方向の偏光を、図の右下側904では、90度方向の偏光を、それぞれ透過する特性となっている。即ち、偏光フィルターの4つの領域は、それぞれ偏光方向が45度異なる。なお、分割した4つの領域と偏光方向の対応は、図9(a)の場合に限らず、図9(b)に示す様に、他の組み合わせであっても良い。すなわち、図9(b)の場合では、左上から順に右回りに、135度、0度、45度及び90度の偏光を透過する特性となっている。これ以外の偏光特性の組み合わせも、本実施形態では可能である。
次に、図10に本実施形態の撮像素子807における一つの画素の構造について示す。図10(a)は、一つの画素を光軸方向から見た図であり、図10(b)及び図10(c)は、一つの画素を横から見た断面図である。図10(b)は、図10(a)を上方向から見た断面図、図10(c)は、図10(a)を右方向から見た断面図である。図10で、一つの画素1001は、一つのオンチップレンズ1002及び、4つの受光素子1003,1004,1005,1006から構成されている。この配列は、図9の偏光フィルターの分割に対応するように配列されている。すなわち、図9の偏光フィルターの偏光特性が図9(a)または図9(b)の様に、4分割されている場合、受光素子1003,1004,1005,1006は、分割された光路に対応する位置に配列される。
第2の実施形態の撮像部802の部品の配置関係は、図2と同様であり、偏光フィルターと撮像素子の光路関係も同様である。すなわち、図2の様に偏光フィルターは、概略瞳位置に配置される。また、光路関係を、偏光フィルターの偏光特性の分割方向から見た場合、図5と同様となる。ただし、本実施形態では、光路を4分割しているため、偏光フィルターの左上を通過した光線は、右下に配置された受光面に投影される。同様に、偏光フィルターの右上を通過した光線は、左下に配置された受光面に、左下を通過した光線は、右上に配置された受光面に、右下を通過した光線は、左上に配置された受光面に、それぞれ投影される。すなわち、偏光フィルターの4つの異なる偏光特性を持った光路を通過した光線が、一画素上の4つの受光素子に、それぞれ投影されるのである。したがって、撮像素子上の各受光素子の配列に応じて、4つの偏光特性の異なる画像が出力されることになる。以下では、これらの4つの偏光特性が異なる画像を、第1の実施形態と同様に、A像、B像、C像、D像として説明する。
図8の画像処理部は、このようにして得られた4つの画像に対応した処理を行う。すなわち、各画像分離部808は、撮像部802の出力から、A像、B像、C像、D像を分離する。カメラ信号処理部809及びブロック分割部810では、4つの画像のそれぞれに、カメラ信号処理及びブロック分割を行う。
偏光検出部811では、各ブロック単位に偏光情報を検出する。本実施形態では、4方向の偏光特性が得られるため、偏光情報として、強度だけでなく、偏光角度を算出することも可能となる。すなわち、偏光の性質上、180度異なる偏光方向で同じ偏光画像となるので、偏光方向0度、45度、90度及び135度の偏光情報から、偏光方向を求めることができ、これを偏光情報として利用することも可能である。
画像合成部112では、4枚の画像を合成して、一枚の画像を出力する。この場合、4枚の画像から一つの画像を選択したり、平均値を出力する他、4枚の画像の加重平均を出力することも可能である。合成量決定部813では、4枚の画像に対して、ブロック単位で合成量を決定する。この場合、ブロックの平均輝度値の差から求めた偏光度の強弱の他、偏光方向の情報を利用して、特定方向の偏光について、除去または強調することも可能となる。
以上説明した通り、第2の実施形態では、第1の実施形態に対して、異なる光路分割を行って偏光画像を取得した。第2の実施形態では、光路を4分割としたが、偏光フィルターの偏光特性の分割と、撮像素子の受光素子の配列が対応したものであれば、他の分割方法でも同様に偏光画像を生成し、合成することが可能である。
(第3の実施形態)
以下、図11から図15を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態及び第2の実施形態が、光路の異なる部分で偏光方向が異なる偏光フィルター用いたのに対し、第3の実施形態では、光路の異なる部分で旋光方向が異なる旋光板と、偏光フィルターを用いる。
図11は、本実施形態のデジタルカメラの全体構成を示す図である。図11で、1101はデジタルカメラであり、このうち、1102は撮像部、1103は画像処理部である。デジタルカメラ1101は、撮像部1102で撮像した画像を、画像処理部1103で処理して、画像出力1104を得るものである。
第3の実施形態のデジタルカメラ1101の各部分と、第1の実施形態のデジタルカメラ101の各部分の機能は、ほぼ同様な内容となっている。異なる部分は、第3の実施形態では、偏光フィルター106の代わりに、旋光板と偏光フィルターを用いるため、一部の構成が異なるだけである。すなわち、撮像部1102が撮像部102に、画像処理部1103が画像処理部103に、画像出力1104が画像出力104に、それぞれ対応する。ここで、撮像部1102で、撮影レンズ1105が撮影レンズ105に、撮像素子1107が撮像素子107に、それぞれ対応しており、同一の構成で良い。さらに、画像処理部1103では、A像B像分離部1108がA像B像分離部108に、カメラ信号処理部1109がカメラ信号処理部109に、ブロック分割部1110がブロック分割部110に、それぞれ対応する。また、偏光検出部1111が偏光検出部111に、画像合成部1112が画像合成部112に、合成量決定部1113が合成量決定部113に、それぞれ対応している。
図11の撮像部1102で、1106は旋光板であり、後述の特性を持つ。1114は第3の実施形態の偏光フィルターであり、第1と第2の実施形態と異なり、偏光特性は光路内で一定である。すなわち、単一の偏光方向の光線のみを通過させるものである。また、光軸方向に回転可能となっている。1115は回転設定部であり、偏光フィルター1114を回転させて偏光方向を変更する。回転設定部1115は、図面上では画像処理部1103内に配置されているが、これに限るものでなく、機械的に偏光フィルター1114を回転させる構成でも良い。
ここで、図12に、本実施形態の撮像部1102の部品の配置関係を示す。図12は、図2と同様に、光軸の横方向から見た図であり、旋光板と撮像素子の関係が分かりやすい方向から示している。図12の大部分の記号は、図2と対応するものである。すなわち、1201は光軸であり201に、1202は物体面であり202に、1203は結像面であり203に、1204及び1205はレンズであり204及び205に、1206は絞りであり206に、それぞれ対応する。また、1207は撮像素子であり207に、1209aから1211bは受光素子であり209aから211bに、それぞれ対応する。
1106は、本実施形態で用いる旋光板であり、図の上側1106aと、下側1106bでは、異なる旋光特性を持つ。また、1114は本実施形態における偏光フィルターである。ここで、本実施形態の偏光フィルターの位置は、旋光板1106の後で、撮像素子1107までの間に配置されれば良い。すなわち、図12(a)の様に旋光板1106に近接して直後に配置しても良いし、図12(b)の様に撮影レンズ1205と撮像素子11107の中間であっても良い。
旋光板1106は、絞り1206の近辺に置かれており、撮影レンズの概略瞳位置にあることとなる。図13に、この旋光板1207の構造を示す。図13(a)は、本実施形態の旋光板を光軸方向から見た図である。本実施形態の旋光板は、光軸に対称となるように、2つの異なる旋光特性に分割されている。すなわち、図13(a)の旋光板は、光軸を中心として左右で異なる旋光特性(旋光方向)を持つ。すなわち、図の左側1106aでは、光束の偏光方向を、右回りに90度(以下、必要に応じて+90度とする)旋光させる特性であり、図の右側1106bでは、光束の偏光方向を、変化させない(以下、便宜上、必要に応じて0度とする)特性となっている。本実施形態の旋光板1106は、分割した旋光特性の一方が0度(透過)となる場合に限らず、左右の旋光方向が90度異なっていれば良い。すなわち、図13(b)に示す様に、図の左側1106aが右回りに45度(以下、必要に応じて+45度とする)旋光させる特性である場合、図の右側1106bでは、左方向に45度(以下、必要に応じて−45度とする)旋光させる特性であれば良い。なお、図12では説明を分かりやすくするために、図13の左右方向を、上下方向と対応する様に示している。すなわち、旋光板1106の上側部分1106aが、図13(a)の左側1106aに、旋光板106の下側部分1106bが、図13(b)の右側1106bに対応する。
本実施形態では、撮像素子については、第1の実施形態と同様であり、図4の様に一つの画素は、一つのオンチップレンズと、二つの受光素子から構成される。受光素子の配列は、第1の実施形態で偏光フィルターの分割方向に対応したのと同様に、旋光板の旋光特性の分割方向に対応している。旋光板と撮像素子の光路関係も、図5で示した第1の実施形態と同様である。すなわち、撮像素子の受光面と、本実施形態の旋光板は、撮像素子のオンチップレンズによって、共役関係に配置されている。
これにより、図2と同様に、図12では、旋光板1106の上部1106aを通過した光線は、偏光フィルター1114を通過した後、撮像素子1107の受光素子のうち、図の下側にある受光素子である1209a,1210a,1211aで受光される。同様に、旋光板1106の下部1106bを通過した光線は、偏光フィルター1114を通過した後、撮像素子1107の受光素子のうち、図の上側にある受光素子である1209b,1210b,1211bで受光される。従って、図の上側にある受光素子の組から出力される画像と、図の下側にある受光素子の組から出力される画像では、異なる旋光が行われた画像が出力されることとなる。さらに、旋光板1106を通過した後に偏光フィルター1114を通過することで、それぞれが異なる偏光特性を持った画像が出力されることとなる。
ここで、図14及び図15を用いて、この偏光特性の様子を、さらには偏光フィルター1114の回転方向を変化させた場合の偏光特性の違いについて説明する。
図14は、第1の実施形態の図5を斜め方向から見た図に相当する。図14で、1201は光軸であり、1106は旋光板、1114は偏光フィルター、1404はオンチップレンズ、1405a及び1405bは受光素子である。旋光板1106と、受光素子1405a,1405bは、前述の通り、オンチップマイクロレンズ1404によって、共役関係に配置されている。図14で旋光板1106は、左右の光路に対して、その特性が異なっており、左側1106aを通過する光束は+90度旋光し、右側1106bを通過する光束はそのまま通過する。ここで、旋光板の左側1106aを通過する光束は、A−A’の線に従って、旋光板の左側1106aから偏光フィルター1114、オンチップマイクロレンズ1404を通過して、受光素子1405aに入射する。同様に、旋光板の右側1106bを通過する光束は、B−B’の線に従って、旋光板の左側1106bから偏光フィルター1114、オンチップマイクロレンズ1404を通過して、受光素子1405bに入射する。ここで、図14(a)は、偏光フィルター1114の偏光方向が90度方向の場合であり、図14(b)は、45度方向の場合である。
図15は、図14の光路図における光束の各位置での偏光の状態を示す図である。図15で、(a1)(b1)(c1)(d1)は、旋光板1106に入射する光束の偏光状態を示している。同様に、(a2)(b2)(c2)(d2)は、旋光板1106に入射した後、偏光フィルター1114に入射する光束の偏光状態を、(a3)(b3)(c3)(d3)は、偏光フィルター1114に入射後の光束の偏光状態を、(a4)(b4)(c4)(d4)は、受光素子1405aまたは1405bに入射する光束の偏光状態を、それぞれ示している。また、(a1)(a2)(a3)(a4)は、図14(a)のA−A’の光束の偏光状態を、(b1)(b2)(b3)(b4)は、図14(a)のB−B’の光束の偏光状態を、それぞれ示している。同様に、(c1)(c2)(c3)(c4)は、図14(b)のA−A’の光束の偏光状態を、(d1)(d2)(d3)(d4)は、図14(b)のB−B’の光束の偏光状態を、それぞれ示している。
例えば、図14(a)のA−A’の光束の場合、旋光板1106に入射する前の(a1)では、ランダムな光線であるため、偏光も旋光もすることなく、入射する。図15(a1)では、上方向の偏光方向を0度として表示している。次に旋光板の右側1106aを通過した結果(a2)に示した様に、光束は、+90度旋光する。すなわち、入射前の0度方向の光束は、+90度回転して、図の横方向の光となる。次に、偏光フィルター1114を通過した場合、入射した光のうち90度方向の光のみが選択されることになる。すなわち、(a3)に示す様に、90度方向に偏光した光束が、偏光フィルター1403を通過する。その後、この光束は、オンチップマイクロレンズ1404を通過し、受光素子1405aに入射する。この間、偏光や旋光を受けないので、受光素子1405aに入射する光束は、(a4)に示した様に90度方向に偏光した光束となる。結果として、受光素子1405aには、旋光板1106に入射する前の0度方向の光束が入射することなる。
次に、図14(b)のB−B’の光束の場合、旋光板1106に入射する前の(b1)では、(a1)と同様に、ランダムな光線であるため、偏光も旋光もすることなく、入射する。次に旋光板の左側1106bを通過した結果(b2)に示した様に、光束は、ただ通過するだけであるから、偏光も旋光もしない状態である。すなわち、入射前の0度方向の光束は、0度方向のままである。次に、偏光フィルター1114を通過した場合、入射した光のうち90度方向の光のみが選択されることになる。すなわち、(b3)に示す様に、90度方向に偏光した光束が、偏光フィルター1114を通過する。その後、この光束は、オンチップマイクロレンズ1404を通過し、受光素子1405bに入射する。この間、偏光や旋光を受けないので、受光素子1405bに入射する光束は、(b4)に示した様に90度方向に偏光した光束となる。結果として、受光素子1405bには、旋光板1106に入射する前の90度方向の光束が入射することなる。
すなわち、図14(a)のA−A’の光束の場合、入射前の0度方向の偏光した光が受光素子1405aに入射し、B−B’の光束の場合、入射前の90度方向の偏光した光が受光素子1405bに入射することとなる。
これを、図12(a)に戻って説明すると、旋光板1106の上部1106aを通過した光線は、+90度旋光し、偏光フィルター1114を通過して、入射前の0度方向に偏光した光線が、撮像素子1107の受光素子のうち、図の下側にある受光素子である1209a,1210a,1211aで受光される。同様に、旋光板1106の下部1106bを通過した光線は、そのまま、偏光フィルター1114を通過して、入射前の90度方向に偏光した光線が、撮像素子1107の受光素子のうち、図の上側にある受光素子である1209b,1210b,1211bで受光される。すなわち、下側の受光素子1209a,1210a,1211aで受光される光線は0度方向に偏光した光線であり、上側の受光素子1209b,1210b,1211bで受光される光線は90度方向に偏光した光線である。したがって、互いに90度異なる偏光を持った光線を受光することになる。したがって、第1の実施形態と同様に、図の上側にある受光素子の組から出力される画像と、図の下側にある受光素子の組から出力される画像では、異なる偏光特性を持つ画像となる。すなわち、0度方向に偏光特性を持つA像と、90度方向に偏光特性を持つB像とが出力されることとなる。第1の実施形態と同様に、撮像素子1107の各受光素子は、同一被写体の像を同時に受光するものであるから、各組から出力される画像は、同時に撮影された異なる偏光特性を持つ画像となる。
次に、図14(b)の場合、すなわち、偏光フィルター1114が回転して45度方向の偏光を通過する状態になった場合について説明する。
図15に戻って、図14(b)のA−A’の光束の場合、旋光板1106に入射する前の(c1)では、ランダムな光線であるため、偏光も旋光することもなく、入射する。次に旋光板の右側1106aを通過した結果(c2)に示した様に、光束は、+90度旋光する。すなわち、入射前の0度方向の光束は、+90度回転して、図の横方向の光となる。次に、偏光フィルター1114を通過した場合、入射した光のうち135度方向の光のみが選択されることになる。すなわち、(c3)に示す様に、135度方向に偏光した光束が、偏光フィルター1114を通過する。その後、この光束は、オンチップマイクロレンズ1404を通過し、受光素子1405aに入射する。この間、偏光や旋光を受けないので、受光素子1405aに入射する光束は、(c4)に示した様に135度方向に偏光した光束となる。結果として、受光素子1405aには、旋光板に入射する前の135度方向の光束が入射することなる。
次に、図14(b)のB−B’の光束の場合、旋光素子1402に入射する前(d1)は、(c1)と同様に、ランダムな光線であるため、偏光も旋光することもなく、入射する。次に旋光板1106の左側1106bを通過した結果(d2)に示した様に、光束は、ただ通過するだけであるから、偏光も旋光しない状態である。すなわち、入射前の0度方向の光束は、0度方向のままである。次に、偏光フィルター1114を通過した場合、入射した光のうち45度方向の光のみが選択されることになる。すなわち、(d3)に示す様に、45度方向に偏光した光束が、偏光フィルター1114を通過する。その後、この光束は、オンチップマイクロレンズ1404を通過し、受光素子1405bに入射する。この間、偏光や旋光を受けないので、受光素子1405bに入射する光束は、(d4)に示した様に45度方向に偏光した光束となる。結果として、受光素子1405bには、旋光板に入射する前の45度方向の光束が入射することなる。
すなわち、図14(b)のA−A’の光束の場合、入射前の135度方向の偏光した光が受光素子1405aに入射し、B−B’の光束の場合、入射前の45度方向の偏光した光が受光素子1405bに入射することとなる。
これを、図12(a)に戻って説明すると、旋光板1106の上部1106aを通過した光線は、+90度旋光し、偏光フィルター1114を通過して、入射前の135度方向に偏光した光線が、撮像素子1107の受光素子のうち、図の下側にある受光素子である1209a,1210a,1211aで受光される。同様に、旋光板1106の下部1106bを通過した光線は、そのまま、偏光フィルター1114を通過して、入射前の45度方向に偏光した光線が、撮像素子1107の受光素子のうち、図の上側にある受光素子である1209b,1210b,1211bで受光される。すなわち、下側の受光素子1209a,1210a及び1211aで受光される光線は135度方向に偏光した光線であり、上側の受光素子1209b,1210b,1211bで受光される光線は45度方向に偏光した光線である。したがって、互いに90度異なる偏光を持った光線を受光することになる。したがって、第1の実施形態と同様に、図の上側にある受光素子の組から出力される画像と、図の下側にある受光素子の組から出力される画像では、異なる偏光特性を持つ画像、すなわち、135度方向に偏光特性を持つA像と、45度方向に偏光特性を持つB像とが出力されることとなる。
すなわち、偏光フィルター1114が90度方向の偏光特性の場合、A像及びB像として、0度と90度の偏光特性の組であったのに対して、偏光フィルター1114が45度方向の偏光特性の場合、A像及びB像として、135度と45度の偏光特性の組の画像が得られる。なおかつ、A像とB像では、偏光特性は、互いに90度異なるものが出力される。第3の実施形態では、光路の異なる部分で旋光方向が異なる旋光板と、偏光フィルターを用いて、なおかつ偏光フィルターを回転可能な構成とした。そして、偏光フィルターの偏光方向を調整することで、より効果的な偏光方向を設定して、偏光画像を取得できるようになった。
なお、第3の実施形態の旋光板は、1/2波長板や1/4波長板等の波長板や、液晶を利用して構成が可能である。また、旋光板の旋光特性は2分割するものに限らず、第2の実施形態の偏光フィルターの様に、4分割とすることも可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
106,806,1114:偏光フィルター、107,807,1107:撮像素子、1106:旋光板

Claims (17)

  1. 撮影レンズにより被写体像が結像される撮像面上の一つのオンチップレンズに対して複数の受光素子が配列された撮像素子であって、前記オンチップレンズが、前記撮影レンズの射出瞳と前記受光素子とが共役な関係となるように配置されている撮像素子と、
    前記射出瞳の複数の異なる領域に対応するそれぞれ偏光方向が異なる複数の領域を有する偏光フィルターと、
    前記複数の受光素子の出力から、前記偏光フィルターの複数の領域に対応する複数の画像を生成する画像処理手段と、
    前記複数の画像を複数のブロック領域に分割し、前記複数の画像のそれぞれ対応するブロックの画像を比較することにより、それぞれのブロックの偏光情報を求め、求められた偏光情報に基づいて前記複数の画像を合成する合成手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記偏光フィルターは、ほぼ前記撮影レンズの射出瞳の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記偏光フィルターの複数の領域のそれぞれの配列と、前記一つのオンチップレンズに対する前記複数の受光素子のそれぞれの配列とは、互いに対応した関係を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記偏光フィルターは、偏光方向が互いに90度異なる二つの領域を有し、前記撮像素子は、前記一つのオンチップレンズに対して前記偏光フィルターの二つの領域に対応する二つの受光素子を有することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記二つの受光素子は、前記偏光フィルターの二つの領域をそれぞれ通過した光をそれぞれ受光することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記偏光フィルターは、偏光方向が互いに45度異なる四つの領域を有し、前記撮像素子は、前記一つのオンチップレンズに対して前記偏光フィルターの四つの領域に対応する四つの受光素子を有することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  7. 前記四つの受光素子は、前記偏光フィルターの四つの領域をそれぞれ通過した光をそれぞれ受光することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 撮影レンズにより被写体像が結像される撮像面上の一つのオンチップレンズに対して複数の受光素子が配列された撮像素子であって、前記オンチップレンズが、前記撮影レンズの射出瞳と前記受光素子とが共役な関係となるように配置されている撮像素子と、
    前記射出瞳の複数の異なる領域に対応するそれぞれ旋光方向が異なる複数の領域を有する旋光板と、
    前記旋光板よりも前記撮像素子に近い側に配置された偏光フィルターと、
    前記複数の受光素子の出力から、前記旋光板の複数の領域に対応する複数の画像を生成する画像処理手段と、
    前記複数の画像を複数のブロック領域に分割し、前記複数の画像のそれぞれ対応するブロックの画像を比較することにより、それぞれのブロックの偏光情報を求め、求められた偏光情報に基づいて前記複数の画像を合成する合成手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  9. 前記旋光板は、ほぼ前記撮影レンズの射出瞳の位置に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記旋光板の複数の領域のそれぞれの配列と、前記一つのオンチップレンズに対する前記複数の受光素子のそれぞれの配列とは、互いに対応した関係を有することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  11. 前記旋光板は、旋光特性が互いに90度異なる二つの領域を有し、前記撮像素子は、前記一つのオンチップレンズに対して前記旋光板の二つの領域に対応する二つの受光素子を有することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記二つの受光素子は、前記旋光板の二つの領域をそれぞれ通過した光をそれぞれ受光することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記旋光板は、旋光特性が互いに45度異なる四つの領域を有し、前記撮像素子は、前記一つのオンチップレンズに対して前記旋光板の四つの領域に対応する四つの受光素子を有することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  14. 前記四つの受光素子は、前記旋光板の四つの領域をそれぞれ通過した光をそれぞれ受光することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記偏光フィルターは前記撮影レンズの光軸を中心として回転可能であることを特徴とする請求項8乃至14のいずれか1項に記載の撮像装置。
  16. 前記合成手段は、前記それぞれのブロックの偏光情報に基づいて、最も輝度値の低いブロックを選択することにより、前記複数の画像を合成するとを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の撮像装置。
  17. 前記合成手段は、前記それぞれのブロックの偏光情報に基づいて、最も輝度値の高いブロックを選択することにより、前記複数の画像を合成するとを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の撮像装置。
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