[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6372294B2 - 異物検知センサ及び異物検知センサの取付構造 - Google Patents

異物検知センサ及び異物検知センサの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6372294B2
JP6372294B2 JP2014209117A JP2014209117A JP6372294B2 JP 6372294 B2 JP6372294 B2 JP 6372294B2 JP 2014209117 A JP2014209117 A JP 2014209117A JP 2014209117 A JP2014209117 A JP 2014209117A JP 6372294 B2 JP6372294 B2 JP 6372294B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive tape
sensor
foreign matter
opening
lead wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014209117A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016078505A (ja
Inventor
寿洋 坂田
寿洋 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2014209117A priority Critical patent/JP6372294B2/ja
Publication of JP2016078505A publication Critical patent/JP2016078505A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6372294B2 publication Critical patent/JP6372294B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

本発明は、異物検知センサ及び異物検知センサの取付構造に関するものである。
従来、モータ等の駆動力により電動でスライドドアを移動させる電動スライドドア装置には、車両の乗降口の周縁部とスライドドアとの間への異物の挟み込みを防止するために、乗降口の周縁部とスライドドアとの間に存在する異物を検知する異物検知センサを備えたものがある。
例えば特許文献1に開示の異物検知センサ(タッチセンサ)は、異物が接触すると弾性変形する長尺状のセンサ部と、該センサ部の長手方向一端部に接続されるリード線とを有し、車体内部の電源に電気的に接続されるそのリード線からセンサ部に給電が行われるようになっている。
特開2000−199375号公報
ところで、異物検知センサを車体へ取り付けるに際し、センサ部とリード線との接続部分に荷重が加わるのを抑制するため、また車体振動によって発生するリード線の暴れを抑制するために、センサ部にリード線を沿わせて両者を粘着テープにて束ねることが行われる。
その際、センサ部やリード線は柔軟性のある部材であるため、これらに対して粘着テープを装着することは現在のオートマチック製造技術では難しい。そのため、手作業にて粘着テープの装着が行われている。粘着テープの装着の一態様としては、作業者が粘着テープをリード線及びセンサ部に対して一方向に複数回巻回するのが一般的である。これは、粘着テープの装着をより確実にするためと考えられる。しかしながら、粘着テープを複数回巻回する作業は作業者の負担(疲労)が大きく、作業時間も長くかかる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、センサ部とリード線とを粘着テープで束ねる際のその粘着テープの巻回態様を工夫し、作業者の負担軽減や作業時間の短縮化を図ることができる異物検知センサ、及びその異物検知センサの取付構造を提供することにある。
上記課題を解決する異物検知センサは、車体開口部を自動開閉する開閉体の作動によりその開閉体と前記車体開口部との間で挟持し得る異物を検知する異物検知センサであって、中空絶縁体の内部に前記異物を検知するための電極線を保持した長尺形状のセンサ部と、そのセンサ部の一端にて電気的に接続されるリード線とを備え、前記センサ部に前記リード線を並設させて粘着テープで束ねる際、前記リード線を含む前記センサ部の周りに前記粘着テープを巻回して該粘着テープの両端部の粘着面同士が貼り合わされてなり、前記リード線は、前記粘着テープの端部の貼り合わせ部分の起点からずらして配置されて束ねられている
この構成によれば、センサ部にリード線を並設させた状態でリード線を含むセンサ部の周りに粘着テープが巻回され、該粘着テープの両端部の粘着面同士が貼り合わされることで、センサ部とリード線とが粘着テープにて束ねられる。つまり、粘着テープの端部の粘着面同士を貼り合わせる、即ち粘着テープの1周の巻回で済むため、作業者の負担は小さく、作業時間の削減も可能である。また、粘着テープの使用量も少なくて済む。また、粘着テープの端部の粘着面同士を貼り合わせることで、端部も剥がれにくく、少ない使用量の粘着テープであっても確実な装着が可能である。
また、リード線は、粘着テープの端部の貼り合わせ部分の起点からずれた位置に配置されて束ねられる。つまり、粘着テープの端部の貼り合わせ部分の起点(張り合わせが始まる点でセンサ部に近い端部)では、テープによる押さえが効きにくく、場合によっては隙間が生じ得るため、この位置からリード線をずらすことで、リード線をより確実に保持することが可能である。
上記異物検知センサにおいて、前記リード線は、前記粘着テープの端部の貼り合わせ部分の起点の180°対称位置に配置されて束ねられている。
上記課題を解決する異物検知センサは、車体開口部を自動開閉する開閉体の作動によりその開閉体と前記車体開口部との間で挟持し得る異物を検知する異物検知センサであって、中空絶縁体の内部に前記異物を検知するための電極線を保持した長尺形状のセンサ部と、そのセンサ部の一端にて電気的に接続されるリード線とを備え、前記センサ部に前記リード線を並設させて粘着テープで束ねる際、前記リード線を含む前記センサ部の周りに前記粘着テープを巻回して該粘着テープの両端部の粘着面同士が貼り合わされてなり、前記センサ部の端部には、センサ部本体の電極線の端末結線が行われる端末部が備えられ、該端末部は、柔軟性を有する前記センサ部本体よりも剛性が高く構成されるものであり、前記リード線は、前記センサ部のその端末部に前記粘着テープにて束ねられている。
この構成によれば、センサ部にリード線を並設させた状態でリード線を含むセンサ部の周りに粘着テープが巻回され、該粘着テープの両端部の粘着面同士が貼り合わされることで、センサ部とリード線とが粘着テープにて束ねられる。つまり、粘着テープの端部の粘着面同士を貼り合わせる、即ち粘着テープの1周の巻回で済むため、作業者の負担は小さく、作業時間の削減も可能である。また、粘着テープの使用量も少なくて済む。また、粘着テープの端部の粘着面同士を貼り合わせることで、端部も剥がれにくく、少ない使用量の粘着テープであっても確実な装着が可能である。
この構成によれば、センサ部の端末部は、異物検知に実質的に関与するセンサ部本体とは異なる部分で、しかもセンサ部本体よりも剛性が高く構成される部分であり、リード線はその端末部に粘着テープにて束ねられる。つまり、粘着テープの装着がセンサ部本体の検知機能に不具合を与えることを未然に防止できる。
上記課題を解決する異物検知センサは、車体開口部を自動開閉する開閉体の作動によりその開閉体と前記車体開口部との間で挟持し得る異物を検知する異物検知センサであって、中空絶縁体の内部に前記異物を検知するための電極線を保持した長尺形状のセンサ部と、そのセンサ部の一端にて電気的に接続されるリード線とを備え、前記センサ部に前記リード線を並設させて粘着テープで束ねる際、前記リード線を含む前記センサ部の周りに前記粘着テープを巻回して該粘着テープの両端部の粘着面同士が貼り合わされてなり、前記粘着テープは、伸縮性を有している。
この構成によれば、センサ部にリード線を並設させた状態でリード線を含むセンサ部の周りに粘着テープが巻回され、該粘着テープの両端部の粘着面同士が貼り合わされることで、センサ部とリード線とが粘着テープにて束ねられる。つまり、粘着テープの端部の粘着面同士を貼り合わせる、即ち粘着テープの1周の巻回で済むため、作業者の負担は小さく、作業時間の削減も可能である。また、粘着テープの使用量も少なくて済む。また、粘着テープの端部の粘着面同士を貼り合わせることで、端部も剥がれにくく、少ない使用量の粘着テープであっても確実な装着が可能である。
また、粘着テープは伸縮性を有することから、センサ部やリード線に対して密着でき、また張力が生じるように貼り付けることで、リード線の保持もより確実となる。
上記課題を解決する異物検知センサの取付構造は、車体開口部を自動開閉する開閉体の作動によりその開閉体と前記車体開口部との間で挟持し得る異物を検知する異物検知センサの取付構造であって、中空絶縁体の内部に前記異物を検知するための電極線を保持した長尺形状のセンサ部と、そのセンサ部の一端にて電気的に接続されるリード線とを備え、前記センサ部に前記リード線を並設させて粘着テープで束ねる際、前記リード線を含む前記センサ部の周りに前記粘着テープを巻回して該粘着テープの両端部の粘着面同士が貼り合わされてなり、前記粘着テープの端部の貼り合わせ部分は、一方の端部及び他方の端部の少なくとも一方に前記粘着面が露出された部分を備えるように貼り合わされるとともに露出された粘着面側に折り返され、前記露出された粘着面を以て前記センサ部に巻回状態の前記粘着テープの表面に貼り付けられており、前記粘着テープの端部の貼り合わせ部分は、車両側への取付状態にて前記センサ部の裏面側に隠れるようにして取り付けられる。
この構成によれば、センサ部にリード線を並設させた状態でリード線を含むセンサ部の周りに粘着テープが巻回され、該粘着テープの両端部の粘着面同士が貼り合わされることで、センサ部とリード線とが粘着テープにて束ねられる。つまり、粘着テープの端部の粘着面同士を貼り合わせる、即ち粘着テープの1周の巻回で済むため、作業者の負担は小さく、作業時間の削減も可能である。また、粘着テープの使用量も少なくて済む。また、粘着テープの端部の粘着面同士を貼り合わせることで、端部も剥がれにくく、少ない使用量の粘着テープであっても確実な装着が可能である。
また、粘着テープの端部の貼り合わせ部分は折り返されて、少なくとも一方の端部において露出させた粘着面を以てセンサ部に巻回状態の粘着テープの表面に重ねて貼り付けられる。そのため、粘着テープの端部の貼り合わせ部分が巻回部分に倣うため、見栄えの向上に貢献できる。
この構成によれば、異物検知センサの車両側への取付状態において、粘着テープの端部の貼り合わせ部分がセンサ部の裏面側に隠れるように取り付けられるため、その貼り合わせ部分の露出が低減でき、見栄えが低下するのを防止できる。
本発明の異物検知センサによれば、センサ部とリード線とを粘着テープで束ねる際のその粘着テープの巻回態様を工夫することで、作業者の負担軽減や作業時間の短縮化を図ることができる。また、このような粘着テープを用いる異物検知センサにおいて、見栄えの低下を防止できる取付構造を提供することができる。
一実施形態の異物検知センサをスライドドアに設けた車両の側面図である。 同形態の異物検知センサを含む電動スライドドア装置の電気的構成を示すブロック図である。 同形態の異物検知センサの側面図である。 (a)(b)は、同形態の粘着テープによる固定態様を示す説明図である。 比較例の粘着テープによる固定態様を示す説明図である。
以下、異物検知センサ及び異物検知センサの取付構造の一実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、車両10は、車体11の側面において前後方向にスライドするスライドドア12にて乗降口11aが開閉される構成をなし、車両10に搭載した電動スライドドア装置13にてスライドドア12の自動のスライド開閉作動が行われる。
電動スライドドア装置13は、スライドモータ14を駆動源とするスライドアクチュエータ15を備えている。また、スライドアクチュエータ15には、スライドモータ14の回転検出からスライドドア12の開閉位置を検出する位置検出装置16が備えられている。電動スライドドア装置13は、操作スイッチ17の操作に基づいてスライドモータ14の駆動によるスライドドア12のスライド開閉作動を行う。因みに、操作スイッチ17は、スライドドア12の車室外に設けられるドアレバー18や車室内のドアレバー(図示略)、イグニッションキーと共に携行される携行品(図示略)等に備えられている。
電動スライドドア装置13には、スライドドア12の前端部と車体11の乗降口11aの対向縁部との間に存在する異物Xを検知する異物検知センサ20が備えられている。異物検知センサ20は、スライドドア12の前端部に設けられるブラケット部12aに固定され、スライドドア12の前端部の上下方向全体に亘って設けられている。
図3に示すように、異物検知センサ20は、長尺のケーブル状をなすセンサ部21を備えている。センサ部21(センサ部21の本体)は、絶縁性弾性材料にて長尺円筒状に形成される中空絶縁体22の内側面に複数本の電極線23が周方向に等間隔に且つ螺旋状に保持され、中空絶縁体22の通常時(非変形時)では各電極線23が互いに離間するように構成されている。センサ部21の各端部は、それぞれ各電極線23の端末結線が行われて剛性の高い樹脂製ケースにて被覆される端末部24,25として構成されている。
また、センサ部21の一方側(車両組み付け状態では下側)の端末部25には、リード線26が接続されている。リード線26は、センサ部21の端末部25から一旦飛び出してから折り返され、センサ部21に沿わされて端末部25にて粘着テープ27によって束ねられている。粘着テープ27は、一面が粘着性を有し、また伸縮性を有する材料にて構成されている。
ここで、粘着テープ27を用いるリード線26の固定態様について説明すると、先ず折り返されたリード線26とセンサ部21の端末部25とが並設され、図4(a)に示すように、外形が略直方体形状をなす端末部25の一面の固定面25aにリード線26が配置される。リード線26の外形幅は、この固定面25aの幅よりも十分に小さい。次いで、粘着テープ27は、端末部25の外周を1周するよりも若干長い長さ使用され、リード線26と共にセンサ部21の全周を1周に限り巻回するように装着される。また、粘着テープ27の各端部27a,27bにおいては、端末部25の固定面25aとは反対面25bにて互いの粘着面27c同士が貼り合わされる。その際、粘着テープ27の一方側の端部27aが他方側の端部27bよりも長くなるようにして互いが貼り合わされ、長い方の端部27aの粘着面27cが露出するようにしている。なお、この粘着テープ27は巻回後に切断するか、巻回前に予め所定長さに切断するかは何れであってもよい。
次いで、図4(b)に示すように、粘着テープ27の端部27a,27bの貼り合わせ部分27xが折り返され、長い方の端部27aにおいて露出させていた粘着面27cを以て端末部25に巻回状態の粘着テープ27の表面に重ねて貼り付けられる。貼り合わせ部分27xの長さは、端末部25の周方向長さの約1/4程度である。なお、本実施形態で用いる粘着テープ27は伸縮性を有しているため、この一連の動作中にテープ27に張力が生じるような装着が行われる。そして、異物検知センサ20をスライドドア12のブラケット部12aに取り付ける際、粘着テープ27の貼り合わせ部分27xが端末部25の裏面側に隠れるようにして取り付けられる。因みに、図4(a)(b)における粘着テープ27は厚みが誇張して示されている。
比較例を図5に示すが、センサ部21の端末部25とリード線26とが粘着テープ27にて複数回渦巻き状に巻回して束ねる一般的な態様である。この比較例のように粘着テープ27を複数回巻回する作業は作業者の負担(疲労)が大きく、作業時間も長くかかる。これに対して本実施形態では、リード線26を含むセンサ部21の端末部25の周りに粘着テープ27を1周巻回させるだけで済むため、作業者の負担は小さく、作業時間も短くて済む。また、粘着テープ27の使用量も少なくて済む。また、粘着テープ27の端部27a,27bの粘着面27c同士が貼り合わされるため、粘着面27c同士の貼り合わせは強固で端部27a,27bも互いに剥がれにくく、少ない使用量の粘着テープ27でも確実な装着が可能である。
そして、このような異物検知センサ20は、端末部24側がスライドドア12の上側、端末部25側がスライドドア12の下側となるように、ドア12の前端部のブラケット部12aに対して取り付けられる。異物検知センサ20は、そのリード線26が電動スライドドア装置13の制御部30と接続される。
このような異物検知センサ20を備える電動スライドドア装置13の動作について、図2に示すように、操作スイッチ17等によるスライドドア12の自動開閉指令に基づき、制御部30内のドアECU31はスライドアクチュエータ15の駆動を制御し、スライドドア12の全閉位置Pcと全開位置Poとの間での自動開閉作動が行われる。
また、制御部30内の通電検知部32は、異物検知センサ20に給電を行うと共に、異物検知センサ20(センサ部21)にて所定圧力による変形、即ち内部の複数の電極線23の接触に伴う電気的変化を検知する。つまり、スライドアクチュエータ15(スライドモータ14)の駆動によるスライドドア12の自動閉作動中に図1に示す異物Xを挟持すると、異物検知センサ20(センサ部21)が変形して電気的変化が生じ、通電検知部32はその電気的変化を挟み込み検知信号としてドアECU31に出力する。そして、ドアECU31は、その挟み込み検知信号の入力に基づいてスライドモータ14を逆転させてスライドドア12を開側に反転作動させ、スライドドア12による挟み込みの防止がなされる。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)本実施形態の異物検知センサ20は、センサ部21の端末部25にリード線26を並設させた状態でリード線26を含む端末部25の周りに粘着テープ27が巻回され、該粘着テープ27の両端部27a,27bの粘着面27c同士が貼り合わされて、センサ部21(端末部25)とリード線26とが粘着テープ27にて束ねられている。つまり、粘着テープ27の端部27a,27bの粘着面27c同士を貼り合わせる、即ち粘着テープ27の1周の巻回で済むため、作業者の負担は小さく、作業時間の削減することができる。また、粘着テープ27の使用量も少なくて済む。また、粘着テープ27の端部27a,27bの粘着面27c同士を貼り合わせることで、端部27a,27bも剥がれにくく、少ない使用量の粘着テープ27であっても確実な装着とすることができる。
(2)粘着テープ27の端部27a,27bの貼り合わせ部分27xは折り返されて、一方の端部27aにおいて露出させた粘着面27cを以てセンサ部21の端末部25に巻回状態の粘着テープ27の表面に重ねて貼り付けられている。そのため、粘着テープ27の端部27a,27bの貼り合わせ部分27xが巻回部分に倣うため、見栄えの向上に貢献することができる。
(3)リード線26は、粘着テープ27の端部27a,27bの貼り合わせ部分27xの起点からずれた位置(180°対称位置)に配置されて束ねられている。つまり、粘着テープ27の端部27a,27bの貼り合わせ部分27xの起点(張り合わせが始まる点でセンサ部21の端末部25に近い端部)では、テープ27による押さえが効きにくく、場合によっては隙間が生じ得るため、この位置からリード線26をずらすことで、リード線26をより確実に保持することができる。
(4)センサ部21の端末部25は、異物検知に実質的に関与するセンサ部21本体とは異なる部分で、しかもセンサ部21本体よりも剛性が高く構成される部分である。リード線26は、その端末部25に粘着テープ27にて束ねられている。つまり、粘着テープ27の装着がセンサ部21本体の検知機能に不具合を与えることを未然に防止することができる。
(5)粘着テープ27は伸縮性を有することから、センサ部21の端末部25やリード線26に対して密着でき、また張力が生じるように貼り付けることで、リード線26の保持もより確実とすることができる。
(6)異物検知センサ20の車両10側(スライドドア12のブラケット部12a)への取付状態において、粘着テープ27の端部27a,27bの貼り合わせ部分27xがセンサ部21(端末部25)の裏面側に隠れるように取り付けられる。そのため、粘着テープ27の貼り合わせ部分27xの露出を低減でき、見栄えが低下するのを防止することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・リード線26の配置位置を粘着テープ27の貼り合わせ部分27xの180°対称位置に設定したが、リード線26の配置位置はこれ以外でもよい。強いて言えば、リード線26の配置位置を粘着テープ27の貼り合わせ部分27xの起点からずらすことが好ましい。
・リード線26を束ねる粘着テープ27の装着位置をセンサ部21の端末部25に設定したが、そもそも端末部25を備えないもの等、センサ部21本体に装着してもよい。
・端部27aを相対的に長くして端部27a側の粘着面27cを露出させたが、端部27b側の粘着面27cを露出させてもよい。また、端部27a,27bを少しずらすことや端部27a,27bの切断形状を工夫する等して、端部27a,27bの両方で粘着面27cを露出させてもよい。また、粘着テープ27の端部27a,27bの長さを同じとして貼り合わせる態様としてもよい。
・スライドドア12以外のドアを対象としたドア開閉装置に適用してもよい。
11a…乗降口(車体開口部)、12…スライドドア(開閉体)、20…異物検知センサ、21…センサ部、22…中空絶縁体、23…電極線、25…端末部、26…リード線、27…粘着テープ、27a,27b…端部、27c…粘着面、27x…貼り合わせ部分、X…異物。

Claims (5)

  1. 車体開口部を自動開閉する開閉体の作動によりその開閉体と前記車体開口部との間で挟持し得る異物を検知する異物検知センサであって、
    中空絶縁体の内部に前記異物を検知するための電極線を保持した長尺形状のセンサ部と、そのセンサ部の一端にて電気的に接続されるリード線とを備え、
    前記センサ部に前記リード線を並設させて粘着テープで束ねる際、前記リード線を含む前記センサ部の周りに前記粘着テープを巻回して該粘着テープの両端部の粘着面同士が貼り合わされてなり、
    前記リード線は、前記粘着テープの端部の貼り合わせ部分の起点からずらして配置されて束ねられていることを特徴とする異物検知センサ。
  2. 請求項1に記載の異物検知センサにおいて、
    前記リード線は、前記粘着テープの端部の貼り合わせ部分の起点の180°対称位置に配置されて束ねられていることを特徴とする異物検知センサ。
  3. 車体開口部を自動開閉する開閉体の作動によりその開閉体と前記車体開口部との間で挟持し得る異物を検知する異物検知センサであって、
    中空絶縁体の内部に前記異物を検知するための電極線を保持した長尺形状のセンサ部と、そのセンサ部の一端にて電気的に接続されるリード線とを備え、
    前記センサ部に前記リード線を並設させて粘着テープで束ねる際、前記リード線を含む前記センサ部の周りに前記粘着テープを巻回して該粘着テープの両端部の粘着面同士が貼り合わされてなり、
    前記センサ部の端部には、センサ部本体の電極線の端末結線が行われる端末部が備えられ、該端末部は、柔軟性を有する前記センサ部本体よりも剛性が高く構成されるものであり、
    前記リード線は、前記センサ部のその端末部に前記粘着テープにて束ねられていることを特徴とする異物検知センサ。
  4. 車体開口部を自動開閉する開閉体の作動によりその開閉体と前記車体開口部との間で挟持し得る異物を検知する異物検知センサであって、
    中空絶縁体の内部に前記異物を検知するための電極線を保持した長尺形状のセンサ部と、そのセンサ部の一端にて電気的に接続されるリード線とを備え、
    前記センサ部に前記リード線を並設させて粘着テープで束ねる際、前記リード線を含む前記センサ部の周りに前記粘着テープを巻回して該粘着テープの両端部の粘着面同士が貼り合わされてなり、
    前記粘着テープは、伸縮性を有していることを特徴とする異物検知センサ。
  5. 車体開口部を自動開閉する開閉体の作動によりその開閉体と前記車体開口部との間で挟持し得る異物を検知する異物検知センサの取付構造であって、
    中空絶縁体の内部に前記異物を検知するための電極線を保持した長尺形状のセンサ部と、そのセンサ部の一端にて電気的に接続されるリード線とを備え、
    前記センサ部に前記リード線を並設させて粘着テープで束ねる際、前記リード線を含む前記センサ部の周りに前記粘着テープを巻回して該粘着テープの両端部の粘着面同士が貼り合わされてなり、
    前記粘着テープの端部の貼り合わせ部分は、一方の端部及び他方の端部の少なくとも一方に前記粘着面が露出された部分を備えるように貼り合わされるとともに露出された粘着面側に折り返され、前記露出された粘着面を以て前記センサ部に巻回状態の前記粘着テープの表面に貼り付けられており、
    前記粘着テープの端部の貼り合わせ部分は、車両側への取付状態にて前記センサ部の裏面側に隠れるようにして取り付けられることを特徴とする異物検知センサの取付構造。
JP2014209117A 2014-10-10 2014-10-10 異物検知センサ及び異物検知センサの取付構造 Active JP6372294B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014209117A JP6372294B2 (ja) 2014-10-10 2014-10-10 異物検知センサ及び異物検知センサの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014209117A JP6372294B2 (ja) 2014-10-10 2014-10-10 異物検知センサ及び異物検知センサの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016078505A JP2016078505A (ja) 2016-05-16
JP6372294B2 true JP6372294B2 (ja) 2018-08-15

Family

ID=55957327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014209117A Active JP6372294B2 (ja) 2014-10-10 2014-10-10 異物検知センサ及び異物検知センサの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6372294B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000067669A (ja) * 1998-08-24 2000-03-03 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネスのテープ取付構造およびテープ取付具
JP3479229B2 (ja) * 1999-01-04 2003-12-15 トヨタ車体株式会社 電動スライドドアのタッチセンサ取付け構造
JP2001072942A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Hirokichi Mizutani テープ
JP2012159463A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Canon Chemicals Inc 感圧センサ体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016078505A (ja) 2016-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9809179B2 (en) Electrical wire guiding apparatus
JP6634338B2 (ja) タッチセンサユニットおよびその製造方法
JP6634345B2 (ja) タッチセンサユニット
JP7303716B2 (ja) センサー付きプロテクター
US9270096B2 (en) Wire harness fixing structure
JP2016519410A (ja) スイッチストリップ、安全センサストリップおよびその製造方法ならびに挟み込み防止保護
JP5840561B2 (ja) 異物検知センサの固定構造
JP6372294B2 (ja) 異物検知センサ及び異物検知センサの取付構造
JP2009301716A (ja) ケーブル式スイッチ
WO2007145270A1 (ja) 圧力検知スイッチ及び車両用開閉装置
JP5898611B2 (ja) タッチセンサ
JP2019140227A (ja) 圧電部材
JP2009259525A (ja) 圧力検知スイッチ
JP2010140768A (ja) センサホルダおよびタッチセンサ
JP6118636B2 (ja) センサー付きプロテクター
JP5957201B2 (ja) 異物検知センサの取付け構造及び異物検知装置
US11437894B2 (en) Touch sensor unit
JP6895874B2 (ja) 障害物検知装置
JP6110728B2 (ja) センサー付きプロテクター
JP2014175151A (ja) 異物検知センサの固定構造
US9827927B2 (en) Device for transmitting electrical current and/or signals in a motor vehicle
JP2008293816A (ja) 圧力検知スイッチ及び車両用開閉体装置
JP6908473B2 (ja) タッチセンサの固定構造およびタッチセンサユニット
JP2020107598A (ja) センサユニットおよびその固定方法
JP2007335266A (ja) 圧力検知スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180406

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20180406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180702

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6372294

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250