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JP6351438B2 - 板状ワーク清掃装置 - Google Patents

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JP6351438B2 JP2014171166A JP2014171166A JP6351438B2 JP 6351438 B2 JP6351438 B2 JP 6351438B2 JP 2014171166 A JP2014171166 A JP 2014171166A JP 2014171166 A JP2014171166 A JP 2014171166A JP 6351438 B2 JP6351438 B2 JP 6351438B2
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Description

本発明は、板状ワークを含む電子組立製品の組立工程において板状ワークに付着した異物を清掃する板状ワーク清掃装置に関するものである。
液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:以下「LCD」という)は、液晶テレビ、携帯電話、パソコン用モニタ、カーナビおよびPOS端末など、各種表示用モニタとして幅広く利用されている。透過型LCDには、透過型の液晶パネル(以下「パネル」という)の他に、光源を含むバックライトユニットが必要である。近年、LCDの大型化および高精細化に伴い、高い表示品質が求められている。
LCD製造工程(モジュール組立工程)では、パネルとバックライトユニットを組み合わせてLCDモジュールを形成する際、バックライトユニットに付着している異物を事前に清掃したうえでモジュール組立作業を行っている。パネルとバックライトユニットの間に異物が介在すると、LCDを表示させた際に表示ドット抜けとして視認され表示不良となるため、異物を低減することが極めて重要である。
バックライトユニットに付着している異物の清掃は、家庭用掃除機などに用いられる吸引ブラッシング方式を用いて、パネルとバックライトユニットを組み合わせる直前に、マニュアル清掃を行う方法が一般的である。しかし、作業方法および作業品質においては、作業者の感覚に頼るところが大きく、作業バラツキを起因とする異物残留が発生し、品質不良となる問題がある。
また、バックライトユニットは単純な平坦形状とはなっておらず、平坦な板状部材(光学シート)の周辺部に複雑な形状をしたフレーム(モールドフレームおよびリアフレームなど)を有する構造となっており、清掃作業を一層困難なものとしている。
さらに、バックライトユニットの構成部材である光学シートに関しては、ブラッシングを行うことでキズが発生し易いものもあり、単一的な清掃方式または清掃方法だけでは異物を完全に除去することができず、異物が残留してしまい、品質不良となる問題がある。
そこで、このような問題を解消するために種々の装置が提案されている。例えば、特許文献1には、複数の清掃ローラと移動手段とを備える異物除去装置が開示されている。複数の清掃ローラは、平面視にて、それぞれの回転中心軸が被清掃物の清掃方向に対して略垂直方向に延びるように並べて設けられ、被清掃物の被清掃面にそれぞれの清掃周面が接触しながら回転して、被清掃面に付着する異物を清掃周面に粘着させる。移動手段は、被清掃面上の各領域が複数の清掃ローラの清掃周面のうち少なくとも1つに接触するように、複数の清掃ローラをそれぞれ互いに独立して位置を変更する。
例えば、特許文献2には、シート状部材の側面を清掃するためのシート状部材清掃装置が開示されている。シート状部材清掃装置は、粘着性を有する平面状の除去面を有する異物除去手段を含み、異物除去手段の除去面をシート状部材の側面に対して略平行な状態で移動させて、除去面をシート状部材の側面に接触させることでシート状部材の側面を清掃する。
特開2001−87729号公報 特開2010−22897号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置の場合、バックライトユニットのような板状部材の周辺部に複雑な形状をしたフレームを有するワークを清掃する際に、清掃ローラの清掃周面がフレームの上に乗り上げてしまい異物を除去することができないという問題がある。
また、特許文献2に記載の装置の場合、特許文献1に記載の装置の場合と同様に、バックライトユニットのような板状部材の周辺部に複雑な形状をしたフレームを有するワークを清掃する場合に、除去面がフレームの上に乗り上げてしまい異物を除去することができないという問題がある。
そこで、本発明は、複雑な形状を有する板状ワークに対しても異物を効果的に除去可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る板状ワーク清掃装置は、板状ワークを含む電子組立製品の組立工程において前記板状ワークを清掃する板状ワーク清掃装置であって、前記板状ワークに付着した異物を除去する板状ワーク清掃機構と、前記板状ワーク清掃機構を搭載したマウント部を有し、前記マウント部を移動自在に駆動する多軸型ロボットとを備え、前記電子組立製品は液晶ディスプレイであり、前記板状ワークはバックライトユニットであり、前記板状ワーク清掃機構は、吸引ブラッシング方式、粘着ローラ方式およびエアー噴射方式の3通りの清掃方式を備え、これら3通りの清掃方式の少なくとも1つを選択的に用いて清掃するものである。
本発明によれば、板状ワーク清掃装置は、板状ワークに付着した異物を除去する板状ワーク清掃機構と、板状ワーク清掃機構を搭載したマウント部を有し、マウント部を移動自在に駆動する多軸型ロボットとを備え、電子組立製品は液晶ディスプレイであり、板状ワークはバックライトユニットである。したがって、板状ワークであるバックライトユニットに対し、板状ワーク清掃機構をフレキシブルかつ高精度な動作を行わせることができるため、複雑な形状を有するバックライトユニットに対しても異物を効果的に除去することができる。板状ワーク清掃機構は、吸引ブラッシング方式、粘着ローラ方式およびエアー噴射方式の3通りの清掃方式を備え、これら3通りの清掃方式の少なくとも1つを選択的に用いて清掃するため、バックライトユニットの形状特性に合わせて、局所的かつ個別に最適な清掃方式を用いて清掃を行うことで、一層確実にバックライトユニットの清掃を行うことができる。

実施の形態に係るバックライトユニット清掃装置の平面図である。 バックライトユニット清掃装置の側面図である。 バックライトユニット清掃機構の平面図である。 バックライトユニット清掃機構の側面図である。 前提技術に係るバックライトユニット清掃装置を模式的に示した斜視図である。
<前提技術>
最初に、吸引ブラッシング方式を用いた、前提技術に係るバックライトユニット清掃装置について簡単に説明する。図5は、前提技術に係るバックライトユニット清掃装置を模式的に示した斜視図である。
図5に示すように、前提技術に係るバックライトユニット清掃装置は、バックライトユニット2を清掃する装置であり、吸引ブラシユニット200を備えている。バックライトユニット2は、光学シート3、モールドフレーム4、リアフレーム5、導光板(図示省略)およびランプ光源(図示省略)などを備えている。
吸引ブラシユニット200は、ブラシ201およびブラシホルダ202を備えている。ブラシホルダ202は、エアーを通すための通路を内部に有しており、図示しない吸引ホース、集塵フィルタおよび吸引動力源(吸引ブロアなど)に直列に接続されている。ブラシホルダ202は、吸引動力源による吸引力を用いて異物を吸引除去し、集塵フィルタで異物をトラップする構造となっている。
また、ブラシ201は、ブラシホルダ202のエアー吸引口の周辺に配置されており、異物に対しブラシ201を接触させ、ブラッシングすることで異物を浮き立たせ、異物を吸引除去し易くする構造となっている。吸引ブラシユニット200を用いてバックライトユニット2をマニュアル清掃する場合、作業者のマニュアルハンドリングによって吸引ブラシユニット200を移動させながら、バックライトユニット2の清掃面に対してブラシ201を接触させてブラッシングを行うことで異物を浮き立たせて吸引除去を行う。
しかし、バックライトユニット2の清掃面に対するブラシ201の当て方(ブラシの押付量、押付角度、移動速度または動作軌道など)に関しては、作業者の感覚に頼るところが大きく、定量的なコントロールができないため、作業バラツキを起因とする異物残留が発生する場合がある。
また、モールドフレーム4およびリアフレーム5は、光学シート3のような平坦形状ではなく複雑な三次元形状をしているため、ブラシ201が均等に当たり難いなど、清掃を一層困難なものにしている。また、バックライトユニット2に用いられる光学シート3に関しては、ブラッシングによってキズが発生し易いものもあり、清掃を困難なものにしている。バックライトユニット2の清掃後に、パネルとバックライトユニット2を組み合わせてLCDモジュールを形成する際、バックライトユニット2に異物が残留していたり光学シート3上にキズがあると、LCDを表示させた際に表示ドット抜けまたは表示キズとして視認され表示不良となるなど、品質不良となる問題がある。
<実施の形態>
本発明の実施の形態について、図面を用いて以下に説明する。図1は、実施の形態に係るバックライトユニット清掃装置1の平面図であり、図2は、バックライトユニット清掃装置1の側面図である。以下の説明においてバックライトユニット2に関しては、上記の前提技術に関する説明と重複するため省略する。
図1と図2に示すように、バックライトユニット清掃装置1(板状ワーク清掃装置)は、電子組立製品である液晶ディスプレイの組立工程において板状ワークであるバックライトユニット2を清掃する装置である。バックライトユニット清掃装置1は、バックライトユニット清掃機構15(板状ワーク清掃機構)、多軸型ロボット10、ベース板20、筐体フレーム30、バックライトセット天板40、イオナイザ60、操作パネル部70、空圧機器部80および制御盤部90を備えている。
多軸型ロボット10は、例えば、X軸11、Y軸12およびZ軸13の三軸を保有する三軸型直交ロボットであり、ベース板20に固定され支持されている。筐体フレーム30は、ベース板20、バックライトセット天板40、バックライトユニット清掃機構15の転写ローラユニット50、イオナイザ60、操作パネル部70、空圧機器部80および制御盤部90を固定し支持すると共に、図示しないキャスター足、カバーおよびその他装置付属部品を固定し支持している。すなわち、筐体フレーム30は、筐体フレーム30全体でバックライトユニット清掃装置1の骨格を形成している。
多軸型ロボット10は、バックライトユニット清掃機構15を搭載可能なマウント部14を備えている。バックライトユニット清掃機構15は、多軸型ロボット10のマウント部14に連結され固定されている。操作パネル部70は、図示しないタッチパネルおよび各種操作スイッチなどを備え、バックライトユニット清掃装置1の各種操作およびレシピ設定などができるものとする。バックライトユニット清掃装置1のレシピ設定については後述する。
空圧機器部80は、図示しないレギュレータおよび電磁弁などの各種空圧制御機器を備え、図示しないエアー配管を介して、図示しない各種空圧駆動機器に接続されている。制御盤部90は、図示しない電源機器およびバックライトユニット清掃装置1の動作を制御するための各種電装品を備えている。
前提技術では、作業者によるマニュアル清掃であるため、作業バラツキを起因とした異物残留が発生する場合がある。
この問題を解決するために、図1と図2に示すように、バックライトユニット清掃装置1は、バックライトユニット2に付着した異物を除去するバックライトユニット清掃機構15と、バックライトユニット清掃機構15を搭載したマウント部14を有し、マウント部14を移動自在に駆動する多軸型ロボット10とを備える。したがって、バックライトユニット2に対し、バックライトユニット清掃機構15をフレキシブルかつ高精度な動作を行わせることができるため、複雑な形状を有するバックライトユニット2に対しても異物を効果的に除去することができる。これにより、バックライトユニット2に関して歩留まりの向上を図ることが可能となる。
次に、バックライトユニット清掃機構15の詳細について説明する。図3は、バックライトユニット清掃機構15の平面図であり、図4は、バックライトユニット清掃機構15の側面図である。なお、図3と図4において転写ローラユニット50は図示されていない。
図3と図4に示すように、バックライトユニット清掃機構15は、吸引&噴射ユニット180および粘着ローラユニット190を備えている。バックライトユニット清掃機構15は、吸引ブラッシング方式、粘着ローラ方式またはエアー噴射方式を用いて清掃することが可能に構成され、吸引&噴射ユニット180は吸引ブラッシング方式またはエアー噴射方式に用いられ、粘着ローラユニット190は粘着ローラ方式に用いられる。
吸引&噴射ユニット180は、植毛ブラシ100、エアー吸引口110、エアー噴射口120、ブラシ植毛基材130、ブラシユニット取付ベース板140、スポットイオナイザ160およびエアシリンダ170を備えている。粘着ローラユニット190は、粘着ローラ150を備えている。
植毛ブラシ100は、ブラシ植毛基材130に植毛され固定されている。ブラシ植毛基材130は、エアーを通すためのエアー吸引口110を備えている。ブラシユニット取付ベース板140は、エアーを通すための通路およびエアー噴射口120を備えている。ブラシユニット取付ベース板140におけるエアーを通すための通路は、図示しない吸引ホース、集塵フィルタおよび吸引動力源(例えば吸引ブロアなど)に直列に接続されており、吸引動力源による吸引力を用いて異物を吸引除去し、集塵フィルタで異物をトラップする構造となっている。
また、ブラシユニット取付ベース板140のエアー噴射口120は、図示しないエアー配管、スポットイオナイザ160、図示しない電磁弁およびエアー供給源に直列接続されており、エアー供給源からのエアー圧力を用いて異物を吹き飛ばし除去する構造となっている。また、ブラシユニット取付ベース板140は、図示しないブラシユニット側面ベース板と連結され、ブラシユニット側面ベース板は、図示しないブラシユニット底面ベース板と連結され、ブラシユニット底面ベース板は、エアシリンダ170と連結されている。吸引&噴射ユニット180は、植毛ブラシ100からエアシリンダ170に至る連結部品全体で構成されている。
粘着ローラ150は、図示しない回転軸シャフトに同心円かつ円筒形状になるように形成されている。また、粘着ローラ150の粘着面を異物と接触させることで異物を接着除去する構造となっている。回転軸シャフトは、図示しないベアリングおよびベアリングホルダで両端を支持されており回転動作が可能な構造となっている。また、ベアリングホルダは、図示しないベアリングホルダ取付ベース板に連結されており、ベアリングホルダ取付ベース板は、図示しない粘着ローラユニット側面ベース板と連結されている。粘着ローラユニット側面ベース板は、図示しない粘着ローラユニット背面ベース板と連結されている。粘着ローラユニット190は、粘着ローラ150から粘着ローラユニット背面ベース板に至る連結部品全体で構成されている。
前提技術では、吸引ブラシユニット200を用いた吸引ブラッシング方式のみの単一的な清掃であるため、複雑な形状を有するバックライトユニット2に対し、局所的かつ最適な清掃方式を用いての清掃を行うことができず、異物残留が発生する場合がある。
この問題を解決するために、図3と図4に示すように、バックライトユニット清掃機構15は、吸引ブラッシング方式、粘着ローラ方式またはエアー噴射方式を用いて清掃する。このように、バックライトユニット清掃装置1は、原理の異なる複数の清掃方式を用いて清掃を行うことができるため、バックライトユニット2の形状特性に合わせて、局所的かつ個別に最適な清掃方式を用いて清掃を行うことで、一層確実にバックライトユニット2の清掃を行うことができる。
次に、原理の異なる複数の清掃方式(吸引ブラッシング方式/粘着ローラ方式/エアー噴射方式)の詳細について説明する。清掃方式A(吸引ブラッシング方式)は、バックライトユニット2における光学シート3(図5参照)などの平坦形状部に加え、モールドフレーム4(図5参照)およびリアフレーム5(図5参照)などの凹凸形状部に対する清掃に用いられる。
清掃方式B(粘着ローラ方式)は、バックライトユニット2における光学シート3などの平坦形状部に対する清掃に用いられる。清掃方式C(エアー噴射方式)は、バックライトユニット2における平坦形状部および凹凸形状部に加え、光学シート3とモールドフレーム4に挟まれた隙間部、およびモールドフレーム4とリアフレーム5に挟まれた隙間部に対する清掃に用いられる。
上記では、バックライトユニット清掃装置1は、原理の異なる複数の清掃方式の中から、バックライトユニット2の形状特性に合わせ、最適な清掃方式を選択し清掃を行うことについて説明した。バックライトユニット清掃装置1は、一層最適な清掃方式として、特に、バックライトユニット2の凹凸形状部に対しては清掃方式A(吸引ブラッシング方式)、バックライトユニット2の平坦形状部に対しては清掃方式B(粘着ローラ方式)、バックライトユニット2の平坦形状部と凹凸形状部との隙間に対しては清掃方式C(エアー噴射方式)を使用し、局所的かつ個別に最適な清掃方式を用いて清掃を行うことで、一層確実にバックライトユニット2の清掃を行うことができる。
次に、吸引&噴射ユニット180を用いた吸引ブラッシング方式による清掃について詳細に説明する。図3と図4に示すように、バックライトユニット清掃機構15の吸引&噴射ユニット180は、吸引ブラッシング方式で使用される吸引ブラシ部95を備えている。吸引ブラシ部95は、エアー吸引口110(吸引口)が設けられるブラシ植毛基材130(導電性基材)と、エアー吸引口110を囲むように配置される植毛ブラシ100(導電性ブラシ)とを備えている。
植毛ブラシ100およびブラシ植毛基材130は、導電性を有する材質で構成されている。ブラシ植毛基材130には、エアーの通路となるエアー吸引口110が設けられ、エアー吸引口110を囲むように植毛ブラシ100が植毛され配置されている。植毛ブラシ100およびブラシ植毛基材130は、導電性を有する材質で構成され、さらにバックライトユニット清掃装置1を構成する図示しない各種導電性部品と連結することで接地させる。これにより、静電気帯電しているバックライトユニット2に対し、植毛ブラシ100を接触させブラッシングした際に、異物をブラッシング除去できるだけでなく、静電気帯電している電荷を接地放電することが可能となり、帯電付着している異物の除去性が向上し、一層確実にバックライトユニット2の清掃を行うことができる。
また、エアー吸引口110を囲むように植毛ブラシ100を植毛し配置することで、ブラッシングで弾き飛ばされた異物がエアー吸引口110の方向に吸い寄せられ、バックライトユニット2の周辺に飛び散り再付着することを防止できると共に、バックライトユニット清掃装置1内に異物が散乱して付着しバックライトユニット清掃装置1内が汚染されることを防止できる。
次に、吸引&噴射ユニット180を用いたエアー噴射方式による清掃について詳細に説明する。バックライトユニット清掃機構15は、エアー噴射方式で使用されるエアー噴射口120をさらに備えている。エアー噴射口120は、ブラシユニット取付ベース板140に設けられ、ブラシ植毛基材130においてエアー吸引口110の中央部に配置されている。エアー噴射口120は、エアー吸引口110の中央部に配置されるため、エアー噴射口120から噴射されたエアー圧力によって吹き飛ばされた異物が、周囲に散乱することなくエアー吸引口110から吸引され、バックライトユニット2およびバックライトユニット清掃装置1の内部に再付着し汚染することを防止できる。
次に、エアー噴射口120から噴射されるエアーについて説明する。図3と図4に示すように、ブラシユニット取付ベース板140に設けられたエアー噴射口120は、図示しないエアー配管と、スポットイオナイザ160、図示しない電磁弁およびエアー供給源に直列接続されている。スポットイオナイザ160で生成されたイオンは、エアー供給源から供給されるエアーと共に運ばれ、除電能力を備えたイオン化エアーとしてエアー噴射口120から噴射される。エアー噴射口120から噴射されるエアーを除電能力を備えたイオン化エアーとすることで、エアー圧力によって異物を吹き飛ばし除去する効果に加えて、バックライトユニット2自身およびバックライトユニット2に帯電付着している異物の除電が可能となる。これにより、一層確実にバックライトユニット2の清掃が可能となる。
次に、粘着ローラユニット190を用いた粘着ローラ方式による清掃について詳細に説明する。バックライトユニット清掃機構15は、粘着ローラ方式で使用される粘着ローラ150を有する粘着ローラユニット190の他に、粘着ローラ150に付着した異物を転写除去するための転写ローラ51を有する転写ローラユニット50を備えている。
転写ローラユニット50は、転写ローラ51、図示しない回転軸シャフト、ベアリング、ベアリングホルダ、カップリングおよびモータを備えている。転写ローラ51は、回転軸シャフトに同心円かつ円筒形状になるように形成されている。また、転写ローラ51の外周面は、粘着ローラ150の粘着面よりもさらに強い粘着強度を有し、転写ローラ51の外周面を粘着ローラ150の粘着面に付着した異物と接触させることで、粘着ローラ150の粘着面から異物を剥離除去する構造となっている。また、回転軸シャフトは、ベアリングおよびベアリングホルダで両端を支持されており、カップリングを介してモータと連結され、回転動作が可能な構造となっている。ここで、粘着ローラ150の粘着面とは、粘着ローラ150の外周面である。
バックライトユニット清掃機構15は、粘着ローラ方式で使用される粘着ローラ150と、粘着ローラ150に付着した異物を転写除去するための転写ローラ51とを備えるため、粘着ローラ150で除去した異物を、一定サイクル毎もしくは常時、転写ローラ51に転写し除去することで、粘着ローラ150の粘着面の清浄度を保つことが可能となり、安定的な異物除去能力を発揮することが可能となる。また、粘着ローラ150の粘着面に付着した異物が転写ローラ51に転写され除去されることで、粘着ローラ150の粘着面に付着した硬く鋭利な異物などの影響で、バックライトユニット2の光学シート3(図5参照)にキズが入ることを防止できる。
ここで、粘着ローラ150は、帯電防止機能を有する材質で構成されていてもよい。また、粘着ローラ150は、エタノールなどの有機溶剤に対し耐性を有していると共に、有機溶剤を用いて清掃することで粘着面の粘着力が回復する機能を有していてもよい。粘着ローラ150が帯電防止機能を有する材質で構成されることで、バックライトユニット2を帯電させることなく清掃することが可能となり、静電気による異物の再付着を防止できる。また、粘着ローラ150は、エタノールなどの有機溶剤に対し耐性を有していると共に、有機溶剤を用いて清掃することで粘着面の粘着力が回復する機能を有するため、定期的に有機溶剤を用いた粘着ローラ150を清掃することで、長期間安定的なクリーニング性能を発揮することが可能となる。
次に、バックライトユニット清掃装置1におけるバックライトユニット2の支持構造について説明する。バックライトユニット清掃装置1は、バックライトユニット2を保持するバックライトセット天板40(天板)をさらに備え、バックライトセット天板40は、バックライトユニット2の外形サイズに応じて交換可能に構成され、かつ、バックライトユニット2の清掃面を下向きにした状態で位置決めされている。
バックライトセット天板40は、バックライトユニット2の四隅を支持すると共にバックライトユニット2を位置決めする構造となっている。バックライトユニット2は清掃面を下向きにしてバックライトセット天板40にセットされる。また、バックライトユニット2の外形サイズに合わせた機種専用のバックライトセット天板40に交換することでジョブチェンジ可能となっている。
バックライトユニット清掃装置1は、バックライトユニット2を保持するバックライトセット天板40をさらに備え、バックライトセット天板40は、バックライトユニット2の外形サイズに応じて交換可能に構成され、かつ、バックライトユニット2の清掃面を下向きにした状態で位置決めされる。したがって、バックライトユニット2の清掃面に付着している異物が自重によってバックライトユニット2から剥がれ落ち易くなり異物除去性が向上する。一旦剥がれ落ちた異物に関しては、バックライトユニット2の清掃面に落下し再付着することがないので、バックライトユニット2を再汚染することがない。また、バックライトユニット2の外形サイズ毎にジョブチェンジが可能な構造にすることで、多品種対応が可能となり、品種を問わず的確な異物除去が可能となる。
また、バックライトユニット清掃機構15は、バックライトセット天板40に対して下側に配置されている。バックライトセット天板40にセットされたバックライトユニット2に対して、下側からバックライトユニット清掃機構15を動作させ、バックライトユニット2の清掃面を清掃することで、上記に説明した効果(付着している異物が自重によってバックライトユニット2から剥がれ落ち易くなり異物除去性が向上する効果)に対し、下側に向かって異物を除去するという観点で、一層最適化された状態で異物を除去することが可能となる。
また、図2に示すように、バックライトユニット清掃装置1は、バックライトユニット2に付着している異物を除電するイオナイザ60をさらに備えている。イオナイザ60は、バックライトユニット清掃装置1の内部に配置され、バックライトユニット2の清掃面に対してイオン化エアーを照射する。
バックライトユニット清掃装置1は、バックライトユニット2に付着している異物を除電するイオナイザ60をさらに備えるため、バックライトユニット2の清掃面に対してイオン化エアーを照射することで、バックライトユニット2自身およびバックライトユニット2に帯電付着している異物を除電することが可能となり、異物除去性が向上する。また、イオン化エアーを照射することで、バックライトユニット清掃機構15を用いてバックライトユニット2の清掃を行う際に植毛ブラシ100および粘着ローラ150がバックライトユニット2に対して接触および剥離することに起因して発生する剥離帯電を抑制することが可能となる。これにより、清掃後のバックライトユニット2が帯電し異物が再付着することを防止できる。
次に、多軸型ロボット10の制御について説明する。バックライトユニット清掃装置1は、レシピデータに基づいて、多軸型ロボット10を制御するプログラマブルコントローラをさらに備えている。ここで、プログラマブルコントローラとは、PLC(Programmable Logic Controller)であり、以下、プログラマブルコントローラをPLCという。
多軸型ロボット10は、図示しないシーケンサなどのPLCに接続されており、操作パネル部70に配置されているタッチパネルなどの外部入力機器を介してPLCに入力されたレシピデータに従い、所定の位置へ多軸型ロボット10のマウント部14に連結されたバックライトユニット清掃機構15を動作させる。また、バックライトユニット清掃装置1に付随する各種駆動機器に関しても、同様にPLCに接続されておりレシピデータに従い動作するように構成されている。最適な清掃を行うためのレシピデータは、例えば作業者によって作成される。
バックライトユニット清掃装置1は、レシピデータに基づいて、多軸型ロボット10を制御するPLCをさらに備えるため、機種毎に外形サイズまたは形状の異なるバックライトユニット2に対して、作業者は最適な清掃を行うためのレシピデータを作成し、バックライトユニット清掃機構15を動作させることで、一層適切な清掃が行えると共に、タッチパネルなどの外部入力機器からの指令に従い簡単にジョブチェンジすることが可能となる。
なお、本発明を液晶ディスプレイ用バックライトユニットに付着した異物の除去処理に用いた場合を例にとって説明を行ったが、板状ワークを含む電子組立製品の組立工程において局所的に複雑な三次元形状を有する板状ワークに付着した異物を除去する処理であれば、本発明は共通して採用することができる。液晶ディスプレイ用バックライトユニット以外の板状ワークに採用する場合は、その板状ワークが有する材質または形状特性に応じて、液晶ディスプレイ用バックライトユニットの場合と同様の、異物を除去するために適当な条件などに設定するとよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 バックライトユニット清掃装置、2 バックライトユニット、10 多軸型ロボット、14 マウント部、15 バックライトユニット清掃機構、40 バックライトセット天板、51 転写ローラ、60 イオナイザ、90 制御盤部、95 吸引ブラシ部、100 植毛ブラシ、110 エアー吸引口、120 エアー噴射口、130 ブラシ植毛基材、150 粘着ローラ。

Claims (12)

  1. 板状ワークを含む電子組立製品の組立工程において前記板状ワークを清掃する板状ワーク清掃装置であって、
    前記板状ワークに付着した異物を除去する板状ワーク清掃機構と、
    前記板状ワーク清掃機構を搭載したマウント部を有し、前記マウント部を移動自在に駆動する多軸型ロボットと、
    を備え
    前記電子組立製品は液晶ディスプレイであり、
    前記板状ワークはバックライトユニットであり、
    前記板状ワーク清掃機構は、吸引ブラッシング方式、粘着ローラ方式およびエアー噴射方式の3通りの清掃方式を備え、これら3通りの清掃方式の少なくとも1つを選択的に用いて清掃する、板状ワーク清掃装置。
  2. 前記吸引ブラッシング方式は、前記バックライトユニットの凹凸形状部の清掃に対して使用され、
    前記粘着ローラ方式は、前記バックライトユニットの平坦形状部の清掃に対して使用され、
    前記エアー噴射方式は、前記バックライトユニットの前記凹凸形状部と前記平坦形状部との隙間部の清掃に対して使用される、請求項記載の板状ワーク清掃装置。
  3. 前記板状ワーク清掃機構は、前記吸引ブラッシング方式で使用される吸引ブラシ部を備え、
    前記吸引ブラシ部は、吸引口が設けられる導電性基材と、前記吸引口を囲むように配置される導電性ブラシとを備える、請求項記載の板状ワーク清掃装置。
  4. 前記板状ワーク清掃機構は、前記エアー噴射方式で使用されるエアー噴射口をさらに備え、
    前記エアー噴射口は、前記吸引口の中央部に配置される、請求項記載の板状ワーク清掃装置。
  5. 前記エアー噴射口は、除電能力を備えるイオン化エアーを噴射する、請求項記載の板状ワーク清掃装置。
  6. 前記板状ワーク清掃機構は、前記粘着ローラ方式で使用される粘着ローラと、前記粘着ローラに付着した異物を転写除去するための転写ローラとを備える、請求項記載の板状ワーク清掃装置。
  7. 前記粘着ローラは帯電防止機能を有する、請求項記載の板状ワーク清掃装置。
  8. 前記粘着ローラは、有機溶剤に対して耐性を有し、かつ、前記有機溶剤を用いて清掃することで粘着力が回復する機能を有する、請求項記載の板状ワーク清掃装置。
  9. 前記バックライトユニットを保持する天板をさらに備え、
    前記天板は、前記バックライトユニットのサイズに応じて交換可能に構成され、かつ、前記バックライトユニットの清掃面を下向きにした状態で位置決めされる、請求項記載の板状ワーク清掃装置。
  10. 前記板状ワーク清掃機構は、前記天板よりも下側に配置される、請求項記載の板状ワーク清掃装置。
  11. 前記バックライトユニットに付着している異物を除電するイオナイザをさらに備える、請求項記載の板状ワーク清掃装置。
  12. レシピデータに基づいて、前記多軸型ロボットを制御するプログラマブルコントローラをさらに備える、請求項記載の板状ワーク清掃装置。
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