JP6289220B2 - エレベータ装置 - Google Patents
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Description
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す概略の構成図、図2は図1のかごを示す斜視図であり、図1及び図2では、かごの下部を透視して示している。昇降路上部の機械室には、巻上機1が設置されている。巻上機1は、駆動シーブ2と、駆動シーブ2を回転させる巻上機モータ(図示せず)と、駆動シーブ2の回転を制動する巻上機ブレーキ(図示せず)とを有している。
次に、図12はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の気圧制御装置の要部を示す斜視図であり、図12における矢印も空気の流れを示している。実施の形態2では、閉塞部材接続管17の排気ダクト16側の端部が、排気ダクト16内で直角に曲げられており、その開口が排気口12bに対向している。即ち、実施の形態2の閉塞部材接続管17は、L字形である。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
次に、図13はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。実施の形態3では、閉塞部材接続管17の中間部に電磁バルブ25が設けられている。電磁バルブ25の開閉は、気圧制御部24により制御される。
また、室内吸排気口8bは、かご室8の上面又は側面に設けてもよい。
さらに、上記の例では、隙間閉塞部材11をかご出入口8aの全周に設けたが、かご出入口8aの周囲の一部のみに設けてもよい。また、隙間閉塞部材は、必要に応じて、かご室8の壁、天井、床等の隙間に設けてもよい。
さらにまた、上記の例では、かご室8内の気圧を図8の実線で示すように2段階の変化率になるように調整したが、かご室8内の設定気圧はこれに限るものではなく、例えば一定の変化率になるように調整することもできる。
また、気圧制御部は、エレベータ制御装置と一体化してもよい。
さらに、実施の形態3のセンサ26は、2箇所以上に配置してもよい。
また、この発明は、例えば、機械室レスエレベータ、ダブルデッキエレベータ、又はワンシャフトマルチカー方式のエレベータなど、種々のタイプのエレベータ装置に適用できる。
Claims (5)
- 室内吸排気口が設けられているかご室と、前記かご室内の気圧を調整する気圧調整装置とを有しており、昇降路内を昇降するかご、及び
前記気圧調整装置を制御する気圧制御部
を備え、
前記気圧調整装置は、吸気口及び排気口が設けられている送風機と、吸排気風量調整部と、前記室内吸排気口と前記吸排気風量調整部との間に接続されている室内吸排気ダクトと、前記吸気口と前記吸排気風量調整部との間に接続されている吸気ダクトと、前記排気口と前記吸排気風量調整部との間に接続されている排気ダクトとを有しており、
前記吸排気風量調整部は、筐体と、前記筐体内に回転可能に設けられている風量調整板と、前記風量調整板を駆動する調整板駆動部とを有しており、
前記筐体には、前記排気ダクトが接続されている第1の送風機接続口と、前記第1の送風機接続口に対向し、前記吸気ダクトが接続されている第2の送風機接続口と、前記室内吸排気ダクトが接続されているかご室接続口と、前記かご室接続口に対向し、外部と連通している外部連通口とが設けられており、
前記筐体内は、前記風量調整板によって、前記かご室内と連通した第1の空間と、前記外部連通口を通して外部と連通した第2の空間とに分離されており、
前記かご室の隙間には、内部に空気が送られて膨張することにより前記隙間を閉塞する隙間閉塞部材が設けられており、
前記隙間閉塞部材は、閉塞部材接続管を介して前記排気ダクトに接続されており、
前記閉塞部材接続管に設けられているバルブ、及び
前記隙間閉塞部材が収縮しているかどうかを検出するセンサ
をさらに備え、
前記気圧制御部は、非常時に前記送風機を停止し、前記センサからの検出信号に基づいて前記隙間閉塞部材が収縮したことを確認した後、前記バルブを閉めるエレベータ装置。 - 前記気圧制御部は、前記バルブを閉めた後に前記送風機を再稼働する請求項1記載のエレベータ装置。
- 前記閉塞部材接続管の前記排気ダクト側の端部の開口が、前記排気口に対向している請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
- 前記気圧制御部は、前記かごの走行開始と同時に前記送風機を起動し、前記かごの走行終了までに前記送風機を停止させる請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
- 前記気圧制御部は、前記送風機の稼動時の前記送風機の回転数を一定に保つ請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
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