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JP6275092B2 - 配信装置、配信方法および配信プログラム - Google Patents

配信装置、配信方法および配信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、配信装置、配信方法および配信プログラムに関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイスが普及してきている。このようなスマートデバイス等の端末装置を使用するユーザは、端末装置にインストールされた種々のアプリケーション(以下、単に「アプリ」とする場合がある)を用いてコンテンツを取得する。
そこで、各アプリケーション内のブラウザとサーバ間でのクッキーからユーザ情報を予測し、予測したユーザ情報を用いてターゲティングを行うといった広告配信が行われている。
特表2014−534481号公報
しかしながら、クッキーは、各アプリ内ブラウザに紐付くため、他のアプリ内ブラウザにおいてユーザが閲覧したコンテンツの情報等を利用することができない場合が多い。したがって、上記の従来技術では、クッキーから精度よくユーザ情報を予測することができないため、高精度な広告配信ができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、高精度な広告配信を行うことができる配信装置、配信方法および配信プログラムを提供することを目的とする。
本願にかかる配信装置は、アプリケーションに含まれるコンテンツ表示プログラムによって表示されるコンテンツの配信要求をユーザ端末から受け付ける受付部と、前記受付部により配信要求が受け付けられた場合に、前記アプリケーションによって利用されるユーザ情報に基づきコンテンツを抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出されたコンテンツを前記ユーザ端末に配信する配信部と、を有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、高精度な広告配信を行うことができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる配信処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかるユーザ端末の構成例を示す図である。 図3は、実施形態にかかるアプリサーバの構成例を示す図である。 図4は、実施形態にかかる登録情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる広告サーバの構成例を示す図である。 図6は、実施形態にかかる広告情報記憶部の一例を示す。 図7は、実施形態にかかる報酬情報記憶部の一例を示す。 図8は、実施形態にかかる配信システムによる配信処理手順を示すシーケンス図である。 図9は、変形例にかかる配信処理の一例を示す図である。 図10は、広告サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願にかかる配信装置、配信方法および配信プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照つつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願にかかる配信装置、配信方法および配信プログラムが限定されるものではない。
(実施形態)
〔1.配信処理〕
図1を用いて、実施形態にかかる配信処理の一例について説明する。図1は、実施形態にかかる配信処理の一例を示す図である。図1に示す配信システム1は、ユーザ端末100と、アプリサーバ200aと、アプリサーバ200bと、アプリサーバ200cと、広告サーバ300とを有する。ユーザ端末100と、アプリサーバ200aと、アプリサーバ200bと、アプリサーバ200cと、広告サーバ300とは、ネットワークを介して有線または無線により通信可能に接続される。
なお、図1に示した配信システム1には、複数台のユーザ端末100や、複数台の広告サーバ300が含まれてもよい。また、配信システム1には、アプリサーバ200a、アプリサーバ200b、アプリサーバ200cそれぞれが1台ずつ含まれるが、必ずしも1台に限定されるものではなく、例えば、アプリサーバ200a、アプリサーバ200b、アプリサーバ200cそれぞれが複数台ずつ含まれてもよい。また、各アプリサーバは、1台のアプリサーバとして構成されてもよい。
アプリサーバ200a〜200cは、それぞれ所定のアプリを提供および管理するサーバ装置である。本実施形態では、アプリサーバ200aはSNS(Social Networking Service)に関るアプリであるアプリA1を、アプリサーバ200bはゲームアプリであるアプリA2を、アプリサーバ200cは地図検索アプリであるアプリA3を、それぞれ提供および管理しているものとする。
また、アプリサーバ200a〜200cは、各種ユーザ情報を所定の記憶部に格納する。例えば、アプリサーバ200aは、アプリA1によって、ユーザから受け付けられた登録情報を、ユーザIDに対応付けて登録情報記憶部221に格納する。なお、図1に示すように、以下の実施形態では、各アプリサーバをまとめて「アプリサーバ200」と表記する場合がある。
ここで、実施形態にかかるアプリについて説明する。実施形態にかかるアプリには、アプリ内でウェブページ等のコンテンツを表示できるコンテンツ表示プログラム(以下では、「アプリ内ブラウザ」と表記する場合がある)が組み込まれている。このような、アプリ内ブラウザを実現する機能は、一般に「webview」と呼ばれる場合がある。
ユーザ端末100は、ユーザによって利用される端末装置である。ユーザ端末100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、図1に示す例においては、ユーザ端末100は、ユーザID「U1」によって識別されるユーザであるユーザU1によって利用されているものとする。
また、実施形態にかかるユーザ端末100は、ユーザによる操作にしたがって、上述したアプリA1〜A3がインストールされているものとする。ユーザ端末100は、各アプリがインストールされることで、各アプリの有する機能を実現する。例えば、ユーザ端末100は、SNSアプリであるアプリA1がインストールされることにより、文章によるユーザ間での対話を実現する。
広告サーバ300は、ユーザ端末100からの広告コンテンツ配信要求である広告リクエストに応じて、アプリサーバ200からユーザ情報を取得する。そして、広告サーバ300は、取得したユーザ情報に基づき配信対象の広告コンテンツを抽出し、抽出した広告コンテンツをリクエスト元のユーザ端末100に配信する。
ここから、図1に基づいて、広告サーバ300を含む配信システム1による配信処理について説明する。図1(a)は、ユーザU1がアプリA1を起動し、他のユーザ(例えば、ユーザU2)と対話を行っている際のユーザ端末100における表示部130の一例を示す。図1(a)に示すように、ユーザ端末100は、ユーザU1の操作に従い、アプリA1を起動することにより、ユーザ間での対話を実現するとともに、「ニュースサイト」、「天気予報サイト」、「グルメサイト」等の各種ウェブページへ遷移するためのリンクメニューL1を表示する。
ここで、ユーザU1がリンクメニューL1のうち、「News」を選択操作したとする。例えば、「News」に対するリンク先のウェブページW1に、広告コンテンツを表示する表示枠F1が含まれているとすると、ユーザ端末100は、表示枠F1に表示する広告コンテンツの配信要求である広告リクエストとして、アプリ名「A1」およびユーザID「U1」を含む広告リクエストを広告サーバ300に送信する(ステップS1)。
続いて、広告サーバ300は、ユーザ端末100から広告リクエストを受け付けると、ユーザID「U1」に対応付けられるユーザ情報の取得要求をアプリサーバ200aに送信する(ステップS2)。
アプリサーバ200aは、広告サーバ300からの取得要求に応じて、登録情報記憶部221を参照し、ユーザID「U1」に対応付けて記憶しているユーザ情報「女性、21歳」を広告サーバ300に送信する(ステップS3)。
このようにして、広告サーバ300は、ユーザID「U1」に対応するユーザ情報「女性、21歳」を取得すると、かかるユーザ情報に基づいて、配信対象の広告コンテンツを決定する(ステップS4)。例えば、広告サーバ300は、図1に示すように、広告コンテンツとターゲティング条件とを対応付けて記憶しているとすると、ユーザ情報「女性、21歳」を満たすターゲティング条件が設定されている広告コンテンツAD1を配信対象として決定する。そして、広告サーバ300は、決定した広告コンテンツAD1を広告リクエスト元のユーザ端末100に配信する(ステップS5)。
ユーザ端末100は、広告コンテンツAD1を受け付けると、アプリA1内のブラウザであるブラウザB1を起動し、ブラウザB1内に表示枠F1に広告コンテンツAD1を配置したウェブページW1を表示する。
ここで、クッキーとは、ブラウザとサーバ装置との組合せ毎に発行されるものである。このため、図1の例の場合、アプリA1内のブラウザ(ブラウザB1)、アプリA2内のブラウザおよびアプリA3内のブラウザのそれぞれがサーバ装置との間で個別のクッキーを有することになる。
このような場合、かかるサーバ装置を広告配信を行うサーバYとすると、サーバYは、アプリ毎に異なるクッキーを受け付けつけることになる。このため、サーバYは、同一ユーザ(同一ユーザ端末100)から送信されたクッキーを適切に紐付けることができない場合がある。例えば、ユーザU1がアプリA1〜A3それぞれを利用することで、ユーザU1のユーザ端末100からサーバYへそれぞれのアプリが有するクッキーが送信される。しかし、サーバYは、受け付けた各アプリのクッキーをユーザU1のユーザ端末100によるものとして適切に紐付けることができず、他のユーザのユーザ端末100によるものと認識してしまう場合がある。
また、サーバYは、クッキーに対応付けてユーザ情報を記憶しているが、上記のようにアプリ毎にクッキーが異なることから、クッキー毎のユーザ情報の蓄積量は少なく、少ないユーザ情報からではユーザの属性情報、趣味・嗜好等を高精度に推定することが困難である。しかしながら、実施形態にかかる広告サーバ300は、図1で説明したように、各アプリを管理するアプリサーバ200からユーザによって登録された登録情報を取得し、取得した登録情報を用いてターゲティングを行うため、クッキー毎の少ないユーザ情報から属性情報等、趣味・嗜好等を推定し、推定した情報を用いてターゲティングを行うよりも高精度な広告配信を行うことができる。
また、実施形態にかかる配信システム1では、各アプリの管理者(例えば、アプリサーバ200の管理者や各アプリの開発事業者等)と、広告サーバ300の管理者とが異なる。このように、管理者が異なることにより、広告配信側は、ユーザ端末100に配信すべき最適な広告コンテンツを正確に把握することが困難なため、例えば、上記のようにクッキーに対応付けられるユーザ情報から推測した情報に基づき広告配信を行うことが一般的である。しかし、実施形態にかかる広告サーバ300は、アプリ管理者側で得られた真のユーザ情報(図1の例では、登録情報)をアプリ管理者側から取得し、取得したユーザ情報を用いてターゲティングを行うため高精度な広告配信を行うことができる。
〔2.ユーザ端末の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態にかかるユーザ端末100の構成について説明する。図2は、実施形態にかかるユーザ端末の構成例を示す図である。図2に示すように、ユーザ端末100は、通信部110と、入力部120と、表示部130と、制御部140とを有する。なお、実施形態にかかるユーザ端末100には、SNSアプリであるアプリA1、ゲームアプリであるアプリA2、地図検索アプリであるアプリA3がインストールされているものとする。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば、アプリサーバ200、広告サーバ300等との間で情報の送受信を行う。
(入力部120)
入力部120は、ユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。
(表示部130)
表示部130は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、表示部130は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、ユーザ端末100にタッチパネルが採用される場合には、入力部120と表示部130とは一体化される。
(制御部140)
制御部140は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、ユーザ端末100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(ユーザ端末100にインストールされたアプリやブラウザが実行するプログラムの一例に相当)がRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。例えば、このプログラムは、インストールされているアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部140は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
また、図2に示すように、制御部140は、アプリ制御部150を有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部140の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部140が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(アプリ制御部150)
アプリ制御部150は、ユーザ端末100にインストールされている各種アプリの制御部である。上記のように、ユーザ端末100には、アプリA1、アプリA2およびアプリA3がインストールされているため、アプリ制御部150は、各アプリに対応する制御部であるアプリA1制御部160、アプリA2制御部170およびアプリA3制御部180とを有する。なお、制御部150の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、アプリ制御部150が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(アプリA1制御部160)
アプリA1制御部160ついて説明する。アプリA1制御部160は、SNSアプリであるアプリA1に対応する制御部であって、アプリA1の各種処理を行う。また、アプリA1制御部160は、アプリA1を介してユーザから受け付けたログインID、登録情報、投稿情報等の各種ユーザ情報をアプリサーバ200aに送信したり、アプリサーバ200aに問い合わせて各種情報を取得したりといった、アプリサーバ200aとの情報の送受信も行う。なお、アプリA1制御部160は、上記各種ユーザ情報をアプリサーバ200aに送信する場合、後述する抽出部163により抽出されたユーザIDに対応付けて送信する。
図2に示すように、アプリA1制御部160は、ブラウザ制御部161と、受付部162と、抽出部163と、要求部164とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、アプリA1制御部160の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、アプリA1制御部160が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(ブラウザ制御部161)
ブラウザ制御部161は、アプリA1に組み込まれているアプリ内ブラウザであるブラウザB1に対応する制御部であって、ブラウザB1に関する各種処理を行う。例えば、ブラウザ制御部161は、アプリA1内でウェブページを表示する。例えば、ブラウザ制御部161は、図1に示すように、アプリA1が起動されている状態で、アプリA1からウェブページW1へ遷移させる操作(図1では、「News」に対するクリック操作)を受け付けた場合、アプリA1内でブラウザB1を起動し、起動したブラウザB1内にウェブページW1を表示する。
また、ブラウザ制御部161は、サーバ装置毎にクッキーの制御を行う。例えば、ブラウザ制御部161は、所定のサーバSVaに対してはクッキーCK1aを有しており、サーバSVaとの間でクッキーCK1aの送受信等を行う。また、ブラウザ制御部161は、別のサーバSVbに対してはクッキーCK1bを有しており、サーバSVbとの間でクッキーCK1bの送受信等を行う。
(受付部162)
受付部162は、アプリケーションに関する指示や情報を受け付ける。具体的には、受付部162は、入力部120を介してユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、受付部162は、ユーザの氏名、年齢、性別、住所等のユーザ情報を登録情報として受け付ける。また、例えば、受付部162は、ユーザから対話に関するコメント、記事、発言内容等の投稿情報を受け付ける。このようなユーザから得られた情報は、アプリA1によって利用されるユーザ情報であるとともに、アプリサーバ200aによって管理されるユーザ情報でもある。
(抽出部163)
抽出部163は、ユーザ端末100を利用するユーザの識別情報であるユーザIDを抽出する。例えば、アプリサーバ200aがユーザIDリストを所持しているとすると、抽出部163は、アプリサーバ200aにアクセスし、ユーザIDを抽出する。すなわち、図1の例は、抽出部163によりユーザID「U1」が抽出されたことを示す。
(要求部164)
要求部164は、広告コンテンツの配信要求である広告リクエストを広告サーバ300に送信する。具体的には、要求部164は、ユーザIDおよびアプリ名を含む広告コンテンツをユーザ端末100に送信する。
例えば、図1に示すように、アプリA1が起動されている状態で、アプリA1内からウェブページW1へ遷移させる操作が行われたとする。このとき、要求部164は、ウェブページW1に表示枠F1が含まれていることから、表示枠F1に表示される広告コンテンツの配信要求である広告リクエストと、抽出部163により抽出されたユーザIDと、対応するアプリの名称である「アプリA1」とをユーザ端末100に送信する。なお、要求部164は、広告サーバ300から送信される広告コンテンツを受け付ける処理も行ってよい。
また、要求部164は、広告コンテンツ以外のコンテンツ(例えば、ウェブページ)の配信要求を所定のサーバ装置へ送信し、かかる所定のサーバ装置からのコンテンツの受付等も行ってよい。そして、このようにして要求部164によりウェブページと広告コンテンツとが受け付けられると、ブラウザ制御部161は、ブラウザB1内にウェブページと広告コンテンツとを表示する。
また、要求部164は、ウェブページに表示枠が含まれていることにより広告リクエストを送信するのではなく、所定のウェブページが表示される場合に、そのウェブページに含まれる表示枠に表示される広告の広告リクエストを広告サーバ300に送信するよう構成されてもよい。例えば、ユーザ端末に対して、表示対象のウェブページがウェブページW1である場合に広告リクエストを送信するよう予め設定されいるとする。このような場合、要求部164は、上記所定のサーバ装置からウェブページW1を受け付けると、ウェブページW1の表示枠F1表示される広告の広告リクエストを広告サーバ300に送信する。
さて、ここまでアプリA1制御部160について説明してきた。以下では、アプリA2制御部170およびアプリA3制御部180について説明する。
アプリA2制御部170は、ゲームアプリであるアプリA2に対応する制御部であって、アプリA2の各種処理を行う。例えば、アプリA2制御部170は、アプリA2を介してユーザから受け付けた各種ユーザ情報をアプリサーバ200bに送信する。また、図2に示すように、アプリA2制御部170は、アプリA1制御部160と同様に、ブラウザ制御部171等を有する。
ブラウザ制御部171は、アプリA2に組み込まれているアプリ内ブラウザであるブラウザB2に対応する制御部であって、ブラウザB2に関する各種処理を行う。例えば、ブラウザ制御部171は、アプリA2が起動されている状態で、アプリA2からウェブページW1へ遷移させる操作を受け付けた場合、アプリA2内でブラウザB2を起動し、起動したブラウザB2内にウェブページW1を表示する。
また、ブラウザ制御部171も同様に、サーバ装置毎にクッキー情報の制御を行う。また、アプリA2制御部170は、アプリA1制御部160と同様に、受付部、抽出部、要求部も有するが、これらの部位はアプリA1制御部160の有するものと同様の処理を行うものであるため説明を省略する。
また、アプリA3制御部180は、地図検索アプリであるアプリA3に対応する制御部であって、アプリA3の各種処理を行う。例えば、アプリA3制御部180は、アプリA3を介してユーザから受け付けた各種ユーザ情報をアプリサーバ200cに送信する。また、図2に示すように、アプリA3制御部180は、ブラウザ制御部181等を有する。
ブラウザ制御部181は、アプリA3に組み込まれているアプリ内ブラウザであるブラウザB3に対応する制御部であって、ブラウザB3に関する各種処理を行う。例えば、例えば、ブラウザ制御部181は、アプリA3が起動されている状態で、アプリA3からウェブページW1へ遷移させる操作を受け付けた場合、アプリA3内でブラウザB3を起動し、起動したブラウザB3内にウェブページW1を表示する。
また、ブラウザ制御部181も同様に、サーバ装置毎にクッキー情報の制御を行う。また、アプリA3制御部180は、アプリA1制御部160と同様に、受付部、抽出部、要求部も有するが、これらの部位はアプリA1制御部160の有するものと同様の処理を行うものであるため説明を省略する。
〔3.アプリサーバ200の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態にかかるアプリサーバ200の構成について説明する。図3は、実施形態にかかるアプリサーバ200の構成例を示す図である。図3に示すように、アプリサーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部210は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば、ユーザ端末100、広告サーバ300等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部220)
記憶部220は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態にかかる記憶部220は、図3に示すように、登録情報記憶部221を有する。
(登録情報記憶部221)
実施形態にかかる登録情報記憶部221は、アプリによってアプリ登録時にユーザから受け付けられたユーザ情報を記憶する。図4は、実施形態にかかる登録情報記憶部221の一例を示す図である。図4に示す登録情報記憶部221は、「ユーザID」、「氏名」、「性別」、「年齢」、「住所」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザ端末100の抽出部163によって抽出されたユーザIDを示す。例えば、アプリA1制御部160は、アプリ登録時にユーザから受け付けたユーザ情報をユーザIDに対応付けて、アプリサーバ200aに送信する。
「氏名」、「性別」、「年齢」、「住所」は、それそれユーザによって登録される個人情報である。すなわち、図4の例では、ユーザID「U1」によって識別されるユーザが、氏名「田中〇子」、性別「女性」、年齢「21歳」、住所「横浜市X区」をアプリに記憶している例を示す。
なお、図示しないが、アプリサーバ200は、対応するアプリに応じた独自のユーザ情報を記憶する記憶部をさらに有する。例えば、SNSアプリA1に対応するアプリサーバ200aは、ユーザによるコメントや発言内容等の投稿情報を記憶する投稿情報記憶部を有する。かかる投稿情報記憶部では、例えば、ユーザID毎に投稿日時(コメント投稿日時)と、投稿内容とが対応付けて記憶される。
また、例えば、ゲームアプリであるアプリA2に対応するアプリサーバ200bは、行動履歴記憶部を有する。かかる行動履歴記憶部は、ユーザID毎にアプリA2内でのユーザの行動履歴(例えば、課金額やチャット内容等)を対応付けて記憶する。また、例えば、地図検索アプリであるアプリA3に対応するアプリサーバ200cは、検索履歴記憶部を有する。かかる検索履歴記憶部は、ユーザID毎に検索履歴(例えば、検索キーワード等)を対応付けて記憶する。
(制御部230)
図3に戻り、制御部230は、例えば、CPUやMPU等によって、アプリサーバ200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部230は、受付部231と、提供部232とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部230が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受付部231)
受付部231は、ユーザ端末100のアプリ制御部150から各種ユーザ情報を受け付ける。例えば、図3に示すように、ユーザ端末100にアプリA1がインストールされている場合、受付部231は、ユーザIDに対応付けられた各種ユーザ情報をアプリA1制御部160から受け付ける。また、受付部231は、受け付けたユーザ情報をユーザIDに対応付けて、登録情報記憶部221に記憶する。
(提供部232)
提供部232は、広告サーバ300にユーザ情報を提供する。具体的には、提供部232は、広告サーバ300からユーザ情報の送信リクエストとして、ユーザIDを含む送信リクエストを受け付けた場合に、かかるユーザIDに対応するユーザ情報を広告サーバ300に送信する。
提供部232の処理の一例について、アプリサーバ200aを用いて説明する。例えば、アプリサーバ200aの提供部232は、広告サーバ300からユーザID「U1」を含むリクエストを受け付けた場合には、図4に示す登録情報記憶部221からユーザID「U1」に対応するユーザ情報である「性別:女性、年齢:21歳、住所:横浜市X区」を抽出し、広告サーバ300に送信する。
〔4.広告サーバ300の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態にかかる広告サーバ300の構成について説明する。図5は、実施形態にかかる広告サーバ300の構成例を示す図である。図5に示すように、広告サーバ300は、通信部310と、記憶部320と、制御部330とを有する。
通信部310は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部310は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば、ユーザ端末100、アプリサーバ200等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部320)
記憶部320は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態にかかる記憶部320は、図5に示すように、広告情報記憶部321と、報酬情報記憶部322とを有する。
(広告情報記憶部321)
広告情報記憶部321は、広告主から受け付けた広告コンテンツに関する情報を記憶する。ここで、図6に、実施形態にかかる広告情報記憶部321の一例を示す。図6に示した例では、広告情報記憶部321は、「広告主ID」、「広告ID」、「広告データ」、「ターゲティング条件」といった項目を有する。
「広告主ID」は、広告主または各広告主によって利用される端末(広告主端末)を識別するための識別情報を示す。また、「広告ID」は、広告主から広告サーバ300に入稿される広告コンテンツを識別するための識別情報を示す。
「広告データ」は、広告コンテンツに関するデータを示す。図6の例では、広告データを概念的な記号で示しているが、実際には、広告データは、画像データや動画(音声付でもよい)データ等である。「ターゲティング条件」は、広告コンテンツの配信対象となるユーザの条件を示し、広告コンテンツの入稿時に広告主によって指定される。例えば、「ターゲティング条件」には、広告コンテンツの配信対象とするユーザのユーザ属性が記憶される。すなわち、図6の例では、広告主ID「C1」によって識別される広告主が、広告ID「AD1」によって識別される広告コンテンツのデータ「aaa.png」を入稿するとともに、ターゲティング条件「20代女性、関東在住」を設定している例を示す。
(報酬情報記憶部322)
報酬情報記憶部322は、アプリ提供元であるアプリの管理者に対する報酬額を記憶する。なお、本実施形態において、アプリの管理者とアプリサーバ200との管理者は同一であるものとする。具体的には、本実施形態では、アプリA1とアプリサーバ200aは、管理者T1によって管理され、アプリA2とアプリサーバ200bは、管理者T2によって管理され、アプリA3とアプリサーバ200cは、管理者T3によって管理されるものとする。
図1でも説明したように、実施形態にかかる広告サーバ300は、各アプリによって利用されるユーザ情報(例えば、登録情報)を用いて広告配信を行うものであるため、ユーザ情報を提供されたことに対する報酬として広告収益の一部の金額を、対応するアプリの管理者に与える。なお、アプリの管理者に与える報酬額は、後述する算出部336によって算出される。
ここで、図7に実施形態にかかる報酬情報記憶部322の一例を示す。図7に示した例では、報酬情報記憶部322は、「アプリ名」、「要求数」、「報酬額」といった項目を有する。
「アプリ名」は、広告リクエスト送信元のアプリ名を示す。「要求数」は、後述する広告サーバ300の取得部333が、アプリサーバ200に対してユーザ情報を送信するよう要求した回数(取得部333によるリクエスト送信回数)を示す。「報酬額」は、算出部336によって、「要求数」に基づいて、アプリ毎に算出される報酬額であって、ユーザ情報を提供されたことに対する報酬額を示す。すなわち、図7の例では、広告サーバ300が、アプリ「A1」に対応するアプリサーバ200aに対し、ユーザ情報を送信するよう「1500回」要求したことを示す。また、かかる要求に応じて、アプリサーバ200aがユーザ情報を提供してくれた報酬額として「1万5千円」を、広告サーバ300が算出したことを示す。
なお、報酬情報記憶部322は、取得部333による「要求数」ではなく、各アプリ制御部の要求部(アプリA1制御部160の場合、要求部164)から送信された広告リクエストの回数を記憶してもよい。
(制御部330)
図5に戻り、制御部330は、例えば、CPUやMPU等によって、広告サーバ300内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部330は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部330は、入稿受付部331と、要求受付部332と、取得部333と、抽出部334と、配信部335と、算出部336とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部330の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部330が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(入稿受付部331)
入稿受付部331は、広告主端末から広告コンテンツの入稿を受け付ける。例えば、入稿受付部331は、ターゲティング条件が設定された広告コンテンツのデータの入稿を広告主端末から受け付ける。そして、入稿受付部331は、入稿元の広告主を識別する広告主IDに対応付けて、入稿された広告コンテンツのデータを広告情報記憶部321に記憶する。
なお、入稿受付部331は、ターゲティング条件を必ずしも広告コンテンツの入稿と同時に受け付けることを要しない。すなわち、入稿受付部331は、広告コンテンツの入稿の後にターゲティング条件の設定を受け付けてもよい。また、入稿受付部331は、設定されたターゲティング条件の変更を受け付けてもよい。
(要求受付部332)
要求受付部332は、アプリ内ブラウザによって表示される広告コンテンツの配信要求である広告リクエストをユーザ端末100から受け付ける。具体的には、要求受付部332は、広告リクエストを、ユーザ端末100におけるアプリ制御部150から受け付ける。
例えば、図2に示すように、ユーザ端末100においてアプリA1がインストールされている場合、要求受付部332は、広告リクエストをアプリA1制御部160の要求部164から受け付ける。
(取得部333)
取得部333は、アプリケーションによって利用されるユーザ情報を取得する。具体的には、取得部333は、要求受付部332により広告リクエストが受け付けられた場合に、広告リクエスト送信元のアプリに対応するアプリサーバ200に対し、アプリケーションによって利用されるユーザ情報を送信するよう要求することでユーザ情報を取得する。なお、上述してきたように、本実施形態において、アプリケーションによって利用されるユーザ情報とは、アプリによってユーザから受け付けられた登録情報であるものとする。なお、アプリケーションによって利用されるユーザ情報は、登録情報に限定されるものではなく、例えば、後に詳述するが、各アプリ毎に得られた各アプリ独自のユーザ情報等を含むものであってよい。
さらに具体的には、取得部333は、ユーザ情報の取得リクエストとして、広告リクエストに含まれるユーザIDを含む取得リクエストをアプリサーバ200に送信する。これにより、取得部333は、広告リクエストに含まれるユーザIDに対応するユーザ情報を広告リクエスト送信元のアプリに対応するアプリサーバ200から取得する。
取得部333の処理の一例について、アプリサーバ200aを用いて説明する。例えば、図1に示すように、要求受付部332によって、アプリ名「アプリA1」およびユーザID「U1」を含む広告リクエストが受け付けられたとする。かかる場合、取得部333は、アプリ名「アプリA1」が受け付けられたことにより、アプリA1に対応するアプリサーバ200aからユーザ情報を取得することを認識する。
そして、取得部333は、ユーザID「U1」を含む取得リクエストをアプリサーバ200aに送信することで、アプリサーバ200aからユーザID「U1」に対応するユーザ情報を取得する。ここで、例えば、上述したように、アプリサーバ200aの提供部232によってユーザ情報「性別:女性、年齢:21歳、住所:横浜市X区」が抽出された場合、取得部333は、この提供部232によって抽出されたユーザ情報を取得することになる。
また、取得部333は、アプリサーバ200に取得リクエストを送信する度に、報酬情報記憶部321における要求数に所定の値を加算してゆく。例えば、取得部333は、要求受付部332によって、アプリ名「アプリA1」およびユーザID「U1」を含む広告リクエストが受け付けられたことにより、アプリサーバ200aにユーザ情報を送信するようリクエストした際に、報酬情報記憶部322において「アプリA1」に対応する要求回数に「1」を加算する。例えば、図7の例では、取得部333は、「アプリA1」に対応する要求数「1500」に「1」を加算して「1501」とする。
なお、報酬情報記憶部322は、広告リクエストの回数を記憶してもよい旨記載したが、このような場合には、要求受付部332が、広告リクエストを受け付けた際に、広告リクエストに含まれるアプリ名に対応する広告リクエスト回数に所定の値(例えば、「1」)を加算してゆく。
(抽出部334)
抽出部334は、取得部333によって取得されたユーザ情報に基づいて、配信対象の広告コンテンツを決定するとともに、決定した広告コンテンツを広告情報記憶部321から抽出する。例えば、抽出部334は、広告情報記憶部321に記憶されているターゲティング条件と取得されたユーザ情報とのマッチングを行う。そして、抽出部334は、ユーザ情報を満たすターゲティング条件が設定されている広告コンテンツを配信対象の広告コンテンツとして決定し、決定した広告コンテンツを広告情報記憶部321から抽出する。
例えば、上記のように、取得部333によりユーザ情報「性別:女性、年齢:21歳、住所:横浜市X区」が取得された場合、抽出部333は、広告情報記憶部321に記憶されているターゲティング条件と、かかるユーザ情報とのマッチングを行ってゆく。そして抽出部334は、ターゲティング条件「20代女性、関東在住」がユーザ情報「性別:女性、年齢:21歳、住所:横浜市X区」を満たすことから、対応する広告コンテンツAD1を配信対象の広告コンテンツとして決定する。そして、抽出部334は、決定した広告コンテンツAD1に対応する広告データ「aaa.png」を広告情報記憶部321から抽出する。
(配信部335)
配信部335は、抽出部334によって抽出された広告コンテンツをユーザ端末100に配信する。例えば、抽出部334により広告コンテンツAD1に対応する広告データ「aaa.png」が広告情報記憶部321から抽出された場合には、配信部335は、抽出された広告データ「aaa.png」をユーザ端末100に配信する。
(算出部336)
算出部336は、ユーザ情報を提供されたことによる報酬であって、各アプリを管理する管理者への報酬となる金額(報酬額)を算出する。例えば、算出部336は、アプリサーバ200に対してユーザ情報を送信するよう要求した回数に基づいて、報酬額を算出する。例えば、1回の要求につき「10円」の報酬を与えることが設定されているとすると、算出部336は、図7に示す例では、アプリA1の管理者への報酬額として「1万5千円」を算出する。また、算出部336は、各アプリから送信される広告リクエストの回数に基づいて、報酬額を算出してもよい。
〔5.配信処理フロー〕
次に、図8を用いて、実施形態にかかる配信システム1による配信処理の手順について説明する。図8は、実施形態にかかる配信システム1による配信処理手順を示すシーケンス図である。
なお、かかるシーケンス図では、アプリサーバ200として、アプリA1に対応するアプリサーバ200aを例示する。そして、ユーザ端末100には、アプリA1がインストールされているものとする。また、アプリサーバ200aは、ユーザ端末100においてアプリA1制御部160から、ユーザIDに対応付けた登録情報等の各種ユーザ情報を受け付けることにより、登録情報記憶部221に記憶しているものとする。
まず、ユーザ端末100において、アプリA1が起動されている状態で、アプリA1から所定のウェブページ(ウェブページW1とする)へ遷移させる遷移操作が、アプリA1制御部160によって受け付けられたとする(ステップS101)。これに応じて、要求部164は、ウェブページW1を配信する所定のサーバ装置へリクエストすることで、ウェブページW1の配信を受け付ける。
ここで、受け付けたウェブページW1に広告コンテンツを表示する表示枠F1が含まれていたとすると、要求部164は、アプリ名「アプリA1」と、抽出部163により抽出されたユーザID(ユーザID「U1」とする)とを含む広告リクエストを広告サーバ300に送信する(ステップS102)。
広告サーバ300の要求受付部332により広告リクエストが受け付けられると、取得部333は、広告リクエストにアプリ名「A1」が含まれていることから、アプリA1に対応するアプリサーバ200aからアプリケーションによって利用されるユーザ情報を取得する。例えば、取得部333は、アプリサーバ200aに対し、ユーザID「U1」に対応するユーザ情報を送信するようリクエストする(ステップS103)。
アプリサーバ200aは、広告サーバ300からのリクエストに応じ、ユーザID「U1」に対応するユーザ情報を登録情報記憶部221から抽出し(ステップS104)、広告サーバ300へ送信する(ステップS105)。そして、取得部333は、アプリサーバ200aからユーザ情報を受け付ける。
次に、広告サーバ300の抽出部334は、取得されたユーザ情報に基づいて、広告コンテンツを抽出する。例えば、広告情報記憶部321を参照し、各広告コンテンツに設定されているターゲティング条件と、取得されたユーザ情報とのマッチングを行うことで、配信対象の広告コンテンツを決定し、決定した広告コンテンツを広告情報記憶部321から抽出する(ステップS106)。そして、配信部335は、抽出された広告コンテンツをユーザ端末100に配信する(ステップS107)。
アプリA1制御部160の要求部164によって広告コンテンツが受け付けられると、ブラウザ制御部161は、ブラウザB1を起動し、表示枠F1に広告コンテンツを配置したウェブページW1をブラウザB1内に表示する(ステップS108)。
〔6.変形例〕
さて、本実施形態にかかる配信システムは、上記実施例以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記配信システム1とは異なる配信システム2について説明する。
〔6−1.ユーザ端末から直接ユーザ情報受付〕
上記実施形態では、各アプリサーバ200が、対応するアプリがインストールされている各ユーザ端末100から登録情報等の各種ユーザ情報を受け付けて記憶しておき、広告サーバ300が、広告リクエストに含まれるユーザIDを用いて、対応するアプリサーバ200からユーザ情報を取得することで、広告配信を行う例を示した。しかし、広告サーバ300は、アプリサーバ200からユーザ情報を取得するのではなく、直接ユーザ端末100からユーザ情報を受け付けてもよい。この点について、図9を用いて説明する。
図9は、変形例にかかる配信処理の一例を示す図である。図9に示す配信システム2は、図1に示す配信システム1と同様に、ユーザ端末100と、アプリサーバ200aと、アプリサーバ200bと、アプリサーバ200cと、広告サーバ300とを有するものとする。ユーザ端末100と、アプリサーバ200aと、アプリサーバ200bと、アプリサーバ200cと、広告サーバ300とは、ネットワークを介して有線または無線により通信可能に接続される。以下、配信システム2による配信処理について具体的に説明するが、図1と重複する部分については説明を省略する。
まず、配信システム2では、ユーザ端末100がアプリによって受け付けられた登録情報等のユーザ情報を記憶する登録情報記憶部を有する。例えば、ユーザ端末100にアプリA1がインストールされているとすると、アプリA1制御部160の受付部162は、ユーザから登録情報を受け付け、受け付けた登録情報を抽出部163により抽出されたユーザIDに対応付けて登録情報記憶部に記憶する。このような登録情報記憶部を、図4に示すアプリサーバ200aの有する登録情報記憶部221に対して、登録情報記憶部221aと表記することにする。
例えば、受付部162は、抽出部163によりユーザID「U1」が抽出され、ユーザ情報「女性、21歳」の登録を受け付けたことにより、図9(a)に示すような登録情報記憶部221aを有しているものとする。
ここで、アプリA1が起動されている状態で、ユーザU1がアプリA1内に表示されるリンクメニューL1のうち、「News」を選択したとする。例えば、「News」に対するリンク先のウェブページW1に、広告コンテンツを表示する表示枠F1が含まれているとすると、アプリA1制御部160の要求部164は、表示枠F1に表示する広告コンテンツの配信要求である広告リクエストとして、アプリ名「A1」およびユーザID「U1」に対応するユーザ情報「女性、21歳」を含む広告リクエストを広告サーバ300に送信する(ステップS21)。なお、このとき要求部164は、ユーザID「U1」も送信してもよい。
広告サーバ300の要求受付部332によって、かかる広告リクエストが受け付けられると、抽出部334は、受け付けられたユーザ情報に基づいて、配信対象の広告コンテンツを決定し、決定した広告コンテンツを広告情報記憶部321から抽出する(ステップS22)。図9に示す例では、抽出部334は、各広告コンテンツに設定されているターゲティング条件とユーザ情報「女性、21歳」とのマッチングにより、ユーザ情報「女性、21歳」を満たすターゲティング条件が設定されている広告コンテンツAD1を配信対象として決定する。
そして、配信部335は、抽出部334により抽出された広告コンテンツAD1を広告リクエスト送信元のユーザ端末100に配信する(ステップS23)。
このように、広告サーバ300は、ユーザ端末100から受け付けた広告リクエストに含まれるユーザ情報であって、アプリによって利用されるユーザ情報を用いてターゲティングした広告コンテンツを配信する。このため、広告サーバ300は、高精度な広告配信を行うことができる。また、広告サーバ300は、アプリサーバ200にアクセスする必要がないため迅速な広告配信を行うことができる。
〔6−2.ユーザ情報について〕
上記実施形態では、広告サーバ300が、各アプリに登録されたユーザ情報(登録情報)を用いて広告配信を行う例を示した。しかし、広告サーバ300は、このようなユーザ情報以外にも、各アプリ独自に得られたユーザ情報を用いて広告配信を行ってもよい。
例えば、SNSアプリA1に対応するアプリサーバ200aは、登録情報記憶部221以外にも、ユーザID毎にユーザからの発言内容を記憶した投稿情報記憶部を有していることが考えられる。そこで、アプリサーバ200aは、ユーザID毎に発言内容を解析し特徴語や所定のカテゴリを抽出したり、発言内容からユーザ情報を予測して記憶しておいてもよい。
例えば、アプリサーバ200aの制御部230は、「六本木にはキーマカレーで有名なお店があります」といった発言内容をユーザID「U1」に対応付けていたとすると、「六本木、キーマカレー」といった特徴語を抽出してもよいし、「六本木、カレー」あるいは「東京、グルメ」といった所定のカテゴリを抽出し、投稿情報記憶部に記憶しておく。そして、例えば、アプリサーバ200aは、広告サーバ300からのユーザID「U1」に対応するユーザ情報のリクエストを受け付けた場合には、ユーザID「U1」に対応する登録情報だけでなく、「六本木、キーマカレー」や「六本木、カレー」(「東京、グルメ」)を送信する。
そして、広告サーバ300の抽出部334は、例えば、広告主からターゲティング条件として、キーワードやカテゴリ等を設定させておくことにより、かかるキーワードやカテゴリと、アプリサーバ200aから受け付けた特徴語やカテゴリとのマッチングを行うことで、配信対象の広告コンテンツを抽出する。
また、ゲームアプリA2に対応するアプリサーバ200bは、ユーザID毎に課金情報等の行動履歴情報を記憶した行動履歴記憶部を有していることが考えられる。そこで、アプリサーバ200bの制御部230は、行動履歴からユーザ情報を予測してもよい。例えば、アプリサーバ200bの制御部230は、ユーザU1について1ヶ月当たりの課金額が所定額を超えている場合には、収入源が安定している「サラリーマン」と予測したり、「高額所得者」と予測し、行動履歴記憶部に記憶しておく。そして、例えば、アプリサーバ200bは、広告サーバ300からのユーザID「U1」に対応するユーザ情報のリクエストを受け付けた場合には、ユーザIDに対応する登録情報だけでなく、「サラリーマン」や「高額所得者」を送信する。なお、制御部230は、推測した情報ををそのまま送信するのではなく、例えば、推測した情報に対応するカテゴリを送信してもよい。
また、地図検索アプリA3に対応するアプリサーバ200cは、ユーザID毎に検索履歴を記憶した検索履歴記憶部を有していることが考えられる。そこで、アプリサーバ200cの制御部230は、検索履歴からユーザ情報を予測してもよい。一般に地図検索に関するアプリではユーザ登録を受け付けないことも多い。そこで、アプリサーバ200cの制御部230は、検索履歴からユーザの生活圏を予測してもよいし、ユーザが興味のある地域を予測してもよい。
このように、広告サーバ300は、アプリケーションによって利用されるユーザ情報ととして、ユーザによる登録情報だけでなく、各アプリ毎に得られた各アプリ独自のユーザ情報をさらに用いることで、精度よくターゲティングを行うことができるため、高精度な広告配信を行うことができる。
〔6−3.クッキーに対応するユーザ情報をさらに利用〕
上記各実施形態では、抽出部334が、ユーザによる登録情報やアプリ毎に得られた各アプリ独自のユーザ情報を用いてターゲティングを行うことで、広告コンテンツを抽出する例を示した。しかし、抽出部334は、これらユーザ情報に加えて、アプリ内ブラウザとの間で送受信するクッキーに対応するユーザ情報に基づき広告コンテンツを抽出してもよい。
例えば、ユーザ端末100にアプリA1〜A3がインストールされているとすると、アプリA1〜A3それぞれと広告サーバ300との間で個別のクッキーが発行される。例えば、アプリA1は、広告サーバ300との間で送受信するクッキーを発行する。また、広告サーバ300は、それぞれのアプリによるクッキーに対応付けてユーザ情報を記憶している。例えば、広告サーバ300は、アプリA1内のブラウザによって表示されたウェブページの情報、すなわちアプリA1を用いてユーザに閲覧されたウェブページの閲覧情報をアプリA1との間でのクッキーに対応付けて記憶する。
そこで、抽出部334は、各クッキーに対応付けている情報に基づきユーザの趣味嗜好等を予測し、予測したユーザ情報をさらに対応付けて記憶しておく。なお、このような予測処理は、抽出部334以外の他の処理部によって行われてもよいし、予測するタイミングは任意であってよい。例えば、要求受付部332により広告リクエストが受け付けられたタイミングで行ってもよい。
そして、例えば、アプリA1制御部160の要求部164からアプリ名「A1」とユーザID「U1」とを含む広告リクエストが受け付けられたとすると、抽出部334は、ユーザID「U1」に対応するユーザ情報と、予測したユーザ情報のうち、アプリA1のクッキーに対応付けているユーザ情報とを用いて、ターゲティングを行うことで広告コンテンツを抽出する。
このように、広告サーバ300は、より多くのユーザ情報を用いることで、精度よくターゲティングを行うことができるため、高精度な広告配信を行うことができる。
〔6−4.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態にかかる広告サーバ300は、例えば、図10に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図10は、広告サーバ300の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかる広告サーバ300として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部330の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔6−5.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔7.効果〕
実施形態にかかる広告サーバ300は、受付部332と、抽出部334と、配信部335とを有する。受付部332は、アプリケーションに含まれるコンテンツ表示プログラムによって表示されるコンテンツの配信要求をユーザ端末から受け付ける。抽出部334は、受付部332により配信要求が受け付けられた場合に、アプリケーションによって利用されるユーザ情報に基づきコンテンツを抽出する。配信部335は、抽出部334により抽出されたコンテンツをユーザ端末100に配信する。
このように、実施形態にかかる広告サーバ300は、アプリケーションによって利用されるユーザ情報として、例えば、各アプリがユーザから受け付けた登録情報や各アプリによって得られた独自のユーザ情報に基づき配信対象の広告コンテンツを抽出するため、高精度な広告配信を行うことができる。
また、取得部333は、受付部332により配信要求が受け付けられた場合に、ユーザ情報をアプリケーションを管理する所定のサーバ装置から取得し、抽出部334は、取得部333により取得されたユーザ情報に基づきコンテンツを抽出する。
これにより、実施形態にかかる広告サーバ300は、高精度な広告配信を行うことができる。
また、取得部333は、配信要求に含まれるユーザ端末100を利用するユーザを識別する識別情報に対応するユーザ情報を所定のサーバ装置から取得する。
これにより、実施形態にかかる広告サーバ300は、各ユーザの趣味趣向等に応じた広告コンテンツを配信することができるため、広告効果を高めることができる。
受付部332は、配信要求とともにユーザ情報を受け付け、抽出部334は、受付部332により受け付けられたユーザ情報に基づいて、コンテンツを抽出する。
このように、実施形態にかかる広告サーバ300は、ユーザ端末100から、当該ユーザ端末100にインストールされているアプリによって利用されるユーザ情報を直接受け付けて、受け付けたユーザ情報に基づいて広告配信を行う。このため、広告サーバ300は、他のサーバ装置にアクセスする必要がなく、高精度かつ迅速な広告配信を行うことができる。
また、算出部336は、ユーザ情報を利用してコンテンツの配信を行ったことによる報酬であって、当該ユーザ情報に対応するアプリケーションを管理する管理者への報酬を算出する。
このように、実施形態にかかる広告サーバ300は、ユーザ情報を利用した場合には、利用料としてアプリ管理者に報酬を与えることで、アプリ管理者に対して、積極的に自身のアプリにアプリ内ブラウザ機能を組み込ませることができる。アプリ内ブラウザ機能を有するアプリが増えると、よりユーザに広告コンテンツが閲覧される機会が増えるため、広告サーバ装置300は、広告効果(広告収益)を高めることができる。
受付部332は、コンテンツ表示プログラムであるウェブブラウザによって表示されるコンテンツの配信要求をユーザ端末100から受け付ける。
これにより、実施形態にかかる広告サーバ300は、高精度な広告配信を行うことができる。
抽出部334は、アプリケーションによって利用されるユーザ情報と、ウェブブラウザと送受信するHTTPクッキーに対応するユーザ情報とに基づきコンテンツを抽出する。
このように、実施形態にかかる広告サーバ300は、より多くのユーザ情報を用いることで、精度よくターゲティングを行うことができるため、高精度な広告配信を行うことができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
1 配信システム
100 ユーザ端末
150 アプリ制御部
200 アプリサーバ
221 登録情報記憶部
231 受付部
232 提供部
300 広告サーバ
321 広告情報記憶部
322 報酬情報記憶部
332 要求受付部
333 取得部
334 抽出部
335 配信部
336 算出部

Claims (6)

  1. アプリケーションに含まれるブラウザプログラムによって表示されるコンテンツの配信要求をユーザ端末から受け付ける受付部と、
    前記受付部により前記配信要求が受け付けられた場合に、前記アプリケーションによって利用されるユーザ情報を前記アプリケーションを管理する所定のサーバ装置から取得する取得部と、
    前記取得部により取得されたユーザ情報に基づきコンテンツを抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出されたコンテンツを前記ユーザ端末に配信する配信部と、
    を有することを特徴とする配信装置。
  2. 前記取得部は、前記配信要求に含まれる前記ユーザ端末を利用するユーザを識別する識別情報に対応する前記ユーザ情報を前記所定のサーバ装置から取得する
    ことを特徴とする請求項に記載の配信装置。
  3. 前記ユーザ情報を利用して前記コンテンツの配信を行ったことによる報酬であって、当該ユーザ情報に対応する前記アプリケーションを管理する管理者への報酬を算出する算出部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の配信装置。
  4. 前記抽出部は、前記アプリケーションによって利用されるユーザ情報と、前記ブラウザプログラムと送受信するHTTPクッキーに対応するユーザ情報とに基づき前記コンテンツを抽出する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の配信装置。
  5. コンピュータが実行する配信方法であって、
    アプリケーションに含まれるブラウザプログラムによって表示されるコンテンツの配信要求をユーザ端末から受け付ける受付工程と、
    前記受付工程により配信要求が受け付けられた場合に、前記アプリケーションによって利用されるユーザ情報を前記アプリケーションを管理する所定のサーバ装置から取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得されたユーザ情報に基づきコンテンツを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程により抽出されたコンテンツを前記ユーザ端末に配信する配信工程と、
    を含むことを特徴とする配信方法。
  6. コンピュータに、
    アプリケーションに含まれるブラウザプログラムによって表示されるコンテンツの配信要求をユーザ端末から受け付ける受付手順と、
    前記受付手順により配信要求が受け付けられた場合に、前記アプリケーションによって利用されるユーザ情報を前記アプリケーションを管理する所定のサーバ装置から取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得されたユーザ情報に基づきコンテンツを抽出する抽出手順と、
    前記抽出手順により抽出されたコンテンツを前記ユーザ端末に配信する配信手順と、
    を実行させることを特徴とする配信プログラム。



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