[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6123545B2 - 車両修理支援システム、サーバ及びコンピュータプログラム - Google Patents

車両修理支援システム、サーバ及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6123545B2
JP6123545B2 JP2013153535A JP2013153535A JP6123545B2 JP 6123545 B2 JP6123545 B2 JP 6123545B2 JP 2013153535 A JP2013153535 A JP 2013153535A JP 2013153535 A JP2013153535 A JP 2013153535A JP 6123545 B2 JP6123545 B2 JP 6123545B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
communication terminal
server
repair
inquiry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013153535A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014225216A (ja
JP2014225216A5 (ja
Inventor
弘晃 森本
弘晃 森本
正和 山田
山田  正和
村松 直樹
直樹 村松
拡基 鵜飼
拡基 鵜飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2013153535A priority Critical patent/JP6123545B2/ja
Priority to EP14788554.5A priority patent/EP2991026A4/en
Priority to PCT/JP2014/002115 priority patent/WO2014174791A1/ja
Priority to US14/785,254 priority patent/US10210264B2/en
Publication of JP2014225216A publication Critical patent/JP2014225216A/ja
Publication of JP2014225216A5 publication Critical patent/JP2014225216A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6123545B2 publication Critical patent/JP6123545B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/953Querying, e.g. by the use of web search engines
    • G06F16/9535Search customisation based on user profiles and personalisation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/20Administration of product repair or maintenance
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/24Querying
    • G06F16/245Query processing
    • G06F16/2457Query processing with adaptation to user needs
    • G06F16/24575Query processing with adaptation to user needs using context

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、車両から車両情報を取得する通信端末と、前記通信端末から車両情報を受信して車両の修理を支援するサーバと、を備えた車両修理支援システム、サーバ及びコンピュータプログラムに関する。
サーバと通信端末とが連携して車両の修理を支援する車両修理支援システムとして、サーバが、車両の修理を行う作業者(整備士)への指示を通信端末に送信し、通信端末が、サーバから受信した作業者への指示を表示する構成が開示されている(例えば特許文献1及び2参照)。
特開平10−197285号公報 特開2003−132168号公報
この種の車両修理支援システムでは、従来は、修理を依頼した修理依頼者に対して作業者が車両状態について問診を行うと共に、車両からダイアグを取得し、問診結果とダイアグの情報に基づいて修理書や解説書を参照し、修理書や解説書に記載されている手順にしたがってステップ毎に診断や修理を行っていた。そのため、手間がかかり、作業者の負担が増えていた。又、修理依頼者に対して作業者が問診を行う場合に、作業者の技術レベルにより問診すべき項目が充足されないことがあり得る。そのため、作業者が必要のない項目について診断を行ってしまったり、逆に作業者が必要のある項目について診断を行わなかったりする等の事態が発生する。これらの理由により、作業者が車両の修理を行うのに不要に時間がかかったりする等、車両の修理を適切に行えないという問題があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の修理を行う作業者の負担を軽減することができつつ、作業者が車両の修理を適切に行うことができる車両修理支援システム、サーバ、コンピュータプログラムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、通信端末は、車両から車両情報を取得する。サーバは、通信端末から車両情報を受信して車両の修理を支援する。サーバにおいて、問診手段は、修理依頼者に対して車両状態について事故や災害に起因する修理であるか否かの項目を含んで問診する。検索手段は、問診手段の事故や災害に起因する修理であるか否かを含む問診結果に基づいて修理の対象とする車両と症状が類似する事例である類似事例に関する情報を検索する。検索結果通知手段は、検索手段の検索結果を通信端末に通知する。
即ち、サーバにおいて、修理依頼者に対して車両状態について事故や災害に起因する修理であるか否かの項目を含んで問診し、その問診結果に基づいて修理の対象とする車両と症状が類似する類似事例に関する情報を検索し、その検索結果を通信端末に通知するようにした。これにより、作業者は、サーバから通信端末に通知された情報を確認することで、類似事例を参照して修理を行うことができる。その結果、車両の修理を行う作業者の負担を軽減することができつつ、作業者が車両の修理を適切に行うことができる。

即ち、サーバにおいて、修理依頼者に対して車両状態について問診し、その問診結果に基づいて修理の対象とする車両と症状が類似する類似事例に関する情報を検索し、その検索結果を通信端末に通知するようにした。これにより、作業者は、サーバから通信端末に通知された情報を確認することで、類似事例を参照して修理を行うことができる。その結果、車両の修理を行う作業者の負担を軽減することができつつ、作業者が車両の修理を適切に行うことができる。
本発明の第1の実施形態を示す全体構成図 サーバの構成を示す機能ブロック図 修理支援APサーバの構成を示す機能ブロック図 車両及び通信端末の構成を示す機能ブロック図 処理の流れを示す図(その1) 処理の流れを示す図(その2) メインメニュー画面を示す図(その1) 車両登録画面を示す図 メインメニュー画面を示す図(その2) 車両選択画面を示す図 問診画面を示す図 問診する内容を示す図 エンジンの回転数の推移、画面の推移、及び車両から取得する車両情報を示す図 診断開始画面を示す図 暖機指示画面を示す図 第1の操作指示画面を示す図 第2の操作指示画面を示す図(その1) 第2の操作指示画面を示す図(その2) 第3の操作指示画面を示す図 検索条件入力画面を示す図 類似事例一覧画面を示す図 類似事例詳細画面を示す図 診断レポート画面を示す図 診断レポートを印刷出力した用紙を示す図 他の車両修理支援システムと連携した画面を示す図 本発明の第2の実施形態を示す全体構成図 本発明の第3の実施形態の問診画面を示す図(その1) 問診画面を示す図(その2) 問診画面を示す図(その3) 問診画面を示す図(その4) 問診画面を示す図(その5) 問診画面を示す図(その6) ALLダイアグ画面を示す図 類似事例検索画面を示す図(その1) 類似事例検索画面を示す図(その2) 調査結果入力画面を示す図 レポート作成画面を示す図 フローチャート
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図1から図25を参照して説明する。車両修理支援システム1は、図1に示すように、サーバ2と、M2M(Machine-to-Machine)サーバ3と、通信端末4とを有し、それぞれがインターネット5(通信網に相当)を介して接続可能に構成されている。
サーバ2は、その機能毎に、修理支援アプリケーション(修理支援AP)サーバ6と、修理支援データベース(修理支援DB)サーバ7(保存手段に相当)と、通信アプリケーション(通信AP)サーバ8とを有する。修理支援DBサーバ7は、車両の修理支援に必要な修理支援情報を記憶している。修理支援APサーバ6は、修理支援DBサーバ7に記憶されている修理支援情報を読出し、その読出した修理支援情報を用いて車両を修理支援する。通信APサーバ8は、サーバ2とM2Mサーバ3との間のデータ通信を制御する。
修理支援APサーバ6は、図2に示すように、制御部6a(コンピュータに相当)と、車両情報入出力部6bと、修理支援情報入出力部6cと、記憶部6dと、WEB画面記憶部6eと、通信制御部6fとを有する。制御部6aは、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を有するマイクロコンピュータにより構成されている。制御部6aは、CPUがROMに記憶されているコンピュータプログラムを実行することで、修理支援APサーバ6の動作全体を制御する。
車両情報入出力部6bは、通信端末4からM2Mサーバ3を経由して通信APサーバ8に受信された基本車両情報や車両情報(後述するダイアグやデータ)を入力し、その入力した基本車両情報や車両情報を制御部6aに出力する。修理支援情報入出力部6cは、修理支援DBサーバ7に記憶されている修理支援情報を入力し、その入力した修理支援情報を制御部6aに出力する。記憶部6dは、制御部6aが各種のデータ処理を実行するのに必要な各種のデータを記憶しており、その記憶しているデータの1つとしてWEB画面の材料となる画面元データを記憶している。
制御部6aは、記憶部6dに記憶されている画面元データを読出し、その読出した画面元データを構築してWEB画面を作成し、その作成したWEB画面をWEB画面記憶部6eに記憶する。ここでいうWEB画面とは、WWW(World Wide Web)システムを利用してインターネット上で公開可能な画面であり、テキストデータ、HTML(Hyper Text Markup Language)によるレイアウト情報、文書中に埋め込まれた画像、音声、動画等から構成される画面である。
制御部6aは、図3に示すように、その機能毎に、問診手段と、診断手段と、検索手段と、検索結果通知手段と、保存制御手段と、分析手段と、連携手段とを有する。問診手段は、修理依頼者に対して車両状態について問診する機能を有する。診断手段は、車両9から取得した車両情報を解析して車両を診断する機能を有する。検索手段は、問診結果及び診断結果に基づいて修理の対象とする車両9と症状が類似する事例である類似事例に関する情報を検索する機能を有する。検索結果通知手段は、検索結果を通信端末4に通知する機能を有する。保存制御手段は、問診結果、診断結果、類似事例に関する情報、及び修理の対象とする不具合の主原因部品に関する情報を修理支援DBサーバ7に保存する機能を有する。分析手段は、類似事例に関する情報、及び不具合の主原因部品に関する情報を分析する機能を有する。連携手段は、他の車両修理支援システムと連携する機能を有する。
通信制御部6fは、修理支援APサーバ6と通信端末4との間のデータ通信を制御し、WEB画面を構成するWEB画面データを通信端末4に送信したり、作業者が通信端末4を操作したことに応じて当該通信端末4から送信された操作信号を受信したりする。制御部6aは、通信端末4から送信された操作信号を通信制御部6を介して入力したり、通信端末4から送信された車両情報を車両情報入出力部6bを介して入力したりすると、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面の中から作業者に提供する(通信端末4が通信網5を介して表示可能となる)WEB画面を選択し、その選択したWEB画面を構成するWEB画面データの送信を準備する。サーバ2がWEB画面を提供するとは、通信端末4がインターネット5を介してWEB画面を表示可能な状態とすることである。
制御部6aは、その送信を準備したWEB画面データの送信条件が成立すると、そのWEB画面データを通信制御部6fから通信端末4に送信させる。このようにサーバ2から通信端末4にWEB画面データが送信されることで、サーバ2が提供したWEB画面を通信端末4がインターネット5を介して表示可能となる。即ち、サーバ2が作成したWEB画面を作業者が通信端末4を介して閲覧可能となる。
M2Mサーバ3は、M2Mプラットフォームサーバ3aを有する。M2Mサーバ3は、インターネット5を介してサーバ2に接続されており、サーバ2との間でインターネット5を介して基本車両情報や車両情報を送受信する。又、M2Mサーバ3は、例えば基本車両情報や車両情報を管理する等の別の機能を有するサーバ(図示せず)にもインターネット5を介して接続されており、その別の機能を有するサーバとの間でもインターネット5を介して基本車両情報や車両情報を送受信する。
通信端末4は、車両の診断及び修理を行う作業者が携帯可能な例えばタブレット型の端末である。作業者は、通信端末4を携帯することで、作業する範囲の制限を受けることなく、通信端末4に表示されるWEB画面を閲覧して確認しながら車両の診断及び修理を行うことが可能である。通信端末4は、図4に示すように、制御部4aと、接続コネクタ4bと、広域無線通信部4cと、コマンド変換部4dと、表示部4eと、操作受付部4fと、記憶部4gとを有する。
制御部4aは、CPU、ROM及びRAM等を有するマイクロコンピュータにより構成されている。制御部4aは、CPUがROMに記憶されているコンピュータプログラムを実行することで、通信端末4の動作全体を制御する。接続コネクタ4bは、OBD(On Board Diagnostic)2の規格に準拠した接続端子であり、車両9から車両情報を取得するための接続ケーブル10を接続可能である。本実施形態では、通信端末4と車両9とが接続ケーブル10を介して有線で接続される構成を説明しているが、通信端末4と車両9とが無線で接続される構成でも良い。
広域無線通信部4cは、インターネット5に接続可能であり、サーバ2との間でインターネット5を接続した状態でサーバ2からWEB画面データを受信可能(ダウンロード可能)であると共に、車両9から取得した基本車両情報や車両情報をM2Mサーバ3を経由してサーバ2に送信可能である。コマンド変換部4dは、通信端末4と車両9との間で送受信される基本車両情報や車両情報のデータ形式(プロトコル)と、通信端末4とサーバ2との間でインターネット5を介して送受信される基本車両情報や車両情報のデータ形式とを変換する(プロトコル変換する)。表示部4eは、例えばタッチ機能を有する液晶ディスプレイから構成されている。
制御部4aは、WEBブラウザ(インターネットブラウザ、WWWブラウザ)を組込んでおり、WEBブラウザの機能により、サーバ2から広域無線通信部4cに受信されたWEB画面データを構築してWEB画面を表示部4eに表示したり、ハイパーリンクを辿ったりすることが可能である。操作受付部4fは、例えば表示部4eに表示されるWEB画面上に形成されているタッチスイッチにより構成され、作業者の操作による設定入力を受付ける。記憶部4gは、制御部4aが各種のデータ処理を実行するのに必要な各種のデータを記憶している。
車両9は、上記した接続ケーブル10を接続可能な接続コネクタ9aと、その接続コネクタ9aとCAN(Controller Area Network)9bを介して接続されている第1の制御部11a、第2の制御部12a、第3の制御部13a及び第4の制御部14aとを有する。第1の制御部11aは、ACCスイッチ11bのオンオフを検知し、その検知結果を第1の表示部11c(インジケータ)に表示させる。第2の制御部12aは、アクセルペダル12bの操作量(踏込み量)を検知し、その検知結果を第2の表示部12c(タコメータ)に表示させる。第3の制御部13aは、ワイパースイッチ13bの操作位置(高速、中速、低速、オフ等)を検知し、その検知結果を第3の表示部13c(インジケータ)に表示させる。第4の制御部14aは、ライトスイッチ14bの操作位置(全灯、車幅灯、オフ等)を検知し、その検知結果を第4の表示部14c(インジケータ)に表示させる。
ACCスイッチ11bのオンオフを示す検知結果が第1の表示部11cに表示されることで、作業者はACCスイッチ11bのオンオフを確認することができる。又、アクセルペダル12bの操作量を示す検知結果が第2の表示部12cに表示されることで、作業者はアクセルペダル12bの操作量を確認することができる。又、ワイパースイッチ13bの操作位置を示す検知結果が第3の表示部13cに表示されることで、作業者はワイパースイッチ13bの操作位置を確認することができる。又、ライトスイッチ14bの操作位置を示す検知結果が第4の表示部14cに表示されることで、作業者はライトスイッチ14bの操作位置を確認することができる。
通信端末4は、接続ケーブル10を介して車両9と接続している状態では、基本車両情報要求や車両情報要求を車両9に送信し、基本車両情報や車両情報を車両9から受信する(取得する)。基本車両情報とは、例えば車両9に実装されているECU(Electronic Control Unit)のID(識別情報)等に関する情報であり、サーバ2と車両9との間でデータ通信が成立するか否かを認証するための情報である。車両情報とは、ダイアグやデータである。ダイアグとは、車両9に実装されているECUが保持している各種センサやアクチュエータ等のDTC(ダイアグノスティックトラブルコード、故障診断コード)、FFD(フリーズフレームデータ)、ペンディング等に関する情報である。データとは、例えばエンジンの回転数、エンジン冷却水の温度等、各種センサやアクチュエータの制御状態、ACCスイッチ11bのオンオフ、アクセルペダル12bの操作量、ワイパースイッチ13bの操作位置、ライトスイッチ14bの操作位置等に関する情報である。作業者が車両状態を変更すると、その車両状態の変更が車両情報に反映される。例えば作業者がアクセルペダル12bを操作すると(踏み込むと)、アクセルペダル12bの操作量の変動が車両情報に反映される。
上記した構成では、図1に示すように、通信端末4から送信された基本車両情報や車両情報は、M2Mサーバ3を経由してサーバ2に受信される。一方、サーバ2から送信されたWEB画面データは、M2Mサーバ3を経由せずに通信端末4に受信される。即ち、車両9から取得した基本車両情報や車両情報が通信端末4から送信されてサーバ2に受信される経路と、WEB画面データがサーバ2から送信されて通信端末4に受信される経路とは異なる。
次に、上記した構成の作用について、図5から図24を参照して説明する。
通信端末4は、サーバ2とインターネット5を介して接続している状態では、WEBブラウザの機能により、サーバ2からWEB画面データを受信し、その受信したWEB画面データを構築してWEB画面を表示可能となる。通信端末4は、メインメニュー画面を表示部4eに表示している状態で、作業者がメインメニュー画面から車両登録の項目を選択すると、車両登録開始要求を広域無線通信部4cからサーバ2に送信する(B1)。
サーバ2は、通信端末4から送信された車両登録開始要求を通信制御部6fにより受信すると(C1)、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から車両登録画面を選択して提供する(C2)。サーバ2が車両登録画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、車両登録画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して車両登録画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される車両登録画面を閲覧して確認し、修理支援の対象とする車両9を登録することができ、次の工程に進むことができる。又、通信端末4は、メインメニュー画面を表示部4eに表示している状態で、作業者がメインメニュー画面から修理支援の項目を選択すると、修理支援開始要求を広域無線通信部4cからサーバ2に送信する(B2)。
サーバ2は、通信端末4から送信された修理支援開始要求を通信制御部6fにより受信すると(C4)、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から車両選択画面を選択して提供する(C5)。サーバ2が車両選択画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、車両選択画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して車両選択画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される車両選択画面を閲覧して確認し、修理支援の対象とする車両9を選択することができ、次の工程に進むことができる。
作業者は、修理支援の対象とする車両9が新規の車両(過去に車両修理支援システム1の修理支援の対象となっていない車両であり、初めて修理支援の対象とする車両)であれば、登録番号や車台番号等を設定入力して修理支援の対象とする車両9を確定する。一方、作業者は、修理支援の対象とする車両9が新規登録でない車両(過去に車両修理支援システム1の修理支援の対象となった車両であり、2回目以降の修理支援の対象とする車両)であれば、登録番号や車台番号等が登録されている車両から選択して修理支援の対象とする車両9を確定する。
サーバ2は、作業者が修理支援の対象とする車両9を確定すると、車両9を選択し(C6)、修理支援の対象とする車両9について問診する(C7)(第1の手順)。即ち、サーバ2は、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から問診画面を選択して提供する(C8)。サーバ2が問診画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、問診画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して問診画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される問診画面を閲覧して確認し、修理を依頼した修理依頼者に対する問診(問診項目に対して回答する作業)を行うことができる。
サーバ2は、問診を終了すると、その問診結果を修理支援DBサーバ7に保存する。次いで、サーバ2は、修理支援の対象とする車両9について診断する(C9)(第4の手順)。即ち、サーバ2は、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から診断画面(後述する診断開始画面、暖機指示画面、第1の操作指示画面、第2の操作指示画面、第3の操作指示画面)を順次選択して順次提供する(C10)。サーバ2が診断画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、診断画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して診断画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される診断画面を閲覧して確認し、後述する図13に示すようなIGオン、エンジン始動、アイドル、レーシング、全開レーシング等の診断を行うことができる。
サーバ2は、診断を終了すると、その診断結果を修理支援DBサーバ7に保存する。次いで、サーバ2は、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から検索条件入力画面を選択して提供する(C11)。サーバ2が検索条件入力画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、検索条件入力画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して検索条件入力画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される検索条件入力を閲覧して確認し、検索条件を設定入力することができる。
サーバ2は、作業者が検索条件を設定入力すると、その作業者が設定入力した検索条件にしたがって修理支援DBサーバ7から類似事例を検索する(C12)(第2の手順)。サーバ2は、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から類似事例一覧画面のフレーム(ひな型)を選択し、今回の検索結果を当該フレーム内に記述した類似事例一覧画面を提供する(C13)(第3の手順)。サーバ2が類似事例一覧画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、類似事例一覧画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して類似事例一覧画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される類似事例一覧画面を閲覧して確認し、設定入力した検索条件に合致した類似事例を把握することができ、次の工程に進むことができる。
サーバ2は、作業者が類似事例の一覧から何れかの類似事例を選択すると(C14)、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から類似事例詳細画面のフレーム(ひな型)を選択し、今回の選択した類似事例を当該フレーム内に記述した類似事例詳細画面を提供する(C15)。サーバ2が類似事例詳細画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、類似事例詳細画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して類似事例詳細画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される類似事例詳細画面を閲覧して確認し、選択した類似事例の詳細な情報を把握することができ、次の工程に進むことができる。
サーバ2は、作業者が診断レポートの出力を選択すると(C16)、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から診断レポート画面のフレーム(ひな型)を選択し、今回の選択した類似事例を当該フレーム内に記述した診断レポート画面を提供する(C17)。サーバ2が診断レポート画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、診断レポート画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して診断レポート画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される診断レポート画面を閲覧して確認し、診断の内容を把握することができ、次の工程に進むことができる。
又、サーバ2は、作業者が類似事例及び主原因部品の入力を選択すると(C18)、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から類似事例及び主原因部品の入力画面を提供する(C19)。サーバ2が類似事例及び主原因部品の入力画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、その入力画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して入力画面を表示部4eに表示する。作業者が入力画面上で実際に実施した項目(症状、結果、不具合処理、主要交換部品等)について入力し、「確定」ボタンを押下すると、通信端末4は、その作業者が入力した内容をサーバ2に送信する。サーバ2は、通信端末4から送信された作業者が入力した内容を受信すると、その受信した内容を修理支援DBサーバ7に保存する(C20)。尚、以上に説明した一連の処理では、先に問診を行って後から診断を行っているが、これとは逆に、先に診断を行って後から問診を行っても良い。
以下、上記した一連の処理の具体例を図7から図25を参照して説明する。ここでは、エンジン(駆動機構)について、問診して診断する場合を説明する。図7に示すように、通信端末4がメインメニュー画面101を表示している状態で、作業者が「車両登録」アイコン101aを押下すると(選択すると)、通信端末4は、作業者が「車両登録」アイコン101aを押下したことを示す操作信号をサーバ2に送信する。
サーバ2は、通信端末4から送信された操作信号を受信すると、WEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、その受信したWEB画面データを構築し、図8に示すように、車両登録画面102を表示する。作業者は、車両登録画面102上で必要な項目(車台番号、登録番号等)を設定入力することで、修理支援の対象とする車両9の登録を行う。尚、通信端末4が情報コードを読取る機能を有していれば、車検証に印字されている情報コード(例えばQR(Quick Response)コード(登録商標))を読取ることで必要な項目を設定入力しても良い。次いで、通信端末4がメインメニュー画面101を表示している状態で、作業者が「修理支援」アイコン101bを押下すると(選択すると)、通信端末4は、作業者が「修理支援」アイコン101bを押下したことを示す操作信号をサーバ2に送信する。
サーバ2は、通信端末4から送信された操作信号を受信すると、WEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、図9に示すように、メインメニュー画面101上に修理支援を行うことを表示する。続いて、サーバ2は、車両選択画面103を構成するWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、そのWEB画面データを構築し、図10に示すように、車両選択画面103を表示する。作業者が修理支援の対象とする車両9を選択すると、通信端末4は、作業者が修理支援の対象とする車両9を選択したことを示す操作信号をサーバ2に送信する。尚、図10では、例えば「車両A」は車名を示し、例えば「PPP12−××××」は車台番号を示す。
サーバ2は、通信端末4から送信された操作信号を受信すると、問診画面104を構成するWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、その受信したWEB画面データを構築し、図11に示すように、問診画面104を表示する。作業者は、問診画面104上で必要な項目について回答を設定入力することで、サーバ2からの問診に対して回答を行う。図12は、問診の内容を示し、作業者は、製品区分、症状、詳細症状、不具合概要、環境、発生時の状況について回答を行う。尚、図12に示す問診の内容は一例であり、例示されている項目とは別の項目があっても良いし、例示されている項目の一部が欠けていても良い。このように、作業者はサーバ2からインターネット5を介して提供される問診画面104を利用して問診を行うことができる。この場合、サーバ2が問診画面104を提供するので、問診すべき項目を一律とすることができ、作業者の技術レベルにより問診すべき項目が充足されないことはない。又、製品区分、症状、詳細症状等にしたがって問診すべき項目を細分化することができる。
サーバ2は、問診を終了すると、診断を行う。ここでは、図13に示すように、サーバ2がエンジン(駆動機構)を診断する場合を説明する。サーバ2は、エンジンを診断する行う場合には、診断画面として、図14から図19に示すように、診断開始画面105、暖機指示画面106、第1の操作指示画面107、第2の操作指示画面108、第3の操作指示画面109のそれぞれを構成するWEB画面データを通信端末4に順次送信する。通信端末4は、サーバ2からそれぞれのWEB画面データを受信すると、その受信したそれぞれのWEB画面データを構築し、それぞれの画面105〜109を表示する。
診断開始画面105は、診断を開始するに際しての指示を作業者に知らせる画面である。作業者は、診断開始画面105を閲覧して確認することで、診断を開始するに際しての指示が、Pレンジ、エンジン暖機後、IGON(エンジン停止)、電気負荷OFF等であると把握することができる。
サーバ2は、作業者が診断開始画面105上で「開始」ボタン105aを押下すると、ダイアグ要求を通信APサーバ8からM2Mサーバ3を経由して通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2から送信されたダイアグ要求を広域無線通信部4fにより受信すると、その受信したダイアグ要求をコマンド変換し、そのコマンド変換したダイアグ要求を接続ケーブル10を介して車両9に送信する。車両9は、通信端末4から送信されたダイアグ要求を受信すると、その受信したダイアグ要求を解析し、そのダイアグ要求により指定されているダイアグを接続ケーブル10を介して通信端末4に送信する。通信端末4は、車両9から送信されたダイアグを受信すると、そのダイアグをコマンド変換し、そのコマンド変換したダイアグを広域無線通信部4cからM2Mサーバ3を経由してサーバ2に送信する。
続いて、サーバ2は、データ要求を通信APサーバ8からM2Mサーバ3を経由して通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2から送信されたデータ要求を広域無線通信部4fにより受信すると、その受信したデータ要求をコマンド変換し、そのコマンド変換したデータ要求を接続ケーブル10を介して車両9に送信する。車両9は、通信端末4から送信されたデータ要求を受信すると、その受信したデータ要求を解析し、そのデータ要求により指定されているデータを接続ケーブル10を介して通信端末4に送信する。通信端末4は、車両9から送信されたデータを受信すると、そのデータをコマンド変換し、そのコマンド変換したデータを広域無線通信部4cからM2Mサーバ3を経由してサーバ2に送信する。
暖機指示画面106は、エンジンの冷却水の現在の温度を示すデータを車両9から取得することで、暖機が必要であることを作業者に知らせる画面である。作業者は、暖機指示画面106を閲覧して確認することで、エンジンの冷却水の現在の温度(図15では「55℃」を例示している)を把握することができると共に、エンジンの冷却水の現在の温度が所定温度(図15では「70℃」を例示している)に達していない理由で暖機運転を実施する必要があること、エンジンの冷却水の温度が所定温度に達すると次の手順が自動で表示されることを把握することができる。尚、サーバ2は、エンジンの冷却水の温度が所定温度に達していると、暖機指示画面106を構成するWEB画面データを通信端末4に送信することはなく、通信端末4は、暖機指示画面106を表示することはない。
第1の操作指示画面107は、ブレーキを踏んで始動する指示を作業者に知らせる画面である。作業者は、第1の操作指示画面107を閲覧して確認することで、次の手順がブレーキを踏んで始動する作業であることを把握することができ、そのブレーキを踏んで始動するタイミングを把握することができる。尚、サーバ2は、このようにブレーキを踏んで始動することを促す第1の操作指示画面107を提供する場合には、作業者が始動開始するタイミングをカウントダウンにより指示する。即ち、上記したように基本車両情報や車両情報が通信端末4から送信されてサーバ2に受信される経路と、WEB画面データがサーバ2から送信されて通信端末4に受信される経路とは異なる。そのため、始動開始に関係するデータを通信端末4から受信する準備をサーバ2が完了していない状態で、始動開始に関係するデータを通信端末4が送信してしまうと、サーバ2がデータを受信することができない可能性がある。このような事情を考慮し、サーバ2は、始動開始に関係するデータを通信端末4から受信する準備を完了した後に、作業者が始動開始を行うように第1の操作指示画面107において作業者が始動開始するタイミングを調整する(同期を確立する)。尚、作業者が始動開始するタイミングをカウントダウンにより指示することに限らず、第1の操作指示画面107を表示するタイミングを調整しても良い。又、後述する第2の操作指示画面108及び第3の操作指示画面109についても、これと同様にして、作業者が作業を行うタイミングを調整する。
第2の操作指示画面108は、エンジンの回転数を所定数(図17では「2000rpm」を例示している)まで上昇させて一定に維持する指示を作業者に知らせる画面である。作業者は、第2の操作指示画面108を閲覧して確認することで、次の手順がエンジンの回転数を所定数まで上昇させて一定に維持する作業であることを把握することができる。尚、第2の操作指示画面108では、エンジンの回転数を所定数まで上昇させる指示が記述されているので、作業者がエンジンの回転数を確認可能となるように、エンジンの回転数の範囲を示すスケール108b(図17では「0〜5000rpm」を例示している)と、目標となる目標ライン108cと、目標ライン108cの周囲の目標エリア108dと、エンジンの回転数を示すバー108eとが表示される。これらスケール108b、目標ライン108c、目標エリア108d、バー108eは、カラー表示される。
作業者がアクセルペダル12bを操作すると(踏み込むと)、その操作量に応じたエンジンの回転数を含む車両情報が車両9から通信端末4及びM2Mサーバ3を経由してサーバ2に受信されることで、エンジンの回転数が第2の操作指示画面108上に反映される。具体的には、図18にも示すように、作業者がアクセルペダル12bを操作することに応じて第2の操作指示画面108上でエンジンの回転数を示すバー108eの長さが伸縮する。この場合、サーバ2がエンジンの回転数を示すデータを受信する準備を完了した後に、作業者がアクセルペダル12bを操作するように第2の操作指示画面108を表示するタイミングを調整することで、作業者がアクセルペダル12bを操作したことに連動し、第2の操作指示画面108上でエンジンの回転数を示すバー108eの長さが伸縮することになる。即ち、作業者がアクセルペダル12bを操作したことにも拘らずバー108eの長さが伸縮しなかったり、作業者がアクセルペダル12bを操作したタイミングから遅れてバー108eの長さが伸縮したりする状況を回避し、違和感を作業者に与えてしまうことを未然に回避することができる。
又、このように作業者がアクセルペダル12bを操作する操作量に追従してバー108eの長さが伸縮するので、修理支援の対象とする車両9にタコメータ(エンジンの回転数を示す回転速度計)が実装されていなくても、第2の操作指示画面108を閲覧して確認することで、エンジンの回転数を確認することができる。又、第2の操作指示画面108をWEB画面により提供するので、スケール108bの分解能(目盛り)を自在に設定することができる。そのため、修理支援の対象とする車両9にタコメータが実装されていたとしても、スケール108bの分解能をタコメータの分解能よりも高く設定すれば、第2の操作指示画面108を閲覧して確認することで、エンジンの回転数の微調整を容易に行うことができる。
第3の操作指示画面109は、アクセルを全開にする指示を作業者に知らせる画面である。作業者は、第3の操作指示画面109を閲覧して確認することで、次の手順がアクセルを全開にする(アクセルペダル12bの踏み込みを最大とする)作業であることを把握することができる。尚、第3の操作指示画面109でも、作業者がエンジンの回転数を確認可能となるように、スケール109aと、目標ライン109bと、目標エリア109cと、バー109dとが表示される。このように、作業者はサーバ2からインターネット5を介して提供される一連の診断画面(診断開始画面105、暖機指示画面106、第1の操作指示画面107、第2の操作指示画面108、第3の操作指示画面109)を利用して診断を行うことができる。尚、サーバ2は、上記した一連の処理の中でダイアグを取得しても良いし、修理支援サービスの中のDTC取得機能を利用してダイアグを取得しても良い。
サーバ2は、診断を終了すると、検索条件入力画面110を構成するWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、そのWEB画面データを構築し、図20に示すように、検索条件入力画面110を表示する。作業者は、検索条件入力画面110上で必要な項目(車両メーカ、車名等)について検索条件を設定入力する。
作業者が検索条件を設定入力して「検索」ボタン109aを押下すると、通信端末4は、作業者が「検索」ボタン110aを押下したことを示す操作信号をサーバ2に送信する。サーバ2は、通信端末4から送信された操作信号を受信すると、その作業者が設定入力した検索条件に合致する類似事例を修理支援DBサーバ7から検索し、その検索結果を含むWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、そのWEB画面データを構築し、図21に示すように、今回の検索により取得した類似事例の一覧及び主原因部品を検索条件入力画面110に組み込んで類似事例一覧画面111として表示する。作業者は、類似事例一覧画面111を閲覧して確認することで、検索条件に合致する類似事例の一覧及び主原因部品を把握することができる。即ち、類似事例の一覧から主原因部品を把握することで、今回の不具合の原因を探索する手間を不要として速やかに特定することができ、作業工数を格段に短くすることができる。
次いで、作業者が類似事例一覧画面111上で何れかの類似事例を選択すると、通信端末4は、作業者が選択した類似事例を示す操作信号をサーバ2に送信する。サーバ2は、通信端末4から送信された操作信号を受信すると、その作業者が選択した類似事例に関する詳細な内容を示す類似事例詳細画面112を構成するWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、そのWEB画面データを構築し、図22に示すように、類似事例詳細画面112を表示する。作業者は、類似事例詳細画面112を閲覧して確認することで、選択した類似事例の詳細な内容を把握することができる。
次いで、作業者が診断レポートの出力を選択すると、通信端末4は、作業者が診断レポートの出力を指示したことを示す操作信号をサーバ2に送信する。サーバ2は、通信端末4から送信された操作信号を受信すると、診断レポート画面113を構成するWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、そのWEB画面データを構築し、図23に示すように、診断レポート画面113を表示する。作業者は、診断レポート画面113を閲覧して確認することで、選択した類似事例の診断レポートを取得することができる。又、通信端末4は、図24に示すように、診断レポートを所定サイズの用紙201に印字出力することも可能である。又、サーバ2は、修理支援DBサーバ7に保存されている過去の類似事例及び主原因部品を統計的に分析することで、類似事例一覧画面111に表示する類似事例検索結果一覧及び主原因部品の件数や順序等を変更することが可能である。更に、類似事例一覧画面が表示されている状態で作業者が所定のボタン202を押下すると、通信端末4は、図25に示すように、他の車両修理支援システムと連携した画面を表示する。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、車両修理支援システム1において、サーバ2が、作業者が問診を行うための問診画面104や診断を行うための一連の診断画面105〜109をインターネット5を介して通信端末4に提供することで車両修理の対象とする車両9を問診すると共に診断し、問診結果及び診断結果に基づいて修理の対象とする車両9と症状が類似する類似事例に関する情報を検索して通信端末4に通知するようにした。これにより、サーバ2から通信端末4に通知された類似事例に関する情報を作業者が参照して修理を行うことで、作業者の負担を軽減することができつつ、作業者が車両9の修理を適切に行うことができる。又、サーバ2が類似事例に関する情報を管理することで、不特定多数の作業者が修理手順等を共有することができ、作業者の技術レベルの違いによる修理内容のばらつきを抑えることができ、作業者の技術レベルの違いに依らず修理内容を一定の水準に保つことができる。
又、車両9の問診や診断を行う作業者への指示を含むWEB画面を、サーバ2がインターネット5を介して通信端末4に提供するようにした。これにより、通信端末4を扱う作業者は、通信端末4に表示されるWEB画面を閲覧して確認することで、自身への指示を把握することができ、その指示にしたがって車両9の問診や診断を行うことができる。この場合、例えば車両状態を刻々と変化させる複数の手順を伴う複雑な指示であっても、サーバ2がWEB画面を逐一更新することで、その複雑な指示を作業者に適切に与えることができる。
又、このように作業者への指示をWEB画面により行うことで、通信端末4に大容量の記憶手段が必要となったりソフトウェアのメンテナンスが複雑になったりすることはなく、通信端末4の負担が増大することを回避することができる。又、多種多様な車両9の特性(車種、エンジン型式、駆動方式(2WD/4WD)、トランスミッション等の特性)毎にWEB画面を作成して対応することができ、診断の対象とする車両9の特性毎に複数の通信端末4を用意する必要もない。又、WEB画面を表示する機能(WEBブラウザ)を有する通信端末4であれば良く、通信端末4を汎用化することができ、容易に実現することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図26を参照して説明する。第1の実施形態は、通信端末4を車両に直接接続することで、通信端末4が車両から車両情報を直接取得する構成であるが、第2の実施形態は、通信端末を専用の車両接続端末を介して車両に接続することで、通信端末4が車両から車両情報を車両接続端末を介して取得する構成である。
車両接続端末21は、動作全体を制御する制御部21aと、第1の実施形態で説明した接続コネクタ4b及びコマンド変換部4dに相当する接続コネクタ21b及びコマンド変換部21cと、通信端末22との間でBluetooth(登録商標)通信を行うBT通信部21dとを有する。通信端末22は、動作全体を制御する制御部22aと、車両接続端端末21との間でBluetooth通信を行うBT通信部22bと、第1の実施形態で説明した広域無線通信部4c、表示部4e、操作受付部4f及び記憶部4gに相当する広域無線通信部22c、表示部22d、操作受付部22e及び記憶部22fとを有する。尚、車両接続端末21と通信端末22とがBluetoothで接続される構成に限らず、他の無線通信方式(無線LAN等)で接続される構成でも良い。又、車両接続端末21と通信端末22とが有線で接続される構成でも良い。このように第1の実施形態で説明した通信端末4の機能が車両接続端末21と通信端末22との2つの端末に分担される構成であっても、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図27から図38を参照して説明する。第3の実施形態は、作業者が修理依頼者に対する問診を行う場合に、今回の修理が事故や災害に起因する修理であるか否かの項目を含んで問診する。
即ち、通信端末4は、作業者が「問診」のタブを選択すると、図27に示すように、問診画面121を表示する。作業者は、問診画面121上では、事故や災害に起因する修理であるか否かを「はい」ボタン121a又は「いいえ」ボタン121bの何れかにより選択する。作業者は、事故や災害に起因する修理である場合には、「はい」ボタン121aを選択し、一方、事故や災害以外(例えば経年劣化による故障等)に起因する修理である場合には、「いいえ」ボタン121bを選択する。
又、通信端末4は、作業者が問診画面121上で「はい」ボタン121a又は「いいえ」ボタン121bを選択した後に、製品区分の入力欄121cのプルダウンアイコン121dを操作すると、図28に示すように、その製品区分の項目の候補を一覧表示する。通信端末4は、この状態から作業者が該当する項目を選択すると、その作業者が選択した項目を製品区分の入力欄121cに設定入力する。図28では、作業者が「ガソリンエンジン」を選択し、その選択した「ガソリンエンジン」を製品区分の入力欄121cに設定入力した場合を例示している。
次いで、通信端末4は、図29に示すように、次の項目である症状(主な症状、他の症状)の入力欄121eを表示する。この場合も、作業者が主な症状の入力欄121eのプルダウンアイコン121fを操作すると、図30に示すように、その主な症状の項目の候補を一覧表示する。通信端末4は、この状態から作業者が該当する項目を選択すると、その作業者が選択した項目を主な症状の入力欄121eに設定入力する。図30では、作業者が「始動不良・不可」を選択し、その選択した「始動不良・不可」を主な症状の入力欄121eに設定入力した場合を例示している。通信端末4は、これ以降、他の項目についても、同様にして、図31に示すように、該当する内容を設定入力する。図31では、作業者が主な症状の詳細として「始動できるが始動時間が長い」を選択し、他の症状として「異音」を選択した場合を例示している。尚、通信端末4は、作業者が問診画面121をスクロールすると、図32に示すように、作業者が後続の問診詳細の内容を選択する画面を表示する。
次いで、通信端末4は、作業者が「ALLダイアグ」のタブを選択すると、図33に示すように、ALLダイアグ画面122を表示する。通信端末4は、作業者がALLダイアグ画面122上で「登録」ボタン122aを操作することで、車両9から取得したダイアグの情報をサーバ2に送信する。
次いで、通信端末4は、作業者が「類似事例検索」のタブを選択すると、図34に示すように、類似事例検索画面123を表示する。類似事例検索画面123上では、問診画面121で設定入力したメーカー、車名、製品区分、主な症状等の項目が設定入力されていると共に、ALLダイアグ画面122上で「登録」ボタン122aを操作したことで車両9から取得したダイアグの情報(故障コード)が設定入力されている。又、作業者が問診画面121上で事故や災害に起因する修理である旨(「はい」ボタン121a)を選択したことで、原因の項目に「事故/災害」が設定入力されている。この場合、それぞれの項目にはチェックボックスが設けられており、そのチェックが付せられている状態では該当する項目が検索条件として有効となり、そのチェックが外されている状態では該当する項目が検索条件として無効となる。即ち、作業者は、チェックを外すことで、そのチェックを外した項目を検索条件から外すことができ、より多くの類似事例を取得可能となる。一方、作業者は、チェックを付すことで、そのチェックを付した項目を検索条件に含めることができ、より高い類似度の類似事例を取得可能となる。尚、初期状態では全ての項目でチェックが付されている。
通信端末4は、作業者が類似事例検索画面123上で「検索」ボタン123aを操作することで、操作信号をサーバ2に送信する。サーバ2は、通信端末4から送信された操作信号を受信すると、その作業者が設定入力した検索条件に合致する類似事例を修理支援DBサーバ7から検索し、その検索結果を含むWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、そのWEB画面データを構築し、図35に示すように、今回の検索により取得した類似事例の一覧を表示する。本実施形態では、上記したように事故や災害に起因する修理であるか否かを設定入力するので、事故や災害に起因して修理した類似事例と、事故や災害以外(例えば経年劣化による故障等)に起因して修理した類似事例とを区別して取得可能となる。即ち、事故や災害に起因する修理と、事故や災害以外に起因する修理とでは、修理の内容が異なるのが普通であるので、それらを区分して検索することで、より適切な(今回の修理に有効な)類似事例を取得することができる。
次いで、通信端末4は、作業者が「調査結果入力」のタブを選択すると、図36に示すように、調査結果入力画面124を表示する。通信端末4は、作業者が調査結果入力画面124上で調査内容、修理内容、主原因部品、備考等にそれぞれ該当する内容を設定入力することで、その内容をサーバ2に送信する。そして、通信端末4は、作業者が「レポート作成」のタブを選択すると、図37に示すように、レポート作成画面125を表示する。通信端末4は、作業者がレポート作成画面125上で印刷する項目を選択して印刷を指示することで、その内容を印刷したレポートを出力する。
図38は、上記した一連の処理の流れを示している。即ち、サーバ2は、作業者が通信端末4の問診画面121上で設定入力した問診情報を通信端末4から受信し(S1)、通信端末4が車両9から取得したダイアグの情報を通信端末4から受信する(S2)。サーバ2は、作業者が類似事例検索画面123上で類似事例の検索を指示すると、作業者が設定入力した検索条件に合致する類似事例を修理支援DBサーバ7から検索する(S3〜5)。この場合、作業者が問診画面121上で事故や災害に起因する修理であるか否かを設定入力しているので、サーバ2は、事故や災害に起因して修理した類似事例と、事故や災害以外(例えば経年劣化による故障等)に起因して修理した類似事例とを区別して検索する。そして、サーバ2は、今回の検索により取得した類似事例の一覧を通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2から類似事例の一覧を受信すると、その受信した類似事例の一覧を表示する(S6)。
上記した一連の処理により、作業者は、修理の対象が事故や災害に起因する場合であれば、事故や災害に起因する修理である旨を問診画面121上で設定入力することで、事故や災害に起因する事例に限定して類似事例の一覧を取得することができる。一方、作業者は、修理の対象が事故や災害以外に起因する場合であれば、事故や災害に起因する修理でない旨を問診画面121上で設定入力することで、事故や災害以外に起因する事例に限定して類似事例の一覧を取得することができる。
これ以降、サーバ2は、作業者が調査結果入力画面124上で調査内容、修理内容、主原因部品、備考等にそれぞれ該当する内容を設定入力すると、通信端末4から受信した内容を登録する(S7)。又、通信端末4は、作業者がレポート作成画面125上で印刷する項目を選択して印刷を指示すると、その内容をレポート出力する(S8)。
以上に説明したように第3の実施形態によれば、問診する項目として事故や災害に起因する修理であるか否かの項目を含み、事故や災害に起因して修理した類似事例と、事故や災害以外(例えば経年劣化による故障等)に起因して修理した類似事例とを区別して検索するようにした。これにより、事故や災害に起因する事例及び事故や災害以外に起因する事例のうち何れかに限定して類似事例の一覧を取得することができる。その結果、類似事例を高い精度で検索することができ、より適切に修理支援を行うことができる。又、類似事例を限定することで、必要な類似事例を取得するまでに要する時間を短縮することができ、修理作業を開始するまでに要する時間を短縮することもできる。又、問診の対象とする項目を大項目(製品区分の項目)から小項目(製品区分に対応する症状の項目)へと進めて問診するようにした。これにより、作業者が設定入力する内容をツリー構成により限定することができ、検索条件を設定する際の操作性を高めることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
エンジンを診断する場合に適用することに限らず、例えばカーエアコン等の他の機構を診断する場合に適用しても良い。
エンジンの診断は、ダイアグ、始動、アイドル、レーシング、全開レーシングを一連の流れで行うことに限らず、ダイアグのみ、始動のみ、アイドルのみ等のように分割して行っても良いし、始動とアイドルとの2つ以上の組み合せとして行っても良い。
WEB画面における作業者への指示は、文字のみに限らず、画像を組み合わせても良く、静止画や動画を用いても良い。又、例えば画像に連動して音声を出力する等しても良い。画像を組み合わせることで、作業者への指示をより正確に与えられる効果を期待することができる。
車両9の内部において、接続コネクタ9aと第1の制御部11a〜第4の制御部14aとの間の接続はCANに限らず、車載Ethernet(登録商標)、Flexray(登録商標)等の他の通信方式を利用しても良い。
類似事例を検索する際の検索条件として問診結果と診断結果とを併用することに限らず、類似事例を検索する際の検索条件として問診結果のみを採用しても良い。
図面中、1は車両修理支援システム、2はサーバ、4は通信端末、5はインターネット(通信網)、6aは制御部(問診手段、診断手段、検索手段、検索結果通知手段、保存制御手段、分析手段、連携手段、コンピュータ)、7は修理支援データベースサーバ(保存手段)、9は車両である。

Claims (16)

  1. 車両から車両情報を取得する通信端末(4)と、前記通信端末から車両情報を受信して車両の修理を支援するサーバ(2)と、を備えた車両修理支援システム(1)において、
    前記サーバは、問診の画面データを前記通信端末に送信することで修理依頼者に対して車両状態について事故や災害に起因する修理であるか否かの項目を含んで問診する問診手段(6a)と、前記問診手段の事故や災害に起因する修理であるか否かを含む問診結果に基づいて修理の対象とする車両と症状が類似する事例である類似事例に関する情報を検索する検索手段(6a)と、前記検索手段の検索結果を前記通信端末に通知する検索結果通知手段(6a)と、を備え
    前記サーバが前記通信端末から車両情報を取得する経路と、前記サーバが前記画面データを前記通信端末に送信する経路とが異なることを特徴とする車両修理支援システム。
  2. 車両から車両情報を取得する通信端末(4)と、前記通信端末から車両情報を受信して車両の修理を支援するサーバ(2)と、を備えた車両修理支援システム(1)において、
    前記サーバは、問診の画面データを前記通信端末に送信することで修理依頼者に対して車両状態について問診する問診手段(6a)と、車両から取得した車両情報を解析して車両を診断する診断手段(6a)と、前記問診手段の問診結果及び前記診断手段の診断結果に基づいて修理の対象とする車両と症状が類似する事例である類似事例に関する情報を検索する検索手段(6a)と、前記検索手段の検索結果を前記通信端末に通知する検索結果通知手段(6a)と、を備え
    前記サーバが前記通信端末から車両情報を取得する経路と、前記サーバが前記画面データを前記通信端末に送信する経路とが異なることを特徴とする車両修理支援システム。
  3. 請求項1又は2に記載した車両修理支援システムにおいて、
    前記問診手段は、問診の対象とする項目を大項目から小項目へと進めて問診することを特徴とする車両修理支援システム。
  4. 請求項3に記載した車両修理支援システムにおいて、
    前記問診手段は、製品区分の項目を問診し、続いて、その製品区分に対応する症状の項目を問診することを特徴とする車両修理支援システム。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載した車両修理支援システムにおいて、
    前記検索結果通知手段は、前記検索手段の検索結果として、前記類似事例の一覧を前記通信端末に通知することを特徴とする車両修理支援システム。
  6. 請求項5に記載した車両修理支援システムにおいて、
    前記検索結果通知手段は、前記検索手段の検索結果として、前記類似事例の一覧のうち何れかの類似事例の詳細な内容を前記通信端末に通知することを特徴とする車両修理支援システム。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載した車両修理支援システムにおいて、
    前記検索結果通知手段は、前記検索手段の検索結果として、修理の対象とする不具合の主原因部品を前記通信端末に通知することを特徴とする車両修理支援システム。
  8. 請求項7に記載した車両修理支援システムにおいて、
    前記サーバは、前記問診手段の問診結果、前記類似事例に関する情報、及び前記主原因部品に関する情報のうち少なくとも何れかを保存手段(7)に保存する保存制御手段(6a)を備えたことを特徴とする車両修理支援システム。
  9. 請求項8に記載した車両修理支援システムにおいて、
    前記サーバは、前記保存手段に保存されている前記類似事例に関する情報、及び前記主原因部品に関する情報のうち少なくとも何れかを統計的に分析する分析手段(6a)を備えたことを特徴とする車両修理支援システム。
  10. 請求項9に記載した車両修理支援システムにおいて、
    前記検索結果通知手段は、前記検索手段の検索結果を前記通信端末に通知する態様を、前記分析手段の分析結果に応じて変更可能であることを特徴とする車両修理支援システム。
  11. 請求項1から10の何れか一項に記載した車両修理支援システムにおいて、
    前記サーバは、他の車両修理支援システムと連携する連携手段(6a)を備えたことを特徴とする車両修理支援システム。
  12. 請求項1から11の何れか一項に記載した車両修理支援システムにおいて、
    前記検索結果通知手段は、前記検索結果を、前記通信端末が通信網を介して表示可能に提供することを特徴とする車両修理支援システム。
  13. 車両から車両情報を取得する通信端末(4)と共に車両修理支援システム(1)を構成し、前記通信端末から車両情報を受信して車両の修理を支援するサーバ(2)において、
    前記通信端末から車両情報を取得する経路とは異なる経路で問診の画面データを前記通信端末に送信することで修理依頼者に対して車両状態について事故や災害に起因する修理であるか否かの項目を含んで問診する問診手段(6a)と、
    前記問診手段の事故や災害に起因する修理であるか否かを含む問診結果に基づいて修理の対象とする車両と症状が類似する事例である類似事例に関する情報を検索する検索手段(6a)と、
    前記検索手段の検索結果を前記通信端末に通知する検索結果通知手段(6a)と、を備えたことを特徴とするサーバ。
  14. 車両から車両情報を取得する通信端末(4)と共に車両修理支援システム(1)を構成し、前記通信端末から車両情報を受信して車両の修理を支援するサーバ(2)において、
    前記通信端末から車両情報を取得する経路とは異なる経路で問診の画面データを前記通信端末に送信することで修理依頼者に対して車両状態について問診する問診手段(6a)と、
    車両から取得した車両情報を解析して車両を診断する診断手段(6a)と、
    前記問診手段の問診結果及び前記診断手段の診断結果に基づいて修理の対象とする車両と症状が類似する事例である類似事例に関する情報を検索する検索手段(6a)と、
    前記検索手段の検索結果を前記通信端末に通知する検索結果通知手段(6a)と、を備えたことを特徴とするサーバ。
  15. 車両から車両情報を取得する通信端末と共に車両修理支援システムを構成し、前記通信端末から車両情報を受信して車両の修理を支援するサーバに設けられているコンピュータ(6a)に、
    前記通信端末から車両情報を取得する経路とは異なる経路で問診の画面データを前記通信端末に送信することで修理依頼者に対して車両状態について事故や災害に起因する修理であるか否かの項目を含んで問診する第1の手順と、
    前記第1の手順による事故や災害に起因する修理であるか否かを含む問診結果に基づいて修理の対象とする車両と症状が類似する事例である類似事例に関する情報を検索する第2の手順と、
    前記第2の手順の検索結果を前記通信端末に通知する第3の手順と、を実行させるためのコンピュータプログラム。
  16. 車両から車両情報を取得する通信端末と共に車両修理支援システムを構成し、前記通信端末から車両情報を受信して車両の修理を支援するサーバに設けられているコンピュータ(6a)に、
    前記通信端末から車両情報を取得する経路とは異なる経路で問診の画面データを前記通信端末に送信することで修理依頼者に対して車両状態について問診する第1の手順と、
    車両から取得した車両情報を解析して車両を診断する第4の手順と、
    前記第1の手順による問診結果及び前記第4の手順による診断結果に基づいて修理の対象とする車両と症状が類似する事例である類似事例に関する情報を検索する第2の手順と、
    前記第2の手順の検索結果を前記通信端末に通知する第3の手順と、を実行させるためのコンピュータプログラム。
JP2013153535A 2013-04-22 2013-07-24 車両修理支援システム、サーバ及びコンピュータプログラム Active JP6123545B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013153535A JP6123545B2 (ja) 2013-04-22 2013-07-24 車両修理支援システム、サーバ及びコンピュータプログラム
EP14788554.5A EP2991026A4 (en) 2013-04-22 2014-04-15 VEHICLE REPAIR ASSIST SYSTEM, SERVER AND COMPUTER PROGRAM
PCT/JP2014/002115 WO2014174791A1 (ja) 2013-04-22 2014-04-15 車両修理支援システム、サーバ及びコンピュータプログラム
US14/785,254 US10210264B2 (en) 2013-04-22 2014-04-15 Vehicle-repair support system, server, and computer program

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013089665 2013-04-22
JP2013089665 2013-04-22
JP2013153535A JP6123545B2 (ja) 2013-04-22 2013-07-24 車両修理支援システム、サーバ及びコンピュータプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014225216A JP2014225216A (ja) 2014-12-04
JP2014225216A5 JP2014225216A5 (ja) 2015-08-06
JP6123545B2 true JP6123545B2 (ja) 2017-05-10

Family

ID=51791380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013153535A Active JP6123545B2 (ja) 2013-04-22 2013-07-24 車両修理支援システム、サーバ及びコンピュータプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10210264B2 (ja)
EP (1) EP2991026A4 (ja)
JP (1) JP6123545B2 (ja)
WO (1) WO2014174791A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7121266B2 (ja) 2018-05-30 2022-08-18 タイガー魔法瓶株式会社 コーヒーメーカー

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6123545B2 (ja) * 2013-04-22 2017-05-10 株式会社デンソー 車両修理支援システム、サーバ及びコンピュータプログラム
DE102013211726A1 (de) * 2013-06-20 2014-12-24 Robert Bosch Gmbh Informationssystem und Verfahren zum Auswählen und Wiedergeben von Informationen, insbesondere zum Einsatz im Werkstattbereich
US20170154476A1 (en) * 2015-11-30 2017-06-01 Metal Industries Research & Development Centre Information backing up method and system
FR3050768B1 (fr) 2016-04-27 2019-09-13 Continental Automotive France Procede de diagnostic du fonctionnement d'un injecteur de moteur diesel d'un vehicule automobile
US10332319B2 (en) * 2016-10-04 2019-06-25 Snap-On Incorporated Methods and systems for updating diagnostic and repair information
US10692051B2 (en) * 2017-02-08 2020-06-23 Snap-On Incorporated Method and system for displaying vehicle service information based on ordered group of information set identifiers
JP6962732B2 (ja) * 2017-07-26 2021-11-05 Gmoグローバルサイン・ホールディングス株式会社 車両診断システム及びそれに用いられるアダプタ、診断用端末装置、携帯端末装置及びサーバ装置、並びに車両診断方法
CN111246818B (zh) 2017-09-22 2024-02-23 直观外科手术操作公司 增强计算机辅助远程操作外科手术中不同组织之间的可见差异
US11010992B2 (en) * 2018-04-09 2021-05-18 Ford Global Technologies, Llc In-vehicle surveys for diagnostic code interpretation
CN109508395B (zh) * 2018-09-26 2022-03-29 安徽四创电子股份有限公司 一种基于车型检索的智能串并案的方法
JP2021177416A (ja) * 2019-09-09 2021-11-11 株式会社荏原製作所 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置及び端末装置
KR102568741B1 (ko) * 2021-04-29 2023-08-22 김기영 보일러 및 난방배관 수리/교체/시공 중개 서비스 플랫폼 및 이를 지원하는 시스템

Family Cites Families (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5377098A (en) * 1988-02-26 1994-12-27 Nissan Motor Co., Ltd. Method and apparatus for compiling data relating to damage extent, panel and chassis member rectification work, painting work and costs
JP2985505B2 (ja) 1991-07-08 1999-12-06 株式会社日立製作所 品質情報収集診断システム及びその方法
US5491631A (en) * 1991-12-25 1996-02-13 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Fault diagnostic system for vehicles using identification and program codes
JP2957501B2 (ja) 1997-01-08 1999-10-04 翼システム株式会社 事故車修理費見積システム
JPH10253389A (ja) 1997-03-12 1998-09-25 Tsubasa Syst Kk 車両修理費見積システム
US20040133319A1 (en) * 1999-07-30 2004-07-08 Oshkosh Truck Corporation User interface and method for vehicle control system
JP2003015877A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Kawasaki Heavy Ind Ltd 事例ベース推論方法および事例ベース推論装置
JP2003114943A (ja) 2001-10-04 2003-04-18 Hitachi Mobile Co Ltd 自動車故障診断装置、自動車データセンタ及び自動車故障診断システム
JP4310058B2 (ja) 2001-10-25 2009-08-05 株式会社ブロードリーフ ネットワークを介した自動車情報取得方法および車輌の修理整備依頼方法
JP2004005169A (ja) 2002-05-31 2004-01-08 Honda Motor Co Ltd 製品問診装置及び製品問診方法
US7693720B2 (en) * 2002-07-15 2010-04-06 Voicebox Technologies, Inc. Mobile systems and methods for responding to natural language speech utterance
JP4546072B2 (ja) * 2003-12-12 2010-09-15 東京海上日動調査サービス株式会社 情報処理方法及びコンピュータ・システム
US7970527B2 (en) * 2004-11-01 2011-06-28 Fujitsu Ten Limited Engine start control apparatus and engine start control method
JP4184338B2 (ja) * 2004-12-28 2008-11-19 株式会社アーネスト 車両関連部品の情報提供方法,情報提供サーバ,情報提供システム
US8352539B2 (en) * 2005-03-03 2013-01-08 Denso It Laboratory, Inc. Content distributing system and content receiving and reproducing device
US8600605B2 (en) * 2006-01-30 2013-12-03 GM Global Technology Operations LLC Distributed diagnostics architecture
US7536457B2 (en) * 2006-05-08 2009-05-19 Drivecam, Inc. System and method for wireless delivery of event data
US9026400B2 (en) 2007-06-28 2015-05-05 Innova Electonics, Inc. Diagnostic process for home electronic devices
US8862347B2 (en) * 2008-05-09 2014-10-14 Gm Global Technology Operations, Llc Motor vehicle performance monitoring system and method
US20090300065A1 (en) * 2008-05-30 2009-12-03 Birchall James T Computer system and methods for improving identification of subrogation opportunities
CA2729231C (en) * 2008-12-18 2019-01-15 Bce Inc. Processing of communication device signatures for use in securing nomadic electronic transactions
US8655464B2 (en) * 2009-06-09 2014-02-18 Microsoft Corporation Adaptive playlist onboard a vehicle
US20110087505A1 (en) * 2009-10-14 2011-04-14 Summit Mobile Solutions, Inc. Method and system for damage reporting and repair
US8624758B2 (en) * 2010-03-23 2014-01-07 Mavizon, Llc Communication system including telemetric device for a vehicle connected to a cloud service
WO2011160125A1 (en) * 2010-06-19 2011-12-22 SHzoom LLC Vehicle repair cost estimate acquisition system and method
JP2012049749A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Sony Corp 情報処理装置及び情報処理方法
US10665040B2 (en) * 2010-08-27 2020-05-26 Zonar Systems, Inc. Method and apparatus for remote vehicle diagnosis
JP5138760B2 (ja) 2010-11-10 2013-02-06 富士通テン株式会社 情報記録装置
US9208626B2 (en) * 2011-03-31 2015-12-08 United Parcel Service Of America, Inc. Systems and methods for segmenting operational data
US20130013176A1 (en) * 2011-07-04 2013-01-10 Brian Bassindale Idle reduction system and method
US9922001B2 (en) * 2012-05-10 2018-03-20 Omnitracs, Llc Off-board hours-of-service (“HOS”) processing
EP2859414A4 (en) * 2012-06-07 2016-01-27 Zoll Medical Corp SYSTEMS AND METHODS FOR VIDEO CAPTURE, RETURN TO USER, SIGNALING, ADAPTIVE PARAMETERS, AND ACCESS TO REMOTE DATA DURING VEHICLE SECURITY MONITORING
ES2834956T3 (es) * 2012-06-08 2021-06-21 Airbiquity Inc Evaluación de datos de los sensores electrónicos para identificar de forma remota un vehículo motor y monitorear el comportamiento del conductor
US8634822B2 (en) * 2012-06-24 2014-01-21 Tango Networks, Inc. Automatic identification of a vehicle driver based on driving behavior
US20160047320A1 (en) * 2012-06-26 2016-02-18 Brian Bassindale Idle reduction system and method
US9248378B2 (en) * 2012-08-16 2016-02-02 Ford Global Technologies, Llc Method and apparatus for remote racing
DE102012215374A1 (de) * 2012-08-30 2014-05-28 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Umladefunktion bei Nichtstart
JP6000894B2 (ja) * 2013-04-01 2016-10-05 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 車両用携帯機
US20140303808A1 (en) * 2013-04-05 2014-10-09 Veedims, Llc System for device control, monitoring, data gathering and data analytics over a network
US9883209B2 (en) * 2013-04-15 2018-01-30 Autoconnect Holdings Llc Vehicle crate for blade processors
CN104380349A (zh) * 2013-04-15 2015-02-25 弗莱克斯电子有限责任公司 车辆入侵者警报检测和指示
JP6123545B2 (ja) * 2013-04-22 2017-05-10 株式会社デンソー 車両修理支援システム、サーバ及びコンピュータプログラム
US10202119B2 (en) * 2014-10-27 2019-02-12 Brian Bassindale Idle reduction system and method
US10373182B2 (en) * 2015-02-09 2019-08-06 Alegeus Technologies, Llc Systems and methods for geographical ticker of health related savings account transactions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7121266B2 (ja) 2018-05-30 2022-08-18 タイガー魔法瓶株式会社 コーヒーメーカー

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014174791A1 (ja) 2014-10-30
US10210264B2 (en) 2019-02-19
EP2991026A1 (en) 2016-03-02
JP2014225216A (ja) 2014-12-04
US20160085864A1 (en) 2016-03-24
EP2991026A4 (en) 2016-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6123545B2 (ja) 車両修理支援システム、サーバ及びコンピュータプログラム
JP6015541B2 (ja) 車両診断システム、サーバ及びコンピュータプログラム
JP6318899B2 (ja) 電子診断を用いた中古車評価システム、サーバ及び中古車評価プログラム
JP6008130B2 (ja) 車両診断システム、サーバ、コンピュータプログラム及び記憶媒体
US6553292B2 (en) Device and method for performing remote diagnostics on vehicles
JP2008179314A (ja) 車両診断システム
US20130054082A1 (en) Method and system for retrieving diagnostic information
JPH11134529A (ja) 車両情報収集システムおよびそのシステムに適用される車載調査装置
JP7277102B2 (ja) 車両診断システム
CN114115172A (zh) 车辆故障诊断方法、装置、可读存储介质及车辆
JP2008204130A (ja) 商品情報提供システム、車載用情報端末およびコンピュータプログラム
KR100795979B1 (ko) 인터넷을 이용한 ecu 장착 차량의 원격진단 방법 및시스템
JP2002202003A (ja) 車両管理システム
US20230169803A1 (en) Information processing apparatus and storage medium
JP2009192219A (ja) 車両診断システム
KR20100024315A (ko) 자동차 정비용 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 매체
JP4349185B2 (ja) 車両監視装置
KR19990074518A (ko) 이동전화를 이용한 자동차 원격검진 서비스시스템
JP2006350604A (ja) 現場保守支援システム、および現場保守支援方法
KR102217949B1 (ko) 이미지를 활용한 자동차검사 진단시스템 및 이에 의한 진단표시방법
WO2022208894A1 (ja) 機械診断装置、機械診断方法、および記録媒体
KR102703768B1 (ko) 범용 원격 차량 진단 시스템 및 방법
JP2010038783A (ja) 車載電子制御装置の検査方法および検査装置
CN113867328A (zh) 发动机健康自动诊断方法、系统、设备及存储介质
KR20200067442A (ko) 스마트 앱 기반의 차량 워런티 데이터 처리 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150622

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170320

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6123545

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250