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JP6149518B2 - ウィンドウ用配線部材およびそれを備える車両用ウィンドウ、ならびにウィンドウ用配線部材の製造方法 - Google Patents

ウィンドウ用配線部材およびそれを備える車両用ウィンドウ、ならびにウィンドウ用配線部材の製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、ウィンドウ用配線部材およびそれを備える車両用ウィンドウ、ならびにウィンドウ用配線部材の製造方法に関し、特に、アンテナやデフォッガ等の導線を備えるウィンドウに関する。
車両のウィンドウ(たとえばリアウィンドウ)には、無線通信用のアンテナや曇り防止用のデフォッガ等の導線が一般的に設けられている。導線は、ウィンドウの表面に銀ペースト等により配線パターンを印刷し焼成することによって、ウィンドウの表面に形成される。この導線と、導線と電気的なやり取りを行なうための金属性の端子との接着には、はんだが用いられている(たとえば特許文献1参照)。
特開2008−246516号公報
しかしながら、ウィンドウに設けられる導線と端子との接着にはんだを用いることは、材料コストの増加や基材への熱的ダメージを与える要因となる。また、導線と端子との間に別途部材を介在させることは、導線と端子との間の電気伝導性も阻害し得る。
それゆえに、この発明の目的は、はんだを用いることなく基板上に端子を固定可能なウィンドウ用配線部材を提供することである。
また、この発明の別の目的は、はんだを用いることなく基板上に端子を固定可能なウィンドウ用配線部材を備える車両用ウィンドウ、およびウィンドウ用配線部材の製造方法を提供することである。
この発明によれば、ウィンドウ用配線部材は、導線部と、導電膜と、金属性の端子とを備える。導線部は、ウィンドウを構成する透明の基板上に設けられる。導電膜は、基板上に設けられ、導線部と電気的に接続される。端子は、少なくとも一部が導電膜に埋め込まれることによって基板上に固定される。導電膜の組成は、導線部の組成と同一である。
好ましくは、端子は、基板の表面に沿って延びる板状の接合部を含む。そして、接合部の周囲における導電膜の上面は、接合部の下面よりも上方に位置する。
さらに好ましくは、接合部には、少なくとも一つの孔が形成される。
好ましくは、ウィンドウ用配線部材は、膜状の接着剤をさらに備える。膜状の接着剤は、端子の上部、および少なくとも端子の周囲における導電膜の上部に設けられる。
さらに好ましくは、接着剤は、非導電性の接着剤である。
また、この発明によれば、車両用ウィンドウは、上述したいずれかのウィンドウ用配線部材を備える。
また、この発明によれば、製造方法は、上述したいずれかのウィンドウ用配線部材の製造方法であって、導電膜を塗布により基板上に形成するステップと、導電膜が硬化する前に端子を導電膜に埋め込むステップと、端子が導電膜に埋め込まれた後に導電膜を硬化させるステップとを含む。
好ましくは、製造方法は、端子の上部、および少なくとも端子の周囲における導電膜の上部に膜状の接着剤を形成するステップをさらに含む。
この発明においては、端子は、導線部と同一組成の導電膜に少なくとも一部が埋め込まれることによって基板上に固定される。すなわち、導電膜が端子を基板上に固定する接着剤として機能する。したがって、この発明によれば、接着部材としてのはんだを別途用いることなく基板上に端子を固定可能なウィンドウ用配線部材を提供することができる。
この発明の実施の形態1によるウィンドウ用配線部材が用いられた車両用ウィンドウの全体構成図である。 図1に示す端子部の平面図である。 図2中のIII−III線に沿った断面図である。 図1に示すウィンドウの製造方法を示すフローチャートである。 ウィンドウの製造段階における端子部の部分の第1の断面図である。 ウィンドウの製造段階における端子部の部分の第2の断面図である。 ウィンドウの製造段階における端子部の部分の第3の断面図である。 ウィンドウの製造段階における端子部の部分の第4の断面図である。 実施の形態1の変形例1における端子部の断面図である。 実施の形態1の変形例2における端子部の断面図である。 実施の形態2における端子部の平面図である。 図11中のXII−XII線に沿った断面図である。 実施の形態3における端子部の断面図である。 実施の形態3の変形例1における端子部の断面図である。 実施の形態3の変形例2における端子部の断面図である。 実施の形態4における端子部の断面図である。 実施の形態4におけるウィンドウの製造方法を示すフローチャートである。 実施の形態4の変形例における端子部の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に複数の実施の形態について説明するが、各実施の形態で説明された構成を適宜組み合わせることは出願当初から予定されている。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1によるウィンドウ用配線部材が用いられた車両用ウィンドウの全体構成図である。図1を参照して、ウィンドウ10は、基板20と、導線30と、導電帯40と、端子部50と、端子52とを備える。ウィンドウ10は、車両用であり、代表的にはリアウィンドウであるが、その他のウィンドウにも適用可能である。
基板20は、透明の板状部材であり、たとえば、ガラス板や、ポリカーボネートあるいはアクリル等の樹脂パネル等によって構成される。なお、この図1には明示されていないが、この実施の形態1では、基板20の表面に有機、無機、あるいは有機・無機複合型のハードコート処理が施されている。
導線30は、金属性の部材によって構成され、基板20上に形成される。導線30は、銀ペースト等により配線パターンをディスペンサで塗布し焼成することによって形成され、代表的には、デフォッガやデフロスタの熱線や、放送受信用のアンテナ等を構成する。導線30は、一般的には複数配線されるが、その数や配置については図示されたものに限定されるものではない。なお、配線パターンの形成には、ディスペンサによる塗布に代えてスクリーン印刷等の印刷工法を用いてもよい。
導電帯40も、導線30と同一組成の金属性の部材によって構成され、導線30の形成と同時に基板20上に塗布される。導電帯40は、たとえば、導線30の両端に設けられ、導線30と連続的に構成される。なお、以下では、導線30および導電帯40を併せて「導線部」とも称する。
端子部50は、導電帯40と電気的に接続され、基板20上に形成される。一例として、端子部50は、導電帯40の端部に設けられるが、その他の場所に設けられてもよい。端子部50は、導電帯40と同一組成の導電膜(後述)と、導電膜に固定される金属性の端子52とを含む。端子52は、導線30へ電流を供給するための給電線や、アンテナ受信回路に接続されるフィーダ線等(いずれも図示せず)を接続可能に構成される。
図2は、図1に示した端子部50の平面図である。また、図3は、図2中のIII−III線に沿った断面図である。図2,3を参照して、導電膜58は、端子部50を平面視した場合に、少なくとも端子52が配置される場所およびその周囲において基板20上に設けられ、より詳しくは、基板20の表面に形成されるハードコート22上に設けられる。導電膜58の組成は、導線部(導電帯40および導線30)の組成と同一である。また、導電膜58は、その膜厚が導線部の膜厚よりも厚くなるように形成される。一例として、導線部の膜厚が10μm程度であるのに対し、導電膜58はその膜厚を100μm以上とすることが可能である。
端子52は、接合部54と、引出部56とを含む。接合部54は、板状に形成され、引出部56は、接合部54の幅広面から引き出されるように構成される。そして、接合部54は、基板20の表面に沿って延びるように配設され、導電膜58に埋め込まれることによって固定される。
なお、接合部54(端子52)が導電膜58に埋め込まれるとは、接合部54の周囲(図2の一点鎖線で囲われた領域)における導電膜58の上面が、接合部54の下面よりも上方に位置することを意味する。なお、この実施の形態1では、図3に示すように、接合部54の周囲における導電膜58の上面は、接合部54の上面よりも上方に位置しており、すなわち、接合部54は導電膜58に埋没している。
図2に示すように、端子部50を平面視した場合に、導電膜58の領域は、端子52の接合部54の領域よりも大きく、端子部50全域であってもよい。導電膜58の組成は、上述のように導電帯40(図1)の組成と同一であり、導電膜58と導線部(導電帯40)との接続部は、組成上連続している。
この実施の形態1では、導線部と同一組成の導電膜58を、ディスペンサ等の塗布装置を用いて導電帯40に対して連続的に形成し、その厚膜の導電膜58に端子52を埋め込むことによって端子52が固定される。これにより、薄膜の導線プリント上に端子を接着するためのはんだや導電性接着剤等を用いることなく、基板20上に端子52を固定することができる。
図4は、図1に示したウィンドウ10の製造方法を示すフローチャートである。また、図5から図8は、ウィンドウ10の製造段階における端子部50の部分の断面図である。図4とともに図5から図8を参照して、まず、基板20の表面にハードコート22を形成するハードコート処理が施される(ステップS10、図5)。次いで、ハードコート処理が施された基板20上に導線部(導線30および導電帯40)が形成される(ステップS20)。
続いて、端子部50において、ハードコート処理が施された基板20上に導電膜58が形成される(ステップS30、図6)。なお、この導電膜58は、厚膜(たとえば膜厚100μm以上)となるように形成される。
次いで、導電膜58を硬化させる前に、端子部50において端子52が導電膜58に埋め込まれる(ステップS40、図7)。この実施の形態1では、端子52の接合部54の厚みは、導電膜58の膜厚よりも薄く、接合部54は、導電膜58に埋没している。そして、端子52の導電膜58への埋込処理の後、導電膜58を焼成して硬化させる硬化処理が行なわれる(ステップS50、図8)。この硬化処理は、たとえば、紫外線(UV)やレーザー等を照射したり、温風を吹き付けたりすることによって行なわれる。
導線部(導線30および導電帯40)の硬化処理は、導電膜58の硬化処理とともに行なわれる。
なお、上記においては、導線部の形成後に導電膜58を形成するものとしているが、導線部と導電膜58とは同時に形成してもよいし、導電膜58を形成した後に導線部を形成してもよい。
以上のように、この実施の形態1においては、端子52は、導線部(導線30および導電帯40)と同一組成の導電膜58に埋め込まれることによって基板20上に固定される。すなわち、導電膜58が端子52を基板20上に固定する接着剤として機能する。したがって、この実施の形態1によれば、はんだや導電性接着剤等の部材を別途用いることなく基板20上に端子52を固定することができる。
[実施の形態1の変形例1]
図9は、実施の形態1の変形例1における端子部50の断面図である。なお、この図は、上記の図3に相当するものである。図9を参照して、端子52は、接合部54の一部が導電膜58に埋め込まれることによって基板20上に固定される。すなわち、上記の実施の形態1では、端子52の接合部54は、導電膜58に埋没しているが(図3)、この変形例1では、接合部54の周囲における導電膜58の上面は、接合部54の下面よりも上方に位置するけれども、接合部54の上面より下方に位置している。
このように、端子52(接合部54)の一部が導電膜58に埋め込まれることによっても、端子52を基板20上に固定することが可能である。
[実施の形態1の変形例2]
図10は、実施の形態1の変形例2における端子部50の断面図である。図10を参照して、端子52は、導電膜58に埋め込まれており、接合部54の下面がハードコート22に接するように配置される。なお、この変形例2では、接合部54の厚みは導電膜58の膜厚よりも薄く、接合部54は導電膜58に埋没しているが、接合部54の厚みは導電膜58の膜厚よりも厚くてもよい。
なお、製造方法について、上記の実施の形態1では、導電膜58の形成後(硬化前)に端子52を埋め込むものとしたが、この変形例2では、端子52をハードコート22上に配置し、その後、ディスペンサ等の塗布装置を用いて導電膜58を形成することができるので、実施の形態1よりも製造が簡易になり得る。
[実施の形態2]
図11は、実施の形態2における端子部50の平面図である。また、図12は、図11中のXII−XII線に沿った断面図である。図11,12を参照して、実施の形態2における端子部50は、導電膜58と、端子52Aとを含む。
端子52Aは、図2に示した実施の形態1における端子52の構成に対して、孔60が設けられる点で異なる。孔60は、端子52Aの接合部54に貫通するように設けられる。孔60の数は、複数が好ましいが1つでもよく、特に限定されるものではない。また、孔60の形状も、丸形に限定されるものではなく、その他の形状であってもよい。
端子52Aが導電膜58に埋め込まれると、導電膜58の塗料(硬化前)が孔60に入り込む。好ましくは、導電膜58の塗料が孔60から接合部54上に溢れ出る状態がよい。この状態で導電膜58を硬化させることによって、端子52Aを導電膜58により強固に固定することができる(アンカー効果)。
この実施の形態2によれば、端子52Aの接合部54に、導電膜58の塗料が入り込む孔60を設けたので、アンカー効果により端子52Aを導電膜58に強固に固定することができる。
[実施の形態3]
実施の形態1では、基板20の表面にハードコート22が設けられるものとしたが、この発明においては、ハードコート22は必須の構成ではない。この実施の形態3では、基板20の表面にハードコート22が設けられない構成が示される。
図13は、実施の形態3における端子部50の断面図である。なお、この図も、上記の図3に相当するものである。図13を参照して、導電膜58は、基板20の表面に設けられる。すなわち、基板20の表面にハードコートは形成されておらず、基板20の表面に導電膜58が直接設けられる。なお、その他の構成は、図3に示した端子部50と同じである。
この実施の形態3によっても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、特に図示しないが、端子52に代えて、実施の形態2における端子52Aを設けてもよい。これにより、端子52Aを導電膜58に強固に固定することができる。
[実施の形態3の変形例1]
図14は、実施の形態3の変形例1における端子部50の断面図である。図14を参照して、端子52は、接合部54の一部が導電膜58に埋め込まれることによって基板20上に固定される。すなわち、接合部54は導電膜58に埋没しておらず、接合部54の周囲における導電膜58の上面は、接合部54の下面よりも上方に位置するけれども、接合部54の上面より下方に位置している。
[実施の形態3の変形例2]
図15は、実施の形態3の変形例2における端子部50の断面図である。図15を参照して、端子52は、導電膜58に埋め込まれており、接合部54の下面が基板20に接するように配置される。なお、接合部54の厚みは導電膜58の膜厚よりも厚くてもよい。
なお、製造方法については、導電膜58の形成後(硬化前)に端子52を埋め込んでもよいし、端子52を基板20上に配置し、その後、ディスペンサ等の塗布装置を用いて導電膜58を形成してもよい。
[実施の形態4]
図16は、実施の形態4における端子部50Aの断面図である。図16を参照して、この端子部50Aは、実施の形態1の変形例1として示した端子部50の構成(図9)において、接着剤70をさらに含む。
接着剤70は、端子52(接合部54)の上部、および少なくとも端子52(接合部54)の周囲における導電膜58の上部に膜状に設けられ、端子52の保持強度を高めるものである。接着剤70は、代表的には、非導電性(絶縁性)の接着剤である。端子52は接合部54において導電膜58と直接接触しているので、端子52と導電膜58との間の電気伝導性は高く、導電性の接着剤を用いる必要はないからである。そして、非導電性の接着剤を使用することによって、導電性の接着剤に比べて材料コストを低減することができ、また、常温硬化による製造コスト低減や、導電性評価の不要によるコスト低減等も見込み得る。
なお、特に図示しないが、端子52の接合部54が導電膜58に埋没している場合においても、導電膜58上に接着剤70を設けてもよい。また、接合部54に孔60が設けられる実施の形態2の構成において、接着剤70をさらに設けてもよい。これらの場合においても、端子52の接合部54の上部に接着剤70を設けることによって、端子52の保持強度が高められる。
図17は、実施の形態4におけるウィンドウ10の製造方法を示すフローチャートである。図17を参照して、このフローチャートは、図4に示したフローチャートにおいて、ステップS60をさらに含む。すなわち、ステップS40において導電膜58に端子52が埋め込まれ、ステップS50において導電膜58の硬化処理が行なわれると、端子52の接合部54の上部、および少なくとも接合部54の周囲における導電膜58の上部に、膜状の接着剤70を形成する接着剤被膜処理が実行される(ステップS60)。この接着剤70の形成処理には、たとえばディスペンサ等の塗布装置を用いることができる。
なお、上記のフローチャートにおいても、導線部の形成後に導電膜58を形成しているが、導線部と導電膜58とは同時に形成してもよいし、導電膜58を形成した後に導線部を形成してもよい。
以上のように、この実施の形態4によれば、接着剤70をさらに設けたので、端子52の保持強度が高められる。また、接着剤70には、非導電性の接着剤を用いることができるので、これにより、導電性の接着剤に比べて材料コストを低減することができ、また、常温硬化による製造コスト低減や、導電性評価の不要によるコスト低減等も実現できる。
[実施の形態4の変形例]
図18は、実施の形態4の変形例における端子部50Aの断面図である。なお、この図は、図16に相当するものである。図18を参照して、導電膜58は、基板20の表面に設けられる。すなわち、基板20の表面にハードコートは形成されておらず、基板20の表面に導電膜58が直接設けられる。なお、その他の構成は、図16に示した端子部50Aと同じである。
この実施の形態4の変形例によっても、実施の形態4と同様の効果が得られる。
なお、上記の各実施の形態においては、ウィンドウ10は、車両のウィンドウであるものとしたが、この発明の適用範囲は、必ずしも車両用のウィンドウに限定されるものではなく、その他の用途のウィンドウも含み得るものである。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ウィンドウ、20 基板、22 ハードコート、30 導線、40 導電帯、50,50A 端子部、52,52A 端子、54 接合部、56 引出部、58 導電膜、60 孔、70 接着剤。

Claims (6)

  1. ウィンドウを構成する透明の基板上に設けられる導線部と、
    前記基板上に設けられ、前記導線部と電気的に接続される導電膜と、
    少なくとも一部が前記導電膜に埋め込まれることによって前記基板上に固定される金属性の端子とを備え、
    前記導電膜の組成は、前記導線部の組成と同一であり、
    前記端子の上部、および少なくとも前記端子の周囲における前記導電膜の上部に設けられる膜状の接着剤をさらに備える、ウィンドウ用配線部材。
  2. 前記端子は、前記基板の表面に沿って延びる板状の接合部を含み、
    前記接合部の周囲における前記導電膜の上面は、前記接合部の下面よりも上方に位置する、請求項1に記載のウィンドウ用配線部材。
  3. 前記接合部には、少なくとも一つの孔が形成される、請求項2に記載のウィンドウ用配線部材。
  4. 前記接着剤は、非導電性の接着剤である、請求項1に記載のウィンドウ用配線部材。
  5. 請求項1に記載のウィンドウ用配線部材を備える車両用ウィンドウ。
  6. ウィンドウ用配線部材の製造方法であって、
    前記ウィンドウ用配線部材は、
    ウィンドウを構成する透明の基板上に設けられる導線部と、
    前記基板上に設けられ、前記導線部と電気的に接続される導電膜と、
    少なくとも一部が前記導電膜に埋め込まれることによって前記基板上に固定される金属性の端子とを備え、
    前記導電膜の組成は、前記導線部の組成と同一であり、
    前記製造方法は、
    前記導電膜を塗布により前記基板上に形成するステップと、
    前記導電膜が硬化する前に前記端子を前記導電膜に埋め込むステップと、
    前記端子が前記導電膜に埋め込まれた後に前記導電膜を硬化させるステップと、
    前記端子の上部、および少なくとも前記端子の周囲における前記導電膜の上部に膜状の接着剤を形成するステップとを含む、ウィンドウ用配線部材の製造方法。
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