JP6140031B2 - レシート付加情報設定装置、レシート付加情報設定方法およびレシート付加情報設定用プログラム - Google Patents
レシート付加情報設定装置、レシート付加情報設定方法およびレシート付加情報設定用プログラム Download PDFInfo
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Description
このような販促用の情報(以下、レシート付加情報と呼ぶ)は、キャッシュレジスタなどのPOSターミナルを管理するPOSサーバーや、POSサーバーと情報のやりとりをするストアサーバーなどによって設定される。そして、POSサーバーやストアサーバー等で設定されたレシート付加情報は、各POSターミナルに送信されてレシート付加情報の印刷が行われる。
その一方で、従来、レシート付加情報の設定は、図17および図18に示すように、管理番号、管理名称、発行区分、発券対象顧客指定、発行期間指定、発行回数制限、発券購入金額、使用対象商品指定およびクーポン券コードなど、1つの設定画面に複数の設定項目を一覧表示し、各設定項目にユーザー自ら必要な値を入力することによって設定を行っていた。
また、設定項目には、全ての業種に共通の設定項目だけでなく、ユーザーの業種に無関係の設定項目も多いことから、1つの設定画面に設定項目を一覧表示した場合、どの項目が必要であり、どの項目が不要であるかがわかりにくいことがあった。それゆえ、しばしば設定の忘れや設定間違いなどの原因となっていた。
また、この発明は、レシート付加情報設定用の設定項目および前記設定項目の設定順を定める項目設定順リストを保持する設定データ保持工程と、レシート付加情報設定用の設定画面を表示する表示工程と、ユーザーからの指令を受け付ける入力工程とを有し、前記設定項目の設定順が予め定められた前記項目設定順リストを保持し、前記項目設定順リストの設定順に基づき、前記設定画面に対話形式で前記設定項目を前記表示部に表示させ、前記入力部にユーザーからの指令を受け付けさせることを特徴とするレシート付加情報設定方法を提供するものである。
また、この発明は、レシート付加情報設定用の設定項目および前記設定項目の設定順を定める項目設定順リストを保持する設定データ保持部としての機能と、レシート付加情報設定用の設定画面を表示する表示部としての機能と、ユーザーからの指令を受け付ける入力部としての機能と、前記データ保持部、前記表示部および前記入力部を制御する制御部としての機能とを有し、前記設定項目の設定順が予め定められた前記項目設定順リストを保持し、前記項目設定順リストの設定順に基づき、前記設定画面に対話形式で前記設定項目を前記表示部に表示させ、前記入力部にユーザーからの指令を受け付けさせる処理をコンピュータに行わせるためのレシート付加情報設定用プログラムを提供するものである。
<レシート付加情報設定装置の構成>
以下、図1および図2に基づき、この発明の実施形態1に係るレシート付加情報設定装置1の概略構成を説明する。
図1は、この発明のレシート付加情報設定装置1の概略構成を示すブロック図である。
図2は、図1に示すデータ記憶部41およびカウンタ記憶部42の概略構成を示すブロック図である。
制御部10は、入力部20を制御する入力制御部11、表示部30を制御する表示制御部12、表示部30に表示させる設定画面32の表示内容を作成する表示内容作成部13および設定処理に必要な判定を行う判定部14を備える。
記憶部40は、データ記憶部41およびカウンタ記憶部42を備える。
以下、図1に示すレシート付加情報設定装置1の各構成要素を説明する。
なお、周辺回路として、特定の用途のために設計、製造される集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路を含んでいてもよい。
記憶部40は、データ記憶部41およびカウンタ記憶部42を備える。データ記憶部41およびカウンタ記憶部42の詳細については、図2の説明において後述する。
次に、図1に示すデータ記憶部41およびカウンタ記憶部42の各構成要素を説明する。
図2に示すように、データ記憶部41は、カテゴリデータリスト411、カテゴリデータ412、項目データリスト413、項目データ414およびカテゴリ設定順リスト415を備える。
また、カウンタ記憶部42は、カテゴリカウンタ421および項目カウンタ422を備える。
逆に、設定の際に情報が入力された場合、これらのアドレスを通じて対応する項目データ414に情報が書き込まれる。
このように、設定項目は項目データ414という単位によって管理される。
「項目名」は、設定すべき項目の名称を示す文字列である。
「質問メッセージ」は、項目の入力をユーザーに促す際のメッセージを表す文字列である。
「入力タイプ」は、この項目の入力方式の種類、例えば、文字入力、数値入力または選択のいずれの入力方式であるかを示すものである。
「選択肢」は、複数の中から1つだけ選択すべき入力値のリストである。入力タイプとして選択を選んだ場合にのみ有効である。
「前提条件」は、この項目を質問するか否かの前提となる条件を示すものである。
「前提条件」としては、例えば、{必須、項目XXの入力時は必要、項目XXの入力時は不要、項目XXの未入力時は必要、項目XXの未入力時は不要、項目XXの入力がYYの場合には必要、項目XXの入力がYYの場合には不要}等の条件があげられる。
「設定状態」は、各項目の設定中の状態を示すものである。例えば、項目の入力が行われた場合に、「設定状態」を{入力済、未入力}のいずれかの値に更新される。
「設定値」は、ユーザーによって入力された値である。
例えば、図2においては、カテゴリ1、カテゴリ4、カテゴリ3、カテゴリ2、カテゴリ6、……、カテゴリM−1およびカテゴリMという順に質問が行われる。
また、項目データ414の前提条件を用いて項目間の関係も予め設定される。
カテゴリカウンタ421は、カテゴリ設定順リスト415の設定順を定めるカウンタである。
項目カウンタ422は、項目設定順リストの設定順を定めるカウンタである。
次に、図3〜図6に基づき、レシート付加情報設定装置1の設定手順について説明する。
図3〜図6は、図1に示すレシート付加情報設定装置1の設定手順を示す説明図である。
図3のステップS1において、制御部10は、表示部30に設定画面32を表示させる(ステップS1)。
具体的には、図12に示すように、カテゴリ設定順リスト415の順番にカテゴリ名を列挙した設定の流れ31のリストを設定画面32と併せて表示部30に表示させる。
例えば、カテゴリカウンタ421の値が1にセットされている場合、制御部10は、カテゴリ設定順リスト415の1番目のデータを参照する。
対応するカテゴリデータ412が存在する場合(ステップS5の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS6において、設定の流れ31に表示された、カテゴリカウンタ421の値に対応する番号のカテゴリ名を反転表示させる(ステップS6)。
具体的には、図12、図13および図14に示すように、設定の流れ31中のカテゴリ名のうち、1番目(「企画名称を入力」)、6番目(「お買上商品条件を設定」)および14番目(「販促レシートのデザイン」)のカテゴリ名がそれぞれ反転表示されている。
一方、対応するカテゴリデータ412が存在しない場合(ステップS5の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS7において表示部30に設定画面32をクリアさせ(ステップS7)、設定手順を終了させる。
対応する項目データ414が存在する場合(ステップS11の判定がYesの場合)、制御部10は、図5に示すステップS14の処理を行う。
一方、対応する項目データ414が存在しない場合(ステップS11の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS12において、設定の流れ31中のカテゴリカウンタ421の値に対応するカテゴリ名を通常表示に戻す(ステップS12)。
前提条件が「必須」と設定されている場合(ステップS15の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS16において、前提条件の項目のデータを参照する(ステップS16)。
一方、前提条件が「必須」と設定されていない場合(ステップS15の判定がNoの場合)、制御部10は、図6に示すステップS23の処理を実行する(ステップS23)。
設定状態が「入力済み」である場合(ステップS18の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS19の判定を行う(ステップS19)。
一方、設定状態が「入力済み」でない場合(ステップS18の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS20の判定を行う(ステップS20)。
前提条件が「項目XXの入力時は必要」と設定されている場合(ステップS19の判定がYesの場合)、制御部10は、図6に示すステップS23の処理を行う(ステップS23)。
一方、前提条件が「項目XXの入力時は必要」と設定されていない場合(ステップS19の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS21の判定を行う(ステップS21)。
前提条件が「項目XXの未入力時は必要」と設定されている場合(ステップS20の判定がYesの場合)、制御部10は、図6に示すステップS23の処理を行う(ステップS23)。
一方、前提条件が「項目XXの未入力時は必要」と設定されていない場合(ステップS20の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS22の処理を行う(ステップS22)。
前提条件が「項目XXの入力がYYの場合には必要」かつ「設定値=YY」と設定されている場合(ステップS21の判定がYesの場合)、制御部10は、図6に示すステップS23の処理を行う(ステップS23)。
一方、前提条件が「項目XXの入力がYYの場合には必要」かつ「設定値=YY」と設定されていない場合(ステップS21の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS22の処理を行う(ステップS22)。
具体的には、図12〜図14に示すように、制御部10は、項目名や質問メッセージ32mを表示させ、入力タイプが「文字入力」または「数値入力」の場合は、文字または数値を入力するための入力欄を表示させる。また、入力タイプが「選択」の場合は、選択肢32cを表示させる。
その後、制御部10は、図4に示すステップS10以降の手順を再度実行する。
次に、図7〜図14に基づき、この発明のレシート付加情報設定装置1の設定手順の具体例を説明する。
図7は、図2に示すカテゴリデータ412の一例を示す説明図である。
図8は、図2に示すカテゴリ設定順リスト415の一例を示す説明図である。
図9は、図7に示すカテゴリデータリスト411および図8に示すカテゴリ設定順リスト415に基づき表示部30に表示される設定の流れ31の一例を示す説明図である。
図10は、図2に示すカテゴリデータリスト411および項目設定順リストの関係を示す説明図である。
図11は、図2に示す項目データ414の一例を示す説明図である。
図12〜図14は、図1に示すレシート付加情報設定装置1の設定画面32の一例を示す説明図である。
ここで、図7に示すように、カテゴリデータ412が設定されたものとする。
図7の各データの上段はカテゴリ番号を表し、中段はカテゴリ名を表し、下段は項目設定順リストを表すものとする。
また、カテゴリ4について、カテゴリ名は「発行期間を設定」であり、項目設定順リストは「項目4−1」、「項目4−2」、「項目4−3」、「項目4−4」および「項目4−5」の5項目である。以下、同様である。
図8において、カテゴリ設定順リスト415は、左側(すなわち、先頭)から順に「カテゴリ1」、「カテゴリ4」、「カテゴリ3」、「カテゴリ2」、「カテゴリ5」、「カテゴリ6」、「カテゴリ7」、……、「カテゴリ15」となっており、設置の際は、この順番にカテゴリが参照される。
以下、同様にカテゴリ設定順リスト415のカテゴリ順に設定を行った後、最後に15番目のカテゴリ「入力内容確認」において入力内容を確認した後、設定を完了する。
この場合、図10に示すように、1番目に設定されたカテゴリ1について設定を行う場合、項目設定順リストの「項目1−1」の設定を行った後に、2番目に設定されたカテゴリ4の項目設定順リストの「項目4−1」、「項目4−2」、「項目4−3」、「項目4−4」および「項目4−5」の設定を行う。次に、カテゴリ4の全ての項目の設定を行った後に、3番目に設定されたカテゴリ3の項目設定順リストの「項目3−1」の設定を行い、さらにカテゴリ3の項目の設定を行った後に、4番目に設定されたカテゴリ2の項目設定順リストの「項目2−1」および「項目2−2」の設定を行う。
従って、図7に示すカテゴリデータ412および図8に示すカテゴリ設定順リスト415に基づく項目は、「項目1−1」、「項目4−1」、「項目4−2」、「項目4−3」、「項目4−4」、「項目4−5」、「項目3−1」、「項目2−1」、「項目2−2」、「項目5−1」、「項目6−1」、「項目7−1」、……、「項目15−1」のような順番で設定される。
(企画名称の入力設定)
最初に、カテゴリ設定順リスト415の1番目に設定されたカテゴリ1「企画名称を入力」の設定について説明する。図7のカテゴリ1の項目設定順リストには、「項目1−1」の1項目のみがある。そこで、図11の項目データ414の「項目1−1」の内容に従って設定を行う。
そして、ユーザーによって入力欄32eに企画名称が入力されると、項目データ414の「設定状態」が「未入力」から「入力済み」に変更され、入力欄32eを通じて「設定値」に入力された企画名称が設定される。
次に、カテゴリ設定順リスト415の2番目に設定されたカテゴリ4「発行期間」の設定について説明する。図7のカテゴリ4の項目設定順リストには、「項目4−1」「項目4−2」「項目4−3」「項目4−4」および「項目4−5」の5項目が列挙されている。そこではじめに、図11の項目データ414の「項目4−1」の内容に従って設定を行う。
「期間」を選択した場合、「前提条件」から「項目4−2」および「項目4−3」の設定が必要となる。この場合、「項目4−2」において「開始日付」を入力した後、続く「項目4−3」において「終了日付」を入力する。質問メッセージ32mの表示とともに、入力欄32eが表示されるのは、企画名称の入力設定の場合と同じである。ここでは、入力タイプが「数値入力」であるため、数値を入力するための入力欄32eが表示される。「設定状態」および「設定値」は、企画名称の入力設定の場合と同じである。
次に、カテゴリ4の設定項目の設定が全て完了した後、カテゴリ設定順リスト415の3番目に設定されたカテゴリ3「発行対象店舗」の設定を行う。設定の流れ31中の2番目のカテゴリ名「発行期間を設定」の反転表示が通常表示に戻され、3番目のカテゴリ名「発行対象店舗を設定」の文字が反転表示される。一方、設定画面32は、「発行期間の種類」の設定画面32から「発行対象店舗」の設定画面32に切り替えられ、カテゴリ4の設定項目で説明した場合と同様の処理を繰り返す。
次に、カテゴリ設定順リスト415の6番目に設定されたカテゴリ6「お買上商品条件」の設定について説明する。図7のカテゴリ6の項目設定順リストには、「項目6−1」項目の1項目のみがある。そこで、図11の項目データ414の「項目6−1」の内容に従って設定を行う。
一方、「指定なし」以外を選んだ場合は、「前提条件」を満たすため、「発行除外品」の設定に移る。
次に、カテゴリ設定順リスト415の14番目に設定されたカテゴリ14「販促レシートのデザイン」の設定について説明する。
「設定状態」および「設定値」は、企画名称の入力設定の場合と同様である。
次に、図12〜図14に基づき、この発明の第2実施形態に係るレシート付加情報設定装置1について説明する。
図12に示すように、この発明の第2実施形態に係るレシート付加情報設定装置1は、設定の流れ31のカテゴリ名の右側部分に修正ボタン31cが設けられている。図12においては、設定がまだなされていないため、修正ボタン31cの操作がロックされている。ここで、修正ボタン31cの操作がロックされているか否かは、「修正」の文字表示を影文字になっているか否かによって示される。
一方、図13に示すように、カテゴリ設定順リスト415に従って設定が完了したカテゴリに対しては、修正ボタン31cの操作が可能になる。また、設定が完了していないカテゴリについては、修正ボタン31cの操作はロックされたままである。
このようにすれば、設定が確定した設定項目のみ修正を受け付けるようにできるため、設定に不慣れなユーザーであっても容易に設定可能なレシート付加情報設定装置を実現できる。
このようにすれば、ユーザーが設定後に修正したい項目がある場合、修正が必要な設定項目のみ当該項目に戻っていつでも修正することが可能となるため、設定に不慣れなユーザーであっても容易に設定可能なレシート付加情報設定装置を実現できる。
次に、図15に基づき、この発明の第3実施形態に係るレシート付加情報設定装置1について説明する。
図15は、図9に示すカテゴリ設定順リスト415のカテゴリを分類するグループの一例を示す説明図である。
このようにすれば、複数のカテゴリを予め定められたグループごとに一括して管理することができるため、当該グループごとにカテゴリ設定順の入れ替え操作が可能となる。
次に、図16に基づき、この発明の第4実施形態に係るレシート付加情報設定装置1について説明する。
図16は、図15に示すグループの組み合わせからなるグループセットの一例を示す説明図である。
このようにすれば、ユーザーの利用分野に応じた適切なグループセットを用いることにより、ユーザーのニーズに応じた多様な設定が実現できる。
ここで、「汎用設定グループ」は、「企画名称を入力」、「対象のお客様を指定」等のユーザーの利用分野等に限らない汎用的なカテゴリからなるグループである。
「コンテンツ設定グループ」は、「販促内容を設定」、「販促対象商品を設定」等のコンテンツの設定に関するカテゴリからなるグループである。
「デザイン設定グループ」は、「販促レシートのデザイン」等、レシート付加情報のデザイン設定に関するカテゴリからなるグループである。
「入力確認設定グループ」は、「入力内容確認」等、レシート付加情報の入力内容の確認に関するカテゴリからなるグループである。
「除外品設定グループ」は、「発行除外品を設定」、「利用除外品を設定」など、除外品設定に関するカテゴリからなるグループである。
1.実施形態1において、表示部30に設定の流れ31および設定画面32を表示させる他、図12〜図14に示すように、切り替え操作ボタン(「戻る」ボタン33b、「次へ」ボタン33nおよび「前へ」ボタン33p)を設けてもよい。また、これらのボタンによらず、対応するファンクションキーF12,F9およびENDキーを押すことによって設定画面32に切り替えを行うようにしてもよい。(実施形態5)
このようにすれば、修正ボタン31cを用いずとも、直前直後の設定画面32に自由に移動して設定を行うことが可能となる。
このようにすれば、カテゴリ設定順リスト415および項目設定順リストの順番をユーザーの都合に合わせてカスタマイズできる。(実施形態6)
具体的な順番の変更操作としては、例えば、設定の流れ31に表示されたカテゴリ名を上下にドラッグ操作して、カテゴリ設定順リスト415の順番を入れかえる操作などが考えられる。
このようにすれば、当該印刷イメージ32pを見ながら対応する修正ボタン31cを操作することにより、設定に不慣れなユーザーであっても容易に設定可能なレシート付加情報設定装置を実現できる。(実施形態7)
また、どの選択肢31cを選ぶかによって結果が大きく変わる場合であっても、複数種類のレシート付加情報の印刷イメージ32pを同時に表示させることによって、最終的に得られるレシート付加情報のイメージの把握が容易になる。
このようにすれば、階層ごとに項目設定順リストを管理することにより、従来よりも多様な設定が可能なレシート付加情報設定装置1を実現できる。
このようにすれば、印刷イメージ32pに対応する修正ボタン31cを探さずとも、印刷イメージ32p内に張られたリンクから当該修正に係る設定画面32に直接移動することが可能となる。
このようにすれば、カテゴリ設定順リスト415および項目設定順リストの細かい設定をユーザー自身が行わなくとも、データ記憶部41に予め保持された複数種類のカテゴリ設定順リスト415および項目設定順リストをユーザーが選択することによって、ユーザーの利用分野に応じた多様な設定が容易に実現可能となる。
このようにすれば、設定項目の修正によってリセットが必要となる設定項目のみがリセットされるため、効率のよい修正が可能となる。
このようにすれば、どのカテゴリがどのグループに属するのかが明確になり、カテゴリの管理が容易になる。
このようにすれば、ユーザーの利用分野に応じて適切な設定項目が判断されるため、ユーザーの利用分野に即した効率的な設定が可能となる。(実施形態13)
(i)この発明のレシート付加情報設定装置は、レシート付加情報設定用の設定項目および前記設定項目の設定順を定める項目設定順リストを保持する設定データ保持部と、レシート付加情報設定用の設定画面を表示する表示部と、ユーザーからの指令を受け付ける入力部と、前記データ保持部、前記表示部および前記入力部を制御する制御部とを備え、前記データ保持部は、前記設定項目の設定順が予め定められた前記項目設定順リストを保持し、前記制御部は、前記項目設定順リストの設定順に基づき、前記設定画面に対話形式で前記設定項目を前記表示部に表示させ、前記入力部にユーザーからの指令を受け付けさせることを特徴とする。
また、この発明のレシート付加情報設定方法は、レシート付加情報設定用の設定項目および前記設定項目の設定順を定める項目設定順リストを保持する設定データ保持工程と、レシート付加情報設定用の設定画面を表示する表示工程と、ユーザーからの指令を受け付ける入力工程とを有し、前記設定項目の設定順が予め定められた前記項目設定順リストを保持し、前記項目設定順リストの設定順に基づき、前記設定画面に対話形式で前記設定項目を前記表示部に表示させ、前記入力部にユーザーからの指令を受け付けさせることを特徴とする。
また、この発明のレシート付加情報設定用プログラムは、レシート付加情報設定用の設定項目および前記設定項目の設定順を定める項目設定順リストを保持する設定データ保持部としての機能と、レシート付加情報設定用の設定画面を表示する表示部としての機能と、ユーザーからの指令を受け付ける入力部としての機能と、前記データ保持部、前記表示部および前記入力部を制御する制御部としての機能とを有し、前記設定項目の設定順が予め定められた前記項目設定順リストを保持し、前記項目設定順リストの設定順に基づき、前記設定画面に対話形式で前記設定項目を前記表示部に表示させ、前記入力部にユーザーからの指令を受け付けさせる処理をコンピュータに行わせる。
「レシート付加情報設定装置」は、キャッシュレジスタなどのPOSターミナルを管理するPOSサーバーやPOSサーバーと情報をやりとりするストアサーバー等の専用の装置に限られず、通常のPC(サーバー)やスマートフォンなどの携帯端末やタブレット端末等にインストールすることにより構成されるものであってもよい。
「設定項目」とは、管理番号、管理名称、発行区分、発券対象顧客指定、発行期間指定、発行回数制限、発券購入金額、使用対象商品指定およびクーポン券コードなど、レシート付加情報の設定に必要な項目である。
「前記設定項目の設定順が予め定められた前記項目設定順リスト」とは、例えば、ユーザーの業種や業務内容などを考慮して、設定項目の設定順が予め定められた項目設定順リストである。
また、特定の業種や業務内容に限られず、複数の業種や業務内容に共通の内容をより多く含む項目を優先して設定項目の設定順を予め定めるものであってもよい。
また、多様な業種や業務内容に応じて設定項目の設定順がそれぞれ予め定められた複数の項目設定順リストの中からユーザーの利用分野に適した項目設定順リストを選択させるものであってもよい。
「設定項目」は複数の階層に分類して保持されるものであってもよい。この場合、階層ごとに項目設定順を定める項目設定順リストを保持するものであってもよい。
(ii)この発明によるレシート付加情報設定装置において、前記制御部は、前記項目設定順リストを前記設定画面と併せて前記表示部に表示させ、前記項目設定順リストに表示された前記設定項目のうち、既に設定済みの設定項目の修正を前記入力部に受け付け可能にさせるものであってもよい。(実施形態14)
また、修正ボタンを設けずに、既に設定済みの設定項目名に当該設定項目の設定画面へのリンクを張り、当該設定項目名をクリックすることにより、当該設定項目に対応した設定画面に移動して修正を行うようにしてもよい。
前述した実施形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
Claims (6)
- レシート付加情報設定用の設定項目および前記設定項目の設定順を定める項目設定順リストを保持する設定データ保持部と、レシート付加情報設定用の設定画面を表示する表示部と、ユーザーからの指令を受け付ける入力部と、前記データ保持部、前記表示部および前記入力部を制御する制御部とを備え、
前記データ保持部は、前記設定項目の設定順が予め定められた前記項目設定順リストを保持し、
前記制御部は、前記項目設定順リストの設定順に基づき、前記設定画面に対話形式で前記設定項目を前記表示部に表示させ、前記入力部にユーザーからの指令を受け付けさせ、
前記項目設定順リストを前記設定画面と併せて前記表示部に表示させ、前記項目設定順リストに表示された前記設定項目のうち、既に設定済みの設定項目の修正を前記入力部に受け付け可能にさせ、
前記入力部が前記設定項目の修正を受け付けたとき、当該設定項目より後に設定された設定項目の設定内容をすべてリセットすることを特徴とするレシート付加情報設定装置。 - 前記制御部は、前記設定項目が選択形式である場合、予め定められた選択肢を初期の選択肢として前記表示部に表示させる請求項1に記載のレシート付加情報設定装置。
- 前記データ保持部は、前記設定項目ごとに予め定められた設定条件を保持し、
前記制御部は、前記設定条件に基づき、前記表示部に前記設定項目を表示させるべきか否かを判断する請求項1または2に記載のレシート付加情報設定装置。 - 前記制御部は、前記設定画面上に設定後のレシート付加情報の印刷イメージを前記表示部に表示させ、前記設定項目の修正を受け付けたとき、当該修正を反映させたレシート付加情報の印刷イメージを前記表示部に表示させる請求項1〜3のいずれか1つに記載のレシート付加情報設定装置。
- レシート付加情報設定用の設定項目および前記設定項目の設定順を定める項目設定順リストを保持する設定データ保持工程と、レシート付加情報設定用の設定画面を表示する表示工程と、ユーザーからの指令を受け付ける入力工程とを有し、
前記設定項目の設定順が予め定められた前記項目設定順リストを保持し、前記項目設定順リストの設定順に基づき、前記設定画面に対話形式で前記設定項目を表示し、ユーザーからの指令を受け付け、
前記項目設定順リストを前記設定画面と併せて表示し、前記項目設定順リストに表示された前記設定項目のうち、既に設定済みの設定項目の修正を受け付け可能にし、
前記設定項目の修正を受け付けたとき、当該設定項目より後に設定された設定項目の設定内容をすべてリセットすることを特徴とするレシート付加情報設定方法。 - レシート付加情報設定用の設定項目および前記設定項目の設定順を定める項目設定順リストを保持する設定データ保持部としての機能と、レシート付加情報設定用の設定画面を表示する表示部としての機能と、ユーザーからの指令を受け付ける入力部としての機能と、前記データ保持部、前記表示部および前記入力部を制御する制御部としての機能とを有し、
前記設定項目の設定順が予め定められた前記項目設定順リストを保持し、前記項目設定順リストの設定順に基づき、前記設定画面に対話形式で前記設定項目を前記表示部に表示させ、前記入力部にユーザーからの指令を受け付けさせ、
前記項目設定順リストを前記設定画面と併せて前記表示部に表示させ、前記項目設定順リストに表示された前記設定項目のうち、既に設定済みの設定項目の修正を前記入力部に受け付け可能にさせ、
前記入力部が前記設定項目の修正を受け付けたとき、当該設定項目より後に設定された設定項目の設定内容をすべてリセットする処理をコンピュータに行わせるためのレシート付加情報設定用プログラム。
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