JP6007122B2 - ステータ、モータ及びステータの製造方法 - Google Patents
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Description
た、各爪状磁極の第2延出部によってロータとの対向面積を稼ぐことが可能となる。
上記課題を解決するステータは、第1爪状磁極及び第2爪状磁極が周方向等間隔に交互に設けられた環状のステータコアと、前記第1及び第2爪状磁極の軸方向間に配置されるコイル部とを備え、前記コイル部への通電に基づき前記第1及び第2爪状磁極が互いに異なる磁極として機能されるものであって、前記ステータコアは、前記第1及び第2爪状磁極を一体に成形した打ち抜き素材を環状に成形してその打ち抜き素材の両端部同士を連結してなり、前記ステータコアは、その外周を構成するコアバック部を有し、前記第1及び第2爪状磁極にはそれぞれ、前記コアバック部から内周側に延出する第1延出部と、該第1延出部の内周端部から軸方向に延出する第2延出部とが折曲成形されてなり、前記第1延出部と前記第2延出部とのなす角部には、孔又は切り欠きが形成されている。
この構成によれば、ステータコアは、第1及び第2爪状磁極を一体に成形した打ち抜き素材を鋼板から打ち抜き、その打ち抜き素材を環状に丸めてその両端部を連結することで成形される。これにより、ステータコアを構成する打ち抜き素材の打ち抜き型を環状とする必要がなくなるため、鋼板の無駄を少なくすることが可能となり、その結果、歩留まりを向上させることができる。
この構成によれば、ステータコアに第1及び第2爪状磁極を好適に一体成形できる。ま
た、各爪状磁極の第2延出部によってロータとの対向面積を稼ぐことが可能となる。
この構成によれば、歩留まりの良いモータを提供することが可能となる。
また、上記課題を解決するステータの製造方法は、上記ステータの製造方法であって、前記第1及び第2爪状磁極を一体に有する打ち抜き素材を鋼板から打ち抜く打ち抜き工程と、前記打ち抜き工程後、前記打ち抜き素材を環状に成形してその打ち抜き素材の両端部同士を連結する環状化工程と、前記打ち抜き素材に一体成形された前記第1及び第2爪状磁極を折曲成形する折り曲げ工程とを備える。
図1は、本実施形態のブラシレスモータMの全体斜視図を示し、回転軸11に固着されたロータ12の外側にモータハウジング(図示せず)に固着された環状のステータ13が配置されている。ブラシレスモータMは、単一のモータ部を軸方向に3段積層していて、上からU相モータ部Mu、V相モータ部Mv、W相モータ部Mwの順に構成されている。各相のモータ部Mu,Mv,Mwは、単一のステータ13aと単一のロータ12aとからそれぞれ構成されている(図1ではU相のロータのみ図示)。また、各単一のステータ13aから前記ステータ13が構成され、各単一のロータ12aから前記ロータ12が構成されている。
ステータコア14は、電磁鋼板をプレスにて打ち抜き後、所定箇所を折曲することで形成されるものである。ステータコア14は、周方向等間隔に設けられた複数(本実施形態では12個)の第1爪状磁極21と、第1爪状磁極21と同数であり各第1爪状磁極21の周方向間に配置された第2爪状磁極22と、周方向に隣り合う第1及び第2爪状磁極21,22同士を繋ぐコアバック部23とから構成されている。
次に、本実施形態のステータコア14の製造方法及び作用について説明する。
図3に示すように、まず、電磁鋼板30から複数の打ち抜き素材31をプレスにより打ち抜く(打ち抜き工程)。このとき、打ち抜き素材31には、第1及び第2爪状磁極21,22及びコアバック部23が一体に成形される。各第1爪状磁極21は、その先端(第2延出部21a)が同方向を向くように形成され、各第2爪状磁極22は、その先端(第2延出部22a)が同方向(第1爪状磁極21の反対方向)を向くように形成されている。なお、本実施形態のように、電磁鋼板30から複数の打ち抜き素材31を打ち抜く場合には、各第2爪状磁極22が隣の打ち抜き素材31の各第1爪状磁極21間に配置されるように打ち抜き型を設定することが、歩留まり向上の点で望ましい。
(1)ステータコア14は、第1及び第2爪状磁極21,22を一体に成形した打ち抜き素材31を環状に成形してその打ち抜き素材31の両端部(第1及び第2端部31a,31b)同士を連結してなる。これにより、ステータコア14を構成する打ち抜き素材31の打ち抜き型を環状とする必要がなくなるため、電磁鋼板30の無駄を少なくすることが可能となり、その結果、歩留まりを向上させることができる。
・ステータコア14(打ち抜き素材31)の構成(形状や爪状磁極21,22の個数等)は、上記実施形態に限定されるものではなく、構成に応じて適宜変更してもよい。
・ステータコア14の製造工程において、環状化工程、折り曲げ工程及びコイル部15の配置の順序は、上記実施形態に限定されるものではなく、それらの工程の順序を入れ替えてもよい。
Claims (4)
- 第1爪状磁極及び第2爪状磁極が周方向等間隔に交互に設けられた環状のステータコアと、前記第1及び第2爪状磁極の軸方向間に配置されるコイル部とを備え、
前記コイル部への通電に基づき前記第1及び第2爪状磁極が互いに異なる磁極として機能されるものであって、
前記ステータコアは、前記第1及び第2爪状磁極を一体に成形した打ち抜き素材を環状に成形してその打ち抜き素材の両端部同士を連結してなり、
前記ステータコアは、その外周を構成するコアバック部を有し、
前記第1及び第2爪状磁極にはそれぞれ、前記コアバック部から内周側に延出する第1延出部と、該第1延出部の内周端部から軸方向に延出する第2延出部とが折曲成形されてなり、
前記コアバック部と前記第1延出部とのなす角部には、孔又は切り欠きが形成されていることを特徴とするステータ。 - 第1爪状磁極及び第2爪状磁極が周方向等間隔に交互に設けられた環状のステータコアと、前記第1及び第2爪状磁極の軸方向間に配置されるコイル部とを備え、
前記コイル部への通電に基づき前記第1及び第2爪状磁極が互いに異なる磁極として機能されるものであって、
前記ステータコアは、前記第1及び第2爪状磁極を一体に成形した打ち抜き素材を環状に成形してその打ち抜き素材の両端部同士を連結してなり、
前記ステータコアは、その外周を構成するコアバック部を有し、
前記第1及び第2爪状磁極にはそれぞれ、前記コアバック部から内周側に延出する第1延出部と、該第1延出部の内周端部から軸方向に延出する第2延出部とが折曲成形されてなり、
前記第1延出部と前記第2延出部とのなす角部には、孔又は切り欠きが形成されていることを特徴とするステータ。 - 請求項1又は2に記載のステータを備えたことを特徴とするモータ。
- 請求項1又は2に記載のステータの製造方法であって、
前記第1及び第2爪状磁極を一体に有する打ち抜き素材を鋼板から打ち抜く打ち抜き工程と、
前記打ち抜き工程後、前記打ち抜き素材を環状に成形してその打ち抜き素材の両端部同士を連結する環状化工程と、
前記打ち抜き素材に一体成形された前記第1及び第2爪状磁極を折曲成形する折り曲げ工程と
を備えることを特徴とするステータの製造方法。
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