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JP6069268B2 - 変速機の同期装置 - Google Patents

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JP6069268B2
JP6069268B2 JP2014159090A JP2014159090A JP6069268B2 JP 6069268 B2 JP6069268 B2 JP 6069268B2 JP 2014159090 A JP2014159090 A JP 2014159090A JP 2014159090 A JP2014159090 A JP 2014159090A JP 6069268 B2 JP6069268 B2 JP 6069268B2
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Description

本発明は、変速機において、駆動側又は被駆動側の回転軸と歯車との間に設けられて前記回転軸の回転数と前記歯車の回転数とを同期させる同期装置に関する。
従来、変速機の同期装置において、シンクロスリーブが軸方向移動可能に係合されるハブと、ハブと同軸に配置されシンクロスリーブを噛合させ得るドグキアとの間に、同期リングが配置されるものがある。ハブと同期リングとは周方向に互いに相対移動するように構成されるが、その相対移動が一定範囲になるように規制されている。具体的には、例えば、ハブに形成された規制用切欠に対して、同期リングに形成された係合突部が係止されることで、上記相対移動が一定範囲になるように規制される。ここで、上記相対移動の規制がされる際に、同期リングの係合突部とハブの規制用切欠が衝突すると、衝突音が発生していた。
この衝突音を軽減するため、特許文献1では、ハブの内周および同期リングの外周との間に、ハブおよび同期リングにその周方向相対移動に伴って摩擦力を与える摩擦部材が介設される。ハブと同期リングとの間に摩擦部材が介設されることによって、ハブと同期リングとが相対的に周方向に回動移動をする際、ハブと同期リングとの間に摩擦抵抗が生じ、ハブの規制用切欠と同期リングの係合突部との衝突を緩和するので、衝突音を軽減する。
特許第3138780号公報
特許文献1では、摩擦部材をハブ及び同期リングに取り付けるため、ハブの内周に接触する摩擦力作用爪と同期リングに係止される係止爪とを、いずれも摩擦部材の外周に設けている。しかしながら、摩擦力作用爪と係止爪とをいずれも摩擦部材の外周に設けた場合、軸方向への移動が規制されないため、繰り返し作動させると摩擦部材が自然と軸方向へ移動してしまい、摩擦部材の位置ずれが生じるおそれがある。また、摩擦部材を組み付ける際、摩擦部材をハブと同期リングとの間に組み付けた状態では、摩擦部材がハブの死角に入ってしまう。この場合、摩擦部材が確実に組みつけられたか否かの確認ができず、組み付け不全が発生するおそれもあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、摩擦部材の位置ずれ防止及び組付け性向上を図った変速機の同期装置を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明にかかる変速機の同期装置(53)は、回転軸(10)に結合された第一回転体(70)と、回転軸(10)の軸方向へ移動可能となるように第一回転体(70)の外周に結合され且つ内周にスプライン歯(31)が形成される同期用スリーブ(30)と、同期用スリーブ(30)のスプライン歯(31)と噛合することで回転軸(10)からのトルクの伝達が可能な伝達用ドグ歯(42a)を一体的に配設した第二回転体(42)と、第一回転体(70)と第二回転体(42)との間に配置されスプライン歯(31)と噛み合うことで第一回転体(70)との同期回転を行うための同期用ドグ歯(80a)と第二回転体(42)側との摩擦係合が可能な摩擦係合面(80c)とを有する同期リング(80)と、リング状に形成される連結板部(91)が第一回転体(70)と同期リング(80)との間に介挿され第一回転体(70)と同期リング(80)との相対回転に対して摩擦力を付与する摩擦部材(90)と、を有し、摩擦部材(90)には、同期リング(80)の外周に形成される係合突部(81)の両側面に当接可能な複数の係止爪(92)が連結板部(91)の外周に形成され、第一回転体(70)に対して常時接触して摩擦力を付与する摩擦力作用爪(93)が連結板部(91)の内周に形成される。より具体的には、第一回転体(70)の軸方向側面には、同期リング(80)の同期用ドグ歯(80a)を保持する同期リング本体(82)が入り込む環状溝(74)が形成され、摩擦部材(90)の摩擦力作用爪(93)は、係止爪(92)と同方向に突出し且つ第一回転体(70)の環状溝(74)の内径部(74c)に対して接触する構成となっている。
本発明の同期装置(53)では、第一回転体(70)と同期リング(80)との間に介挿される摩擦部材(90)において、係止爪(92)を摩擦部材(90)の連結板部(91)の外周に形成する一方、摩擦力作用爪(93)を摩擦部材(90)の連結板部(91)の内周に形成する。すると、摩擦部材(90)の係止爪(92)、連結板部(91)、摩擦力作用爪(93)が、同期リング本体(82)を覆うように配置され、同期リング(80)に対して摩擦部材(90)の移動が規制される。これにより、摩擦部材(90)が同期リング(80)に対して位置ずれすることを防ぐことができる。また、摩擦力作用爪(93)を連結板部(91)の内周に設けたことで、摩擦部材(90)を第一回転体(70)と同期リング(80)との間に組み付けた状態であっても、第一回転体(70)の内径部(74c)に当接する摩擦部材(90)の摩擦力作用爪(93)を視認することができる。このため、摩擦部材(90)が確実に組みつけられたか否かを確認することができ、組み付け不全を防止することができる。よって、摩擦部材(90)の組付け性を向上させることができる。
また、上記構成の変速機の同期装置(53)において、摩擦部材(90)は、係止爪(92)の内径が同期リング本体(82)の外径よりも小さく形成される。ここで、変速機の同期装置(53)を組み立てる際には、まず、摩擦部材(90)を同期リング(80)に組み付けるが、この場合、摩擦部材(90)の係止爪(92)の内径側が同期リング本体(82)の外径に確実に組み付くこととなり、摩擦部材(90)が同期リング(80)から落下しない。すると、摩擦部材(90)及び同期リング(80)が一体的となった状態で第一回転体(70)に組み付けることができるため、摩擦部材(90)及び同期リング(80)の第一回転体(70)に対する組み付け性が向上する。その後、摩擦部材(90)を第一回転体(70)に対して押圧すると、摩擦力作用爪(93)を起点として係止爪(92)が外周方向へ開くことで、摩擦部材(90)の同期リング(80)に対する組み付きが解除される。これにより、摩擦部材(90)が同期リング(80)の軸方向への動きを阻害しない状態に、容易に移行させることができる。また、同期装置(53)は、摩擦力作用爪(93)の内径が第一回転体(70)の環状溝(74)の内径部(74c)の外周よりも小さく形成される。これにより、摩擦力作用爪(93)が環状溝(74)の内径部(74c)に押圧されることで、摩擦力作用爪(93)を第一回転体(70)に対して確実に接触させ、効果的に摩擦力を付与することができる。
また、上記構成の変速機の同期装置(53)では、摩擦力作用爪(93)は、摩擦部材(90)の周方向において、前記係合突部(81)を挟むために隣接する前記複数の係止爪(92)の間の領域(92A)を除く領域に形成される。このように構成すると、組み付けの際に、連結板部(91)の内周に形成される摩擦力作用爪(93)を変形させたとしても、摩擦力作用爪(93)の変形とともに連結板部(91)の外周に形成される係止爪(92)が同時に変形することを防止する。これにより、組み付けの際に、摩擦力作用爪(93)を変形させたとしても、摩擦部材(90)が同期リング(80)から脱落することを防止する。
また、上記構成の変速機の同期装置(53)において、係止爪(92)が同期リング(80)の係合突部(81)と当接する部分に、テーパ(92T)を形成してもよい。この構成によれば、装置の駆動時に第一回転体(70)と同期リング(80)との間で摩擦部材(90)が動くと、同期リング(80)の係合突部(81)が摩擦部材(90)の係止爪(92)に形成されたテーパ(92T)を第一回転体(70)側に押圧する。このように、係合突部(81)がテーパ(92T)を押圧するたびに、摩擦部材(90)の位置を自動的に初期位置に戻すこととなるため、摩擦部材(90)の脱落を効果的に防止することができる。
また、上記構成の変速機の同期装置(53)において、摩擦力作用爪(93)の先端部(93a)に、曲げ形状を形成してもよい。このように、摩擦力を付与する先端部(93a)を曲げ形状とすることで、先端の一点のみで接触する場合と比較して接触面積を増やすことができるため、接触時の当接圧を軽減して、磨耗に対する耐久性を向上させることができる。また、曲げ形状近傍に潤滑油が流れる場合、曲げ形状の曲げ方向を適切な方向にすれば、潤滑油を適切な方向に導くことができる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態の対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明の変速機の同期装置によれば、摩擦部材の位置ずれ防止及び組付け性向上を達成することができる。
本発明にかかる変速機の同期装置を適用可能な変速機の一実施形態であるマニュアルトランスミッションの縦断面図である。 本発明の一実施形態にかかる変速機の同期装置を示す側断面図である。 同期装置の一部の部品の構成を説明するための斜視図である。 同期装置の一部の部品の組み付け構成の説明図で、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A部分の断面斜視図、(c)は(a)のB−B部分の断面斜視図である。 同期リングの係合突部と摩擦部材の係止爪との関係を説明する部分拡大図である。 同期装置内における潤滑油の流れる方向を説明するための部分拡大図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明にかかる変速機の同期装置を適用可能な変速機の一実施形態であるマニュアルトランスミッション(以下、「変速機」と記す。)1の縦断面図である。同図に示す変速機1は、車両に搭載される変速機であって、エンジン(図示せず)からの駆動力を変速して駆動輪(図示せず)に伝達するように構成されている。この変速機1は、トランスミッションケース(以下、単に「ケース」と記す。)5内で回転自在に支持されたメインシャフトである入力軸10(回転軸)及びカウンターシャフトである出力軸12と、ケース5に固定されたアイドル軸とも呼ばれるリバース軸14とを備えている。入力軸10と出力軸12及びリバース軸14は、所定間隔で互いに平行に配置されている。また、入力軸10とクランクシャフト11との間には、クラッチケース7に収容されたクラッチ機構8が設けられている。クラッチ機構8は、公知の機構であるため、ここではその詳細な説明は割愛する。なお、以下の説明で軸方向というときは入力軸10及び出力軸12の軸方向を示すものとし、横方向というときは、当該軸方向に対する左右方向(幅方向)を示すものとする。また、上又は下というときは、変速機1を車両に搭載した状態での上又は下を指すものとする。
入力軸10には、1速ドライブギヤ40及び2速ドライブギヤ41が固設されていると共に、3速ドライブギヤ42、4速ドライブギヤ43、5速ドライブギヤ44及び6速ドライブギヤ45が相対回転自在に支持されている。一方、出力軸12には、1速ドライブギヤ40及び2速ドライブギヤ41にそれぞれ噛合する1速ドリブンギヤ46及び2速ドリブンギヤ47が相対回転自在に支持されていると共に、3速ドライブギヤ42、4速ドライブギヤ43、5速ドライブギヤ44及び6速ドライブギヤ45にそれぞれ噛合する3速ドリブンギヤ48、4速ドリブンギヤ49、5速ドリブンギヤ50及び6速ドリブンギヤ51が固設されている。上記の1〜6速ドライブギヤ40〜45及び1〜6速ドリブンギヤ46〜51で、入力軸10と出力軸12との間に設けた歯車列55が構成されている。
また、各変速ギヤ段の切り替えを行うための1−2速同期装置52、3−4速同期装置53、5−6速同期装置54が設けられている。1−2速同期装置52は、出力軸12上の1速ドリブンギヤ46と2速ドリブンギヤ47との間に設けられている。3−4速同期装置53は、入力軸10上の3速ドライブギヤ42と4速ドライブギヤ43との間に設けられている。5−6速同期装置54は、入力軸10上の5速ドライブギヤ44と6速ドライブギヤ45との間に設けられている。
後進段設定機構20は、出力軸12上に固設された後進用出力歯車17と、リバース軸14上に設置されて1速ドライブギヤ40に常時噛合する第一アイドル歯車18と、リバース軸14上に設置されて後進用出力歯車17に常時噛合する第二アイドル歯車19とを備えている。また、後進段設定機構20は、リバース軸14上の第一アイドル歯車18と第二アイドル歯車19との間に配設された後進段確立用同期装置25を備えている。
入力軸10の動力は、各同期装置(シンクロメッシュ機構)52,53,54の操作によって、選択された変速ギヤ段を介して出力軸12に伝達される。そして、ファイナルドライブギヤ60及びファイナルドリブンギヤ61で構成される終減速機構で減速された後、デファレンシャル装置62に伝達される。これにより、左右の車軸に繋がるドライブシャフト63,64が前進方向に回転する。
また、後進段の設定時には、後進段確立用同期装置25でリバース軸14上の第一アイドル歯車18と第二アイドル歯車19とが同期結合される。これにより、リバース軸14上の第一アイドル歯車18及び第二アイドル歯車19が一体的に回転し、後進用出力歯車17を介して出力軸12に伝達される。これにより、出力軸12が前進段の設定時とは逆向きに回転する。したがって、出力軸12からデファレンシャル装置62に伝達された駆動力によって、ドライブシャフト63,64が後進方向に回転する。
図2を用いて変速機の同期装置の全体構成を説明する。図2は、本発明の一実施形態にかかる変速機1の同期装置53を示す側断面図である。3−4速同期装置53は、3速段と4速段の変速段を設定可能である。なお、本発明の同期装置の構造の一例として3−4速同期装置53を例示して説明するが、これに限るものではなく、他の同期装置(後進段確立用同期装置25、1−2速同期装置52、5−6速同期装置54)のいずれにも適用することができる。なお、図2に示す3−4速同期装置53は、実質的に同一の構成である3速用の同期機構と4速用の同期機構を左右対称に備えているが、ここでは、右側の同期機構(3速用の同期機構)のみを図示している。図3は、同期装置53の一部の部品(シンクロハブ70、ブロッキングリング80、フリクションワッシャー90)の構成を説明するための斜視図である。
本実施形態の同期装置53は、入力軸10にスプライン嵌合されることで入力軸10に結合されるシンクロハブ70(第一回転体)と、シンクロハブ70に対して軸方向に相対移動可能なシンクロスリーブ30(同期用スリーブ)と、シンクロスリーブ30に係合しうるブロッキングリング80(同期リング)及びドライブギヤ42(第二回転体)と、シンクロハブ70とブロッキングリング80との間に介挿されるフリクションワッシャー90(摩擦部材)とを有する。以下、各部をそれぞれ具体的に説明する。
図2に示すように、シンクロスリーブ30の内周面には、スプライン歯31が形成され、シンクロハブ70の外周面に形成されるスプライン歯71と互いに噛み合う。また、シンクロスリーブ30は、シフトフォーク溝32に嵌合するシフトフォーク(不図示)の摺動により、図2に示すニュートラル位置から軸方向に沿って左右に移動する。そして、シンクロスリーブ30が右側の3速位置へ移動すると、3速変速段が確立される。
図2及び図3に示すように、リング状のシンクロハブ70の外周面には、上述のように、シンクロスリーブ30のスプライン歯31と噛み合うスプライン歯71が形成され、シンクロハブ70の内周面には、入力軸10にスプライン結合されるスプライン歯72が形成される。また、シンクロハブ70の外周には、図3に示すように、凹部からなる受入溝73が形成される。シンクロハブ70の軸方向の両側面には、後述のブロッキングリング80のリング本体82が入り込む環状溝74が形成される。
ドライブギヤ42は、シンクロスリーブ30及びシンクロハブ70に対する軸方向の側部に設置される。ドライブギヤ42は、ニードルベアリング9を介して入力軸10上に回転自在に支持される。ドライブギヤ42のシンクロハブ70側には、外周にドグスプライン42a(伝達用ドグ歯)が形成されたドグギア42Aが、ドライブギヤ42に対して一体的に嵌合している。このように、ドグスプライン42aがドライブギヤ42に対して一体的に配設されることにより、入力軸10から第二回転体側となるドグギア42A及びドライブギヤ42へのトルクの伝達が可能となる。図2に示すように、ドグギア42Aのシンクロハブ70側に延びたボス部42bの外周には、軸方向に対して円錐状に傾斜する傾斜面からなるテーパコーン面42cが形成される。
ブロッキングリング80は、図3に示すように、所定幅を有する円形環状の部材である。ブロッキングリング80の外周面には、径方向の外側に突出する複数のドグ歯80a(同期用ドグ歯)が形成され、リング本体82に保持される。ドグ歯80aは、ブロッキングリング80の外周面における軸方向の一方(ドライブギヤ42側)の端部において周方向に沿って等間隔に複数個配列される。また、その内周面には、ボス部42bのテーパコーン面42cに摺接する円錐状の傾斜面からなるテーパコーン面80c(摩擦係合面)が形成される。
ブロッキングリング80は、図2に示すように、ブロッキングリング80のドグ歯80aを除いた部分であるリング本体82(同期リング本体)が、シンクロハブ70の環状溝74内に入り込むようにして配置される。また、ブロッキングリング80は、図3に示すように、その外周面における等間隔の複数箇所(本実施形態では3箇所)に形成した小突起からなる係合突部81を備える。係合突部81は、シンクロハブ70に設けた凹部からなる受入溝73に対して、周方向に僅かな隙間を有した状態で係合する。これにより、ブロッキングリング80は、シンクロハブ70及びシンクロスリーブ30に対して、後述するドグ歯80aの半ピッチ分だけ相対回転するようになっている。
ブロッキングリング80の外周には、環状のシンクロスプリング89が設置される。シンクロスプリング89は、弾性金属製の線材を円形環状に形成した部品であって、ブロッキングリング80の外周において、ドグ歯80aに対して軸方向でシンクロハブ70及びシンクロスリーブ30側に隣接して設置される。このシンクロスプリング89は、シンクロスリーブ30がニュートラル位置にあるとき、ブロッキングリング80のドグ歯80aと、シンクロハブ70の軸方向の端面と、シンクロスリーブ30のスプライン歯31の先端部(ドライブギヤ42側の端部)とに囲まれた位置にある。そして、シンクロスリーブ30がドライブギヤ42側に摺動すると、スプライン歯31の先端部の下端に設けた突出部で押圧されることで、ドグ歯80a側に向かって軸心側(図の右斜め下側)へ押し出される。
上述の同期装置53の構成によって、入力軸10に駆動されるシンクロハブ70の回転と被駆動側である3速ドライブギヤ42との回転とを同期させる際には、次のように各部が動作する。まず、シフトレバー(図示せず)のシフト操作によって、シンクロスリーブ30をドライブギヤ42側に移動(摺動)させると、シンクロスリーブ30のスプライン歯31の突出部がシンクロスプリング89を径方向の内側及び軸方向のドライブギヤ42側へ押圧する。これにより、シンクロスプリング89を介してブロッキングリング80がドグギア42A側に押圧される。
シンクロスリーブ30がドライブギヤ42側へさらに移動すると、図2に示すブロッキングリング80のテーパコーン面80cとドグギア42Aのテーパコーン面42cとが当接し、それらの間に摩擦トルクが発生してドグギア42Aが同期回転を始める。シンクロスリーブ30がさらに移動すると、ブロッキングリング80のテーパコーン面80cとドグギア42Aのテーパコーン面42cとの間の摩擦トルクがなくなり、ブロッキングリング80とドグギア42Aの同期動作が終了する。
上記のようにしてシンクロスリーブ30とドグギア42Aを同期させた後にシンクロスリーブ30を更に移動させると、シンクロスリーブ30のスプライン歯31が、ドグギア42Aのドグスプライン42aに接触し、最終的に噛み込み係合する。これにより、シンクロスリーブ30とドライブギヤ42との結合が完了する。
次に、本願発明の特徴部分であるフリクションワッシャー90の構成について、より詳細に説明する。フリクションワッシャー90は、シンクロハブ70とブロッキングリング80との相対回転に対して摩擦力を付与する部材である。フリクションワッシャー90は、図2に示すように、リング状に形成される連結板部91がシンクロハブ70とブロッキングリング80との間に介挿されるように配置される。なお、フリクションワッシャー90は弾性を有する金属板材により構成され、フリクションワッシャー90をシンクロハブ70とブロッキングリング80との間に組み付ける際には、フリクションワッシャー90の弾性を利用して、一部を変形させつつ組み付ける。
フリクションワッシャー90は、図3に示すように、リング状に形成される連結板部91と、連結板部91の外周から軸方向に突出しブロッキングリング80のリング本体82の外周に係止する係止爪92と、連結板部91の内周から軸方向に傾斜しつつ係止爪92と同方向に突出する摩擦力作用爪93と、を有する。フリクションワッシャー90をブロッキングリング80に組み付ける際には、まず、フリクションワッシャー90をブロッキングリング80に組み付ける。その後、ブロッキングリング80と一体となったフリクションワッシャー90をシンクロハブ70に対して押圧すると、摩擦力作用爪93を起点として係止爪92が外周方向へ開く。これにより、フリクションワッシャー90のブロッキングリング80に対する組み付きが解除される。すると、ブロッキングリング80の軸方向への動きをフリクションワッシャー90が阻害しない状態となる(図6参照)。
フリクションワッシャー90とシンクロハブ70及びブロッキングリング80との係合について、図4を用いてより具体的に説明する。図4は、同期装置の一部の部品(シンクロハブ70、ブロッキングリング80、フリクションワッシャー90)の組み付け構成の説明図で、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A部分の断面斜視図、(c)は(a)のB−B部分の断面斜視図である。なお、(a)においては、説明のために、ブロッキングリング80のドグ歯80aを除いたリング本体82を断面として示している。また、(b)及び(c)においては、3速用の同期機構と同様であるため、シンクロハブ70を挟んで3速用の同期機構と対称に環状溝74内に構成される4速用の同期機構を省略している。
図3、図4(b)及び(c)に示すように、シンクロハブ70の軸方向側面には、環状溝74が形成される。環状溝74は、外径部74a、側部74b、内径部74cを有する。そして、ブロッキングリング80のうちドグ歯80aを除いた部分であるリング本体82が環状溝74内に入り込む。これにより、フリクションワッシャー90の連結板部91が、環状溝74の側部74bとリング本体82との間に挟持される。
フリクションワッシャー90の係止爪92は、図4(b)に示すように、リング本体82の外周に係止され、環状溝74の外径部74a側とリング本体82の上端との間で挟持される。ここで、後述のように、係止爪92の内径をリング本体82の外径よりも小さく形成すると好ましい。また、係止爪92がブロッキングリング80の係合突部81と当接する部分には、テーパ92Tが形成される(図3又は図5参照)。テーパ92Tは、係止爪92がその根元側から先端側に向かって次第に細くなるように傾斜している。
フリクションワッシャー90の摩擦力作用爪93は、図4(c)に示すように、環状溝74の内径部74cに常時接触することで、シンクロハブ70に対して摩擦力を付与する。ここで、後述のように、摩擦力作用爪93の内径をシンクロハブ70の環状溝74の内径部74cの外周の径よりも小さくなるように形成すると好ましい。また、摩擦力作用爪93の先端部93aには曲げ形状が形成される。
係止爪92と摩擦力作用爪93の連結板部91を挟んだ相対位置関係について説明する。図3及び図4(a)に示すように、摩擦力作用爪93は、フリクションワッシャー90の周方向において、前記係合突部81を挟むために隣接する2つの係止爪92の間の領域92Aを除く領域に配置される。
以上説明したように、本実施形態の変速機の同期装置53では、フリクションワッシャー90の構成において、係止爪92を連結板部91の外周に形成する一方、摩擦力作用爪93を連結板部91の内周に形成する。すると、フリクションワッシャー90の係止爪92、連結板部91、摩擦力作用爪93が、図2に示すように、リング本体82を覆うように配置され、ブロッキングリング80に対してフリクションワッシャー90の移動が規制される。これにより、フリクションワッシャー90がブロッキングリング80に対して位置ずれを生じることを防ぐことができる。
また、摩擦力作用爪93を連結板部91の内周に設けたことで、図4(a)に示すように、フリクションワッシャー90をシンクロハブ70とブロッキングリング80との間に組み付けた状態であっても、ブロッキングリング80の内周側において摩擦力作用爪93が現れるため、摩擦力作用爪93を視認することができる。このため、フリクションワッシャー90が確実に組みつけられたか否かを確認することができ、組み付け不全を防止することができる。よって、フリクションワッシャー90の組付け性を向上させることができる。
また、係止爪92の内径をリング本体82の外径より小さく構成すると、同期装置53を組み立てる際に、まず、フリクションワッシャー90をブロッキングリング80に組み付ける際、係止爪92がリング本体82に確実に取り付き、フリクションワッシャー90のブロッキングリング80からの落下を防止する。すると、フリクションワッシャー90及びブロッキングリング80が一体的となった状態で、フリクションワッシャー90をシンクロハブ70に組み付けることができるため、フリクションワッシャー90及びブロッキングリング80のシンクロハブ70に対する組み付け性が向上する。
また、組み立ての際、次に、フリクションワッシャー90及びブロッキングリング80をシンクロハブ70に対して押圧すると、フリクションワッシャー90では、摩擦力作用爪93を起点として係止爪92が外周方向へ開く。すると、フリクションワッシャー90のブロッキングリング80に対する組み付きが解除され、フリクションワッシャー90がブロッキングリング80の軸方向への動きを阻害しない状態に移行する。このように、フリクションワッシャー90が組み付いたブロッキングリング80を、シンクロハブ70へ押圧するのみの動作で、フリクションワッシャー90のリング本体82に対する係合を解除することができる。この後、リング本体82からフリクションワッシャー90が所定距離離間し、シンクロハブ70と常時接触することとなる。このように、本実施形態によれば、フリクションワッシャー90を、ブロッキングリング80の軸方向の動きを阻害しない状態に、容易に移行させることができる。
上記手順を経てフリクションワッシャー90をシンクロハブ70とブロッキングリング80との間に介挿した状態において、摩擦力作用爪93の内径がシンクロハブ70の環状溝74の内径部の外周よりも小さく構成されている。このため、摩擦力作用爪93が環状溝74の内径部に押圧されることで、摩擦力作用爪93をシンクロハブ70に対して確実に接触させ、効果的に摩擦力を付与することができる。
また、本実施形態では、摩擦力作用爪93を、図4(a)に示すように、フリクションワッシャー90の周方向において、係合突部81を挟むために隣接する2つの係止爪92の間の領域92Aを除く領域に形成される。このように構成すると、組み付けの際に、連結板部91の内周に形成される摩擦力作用爪93を変形させたとしても、摩擦力作用爪93の変形とともに連結板部91の外周に形成される係止爪92が同時に変形することを防止する。これにより、組み付けの際に、摩擦力作用爪93を変形させたとしても、フリクションワッシャー90がブロッキングリング80に対して位置ずれすることを防止する。
また、係止爪92がブロッキングリング80の係合突部81の両側面と当接可能な部分は、テーパ92Tが形成される。この構成による作用について図5を用いて説明する。図5は、ブロッキングリング80の係合突部81とフリクションワッシャー90の係止爪92との関係を説明する部分拡大図であり、図4(a)のC方向から見た図である。なお、図5においては、シンクロハブ70の位置を破線で示しつつシンクロハブ70を透過させて、ブロッキングリング80とフリクションワッシャー90の位置関係を示している。図5に示すように、テーパ92Tを有する構成によれば、装置の駆動時にシンクロハブ70とブロッキングリング80との間でフリクションワッシャー90が動くと、ブロッキングリング80の係合突部81が係止爪92に形成されたテーパ92Tをシンクロハブ70側に押圧する。このように、係合突部81がテーパ92Tを押圧するたびに、フリクションワッシャー90の位置を自動的に初期位置に戻すこととなるため、フリクションワッシャー90の位置ずれを効果的に防止することができる。
また、摩擦力作用爪93の先端部93aには、曲げ形状が形成される。摩擦力作用爪93の先端部93aを曲げ形状とすると、先端の一点のみで接触する場合と比較して接触面積を増やすことができる。このため、接触時の当接圧を軽減して、磨耗に対する耐久性を向上させることができる。
また、摩擦力作用爪93の先端部93aを曲げ形状にした構成による潤滑油への作用について図6を用いて説明する。図6は、同期装置内における潤滑油の流れる方向を説明するための部分拡大図である。曲げ形状近傍に潤滑油が流れる場合、曲げ形状の曲げ方向を適切な方向にすれば、潤滑油を適切な方向に導くことができる。例えば、図6に示すように、ブロッキングリング80のテーパコーン面80cとドライブギヤ42側のドグギア42Aとの間に向かって摩擦力作用爪93の先端部93aを曲げることで、潤滑油をテーパコーン面42cとテーパコーン面80cとの間に導くことができ、磨耗を軽減することで、同期装置53全体の寿命を向上させることができる。
1 変速機
5 ケース
10 入力軸
11 クランクシャフト
12 出力軸
30 シンクロスリーブ
31 スプライン歯
32 シフトフォーク溝
42 (3速)ドライブギヤ
42A ドグギア
42a ドグスプライン
42b ボス部
42c テーパコーン面
53 (3−4速)同期装置
70 シンクロハブ
71 スプライン歯
72 スプライン歯
73 受入溝
74 環状溝
74a 側部
74b 外径部
74c 内径部
80 ブロッキングリング
80a ドグ歯
80c テーパコーン面
81 係合突部
82 リング本体
89 シンクロスプリング
90 フリクションワッシャー
91 連結板部
92 係止爪
92A 領域
92T テーパ
93 摩擦力作用爪
93a 先端部

Claims (6)

  1. 回転軸に結合された第一回転体と、
    前記回転軸の軸方向へ移動可能となるように前記第一回転体の外周に結合され且つ内周にスプライン歯が形成される同期用スリーブと、
    前記同期用スリーブの前記スプライン歯と噛合することで前記回転軸からのトルクの伝達が可能な伝達用ドグ歯を一体的に配設した第二回転体と、
    前記第一回転体と前記第二回転体との間に配置され前記スプライン歯と噛み合うことで前記第一回転体との同期回転を行うための同期用ドグ歯と前記第二回転体側との摩擦係合が可能な摩擦係合面とを有する同期リングと、
    リング状に形成される連結板部が前記第一回転体と前記同期リングとの間に介挿され前記第一回転体と前記同期リングとの相対回転に対して摩擦力を付与する摩擦部材と、を有し、
    前記摩擦部材には、前記同期リングの外周に形成される係合突部の両側面に当接可能な複数の係止爪が前記連結板部の外周に形成され、前記第一回転体に対して常時接触して摩擦力を付与する摩擦力作用爪が前記連結板部の内周に形成される
    ことを特徴とする変速機の同期装置。
  2. 前記第一回転体の軸方向側面には、前記同期リングの前記同期用ドグ歯を保持する同期リング本体が入り込む環状溝が形成され、
    前記摩擦部材の前記摩擦力作用爪は、前記係止爪と同方向に突出し且つ前記第一回転体の前記環状溝の内径部に対して接触する
    ことを特徴とする請求項1に記載の変速機の同期装置。
  3. 前記摩擦部材は、前記係止爪の内径が前記同期リング本体の外径よりも小さく形成され、前記摩擦力作用爪の内径が前記第一回転体の前記環状溝の内径部の外周よりも小さく形成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の変速機の同期装置。
  4. 前記摩擦力作用爪は、摩擦部材の周方向において、前記係合突部を挟むために隣接する前記複数の係止爪の間の領域を除く領域に形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の変速機の同期装置。
  5. 前記係止爪が前記同期リングの前記係合突部と当接する部分は、テーパが形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の変速機の同期装置。
  6. 前記摩擦力作用爪の先端部には、曲げ形状が形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の変速機の同期装置。
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