JP6050472B2 - 携帯端末および携帯端末制御方法 - Google Patents
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Description
本発明は、GPS(Global Positioning System)機能や電子メール機能などを備えた携帯電話装置に関する。
近年では、幼い子供の誘拐事件といった凶悪犯罪が増加しており、このような凶悪犯罪を防ぐ為に、催涙スプレーや防犯ブザーといったものが市販化されている。又、緊急事態が生じた際に特定の相手先に緊急事態が生じた位置の情報を送信する技術が下記特許文献1に開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、ただ単に位置情報を送信するだけのものである為、防犯の観点から見れば効果的であるとは言い難い。
本発明はこのような課題を解決するものであり、ユーザがある特定の操作を行うと防犯ブザーが鳴動すると共に現在の位置情報を所定の宛先に自動的に送信することにより、より防犯効果のある携帯電話装置を提供するものである。又、防犯ブザーが鳴動している際には、所定の宛先からの着信のみ優先的に受け付けるようにしている。この為、防犯ブザーが鳴動している緊急時には、ユーザの両親や警察、警備会社等と連絡ができることを最優先にし、防犯或いは犯人逮捕をより促進させるものである。
本発明の第1の局面の携帯電話装置は、現在位置を算出する現在位置算出手段と、操作手段と、該操作手段からの操作に基づいて警告音を出力するブザーと、送受信手段と、所定のメール送信先と所定の通話相手先を記憶する記憶手段と、前記操作手段の操作があると前記ブザーから警告音を出力させると共に、前記現在位置算出手段に現在位置を算出させ、算出された現在位置を前記送受信手段により前記所定のメール送信先に送信させ、前記警告音の出力中に、前記所定の通話相手先と異なる相手先からの着信があっても、着信報知しないように制御することを特徴とする。
本発明の第2の局面の携帯電話装置は、現在位置を算出する現在位置算出手段と、操作手段と、該操作手段からの操作に基づいて警告音を出力するブザーと、送受信手段と、所定のメール送信先と所定の通話相手先を記憶する記憶手段と、前記操作手段の操作があると前記ブザーから警告音を出力させると共に、前記現在位置算出手段に現在位置を算出させ、算出された現在位置を前記送受信手段により前記所定のメール送信先に送信させ、前記警告音の出力中に、前記所定の通話相手先と異なる相手先からの着信があっても、着信拒否するように制御することを特徴とする。
本発明の第3の局面の携帯電話装置は、本発明の第1の局面又は第2の局面に記載の携帯電話装置であり、前記制御手段は、前記警告音出力中に、前記所定の通話相手先からの着信があると、前記ブザーからの警告音の出力を停止させると共に通話着信を報知する為の着信音を出力するように制御することを特徴とする。
本発明の第4の局面の携帯電話装置は、操作手段と、該操作手段からの操作に基づいて警告音を出力するブザーと、所定の相手先を記憶する記憶手段と、前記制御手段は、前記ブザーからの前記警告音出力中に、前記所定の相手先と異なる相手先からの着信があっても、着信音を出力しないように制御することを特徴とする。
本発明の第5の局面の携帯電話装置は、操作手段と、該操作手段からの操作に基づいて警告音を出力するブザーと、所定の相手先を記憶する記憶手段と、前記制御手段は、前記ブザーからの前記警告音出力中に、前記所定の相手先と異なる相手先からの着信があっても、着信音を拒否するように制御することを特徴とする。
本発明の第6の局面の携帯電話装置は、本発明の第4の局面又は第5の局面の携帯電話装置であり、前記制御手段は、前記警告音出力中に、前記所定の相手先からの着信があると、前記ブザーからの警告音の出力を停止させると共に着信報知を行うように制御することを特徴とする。
本発明の第7の局面の携帯電話装置は、現在位置を算出する現在位置算出手段と、操作手段と、該操作手段からの操作に基づいて警告音を出力するブザーと、送受信手段と、所定の相手先と所定の通話相手先を記憶する記憶手段と、前記操作手段の操作があると前記ブザーから警告音を出力させると共に、前記現在位置算出手段に現在位置を算出させ、算出された現在位置を前記送受信手段により前記所定の相手先に送信させる制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザがある特定の操作を行うと防犯ブザーが鳴動すると共に現在の位置情報を所定の宛先に自動的に送信することにより、より防犯効果のある携帯電話装置を提供することができる。又、防犯ブザーが鳴動している際には、所定の宛先からの着信のみ優先的に受け付けるようにしている。この為、防犯ブザーが鳴動している緊急時には、ユーザの両親や警察、警備会社等と連絡ができることを最優先にし、防犯或いは犯人逮捕をより促進させることができる。
本発明の第1の局面によれば、警告音を鳴動させている際に特定の相手先と異なる相手先からの着信があると着信報知しないようにしているので、携帯電話のユーザが、緊急事態の際に間違い電話や必要でない相手先(例えば全く面識のない相手先や余り交流のない相手先)からの着信に応答するといったことを回避することが可能である。又、必要でない相手先からの着信のために警告音の鳴動を妨げられるといったことを回避することが可能である。
本発明の第2の局面によれば、警告音を鳴動させている際に特定の相手先と異なる相手先からの着信があると着信拒否しているので、携帯電話のユーザが、緊急事態の際に間違い電話や必要でない相手先(例えば全く面識のない相手先や余り交流のない相手先)からの着信に応答したり、このような相手先からの報知が行われている為に本当に着信の必要な相手先(例えば両親や警察等)からの着信が妨害されるといったことを回避することが可能である。
本発明の第3の局面によれば、警告音を鳴動させている際に特定の相手先からの着信は応答できるようにしているので、発呼側は携帯電話ユーザがどのような状態であるかを直ちに確認できるだけでなく、携帯電話のユーザは、本当に連絡が必要な相手先からの着信に対しては直ちに応答することが可能である。
本発明の第4の局面によれば、警告音を鳴動させている際に特定の相手先と異なる相手先からの着信があると着信報知しないようにしているので、携帯電話のユーザが、緊急事態の際に間違い電話や必要でない相手先(例えば全く面識のない相手先や余り交流のない相手先)からの着信に応答するといったことを回避することが可能である。
本発明の第5の局面によれば、警告音を鳴動させている際に特定の相手先と異なる相手先からの着信があると着信拒否しているので、携帯電話のユーザが、緊急事態の際に間違い電話や必要でない相手先(例えば全く面識のない相手先や余り交流のない相手先)からの着信に応答したり、このような相手先からの報知が行われている為に本当に着信の必要な相手先(例えば両親や警察等)からの着信が妨害されるといったことを回避することが可能である。
本発明の第6の局面によれば、警告音を鳴動させている際に特定の相手先からの着信は応答できるようにしているので、発呼側は携帯電話ユーザがどのような状態であるかを直ちに確認できるだけでなく、携帯電話のユーザは、本当に連絡が必要な相手先からの着信に対しては直ちに応答することが可能である。
本発明の第7の局面によれば、ユーザが所定の操作を行うと自動的に警告音を出力すると共に現在位置情報を算出して、算出した現在位置情報を所定の相手先に送信する為、簡単な操作で防犯ブザーを鳴動させることにより犯人を威嚇させるという機能と現在位置を所定の相手先に通報するという機能を自動的に実行させることができ、犯罪回避や犯人逮捕をより確実にすることができる。
次に、本発明の一実施形態に係る携帯電話装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施例装置の斜視図である。図1において、携帯電話装置10は、ディスプレイ42を有する第1の筐体と、テンキー48を有する第2の筐体とがヒンジ部を介して開閉可能に接続されている。
図2は、本実施例装置のブロック図を示している。図2に示すように、携帯電話装置10は、アンテナ16と接続された通信部12を備えている。この通信部12は、後述のベースバンド部14からの信号をアンテナ16を介して基地局へ発信し、あるいはアンテナ16を介して基地局からの電波を受信する。
また、通信部12は、ベースバンド部14と接続されている。ベースバンド部14は、CDMA処理回路18と、音声コーデック20と、を有している。ここで、CDMA処理回路18は、符号分割多元接続、スクランブル、誤り制御、タイミング検出を行う。また、音声コーデック20は、音声を圧縮(符号化)、伸張(復号化)したり、アナログとデジタルの変換を行ったり、内部の増幅回路(図示省略)により受話音量やマイクロホンの感度を変更する。尚、この通信部12やCDMA処理回路18は電子メールの送受信機能も備えている。
また、ベースバンド部14には、切替回路22が接続されている。この切替回路22に
は、増幅回路24を介して第1スピーカ26が接続されている。この第1スピーカ26は、増幅回路24で増幅されたベースバンド部14の電気信号を音声に変換する。この第1スピーカ26は、ユーザの耳にあてて通話に使用される。
は、増幅回路24を介して第1スピーカ26が接続されている。この第1スピーカ26は、増幅回路24で増幅されたベースバンド部14の電気信号を音声に変換する。この第1スピーカ26は、ユーザの耳にあてて通話に使用される。
また、切替回路22には、増幅回路28を介してマイクロホン30が接続されている。このマイクロホン30は、通話に使用され、音声を電気信号に変換する。マイクロホン30により出力された電気信号は、増幅回路28で増幅されてベースバンド部14に出力される。
また、切替回路22には、増幅回路32を介して第2スピーカ34が接続されている。この第2スピーカ34は、増幅回路32で増幅されたベースバンド部14の電気信号を音声に変換する。この第2スピーカ34は、受話音を周囲の人にも聞かせるための拡声用のスピーカである。また、第2スピーカ34は、着信報知の鳴動や警告音の鳴動も行う。切替回路22は、ベースバンド部14との接続を、第1スピーカ26用の増幅回路24とマイクロホン30用の増幅回路28側にするか、あるいは第2スピーカ34用の増幅回路32とマイクロホン30用の増幅回路28側にするかを切り替える。
また、携帯電話装置10は、GPSアンテナ56と接続されたGPS通信部58を備えている。GPS通信部58では、GPSアンテナ56がとらえた現在位置情報に関する電波(GPSデータ)を電気信号に変換処理して制御回路36に出力する。この制御回路36では、GPSデータに基づいて携帯電話装置10の現在位置情報が算出される。なお、制御回路36に出力された携帯電話装置10の現在位置情報は、RAM40に記憶される。
また、通信部12、ベースバンド部14、切替回路22及びGPS通信部58には、制御回路(制御部)36がそれぞれ接続されている。この制御回路36の制御により上述した切替回路22による切り替えが行われる。また、制御回路36によりベースバンド部14の音声コーデック20が制御され、音声コーデック20により第1スピーカ26及び第2スピーカ34の音量やマイクロホン30の感度が変更される。制御回路36は、ROM38と接続されており、ROM38に格納されているシステムプログラムに基づき各部を制御する。また、制御回路36は、制御回路36の動作に必要な所定の情報が記憶されているRAM40と接続されている。
このRAM40には、GPS通信部58により受信した位置情報や、特定の宛先(例えば、ユーザの両親や警察、警備会社等)のメールアドレスと電話番号とが格納されている。又、この特定の宛先の情報はユーザのキー操作によって登録可能であり、複数件格納可能である。
制御回路36には、入力部44が接続されている。この入力部44は、電話番号等の入力を行うテンキー48と、通話の開始を操作する通話キー50と、通話の終了を操作する切キー52と、各種機能の設定を行う機能キー54と、電源キー64と、を有している。また、制御回路36には、ディスプレイ42のバックライトである照明部46が接続されている。
次に本実施形態に係る携帯電話装置10の動作について説明する。
図3は本実施例装置の動作を示すフロー図である。
図3を用いて以下に本実施例装置の動作を説明する。先ずS1ステップでは、制御回路36は、テンキー48の*キー49が押下されたと判定すると、S2ステップへ処理を進
める。
める。
S2ステップでは、制御回路36は、第2スピーカ(以下ブザーと称す)34から所定の警告音(例えば、「ブー」という音や、「誰か助けて」という音声等)を鳴動させる。尚、この警告音は例えば80デシベル〜100デシベルといった大音量で鳴動される。
続くS3ステップでは、制御回路36は、GPS通信部58を制御することにより、GPS情報を受信し現在位置を算出し、算出した現在位置をRAM40に記憶させ、S4ステップへ処理を進める。
S4ステップでは、制御回路36は、通信部12を制御することにより、RAM40に格納された位置情報を電子メールに添付しRAM40に格納されている所定の宛先(例えば、両親や警察等)へ送信させる。尚、この時、警察や両親といった複数の相手先に同時に電子メールを送信しても良いし、1件の相手先に送信しても良い。
このように、S1〜S4ステップでは、ユーザが*キー49を押下すると、携帯電話装置が自動的に位置情報を算出し、算出した位置情報は、RAM40に予め格納された所定の宛先へ自動的に送信される。この為、ユーザが*キー49を押下するという簡単な操作を行うだけで、自動的に警告音がブザー34から鳴動されるだけでなく、現在の位置情報を所定の宛先へ報知することが可能である。尚、本実施例では、*キー49の押下でブザー34が鳴動する構成としたが、通話キー50や電源キー64を押下するとブザー34が鳴動するというふうに、他のキー操作に応じてブザー34が鳴動する構成としても良い。或いは、携帯電話のストラップを引っ張った際や、筐体を開閉した際にブザー34を鳴動する構成としても良い。
次に、S5ステップでは、制御回路36は、着信があると判定すると、S8ステップへ処理を進め、そうでなければ、S6ステップへ処理を進める。尚、このS5ステップにおいて、制御回路36は、通信部12を介して発呼側の電話番号データを受信し、制御回路36内部に搭載されたバッファメモリ(図示せず)に一時的に格納する。
S6ステップでは、制御回路36は、入力部44から鳴動停止操作があると判定すると、S7ステップへ処理を進め、そうでなければ、S5ステップへ処理を戻す。
S7ステップでは、制御回路36は、ブザー34からの警告音の鳴動を停止させ、S1ステップへ処理を戻す。
尚、S6ステップにおける鳴動停止操作は、例えば電源キーの長押しや所定の手順のキー操作でも良いし、暗証番号の入力であっても良いし、携帯電話装置に搭載されている二次電池を取り外したタイミングであっても良い。
S8ステップでは、制御回路36は、S5ステップで着信のあった相手先の電話番号(より具体的には、前記S5ステップでバッファメモリ(図示せず)に格納された電話番号)と、RAM40に格納されている電話番号とを対比させ、一致すると判定するとS10ステップへ処理を進め、そうでなければ、S9ステップへ処理を進める。
S9ステップでは、制御回路36は、着信音の鳴動を禁止させると共にブザー34からの警告音の鳴動を維持させ、S5ステップへ処理を進める。尚、S9ステップにおいて、通信部12は着信信号を受信しているが、ディスプレイ42には着信であることが表示されず、又、通話キー50が押下されてもこの着信には応答できない構成となっている。これは、ブザー34が鳴動しているといった緊急事態の際に、両親や警察といった重要な相
手先からの着信を最優先させる為である。
手先からの着信を最優先させる為である。
又、S9ステップにおいて、発呼してきた相手先に対して、着信があるとただちに所定のメッセージ(例えば、「緊急事態が発生しております。電話に出られません」や、「現在通話ができません」)を送信させる構成としたり、着信があると直ちに回線を切断する構成にし、着信拒否する構成としても良い。更に、この所定のメッセージを通信事業者のサーバから発呼側に自動的に送る構成としても良いし、所定の相手先以外の着呼に関しては、基地局から携帯電話装置に着信信号を送信させないよう、通信事業者側で制御する構成としても良い。この場合、RAM40に格納されている所定の相手先のデータは、通信事業者のサーバに格納される。
S10ステップでは、制御回路36は、ブザー34からの警告音の鳴動を停止させ、その代わりに着信音を鳴動させる。尚、この時ブザー34から鳴動される着信音は最大音量で送出される。
続くS11ステップでは、制御回路36は、オフフック操作があったと判定すると、S13ステップへ処理を進め、そうでなければ、S12ステップへ処理を進める。
尚、このオフフック操作(回線を接続する操作)は、所定のキー操作であっても良いし、筐体を開閉するとオフフックになる構成でも良い。
S12ステップでは、制御回路36は、通信部12から着信信号の到来が途絶えたことを示す信号を検出すると、着信が終了したと判定してS15ステップへ処理を進め、そうでなければ、S10ステップへ処理を戻す。
S13ステップでは、制御回路36は、通信部12とベースバンド部14を制御することにより、通話を開始させ、S14ステップへ処理を進める。
S14ステップでは、制御回路36は、通信部12から着信信号の到来が途絶えたことを示す信号を検出するか、通話終了の操作があると判定すると、S15ステップへ処理を進め、そうでなければ、S13ステップへ処理を戻す。尚、通話終了の操作は、所定のキー操作であっても良いし、筐体の開閉であっても良い。
S15ステップでは、制御回路36は、ブザー34を制御することにより、警告音の鳴動を再開させ、S5ステップへ処理を戻す。
尚、S11ステップでオフフック操作があると、S13ステップで通話が開始される構成としているが、オフフック操作があると自動的に拡声受話状態になり、ユーザが携帯電話装置を顔に近づけなくとも会話ができるようにする構成としても良い。この場合、発呼側からの音声はブザー34から出力され、携帯電話装置のユーザが発する音声はマイク30から入力される。このような構成とすることにより、ユーザが例えば犯人ともみあっており携帯電話装置を持ちながら通話ができない状況でも、発呼側と容易に通話ができるだけでなく、拡声受話状態であるので、発呼側からの音声(例えば、現在警察が犯行現場に向かっていること等)を犯人に聞かせ、犯罪実行をあきらめさせることが可能である。
又、着信音の鳴動回数が所定回数になったら或いは着信後所定時間が経過すると自動的に拡声受話状態になる構成としても良い。このような構成とするのは、ユーザが例えば犯人ともみあっており携帯電話装置を操作できない状況である時に、自動的に拡声受話状態にさせ、発呼側に現在の状況を連絡したり、「助けて」といったことを聞かせる為であり、こうすることにより、発呼側が携帯電話のユーザが危機的な状況にあることや、現在の
状態を確認できる。尚、この時の会話を自動的に録音する、即ち、オフフック後に自動的に会話を録音する構成としても良い。このような構成とすることにより、犯行後どういった状況であったかを警察が捜索する際の資料として使うことが可能である。
状態を確認できる。尚、この時の会話を自動的に録音する、即ち、オフフック後に自動的に会話を録音する構成としても良い。このような構成とすることにより、犯行後どういった状況であったかを警察が捜索する際の資料として使うことが可能である。
本実施例装置では、ユーザが所定の操作を行うと自動的に警告音をブザー34から出力すると共に現在位置情報を算出して、算出した現在位置情報を自動的に電子メールに添付し予め登録された相手先に送信する為、1つのキー操作で防犯ブザーを鳴動させることにより犯人を威嚇させるという機能と現在位置を所定の相手先に通報するという機能を自動的に実行させることができ、犯罪回避や犯人逮捕をより確実にすることができる。
又、警告音を出力させている際に、所定の相手先以外の着信は受け付けないようにしている為、緊急事態の際には本当に必要な相手先からの着信のみを最優先に着信することが可能である。
10 携帯電話装置
12 通信部
34 第2スピーカ(ブザー)
36 制御回路
40 RAM
44 入力部
58 GPS通信部
12 通信部
34 第2スピーカ(ブザー)
36 制御回路
40 RAM
44 入力部
58 GPS通信部
Claims (2)
- 操作手段と、該操作手段からの操作に基づいて警告音を出力するブザーと、送信手段と、前記操作手段の操作があると前記ブザーから警告音を出力させると共に、前記送信手段により、現在位置を所定のメール送信先に送信させる制御手段とを備え、前記警告音出力中に、ユーザによって設定された所定の通信相手先から着信を受ける一方、当該所定の通話相手先と異なる相手先からは着信を受けない携帯電話装置であって、
前記所定の通信相手先のデータは、通信事業者のサーバに格納されており、前記所定の通信相手先以外の着呼に関しては、基地局から前記携帯電話装置に着信信号を送信させないよう、通信事業者側で制御され、
前記制御手段は、前記警告音出力中に、前記所定の通話相手先からの着信があると、前記ブザーからの警告音の出力を停止させると共に着信報知するように制御し、前記所定の通話相手先からの着信に対して、着信音の鳴動回数が所定回数になった後に拡声受話状態とし、前記所定の通話相手先との通話が終了した場合は、前記ブザーからの警告音の出力を再開させる、携帯電話装置。 - 操作手段と、該操作手段からの操作に基づいて警告音を出力するブザーとを備え、前記警告音出力中に、ユーザによって設定された所定の通信相手先から着信を受ける一方、当該所定の通話相手先と異なる相手先からは着信を受けない携帯電話装置を用いた警告方法であって、
前記所定の通信相手先のデータは、通信事業者のサーバに格納されており、前記所定の通信相手先以外の着呼に関しては、基地局から前記携帯電話装置に着信信号を送信させないよう、通信事業者側で制御され、
前記操作手段の操作があると前記ブザーから警告音を出力する工程と、
現在位置を所定のメール送信先にメールにより送信する工程と、
前記警告音の出力中に、前記所定の通話相手先からの着信があると、前記ブザーからの警告音の出力を停止すると共に着信報知する工程と、
前記所定の通話相手先からの着信に対して、着信音の鳴動回数が所定回数になった後に拡声受話状態にする工程と、
前記所定の通話相手先との通話が終了した場合は、前記ブザーからの警告音の出力を再開する工程と、を備える警告方法。
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