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JP2006054623A - 防犯機能付き携帯電話機 - Google Patents

防犯機能付き携帯電話機 Download PDF

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JP2006054623A
JP2006054623A JP2004233949A JP2004233949A JP2006054623A JP 2006054623 A JP2006054623 A JP 2006054623A JP 2004233949 A JP2004233949 A JP 2004233949A JP 2004233949 A JP2004233949 A JP 2004233949A JP 2006054623 A JP2006054623 A JP 2006054623A
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Shinji Sakuma
信二 佐久間
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Abstract

【課題】 非常時に警報音を出力するとともに、所定の緊急連絡先に救助連絡を発信する機能を備えた防犯機能付き携帯電話機を提供する。
【解決手段】 複数の電話番号および該電話番号にそれぞれ対応付けられた所定の優先度を保持する記憶部9と、筐体1の所定位置に挿入されるトリガ7の装着状態を検出する検出部5と、この検出部5が筐体1の所定位置からトリガ7が取り外されたことを検出したとき警報音を発する警報出力部11と、検出部5が所定時間を超えてトリガ7が外されていることを検出したとき、記憶部9に予め保持された優先度の高い順に記憶部9が保持する電話番号に発信して緊急告知情報を送出する緊急告知部とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯電話機に係り、特に防犯機能を備えた携帯電話機に関する。
一般に携帯電話機は、年齢や性別等にとらわれることなく幅広く用いられている。この種の携帯電話機は、その機能および目的により利用者が携行していることが多い。
また防犯を目的とした防犯ブザーは、利用者が携行して使用し、非常時に防犯ブザーに設けられた携行紐を引き抜くことで防犯ブザーを鳴動させるよう構成されている。
このような携帯電話機や防犯ブザーは、どちらも利用者によって携行されるという点に着目してなされた防犯ブザー機能付き携帯電話機が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この防犯ブザー機能付き携帯電話機は、携帯電話機に防犯ブザーの機能を持たせることによって防犯ブザー単体よりも普及率、信頼性、携行率等を向上させ、それ故、防犯上有益となるように構成したものである。具体的にこの防犯ブザー機能付き携帯電話機は、携帯電話機に取り付けられている携行紐を引き抜くことで警報音を携帯電話機から出力して防犯ブザーの機能を持たせたものである。
特開2000−184021号公報
上述した防犯ブザー機能付き携帯電話機にあっては、非常時に防犯ブザーの鳴動はするものの、警察や家族等への連絡ができないという問題があった。特に最近は、防犯ブザーが鳴動しているにもかかわらず、被害を受ける事例が散見されるようになってきている。そこで発明者は、携帯電話機が備える無線通信機能を利用して、非常時に所定の緊急連絡先に自動的に発信する機能を付加することが望ましいと考えるに至った。
本発明は上述した従来の事情に対処してなされたものであり、その目的は、非常時に警報音を出力するとともに、所定の緊急連絡先に救助連絡を発信する機能を備えた防犯機能付き携帯電話機を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明に係る防犯機能付き携帯電話機にあっては、複数の電話番号および該電話番号にそれぞれ対応付けられた所定の優先度を保持する記憶部と、筐体の所定位置に挿入されるトリガの装着状態を検出する検出部と、この検出部が筐体の所定位置に挿入された前記トリガが取り外されたことを検出したとき警報音を発する警報出力部と、前記検出部が所定時間を超えて前記トリガが外されていることを検出したとき、前記記憶部に予め保持された優先度の高い順に該記憶部が保持する電話番号に発信して緊急告知情報を送出する緊急告知部とを備えることを特徴としている。
上述の防犯機能付き携帯電話機によれば、トリガが携帯電話機から取り外されたことを検出して警報音を出力する。そして、所定時間以上トリガが外されているとき、記憶部に保持された優先度に従って発信して緊急告知情報を送出する。
また前記緊急告知部は、前記記憶部に保持された電話番号に発信して通話ができなかったとき、該記憶部に保持された次の優先度に対応付けられた電話番号に発信するものとして構成される。
上述の防犯機能付き携帯電話機によれば、記憶部に保持された電話番号に発信して通話ができなかったとき、具体的には通話対象となる相手先が話し中などで通話できなかったとき、記憶部に保持された優先度の順番に従って発信する。
なお、優先度の順番に従って発信することに替えて、予め登録した連絡先に同報発信(一斉発信)するようにしてもよい。このようにすれば、連絡先の話中等による連絡遅れを防止することができる。
本発明は、さらに緊急告知情報は、所定の緊急メッセージからなるものとしている。したがって通話不能な状態であったとしても非常時である旨を通話相手先に通告することができる。
前記警報出力部は、所定の警報メッセージを出力するものとしている。
上述の防犯機能付き携帯電話機によれば、ブザーやサイレン等の緊急告知音以外にも、非常時であることを音声による警報メッセージとして近隣者に対して通告することができる。
好ましくは前記トリガは、前記携帯電話機の携行紐に取り付けて構成することが望ましい。
上述の防犯機能付き携帯電話機によれば、携帯電話機の筐体に取り付けられている携行紐を引き抜くことにより警報音を発すると共に、記憶部が保持する所定の電話番号に発信して緊急告知情報を送出する。
また前記検出部は、前記トリガが前記携帯電話機に装着されているときは断、前記トリガが前記携帯電話機から外されたときは接となるトリガ検出スイッチを備えるものとして構成される。
なお、トリガを携帯紐と連動させることに替えて、アンテナ部を強く押すことによってトリガ検出するようにしてもよい。本体より突出しているアンテナ部分を本体内部に向けて強く押し込むことによって動作させ、押し込まれたアンテナを引くことによってリセットさせる。このようにすれば、携帯電話の通常使用時に携帯ストラップを間違って引っ張って誤警報を発信することを防止し、また、アンテナを相手に押し当てることによってトリガを動作させることができるので実効性が向上する。
好ましくは前記携帯電話機は、更にGPS(Global Positioning System)衛星が送出する位置情報を受信すると共に、この受信した位置情報から該携帯電話機の所在場所情報を求める位置検出機能を備え、
前記緊急告知部が通知する緊急告知情報に加えて前記位置検出機能が求めた所在場所情報を送出するものとして構成することが望ましい。
上述の防犯機能付き携帯電話機によれば、非常時にトリガを取り外すだけで、携帯電話機が受信したGPS衛星の位置情報から得た所在場所情報を緊急告知先に通知する。特に緊急告知先に警備会社を含めることによって、迅速な救助が可能となる。
或いは前記携帯電話機は、該携帯電話機と通信する無線基地局が送出する位置情報を得て、この受信した位置情報から該携帯電話機の所在場所情報を求める基地局位置検出機能を備え、
前記緊急告知部が通知する緊急告知情報に加えて前記基地局位置検出機能が求めた所在場所情報を送出するものとして構成される。
上述の防犯機能付き携帯電話機によれば、非常時にトリガを取り外すだけで、携帯電話機と無線送受する基地局との間でやりとりされる位置情報から得た所在場所情報を緊急告知先に通知することができる。このとき、緊急告知先にタクシー会社を含めて、GPS衛星による発信者の位置情報から最も近い場所を走行しているタクシーに自動通知して、救助に向かわせるようにすれば、迅速な救助が可能となる。
以上説明したように、本発明の防犯機能付き携帯電話機においては、筐体の所定位置に挿入されるトリガの装着状態を検出する検出部と、この検出部が筐体の所定位置から前記トリガが取り外されたことを検出したとき警報音を発する警報出力部を備えているので、非常時に携行紐に取り付けられたトリガを携行紐と共に引く抜くことで、警報音を出力することができる。
また、複数の電話番号および該電話番号にそれぞれ対応付けられた所定の優先度を保持する記憶部と、検出部が所定時間を超えてトリガが外されていることを検出したとき、前記記憶部に予め保持された優先度の高い順に若しくは同報通信として該記憶部が保持する電話番号に発信して緊急告知情報を送出する緊急告知部とを備えているので、非常時に携行紐に取り付けられたトリガを携行紐と共に引き抜くことで、緊急告知情報を所定の連絡先に発信することが可能となる。
さらに、GPS位置情報の緊急告知を行うことによって、交通事故に遭遇した場合の救急や警察への連絡、並びに、地震災害、山での遭難等により救助を求める場合に発信者の位置を明確に伝えることができるので円滑かつ迅速な救助が可能となる。
以下、本発明の一実施形態に係る防犯機能付き携帯電話機(以下、単に携帯電話機という)に関し、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る携帯電話機の外観を示す概略図である。この図において1は、携帯電話機を構成する各部を収容する筐体である。この筐体1の表面部には、利用者の操作を入力する入力部2が設けられている。この入力部は、数字や文字を入力する数字キー2a、携帯電話機本体の動作を制御する電源を入り切りする電源投入キー2b、通話を開始するオンフックキー2cおよび通話を終了するオフフックキー2dからなっている。
筐体1の表面部には、利用者が入力した電話番号等の数値や文字情報等の表示や着信等の表示を行う表示部3が取り付けられている。この表示部3は、具体的には液晶板(LCD)などが用いられる。また筐体1の頂部には、図示しない無線基地局と無線送受を行うアンテナ4が設けられている。
筐体1の一側面部には、後述するトリガをその内部に収納して該トリガの着脱を検出するスイッチの役割を担う検出部5が設けられている。この検出部5には、携帯電話機を携行する携行紐6に取り付けられて検出部5に装着されるトリガ7が設けられている。このトリガ7は、詳細は後述するが非常時に携行紐6を引くことによって検出部5から取り外されて非常時であることを携帯電話機に認識させるものとなっている。
このような外観構成をとる本発明の一実施形態に係る携帯電話機の構成について図2に示すブロック図を用いて更に説明する。なお、この図において上述した外観図と同じ機能を有する部位には同符号を付し、その説明を省略する。
筐体1内には、前述した入力部2、表示部3、アンテナ4および検出部5のほか、アンテナ4と共に基地局と電波の送受信を行う無線部8、複数の電話番号を保持する記憶部9、利用者が通話する音声および音響情報等を処理する通話処理部10、詳細は後述するが非常時であることを、音を出力することによって通告する警報出力部11およびこれらの各部の制御を行う制御部12を備える。
これらの各部は、制御部12による制御指令や各部との間での行われる情報の授受を行う共通バス13に接続されるとともに、例えば二次電池からなる電源部14により駆動される。
概略的には上述したように構成された本発明に係る携帯電話機が特徴とするところは、記憶部9に複数の電話番号および該電話番号にそれぞれ対応付けられた所定の優先度を保持する点、および検出部5が所定時間を超えてトリガ7が外されていることを検出したとき、記憶部9に予め保持された優先度の高い順に記憶部9が保持する電話番号に発信して緊急告知情報を通告する点にある。
このような特徴ある本発明に係る携帯電話機の記憶部9のデータ構成に関し、図3を用いて説明する。この記憶部9は、例えば複数の連絡先を氏名、電話番号の情報と共に、それぞれの連絡先に対応づけて利用者が予め設定可能な緊急告知優先順序を備えて構成されている。この緊急告知優先順序は、詳細は後述するが、非常時に携帯電話機が発信する緊急告知先の優先度を定義するもので、利用者の利用状況、必要度に応じて適宜利用者が予め設定しておくものである。
次に上述したように構成された本発明に係る携帯電話機の動作について図4に示すフローチャートを用いてより詳細に説明する。
先ず制御部12は、トリガ7が引き抜かれていないかどうかを検出部5の検出情報から確認する(ステップS1)。制御部12は、ステップS1で検出部5がトリガ7の引き抜きを検出していないとき、再びステップS1に戻ってトリガ7が引き抜かれるまで待機する。
ステップS1で制御部12は、検出部5がトリガ7の引き抜きを検出したとき、警報出力部11に対して警報音の出力を指令する(ステップS2)。このステップS2で警報出力部11が出力する警報音は、例えばブザーのような単一警報音やサイレン音のほか、例えば「助けてください!」というような音声メッセージ等からなっている。ちなみに警報出力部11が出力する警報音は、ここに上げた例以外であってもかまわず、要は近隣者へ非常の事態が発生したことを通告するような警報音とすればよい。
次いで制御部12は、トリガ7が再び検出部5に装着されて戻されたかどうかを検出部5の検出情報から確認する(ステップS3)。制御部12は、ステップS3でトリガ7が装着されたことを検出部5が検出したとき、警報出力部11から出力中の警報音を停止させるべく、警報出力部11に警報停止の指令を出して(ステップS4)、再びステップS1に戻る。
一方、制御部12は、ステップS3でトリガ7が装着されたことを検出部5が検出できなかったとき、引き続きトリガ7が引き抜かれた状態が所定の時間以上経過していないかどうかを判定する(ステップS5)。そして制御部12は、ステップS3で実行するトリガ7の装着検出が、所定時間内に検出できなかったとき、記憶部9に保持された緊急告知優先順序のもっとも早い連絡先(優先度のもっとも高い連絡先)を検索する(ステップS6)。そして制御部12は、ステップS6で得た連絡先に対して発信処理を行う(ステップS7)。
次いで制御部12は、ステップS7で発信した連絡先に接続されたかどうかを判定する(ステップS8)。具体的にステップS8で制御部12がなす接続判定は、連絡先が話し中等で通話できなくなっていないかどうかを判定する。
制御部12は、ステップS8で連絡先に接続できたことが確認できると、警報出力部11から出力している警報音を停止させ(ステップS9)、利用者が接続された連絡先に非常時であることを通告できるようにする(ステップS10)。具体的にステップS10で制御部12(緊急告知部)がなす通告は、例えば利用者自身の通話によって非常時であることを通告するようにしてもよいし、或いは記憶部9に非常時であることを通告する予め用意した緊急告知メッセージ(例えば「助けてください!」)等を送出するようにしてもよい。そうして緊急告知が完了した制御部12は、再びステップS1に戻り上述した処理を繰り返す。なお、ステップS10で予め用意した緊急告知メッセージ(例えば「助けてください!」)等を送出するようにした場合、ステップS9で行う警報音の停止を行わなくてもよい。これは利用者が非常時の告知方法を携帯電話機に予め設定しておくことで実現する。
一方、制御部12は、ステップS8で連絡先に例えば話し中等で接続ができなかったとき、記憶部9に保持されている次の緊急告知優先順序に割り当てられた連絡先があるかどうかを判定する(ステップS11)。制御部12は、ステップS11で次の緊急告知優先順序に割り当てられた連絡先があると判定したとき、その連絡先を検出して(ステップS12)、ステップS7で検出した連絡先に対して発信処理を行い、上述したステップS8以降の処理を順次繰り返す。
なお、制御部12は、ステップS11で次の緊急告知優先順序に割り当てられた連絡先がないと判定したときは、再びステップS1に戻り上述した処理を繰り返す。
上記は、緊急連絡先に優先順位を付けて順に発信処理を行うという方法であるが、ステップS7において、予め登録した連絡先に同報発信(一斉発信)するようにし、以降のステップを省略してもよい。
かくして上述した本発明の一実施形態に係る携帯電話機にあっては、複数の電話番号および該電話番号にそれぞれ対応付けられた所定の優先度を保持する記憶部と、筐体の所定位置に挿入されるトリガの装着状態を検出する検出部と、この検出部が筐体の所定位置に挿入された前記トリガが取り外されたことを検出したとき警報音を発する警報出力部と、前記検出部が所定時間を超えて前記トリガが外されていることを検出したとき、前記記憶部に予め保持された優先度の高い順に該記憶部が保持する電話番号に発信して緊急告知情報を送出する緊急告知部とを備えているので、トリガが携帯電話機から取り外されたことを検出して携帯電話機から警報音を出力することができる。そして、所定時間以上トリガが外されているとき、記憶部に保持された優先度に従って発信して緊急告知情報を通話相手先に告知することができる。
また前記緊急告知部は、前記記憶部に保持された電話番号に発信して通話ができなかったとき、該記憶部に保持された次の優先度に対応付けられた電話番号に発信するものとして構成している。このため、記憶部に保持された電話番号に発信して通話ができなかったとき、具体的には通話対象となる相手先が話し中などで通話できなかったとき、記憶部に保持された優先度の順番に従って発信することが可能である。
また、緊急告知情報は、所定の緊急メッセージからなるものとしている。このため、例えば、利用者が何らかの理由によって通話不能な状態にあったとしても非常時である旨を通話相手先に通告することができる。
特に前記警報出力部は、所定の警報メッセージを出力するものとしている。このためブザーやサイレン等の緊急告知音以外にも、非常時であることを音声による警報メッセージとして近隣者に対して通告することが可能となり防犯対策上好ましい効果を得ることができる。
また、トリガは、前記携帯電話機の携行紐に取り付けられて構成しているので、携帯電話機の筐体に取り付けられている携行紐を引き抜くことにより警報音を発することできると共に、記憶部が保持する所定の電話番号に発信して緊急告知情報を送出することが可能である。
さらに、前記検出部は、前記トリガが前記携帯電話機に装着されているときは断、前記トリガが前記携帯電話機から外されたときは接となるトリガ検出スイッチを備えるものとして構成しているので、容易に実現でき、且つ確実にトリガの着脱を検出することができる。
なお、本発明に係る別の実施形態として、上述した携帯電話機に加えて、特に図示しないが更にGPS(Global Positioning System)衛星が送出する位置情報を受信すると共に、この受信した位置情報から該携帯電話機の所在場所情報を求める位置検出機能を備えて構成してもよい。この場合は、前述したステップS10で制御部12がなす緊急告知情報に位置検出機能によって求めた所在場所情報をあわせて告知することで、非常の通告に加えて、更に非常の事態が生じている場所も通話先に告知することができる。このため、利用者が何らかの理由によって通話できないときであっても、位置検出機能が求めた所在場所情報から利用者の場所を特定することが可能となる。
或いは、GPS衛星の受信に代えて該携帯電話機と通信する無線基地局が送出する位置情報を得て、この受信した位置情報から該携帯電話機の所在場所情報を求める基地局位置検出機能(図示せず)を備えてもよい。この場合は、より簡易な構成で位置情報を得ることが可能である。そして前述したステップS10で制御部12がなす緊急告知情報に位置検出機能によって求めた所在場所情報をあわせて通話先に告知することができる。このため、利用者が何らかの理由によって通話できないときであっても、位置検出機能により求められた所在場所情報から利用者の場所を特定することが可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態のほか、種々変形して実施することが可能である。例えば、特に図示しないが例えば携帯電話機の筐体の底面に一対の電極を設け、トリガ7を引き抜いたとき、即ち非常時に一対の電極間に高電圧を生じさせて、この電圧を暴漢に加えることによって身を守る護身手段を設けてもよい。この場合は、警報出力および緊急告知に加えて、更に暴漢の攻撃に対して積極的に身を守ることができ、防犯対策上多大なる効果を奏することが可能となる。
また、携帯ストラップを引っ張ることによってトリガ検出をするのではなく、アンテナを強く内部に押し込むことによってトリガ検出をするようにしてもよい。このときの構成を図5に示す。この図において、アンテナ4の装置内部側の一端に緩衝手段22を設ける。緩衝手段22は、ベース23a、23bとその間の弾性体24から構成されている。この弾性体24は、バネやゴムなどで構成される。また、ベース23a、23bには、接点25a、25bがそれぞれ取り付けられていて、それぞれの接点は、トリガ検出手段21と接続されている。
この構成において、アンテナ4が強く筐体1の内部へ押し込まれたときに、弾性体24が変形(収縮)し、接点25aと25bが接触する。これによりトリガ検出手段21がトリガを検出して、警報出力処理を実行する。アンテナ4に加える力を緩めることにより接点が離れ、再びトリガ待ち状態となる。なお、緩衝手段22にラッチ機構を設け、トリガ状態をラッチしておき、アンテナを引っ張ることにより復帰するようにしても良い。
これにより、携帯電話の通常使用時に携帯ストラップを間違って引っ張って誤警報を発信することを防止することができる。なお、弾性体に瞬間的な力に対して変形する材料を用いるようにすれば、さらに通常の取扱い時における誤動作を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る防犯機能付き携帯電話機の外観を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る防犯機能付き携帯電話機の構成を示すブロック図である。 図2に示す記憶部のデータ保持構造を示す図である。 本発明の一実施形態に係る防犯機能付き携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る防犯機能付き携帯電話機のトリガ検出機能の説明図である。
符号の説明
1 筐体
2 入力部
4 アンテナ
5 検出部
6 携行紐
7 トリガ
8 無線部
9 記憶部
11 警報出力部
21 トリガ検出手段
22 緩衝手段
23a、23b ベース
24 弾性体
25a、25b 接点

Claims (10)

  1. 複数の電話番号および該電話番号にそれぞれ対応付けられた所定の優先度を保持する記憶部と、
    筐体の所定位置に挿入されるトリガの装着状態を検出する検出部と、
    この検出部が筐体の所定位置に挿入された前記トリガが取り外されたことを検出したとき警報音を発する警報出力部と、
    前記検出部が所定時間を超えてトリガが外されていることを検出したとき、前記記憶部に予め保持された優先度に基づいて該記憶部が保持する電話番号に発信して緊急告知情報を送出する緊急告知部と
    を備えることを特徴とする防犯機能付き携帯電話機。
  2. 前記緊急告知部は、前記記憶部に保持された電話番号に発信して通話ができなかったとき、該記憶部に保持された次の優先度に対応付けられた電話番号に発信するものである請求項1に記載の防犯機能付き携帯電話機。
  3. 前記緊急告知部は、前記記憶部に保持された電話番号または電子メールアドレスに同報発信することを特徴とする請求項1に記載の防犯機能付き携帯電話機。
  4. 前記緊急告知情報は、所定の緊急メッセージからなるものである請求項1乃至3のいずれか一に記載の防犯機能付き携帯電話機。
  5. 前記警報出力部は、所定の警報メッセージを出力するものである請求項1に記載の防犯機能付き携帯電話機。
  6. 前記トリガは、前記携帯電話機の携行紐に取り付けられてなる請求項1に記載の防犯機能付き携帯電話機。
  7. 前記検出部は、前記トリガが前記携帯電話機に装着されているときは断、前記トリガが前記携帯電話機から外されたときは接となるトリガ検出スイッチを備えるものである請求項1に記載の防犯機能付き携帯電話機。
  8. 複数の電話番号および該電話番号にそれぞれ対応付けられた所定の優先度を保持する記憶部と、
    アンテナの筐体内部側一端に取り付けられ、アンテナが筐体内部側に押し込まれることによって変形する緩衝手段と、
    前記緩衝手段が所定の変形状態に達したときにトリガ出力を出す検出部と、
    前記検出部が所定時間を超えて前記変形状態を検出したとき、前記記憶部に予め保持された優先度に基づいて該記憶部が保持する電話番号に発信して緊急告知情報を送出する緊急告知部と
    を備えることを特徴とする防犯機能付き携帯電話機。
  9. 前記携帯電話機は、更にGPS(Global Positioning System)衛星が送出する位置情報を受信すると共に、この受信した位置情報から該携帯電話機の所在場所情報を求める位置検出機能を備え、
    前記緊急告知部が通知する前記緊急告知情報に加えて前記位置検出機能が求めた所在場所情報を送出するものである請求項1乃至8のいずれか一に記載の防犯機能付き携帯電話機。
  10. 前記携帯電話機は、該携帯電話機と通信する無線基地局が送出する位置情報を得て、この受信した位置情報から該携帯電話機の所在場所情報を求める基地局位置検出機能を備え、
    前記緊急告知部が通知する前記緊急告知情報に加えて前記基地局位置検出機能が求めた所在場所情報を送出するものである請求項1乃至8のいずれか一に記載の防犯機能付き携帯電話機。
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